JPH1078712A - 転写装置および画像形成装置 - Google Patents

転写装置および画像形成装置

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JPH1078712A
JPH1078712A JP8234251A JP23425196A JPH1078712A JP H1078712 A JPH1078712 A JP H1078712A JP 8234251 A JP8234251 A JP 8234251A JP 23425196 A JP23425196 A JP 23425196A JP H1078712 A JPH1078712 A JP H1078712A
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JP
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transfer
voltage
roller member
bias
characteristic
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JP8234251A
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Takayasu Yunamochi
貴康 弓納持
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写メモリーの発生を防止できる転写装置を
提供する。 【解決手段】 バイアス電圧の印加により像担持体上の
トナー像を転写材に転写するローラ部材と、前記ローラ
部材に印加する電圧をモニターするモニター手段と、前
記像担持体と前記ローラ部材とで形成する転写部を転写
材が通過する時と非通過時で前記ローラ部材に印加する
電圧(VT 、VTO)を切換える制御手段を有する転写装
置において、前記制御手段は、前記モニター手段でモニ
ターした電圧(VTO)に基づいて、前記ローラ部材に印
加する電圧の過渡特性を検出(tc ={(VT −VTO
/VTO}×tb )し、電圧の切換えタイミング(tc
をバイアス電圧の過渡特性に合わせて設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写装置および画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置を図7に示す。図7
において、1はアルミシリンダ表面に有機感光体(OP
C)層を設けた感光ドラムである。感光ドラム1の外径
は30mmである。またドラム1の周速は100mm/
secである。感光ドラム1は不図示の帯電装置により
負に均一帯電された後、像露光されて潜像が形成され、
不図示の現像手段により反転現像が行われ、その表面に
トナー像が形成される。トナー像は、転写ガイド14に
沿って搬送されてきた転写材であるところの紙19に転
写される。
【0003】転写は、金属製の芯金3上に導電性の弾性
層2を有した外径が20mmの転写ローラ4に、転写高
圧電源5より電圧を印加することにより感光ドラム1と
転写ローラ4で形成する転写ニップNで行われる。転写
ローラ4の弾性層2の抵抗値は、106 から1010Ωc
m程度で転写ローラ芯金に印加する電圧は+1kVから
+6kV程度である。
【0004】転写を終了した紙19は、感光ドラムと静
電吸着しているが、これを分離するのが6の除電針であ
る。
【0005】除電針6は、絶縁部材7により挟持され除
電針ユニット8を形成している。除電針6は、紙19の
除電を行い感光ドラム1からの分離を促進する。
【0006】分離を終了した紙19は絶縁性の樹脂製の
搬送ガイド10上を搬送され、定着装置13へ搬送され
る。
【0007】定着装置13はアルミニウム製の筒状の芯
金にPFA粒子をスプレーコート、または、ディスパー
ジョンをコートした後焼き付け塗装してPFAの離型層
を形成した定着ローラ20と、これを内側から暖めるた
めのハロゲンヒータ21と、紙19を定着ローラ20に
圧接するための加圧ローラ22と、紙19を定着ローラ
20と加圧ローラ22のニップへ導くための定着入口ガ
イド23から構成される。
【0008】転写を終了した紙19は、この定着ニップ
を通過することにより、トナーを紙面上に定着する。
【0009】尚、転写工程で紙19に転写されずに感光
ドラム1上に残ったトナーは、クリーニング装置12に
より回収される。クリーニング装置は、残トナーをドラ
ム上から掻き取るためのクリーニングブレード24と、
廃トナーをためておくための容器(以後、C容器と記
す)25から構成されている。
【0010】また、転写ローラ4に印加される電圧は、
転写ローラの抵抗値によってその大小を変更したり、転
