JPH07334805A - データ記録再生装置及びそのデータ記録方法 - Google Patents
データ記録再生装置及びそのデータ記録方法Info
- Publication number
- JPH07334805A JPH07334805A JP12872794A JP12872794A JPH07334805A JP H07334805 A JPH07334805 A JP H07334805A JP 12872794 A JP12872794 A JP 12872794A JP 12872794 A JP12872794 A JP 12872794A JP H07334805 A JPH07334805 A JP H07334805A
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複合型のヘッドを使用したデータ記録再生装置
において、再生用ヘッドと記録用ヘッドとの位置ずれで
あるオフセットが発生している場合でも、再生用ヘッド
によりデータを再生するときに、ユーザデータだけでな
くID情報等の制御情報を確実に再生することができる
データ記録再生装置を提供することにある。 【構成】CPU16はディスク4のフォーマッティング
時に、ID情報を記録したIDエリア4bをトラック中
心、即ちデータエリア4aに対してずれた位置になるよ
うに記録する。この位置ずれは、再生用ヘッド1と記録
用ヘッド2とのオフセットに基づいて設定される。記録
用ヘッド2がデータエリア4aにユーザデータを記録す
るときに、再生用ヘッド1はIDエリア4bの範囲内に
位置し、ID情報を確実に再生する。
において、再生用ヘッドと記録用ヘッドとの位置ずれで
あるオフセットが発生している場合でも、再生用ヘッド
によりデータを再生するときに、ユーザデータだけでな
くID情報等の制御情報を確実に再生することができる
データ記録再生装置を提供することにある。 【構成】CPU16はディスク4のフォーマッティング
時に、ID情報を記録したIDエリア4bをトラック中
心、即ちデータエリア4aに対してずれた位置になるよ
うに記録する。この位置ずれは、再生用ヘッド1と記録
用ヘッド2とのオフセットに基づいて設定される。記録
用ヘッド2がデータエリア4aにユーザデータを記録す
るときに、再生用ヘッド1はIDエリア4bの範囲内に
位置し、ID情報を確実に再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハードディスク
装置等のデータ記録再生装置において、再生用ヘッドと
記録用ヘッドとを一体化した複合構造のヘッドを有する
データ記録再生装置に関する。
装置等のデータ記録再生装置において、再生用ヘッドと
記録用ヘッドとを一体化した複合構造のヘッドを有する
データ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばハードディスク装置(HD
D)等のデータ記録再生装置では、記録媒体であるディ
スクにデータを記録再生するためのヘッドが設けられて
いる。ヘッドは、薄膜ヘッド等の誘導型ヘッドとMR
(magneto resistive)ヘッド等の磁
束応答型ヘッドに大別される。
D)等のデータ記録再生装置では、記録媒体であるディ
スクにデータを記録再生するためのヘッドが設けられて
いる。ヘッドは、薄膜ヘッド等の誘導型ヘッドとMR
(magneto resistive)ヘッド等の磁
束応答型ヘッドに大別される。
【0003】近年、特にHDDでは記録密度が飛躍的に
増大化し、1ビット当たりの再生信号が微弱となるた
め、高感度のヘッドが要求されている。MRヘッドは異
方性磁気抵抗効果を利用して、ディスクの表面に発生す
る磁界を抵抗値の変化として検出するヘッドである。M
Rヘッドは、誘導型の薄膜ヘッド等に対して、高感度で
あり、再生信号の大きさがディスクの走行速度に依存し
ない利点を有する。このため、MRヘッドをヘッドとし
て使用した高記録密度のHDDが開発されている。
増大化し、1ビット当たりの再生信号が微弱となるた
め、高感度のヘッドが要求されている。MRヘッドは異
方性磁気抵抗効果を利用して、ディスクの表面に発生す
る磁界を抵抗値の変化として検出するヘッドである。M
Rヘッドは、誘導型の薄膜ヘッド等に対して、高感度で
あり、再生信号の大きさがディスクの走行速度に依存し
ない利点を有する。このため、MRヘッドをヘッドとし
て使用した高記録密度のHDDが開発されている。
【0004】しかしながら、MRヘッドは読出し専用の
ヘッド(以下再生用ヘッドと称する)である。したがっ
て、HDDのようなデータ記録再生装置では、MRヘッ
ド以外に書込み用のヘッド(以下記録用ヘッドと称す
る)が必要となる。具体的には、記録用ヘッド誘導型の
薄膜ヘッドを使用し、この薄膜ヘッドとMRヘッドから
なる複合ヘッド構造の複合型ヘッドが使用されている。
ヘッド(以下再生用ヘッドと称する)である。したがっ
て、HDDのようなデータ記録再生装置では、MRヘッ
ド以外に書込み用のヘッド(以下記録用ヘッドと称す
る)が必要となる。具体的には、記録用ヘッド誘導型の
薄膜ヘッドを使用し、この薄膜ヘッドとMRヘッドから
なる複合ヘッド構造の複合型ヘッドが使用されている。
【0005】複合型ヘッド3は、図7に示すように、一
体化された再生用ヘッド1と記録用ヘッド2がディスク
の半径方向(矢印Xで示すトラック方向)に移動し、指
定のトラック上のデータエリア4aにユーザデータの記
録,再生を行なう。即ち、記録用ヘッド2がデータエリ
ア4aにユーザデータを記録し(書込み)、再生用ヘッ
ド1がデータエリア4aに記録されたユーザデータを読
出す。
体化された再生用ヘッド1と記録用ヘッド2がディスク
の半径方向(矢印Xで示すトラック方向)に移動し、指
定のトラック上のデータエリア4aにユーザデータの記
録,再生を行なう。即ち、記録用ヘッド2がデータエリ
ア4aにユーザデータを記録し(書込み)、再生用ヘッ
ド1がデータエリア4aに記録されたユーザデータを読
出す。
【0006】再生用ヘッド1は、データの記録再生時に
IDエリア4bからセクタアドレス等のID情報(識別
情報)を読出す。IDエリア4bは、ディスクのトラッ
クフォーマットを構成するためのフォーマッティングに
より記録される制御情報の一種である。さらに、再生用
ヘッド1は、ヘッド3の位置決め制御(サーボ処理)に
必要なサーボデータを読出す。セクタサーボ方式では、
サーボデータは、予め各セクタに設けられたサーボエリ
ア4cに記録されており、ヘッド3をトラック中心に位
置決めするためのバーストデータA,Bおよびトラック
アドレスコード(図示せず)を有する。
IDエリア4bからセクタアドレス等のID情報(識別
情報)を読出す。IDエリア4bは、ディスクのトラッ
クフォーマットを構成するためのフォーマッティングに
より記録される制御情報の一種である。さらに、再生用
ヘッド1は、ヘッド3の位置決め制御(サーボ処理)に
必要なサーボデータを読出す。セクタサーボ方式では、
サーボデータは、予め各セクタに設けられたサーボエリ
ア4cに記録されており、ヘッド3をトラック中心に位
