JPH0733439Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JPH0733439Y2 JPH0733439Y2 JP40123590U JP40123590U JPH0733439Y2 JP H0733439 Y2 JPH0733439 Y2 JP H0733439Y2 JP 40123590 U JP40123590 U JP 40123590U JP 40123590 U JP40123590 U JP 40123590U JP H0733439 Y2 JPH0733439 Y2 JP H0733439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- discharge lamp
- lighting device
- power supply
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の放電灯をそれぞ
れインバータ回路にて点灯する放電灯点灯装置に関する
ものである。
れインバータ回路にて点灯する放電灯点灯装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の放電灯をそれぞれインバー
タ回路にて点灯するこの種の放電灯点灯装置は、図4な
いし図7に示すように、筺体内に複数の直管型放電灯1
を平行に配置して構成されており、隣接する放電灯1間
に放電灯点灯回路を実装した細長いプリント基板5が長
手方向を軸方向と平行にして配置されている。
タ回路にて点灯するこの種の放電灯点灯装置は、図4な
いし図7に示すように、筺体内に複数の直管型放電灯1
を平行に配置して構成されており、隣接する放電灯1間
に放電灯点灯回路を実装した細長いプリント基板5が長
手方向を軸方向と平行にして配置されている。
【0003】放電灯点灯回路は、各放電灯1をそれぞれ
点灯させる複数のインバータ回路21,22,23と、
上記複数のインバータ回路21,22,23を制御する
制御回路3と、電源回路4とで構成され、上記各回路の
回路部品が実装されたプリント基板5を1つの筺体6内
に収納し、筺体6の中央部から電源線7を導入するよう
になっている。図中、8は放電灯1を点滅する器具スイ
ッチである。なお、放電灯1がn個の場合には、インバ
ータ回路もn個となり、制御回路3の両側に振り分け配
置される。
点灯させる複数のインバータ回路21,22,23と、
上記複数のインバータ回路21,22,23を制御する
制御回路3と、電源回路4とで構成され、上記各回路の
回路部品が実装されたプリント基板5を1つの筺体6内
に収納し、筺体6の中央部から電源線7を導入するよう
になっている。図中、8は放電灯1を点滅する器具スイ
ッチである。なお、放電灯1がn個の場合には、インバ
ータ回路もn個となり、制御回路3の両側に振り分け配
置される。
【0004】図4は、回路構成を示すもので、各インバ
ータ回路21,22,23は、トランジスタQ1,
Q2,Q3、ダイオードD1,D2,D3、インダクタ
ンスL11,L21,L12,L22,L13,
L23、コンデンサC31,C41,C32,C42,
C33,C43、制御部CO1,CO2,CO3にて形
成されており、制御部CO1,CO2,CO3は制御回
路3としてブロック化される。
ータ回路21,22,23は、トランジスタQ1,
Q2,Q3、ダイオードD1,D2,D3、インダクタ
ンスL11,L21,L12,L22,L13,
L23、コンデンサC31,C41,C32,C42,
C33,C43、制御部CO1,CO2,CO3にて形
成されており、制御部CO1,CO2,CO3は制御回
路3としてブロック化される。
【0005】電源回路4は、ヒューズFと、ローパスフ
ィルタLFと、ダイオードブリッジDBと平滑コンデン
サC21,C22とで構成されており、コネクタCON
を介して商用電源ACから給電されている。
ィルタLFと、ダイオードブリッジDBと平滑コンデン
サC21,C22とで構成されており、コネクタCON
を介して商用電源ACから給電されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例にあっては、インバータ回路21,22,23が
筺体6の中央部に位置しており、制御回路3から各イン
バータ回路21,22,23のトランジスタQ1,
Q2,Q3に配線される制御パターンP1,P2,P3
が筺体6の中央部から導入される電源線7と近接するこ
とになり、インバータ回路21,22,23の制御パタ
ーンP1,P2,P3へ電源ノイズが重畳され易く誤動
作が発生する恐れがあり、また、高いレベルの高周波ノ
イズが発生するインバータ回路22のトランジスタQ2
の近くに電源線7が位置しているので、電源線7に高周
波ノイズが重畳され易いという問題があった。
