JPH07333105A - ヘッドランプの光軸検査装置 - Google Patents
ヘッドランプの光軸検査装置Info
- Publication number
- JPH07333105A JPH07333105A JP12728394A JP12728394A JPH07333105A JP H07333105 A JPH07333105 A JP H07333105A JP 12728394 A JP12728394 A JP 12728394A JP 12728394 A JP12728394 A JP 12728394A JP H07333105 A JPH07333105 A JP H07333105A
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- JP
- Japan
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- headlamp
- optical axis
- inspection
- camera
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッドランプの高さ計測を精度良く行うこと
で検査の作業性の向上を図ったヘッドランプの光軸検査
装置を提供する。 【構成】 ケース１１に照射光の集光レンズ１３と集光
された照射光の光像を映し出すスクリーン１４とスクリ
ーン１４上の光像を撮像する光軸検査用カメラ１７とを
設けると共に照射光の光軸上に所定角度で傾斜したハー
フミラー１８とハーフミラー１８に反射して映し出され
たヘッドランプＨを撮影するヘッドランプ位置検査用カ
メラ１９とを設け、画像処理装置２０によって光軸検査
用カメラに１７よる照射光の画像データとヘッドランプ
位置検査用カメラ１９によるヘッドランプ位置データに
基づいてヘッドランプＨの光軸の中心位置を算出する。
で検査の作業性の向上を図ったヘッドランプの光軸検査
装置を提供する。 【構成】 ケース１１に照射光の集光レンズ１３と集光
された照射光の光像を映し出すスクリーン１４とスクリ
ーン１４上の光像を撮像する光軸検査用カメラ１７とを
設けると共に照射光の光軸上に所定角度で傾斜したハー
フミラー１８とハーフミラー１８に反射して映し出され
たヘッドランプＨを撮影するヘッドランプ位置検査用カ
メラ１９とを設け、画像処理装置２０によって光軸検査
用カメラに１７よる照射光の画像データとヘッドランプ
位置検査用カメラ１９によるヘッドランプ位置データに
基づいてヘッドランプＨの光軸の中心位置を算出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドランプの照射光
の光軸を検査するヘッドランプの光軸検査装置に関す
る。
の光軸を検査するヘッドランプの光軸検査装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】自動車の製造組立工場において、その検
査工程では、ヘッドランプの光軸検査を行っている。自
動車のヘッドランプはその向きによって照射方向がず
れ、的確に所定の位置及び範囲を照射することができな
い場合がある。そのため、検査工程では、ヘッドランプ
の光軸の中心位置が規格値の範囲内にあるかどうかを検
査する必要がある。
査工程では、ヘッドランプの光軸検査を行っている。自
動車のヘッドランプはその向きによって照射方向がず
れ、的確に所定の位置及び範囲を照射することができな
い場合がある。そのため、検査工程では、ヘッドランプ
の光軸の中心位置が規格値の範囲内にあるかどうかを検
査する必要がある。
【０００３】図２に従来のヘッドランプの光軸検査装置
の概略、図３にそのヘッドランプの光軸検査装置の正面
視、図４にその従来のヘッドランプの光軸検査装置によ
る検査方法を表す概略を示す。
の概略、図３にそのヘッドランプの光軸検査装置の正面
視、図４にその従来のヘッドランプの光軸検査装置によ
る検査方法を表す概略を示す。
【０００４】図２に示すように、従来のヘッドランプの
光軸検査装置は検査位置への車両進行方向両側に、ほぼ
左右対称に配設されている。左右一対の装置本体１０
１，１０２は一対の平行なレール１０３に沿って移動自
在で、互いに接近離反自在となっている。そして、各装
置本体１０１，１０２の前後には前後の障害物検知セン
サ１０４，１０５がそれぞれ設置されている。また、装
置本体１０１の右方及び装置本体１０２の左方にはそれ
ぞれオーバーランリミットスイッチ１０６，１０７が設
置されている。なお、図２において、１０８，１０９は
安全柵である。
光軸検査装置は検査位置への車両進行方向両側に、ほぼ
左右対称に配設されている。左右一対の装置本体１０
１，１０２は一対の平行なレール１０３に沿って移動自
在で、互いに接近離反自在となっている。そして、各装
置本体１０１，１０２の前後には前後の障害物検知セン
サ１０４，１０５がそれぞれ設置されている。また、装
置本体１０１の右方及び装置本体１０２の左方にはそれ
ぞれオーバーランリミットスイッチ１０６，１０７が設
置されている。なお、図２において、１０８，１０９は
安全柵である。
【０００５】左右一対の装置本体１０１，１０２はほぼ
同様の構造をなしているので、以下では一方の装置本体
１０１についてのみ説明する。即ち、図３に示すよう
に、ヘッドランプの光軸検査装置の装置本体１０１にお
いて、Ｌ字形状をなすフレーム１１１の下部には前述し
たレール１０３に沿って転動する前後の車輪１１２，１
１３が回転自在に取付けられており、一方の車輪１１２
にはサーボモータ１１４が一対のプーリ１１５，１１６
及びベルト１１７を介して駆動連結されている。また、
このフレーム１１１には垂直方向に沿うボールねじ軸１
１８が上下の軸受１１９，１２０により回転自在に支持
されており、このボールねじ軸１１８には移動体１２１
が係合し、この移動体１２１にはケース１２２が取付け
られている。一方、フレーム１１１の上部にはサーボモ
ータ１２３が設置され、一対のプーリ１２４，１２５及
びベルト１２６を介してボールねじ軸１１８に駆動連結
されている。
同様の構造をなしているので、以下では一方の装置本体
１０１についてのみ説明する。即ち、図３に示すよう
に、ヘッドランプの光軸検査装置の装置本体１０１にお
いて、Ｌ字形状をなすフレーム１１１の下部には前述し
たレール１０３に沿って転動する前後の車輪１１２，１
１３が回転自在に取付けられており、一方の車輪１１２
にはサーボモータ１１４が一対のプーリ１１５，１１６
及びベルト１１７を介して駆動連結されている。また、
このフレーム１１１には垂直方向に沿うボールねじ軸１
１８が上下の軸受１１９，１２０により回転自在に支持
されており、このボールねじ軸１１８には移動体１２１
が係合し、この移動体１２１にはケース１２２が取付け
られている。一方、フレーム１１１の上部にはサーボモ
ータ１２３が設置され、一対のプーリ１２４，１２５及
びベルト１２６を介してボールねじ軸１１８に駆動連結
されている。
【０００６】そして、このケース１２２には上部に車両
ＳのヘッドランプＨの高さを計測するためのヘッドラン
プ高さ計測用カメラ１３１が取付けられており、また、
ケース１２２の中央部にはヘッドランプＨの照射光の光
像を映し出すスクリーン１３２が取付けられると共に、
下部には、そのスクリーン１３２上の光像を撮像する光
軸検査用カメラ１３３が取付けられている。
ＳのヘッドランプＨの高さを計測するためのヘッドラン
プ高さ計測用カメラ１３１が取付けられており、また、
ケース１２２の中央部にはヘッドランプＨの照射光の光
像を映し出すスクリーン１３２が取付けられると共に、
下部には、そのスクリーン１３２上の光像を撮像する光
軸検査用カメラ１３３が取付けられている。
【０００７】なお、図３において、１４１は電源、１４
２はリレー部、１４３はリレーボード、１４４はコント
ロールボード、１４５は画像処理ボード、１４６は照度
計ボードである。
２はリレー部、１４３はリレーボード、１４４はコント
ロールボード、１４５は画像処理ボード、１４６は照度
計ボードである。
【０００８】従って、上述したヘッドランプの光軸検査
装置によって車両ＳのヘッドランプＨの照射光の光軸検
査を行う場合、装置本体１０１と１０２とを接近させて
それぞれ車両Ｓの左右のヘッドランプＨと対向させた状
態とする。そして、ヘッドランプ高さ計測用カメラ１３
１によってヘッドランプＨの高さを計測する一方、光軸
検査用カメラ１３３によってスクリーン１３２上の光像
を撮像する。そして、この光軸検査用カメラ１３３によ
って取り込まれた照射光の画像データとヘッドランプ高
さ計測用カメラ１３１によって取り込まれたヘッドラン
プ高さ計測データに基づき、画像処理ボード１４５がヘ
ッドランプＨの光軸の中心位置を算出し、この光軸の中
心位置が規格値の範囲内にあるかどうかを検査する。
装置によって車両ＳのヘッドランプＨの照射光の光軸検
査を行う場合、装置本体１０１と１０２とを接近させて
それぞれ車両Ｓの左右のヘッドランプＨと対向させた状
態とする。そして、ヘッドランプ高さ計測用カメラ１３
１によってヘッドランプＨの高さを計測する一方、光軸
検査用カメラ１３３によってスクリーン１３２上の光像
を撮像する。そして、この光軸検査用カメラ１３３によ
って取り込まれた照射光の画像データとヘッドランプ高