置決めするためのバーストデータA,Bおよびトラック
アドレスコード(図示せず)を有する。
【0007】ここで、複合ヘッド3は通常では、再生用
ヘッド1のヘッド幅に対して記録用ヘッド2のヘッド幅
の方が広いワイドライト(wide write)/ナ
ローリード(narrow read)方式が採用され
ており、各ヘッド1,2の中心位置が一致するように構
成されている。しかしながら、製造上のばらつきによ
り、図7に示すように、再生用ヘッド1と記録用ヘッド
2の各中心位置がずれて、半径方向XにオフセットOF
が生ずる場合がある。特に、小型のHDDでは、ヘッド
3の移動機構としてロータリ型アクチュエータが使用さ
れているため、スキュ角が影響して、オフセットOFが
いっそう強調される傾向にある。
ヘッド1のヘッド幅に対して記録用ヘッド2のヘッド幅
の方が広いワイドライト(wide write)/ナ
ローリード(narrow read)方式が採用され
ており、各ヘッド1,2の中心位置が一致するように構
成されている。しかしながら、製造上のばらつきによ
り、図7に示すように、再生用ヘッド1と記録用ヘッド
2の各中心位置がずれて、半径方向XにオフセットOF
が生ずる場合がある。特に、小型のHDDでは、ヘッド
3の移動機構としてロータリ型アクチュエータが使用さ
れているため、スキュ角が影響して、オフセットOFが
いっそう強調される傾向にある。
【0008】このようなオフセットOFが発生すると、
再生用ヘッド1がデータエリア4aの範囲から外れて、
十分な品質のリード信号を出力できず、リード信号から
データを再生するときに再生エラーが発生する確率が高
くなる。このような問題点を解消するために、記録用ヘ
ッド2のヘッド幅を十分に広くする方式が考えられる。
しかしながら、記録用ヘッド2のヘッド幅を広くする
と、トラック幅(トラックピッチ)が増大化し、結果的
にディスクの記録密度の低下を招く要因となる。
再生用ヘッド1がデータエリア4aの範囲から外れて、
十分な品質のリード信号を出力できず、リード信号から
データを再生するときに再生エラーが発生する確率が高
くなる。このような問題点を解消するために、記録用ヘ
ッド2のヘッド幅を十分に広くする方式が考えられる。
しかしながら、記録用ヘッド2のヘッド幅を広くする
と、トラック幅(トラックピッチ)が増大化し、結果的
にディスクの記録密度の低下を招く要因となる。
【0009】また、図7に示すように、データエリア4
aの再生モード時に、再生用ヘッド1をデータエリア4
aの中心に位置決めするように、トラッキング処理(サ
ーボ処理での位置制御モード)にオフセットを与える方
式がある。
aの再生モード時に、再生用ヘッド1をデータエリア4
aの中心に位置決めするように、トラッキング処理(サ
ーボ処理での位置制御モード)にオフセットを与える方
式がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合ヘッド3を
使用した装置では、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2と
の位置ずれであるオフセットOFが発生し、再生用ヘッ
ド1による十分な品質のリード信号が得られない場合が
ある。この問題点を解消するためには、トラッキング処
理時にオフセットを与える方式が、ディスクの記録密度
に影響がないため望ましい。しかしながら、図7に示す
ように、データエリア4aの記録モード時には、記録用
ヘッド2をデータエリア4aの中心に位置決めするた
め、再生用ヘッド1がオフセット量分だけIDエリア4
bの範囲から外れることになる。再生用ヘッド1は、記
録モード時でもIDエリア4bからID情報を再生する
ことになる。このため、データエリア4aに対する再生
時と同様に、十分な品質のリード信号を出力できず、リ
ード信号からID情報を再生するときに再生エラーが発
生する確率が高くなる。
使用した装置では、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2と
の位置ずれであるオフセットOFが発生し、再生用ヘッ
ド1による十分な品質のリード信号が得られない場合が
ある。この問題点を解消するためには、トラッキング処
理時にオフセットを与える方式が、ディスクの記録密度
に影響がないため望ましい。しかしながら、図7に示す
ように、データエリア4aの記録モード時には、記録用
ヘッド2をデータエリア4aの中心に位置決めするた
め、再生用ヘッド1がオフセット量分だけIDエリア4
bの範囲から外れることになる。再生用ヘッド1は、記
録モード時でもIDエリア4bからID情報を再生する
ことになる。このため、データエリア4aに対する再生
時と同様に、十分な品質のリード信号を出力できず、リ
ード信号からID情報を再生するときに再生エラーが発
生する確率が高くなる。
【0011】本発明の目的は、複合型のヘッドを使用し
たデータ記録再生装置において、再生用ヘッドと記録用
ヘッドとの位置ずれであるオフセットが発生している場
合でも、再生用ヘッドによりデータを再生するときに、
ユーザデータだけでなくID情報等の制御情報を確実に
再生することができるデータ記録再生装置を提供するこ
とにある。
たデータ記録再生装置において、再生用ヘッドと記録用
ヘッドとの位置ずれであるオフセットが発生している場
合でも、再生用ヘッドによりデータを再生するときに、
ユーザデータだけでなくID情報等の制御情報を確実に
再生することができるデータ記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生用ヘッド
と記録用ヘッドを有する複合型のヘッドを使用するデー
タ記録再生装置において、再生用ヘッドと記録用ヘッド
とのオフセットに基づいて、ディスク上の制御エリアが
トラック中心に対して所定量だけオフセットを有するよ
うに制御情報を記録する記録制御手段を備えた装置であ
る。
と記録用ヘッドを有する複合型のヘッドを使用するデー
タ記録再生装置において、再生用ヘッドと記録用ヘッド
とのオフセットに基づいて、ディスク上の制御エリアが
トラック中心に対して所定量だけオフセットを有するよ
うに制御情報を記録する記録制御手段を備えた装置であ
る。
【0013】
【作用】本発明では、記録制御手段は制御情報をディス
クに記録するとき(フォーマッティング時)に、ユーザ
データを記録するためのトラック中心に対してその制御
情報を記録した制御エリアがずれた位置になるように記
録する。この位置ずれは、再生用ヘッドと記録用ヘッド
とのオフセットに基づいて設定される。記録用ヘッドが
データエリアにユーザデータを記録するときに、再生用
ヘッドは制御エリアからID情報等の制御情報を再生す
る。このとき、再生用ヘッドは、データエリアに対応し
て位置決めされた記録用ヘッドに対してオフセットを有
する。そこで、制御エリアがトラック中心、即ちデータ
エリアに対してオフセットを有するように構成されてい
るため、再生用ヘッドは制御エリアからID情報等の制
御情報を確実に再生することができる。
クに記録するとき(フォーマッティング時)に、ユーザ
