JPH07334887A - 磁気ヘッドの位置決め方法 - Google Patents

磁気ヘッドの位置決め方法

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JPH07334887A
JPH07334887A JP15036394A JP15036394A JPH07334887A JP H07334887 A JPH07334887 A JP H07334887A JP 15036394 A JP15036394 A JP 15036394A JP 15036394 A JP15036394 A JP 15036394A JP H07334887 A JPH07334887 A JP H07334887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
magnetic head
optical
displayed
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP15036394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Takeshita
康之 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07334887A publication Critical patent/JPH07334887A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余分な光学部品を使用することなく、簡単で
かつ正確な磁気ヘッドの位置決め方法を提供すること。 【構成】 光源11より光磁気ディスクディスク16に
ビームを照射し、光磁気ディスクディスク16で反射し
た光磁気信号を受光手段20、21により検出し、この
受光手段により検出した信号を表示手段23に表示し、
この表示手段23に表示されるデータを観測しながら磁
気ヘッドを移動させて、上記表示手段に表示される検出
信号の振幅の変化に基づいて磁気ヘッドの最適位置を決
定する磁気ヘッドの位置決め方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク装置等
において信号の記録及び消去等に用いられる磁気ヘッド
を、光学ピックアップに対して最適な位置となるように
位置決めする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁界変調記録を行う光磁気ディスク装置
等に用いられる磁気ヘッドは、対向して配置される光学
ピックアップに対して、互いにずれの無いように正確に
位置決めされる必要がある。従来の磁気ヘッドの位置決
め方法は、以下の通りである。即ち、光学ピックアップ
の光学系中にビ−ムスプリッタを配置し、この光学ピッ
クアップに対して、透明なディスク基板を介して磁気ヘ
ッドを配置する。光学ピックアップを固定した状態で磁
気ヘッドを移動させ、磁気ヘッドの像を、対物レンズを
通してビ−ムスプリッタで反射させ、拡大鏡を通して観
察する。観察される磁気ヘッドのコアの像が対物レンズ
の中心位置に来るように磁気ヘッドの位置を調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
ヘッドの位置決め方法においては、以下のような問題が
ある。即ち、、磁気ヘッドの位置決めのために、ビ−ム
スプリッタや拡大鏡等の光学部品を必要とするので、こ
の光学部品の光軸調整をするために手間がかかる。ま
た、磁気ヘッドの像を透明なディスク基板を通し、光学
系を介して観察することにより、磁気ヘッドの位置の調
整を行っており、実際の光磁気ディスクに書き込み動作
を行わせながら磁気ヘッドの位置の調整を行うものでな
いため、最適位置が必ずしも特定できない。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、余分な光学部
品を使用することなく、簡単でかつ正確な磁気ヘッドの
位置決め方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光磁気記録媒体に信号を記録する際,光磁気記録
媒体を磁化するために設けられた磁気ヘッドの位置決め
方法において、光源より光磁気記録媒体に光ビームを照
射し、この光ビームを光磁気記録媒体で反射することに
より得られる光磁気信号を受光手段により検出し、この
受光手段により検出した信号を表示手段に表示し、この
表示手段に表示されるデータを観測しながら磁気ヘッド
を移動させて、表示手段に表示される検出信号の振幅の
変化に基づいて磁気ヘッドの最適位置を決定する磁気ヘ
ッドの位置決め方法により、達成される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、実際に磁気ヘッドに記録信
号電流を流して、光磁気ディスクに信号を記録し、この
記録信号を光学ピックアップで同時に読み取って、受光
器により得られる信号をモニタに表示する。この表示さ
れる信号の振幅値が最大となる位置に磁気ヘッドを移動
させることにより、磁気ヘッドの位置の調整が行われ
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1及び図
2を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0008】図1は,本発明の磁気ヘッドの位置決め方
法を実施するための調整装置を示す図である。図1にお
いて、光源としての半導体レーザ素子11から発散光と
なって出射された光ビームは、コリメータレンズ12に
より平行光にされて、第1の偏光ビームスプリッタ13
に入射する。
【0009】第1の偏光ビームスプリッタ13は、例え
ば半導体レーザ素子11からの光ビームがP偏光である
場合、P偏光成分の透過率、反射率が各々50%となる
とともに、S偏光成分の反射率が100%となるように
構成されている。
【0010】第1の偏光ビームスプリッタに入射した光
ビームのうち、一部は反射して光量制御のために用いら
れる受光器14に入射するとともに、他は透過して対物
レンズ15を通って光磁気ディスク16の記録面に収束
する。
【0011】光磁気ディスク16からの戻り光ビ−ム
は、再び対物レンズ15を通って第1の偏光ビ−ムスプ
リッタ13に入射する。この光ビ−ムは、磁気ヘッド1
7で磁化された光磁気ディスク16でのカ−効果によ
り、S偏光成分が僅かに生じている。このS偏光成分は
第1の偏光ビ−ムスプリッタ13で100%反射する。
【0012】第1の偏光ビ−ムスプリッタで反射した光
ビ−ムは、λ/2波長板18で偏光が45度回転され、
第2の偏光ビ−ムスプリッタ19に入射する。この第2
の偏光ビ−ムスプリッタ19により、光ビ−ムの互いに
直交する2成分のうち一方は透過し、他方は反射する。