従来例にあっては、インバータ回路21,22,23が
筺体6の中央部に位置しており、制御回路3から各イン
バータ回路21,22,23のトランジスタQ1,
Q2,Q3に配線される制御パターンP1,P2,P3
が筺体6の中央部から導入される電源線7と近接するこ
とになり、インバータ回路21,22,23の制御パタ
ーンP1,P2,P3へ電源ノイズが重畳され易く誤動
作が発生する恐れがあり、また、高いレベルの高周波ノ
イズが発生するインバータ回路22のトランジスタQ2
の近くに電源線7が位置しているので、電源線7に高周
波ノイズが重畳され易いという問題があった。
【0007】さらに、発熱量が大きなインバータ回路2
1,22,23を相隣接して集中的に配置しているの
で、局部過熱状態が発生して信頼性が損なわれるという
問題があった。本考案は上記問題点の解決を目的とする
ものであり、インバータ回路の制御パターンへの電源ノ
イズの重畳を低減できるとともに、電源線への高周波ノ
イズの重畳をも低減でき、しかも局部過熱を少なくして
信頼性の向上を図ることができる放電灯点灯装置を提供
しようとするものである。
1,22,23を相隣接して集中的に配置しているの
で、局部過熱状態が発生して信頼性が損なわれるという
問題があった。本考案は上記問題点の解決を目的とする
ものであり、インバータ回路の制御パターンへの電源ノ
イズの重畳を低減できるとともに、電源線への高周波ノ
イズの重畳をも低減でき、しかも局部過熱を少なくして
信頼性の向上を図ることができる放電灯点灯装置を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、従来例と同様の放電灯点灯装置におい
て、制御回路を電源線が導入される筺体の中央部に配置
し、各インバータ回路を上記制御回路の両側に振り分け
配置したものである。
達成するために、従来例と同様の放電灯点灯装置におい
て、制御回路を電源線が導入される筺体の中央部に配置
し、各インバータ回路を上記制御回路の両側に振り分け
配置したものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、電源線が導入される筺体の
中央部に制御回路を配置し、上記制御回路の両側に放電
灯点灯用の各インバータ回路を振り分け配置したので、
制御回路からインバータ回路へ配線される制御パターン
を短くできるとともに、電源線から離すことができ、制
御パターンへの電源ノイズの重畳を低減でき、インバー
タ回路の誤動作を防止することができる。
中央部に制御回路を配置し、上記制御回路の両側に放電
灯点灯用の各インバータ回路を振り分け配置したので、
制御回路からインバータ回路へ配線される制御パターン
を短くできるとともに、電源線から離すことができ、制
御パターンへの電源ノイズの重畳を低減でき、インバー
タ回路の誤動作を防止することができる。
【0010】また、インバータ回路から電源線までの距
離が大きくなるので、インバータ回路のスイッチ素子か
ら発生する高いレベルの高周波ノイズが電源線へ重畳さ
れるのを低減できる。さらにまた、インバータ回路の振
り分け配置により発熱部分が分散され、局部過熱を低減
でき信頼性の向上を図ることができる。
離が大きくなるので、インバータ回路のスイッチ素子か
ら発生する高いレベルの高周波ノイズが電源線へ重畳さ
れるのを低減できる。さらにまた、インバータ回路の振
り分け配置により発熱部分が分散され、局部過熱を低減
でき信頼性の向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】図1ないし図3は、本考案一実施例を示すも
ので、平行配置された複数の直管型放電灯1をそれぞれ
点灯させる複数のインバータ回路21,22,23と、
上記複数のインバータ回路21,22,23を制御する
制御回路3と、電源回路4を構成する回路部品を細長い
プリント基板5に実装し、上記プリント基板5を1つの
筺体6(図1は筺体本体に覆着されるカバーを取り外し
た下面図)内に収納して中央部から電源線7を導入する
ようになっている。
ので、平行配置された複数の直管型放電灯1をそれぞれ
点灯させる複数のインバータ回路21,22,23と、
上記複数のインバータ回路21,22,23を制御する
制御回路3と、電源回路4を構成する回路部品を細長い
プリント基板5に実装し、上記プリント基板5を1つの
筺体6(図1は筺体本体に覆着されるカバーを取り外し
た下面図)内に収納して中央部から電源線7を導入する
ようになっている。
【0012】プリント基板5には、制御回路3が中央に
位置するように各回路が実装されており、この細長いプ
リント基板5を、長手方向が軸方向に平行となるように
して隣接する放電灯1間に配置している。いま、実施例
にあっては、電源線7が導入される筺体6の中央部に制
御回路3を配置して、その両側にインバータ回路21,