データを記録するためのトラック中心に対してその制御
情報を記録した制御エリアがずれた位置になるように記
録する。この位置ずれは、再生用ヘッドと記録用ヘッド
とのオフセットに基づいて設定される。記録用ヘッドが
データエリアにユーザデータを記録するときに、再生用
ヘッドは制御エリアからID情報等の制御情報を再生す
る。このとき、再生用ヘッドは、データエリアに対応し
て位置決めされた記録用ヘッドに対してオフセットを有
する。そこで、制御エリアがトラック中心、即ちデータ
エリアに対してオフセットを有するように構成されてい
るため、再生用ヘッドは制御エリアからID情報等の制
御情報を確実に再生することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は同実施例に係わるハードディスク装置(HD
D)の要部を示すブロック図、図2は同実施例に係わる
ディスクのフォーマットと同実施例の動作を説明するた
めの概念図、図3と図4は同実施例の動作を説明するた
めのフローチャート、図5は同実施例のオフセット測定
方法を説明するための概念図、図6はそのオフセット測
定方法を説明するためのフローチャートである。(HD
Dの構成)同実施例のHDDは、図1に示すように、記
録媒体であるディスク4を回転駆動するためのディスク
回転機構およびヘッド3をディスク4の半径方向に移動
させるためのヘッド駆動機構を有する。ディスク回転機
構はスピンドルモータ5とそのドライバ(モータ駆動回
路)6からなる。同実施例では、ディスク4は便宜的に
1枚とする。
る。図1は同実施例に係わるハードディスク装置(HD
D)の要部を示すブロック図、図2は同実施例に係わる
ディスクのフォーマットと同実施例の動作を説明するた
めの概念図、図3と図4は同実施例の動作を説明するた
めのフローチャート、図5は同実施例のオフセット測定
方法を説明するための概念図、図6はそのオフセット測
定方法を説明するためのフローチャートである。(HD
Dの構成)同実施例のHDDは、図1に示すように、記
録媒体であるディスク4を回転駆動するためのディスク
回転機構およびヘッド3をディスク4の半径方向に移動
させるためのヘッド駆動機構を有する。ディスク回転機
構はスピンドルモータ5とそのドライバ(モータ駆動回
路)6からなる。同実施例では、ディスク4は便宜的に
1枚とする。
【0015】ヘッド駆動機構は、ヘッド3を保持するヘ
ッドアクチュエータ7、ボイスコイルモータ(VCM)
8およびそのドライバ(VCM駆動回路)9からなる。
ヘッドアクチュエータ7はVCM8により回転駆動され
て、ヘッド3をディスク4上の指定されたトラック(シ
リンダ)に位置決めする。スピンドルモータ5のドライ
バ6とVCM8のドライバ9は、モータ制御回路10に
より制御されてそれぞれのモータに駆動電流を供給す
る。
ッドアクチュエータ7、ボイスコイルモータ(VCM)
8およびそのドライバ(VCM駆動回路)9からなる。
ヘッドアクチュエータ7はVCM8により回転駆動され
て、ヘッド3をディスク4上の指定されたトラック(シ
リンダ)に位置決めする。スピンドルモータ5のドライ
バ6とVCM8のドライバ9は、モータ制御回路10に
より制御されてそれぞれのモータに駆動電流を供給す
る。
【0016】ヘッド3は1枚のディスク4の両面に対向
して設けられている。同実施例ではディスク4が1枚の
場合を想定しているので、2個のヘッド3を想定する。
ヘッド3は、MRヘッドからなる再生用ヘッド1と薄膜
ヘッドからなる記録用ヘッド2とが一体化された複合型
ヘッドである。
して設けられている。同実施例ではディスク4が1枚の
場合を想定しているので、2個のヘッド3を想定する。
ヘッド3は、MRヘッドからなる再生用ヘッド1と薄膜
ヘッドからなる記録用ヘッド2とが一体化された複合型
ヘッドである。
【0017】ヘッド3は、再生用ヘッド1のヘッド幅に
対して記録用ヘッド2のヘッド幅の方が広いワイドライ
ト(wide write)/ナローリード(narr
owread)方式のヘッドである。さらに、図2に示
すように、製造上のばらつきやロータリ型のヘッドアク
チュエータ7を使用している場合のスキュー角の影響に
より、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2の各中心位置が
ずれて、ディスク4の半径方向(トラック方向)にオフ
セットOFが発生していると想定する。
対して記録用ヘッド2のヘッド幅の方が広いワイドライ
ト(wide write)/ナローリード(narr
owread)方式のヘッドである。さらに、図2に示
すように、製造上のばらつきやロータリ型のヘッドアク
チュエータ7を使用している場合のスキュー角の影響に
より、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2の各中心位置が
ずれて、ディスク4の半径方向(トラック方向)にオフ
セットOFが発生していると想定する。
【0018】さらに、HDDは、リード/ライト回路1
1、デコーダ12、エンコーダ13、サーボコントロー
ラ14、インターフェース15、マイクロプロセッサ
(CPU)16およびメモリ17を有する。
1、デコーダ12、エンコーダ13、サーボコントロー
ラ14、インターフェース15、マイクロプロセッサ
(CPU)16およびメモリ17を有する。
【0019】リード/ライト回路11は、データの記録
/再生処理を行なう回路であり、再生用ヘッド1により
読出されたリード信号をディジタルの再生データに変換
してデコーダ12に出力する。デコーダ12は、再生デ
ータを所定の符号(例えばNRZ符号)に復号化してイ
ンターフェース15に出力する。また、リード/ライト
回路11は、エンコーダ13により符号化された記録デ
ータをライト信号(書込み電流)に変換して記録用ヘッ
ド2に供給する。エンコーダ13は、インターフェース
15を介してホストコンピュータから転送された記録デ
ータを符号化する。
/再生処理を行なう回路であり、再生用ヘッド1により
読出されたリード信号をディジタルの再生データに変換
してデコーダ12に出力する。デコーダ12は、再生デ
ータを所定の符号(例えばNRZ符号)に復号化してイ
ンターフェース15に出力する。また、リード/ライト
回路11は、エンコーダ13により符号化された記録デ
ータをライト信号(書込み電流)に変換して記録用ヘッ
ド2に供給する。エンコーダ13は、インターフェース
15を介してホストコンピュータから転送された記録デ
ータを符号化する。
【0020】インターフェース15は、HDDとホスト
コンピュータとのデータ転送を制御し、ホストコンピュ
ータからの記録データを受信し、また再生データをホス
トコンピュータに転送する。また、インターフェース1
5は、各種インターフェース信号をCPU16と交換す
る。
コンピュータとのデータ転送を制御し、ホストコンピュ
ータからの記録データを受信し、また再生データをホス
トコンピュータに転送する。また、インターフェース1
5は、各種インターフェース信号をCPU16と交換す
る。
【0021】CPU16はHDDの制御装置であり、後
