JPH07334159A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH07334159A
JPH07334159A JP6126218A JP12621894A JPH07334159A JP H07334159 A JPH07334159 A JP H07334159A JP 6126218 A JP6126218 A JP 6126218A JP 12621894 A JP12621894 A JP 12621894A JP H07334159 A JPH07334159 A JP H07334159A
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Tetsuo Nishimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の音源(電子楽器1,2,3)に対してそ
れぞれ異なる音色(ピアノ系,管楽器系,打楽器系)の
楽音を割り当てて発音させる。 【構成】MIDI端子を介してシーケンサ4に複数の電
子楽器1,2,3を接続する。電子楽器1,2,3にそ
れぞれ受付音色テーブルを設け、各受付音色テーブル
に、ピアノ系の音色,管楽器系の音色,打楽器系の音色
のみを発音するように設定しておく。各電子楽器は、M
IDIチャンネルに音色が割り当てられたとき、この音
色で前記受付音色テーブルを参照してこのMIDIチャ
ンネルのMIDIメッセージを受け付けるか否かを決定
しておく。こののち、MIDIメッセージを受信したと
き、該メッセージのMIDI受信チャンネルに基づい
て、そのデータを処理するか否かを決定する。これによ
り、シーケンサ4が出力するMIDIメッセージを全て
の電子楽器1,2,3が受信するが、各電子楽器1,
2,3がそれぞれピアノ系の音色,管楽器系の音色,打
楽器系の音色のもののみを選択して発音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の発音装置また
は発音手段(音源)を備え、発音する楽音の音色に基づ
いて最適な音源を選択して該楽音を発音する電子楽器に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在種々の音源が実用化されている。た
とえば、FM音源などの基本波合成系の音源、波形メモ
リ再生型の音源、物理シミュレーション音源などであ
る。これらの音源はそれぞれ以下のような特徴を有して
いる。FM音源では、パラメータ設定により種々の音色
の楽音を発音することができ自然楽器にはない合成的音
色が得意であるが、自然楽器に対する忠実度の高い楽音
を合成することが困難である。波形メモリ再生型の音源
では、手軽に高品質の楽音を得ることができるが、反面
音色の変更の幅が小さいので自分の所望の音色を得るこ
とができない場合がある。また、物理シミューレーショ
ン音源では、自然楽器の発音原理をシミュレートしてい
るため高品質の楽音を得ることができ、且つ、パラメー
タの変更によって音色の加工も可能であるが、高速で複
雑な演算が必要となるため高価であり、発音チャンネル
数を多くとることができない。また現在、物理的にシミ
ュレートできる楽器が管楽器系など特定のものに限られ
るため、発音できる音色の種類が多くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、各音源は
様々な特徴を有しているため、同じ音色名(ピアノな
ど)の楽音でもその音色がそれぞれ異なっている。ま
た、同じ種類の音源であってもその仕様により音色が異
なる。
【0004】このため、例えば同じ「ピアノ」の音色で
あっても演奏する音楽のジャンル(クラシック,ジャ
ズ,ポピュラー等)によってそれぞれ異なる音源が好ま
しい場合があり、また、アンサンブルやジャムセッショ
ンの演奏など、複数パートの音色を同時に発音する場合
には、各パートの音色に好ましい音源がそれぞれ異なる
場合がある。
【0005】そこで、複数の音源を接続し、音色によっ
て音源を指定して発音させる方式が考えられる。しか
し、シーケンサなどの演奏データ(MIDIメッセー
