JPH07333693A - フラッシュ発光用コンデンサの充電装置 - Google Patents

フラッシュ発光用コンデンサの充電装置

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JPH07333693A
JPH07333693A JP6153026A JP15302694A JPH07333693A JP H07333693 A JPH07333693 A JP H07333693A JP 6153026 A JP6153026 A JP 6153026A JP 15302694 A JP15302694 A JP 15302694A JP H07333693 A JPH07333693 A JP H07333693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
voltage
main capacitor
time
capacitor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6153026A
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English (en)
Inventor
Takehisa Yamaguchi
武久 山口
Satoshi Yokota
聡 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6153026A priority Critical patent/JPH07333693A/ja
Publication of JPH07333693A publication Critical patent/JPH07333693A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュ発光用コンデンサの充電装置にお
いて、自然放電によりメインコンデンサ電圧がフル充電
電圧からフラッシュ発光可能電圧に降下するまでの時間
を延長でき、フラッシュ撮影時にレリーズタイムラグが
生じることを低減する。 【構成】 メインコンデンサをフル充電電圧に達するま
で充電した後に、充電を中断し、所定時間経過後に、再
度、フル充電電圧に達するまで追加充電を行う。これに
より、メインコンデンサへのフル充電が確実に行われ、
メインコンデンサの充電電圧降下時間を遅らせることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュ内蔵カメラ
等に用いられる、フラッシュ発光用メインコンデンサの
充電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のフラッシュ発光用メインコンデ
ンサの充電装置は、通常、メインコンデンサの充電電圧
を検知して該充電電圧がフラッシュ発光可能電圧よりも
高い所定のフル充電電圧に達するまで充電するようにし
ている。また、充電検知回路の簡素化を目的に、メイン
コンデンサを充電していってその充電電圧がフラッシュ
発光可能電圧に達してからも一定時間は充電を継続し、
該一定時間経過後に充電を停止するようにした充電装置
がある(例えば、特開昭63−264735号公報参
照)。
【0003】このような充電装置を用いて、メインコン
デンサをフル充電電圧に達するまで充電したとしても、
メインコンデンサ電圧は充電停止後、自然放電により漸
次低下する。そのため、メインコンデンサ電圧がフル充
電電圧レベルからフラッシュ発光可能電圧レベルまで降
下する時間(充電電圧降下時間という)以上の間隔をお
いてからフラッシュ発光を必要とする撮影を行った場合
には、メインコンデンサを再充電する必要があるため、
レリーズ動作時に即座にフラッシュ撮影ができなくな
り、レリーズタイムラグが生じる。そこで、従来では、
できるだけ充電電圧降下時間が長くなるように、メイン
コンデンサのフル充電電圧レベルとフラッシュ発光可能
電圧レベルとの差(以下、これをレベル差という)を大
きく取るようにしていた(従来では30V差に設定)。
そのために、メインコンデンサとして、高圧で大容量の
ものが必要となり、形状も大きいものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
はカメラの小型化が進み、メインコンデンサも小形のも
のを用いたいとの要請から、自ずと、メインコンデンサ
の許容高圧電圧も制限を受けることになり、上記レベル
差を余りに大きく取れなくなる(例えば10V差に設
定)。その場合、メインコンデンサの充電が不足してい
ると(上述したような従来装置による充電方式ではメイ
ンコンデンサのフル充電を過不足なく行うことが容易で
ない)、充電電圧降下時間が短くなって、短時間でメイ
ンコンデンサ電圧がフラッシュ発光可能電圧以下にな
り、上記のようなレリーズタイムラグが生じる頻度は高
くなる。また、上記の充電電圧降下時間は、メインコン
デンサへの充電が長時間に亘って行われていない状態が
あった後の最初の充電直後では、さらに短くなる傾向に
ある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、フラッシュ発光用のメインコン
デンサへの充電方式を変えることで、メインコンデンサ
のフル充電を確実なものとし、小形のメインコンデンサ
を用いてメインコンデンサのフル充電電圧レベルとフラ
ッシュ発光可能電圧レベルとの差を小さく設定しても、
自然放電によりメインコンデンサ電圧がフル充電電圧か
らフラッシュ発光可能電圧に降下するまでの時間を延長
でき、フラッシュ撮影時にレリーズタイムラグが生じる
ようなことのないフラッシュ発光用コンデンサの充電装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フラッシュ発光用のメインコンデンサを充
電する充電装置において、メインコンデンサの充電電圧
を検知する電圧検知手段と、この電圧検知手段による検
知電圧が所定電圧に達した時、充電を中断し、所定時間
経過後に充電を再開し、所定電圧に達するまで充電する
充電制御手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】上記構成を有するフラッシュ発光用コンデンサ
の充電装置によれば、充電制御手段は、メインコンデン
サを所定電圧(フル充電電圧レベル)に達するまで充電
した後に、充電を中断し、所定時間経過後に、再度、所
定電圧(フル充電電圧レベル)に達するまで追加充電を
行う。これにより、メインコンデンサへのフル充電が確
実に行われ、メインコンデンサ電圧がフル充電電圧レベ
ルからフラッシュ発光可能電圧レベルまで降下するまで
の時間が長くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施例による充電装置のブ
ロック図である。充電装置1は、フラッシュ発光用のメ
インコンデンサ2を充電制御するマイクロプロセッサで
あるCPU3と、このCPU3からの昇圧制御出力によ
り動作し、メインコンデンサ2を充電するフラッシュ昇
圧用DC−DCコンバータ4と、アナログ−ディジタル
(A/D)変換器を用いた、メインコンデンサ2の充電
電圧を検知する充電電圧検知回路5と、各種データを記
憶したE2 PROM6等からなる。E2 PROM6に
は、フラッシュ昇圧用データとして、メインコンデンサ
2のフル充電電圧レベルとフラッシュ発光可能電圧レベ
ルの2つの充電電圧値と、フル充電電圧レベルまで充電
した後、充電を中断し、所定時間経過後に、再びフル充
電電圧レベルまで充電する制御を行うための前記所定時
間とを記憶している。
【0009】上記構成において、メインコンデンサ2の
充電電圧は、充電電圧検知回路5のA/D変換器により
適切な数値に変換され、正確な充電電圧値としてCPU
3に転送され、このデータをもとにCPU3はフラッシ
ュ昇圧用DC−DCコンバータ4の制御を行う。もっ
て、メインコンデンサ2の充電制御が行われ、メインコ
ンデンサ2の充電電圧は、E2 PROM6に記憶された
充電電圧データで決定される。
【0010】この充電制御動作について図2のフローチ
ャートを参照して説明する。メインコンデンサ2への充
電を開始した後、CPU3は充電電圧検知回路5を介し
てメインコンデンサ2の充電電圧を検知し(#1)、充
電電圧がフル充電電圧に達した時点で、一旦、充電を停
止し(#2)、E2 PROM6に記憶された時間データ
により一定時間(ここでは250ms)待機した後に
(#3)、追加充電を開始し(#4)、続いて充電電圧
を検知し(#5)、再びフル充電電圧に達した時点で充
電完了とする。なお、CPU3によるメインコンデンサ
2への充電は、カメラが使用状態になりパワーオンとな
った状態で、メインコンデンサ2の検知電圧がE2 PR
OM6に記憶されたフラッシュ発光可能電圧レベルを下
回った時に行われるようになっている。
【0011】図3は本実施例による充電方式の場合のメ
インコンデンサ2の充電電圧の推移を示すタイムチャー
トであり、図4は従来の充電方式(追加充電なし)での
メインコンデンサ2の充電電圧の推移を示すタイムチャ
ートであり、図5は追加充電がある本実施例の場合と、
追加充電のない従来の充電方式の場合とにおける、メイ
ンコンデンサ2の時間経過による電圧推移を比較して示
す図である。図5は前回充電から約1日経過した後に、
フル充電直後の自然放電での時間経過によるメインコン
デンサ2の電圧変化を実験により求めたものである。同
図から分かるように、追加充電ありの場合は、追加充電
なしの場合に比べて、メインコンデンサ2の電圧が、フ
ル充電電圧レベルからフラッシュ発光可能電圧レベルま
で降下するまでの時間を延長する(遅らせる)ことがで
きる。この例では、約90秒間、フラッシュ発光可能電
圧をより長く保持できる。この時間は、カメラに備えら
れているオートパワーオフ機能(一定時間例えば3分間
以上、カメラが操作されない時に自動的にパワーをオフ
する機能)にも、ほぼ対応したものとなり、使用勝手が
良くなる。
【0012】次に、変形実施例による充電制御について
図6のフローチャートを参照して説明する。この例は、
2度目の追加充電を時間で管理し、また、前回の充電か
らの経過時間に応じて充電時間を変えることで、充電の
より一層の適正化を図ったものである。すなわち、メイ
ンコンデンサ2への充電を開始した後、その充電電圧を
検知し(#21)、充電電圧がフル充電電圧に達した時
点で、一旦、充電を停止し(#22)、E2 PROM6
に記憶された時間データにより一定時間(ここでは25
0ms)待機した後に(#23)、前回の充電から所定
時間(例えば12時間)以内か否かを調べて(#2
4)、前回の充電から12時間以内であれば(#24で
YES)、追加充電を開始し(#25)、200ms待
機した後(#26)、充電を停止し(#27)、充電完
了とする。また、前回の充電から12時間を越えていれ
ば(#24でNO)、追加充電を開始し(#28)、3
00ms待機した後(#29)、充電を停止し(#2
7)、充電完了とする。なお、前回の充電日時(又は前
回の充電からの経過時間)や追加充電の各時間は、E2
PROM6に記憶させておく。
【0013】上記のように、前回の充電からの経過時間
が長いときに、追加充電の時間を長くしている理由は、
前回の充電からの経過時間が長いときは、#23での充
電を一時停止した時の電圧降下が大きいことによる。こ
のように、追加充電を時間で管理すると共に、前回の充
電からの経過時間に応じて、追加充電時間を変えること
で、より一層確実なフル充電を行うことができる。
【0014】なお、上記実施例では、メインコンデンサ
2の充電電圧をA/D変換器により検知するようにして
いるので、メインコンデンサ2のフル充電電圧レベルと
フラッシュ発光可能電圧レベルの2つの電圧のレベル差
が小さい場合でも、正確にフル充電電圧レベルとフラッ
シュ発光可能電圧レベルを設定可能である。
【0015】また、本発明は、上記実施例構成に限られ
ず種々の変形が可能であり、例えば、各種データを記憶
する手段として、E2 PROM6とは別のメモリ手段を
用いても構わない。また、一回目のフル充電電圧に達し
た後の充電停止時間(待機時間)は、250msに限ら
れず、メインコンデンサ2の特性やバッテリーの容量等
に応じて適宜に設定されればよい。また、上記変形実施
例における追加充電の時間についても、適宜に設定され
ればよく、さらにまた、前回の充電からの経過時間に応
じて追加充電時間を3段階以上に分けてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のフラッシュ発光用
コンデンサの充電装置によれば、メインコンデンサの検
知電圧が所定電圧(フル充電電圧)に達した時、充電を
中断し、所定時間経過後に充電を再開し、所定電圧に達
するまで追加充電するようにしたことにより、メインコ
ンデンサ電圧が自然放電によりフル充電電圧レベルから
フラッシュ発光可能電圧レベルまで降下するまでの時間
を延長することができる。従って、カメラの小型化のた
めに小形のメインコンデンサを用いて、メインコンデン
サのフル充電電圧レベルとフラッシュ発光可能電圧レベ
ルとの差を大きく取れない場合であっても、電圧降下時
間を遅らせることができるので、フラッシュ撮影時にレ
リーズタイムラグが生じることが低減される。また、特
に、長時間使用されなかったカメラのフラッシュ発光用
コンデンサにおいては、従来の充電方式では一旦フル充
電まで充電しても、充電停止後に短時間で大きく電圧降
下するが、そのような場合に、本発明の追加充電による
充電の改善効果は顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフラッシュ発光用コン
デンサの充電装置のブロック図である。
【図2】同装置の充電制御の手順を示すフローチャート
である。
【図3】本実施例による充電方式の場合のメインコンデ
ンサの充電電圧の推移を示すタイムチャートである。
【図4】従来の充電方式のメインコンデンサの充電電圧
の推移を示すタイムチャートである。
【図5】追加充電がある本実施例の場合と、追加充電の
ない従来の充電方式の場合とにおけるメインコンデンサ
の時間経過による電圧推移を比較して示す図である。
【図6】変形実施例による充電制御の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 充電装置 2 フラッシュ発光用のメインコンデンサ 3 CPU 4 DC−DCコンバータ 5 充電電圧検知回路 6 E2 PROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ発光用のメインコンデンサを
    充電する充電装置において、 前記メインコンデンサの充電電圧を検知する電圧検知手
    段と、 前記電圧検知手段による検知電圧が所定電圧に達した
    時、充電を中断し、所定時間経過後に充電を再開し、所
    定電圧に達するまで充電する充電制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするフラッシュ発光用コンデンサの充電装
    置。
JP6153026A 1994-06-10 1994-06-10 フラッシュ発光用コンデンサの充電装置 Withdrawn JPH07333693A (ja)

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JP6153026A JPH07333693A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 フラッシュ発光用コンデンサの充電装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6153026A JPH07333693A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 フラッシュ発光用コンデンサの充電装置

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JPH07333693A true JPH07333693A (ja) 1995-12-22

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ID=15553347

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6153026A Withdrawn JPH07333693A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 フラッシュ発光用コンデンサの充電装置

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JP (1) JPH07333693A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292005B2 (en) 2001-08-03 2007-11-06 Linear Technology Corp. Capacitor charging circuitry and methodology implementing controlled on and off time switching
US7342365B2 (en) 2006-02-09 2008-03-11 Linear Technology Corp. Systems and methods for reducing input current in photoflash chargers
CN105896680A (zh) * 2016-06-12 2016-08-24 江西飞尚科技有限公司 一种电容器充电和放电电压单独可控制的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7342365B2 (en) 2006-02-09 2008-03-11 Linear Technology Corp. Systems and methods for reducing input current in photoflash chargers
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Date Code Title Description
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Effective date: 20010904