述するように同実施例に関係するヘッド位置決め制御、
フォーマッティングを含むデータ記録再生制御およびオ
フセット測定処理を実行する。メモリ17は、CPU1
6の制御動作に必要な各種データを記憶するRAMであ
り、同実施例に関係するオフセットデータを記憶する。
述するように同実施例に関係するヘッド位置決め制御、
フォーマッティングを含むデータ記録再生制御およびオ
フセット測定処理を実行する。メモリ17は、CPU1
6の制御動作に必要な各種データを記憶するRAMであ
り、同実施例に関係するオフセットデータを記憶する。
【0022】サーボコントローラ14は、ディスク4の
サーボエリアに予め記録されたサーボデータから、ヘッ
ド位置決め制御に必要なシリンダアドレスコードとバー
ストデータ(位置情報)を抽出してCPU16に出力す
る。サーボデータは、再生用ヘッド1により読出され
て、リード/ライト回路11により再生処理される。
サーボエリアに予め記録されたサーボデータから、ヘッ
ド位置決め制御に必要なシリンダアドレスコードとバー
ストデータ(位置情報)を抽出してCPU16に出力す
る。サーボデータは、再生用ヘッド1により読出され
て、リード/ライト回路11により再生処理される。
【0023】CPU16は、サーボコントローラ14か
ら出力されたシリンダアドレスコードによりヘッド3の
現在位置(トラック)を検出し、指定された目標トラッ
クまでヘッド3を移動させる速度制御を実行する。この
目標トラックに到達すると、CPU16は同実施例に関
係するヘッド3の位置制御に移行する。即ち、CPU1
6は、サーボコントローラ14から出力されたバースト
データ(図5に示すA,B)に基づいて、ヘッド3を目
標トラックの中心に位置決めするトラッキング制御を実
行する。
ら出力されたシリンダアドレスコードによりヘッド3の
現在位置(トラック)を検出し、指定された目標トラッ
クまでヘッド3を移動させる速度制御を実行する。この
目標トラックに到達すると、CPU16は同実施例に関
係するヘッド3の位置制御に移行する。即ち、CPU1
6は、サーボコントローラ14から出力されたバースト
データ(図5に示すA,B)に基づいて、ヘッド3を目
標トラックの中心に位置決めするトラッキング制御を実
行する。
【0024】モータ制御回路10は、CPU16のヘッ
ド位置決め制御処理により算出された制御量をアナログ
信号(電圧信号)に変換するD/A変換回路を有する。
ドライバ9は、モータ制御回路10からのアナログ信号
に応じた駆動電流をVCM8に供給する。これにより、
VCM8はヘッドアクチュエータ7を介して、ヘッド3
をディスク4の半径方向に移動させることになる。
ド位置決め制御処理により算出された制御量をアナログ
信号(電圧信号)に変換するD/A変換回路を有する。
ドライバ9は、モータ制御回路10からのアナログ信号
に応じた駆動電流をVCM8に供給する。これにより、
VCM8はヘッドアクチュエータ7を介して、ヘッド3
をディスク4の半径方向に移動させることになる。
【0025】次に、同実施例の動作を説明する。 (フォーマッティング動作)本発明の要旨は、図2に示
すように、ディスク4のトラックフォーマットを構成す
る場合に、複合型ヘッド3の再生用ヘッド1と記録用ヘ
ッド2との位置ずれによるオフセットOFに従って、I
Dエリア4bをデータエリア4aに対して所定量だけオ
フセットするような位置に形成することにある。IDエ
リア4bは、通常のデータ記録再生モード(後述するR
/Wモード)時に再生用ヘッド1により再生されるID
情報等の制御情報の記録エリアである。
すように、ディスク4のトラックフォーマットを構成す
る場合に、複合型ヘッド3の再生用ヘッド1と記録用ヘ
ッド2との位置ずれによるオフセットOFに従って、I
Dエリア4bをデータエリア4aに対して所定量だけオ
フセットするような位置に形成することにある。IDエ
リア4bは、通常のデータ記録再生モード(後述するR
/Wモード)時に再生用ヘッド1により再生されるID
情報等の制御情報の記録エリアである。
【0026】ここで、フォーマッティング動作とは、記
録用ヘッド2によりIDエリア4bを含むヘッダ部をト
ラック毎に書込み、各トラックのセクタを形成する動作
である。このようなIDエリア4bを形成するためのフ
ォーマッティング動作を、図2と図3を参照して説明す
る。
録用ヘッド2によりIDエリア4bを含むヘッダ部をト
ラック毎に書込み、各トラックのセクタを形成する動作
である。このようなIDエリア4bを形成するためのフ
ォーマッティング動作を、図2と図3を参照して説明す
る。
【0027】CPU16は、図3のステップS1に示す
ように、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2との位置ずれ
によるオフセットOF(量と方向)を測定する。オフセ
ット測定は、後述するように、測定データをディスク4
に記録し、再生用ヘッド1による測定データの再生出力
値に基づいて測定する方法による。CPU16は、測定
したオフセット値をメモリ17に記憶する(ステップS
2)。なお、オフセット測定を専用の測定装置により行
なって、その測定結果をCPU16によりメモリ17に
記憶する方式でもよい。
ように、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2との位置ずれ
によるオフセットOF(量と方向)を測定する。オフセ
ット測定は、後述するように、測定データをディスク4
に記録し、再生用ヘッド1による測定データの再生出力
値に基づいて測定する方法による。CPU16は、測定
したオフセット値をメモリ17に記憶する(ステップS
2)。なお、オフセット測定を専用の測定装置により行
なって、その測定結果をCPU16によりメモリ17に
記憶する方式でもよい。
【0028】なお、オフセット値は、ディスク4の内周
側と外周側とでは微小であるが変化するため、トラック
毎またはゾーン毎に測定して記憶する方が望ましい。ゾ
ーンとは、CDR(constant density
recording)方式に用いられる概念であり、
ディスク上の多数のトラックを分割するための単位であ
る。CDR方式では、内周側ゾーンと外周側ゾーンの各
トラックのセクタ数を変化させて、記録密度をほぼ同一
にする方式である。
側と外周側とでは微小であるが変化するため、トラック
毎またはゾーン毎に測定して記憶する方が望ましい。ゾ
ーンとは、CDR(constant density
recording)方式に用いられる概念であり、
ディスク上の多数のトラックを分割するための単位であ
る。CDR方式では、内周側ゾーンと外周側ゾーンの各
トラックのセクタ数を変化させて、記録密度をほぼ同一
にする方式である。
【0029】HDDでは、ディスク4のトラックにユー
ザデータを記録再生するためには、トラックフォーマッ
トを構成するためのフォーマッティングが実行される
(ステップS3のYES)。フォーマッティング動作で
は、CPU16はヘッド3をディスク4の半径方向に移
動制御して、ID情報等の制御情報を記録することによ
り、大別してIDエリア4bとデータエリア4aをセク
タとするトラックフォーマットを構成する。
ザデータを記録再生するためには、トラックフォーマッ
トを構成するためのフォーマッティングが実行される
(ステップS3のYES)。フォーマッティング動作で
は、CPU16はヘッド3をディスク4の半径方向に移
動制御して、ID情報等の制御情報を記録することによ
り、大別してIDエリア4bとデータエリア4aをセク
タとするトラックフォーマットを構成する。
【0030】具体的には、CPU16は、記録用ヘッド
2を所定のトラックに相当する位置に位置決めして、I
D情報等の制御情報を記録してIDエリア4bを形成す
る。このとき、同実施例では、CPU16は、まず再生
用ヘッド1をトラック中心に位置決めする。さらに、C
PU16は、メモリ17に記憶されたオフセット値に基
づいて、再生用ヘッド1の位置補正を行なう。これによ
り、記録用ヘッド2を通常のトラック位置に対して、オ
フセットOFに基づいて位置に補正することになる(ス
テップS4)。
2を所定のトラックに相当する位置に位置決めして、I
D情報等の制御情報を記録してIDエリア4bを形成す
る。このとき、同実施例では、CPU16は、まず再生
用ヘッド1をトラック中心に位置決めする。さらに、C
PU16は、メモリ17に記憶されたオフセット値に基
づいて、再生用ヘッド1の位置補正を行なう。これによ
り、記録用ヘッド2を通常のトラック位置に対して、オ
フセットOFに基づいて位置に補正することになる(ス
テップS4)。
【0031】即ち、CPU16は、メモリ17に記憶さ
れたオフセット値に基づいて、図2に示すように、通常
のトラック位置から半径方向(矢印Xp)に所定量Pだ
け記録用ヘッド2をオフセットさせる(IDエリアの記
録モード)。この所定量Pは、データエリアの記録モー
ド時に、記録用ヘッド2がデータエリア4aに位置決め
されたときに、再生用ヘッド1がIDエリア4bの範囲
内になるように位置補正量である。
れたオフセット値に基づいて、図2に示すように、通常
のトラック位置から半径方向(矢印Xp)に所定量Pだ
け記録用ヘッド2をオフセットさせる(IDエリアの記
録モード)。この所定量Pは、データエリアの記録モー
ド時に、記録用ヘッド2がデータエリア4aに位置決め
されたときに、再生用ヘッド1がIDエリア4bの範囲
内になるように位置補正量である。
【0032】CPU16は、記録用ヘッド2を位置補正
した後に、ID情報等の制御情報を記録してIDエリア
4bを形成する(ステップS5)。これにより、IDエ
リア4bがトラック中心からオフセットしたトラックフ
ォーマットが構成される。トラックは複数のセクタから
なり、隣接するトラックTR0,TR2とは図2に示す
ような配置関係となる。 (R/Wモード)前記のようなフォーマッティングによ
り構成されたトラックフォーマットに対して、ユーザデ
ータの記録再生動作を実行する場合について、図2と図
4を参照して説明する。
した後に、ID情報等の制御情報を記録してIDエリア
4bを形成する(ステップS5)。これにより、IDエ
リア4bがトラック中心からオフセットしたトラックフ
ォーマットが構成される。トラックは複数のセクタから
なり、隣接するトラックTR0,TR2とは図2に示す
ような配置関係となる。 (R/Wモード)前記のようなフォーマッティングによ
り構成されたトラックフォーマットに対して、ユーザデ
ータの記録再生動作を実行する場合について、図2と図
4を参照して説明する。
【0033】HDDでは、ホストコンピュータからイン
ターフェース15を介してリード/ライトアクセスを指
示するコマンドが発生すると、CPU16は、ヘッド3
をアクセス対象であるディスク4の目標トラックに位置
決めするためのヘッド位置決め制御を実行する。ヘッド
位置決め制御では、CPU16は、サーボコントローラ
14から出力されたシリンダアドレスコードに基づい
て、ヘッド3を目標トラックまで移動させる速度制御を
実行する。この速度制御によりヘッド3が目標トラック
まで移動すると、CPU16は位置制御に移行し、ヘッ
ド3を目標トラックの中心に位置決めするための位置制
御を実行する。
ターフェース15を介してリード/ライトアクセスを指
示するコマンドが発生すると、CPU16は、ヘッド3
をアクセス対象であるディスク4の目標トラックに位置
決めするためのヘッド位置決め制御を実行する。ヘッド
位置決め制御では、CPU16は、サーボコントローラ
14から出力されたシリンダアドレスコードに基づい
て、ヘッド3を目標トラックまで移動させる速度制御を
実行する。この速度制御によりヘッド3が目標トラック
まで移動すると、CPU16は位置制御に移行し、ヘッ
ド3を目標トラックの中心に位置決めするための位置制
御を実行する。
【0034】ホストコンピュータのコマンドがリードア
クセス(再生モード)の場合には、CPU16は再生用
ヘッド1を目標トラックの中心に位置決めする(図4の
ステップS6のYES,S7)。即ち、図2に示すよう
に、CPU16は、再生用ヘッド1をデータエリア4a
の中心に位置決めする(データエリアの再生モード)。
再生用ヘッド1は、データエリア4aからユーザデータ
を読出し、リード信号をリード/ライト回路11に出力
する。リード/ライト回路11は、リード信号をディジ
タルデータに変換して、デコーダ12に出力する。この
デコーダ12により再生データが復号化されて、インタ
ーフェース15を介してホストコンピュータに転送され
る(ステップS8)。
クセス(再生モード)の場合には、CPU16は再生用
ヘッド1を目標トラックの中心に位置決めする(図4の
ステップS6のYES,S7)。即ち、図2に示すよう
に、CPU16は、再生用ヘッド1をデータエリア4a
の中心に位置決めする(データエリアの再生モード)。
再生用ヘッド1は、データエリア4aからユーザデータ
を読出し、リード信号をリード/ライト回路11に出力
する。リード/ライト回路11は、リード信号をディジ
タルデータに変換して、デコーダ12に出力する。この
デコーダ12により再生データが復号化されて、インタ
ーフェース15を介してホストコンピュータに転送され
る(ステップS8)。
【0035】ここで、IDエリア4bはトラック中心か
らずれた位置に記録されているが、再生用ヘッド1は通
常では、記録用ヘッド2に対してヘッド幅が狭い。この
ため、読取マージンが減少することはない。
らずれた位置に記録されているが、再生用ヘッド1は通
常では、記録用ヘッド2に対してヘッド幅が狭い。この
ため、読取マージンが減少することはない。
【0036】一方、ホストコンピュータのコマンドがラ
イトアクセス(記録モード)の場合には、CPU16は
記録用ヘッド2を目標トラックの中心に位置決めする
(ステップS10)。即ち、図2に示すように、CPU
16は記録用ヘッド2をデータエリア4aの中心に位置
決めする(データエリアの記録モード)。
イトアクセス(記録モード)の場合には、CPU16は
記録用ヘッド2を目標トラックの中心に位置決めする
(ステップS10)。即ち、図2に示すように、CPU
16は記録用ヘッド2をデータエリア4aの中心に位置
決めする(データエリアの記録モード)。