ジ)出力装置に複数の音源を単純に接続したのみでは、
全ての音源が全ての演奏データに反応してしまい個別の
指定ができない。特定の音源のみに楽音を発音させよう
とする場合、従来は、音源のMIDI受信チャンネルを
限定し、シーケンサがそのMIDIチャンネルを用いて
演奏データを送信することによってこれを実現してい
た。例えば、シーケンサが出力する演奏データを用いて
ピアノ系の楽音と管楽器系の楽音を異なる音源で発音さ
せる場合、ピアノ系の楽音を発音させる音源のMIDI
受信チャンネルを1チャンネルに設定し、管楽器系の楽
音を発音させる音源のMIDI受信チャンネルを2チャ
ンネルに設定し、さらに、ピアノ系の楽音のパート(ト
ラック)の演奏データをMIDIの1チャンネルで出力
し、管楽器系の楽音のパートの演奏データをMIDIの
2チャンネルで出力するように設定することによって実
現することができる。
【0006】しかしながら、シーケンサが再生する全て
の曲において各パートに同一音色が割り当てられている
とは限らない。パートの音色が異なる場合に、曲毎にシ
ーケンサまたは音源のMIDIチャンネル設定を変更す
ることは極めて面倒である。また、曲中でパート(トラ
ック)の音色が切り換えられる場合もあるが、曲の進行
中にMIDIチャンネル設定を変更することは殆ど不可
能であった。
【0007】この発明は、楽音の音色により発音するべ
き音源を選択することができる電子楽器を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、複数音色の楽音の発音が可能な発音手段と、外部
より音色指定情報を含む発音情報の入力を受け付ける発
音情報入力手段と、前記複数音色のうち発音すべき音色
を指定する発音音色指定手段と、前記発音情報入力手段
が受け付けた発音情報の音色指定情報が指定する音色が
発音すべき音色か否かを前記発音音色設定手段に基づい
て判断する発音判定手段と、発音判定手段が発音すべき
と判断したとき該発音情報を前記発音手段に入力して発
音処理を行う手段とからなることを特徴とする。
【0009】この出願の請求項2の発明は、複数の発音
装置と割当装置とからなり、該割当装置に、前記複数の
発音装置が発音可能な音色のうちそれぞれの発音装置が
発音すべき音色を指定する発音音色指定手段と、外部よ
り音色指定情報を含む発音情報の入力を受け付ける発音
情報入力手段と、該発音情報入力手段が受け付けた発音
情報の音色指定情報が指定する音色に基づきその発音情
報をどの発音装置に割り当てるべきかを指定する発音装
置指定手段と、発音装置指定手段が指定した発音装置に
該発音情報を送信する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、発音手段が発音可能な複
数音色のうち発音すべき音色を発音音色指定手段が指定
する。発音情報入力手段が外部より入力した発音情報か
ら音色指定情報を読み出し、該音色指定情報が指定する
音色が発音すべき音色か否かを前記発音音色設定手段に
基づいて判断する。これにより発音すべきと判断された
発音情報が前記発音手段に入力され発音処理が実行され
る。このように自己が発音すべき音色を設定しておくこ
とにより、全ての発音情報(MIDIメッセージ)が入
力されても、そのなかから発音すべき音色の発音情報の
みを選択して処理を実行することができる。このような
電子楽器をシーケンサに複数接続し、それぞれの発音音
色指定手段の指定を異ならせておくことにより、シーケ
ンサが出力する発音情報をその音色によってそれぞれ異
なる電子楽器(音源)に発音させることができる。
【0011】請求項2の電子楽器は複数の発音装置と割
当装置とからなっている。このうち、割当装置は、前記
複数の発音装置が発音可能な音色を知っており、そのう
ち各発音装置が発音すべき音色をそれぞれ指定する(発
音音色指定手段)。外部より音色指定情報を含む発音情
報を入力されたとき、この発音情報の音色指定情報が指
定する音色を用いて前記発音音色指定手段を参照し、該
発音情報をどの発音装置に割り当てるべきかを指定す
る。指定された発音装置に該発音情報を送信することに
より、発音処理を実行する。これにより、発音装置は受
信した発音情報を全て処理するという一般的な設定のま
までも割当装置が発音装置を選択して発音情報を割り当
てるため、音色に基づいて的確な発音装置に楽音を発音
させることができる。
【0012】
【実施例】図1〜図6は請求項1の実施例である自動演
奏システムを説明する図である。図1は同自動演奏シス
テムの構成を示す図である。演奏データをシーケンシャ
ルに記憶・出力するシーケンサ4には、発音ユニットと
して用いられる3台の電子楽器1,2,3が直列に接続
されている。すなわち、シーケンサ4のMIDIOUT
端子に電子楽器1のMIDIIN端子が接続され、電子
楽器1のMIDITHRU端子に電子楽器2のMIDI
IN端子が接続され、電子楽器2のMIDITHRU端
子に電子楽器3のMIDIIN端子が接続されている。
シーケンサ4は、複数パート(音色)の演奏データを読
出クロックに基づいて読み出し、各パート毎に個別の
(ch1〜ch16の)MIDIチャンネルを割り当て
てMIDIメッセージとして出力する。電子楽器1,
2,3の受信チャンネル設定は、最も一般的なモードで
ある「OMNI_ON,POLYモード」に設定されて
いる。このOMNI_ON,POLYモードは、全MI
DIチャンネルのMIDIメッセージを受け付けて処理
するモードである。ただし、後述の発音受付テーブルR
CVの設定内容に基づき、音色によっては受け付けたM
IDIメッセージの処理をスキップするようにしてい
る。一方、これら電子楽器1,2,3に内蔵されている
音源モジュールは、それぞれ音色番号1〜128の12
8音色を発音することができるが、その音色の配列はG
M(General MIDI)規格により同一であ
る。また、各音源モジュールは、FM音源,波形メモリ
音源などそれぞれ異なる構成のものであり、電子楽器
1,2,3の音源モジュールは、それぞれピアノ系,管
楽器および打楽器系の音色の楽音を高品質に発音可能で
あり、電子楽器1,2,3は、それぞれピアノ系,管楽
器および打楽器系の音色の楽音の発音を担当する。この
割り当ては前記発音受付テーブルRCVに設定されてい
る。電子楽器1,2,3の楽音信号出力端子はそれぞれ
ミキサ5に接続されている。ミキサ5は各電子楽器1,
2,3から入力される楽音信号をミキシングしてステレ
オのオーディオ信号としてPA装置等に出力する。
【0013】図2は各電子楽器に設けられている操作パ
ネルおよび発音受付テーブルを示す図である。これらは
複数音色のうち発音すべき音色を指定するのに使用され
る。同図(A)は、操作パネルのディスプレイの一部お
よび設定キー群を示している。ディスプレイ10には受
付音色設定モード時の表示がなされており、音色番号1
〜128の音色名と、この音色の演奏データを発音する
か否か(YES(発音),NO(非発音))が一覧表示
されている。利用者は、テンキーやカーソルキーを用い
て設定を変更する音色の表示欄にカーソルを移動する。
そこで、YESキーまたはNOキーをオンすると、その
キーオンに合わせて表示が変更される。また、ディスプ
レイ10の上端には全音色発音モード(ALL_TC)
設定部が設けられている。この欄を選択して、YESキ
ーまたはNOキーをオンすると、そのキー操作に合わせ
てこのモードがON/OFFする。この全音色発音モー
ドがオンすると、そのときの音色番号1〜128のYE
S/NOの設定に拘らず、シーケンサ4によって指定さ
れた全ての音色を発音するようになる。この全音色発音
モードは、本実施例のような複数の電子楽器(音源ユニ
ット)で発音を分担するシステム構成から一時的に1台
の電子楽器で全楽音を発音するシステム構成になったと
きに臨時にONされるものであり、それまでの設定をく
ずさずに臨時に全楽音を発音できるようにするものであ
る。
【0014】また、同図(B)は電子楽器の内部メモリ
に設定される発音受付テーブルおよび全音色発音フラグ
ALL_TCを示す図である。発音受付テーブルは音色
番号TC=1〜128の各音色に対応する発音受付フラ
グRCV(TC)の集合からなっている。このテーブル
の書き換え、すなわち、RCV(TC)のセット/リセ
ットはYESキー/NOキーのオンによって行われる。
また、前記全音色発音モードがセットされるとALL_
TCがセットされる。
【0015】図3〜図6は、前記電子楽器の動作を示す
フローチャートである。電子楽器1,2,3がそれぞれ
独自にこの動作を実行する。
【0016】図3はメインルーチンである。電子楽器の
電源がオンされると、まず初期設定動作を実行する(n
1)。初期設定動作とは、各種レジスタの初期化や楽音
合成回路の初期化などの動作である。次に、パネル処理
(n2)、鍵盤処理(n3)、MIDI処理(n4)、
発音処理(n5)を繰り返し実行する。パネル処理は、
上記受付音色テーブルRCVの設定動作を含み、パネル
操作のスキャンや表示変更などの処理を行う。鍵盤処理
は、該電子楽器に付属の鍵盤の鍵イベントを検出する動
作である。検出された鍵イベントは発音バッファに書き
込まれ、発音処理動作で処理される。なお、鍵盤のない
電子楽器の場合にはこの動作は不要である。MIDI処
理は、シーケンサ4から送られてくるMIDIメッセー
ジを受信する処理である。発音処理は、発音バッファに
書き込まれているイベントデータを処理して音源モジュ
ールを制御する動作である。パネル処理動作(n2),
MIDI処理動作(n4),発音処理動作(n5)につ
いて以下詳細に説明する。
【0017】図4はパネル処理動作の一部である受付音
色設定処理動作を示すフローチャートである。受付音色
設定動作は、MODEキーをオンして受付音色設定モー
ドになったとき上記メインルーチンのn2で実行される
動作である。まず、操作パネルのキースキャンを行う
(n10)。キースキャンの結果キー操作が何も行われ
ていなければそのままリターンする(n11)。キー操
作が行われていれば、どのキーが操作されたかをn12
〜n15で判断する。音色番号の選択が行われた場合に
はn12からn16に進む。音色番号の選択はテンキー
およびENTERキーを用いて音色番号を直接入力する
方式やカーソルキーを用いて所望の音色番号の表示欄を
選択する方式がある。n16では、選択された音色番号
をTCにセットし、ALL_TC欄が選択されているこ
とを示すフラグATCをリセットする。こののち、カー
ソルの表示を該表示欄に移動する(n17)。一方、A
LL_TC欄が選択された場合には(n13)、ATC
をセットするとともに(n18)、カーソルの表示をA
LL_TC欄に移動する(n19)。
【0018】また、YESキーがオンされた場合には
(n14)、ATCを判断する(n20)。ATC=0
の場合には1〜128の何れかの音色番号TCが選択さ
れているため、その音色番号に対応する発音受付フラグ
RCV(TC)をセットするとともに(n21)、ディ
スプレイのその音色番号のReceive欄にYESを
表示する(n22)。ATC=1の場合にはALL_T
C欄が選択されているため、全音色発音フラグALL_
TCをセットするとともに(n23)、該表示欄にON
を表示する(n24)。また、NOキーがオンされた場
合も(n15)、まずATCを判断する(n25)。A
TC=0の場合には選択されている音色番号のRCV
(TC)をリセットするとともに(n26)、その音色
番号のReceive欄にNOを表示する(n27)。
ATC=1の場合にはALL_TCをリセットするとと
もに(n28)、該表示欄にOFFを表示する(n2
9)。
【0019】図5(A)はMIDI処理を示すフローチ
ャートである。また、同図(B)にMIDIメッセージ
のフォーマットの例としてノートオンイベントメッセー
ジ,プログラムチェンジメッセージののフォーマットを
示す。MIDIメッセージは1バイトのステータスバイ
ト(第1バイト)および1〜数バイト(第2バイト以
後)のデータバイトからなっており、ステータスバイト
は該MIDIメッセージが何のためのメッセージである
か(ノートオン,プログラムチェンジ等)を示すバイト
である。ステータスバイトは第1ビット(MSB)が必
ず“1”であることに基づいて識別され、プログラムチ
ェンジメッセージのステータスバイトはCnH であり、
ノートオンイベントメッセージのステータスバイトは9
H である。nは該プログラムチェンジを行うMIDI
チャンネル番号を示している。また、データバイトは、
MSBが必ず0であることに基づいて識別され、プログ
ラムチェンジのデータバイトは1バイトでありその数値
で128種類(0〜127)の音色を指定する。さら
に、ノートオンイベントメッセージのデータバイトは2
バイトであり、1バイト目が音高を示すキーナンバデー
タであり、2バイト目がノートオンの強さを示すベロシ
ティデータである。
【0020】MIDIインタフェースには、MIDIケ
ーブルを介して発音情報であるMIDIメッセージが入
力されバッファに記憶される。このMIDIメッセージ
には音色指定情報であるMIDIチャンネル情報が含ま
れている。入力されたMIDIメッセージはバッファに
記憶される。そこで、MIDIインタフェースのバッフ
ァをスキャンする(n30)。MIDIインタフェース
のバッファにデータ(MIDIメッセージ)がある場合
には、そのメッセージに含まれるMIDIチャンネル番
号をMCHに記憶する(n32)。つぎに、このMID
Iメッセージのステータスバイトに基づいてそのメッセ
ージの内容を判断する(n33,n34)。プログラム
チェンジ(PC)すなわち音色変更イベントの場合には
n33からn35に進む。n35以下では、MIDIメ
ッセージの第2バイトに書き込まれている音色番号(P
C番号)をPCNに記憶し(n35)、この音色番号に
対応する発音受付フラグRCV(PCN)をこのMID
Iチャンネルの発音可否フラグMCR(MCH)にセッ
トする(n36)。RCV(PCN)は図2の動作にお
いて利用者が設定しているため、その設定に基づいてM
IDIチャンネルの受付可否を設定する。このMIDI
チャンネルの演奏データを受信したときこのMCR(M
CH)に基づいて発音可否が判断される。つぎに、この
音色番号PCNを音色番号レジスタTC(MCH)にセ
ットする(n37)。あるMIDIチャンネルに音色番
号PCNがセットされると、このチャンネルについては
次にプログラムチェンジメッセージが送信されてくるま
で、この音色番号PCNが維持される。一方、受信した
MIDIメッセージがノートオンイベントデータであっ
た場合には、そのMIDIメッセージが指定するMID
Iチャンネルの発音可否フラグMCR(MCH)または
全音色発音フラグALL_TCのいずれかが1であるか
を判断する(n40)。すなわち、発音情報として入力
されるMIDIメッセージに含まれているMIDIチャ
ンネル番号MCHが、そのMIDIチャンネルにセット
されている音色を指定する音色指定情報となっており、
このMIDIチャンネル番号MCHに基づいて発音音色
指定手段であるMCR(MCH)を参照し、発音すべき
か否かを判断する。MCR(MCH)=1またはALL
_TC=1であれば、このノートオンイベントデータの
内容を対応するレジスタに取り込む(n41)。すなわ
ち、KON情報をKEVに取り込み、キーコード情報
(第1データバイト)をKCに取り込み、押鍵速度情報
(第2データバイト)をVELに取り込む。次にこのM
IDIチャンネルの音色番号TC(MCH)をTCレジ
スタに転記して(n42)、発音バッファにKEV,V
EL,KC,TCを書き込む(n43)。後述の発音処
理においてこのデータに基づく発音チャンネルの割り当
てが行われる。受信したMIDIメッセージがプログラ
ムチェンジイベントでもノートオンイベントでもない場
合には対応するイベント処理を実行する(n38)。
【0021】図6は、発音処理を示すフローチャートで
ある。まず発音バッファをスキャンする(n50)。発
音バッファにデータがある場合には、そのデータに対す
る発音チャンネルの割り当てを行う(n52)。割り当
てられた発音チャンネルのチャンネル番号をACHにセ
ットする。この発音チャンネルACHに対してKEV,
VEL,KC,TCのデータを書き込む(n53)。こ
の書き込みにより、発音チャンネルACHは楽音信号合
成動作を開始する。こののち、n51にもどって、発音
バッファにデータが残っているかを判断する。データが
無くなるまでn52,n53のデータを実行する。デー
タが無くなればn51の判断でリターンする。
【0022】なお、図5のn38で処理されるその他イ
ベントデータは、主として現在発音されている(ノート
オンイベントデータが送られてきた)楽音に対するエフ
ェクトやピッチベンドに関するイベントデータである
が、これらのイベントデータについてもMCR(MC
H)=1またはALL_TC=1の場合のみそのデータ
を音源モジュールに送信するようにすればよい。
【0023】図7〜図8は請求項2の実施例である自動
演奏システムを説明する図である。図7は同自動演奏シ
ステムの構成を示す図である。この自動演奏システムで
は、シーケンサ20,アサイナ21,発音ユニット2
2,23,24がネットワークを介して接続されてい
る。各装置は通信モジュールを内蔵し、ネットワークを
介して他の装置とデータの送受信をすることができる。
シーケンサ20は自動演奏を実行するとき、演奏データ
を順次読み出し、読み出した全ての演奏データをネット
ワークを介してアサイナ21に送信する。この送信時の
データフォーマットは、必ずしもMIDI規格に準拠す
る必要はない。アサイナ21はシーケンサ20から受信
した演奏データの内容を判断し、この演奏データに含ま
れる音色情報TCに基づいて処理を担当する発音ユニッ
トを決定してその発音ユニットに対して該メッセージデ
ータを送信する。すなわち、シーケンサ20が出力する
演奏データ(ノートオンデータ)には必ず音色情報TC
が含まれているものとする。各発音ユニット22,2
3,24は上記第1の実施例のような判断機能を持た
ず、ネットワークを介して受信した演奏データの内容を
全て処理する。発音ユニット22,23,24は、第1
の実施例と同様にそれぞれ異なる構成の音源モジュール
を内蔵しており、このうち発音ユニット22の音源モジ
ュールはピアノ系の音色で高品質の楽音信号を形成する
ことができ、発音ユニット23の音源モジュールは管楽
器系の音色で高品質の楽音信号を形成することができ、
発音ユニット24の音源モジュールは打楽器系の音色で
高品質の楽音信号を形成することができるものとする。
発音ユニット22,23,24の楽音信号出力端子はそ
れぞれミキサ25に接続されている。ミキサ25は入力
される楽音信号をミキシングしてステレオのオーディオ
信号としてPA装置等に出力する。
【0024】ここで、アサイナ21は、各発音ユニット
に対応する発音受付テーブルRCVを別々に有してい
る。この発音受付テーブルRCVが発音音色指定手段に
対応する。アサイナ21は演奏データを受信するとその
演奏データに含まれる音色情報TCを読み出し、この音
色情報に基づいて発音受付テーブルRCVを検索して最
適の発音ユニットを決定する。この発音ユニットに対し
て受信したメッセージデータを送信する。ここで、この
アサイナ21に設定されている発音受付テーブルRCV
は、第1の実施例と同様、128個の発音受付フラグR
CV(TC)の集合からなっているが、本実施例のRC
V(TC)は2値(1/0)のフラグではなく、0/1
/2の値をとる3ステートフラグとなっている。RCV
(TC)=0ならば、この音色TCは該発音ユニットで
は絶対に発音しないことを意味する。RCV(TC)=
1ならば、この音色TCは該発音ユニットで高品質な楽
音信号を発音可能であることを意味する。また、RCV
(TC)=2ならば、他のRCV(TC)=1の発音ユ
ニットの発音チャンネルがふさがっている場合には、次
善の策としてこの発音ユニットで発音可能であることを
意味する。このフラグ設定は使用に先立ってユーザが行
う。この実施例では、発音ユニット22,23,24に
対応する発音受付テーブルRCVにおいては、それぞれ
ピアノ系の音色,管楽器系の音色および打楽器系の音色
の発音受付フラグRCV(TC)がセットされているも
のとする。
【0025】なお、この実施例ではシーケンサ20−ア
サイナ21間の通信およびアサイナ21−発音ユニット
22,23,24間の通信のデータフォーマットとして
MIDI規格と異なるデータフォーマットを採用してい
る。これは、シーケンサ20は毎回音色データTCを送
信するからであり、アサイナ21は発音ユニットに対し
て発音チャンネルを指定してデータを送信するためであ
る。
【0026】図8は前記アサイナ21のアサイン処理を
示すフローチャートである。この動作は、シーケンサ2
0から演奏データとしてノートオンデータを受信したと
き実行される動作である。まず、演奏データを入力して
発音ユニット割当要求を受け付ける(n60)。演奏デ
ータの内容をそれぞれ対応するレジスタに記憶する(n
61)。音色情報をTCに記憶し、キーコード情報をK
Cに記憶し、押鍵速度情報をVELに記憶し、KON情
報をKEVに記憶する。こののち、この音色TCを高品
質で発音可能な発音ユニットすなわちRCV(TC)=
1の発音ユニットを検索し、さらに、その発音ユニット
に空きチャンネルがあるか否かを判断する(n62)。
すなわち、音色指定情報TCおよび発音音色指定手段R
CVに基づいて発音ユニットを割り当てる処理を行う。
該当の発音ユニットに空きチャンネルがある場合にはそ
の情報を持ってn67にジャンプする(n63)。n6
2で空きチャンネルがない場合には、この音色TCを発
音するにつき次善の発音ユニットすなわちRCV(T
C)=2の発音ユニットを検索し、さらに、その発音ユ
ニットに空きチャンネルがあるか否かを判断する(n6
4)。その発音ユニットに空きチャンネルがある場合に
はそれらの情報を持ってn67にジャンプする(n6
5)。n64でも空きチャンネルを発見できなかった場
合には、n66に進んで、RCV(TC)=1の発音ユ
ニットの1つの発音チャンネルにトランケートをかけて
空きチャンネルを作成し、その発音チャンネルに今回の
発音を割り当てる。n67では発音を割り当てられた発
音ユニットにチャンネル番号および上記n61で記憶さ
れた情報を送信して発音を開始させる。
【0027】なお、この実施例では、アサイナ21が発
音ユニットの発音チャンネルの割り当てを行い、割り当
てられた発音チャンネル番号を発音ユニットに送信する
ようにしているが、アサイナ21−発音ユニット間のデ
ータ送受信をMIDIフォーマットで行う場合には、こ
の発音チャンネルの割り当てを先にシステムイクスクル
ーシブメッセージとして送信しておき、そののち、ノー
トオンメッセージを送信するようにすればよい。ネット
ワークを介した高速通信であるため、このような通信も
可能である。
【0028】また、トランケート処理は、そのとき最も
発音レベルの低い発音チャンネルを強制的に消去してそ
のチャンネルに新たな発音データを割り当てる処理であ
るが、対象となっている発音ユニットにおいてどの発音
チャンネルが一番低レベルであるかは、通信機能を用い
てアサイナ21が音源ユニット側に問い合わせるように
すればよい。また、その発音ユニットの各発音チャンネ
ルが現在発音中の音色と発音開始タイミングに基づいて
どの発音チャンネルが最低レベルであるかをアサイナ2
1が推定するようにしてもよい。また、単純に後着優先
で処理するようにしてもよい。
【0029】このようにアサイナ21が受信した演奏デ
ータの転送先を判断し、特定の発音ユニットのみにその
演奏データを送信するため、発音ユニット22,23,
24は受信したデータを全て処理するという最も単純な
設定でよい。
【0030】なお、発音受付テーブルRCVを各電子楽
器毎または各発音ユニット毎に複数ずつ設けてもよい。
複数の発音受付テーブルをそれぞれ音楽のジャンル(例
えば、クラシック,ジャズ等)に対応するように設定し
ておけば、テーブルの切り換えのみで種々のジャンルの
音楽に対応することができる。
【0031】また、本実施例では、発音しない場合には
発音チャンネルを割り当てないようにしているが、発音
チャンネルを割り当ててその音量を絞る方式や発音しな
い波形をわざと割り当てるなどの手法をとってもよい。
【0032】第1の実施例では、同一の音色について複
数の電子楽器のRCV(TC)をオンすることにより、
この音色が複数の電子楽器から発音され重奏音効果を得
ることができる。
【0033】また、発音/非発音を各音色単位で設定す
るのに加えて、グループ(ピアノ,木管,金管など)な
どの大きな単位で設定できるようにしてもよい。この場
合、音色単位の指定とグループの指定のいずれが優先す
るかを設定できるようにすることにより、音色単位の設
定を優先する場合には個別の細かい設定が可能となり、
グループの設定を優先する場合には素早い設定が可能と
なる。
【0034】また、受付音色設定モード時以外にも、発
音を音色を受け付けない音色名をディスプレイに異なる
態様で表示し、受け付けないことを演奏者に明示するよ
うにしてもよい。
【0035】このように複数の電子楽器(発音ユニッ
ト)を組み合わせて使用することにより、他の電子楽器
よりも少ない音色セットしか備えない電子楽器でも、そ
の音色セットだけ発音するように設定して有効に利用す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
自己が発音すべき音色を発音音色指定手段によって指定
されているため、全ての発音情報が入力されてもそれを
発音すべきか否かを判断することができる。したがっ
て、この発明の電子楽器を複数台接続してそれぞれ異な
る発音音色設定をしておくことにより、これらに発音情
報を入力するのみでふさわしい音色を自ら選択して発音
することができる。また、どのようなパート割りをして
いる発音情報に対しても音色に基づいて判断するため、
一旦設定すれば変更する必要がない。
【0037】また、請求項2の発明では、割当装置が全
ての発音情報を入力して、その発音情報の音色を発音す
るのに相応しい発音装置のみにその発音情報を出力する
ため、この割当装置でシステムを統一的に管理すること
ができ、発音装置には何らの設定をする必要が無くなる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の実施例である自動演奏システムの構
成図
【図2】同自動演奏システムに用いられる電子楽器の操
作パネル,発音受付テーブルを示す図
【図3】同電子楽器の動作を示すフローチャート(メイ
ンルーチン)
【図4】同電子楽器の動作を示すフローチャート(受付
音色設定処理)
【図5】同電子楽器の動作を示すフローチャート(MI
DI処理)
【図6】同電子楽器の動作を示すフローチャート(発音
処理)
【図7】請求項2の実施例である自動演奏システムの構
成図
【図8】同自動演奏システムに用いられるアサイナの動
作を示すフローチャート(MIDI処理)
【符号の説明】
1,2,3−電子楽器 4,20−シーケンサ 21−アサイナ 22,23,24−発音ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数音色の楽音の発音が可能な発音手段
    と、 外部より音色指定情報を含む発音情報の入力を受け付け
    る発音情報入力手段と、 前記複数音色のうち発音すべき音色を指定する発音音色
    指定手段と、 前記発音情報入力手段が受け付けた発音情報の音色指定
    情報が指定する音色が発音すべき音色か否かを前記発音
    音色設定手段に基づいて判断する発音判定手段と、 発音判定手段が発音すべきと判断したとき該発音情報を
    前記発音手段に入力して発音処理を行う手段と、 からなる電子楽器。
  2. 【請求項2】 複数の発音装置と割当装置とからなり、 該割当装置に、前記複数の発音装置が発音可能な音色の
    うちそれぞれの発音装置が発音すべき音色を指定する発
    音音色指定手段と、外部より音色指定情報を含む発音情
    報の入力を受け付ける発音情報入力手段と、該発音情報
    入力手段が受け付けた発音情報の音色指定情報が指定す
    る音色および前記発音音色指定手段が指定する音色に基
    づきその発音情報をどの発音装置に割り当てるべきかを
    指定する発音装置指定手段と、発音装置指定手段が指定
    した発音装置に該発音情報を送信する手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006019964A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Yamaha Corp マルチメディア実行システム及びマルチメディアファイルの実行方法
CN109416906A (zh) * 2016-06-28 2019-03-01 雅马哈株式会社 音色设定装置、电子乐器系统以及音色设定方法

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