【0013】第2の偏光ビ−ムスプリッタ19を通った
光ビ−ムは、それぞれ信号検出をするための受光器2
0、21に入射する。
【0014】図2は受光器20、21の具体的な構成の
一実施例を図である。受光器20は中央にA、B、C、
Dの4分割された受光部が配置され、両側にE、F及び
G、Hのようにそれぞれ2分割された受光部が配置され
ている。受光器21はa、b、c、dの受光部に4分割
されている。
【0015】この受光器20、21により、光磁気信号
(MO)、フォ−カスエラ−信号(FE)及びトラッキ
ングエラ−信号(TE)は以下の演算により求められ
る。
【0016】
【数1】
【0017】受光器20、21により求められた光磁気
信号は、光電変換手段22により電圧信号に変換され、
電圧モニタ23に表示されるようになっている。
【0018】ここで、磁気ヘッドの位置調整は以下の通
りである。光磁気ディスク16は、例えばTbFeCo
の記録層と、GdFeCoの再生層の二層膜で構成され
ている。この光磁気ディスク16の磁化の方向を、予め
消去動作等により予め一定の向きに揃えておく。この光
磁気ディスク16が回転され、磁気ヘッド17に記録信
号電流が流されると共に、半導体レ−ザ素子11から光
学系を介して光磁気ディスク16に光ビ−ムが照射され
る。
【0019】この光ビ−ムのパワ−が一定に制御される
と、光磁気ディスク16上のスポット部分のみが、Tb
FeCoのキュリ−温度付近である、約180度まで温
度上昇し、磁気ヘッド17の信号磁界に、TbFeCo
層の磁界が応答するようになる。GdFeCo層は保持
力が小さいため、TbFeCoの磁化の反転に応じて磁
化が反転する。GdFeCoはカ−回転角が大きいた
め、光磁気ディスク16で反射した光ビ−ムは、GdF
eCoの磁化の向き、即ち、変調磁界の向きに応じた偏
光方向を持つ。以上により、光磁気ディスク16に対し
て、記録と再生が同時に行われる。
【0020】記録、再生を行いながら、磁気ヘッド17
が図示しない移動手段により、光磁気ディスク16上で
ラディアル方向及びタンジェンシャル方向に動かされ
る。磁気ヘッド17の各移動位置での、光磁気信号が受
光器20、21により検出され、モニタ23に表示され
る。モニタ23に表示される変調信号が最大の振幅をと
るとき、光磁気ディスク16上のスポットに対する磁気
ヘッド17のコア24の相対位置が最適となる。このよ
うにして磁気ヘッド17が最適位置に調整される。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、光学系は光磁気信号を検出できる
ものであればよく、検光子として3ビ−ムウォラストン
プリズムを用いるとともに、4分割の受光部と、その受
光部の上下、左右にそれぞれ受光部を配置した受光器を
用いた光学系でもよい。また、光磁気ディスクは、レ−
ザスポットが当たっている部分、即ち高温部分で外部磁
界に対応して磁化の向きが変化し、かつ十分なカ−回転
角が得られるような材料等、種々のものが適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の磁気ヘッド
の位置決め方法によれば、光磁気ディスクに対して、磁
気ヘッドを移動させながら記録をし、同時に光学系によ
り再生して、得られる光磁気信号をモニタで観察し、磁
気ヘッドの最適位置を決定するので、光学系に新たな光
学部品を追加することなく、通常の光磁気ディスクシス
テムに備わっている光学系を使用できる。また、実際の
記録時と同じ状態で位置決めをするため、位置決め精度
が高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ヘッドの位置決め方法を実施
するための調整装置の一実施例を示す図である。
【図2】図1に示される受光器のパタ−ンの一実施例を
示す図である。
【符号の説明】
11 半導体レ−ザ素子 16 光磁気ディスク 17 磁気ヘッド 20、21 受光器 23 モニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に信号を記録する際,光
    磁気記録媒体を磁化するために設けられた磁気ヘッドの
    位置決め方法において、 光源より光磁気記録媒体に光ビームを照射し、 この光ビームを光磁気記録媒体で反射することにより得
    られる光磁気信号を受光手段により検出し、 この受光手段により検出した信号を表示手段に表示し、 この表示手段に表示されるデータを観測しながら磁気ヘ
    ッドを移動させて、上記表示手段に表示される検出信号
    の振幅の変化に基づいて磁気ヘッドの最適位置を決定す
    ることを特徴とする磁気ヘッドの位置決め方法。
JP15036394A 1994-06-08 1994-06-08 磁気ヘッドの位置決め方法 Pending JPH07334887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15036394A JPH07334887A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 磁気ヘッドの位置決め方法

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JP15036394A JPH07334887A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 磁気ヘッドの位置決め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07334887A true JPH07334887A (ja) 1995-12-22

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ID=15495362

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JP15036394A Pending JPH07334887A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 磁気ヘッドの位置決め方法

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JP (1) JPH07334887A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6795379B2 (en) 2001-01-09 2004-09-21 Canon Kabushiki Kaisha Magneto-optical medium utilizing domain wall displacement and process of reproduction

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