【0037】ここで、記録用ヘッド2の位置決め制御の
場合でも、再生用ヘッド1がサーボデータを再生する
(ステップS9)。即ち、CPU16は、再生用ヘッド
1により再生されたバーストデータをサーボコントロー
ラ14により処理された後に入力する。このバーストデ
ータに基づいて、CPU16はまず、再生用ヘッド1を
目標トラック中心に位置決めする。次に、CPU16
は、メモリ17に記憶されたオフセット値に基づいて、
記録用ヘッド2が目標トラック中心に位置決めされるよ
うに再生用ヘッド1の位置補正を行なう(図5(A)を
参照)。
場合でも、再生用ヘッド1がサーボデータを再生する
(ステップS9)。即ち、CPU16は、再生用ヘッド
1により再生されたバーストデータをサーボコントロー
ラ14により処理された後に入力する。このバーストデ
ータに基づいて、CPU16はまず、再生用ヘッド1を
目標トラック中心に位置決めする。次に、CPU16
は、メモリ17に記憶されたオフセット値に基づいて、
記録用ヘッド2が目標トラック中心に位置決めされるよ
うに再生用ヘッド1の位置補正を行なう(図5(A)を
参照)。
【0038】このようなヘッド位置決め制御により、記
録用ヘッド2はデータエリア4aの中心に位置決めされ
る。このとき、再生用ヘッド1は、図2に示すように、
記録用ヘッド2に対してオフセットOFだけずれた位置
に位置決めされている。CPU16は、記録用ヘッド2
により目標トラックの指定セクタ(データエリア4a)
にデータを記録する場合に、IDエリア4bからID情
報等の制御情報を読出す必要がある。これは、再生用ヘ
ッド1によりIDエリア4bから再生することになる
(ステップS11)。
録用ヘッド2はデータエリア4aの中心に位置決めされ
る。このとき、再生用ヘッド1は、図2に示すように、
記録用ヘッド2に対してオフセットOFだけずれた位置
に位置決めされている。CPU16は、記録用ヘッド2
により目標トラックの指定セクタ(データエリア4a)
にデータを記録する場合に、IDエリア4bからID情
報等の制御情報を読出す必要がある。これは、再生用ヘ
ッド1によりIDエリア4bから再生することになる
(ステップS11)。
【0039】そこで、本発明では、前記のフォーマッテ
ィング(IDエリアの記録モード)時に、図2に示すよ
うに、IDエリア4bはオフセットOFに従って、デー
タエリア4aに対してずれた位置であって、再生用ヘッ
ド1のヘッド幅の範囲内に記録されている。したがっ
て、再生用ヘッド1は、IDエリア4bのほぼ全域に対
する読出し動作を実行するため、十分な信号品質を有す
るリード信号をリード/ライト回路11に出力すること
になる。
ィング(IDエリアの記録モード)時に、図2に示すよ
うに、IDエリア4bはオフセットOFに従って、デー
タエリア4aに対してずれた位置であって、再生用ヘッ
ド1のヘッド幅の範囲内に記録されている。したがっ
て、再生用ヘッド1は、IDエリア4bのほぼ全域に対
する読出し動作を実行するため、十分な信号品質を有す
るリード信号をリード/ライト回路11に出力すること
になる。
【0040】CPU16は、再生用ヘッド1によりID
エリア4bから再生されたID情報等の制御情報に基づ
いて記録すべきデータエリア4aを検出し、記録用ヘッ
ド2によりデータを記録させる(ステップS12)。 (オフセット測定動作)次に、前記のフォーマッティン
グ時に利用するオフセット値を測定する方法を、図5と
図6を参照して説明する。同実施例では、CPU16
は、測定したオフセット値OFを、再生用ヘッド1と記
録用ヘッド2との位置ずれとしてメモリ17に記憶す
る。
エリア4bから再生されたID情報等の制御情報に基づ
いて記録すべきデータエリア4aを検出し、記録用ヘッ
ド2によりデータを記録させる(ステップS12)。 (オフセット測定動作)次に、前記のフォーマッティン
グ時に利用するオフセット値を測定する方法を、図5と
図6を参照して説明する。同実施例では、CPU16
は、測定したオフセット値OFを、再生用ヘッド1と記
録用ヘッド2との位置ずれとしてメモリ17に記憶す
る。
【0041】まず、図6のステップS20に示すよう
に、CPU16は再生用ヘッド1をサーボ中心Sから+
1/2トラック位置に位置決めする。サーボ中心Sは所
定のトラック(ここでは測定データ4dを記録するため
のトラック)nの中心である。また、+1/2トラック
位置とは、サーボ中心Sとトラックnの隣接トラック
(n+1)の中心との中間位置である。したがって、後
述する−1/2トラック位置は、サーボ中心Sとトラッ
クnの隣接トラック(n−1)の中心との中間位置とな
る。
に、CPU16は再生用ヘッド1をサーボ中心Sから+
1/2トラック位置に位置決めする。サーボ中心Sは所
定のトラック(ここでは測定データ4dを記録するため
のトラック)nの中心である。また、+1/2トラック
位置とは、サーボ中心Sとトラックnの隣接トラック
(n+1)の中心との中間位置である。したがって、後
述する−1/2トラック位置は、サーボ中心Sとトラッ
クnの隣接トラック(n−1)の中心との中間位置とな
る。
【0042】図5に示すように、再生用ヘッド1の+1
/2トラック位置への位置決めに伴って、位置ずれした
記録用ヘッド2により、ディスク4上をイレーズ(デー
タ消去)する(ステップS21)。さらに、再生用ヘッ
ド1を−1/2トラック位置に位置決めして、記録用ヘ
ッド2によりディスク4上をイレーズする(ステップS
22,S23)。次に、再生用ヘッド1を再度サーボ中
心Sに位置決めし、同様に記録用ヘッド2により、ディ
スク4上をイレーズする(ステップS24,S25)。
このイレーズ処理は、測定データ4dを記録する前に、
トラックnとその左右のトラック間隔のデータを消去す
るためである。
/2トラック位置への位置決めに伴って、位置ずれした
記録用ヘッド2により、ディスク4上をイレーズ(デー
タ消去)する(ステップS21)。さらに、再生用ヘッ
ド1を−1/2トラック位置に位置決めして、記録用ヘ
ッド2によりディスク4上をイレーズする(ステップS
22,S23)。次に、再生用ヘッド1を再度サーボ中
心Sに位置決めし、同様に記録用ヘッド2により、ディ
スク4上をイレーズする(ステップS24,S25)。
このイレーズ処理は、測定データ4dを記録する前に、
トラックnとその左右のトラック間隔のデータを消去す
るためである。
【0043】このようなイレーズ処理後に、図5に示す
ように、CPU16は、再生用ヘッド1をサーボ中心S
に位置決めした状態で、記録用ヘッド2により高周波数
の測定データ4dを記録する(ステップS26)。ここ
で、低周波数の測定データでは再生時のクロストークが
大きくなる可能性があるため、相対的に高周波数の方が
望ましい。
ように、CPU16は、再生用ヘッド1をサーボ中心S
に位置決めした状態で、記録用ヘッド2により高周波数
の測定データ4dを記録する(ステップS26)。ここ
で、低周波数の測定データでは再生時のクロストークが
大きくなる可能性があるため、相対的に高周波数の方が
望ましい。
【0044】次に、再生用ヘッド1をサーボ中心Sから
