JPH07331986A - 掘削機の掘進制御装置 - Google Patents

掘削機の掘進制御装置

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JPH07331986A
JPH07331986A JP13035694A JP13035694A JPH07331986A JP H07331986 A JPH07331986 A JP H07331986A JP 13035694 A JP13035694 A JP 13035694A JP 13035694 A JP13035694 A JP 13035694A JP H07331986 A JPH07331986 A JP H07331986A
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JP
Japan
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detector
excavation
signal transmission
transmission cable
control unit
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JP13035694A
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English (en)
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Yasushi Miki
裕史 三木
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号伝送ケーブルが断線しても掘削機による
施工作業が続行され得るようにすること。 【構成】 演算制御部19に入力される各センサ9〜1
3よりの出力信号のレベルが所定値以下になればそのセ
ンサに接続されている信号伝送ケーブル14〜18が断
線したと判定検出する断線検出部23を設け、断線検出
時には強制停止制御部25により掘削機の掘進動作を強
制的に停止し、信号伝送ケーブル14〜18が断線した
ことをセンサ別に表示する表示装置26を設ける。オペ
レータによの操作により信号伝送ケーブルの断線による
掘削機の掘進動作の強制停止を解除し、信号伝送ケーブ
ルが断線している検出器の出力信号のレベルを正常値に
偽設定する施工続行処理部28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下水道管や配線、
配管ダクト等を敷設するトンネル(横穴)をシールド工
法により自動掘進する掘削機の掘進制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】先導管の先端部にオーガを装備した先導
管ヘッドが上下左右に首振り傾斜可能に設けられている
掘削機の掘進制御装置として、特開平4−92087号
公報に示されているように、施工計画線に対する先導管
の位置を検出する位置検出器、先導管のローリング角、
ピッチング角などの傾斜角を検出する傾斜度検出器、オ
ーガに作用する土圧を検出する土圧検出器などの各種検
出器を先導管あるいは先導管ヘッドに有し、前記各検出
器が出力する信号を信号伝送ケーブルにより演算制御部
に伝送し、前記検出器よりの出力信号に基づいて掘削機
の掘進駆動および掘進方向を制御する掘進制御装置が知
られている。
【0003】また上述のような掘進制御装置において、
演算制御部に入力される検出器の出力信号より信号伝送
ケーブルの断線を監視し、断線時に異常発生処理として
掘削機の掘進動作を強制的に停止することが行われてい
る。信号伝送ケーブルの断線により掘削機の掘進動作が
強制停止された場合、従来は、土中の先導管を堀り起こ
して信号伝送ケーブルの断線箇所を金属探知器などによ
り検出し、修復作業を行うか、あるいは、作業現場にて
掘進方向制御の制御プログラムに断線を生じている検出
器よりの信号を強制的に無視するような修正を一時的に
加えて施工作業が続行できるよう対処することが行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】信号伝送ケーブルの断
線により掘削機の掘進動作が強制停止された場合、信号
伝送ケーブルの断線箇所を金属探知器などにより検出
し、修復作業を行うことは好ましいことではあるが、し
かし信号伝送ケーブルの大部分は先導管と共に土中に埋
まっているから、多大な堀り起こし作業が必要になり、
多数の工数、時間およびコストがかかる。
【0005】制御プログラムの修正により施工作業が続
行できるようにすることは、堀り起こし作業を必要とし
ないが、ソフトウェアの専門家が作業現場にて必要にな
る。また検出器には、傾斜度検出器のように上限と下限
に異常値を設定されたものがあり、この場合には検出器
よりの出力信号が低レベル側にて掘削機の掘進動作が強
制停止した場合、それが信号伝送ケーブルの断線による
ものか、傾斜度などが本当に異常低下したことによるか
を判断することが難しい。
【0006】また土圧検出器のように上限のみに異常値
を設定されたものがあり、この場合には、信号伝送ケー
ブルの断線が検出されず、信号伝送ケーブルが断線して
いことを知らずに施工作業が続けられると、土圧などの
異常検出が全くなさない状態にて作業が続けられること
になる。本発明の目的は、上述のような問題点に鑑み、
信号伝送ケーブルが断線しても的確に施工作業が続行さ
れ得るよう改良された掘削機の掘進制御装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の掘削機の掘進制御装置は、施工
計画線に対する先導管の位置を検出する位置検出器、先
導管のローリング角、ピッチング角などの傾斜角を検出
する傾斜度検出器、オーガに作用する土圧を検出する土
圧検出器などの各種検出器を先導管あるいは先導管ヘッ
ドに有し、前記各検出器が出力する信号を信号伝送ケー
ブルにより演算制御部に伝送し、前記検出器よりの出力
信号に基づいて掘削機の掘進駆動および掘進方向を制御
する掘進制御装置において、前記演算制御部に入力され
る前記検出器よりの出力信号のレベルが所定値以下にな
ればその検出器に接続されている信号伝送ケーブルが断
線したと判定検出する断線検出部と、前記断線検出部に
より信号伝送ケーブルの断線が検出された場合に掘削機
の掘進動作を強制的に停止する強制停止制御部と、信号
伝送ケーブルが断線したことを検出器別に表示する表示
手段と、オペレータにより操作され、信号伝送ケーブル
が断線している検出器の出力信号のレベルを正常値に偽
設定し、信号伝送ケーブルの断線による掘削機の掘進動
作の強制停止を解除する施工続行処理部とを有している
ことを特徴としている。
【0008】また上述の目的を達成するために、請求項
2に記載の掘削機の掘進制御装置は、施工計画線に対す
る先導管の位置を検出する位置検出器、先導管のローリ
ング角、ピッチング角などの傾斜角を検出する傾斜度検
出器、オーガに作用する土圧を検出する土圧検出器など
の各種検出器を先導管あるいは先導管ヘッドに有し、前
記各検出器が出力する信号を信号伝送ケーブルにより演
算制御部に伝送し、前記検出器よりの出力信号に基づい
て掘削機の掘進駆動および掘進方向を制御する掘進制御
装置において、検出器の信号伝送ケーブルが各検出器に
ついて複数本並列に設けられ、前記演算制御部に入力さ
れる検出器よりの出力信号のレベルが所定値以下になれ
ばその検出器にて現在使用中の信号伝送ケーブルに代え
て別の信号伝送ケーブルを切替使用する使用ケーブル自
動切替手段を有していることを特徴としている。
【0009】
【作 用】請求項1に記載の掘削機の掘進制御装置で
は、演算制御部に入力される前記検出器よりの出力信号
のレベルが所定値以下になると、断線検出部によりその
検出器に接続されている信号伝送ケーブルが断線したと
判定検出され、強制停止制御部が掘削機の掘進動作を強
制的に停止する。また信号伝送ケーブルが断線したこと
が表示手段に検出器別に表示され、これによりオペレー
タはどの検出器の信号伝送ケーブルが断線したかを的確
に知ることができる。
【0010】この後に、オペレータにより施工続行処理
部が操作されると、信号伝送ケーブルが断線している検
出器の出力信号のレベルが正常値に偽設定され、掘削機
の掘進動作の強制停止が解除される。これにより掘削機
は掘進動作を再開する。請求項2に記載の掘削機の掘進
制御装置では、演算制御部に入力される検出器よりの出
力信号のレベルが所定値以下になると、その検出器にて
現在使用中の信号伝送ケーブルに代えて別の信号伝送ケ
ーブルが切替使用され、バックアップ式にフェールセー
フが図られ、掘削機の掘進動作が障害なく続行される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1は本発明による掘進制御装置を含む掘削シ
ステムの一実施例を示すシステム構成図である。図1に
おいて、1は掘削機を全体的に示している。掘削機1
は、先導管2の先端部に先導管ヘッド3を上下左右に首
振り傾斜可能に有しており、先導管ヘッド3にはオーガ
4が設けられている。オーガ4はモータなどを含む掘進
駆動装置5により回転駆動される。
【0012】先導管2にはオーガヘッド3を上下左右に
首振り傾斜させるための4個の油圧シリンダ6が設けら
れている。油圧シリンダ6は油圧制御部7と接続されて
おり、油圧制御部7は各油圧シリンダ6に対する油圧の
給排を個別に制御する。先導管2には、後方配置のHe
−Neレーザなどによるレーザ発振器8が発振するレー
ザビームLの入射位置を走査検出する位置検出センサ9
と、先導管2の傾斜度を示すピッチング値とローリング
値を検出する傾斜度センサ10、11と、先導管2に作
用する荷重を検出する荷重センサ12とが設けられてい
る。
【0013】先導管ヘッド3にはオーガ4に作用する土
圧を検出するオーガ負荷センサ13が設けられている。
位置検出センサ9、傾斜度センサ10、11、荷重セン
サ12、オーガ負荷センサ13は各々信号伝送ケーブル
14、15、16、17、18により掘進制御装置の演
算制御部19に接続され、信号伝送ケーブル14〜18
は各センサ9〜13が出力する信号を各々個別に演算制
御部19へ伝送する。
【0014】演算制御部19は、マイクロコンピュータ
により構成され、信号伝送ケーブル14〜18により伝
送された各センサ9〜13よりの出力信号に基づいて掘
進駆動装置5の動作を制御する掘進駆動制御部20と油
圧制御部7の動作を制御する掘進方向制御部21とを含
んでいる。掘進駆動装置5は、後述の強制停止制御部2
5より強制停止指令信号を入力することにより、他の条
件に拘らず掘進駆動を停止する。
【0015】演算制御部19は異常監視部として異常検
出部22と断線検出部23とを有している。異常検出部
22は、演算制御部19に入力される各センサ9〜13
よりの出力信号のレベルが上限値あるいは下限値を超え
ると異常判定を行い、そのことを画面表示する指令を画
面表示制御部24へ出力し、また強制停止制御部25へ
異常検出信号を出力する。
【0016】断線検出部23は、演算制御部19に入力
される各センサ9〜13の何れかの出力信号のレベルが
0に所定値以下になると、そのセンサの信号伝送ケーブ
ル14、15、16、17あるいは18が断線している
と判定検出し、そのことを画面表示する指令を画面表示
制御部24へ出力し、また強制停止制御部25へ断線検
出信号を出力する。なお、ここで云う断線検出は、信号
伝送ケーブル14、15、16、17自体の断線以外
に、これらケーブルの図には示されていないコネクタの
配線部の断線を含むものである。
【0017】異常検出部22による異常判定の設定値と
断線検出部23による断線判定の設定値とは異なった値
であり、このことから、異常発生と断線発生とを各々個
別に検出することができる。強制停止制御部25は、異
常検出部22より異常検出信号を入力するか、断線検出
部23より断線検出信号を入力することにより、強制停
止指令信号を掘進駆動制御部20へ出力し、後述の施工
続行処理部28より強制停止解除指令信号を入力するこ
とにより、掘進駆動制御部20に対する強制停止指令信
号の出力を停止する。
【0018】画面表示制御部24にはCRTなどによる
表示装置26が接続されており、掘進動作の強制停止時
には図2に示されているように、各センサ9〜13によ
る監視項目別に異常発生あるいは断線発生を●印をもっ
て画面表示すると共に、強制停止の解除ボタンを画面表
示する。なお、図3は通常状態時の施工状態表示画面を
例示している。
【0019】表示装置26の画面には透明なタッチパネ
ルスイッチ27が貼り付けられており、タッチパネルス
イッチ27は解除ボタン表示領域を強制停止の解除スイ
ッチとされ、この解除ボタン表示領域がオペータにより
タッチされることによりオン信号を施工続行処理部28
へ出力する。施工続行処理部28は、タッチパネルスイ
ッチ27よりオン信号を入力することにより、強制停止
制御部25へ強制停止解除指令信号を出力し、また信号
伝送ケーブル1が断線しているセンサよりの出力信号を
無視し、その信号レベルを正常値に偽設定して掘進駆動
制御部20と掘進方向制御部21に与える。
【0020】図4は上述の如き構成よりなる掘進制御装
置の動作フローを示している。先ず図3に示されている
ように施工状態の画面表示を表示装置26により行い
(ステップ10)、各センサ9〜13より信号を入力す
る(ステップ20)。次に解除フラグがオンであるか否
かを判別する(ステップ30)。解除フラグは各センサ
9〜13毎に個別に設定されており、タッチパネルスイ
ッチ27による解除スイッチがオンされることによりオ
ン状態になる。
【0021】解除フラグがオンでない場合(ステップ3
0否定)には、各センサ9〜13の出力信号のレベルが
0に近い所定値以下であるか否かの判別を各センサ9〜
13毎に行い、出力信号のレベルが0に近い所定値以下
であれば、その信号を出力しているセンサの信号伝送ケ
ーブル14、15、16、17あるいは18が断線して
いると判定検出する(ステップ40)。
【0022】断線検出時(ステップ40肯定)には対応
するセンサの断線検出フラグをオンにして(ステップ5
0)ステップ100へ進み、これに対し断線が検出され
ない場合(ステップ40否定)には、ステップ70へ進
む。なお、断線検出フラグも各センサ9〜13毎に個別
に設定されている。解除フラグがオンである場合(ステ
ップ30肯定)には、解除フラグがオンのセンサ9、1
0、11、12あるいは13の出力信号を無視してこれ
の信号レベルを正常値に偽設定し、ステップ70へ進
む。
【0023】ステップ70ではセンサ9〜13よりの出
力信号のレベルが上限値あるいは下限値を超えるている
か否かの判別を各センサ9〜13毎に行い、出力信号の
レベルが上限値あるいは下限値を超えるていれば、その
信号に対応する監視項目の値が異常であると判定検出す
る。異常検出時(ステップ70肯定)には、対応するセ
ンサの異常検出フラグをオンにして(ステップ90)ス
テップ100へ進み、これに対し異常が検出されない場
合(ステップ70否定)には、施工状態画面におけるデ
ータを画面表示し(ステップ80)、掘削機の運転を続
行する。
【0024】ステップ100では強制停止指令信号を掘
進駆動制御部20へ出力し、掘進駆動装置20による掘
進駆動、この場合オーガ4の回転駆動を強制的に停止す
る。次いで断線検出フラグと異常検出フラグの状態に従
って強制停止の画面表示を表示装置26により行う(ス
テップ110)。この強制停止画面は、図2に示されて
いるように、各センサ9〜13による監視項目別に異常
発生あるいは断線発生を●印をもって表示すると共に、
強制停止の解除ボタンを表示する。図2は管荷重センサ
12の信号伝送ケーブル17が断線したことを示してい
る。
【0025】この表示装置26による強制停止画面の表
示内容から、オペレータは、どのセンサの信号伝送ケー
ブルが断線したかを的確に知ることができ、また強制停
止が断線によるものか、異常発生によるものかを的確に
知ることができる。次に断線発生時において、施工を継
続する場合(ステップ120肯定)には断線表示の監視
項目の解除ボタンの表示領域をオペータがタッチするこ
とにより、タッチパネルスイッチ27による解除スイッ
チがオンし(ステップ130)、解除フラグがオンする
(ステップ140)。
【0026】これにより、以降、ステップ30にて解除
フラグがオンであると判別されることにより、信号伝送
ケーブルが断線しているセンサの出力信号は無視され、
このセンサの信号レベルが正常値に偽設定され、これに
伴い掘進駆動の強制停止が解除され、施工が続行され
る。図5は本発明による掘進制御装置の他の実施例を示
している。尚、図5に於いて、図1に対応する部分は図
1に付した符号と同一の符号により示されている。
【0027】この実施例においては、各センサについ
て、センサ部30の出力回路31と演算制御部19とが
互いに並列な第一信号伝送ケーブル14aと補助の第二
信号伝送ケーブル14bの二本の信号伝送ケーブルによ
り接続されており、接続切替スイッチ32により第一信
号伝送ケーブル14aと第二信号伝送ケーブル14bの
何れか一方が演算制御部19に実接続されてセンサより
演算制御部19に対する信号伝送に使用される。
【0028】接続切替スイッチ32は初期状態に於いて
は、第一信号伝送ケーブル14aを演算制御部19に実
接続しており、断線検出部23より断線検出信号を入力
することにより切替動作し、第一信号伝送ケーブル14
aを演算制御部19より切り離して第二信号伝送ケーブ
ル14bを演算制御部19に実接続する。図6はこの実
施例による掘進制御装置の動作フローを示している。
尚、図6に於いて、図4におけるステップと同じステッ
プは図4におけるステップ番号と同じステップ番号を付
けてその説明を省略する。
【0029】断線検出により断線検出フラグがオンなる
と(ステップ50)、それに対応する接続切替スイッチ
32が切替動作して第一信号伝送ケーブル14aを演算
制御部19より切り離して第二信号伝送ケーブル14b
を演算制御部19に実接続するケーブル切替接続処理を
実行する(ステップ55)。これにより第一信号伝送ケ
ーブル14aが断線しても、第二信号伝送ケーブル14
bによってセンサより演算制御部19に対する信号伝送
がバックアップされ、引き続き同じ状態にて施工が続行
される。なお、信号伝送ケーブルの並列接続本数は3
本、4本と、2本以上の複数本であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明による掘削機の掘
進制御装置によれば、信号伝送ケーブルが断線しても、
オペレータによるスイッチ操作、あるいは信号伝送ケー
ブルの自動切替接続により掘削機による施工作業が再
開、続行され、信号伝送ケーブルの断線により施工作業
が長時間に亙って中断されることが回避される。また断
線検出は異常検出とは別のレベルで行われ、強制停止が
断線によるものか、異常発生によるものかをオペレータ
が的確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による掘進制御装置を含む掘削システム
の一つの実施例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明による掘進制御装置の強制停止時の画面
表示例を示す説明図。
【図3】通常状態時の施工状態表示の画面表示例を示す
説明図。
【図4】本発明による掘進制御装置の掘進制御動作フロ
ーを示すフローチャートである。
【図5】本発明による掘進制御装置の他の実施例を示す
ブロック線図である。
【図6】本発明による掘進制御装置の掘進制御動作フロ
ーを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…掘削機 2…先導管 3…オーガヘッド(先導管ヘッド) 5…掘進駆動装置 6…油圧シリンダ 7…油圧制御部 9…位置検出センサ 10、11…傾斜度センサ 12…荷重センサ 13…オーガ負荷センサ 14、15、16、17、18…信号伝送ケーブル 14a…第一信号伝送ケーブル 14b…第二信号伝送ケーブル 19…演算制御部 20…掘進駆動制御部 21…掘進方向制御部 22…異常検出部 23…断線検出部 25…強制停止制御部 26…表示装置 27…タッチパネルスイッチ 28…施工続行処理部 32…接続切替スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施工計画線に対する先導管の位置を検出
    する位置検出器、先導管のローリング角、ピッチング角
    などの傾斜角を検出する傾斜度検出器、オーガに作用す
    る土圧を検出する土圧検出器などの各種検出器を先導管
    あるいは先導管ヘッドに有し、前記各検出器が出力する
    信号を信号伝送ケーブルにより演算制御部に伝送し、前
    記検出器よりの出力信号に基づいて掘削機の掘進駆動お
    よび掘進方向を制御する掘進制御装置において、 前記演算制御部に入力される前記検出器よりの出力信号
    のレベルが所定値以下になればその検出器に接続されて
    いる信号伝送ケーブルが断線したと判定検出する断線検
    出部と、 前記断線検出部により信号伝送ケーブルの断線が検出さ
    れた場合に掘削機の掘進動作を強制的に停止する強制停
    止制御部と、 信号伝送ケーブルが断線したことを検出器別に表示する
    表示手段と、 オペレータにより操作され、信号伝送ケーブルが断線し
    ている検出器の出力信号のレベルを正常値に偽設定し、
    信号伝送ケーブルの断線による掘削機の掘進動作の強制
    停止を解除する施工続行処理部とを有していることを特
    徴とする掘削機の掘進制御装置。
  2. 【請求項2】 施工計画線に対する先導管の位置を検出
    する位置検出器、先導管のローリング角、ピッチング角
    などの傾斜角を検出する傾斜度検出器、オーガに作用す
    る土圧を検出する土圧検出器などの各種検出器を先導管
    あるいは先導管ヘッドに有し、前記各検出器が出力する
    信号を信号伝送ケーブルにより演算制御部に伝送し、前
    記検出器よりの出力信号に基づいて掘削機の掘進駆動お
    よび掘進方向を制御する掘進制御装置において、 検出器の信号伝送ケーブルが各検出器について複数本並
    列に設けられ、前記演算制御部に入力される検出器より
    の出力信号のレベルが所定値以下になればその検出器に
    て現在使用中の信号伝送ケーブルに代えて別の信号伝送
    ケーブルを切替使用する使用ケーブル自動切替手段を有
    していることを特徴とする掘削機の掘進制御装置。
JP13035694A 1994-06-13 1994-06-13 掘削機の掘進制御装置 Pending JPH07331986A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150081177A1 (en) * 2013-09-19 2015-03-19 Komatsu Ltd. Communication Device and Working Vehicle Provided with the Same

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US20150081177A1 (en) * 2013-09-19 2015-03-19 Komatsu Ltd. Communication Device and Working Vehicle Provided with the Same
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