写時と非転写時または停止時にその大きさを切り換え制
御する。その制御は、CPU15、I/Oポート16、
バスライン18、メモリー17から構成される制御系に
よって行われる。
【0011】転写バイアスのシーケンスを図8に示す。
図8に示すシーケンスにおいて、まず、前回転時に転写
ローラに適正な印加電圧を検知するための定電流バイア
スを印加する。このとき発生する電圧をVTOとし、転写
バイアスVT は、この値に演算を行って決定する。な
お、VTOは+1kV〜+4.5kV、VT は+2kV〜
+6.0kVくらいである。
【0012】次に転写ローラの一周分の時間t1、ここ
では0.63秒間定電流を行った後、転写ローラに印加
する電圧をVTOとして待期する。紙が転写ニップに到達
するのに合わせて転写バイアスをVT とするが変更のタ
イミングは、転写バイアス電源の立上りを考慮して、少
し早めにVTOからVT へ切換る。この時間をta とする
とta は回路構成にもよるが、電源の立上り特性や電源
の生産時の公差によるばらつきを考慮して200msく
らいとするのが一般的である。また、立上り時間は転写
ローラの抵抗値に大きく依存する。抵抗が小さい場合に
は電気的な負荷が大きくなり立上り時間も長くなるの
で、この余裕も見込んでta を設定する必要がある。
【0013】ここで、転写部を紙が通過している間の転
写バイアスをVT とし、紙間ではVTOとする。このとき
の切換えタイミングは、紙後端部でVT →VTOとするプ
リントを終了する前の後回転時にも感光ドラム回転中
は、転写バイアスをVTOとしておく。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、バイアス電源の立上り特性を生産時のばらつ
きを考慮して、バイアスオンのタイミングを早くする制
御としているため、非通紙時に大きなバイアスを印加す
ることとなり、感光ドラムに潜像形成時の帯電とは逆極
性の転写メモリーを形成してしまうという問題があっ
た。この転写メモリーは、一次帯電工程で、電位収束を
充分行うことが出来ず、感光ドラムの次の周回時に濃度
差として表われ、特にハーフトーン画像の場合に顕著な
画像不良となる。
【0015】本出願に係る第1の発明の目的は、転写メ
モリーの発生を防止できる転写装置を提供することにあ
る。
【0016】本出願に係る第2の発明の目的は、転写メ
モリーの影響がない鮮明な画像を得ることができる画像
形成装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の第1
の目的を実現する第1の構成は、バイアス電圧の印加に
より像担持体上のトナー像を転写材に転写するローラ部
材と、前記ローラ部材に印加する電圧をモニターするモ
ニター手段と、前記像担持体と前記ローラ部材とで形成
する転写部を転写材が通過する時と非通過時で前記ロー
ラ部材に印加する電圧を切換える制御手段を有する転写
装置において、前記制御手段は、前記モニター手段でモ
ニターした電圧に基づいて前記ローラ部材に印加する電
圧の過渡特性を検出し、電圧の切換えタイミングをバイ
アス電圧の過渡特性に合わせて設定することを特徴とす
る転写装置にある。
【0018】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第2の構成は、バイアス電圧の印加により像担持体上の
トナー像を転写材に転写するローラ部材と、前記ローラ
部材に印加する電圧をモニターする電圧モニター手段
と、前記像担持体と前記ローラ部材とで形成する転写部
を転写材が通過する時と非通過時で前記ローラ部材に印
加する電圧を切換える制御手段を有する転写装置におい
て、前記制御手段は、前記モニター手段でモニターした
電圧に基づいて前記ローラ部材に印加する電圧の過渡特
性をテスト通電により検出し、得られた過渡特性に基づ
いて電圧の切換えタイミングをバイアス電圧の過渡特性
に合わせて設定することを特徴とする転写装置にある。
【0019】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第3の構成は、上記した第2の構成において、前記制御
手段は、テスト通電に際してバイアス電圧を零とするこ
とを特徴とする転写装置にある。
【0020】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第4の構成は、上記した第1の構成において、前記制御
手段が検出する過渡特性は、転写バイアス電源を低いレ
ベルから高いレベルへ切換える際の立上り特性であり、
転写バイアスの低いレベルから高いレベルへの切換える
タイミングをこの立上り特性に応じて前記転写部に転写
材が到達するよりも早く設定することを特徴とする転写
装置にある。
【0021】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第5の構成は、上記した第1の構成において、前記制御
手段が検出する過渡特性は、転写バイアス電源を高いレ
ベルから低いレベルへ切換える際の立下り特性であり、
転写バイアスの高いレベルから低いレベルへの切換えタ
イミングを、この立下り特性に応じて前記転写部を転写
材後端が抜けるよりも早く設定することを特徴とする転
写装置にある。
【0022】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成は、上記の各構成のいずれか一つに記載の転写装置
を有することを特徴とする画像形成装置にある。
【0023】上記の各構成において、バイアス電源の過
渡特性に合わせてバイアス電源の切換えタイミングを決
定することは、転写材への確実な像転写を行うと同時
に、非通紙時でのバイアス印加を防止するように作用し
て、感光ドラム上へのメモリー形成を防止して画像上の
濃度差等の画像不良を防止するように動作する。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1、図2は本発明の第1の実施
の形態を示す。
【0025】本実施の形態の形態による転写装置は、図
7に示す従来の画像形成装置と同様の構成の画像形成装
置に設けられ、転写ローラ4への電圧・電流の制御を行
う構成が異なる。なお、図7に示す従来例の構成と同じ
部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
【0026】図1において、49は転写ローラに流れ込
む電流を測定するための電流計、50は転写バイアス電
源で、51はタイムカウンタを有するCPU、52は電
源50の電圧をモニタする電圧計である。転写バイアス
電源50はCPU51の制御により、定電流あるいは定
電圧で駆動される。
【0027】電流計49で転写電流を測定し、CPU5
1にその情報を取り込んで、CPU内蔵のタイムカウン
タにより時間を測定することにより転写バイアス電源の
駆動シーケンスを決定する。
【0028】本実施の形態の転写バイアスシーケンスを
図2に示す。
【0029】まず、前回転時に、転写バイアス電源50
を定電流駆動する。このとき、電流計49により電流を
読み込み、電源の立上り時間tb をCPU51でカウン
トする。またこのとき発生した電圧を電圧計52でモニ
ターし、転写電圧VT を決定する。モニターした電圧を
TOとすると、VTOとVT の関係は、基本的に VT =VTO×a+bkVという形で制御する。なお、
a,bの値は、使用する紙種や、環境によりその設定条
件を変更する必要があるが、一般的には、定電流値を転
写に必要とする電流値とした場合には、a=1,b=
1.1kVとする場合が多い。bの値1.1kVは紙の
分圧分で、こうすることにより紙通過時(転写時)にも
転写電流を確保することができる。
【0030】前回転および紙間では、紙が転写部に到達
するまでは転写バイアスはVTO、転写部に紙がきたらV
T とするが、この切換タイミングは、転写バイアス電源
50の立上り特性を考慮して少し早めにするが、その時
間tc は以下のように決定する。
【0031】tc ={(VT −VTO)/VTO}×tb 以上のようにtc を設定し、転写部に紙先端が到達する
よりも時間tc だけ速く転写バイアス電源50をVTO
らVT へ切換えることで、紙上に適正な転写を行いなが
らも、感光ドラムに転写メモリーを形成することがない
ので、紙先端での転写不良や、転写メモリーによる濃度
ムラといった画像不良を防止することができる。
【0032】(第2の実施の形態)図3および図4は第
2の実施の形態を示す。
【0033】本実施の形態では、転写バイアス電源が、
定電流電源と定電圧電源で構成する場合について示す。
【0034】この構成は、定電流時と定電圧時の時定数
を変えることが出来、定電流時のVTO決定時の時定数を
大きくすることが出来るので、摺動部の接触抵抗や電気
的なノイズの影響を防止することが出来ると同時に、定
電圧時の立上りを早く設定することが出来るので、高速
の画像形成装置にも対応出来るという利点がある。
【0035】本実施の形態の形態による転写装置は、図
7に示す従来の画像形成装置と同様の構成の画像形成装
置に設けられ、転写ローラ4への電圧・電流の制御を行
う構成が異なる。なお、図7に示す従来例の構成と同じ
部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
【0036】図3において、53は定電流電源、54は
定電圧電源、55は電源53,電源54を切換えるため
の切換スイッチである。
【0037】本実施の形態の動作を図4に沿って説明す
る。
【0038】まず前回転時において、CPU51は、切
換スイッチ55を定電流電源53側に切り換えて定電流
電源53により定電流のバイアスを印加し、電圧VTO
決定する。
【0039】この電圧VTOを基に転写電圧VT を算出す
る。算出の方法は第1の実施の形態と同様である。次
に、この転写電圧VT を前回転中に一度試しに出力(以
下この動作をテスト出力とする)する。このときも電圧
をモニターしVTOからVT への立上り時間tf を測定す
る。印加時間td は、電源54の立上り時間のバラツキ
を考慮し充分な時間とする。
【0040】尚、このテスト出力により、大きな転写電
流が流れて感光ドラム上に転写メモリーを作ってしまう
ことも考えられるので、このテスト出力の後は、ドラム
一周分に相当する時間te 以上の前回転時間を設ける。
【0041】テスト出力の際には、転写電圧をモニター
し、適正な電圧が印加されているかモニターし、ずれて
いるようならば、転写電圧VT の値を補正する。
【0042】転写工程においては、転写部に紙が到達す
るよりも時間tf 分だけ転写電圧のONタイミングを早
くすることで、転写電圧の立上り部を紙先端に合わせる
ことができ、転写メモリーによる画像不良を防止しなが
ら、適正な転写を行うことが可能となる。
【0043】(第2の実施の形態の変形例)図5は第2
の実施の形態の変形例を示す。
【0044】本変形例は第2の実施の形態のように定電
流電源と、定電圧電源を持つ系において、定電圧のテス
ト出力をVTOで行うことで、前回転時間の短縮を図り、
ファーストプリントタイムの向上を図るようにしたもの
である。
【0045】本変形例は、図5に示すように、定電流バ
イアス印加後、一度バイアスを0Vとし、そこからテス
ト出力をするので、感光ドラム上に転写メモリーを作る
ことがないため、テスト出力後の前回転を省略すること
ができる。このときの立上り時間をtg とすると、転写
バイアスONのタイミングの早める時間th は、以下の
ように算出する。
【0046】th ={(VT −VTO)/VTO}×tg すなわち、転写時には、転写バイアスを時間th だけ早
くONすることで、転写メモリーによる画像不良を防止
しながら、適正な転写を行うことが可能となる。
【0047】なお、テスト出力の時間ti は、定電圧電
源が公差を考慮しても充分立上ることが出来る時間とす
る。
【0048】(第3の実施の形態)図6は第3の実施の
形態を示す。
【0049】本実施の形態は、転写バイアスをVT から
TOへの切り換えに関するもので、そのシーケンスを図
6に示す。
【0050】転写バイアスのVT からVTOへの切換え
は、紙の後端に合わせて行うのが一般的である。しか
し、この場合、転写バイアスの立下がり時間が大きい
と、その部分が転写メモリーとして次の頁の画像上に濃
淡の差となって表われてしまう。
【0051】この立下り時間を1枚目プリントの終了時
に読み取って、2枚目以降には、紙後端での転写メモリ
ーによる画像不良を防止するのが本実施の形態のねらい
である。
【0052】本実施の形態は、図6に示すように、1枚
目プリント、終了時に転写電圧がTT からVTOへ切換わ
る時間tj をモニターする。この時間が長い場合、経験
的に5mm以上の長さとなる場合には、転写メモリーに
よる画像不良が目立ってしまうので、2枚目以降では、
転写電圧を早めにVT からVTOへ切換える。
【0053】但し、画像域で転写電圧をVT からVTO
切換えると、転写不良が発生するので、早める時間tk
は、後端余白に相当する時間よりも短かくする。
【0054】切換え時間tk は、tj の長さが一定時間
以上、例えば、5mm以上であった場合に一律に後端余
白相当分、例えばプロセススピードをPS、後端余白長
さをLとした場合、 tk = L/PS としてもよいが、立下りは、切換え直後に大きく変動す
るので、tj の長さに応じて変化させても良い。
【0055】例えば、tk =tj ×1/2 (但し、t
k ≦L/PS) とすることで紙後端での転写メモリーによる画像不良を
目立たなくすることが可能となる。
【0056】すなわち、本実施の形態では、複数枚連続
プリントの場合の紙後端での転写メモリーを防止しなが
ら適正な転写を行うことが可能となる。
【0057】なお、本実施の形態では、1枚目プリント
終了時の立下り特性をモニターしてその値をフィードバ
ックしたが、第2の実施の形態のように転写電圧決定の
工程を有する場合には、テスト出力の後、一度立下りの
工程を入れてその時間をモニターし、フィードバックを
かけても良い。この構成の場合には、1枚目から、転写
メモリーの発生を防ぐことが可能となる。
【0058】また、本実施の形態の特徴である後端での
転写メモリー防止することは、一枚の単プリント、ある
いは、複数枚連続プリントのテスト紙の場合にはあまり
重要ではなく、実施しなくてもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1〜6に係る発明によれば、転写
電圧の立上り時間、或いは、立下りの時間を測定し、そ
れを転写バイアス電源の切換えタイミングにフィードバ
ックすることで、転写材先後端での非通紙域に施ける転
写ローラへの大きな転写電圧印加を防止し、かつ、通紙
域においては、適正な転写電圧を印加することが可能と
なる。
【0060】これにより、像担持体としての感光ドラム
への転写メモリーの形成を防止し、画像上での濃淡とい
った画像不良を防止しながら、適正な画像の転写を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による転写装置の第1の実施の形態の構
成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の転写バイアスシー
ケンスを示す図。
【図3】本発明による転写装置の第2の実施の形態の構
成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の転写バイアスシー
ケンスを示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の変形例の転写バイ
アスシーケンスを示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の転写バイアスシー
ケンスを示す図。
【図7】従来の画像形成装置の概略図。
【図8】従来の転写装置のバイアスシーケンスを示す
図。
【符号の説明】
1…感光ドラム 4…転写ローラ 19…紙 49…電流計 50,53,54…転写バイアス電源 52…電圧計

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアス電圧の印加により像担持体上の
    トナー像を転写材に転写するローラ部材と、前記ローラ
    部材に印加する電圧をモニターするモニター手段と、前
    記像担持体と前記ローラ部材とで形成する転写部を転写
    材が通過する時と非通過時で前記ローラ部材に印加する
    電圧を切換える制御手段を有する転写装置において、 前記制御手段は、前記モニター手段でモニターした電圧
    に基づいて前記ローラ部材に印加する電圧の過渡特性を
    検出し、電圧の切換えタイミングをバイアス電圧の過渡
    特性に合わせて設定することを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 バイアス電圧の印加により像担持体上の
    トナー像を転写材に転写するローラ部材と、前記ローラ
    部材に印加する電圧をモニターする電圧モニター手段
    と、前記像担持体と前記ローラ部材とで形成する転写部
    を転写材が通過する時と非通過時で前記ローラ部材に印
    加する電圧を切換える制御手段を有する転写装置におい
    て、 前記制御手段は、前記モニター手段でモニターした電圧
    に基づいて前記ローラ部材に印加する電圧の過渡特性を
    テスト通電により検出し、得られた過渡特性に基づいて
    電圧の切換えタイミングをバイアス電圧の過渡特性に合
    わせて設定することを特徴とする転写装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記制御手段は、テ
    スト通電に際してバイアス電圧を零とすることを特徴と
    する転写装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記制御手段が検出
    する過渡特性は、転写バイアス電源を低いレベルから高
    いレベルへ切換える際の立上り特性であり、転写バイア
    スの低いレベルから高いレベルへの切換えるタイミング
    をこの立上り特性に応じて前記転写部に転写材が到達す
    るよりも早く設定することを特徴とする転写装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記制御手段が検出
    する過渡特性は、転写バイアス電源を高いレベルから低
    いレベルへ切換える際の立下り特性であり、転写バイア
    スの高いレベルから低いレベルへの切換えタイミング
    を、この立下り特性に応じて前記転写部を転写材後端が
    抜けるよりも早く設定することを特徴とする転写装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5のいずれ
    か一つに記載の転写装置を有することを特徴とする画像
    形成装置。
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