+1/2トラック位置に位置決めする(ステップS2
7)。この位置で、CPU16は再生用ヘッド1により
測定データ4dの読出し動作を実行させて、リード/ラ
イト回路11を介してディジタルデータに変換した出力
値E0をメモリ17に記憶する(ステップS28)。
+1/2トラック位置に位置決めする(ステップS2
7)。この位置で、CPU16は再生用ヘッド1により
測定データ4dの読出し動作を実行させて、リード/ラ
イト回路11を介してディジタルデータに変換した出力
値E0をメモリ17に記憶する(ステップS28)。
【0045】さらに、再生用ヘッド1を+1/2トラッ
ク位置から−1/20トラックづつ位置決めし、各位置
に対応する再生用ヘッド1の出力値E1〜E19をメモ
リ17に記憶する(ステップS29)。ここで、−1/
20トラックは測定の分解能を決定する設定値であり、
当然ながらその分解能を上げたい場合にはもっと小さい
値を設定する。前記のような処理により、CPU16
は、図5に示すように、例えばサーボ中心Sに対して±
1/2のオフセット量(トラック)の範囲で分布される
再生用ヘッド1の出力値E0〜E19を求める。
ク位置から−1/20トラックづつ位置決めし、各位置
に対応する再生用ヘッド1の出力値E1〜E19をメモ
リ17に記憶する(ステップS29)。ここで、−1/
20トラックは測定の分解能を決定する設定値であり、
当然ながらその分解能を上げたい場合にはもっと小さい
値を設定する。前記のような処理により、CPU16
は、図5に示すように、例えばサーボ中心Sに対して±
1/2のオフセット量(トラック)の範囲で分布される
再生用ヘッド1の出力値E0〜E19を求める。
【0046】CPU16は、求めた出力値E0〜E19
から最大値Emを求めて、この最大値Emの70%程度
の出力値(Em×0.7)を求める(ステップS30,
S31)。そして、この70%程度の出力値の範囲内
で、オフセット量の+側と−側のそれぞれの出力値E
+,E−を検出し、この出力値E+,E−の中心に対応
するオフセット量の中心値を求める(ステップS31,
S32)。CPU16は、その中心値を再生用ヘッド1
と記録用ヘッド2との位置ずれであるオフセット値OF
としてメモリ17に記憶する(ステップS33)。
から最大値Emを求めて、この最大値Emの70%程度
の出力値(Em×0.7)を求める(ステップS30,
S31)。そして、この70%程度の出力値の範囲内
で、オフセット量の+側と−側のそれぞれの出力値E
+,E−を検出し、この出力値E+,E−の中心に対応
するオフセット量の中心値を求める(ステップS31,
S32)。CPU16は、その中心値を再生用ヘッド1
と記録用ヘッド2との位置ずれであるオフセット値OF
としてメモリ17に記憶する(ステップS33)。
【0047】ここで、最大値Emに相当する位置だけに
基づいて、中心値(OF)を求める方法でもよいが、前
記のような方法であれば測定精度を高めることができ
る。また、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2とのオフセ
ット値OFを測定する方法として、本発明では前記の方
法に限定されることなく、専用の測定装置により測定し
てもよい。
基づいて、中心値(OF)を求める方法でもよいが、前
記のような方法であれば測定精度を高めることができ
る。また、再生用ヘッド1と記録用ヘッド2とのオフセ
ット値OFを測定する方法として、本発明では前記の方
法に限定されることなく、専用の測定装置により測定し
てもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
合ヘッド構造のヘッドを使用したデータ記録再生装置に
おいて、再生用ヘッドと記録用ヘッドとの位置ずれであ
るオフセットが発生している場合に、そのオフセットに
基づいてID情報等の制御情報をユーザデータを記録す
べきデータエリアに対して所定量だけオフセットした位
置に記録する。これにより、データの記録再生時に、再
生用ヘッドを常にID情報等の制御情報を記録した制御
エリアの範囲内に位置することが可能となる。したがっ
て、再生用ヘッドにより十分な信号品質を有する再生デ
ータを得ることができ、ID情報等の制御情報を再生す
る場合に再生エラーの発生を防止することができる。
合ヘッド構造のヘッドを使用したデータ記録再生装置に
おいて、再生用ヘッドと記録用ヘッドとの位置ずれであ
るオフセットが発生している場合に、そのオフセットに
基づいてID情報等の制御情報をユーザデータを記録す
べきデータエリアに対して所定量だけオフセットした位
置に記録する。これにより、データの記録再生時に、再
生用ヘッドを常にID情報等の制御情報を記録した制御
エリアの範囲内に位置することが可能となる。したがっ
て、再生用ヘッドにより十分な信号品質を有する再生デ
ータを得ることができ、ID情報等の制御情報を再生す
る場合に再生エラーの発生を防止することができる。
【図1】本発明の実施例に係わるハードディスク装置
(HDD)の要部を示すブロック図。
(HDD)の要部を示すブロック図。
【図2】同実施例に係わるディスクのフォーマットと同
実施例の動作を説明するための概念図。
実施例の動作を説明するための概念図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図5】同実施例のオフセット測定方法を説明するため
の概念図。
の概念図。
【図6】同実施例のオフセット測定方法を説明するため
のフローチャート。
のフローチャート。
【図7】従来の複合ヘッド構造のヘッドによるデータ記
録再生動作を説明するための概念図。
録再生動作を説明するための概念図。
1…再生用ヘッド(MRヘッド)、2…記録用ヘッド
(薄膜ヘッド)、4…ディスク、11…リード/ライト
回路、14…サーボコントローラ、16…CPU、17
…メモリ。
(薄膜ヘッド)、4…ディスク、11…リード/ライト
回路、14…サーボコントローラ、16…CPU、17
…メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 浩志 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内
Claims (7)
- 【請求項1】 トラックにユーザデータを記録するため
のデータエリアおよびそのデータエリアを識別するため
の識別情報を含む制御情報を記録した制御エリアを有す
るディスクと、 複数のヘッドであって、前記ディスクからデータを読出
すための再生用ヘッドおよび前記ディスクにデータを書
込むための記録用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッ
ド手段と、 前記制御情報を記録するときに、前記ディスクの半径方
向に生じた前記再生用ヘッドと前記記録用ヘッドとのオ
フセットの方向と量に基づいて前記トラックの中心に対
して前記制御エリアの位置がオフセットを有するように
記録動作を実行する記録制御手段とを具備したことを特
徴とするデータ記録再生装置。 - 【請求項2】 フォーマッティングによりユーザデータ
を記録するためのデータエリアおよびそのデータエリア
を識別するための識別情報を含む制御情報を記録した制
御エリアを有するトラックが構成されるディスクと、 複数のヘッドであって、前記ディスクからデータを読出
すための再生用ヘッドおよび前記ディスクにデータを書
込むための記録用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッ
ド手段と、 前記フォーマッティング時に、前記ディスクの半径方向
に生じた前記再生用ヘッドと前記記録用ヘッドとのオフ
セットに基づいて前記記録用ヘッドの位置を前記トラッ
クの中心に対してオフセットを有するように位置決めす
るヘッド位置決め制御手段と、 このヘッド位置決め制御手段により位置決めされた前記
記録用ヘッドにより、前記データエリアに対するデータ
記録時に前記再生用ヘッドのヘッド幅の範囲に前記制御
エリアが位置するように、前記フォーマッティングを実
行する記録制御手段とを具備したことを特徴とするデー
タ記録再生装置。 - 【請求項3】 複数のヘッドであって、前記ディスクか
らデータを読出すための再生用ヘッドおよび前記ディス
クにデータを書込むための記録用ヘッドを有する複合ヘ
ッド構造のヘッド手段を備えたデータ記録再生装置に使
用されるディスクにおいて、 ユーザデータを記録するためのデータエリアおよびその
データエリアを識別するための識別情報を含む制御情報
を記録した制御エリアを有するトラックが形成されて、
半径方向に生じた前記再生用ヘッドと前記記録用ヘッド
とのオフセットの方向と量に基づいて前記トラックの中
心に対して前記制御エリアがオフセットを有する位置に
記録されたことを特徴とするディスク。 - 【請求項4】 トラックにユーザデータを記録するため
のデータエリアおよびそのデータエリアを識別するため
の識別情報を含む制御情報を記録した制御エリアを有す
るディスクと、 ヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディスク
からデータを読出すための再生用ヘッドおよび前記ディ
スクにデータを書込むための記録用ヘッドを有する複合
ヘッド構造のヘッド手段と、 前記ヘッド幅の方向に生じた前記再生用ヘッドと前記記
録用ヘッドとのオフセットの方向と量を測定するオフセ
ット測定手段と、 前記制御情報を記録するときに、前記オフセット測定手
段により測定された前記オフセットの方向と量に基づい
て前記トラックの中心に対して前記制御エリアの位置が
オフセットを有するように記録動作を実行する記録制御
手段とを具備したことを特徴とするデータ記録再生装
置。 - 【請求項5】 フォーマッティングによりユーザデータ
を記録するためのデータエリアおよびそのデータエリア
を識別するための識別情報を含む制御情報を記録した制
御エリアを有するトラックが構成されるディスクと、 ヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディスク
からデータを読出すための再生用ヘッドおよび前記ディ
スクにデータを書込むための記録用ヘッドを有する複合
ヘッド構造のヘッド手段と、 前記ヘッド幅の方向に生じた前記再生用ヘッドと前記記
録用ヘッドとのオフセットの方向と量を測定するオフセ
ット測定手段と、 前記フォーマッティング時に、前記オフセット測定手段
により測定された前記オフセット方向と量に基づいて前
記記録用ヘッドの位置を前記トラックの中心に対してオ
フセットを有するように位置決めするヘッド位置決め制
御手段と、 このヘッド位置決め制御手段により位置決めされた前記
記録用ヘッドにより、前記データエリアに対するデータ
記録時に前記再生用ヘッドのヘッド幅の範囲に前記制御
エリアが位置するように、前記フォーマッティングを実
行する記録制御手段とを具備したことを特徴とするデー
タ記録再生装置。 - 【請求項6】 前記オフセット測定手段は、前記再生用
ヘッドの中心位置に対して前記ヘッド幅の両方向に前記
記録用ヘッドを所定量だけオフセットして位置決めし、
前記記録用ヘッドにより前記ディスク上に記録された測
定データを前記再生用ヘッドにより再生したときの出力
値に基づいて前記オフセットの方向と量を測定すること
を特徴とする請求項4または請求項5のいずれか記載の
データ記録再生装置。 - 【請求項7】 ユーザデータを記録するためのデータエ
リアとそのデータエリアを識別するための識別情報を含
む制御情報を記録した制御エリアが構成されるディス
ク、およびヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前
記ディスクからデータを読出すための再生用ヘッドおよ
び前記ディスクにデータを書込むための記録用ヘッドを
有する複合ヘッド構造のヘッド手段を備えたデータ記録
再生装置において、 前記ヘッド幅の方向に生じた前記再生用ヘッドと前記記
録用ヘッドとのオフセットに基づいて前記記録用ヘッド
の位置を前記データエリアに対応する位置に対してオフ
セットして位置決めするステップと、 位置決めされた前記記録用ヘッドにより、前記データエ
リアに対するデータ記録時に前記再生用ヘッドのヘッド
幅の範囲に前記制御エリアが位置するように前記制御情
報を記録するステップとからなることを特徴とするデー
タ記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12872794A JPH07334805A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | データ記録再生装置及びそのデータ記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12872794A JPH07334805A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | データ記録再生装置及びそのデータ記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334805A true JPH07334805A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14991955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12872794A Pending JPH07334805A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | データ記録再生装置及びそのデータ記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334805A (ja) |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP12872794A patent/JPH07334805A/ja active Pending
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