22,23を振り分け配置したので、制御回路3からイ
ンバータ回路21,22,23へ配線される制御パター
ンP1,P2,P3を短くできるとともに、電源線7か
ら離すことができ、制御パターンP1,P2,P3への
電源ノイズの重畳を低減でき、インバータ回路21,2
2,23のノイズによる誤動作を防止することができ
る。
位置するように各回路が実装されており、この細長いプ
リント基板5を、長手方向が軸方向に平行となるように
して隣接する放電灯1間に配置している。いま、実施例
にあっては、電源線7が導入される筺体6の中央部に制
御回路3を配置して、その両側にインバータ回路21,
22,23を振り分け配置したので、制御回路3からイ
ンバータ回路21,22,23へ配線される制御パター
ンP1,P2,P3を短くできるとともに、電源線7か
ら離すことができ、制御パターンP1,P2,P3への
電源ノイズの重畳を低減でき、インバータ回路21,2
2,23のノイズによる誤動作を防止することができ
る。
【0013】また、インバータ回路21,22,23か
ら電源線7までの距離が大きくなるので、インバータ回
路21,22,23から発生する高周波ノイズが電源線
7へ重畳されて外部に漏れるのを有効に防止できる。さ
らにまた、インバータ回路21,22,23の振り分け
配置により発熱部分が分散されることになり、局部過熱
を低減でき、回路部品の劣化を少なくして信頼性の向上
を図ることができる。
ら電源線7までの距離が大きくなるので、インバータ回
路21,22,23から発生する高周波ノイズが電源線
7へ重畳されて外部に漏れるのを有効に防止できる。さ
らにまた、インバータ回路21,22,23の振り分け
配置により発熱部分が分散されることになり、局部過熱
を低減でき、回路部品の劣化を少なくして信頼性の向上
を図ることができる。
【0014】また、実施例では、インバータ回路21,
22,23に比べて軽量の制御回路3を電源線導入用切
欠9が設けられたプリント基板5の中央部に配置してい
るので、落下衝撃によるプリント基板5の破損を防止す
ることができる。
22,23に比べて軽量の制御回路3を電源線導入用切
欠9が設けられたプリント基板5の中央部に配置してい
るので、落下衝撃によるプリント基板5の破損を防止す
ることができる。
【0015】
【考案の効果】本考案は上述のように、複数の放電灯
と、各放電灯をそれぞれ点灯させる複数のインバータ回
路と、上記複数のインバータ回路を制御する制御回路と
を具備し、上記各回路を構成する回路部品を1つの筺体
内に収納して中央部から電源線を導入するようにした従
来例と同様の放電灯点灯装置において、上記制御回路を
筺体の中央部に配置し、各インバータ回路を上記制御回
路の両側に振り分け配置したので、制御回路からインバ
ータ回路へ配線される制御パターンを短くできるととも
に、電源線から離すことができ、制御パターンへの電源
ノイズの重畳を低減でき、誤動作を防止することができ
るという効果がある。
と、各放電灯をそれぞれ点灯させる複数のインバータ回
路と、上記複数のインバータ回路を制御する制御回路と
を具備し、上記各回路を構成する回路部品を1つの筺体
内に収納して中央部から電源線を導入するようにした従
来例と同様の放電灯点灯装置において、上記制御回路を
筺体の中央部に配置し、各インバータ回路を上記制御回
路の両側に振り分け配置したので、制御回路からインバ
ータ回路へ配線される制御パターンを短くできるととも
に、電源線から離すことができ、制御パターンへの電源
ノイズの重畳を低減でき、誤動作を防止することができ
るという効果がある。
【0016】また、インバータ回路から電源線までの距
離が大きくなるので、インバータ回路のスイッチ素子か
ら発生する高周波ノイズが電源線へ重畳されるのを低減
できるという効果がある。さらにまた、インバータ回路
の振り分け配置により発熱部分が分散され、局部過熱を
低減でき信頼性の向上を図ることができるという効果が
ある。
離が大きくなるので、インバータ回路のスイッチ素子か
ら発生する高周波ノイズが電源線へ重畳されるのを低減
できるという効果がある。さらにまた、インバータ回路
の振り分け配置により発熱部分が分散され、局部過熱を
低減でき信頼性の向上を図ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の全体構成を示す下面図であ
る。
る。
【図2】同上の回路配置を示す概略図である。
【図3】同上のプリント基板の正面図である。
【図4】本考案に係る放電灯点灯装置の回路図である。
【図5】従来例の全体構成を示す下面図である。
【図6】同上の回路配置を示す概略図である。
【図7】同上のプリント基板の正面図である。
1 放電灯 21 インバータ回路 22 インバータ回路 23 インバータ回路 3 制御回路 5 プリント基板 6 筺体 7 電源線
