JPH07333926A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07333926A
JPH07333926A JP6145492A JP14549294A JPH07333926A JP H07333926 A JPH07333926 A JP H07333926A JP 6145492 A JP6145492 A JP 6145492A JP 14549294 A JP14549294 A JP 14549294A JP H07333926 A JPH07333926 A JP H07333926A
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JP
Japan
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transfer
water content
current
image forming
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Pending
Application number
JP6145492A
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English (en)
Inventor
Kunimasa Aoshima
邦昌 青島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な転写材含水率検出手段を備え、この検
出結果から各装置の制御を行って、安定した高画質な画
像を得る。 【構成】 転写材1の電気抵抗は含水率によって変化す
るため、iDを一定に保つHVPS5において、転写材
の抵抗が低い場合には小さな出力電流iTで一定のiD
を確保でき、吸着コロトロンワイヤ4への印加電圧Vw
が小さくなる。このワイヤ印加電圧を電圧検出部7で計
測し、使用される転写材の含水率を検出する。検出され
た転写材の含水率によって最適な吸着、転写、剥離、除
電定着条件に各装置を制御することにより、高品質の画
像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機など
の画像形成装置に係り、特に転写材の含水率を簡単に検
出できると共に、検出された含水率により最適制御し、
高品質画像を得ることができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機の静電転写装置に
おいては、一定電流の転写電流をコロトロンワイヤ等に
印加することで、一定の転写電界を形成する静電転写法
が採用されている。しかし、温度・湿度等の条件が一定
であっても、転写材の種類/条件等によって最適な転写
条件は異なってくる。また定着装置においても同様に転
写材の種類/条件等によって最適な定着条件は異なって
くる。転写材の種類に関してはメーカーからユーザーへ
予め転写材を指定して、最適な転写条件、定着条件を得
ることもできるが、指定外の転写材が用いられているこ
ともあり、また指定された転写材でも環境の変化によっ
て発生する、転写材の含水条件の相違により、一定の転
写条件/定着条件では、良好な画質及び定着性を得るこ
とができなかった。用紙含水率を検出する技術は、例え
ば特開昭55−28081号、特開昭54−34834
号、特開昭56−14271号、特開昭58−7818
0号、特開昭62−280138号、特開昭62−28
0139号等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、静電転写装置
における転写電流が小さすぎると転写不良となり、大き
すぎると転写画像のがさつき等のディフェクトが発生す
る。同一の転写電流では、転写材の含水率が低いと不足
ぎみになり、含水率が高いと転写電流過多ということが
転写材の含水率の変化による電気抵抗の変化によって発
生する。また、転写材の含水率が高いと、定着装置から
与える熱量が転写材中の水分に奪われてしまい安定した
定着性が損われる。特にカラーの高画質を得るために用
紙の含水率を無視することができなくなった。
【0004】このような技術的背景から含水率により各
装置を制御しようとすると、従来の含水率検出ではレジ
ロール、用紙搬送系で用紙の電気抵抗を計測しなければ
ならず、そのための検出装置が必要になり、コストがか
かるという問題があった。本発明の目的は、高画質を得
るための不具合の要因となる転写材の含水率を、簡単に
検知できる機能を備えた画像形成装置を提供することに
ある。また他の目的は、前記検出された転写材の含水率
に応じた転写材吸着装置、転写装置、転写材剥離装置、
除電装置、定着装置等の制御を行って、安定した高画質
な画像が得られるようにした画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載された本発明は感光体上に形成した
トナー画像を、転写材担持体上に保持された転写材に転
写し、定着後に出力する画像形成装置において、吸着電
流印加装置と該吸着電流印加装置に対して前記転写材担
持体を挟んで配置された対向電極とから成り、前記転写
材を吸着によって前記転写材担持体上に保持する転写材
吸着手段と、前記吸着電流印加装置の出力電圧を検出す
る手段と、前記検出された出力電圧から転写材の含水率
を検出する手段とを備え、前記吸着電流印加装置から印
加される電流は前記対向電極に流入する電流を一定に保
つよう制御し、このとき検出される前記吸着電圧印加装
置の出力電圧から転写材の含水率を検出するようにした
構成にある。
【0006】また請求項2に記載された発明は感光体上
に形成したトナー画像を、転写電流印加装置の印加する
電流によって発生する電界をかけて転写材に転写し、定
着後に出力する画像形成装置において、前記転写電流印
加装置の出力電圧を検出する手段と、該検出された出力
電圧から転写材の含水率を検出する手段とを備え、前記
転写電流印加装置から印加される電流は感光体に流入す
る電流を一定に保つよう制御し、このとき検出される前
記転写電流印加装置の出力電圧から転写材の含水率を検
出するようにした構成にある。また請求項3に記載され
た発明は感光体上に形成したトナー画像を、誘電シート
上に吸着によって保持された転写材に転写し、定着後に
出力する画像形成装置において、転写材吸着装置もしく
は転写装置からの出力電圧を検出する手段と、前記検出
された出力電圧に応じて、転写材吸着装置、転写装置、
転写材剥離装置、除電装置、定着装置等の各装置に制御
信号を出力する制御手段とを備えた構成にある。
【0007】
【作用】吸着電流または転写電流iDを一定に保つよう
な電源を用いると、含水率が高くなることによって電流
が多くなり、出力電流が変動する。これによって印加電
圧の変動になって現れる。iD一定制御の電源は非常に
精度の高いものなので、含水率と印加電圧の関係も制度
よく検出できる。この含水率の検出結果に基づいて、後
の転写部や定着部などにおける制御を行うことにより、
精度の高い画像形成が可能となる。すなわち、請求項1
に記載された発明の構成によると、転写材吸着手段によ
って転写材担持体に吸着された転写材の含水率は、吸着
時に印加される電圧を計測することで、図3に示す関係
から検出される。このように転写材吸着手段を用いて転
写材の含水率を検出することにより、従来のレジロー
ル、用紙搬送系での含水率測定に用いる検出装置が不要
となると共に、画像形成装置として必須の装置を利用す
るので、構成が簡単になる。また請求項2に記載された
発明の構成によると、転写材の含水率は感光体よりトナ
ーを静電転写する際の転写手段への転写電圧を計測する
ことでも同様に検出でき、転写材吸着手段をもたない画
像形成装置にも適用可能となる。さらに請求項3に記載
された発明の構成によると、上記手段により検出された
転写材の含水率によって最適な吸着、転写、剥離、除電
定着条件に各装置を制御することにより、高品質の画像
を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。図1は
本発明の第1実施例の含水率検出原理を示す。本実施例
は誘電体シートからなる転写材担持体上に転写材を静電
吸着させる転写材吸着装置の出力電圧から転写材の含水
率を検出するものである。転写材1は、図示を省略した
レジストレーション部にて、転写材先端の整合が行なわ
れた後、転写材担持体2上に搬送され吸着対向ロール3
によって、転写材担持体上に押しつけられ、吸着コロト
ロンワイヤ4からの吸着電流の印加により転写材担持体
上に静電吸着される。この時吸着電流を印加する高圧電
源(以下HVPSと記す)5は、吸着コロトロンシール
ド6に流れ込む電流iSをリターンすることによって、
吸着対向ロール3側に流れる電流iDを一定に保つよう
その出力電流iTを制御する。ここで、iT、iS、i
Dの関係はiD=iT−iSであり、吸着に寄与するi
Dを一定に保つことで常に安定した吸着性を保つことが
できる。
【0009】ところで、転写材1の電気抵抗は含水率に
よって変化する。そのため、含水率が高く、電気抵抗が
低い転写材1を転写材担持体2上に吸着させる際、iD
を一定に保つHVPSにおいては、転写材1の抵抗が低
いために、小さな出力電流iTで一定のiDを確保する
ことができる。従って、吸着コロトロンワイヤ4ヘの印
加電圧Vwが小さくなる。このワイヤ印加電圧、すなわ
ち転写材吸着装置の出力電圧Vwを電圧検出部7で計測
する。ここで、印加電圧と用紙含水率の関係は予め分か
っているので、上記検出された出力電圧Vwから使用さ
れる転写材の含水率を知ることができる。図3に用紙含
水率とワイヤ印加電圧の関係を示す。
【0010】本発明の第2実施例として、図2は転写部
において図1と同様の転写材含水率の検出を行う例を示
すものである。転写材1は転写材担持体2によってトナ
ー画像11が形成された感光体10に搬送された後、転
写部においてHVPS15から出力され、転写コロトロ
ンワイヤ14にて印加する転写電流iDにより転写材1
にトナー画像11が転写される。転写材の転写材担持体
上への吸着とトナー画像の転写材上への転写を静電的に
行うHVPS15は、前記吸着と転写に対して共に一定
のiDを得られるiD一定型が望まれるが、通常のiT
一定型と比べ、電源自体高価であり、iSをリターンす
るためのワイヤ引きまわしスペース確保を要したり、シ
ールド周辺を複雑な構造にする必要がある。
【0011】転写材吸着手段を有する画像形成装置、例
えば複写機においてはiD一定型電源より成る吸着手段
と、転写材含水率検出手段とによって得られる転写材含
水率情報により、転写手段として一般的なiT一定型電
源で、iD一定型電源と同等の高精度な転写電流制御に
よって高画質が得られる。また、吸着手段を有しない複
写機の場合は転写手段としてiD一定型電源を用いるこ
とで、高画質と、さらに転写材含水率情報を得ること
で、定着装置の制御を行なえる。もちろん前述した吸着
手段より得られる転写材含水率情報からも同様である。
【0012】次に含水率に応じた定着装置の最適制御に
ついて説明する。図4に転写材含水率と最適定着温度と
の関係を示す。転写材上に転写されたトナー画像を定着
させるには、トナーを溶かす熱とトナーを転写材上に押
圧する圧力が必要であり、両者を同時に与えるために、
加熱ロールと加圧ロールをニップさせる。一般的なロー
ラ定着装置に於ける加熱ロールはヒータをもち、その表
面を加熱することでトナーを加熱する。しかし、高含水
率の転写材では、その水分によって奪われる熱量が増大
し、加熱ロール表面温度を低含水率の転写材使用時より
予め高く設定しないとトナーに与える最適な熱量を維持
できず最適な定着性を得られなくなる。定着性は加熱ロ
ール温度だけでなく、加圧条件でも変化するので前工程
である転写材吸着時、転写時において、転写材の含水率
情報を得ることによってそれに応じて最適の定着条件を
設定できる。
【0013】
【発明の効果】上述のとおり、請求項1または2の発明
によれば、吸着電流または転写電流iDを一定に保つよ
うな電源を用いることにより、簡単な構成で含水率と印
加電圧の関係を精度よく検出することができる。また請
求項3に記載された発明によれば、転写材吸着手段また
は転写手段を用いて検出された転写材の含水率によって
最適な吸着、転写、剥離、除電定着条件に各装置を制御
することにより、高品質の画像を得ることができ、かつ
もともとある部分を利用するので、コスト面で有利とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発に係わる画像形成装置の第1実施例とし
て、転写材吸着装置を利用した含水率検出原理を説明す
る模式図である。
【図2】 第2実施例として、転写装置を利用した含水
率検出原理を説明する模式図である。
【図3】 用紙含水率とワイヤ印加電圧の関係を示す図
である。
【図4】 用紙含水率に対する定着性および最適定着温
度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…転写材、2…転写材担持体、3…吸着対向ロール、
4…吸着コロトロンワイヤ、5…転写材吸着装置の高圧
電流、6…吸着コロトロンシールド、7…電圧検出部、
10…感光体、14…転写コロトロンワイヤ、15…転
写装置の高圧電流、16…吸着コロトロンシールド、1
7…電圧検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成したトナー画像を、転写
    材担持体上に保持された転写材に転写し、定着後に出力
    する画像形成装置において、 吸着電流印加装置と該吸着電流印加装置に対して前記転
    写材担持体を挟んで配置された対向電極とから成り、前
    記転写材を吸着によって前記転写材担持体上に保持する
    転写材吸着手段と、 前記吸着電流印加装置の出力電圧を検出する手段と、 前記検出された出力電圧から転写材の含水率を検出する
    手段と、を備え、 前記吸着電流印加装置から印加される電流は前記対向電
    極に流入する電流を一定に保つよう制御し、このとき検
    出される前記吸着電流印加装置の出力電圧から転写材の
    含水率を検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体上に形成したトナー画像を、転写
    電流印加装置の印加する電流によって発生する電界をか
    けて転写材に転写し、定着後に出力する画像形成装置に
    おいて、 前記転写電流印加装置の出力電圧を検出する手段と、 該検出された出力電圧から転写材の含水率を検出する手
    段と、を備え、 前記転写電流印加装置から印加される電流は感光体に流
    入する電流を一定に保つよう制御し、このとき検出され
    る前記転写電流印加装置の出力電圧から転写材の含水率
    を検出することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体上に形成したトナー画像を、誘電
    シート上に吸着によって保持された転写材に転写し、定
    着後に出力する画像形成装置において、 転写材吸着装置もしくは転写装置からの出力電圧を検出
    する手段と、 前記検出された出力電圧に応じて、転写材吸着装置、転
    写装置、転写材剥離装置、除電装置、定着装置等の各装
    置に制御信号を出力する制御手段と、を備えていること
    を特徴とする画像形成装置。
JP6145492A 1994-06-03 1994-06-03 画像形成装置 Pending JPH07333926A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095036A1 (en) * 2000-06-06 2001-12-13 Array Ab Direct printing device
US6681084B1 (en) * 2003-02-27 2004-01-20 Xerox Corporation Method for determination of humidity in an xerographic printer
US10254684B2 (en) 2017-09-13 2019-04-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming device with first and second transfer power sources

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