さ計測用カメラ１３１によって取り込まれたヘッドラン
プ高さ計測データに基づき、画像処理ボード１４５がヘ
ッドランプＨの光軸の中心位置を算出し、この光軸の中
心位置が規格値の範囲内にあるかどうかを検査する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のヘッドランプの光軸検査装置にあっては、ヘッドラ
ンプ高さ計測用カメラ１３１がケース１２２の上部に取
付けられているため、ヘッドランプＳの高さの計測デー
タに誤差が生じてしまい、ヘッドランプＨの光軸の中心
位置を正確に計測することができないという問題があ
る。即ち、従来のヘッドランプの光軸検査装置におい
て、車両Ｓは装置本体１０１，１０２と対向した位置に
停止させて検査を行うがその停止位置を前輪を基準とし
た場合、前輪に対してヘッドランプＨの前後位置は車種
ごとに多少の違いがある。例えば、図４に示すように、
ヘッドランプＨの位置が車両前後方向にずれてｈ1 の位
置にあった場合、ヘッドランプ高さ計測用カメラ１３１
はこれをヘッドランプＨの位置が高さ方向にずれてｈ2
の位置にあるものとして計測してしまう。従って、ヘッ
ドランプＨの位置が所定の位置よりも高い位置にあるも
のとし、ヘッドランプ高さ計測データを画像処理ボード
１４５に出力してしまう。
来のヘッドランプの光軸検査装置にあっては、ヘッドラ
ンプ高さ計測用カメラ１３１がケース１２２の上部に取
付けられているため、ヘッドランプＳの高さの計測デー
タに誤差が生じてしまい、ヘッドランプＨの光軸の中心
位置を正確に計測することができないという問題があ
る。即ち、従来のヘッドランプの光軸検査装置におい
て、車両Ｓは装置本体１０１，１０２と対向した位置に
停止させて検査を行うがその停止位置を前輪を基準とし
た場合、前輪に対してヘッドランプＨの前後位置は車種
ごとに多少の違いがある。例えば、図４に示すように、
ヘッドランプＨの位置が車両前後方向にずれてｈ1 の位
置にあった場合、ヘッドランプ高さ計測用カメラ１３１
はこれをヘッドランプＨの位置が高さ方向にずれてｈ2
の位置にあるものとして計測してしまう。従って、ヘッ
ドランプＨの位置が所定の位置よりも高い位置にあるも
のとし、ヘッドランプ高さ計測データを画像処理ボード
１４５に出力してしまう。
【００１０】このようにヘッドランプＨの位置が車両前
後方向にずれた場合、その変化量がヘッドランプＨの光
軸の中心位置の算出処理に悪影響を与え、この光軸の中
心位置の検査を精度良く行うことができなかった。その
ため、ヘッドランプＨの前後位置の異なる車種ごとに予
め装置自体の規格の設定をしており、この準備時間が長
くかかって検査の作業性がよくないという問題があっ
た。
後方向にずれた場合、その変化量がヘッドランプＨの光
軸の中心位置の算出処理に悪影響を与え、この光軸の中
心位置の検査を精度良く行うことができなかった。その
ため、ヘッドランプＨの前後位置の異なる車種ごとに予
め装置自体の規格の設定をしており、この準備時間が長
くかかって検査の作業性がよくないという問題があっ
た。
【００１１】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、ヘッドランプの高さ計測を精度良く行うことで
検査の作業性の向上を図ったヘッドランプの光軸検査装
置を提供することを目的とする。
あって、ヘッドランプの高さ計測を精度良く行うことで
検査の作業性の向上を図ったヘッドランプの光軸検査装
置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のヘッドランプの光軸検査装置は、ヘッドラ
ンプの照射光の光軸を検査するヘッドランプの光軸検査
装置において、ヘッドランプの照射方向に対向して配設
され水平方向及び垂直方向に沿って移動調整自在なケー
スと、該ケースに装着され前記照射光を集光する集光レ
ンズと、前記ケースに装着され該集光レンズによって集
光された照射光の光像を映し出すスクリーンと、該スク
リーン上の光像を撮像する光軸検査用カメラと、前記ケ
ースに前記照射光の光軸上に位置するように配設され前
記光軸に対して所定角度で傾斜したハーフミラーと、該
ハーフミラーにて反射して映し出された前記ヘッドラン
プを撮影するヘッドランプ位置検査用カメラと、前記光
軸検査用カメラによって取り込まれた照射光の画像デー
タと前記ヘッドランプ位置検査用カメラによって取り込
まれたヘッドランプ位置データに基づいてヘッドランプ
の光軸を検査する画像処理装置とを具えたことを特徴と
するものである。
めの本発明のヘッドランプの光軸検査装置は、ヘッドラ
ンプの照射光の光軸を検査するヘッドランプの光軸検査
装置において、ヘッドランプの照射方向に対向して配設
され水平方向及び垂直方向に沿って移動調整自在なケー
スと、該ケースに装着され前記照射光を集光する集光レ
ンズと、前記ケースに装着され該集光レンズによって集
光された照射光の光像を映し出すスクリーンと、該スク
リーン上の光像を撮像する光軸検査用カメラと、前記ケ
ースに前記照射光の光軸上に位置するように配設され前
記光軸に対して所定角度で傾斜したハーフミラーと、該
ハーフミラーにて反射して映し出された前記ヘッドラン
プを撮影するヘッドランプ位置検査用カメラと、前記光
軸検査用カメラによって取り込まれた照射光の画像デー
タと前記ヘッドランプ位置検査用カメラによって取り込
まれたヘッドランプ位置データに基づいてヘッドランプ
の光軸を検査する画像処理装置とを具えたことを特徴と
するものである。
【００１３】
【作用】ヘッドランプの照射光は集光レンズによって集
光されてスクリーンに光像が映し出され、光軸検査用カ
メラはこのスクリーン上の光像を撮像する。また、ヘッ
ドランプ位置検査用カメラはハーフミラーによって所定
角度に反射されて映し出されたヘッドランプを撮影す
る。そして、画像処理装置は、光軸検査用カメラによっ
て取り込まれた照射光の画像データとヘッドランプ位置
検査用カメラによって取り込まれたヘッドランプ位置デ
ータに基づいてヘッドランプの光軸を検査する。
光されてスクリーンに光像が映し出され、光軸検査用カ
メラはこのスクリーン上の光像を撮像する。また、ヘッ
ドランプ位置検査用カメラはハーフミラーによって所定
角度に反射されて映し出されたヘッドランプを撮影す
る。そして、画像処理装置は、光軸検査用カメラによっ
て取り込まれた照射光の画像データとヘッドランプ位置
検査用カメラによって取り込まれたヘッドランプ位置デ
ータに基づいてヘッドランプの光軸を検査する。
【００１４】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１５】図１に本発明の一実施例に係るヘッドラン
プの光軸検査装置を表す概略を示す。図１に示すよう
に、本実施例のヘッドランプの光軸検査装置において、
箱状のケース１１は本体ベース１２上に搭載されてヘッ
ドランプＨの照射方向に対向して配設されており、前述
した従来のものと同様に、図示しない移動機構によって
車両進行方向に対して直交する２方向、即ち、水平方向
及び垂直方向に沿って移動調整自在となっている。
プの光軸検査装置を表す概略を示す。図１に示すよう
に、本実施例のヘッドランプの光軸検査装置において、
箱状のケース１１は本体ベース１２上に搭載されてヘッ
ドランプＨの照射方向に対向して配設されており、前述
した従来のものと同様に、図示しない移動機構によって
車両進行方向に対して直交する２方向、即ち、水平方向
及び垂直方向に沿って移動調整自在となっている。
【００１６】そして、このケース１１にはヘッドランプ
Ｈ側に位置してヘッドランプＨの照射光を集光する集光
レンズ１３が取付けられている。一方、この集光レンズ
１３と対向した位置には集光レンズ１３によって集光さ
れた照射光の光像を映し出すスクリーン１４が位置して
おり、このスクリーン１４は移動台１５に固定され、ケ
ース１１に敷設されたレール１６によりヘッドランプＨ
の照射光の光軸方向に沿って移動自在となっている。そ
して、この移動台１５にはブラケット１６を介してスク
リーン１４に映し出された光像を撮像する光軸検査用カ
メラ１７が取付けられている。
Ｈ側に位置してヘッドランプＨの照射光を集光する集光
レンズ１３が取付けられている。一方、この集光レンズ
１３と対向した位置には集光レンズ１３によって集光さ
れた照射光の光像を映し出すスクリーン１４が位置して
おり、このスクリーン１４は移動台１５に固定され、ケ
ース１１に敷設されたレール１６によりヘッドランプＨ
の照射光の光軸方向に沿って移動自在となっている。そ
して、この移動台１５にはブラケット１６を介してスク
リーン１４に映し出された光像を撮像する光軸検査用カ
メラ１７が取付けられている。
【００１７】また、ケース１１にはヘッドランプＨの照
射光の光軸上に位置するように、この光軸に対して所定
角度で傾斜したハーフミラー１８が配設されており、こ
のハーフミラー１８の上方にはハーフミラー１８にて反
射して映し出されたヘッドランプＨを撮影するヘッドラ
ンプ位置検査用カメラ１９が取付けられている。そし
て、光軸検査用カメラ１７及びヘッドランプ位置検査用
カメラ１９には画像処理装置２０が接続されており、こ
の画像処理装置２０は光軸検査用カメラ１７によって取
り込まれた照射光の画像データとヘッドランプ位置検査
用カメラ１９によって取り込まれたヘッドランプ位置デ
ータに基づいてヘッドランプＨの光軸の中心位置を算出
することができる。
射光の光軸上に位置するように、この光軸に対して所定
角度で傾斜したハーフミラー１８が配設されており、こ
のハーフミラー１８の上方にはハーフミラー１８にて反
射して映し出されたヘッドランプＨを撮影するヘッドラ
ンプ位置検査用カメラ１９が取付けられている。そし
て、光軸検査用カメラ１７及びヘッドランプ位置検査用
カメラ１９には画像処理装置２０が接続されており、こ
の画像処理装置２０は光軸検査用カメラ１７によって取
り込まれた照射光の画像データとヘッドランプ位置検査
用カメラ１９によって取り込まれたヘッドランプ位置デ
ータに基づいてヘッドランプＨの光軸の中心位置を算出
することができる。
【００１８】従って、本実施例のヘッドランプの光軸検
査装置によって車両のヘッドランプＨの照射光の光軸検
査を行う場合、ヘッドランプＨからの照射光を集光レン
ズ１３によって集光してスクリーン１４に光像を映し出
し、光軸検査用カメラ１７はこのスクリーン１４上の光
像を撮像する。一方、ヘッドランプ位置検査用カメラは
１９ハーフミラー１８によって所定角度に反射されて映
し出されたヘッドランプＨを撮影する。そして、画像処
理装置２０は、光軸検査用カメラ１７によって取り込ま
れた照射光の画像データと、ヘッドランプ位置検査用カ
メラ１９によって取り込まれたヘッドランプ高さデータ
に基づいて、ヘッドランプＨの光軸の中心位置を算出
し、この光軸の中心位置が規格値の範囲内にあるかどう
かを検査する。
査装置によって車両のヘッドランプＨの照射光の光軸検
査を行う場合、ヘッドランプＨからの照射光を集光レン
ズ１３によって集光してスクリーン１４に光像を映し出
し、光軸検査用カメラ１７はこのスクリーン１４上の光
像を撮像する。一方、ヘッドランプ位置検査用カメラは
１９ハーフミラー１８によって所定角度に反射されて映
し出されたヘッドランプＨを撮影する。そして、画像処
理装置２０は、光軸検査用カメラ１７によって取り込ま
れた照射光の画像データと、ヘッドランプ位置検査用カ
メラ１９によって取り込まれたヘッドランプ高さデータ
に基づいて、ヘッドランプＨの光軸の中心位置を算出
し、この光軸の中心位置が規格値の範囲内にあるかどう
かを検査する。
【００１９】このとき、車種によってヘッドランプＨの
位置が車両前後方向（図１にて左右方向）にずれれも、
ヘッドランプ位置検査用カメラ１９はヘッドランプＨの
照射光の光軸上に位置するハーフミラー１８が映し出し
たヘッドランプＨを撮影することとなり、ヘッドランプ
Ｈの位置を正確に計測することができる。
位置が車両前後方向（図１にて左右方向）にずれれも、
ヘッドランプ位置検査用カメラ１９はヘッドランプＨの
照射光の光軸上に位置するハーフミラー１８が映し出し
たヘッドランプＨを撮影することとなり、ヘッドランプ
Ｈの位置を正確に計測することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のヘッドランプの光軸検査装置によれば、ヘ
ッドランプの照射方向に対向して配設され水平方向及び
垂直方向に沿って移動調整自在なケースに照射光の集光
レンズと集光された照射光の光像を映し出すスクリーン
とスクリーン上の光像を撮像する光軸検査用カメラとを
設けると共に照射光の光軸上に位置して光軸に対して所
定角度で傾斜したハーフミラーとハーフミラーに反射し
て映し出されたヘッドランプを撮影するヘッドランプ位
置検査用カメラとを設け、画像処理装置によって光軸検
査用カメラによる照射光の画像データとヘッドランプ位
置検査用カメラによるヘッドランプ位置データに基づい
てヘッドランプの光軸を検査するようにしたので、ヘッ
ドランプの位置が車両前後方向にずれても、ヘッドラン
プ位置検査用カメラがヘッドランプの照射光の光軸上に
位置するハーフミラー上のヘッドランプを撮影すること
でこのヘッドランプを正面から計測することとなり、ヘ
ッドランプの位置を正確に計測することができ、検査の
作業性の向上を図ることができる。
うに本発明のヘッドランプの光軸検査装置によれば、ヘ
ッドランプの照射方向に対向して配設され水平方向及び
垂直方向に沿って移動調整自在なケースに照射光の集光
レンズと集光された照射光の光像を映し出すスクリーン
とスクリーン上の光像を撮像する光軸検査用カメラとを
設けると共に照射光の光軸上に位置して光軸に対して所
定角度で傾斜したハーフミラーとハーフミラーに反射し
て映し出されたヘッドランプを撮影するヘッドランプ位
置検査用カメラとを設け、画像処理装置によって光軸検
査用カメラによる照射光の画像データとヘッドランプ位
置検査用カメラによるヘッドランプ位置データに基づい
てヘッドランプの光軸を検査するようにしたので、ヘッ
ドランプの位置が車両前後方向にずれても、ヘッドラン
プ位置検査用カメラがヘッドランプの照射光の光軸上に
位置するハーフミラー上のヘッドランプを撮影すること
でこのヘッドランプを正面から計測することとなり、ヘ
ッドランプの位置を正確に計測することができ、検査の
作業性の向上を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例に係るヘッドランプの光軸検
査装置を表す概略図である。
査装置を表す概略図である。
【図２】従来のヘッドランプの光軸検査装置の概略図で
ある。
ある。
【図３】従来のヘッドランプの光軸検査装置の正面図で
ある。
ある。
【図４】従来のヘッドランプの光軸検査装置による検査
方法を表す概略図である。
方法を表す概略図である。
【図５】従来のヘッドランプの光軸検査装置における光
軸検査用カメラの撮影概略図である。
軸検査用カメラの撮影概略図である。
１１ ケース １３ 集光レンズ １４ スクリーン １７ 光軸検査用カメラ １８ ハーフミラー １９ ヘッドランプ位置検査用カメラ ２０ 画像処理装置
Claims (1)
- 【請求項１】 ヘッドランプの照射光の光軸を検査する
ヘッドランプの光軸検査装置において、ヘッドランプの
照射方向に対向して配設され水平方向及び垂直方向に沿
って移動調整自在なケースと、該ケースに装着され前記
照射光を集光する集光レンズと、前記ケースに装着され
該集光レンズによって集光された照射光の光像を映し出
すスクリーンと、該スクリーン上の光像を撮像する光軸
検査用カメラと、前記ケースに前記照射光の光軸上に位
置するように配設され前記光軸に対して所定角度で傾斜
したハーフミラーと、該ハーフミラーにて反射して映し
出された前記ヘッドランプを撮影するヘッドランプ位置
検査用カメラと、前記光軸検査用カメラによって取り込
まれた照射光の画像データと前記ヘッドランプ位置検査
用カメラによって取り込まれたヘッドランプ位置データ
に基づいてヘッドランプの光軸を検査する画像処理装置
とを具えたことを特徴とするヘッドランプの光軸検査装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12728394A JPH07333105A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ヘッドランプの光軸検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12728394A JPH07333105A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ヘッドランプの光軸検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07333105A true JPH07333105A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14956144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12728394A Pending JPH07333105A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ヘッドランプの光軸検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07333105A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1306256C (zh) * | 2002-10-31 | 2007-03-21 | 株式会社三协精机制作所 | 光学特性测量装置和光学式位移计 |
| CN103439084A (zh) * | 2013-08-09 | 2013-12-11 | 天威（成都）太阳能热发电开发有限公司 | 槽式太阳能聚光热发电站聚光器集热效率测试分析算法 |
| KR101471307B1 (ko) * | 2013-11-27 | 2014-12-09 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 내비게이션 라이트 위치 계측 장치 및 방법 |
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1994
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