Claims (2)
- 【請求項1】複数の放電灯と、各放電灯をそれぞれ点灯
させる複数のインバータ回路と、上記複数のインバータ
回路を制御する制御回路とを具備し、上記各回路を構成
する回路部品を1つの筺体内に収納して中央部から電源
線を導入するようにした放電灯点灯装置において、上記
制御回路を筺体の中央部に配置し、各インバータ回路を
上記制御回路の両側に振り分け配置したことを特徴とす
る放電灯点灯装置。 - 【請求項2】複数の直管型放電灯を平行に配設し、制御
回路が中央に位置するように各回路を実装した細長いプ
リント基板を、長手方向が放電灯の軸方向に平行となる
ようにして隣接する放電灯間に配置したことを特徴とす
る請求項1記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40123590U JPH0733439Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40123590U JPH0733439Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488699U JPH0488699U (ja) | 1992-07-31 |
JPH0733439Y2 true JPH0733439Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31879362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40123590U Expired - Fee Related JPH0733439Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733439Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP40123590U patent/JPH0733439Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0488699U (ja) | 1992-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2036758C (en) | Sub power plane to provide emc filtering for vlsi devices | |
KR100360446B1 (ko) | 타워형 컴퓨터의 구조 | |
JPH0733439Y2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
US6700790B2 (en) | Circuit board with integrated circuit | |
JP3811968B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2000223800A (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
KR200192398Y1 (ko) | 전원 안정화 구조를 갖는 다층 피씨비 | |
JPH10240147A (ja) | 液晶装置 | |
JP2598726Y2 (ja) | 蛍光灯用インバータ装置 | |
JP3608332B2 (ja) | プリント基板実装構造 | |
JPH0310698Y2 (ja) | ||
JP2006245320A (ja) | 多層回路基板及び多層回路基板のパターニング方法 | |
JPH0642384Y2 (ja) | 制御装置 | |
JPH07240285A (ja) | 照明装置 | |
JPH05102389A (ja) | メモリーic部品 | |
JPH067597Y2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2560398Y2 (ja) | コンデンサ実装用電極パターン | |
JP2576588Y2 (ja) | 照明器具 | |
JPH06188527A (ja) | 実装ボード | |
JPH05335771A (ja) | 電磁波遮蔽構造 | |
JPH08204341A (ja) | プリント基板内蔵型バイパスコンデンサ | |
JPH058695Y2 (ja) | ||
JPH09298383A (ja) | プリント基板 | |
JP2854792B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH0832258A (ja) | 電子装置及び電子装置用箱体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |