JPH0733182B2 - ドキュメント給送装置およびその作動方法 - Google Patents

ドキュメント給送装置およびその作動方法

Info

Publication number
JPH0733182B2
JPH0733182B2 JP62248208A JP24820887A JPH0733182B2 JP H0733182 B2 JPH0733182 B2 JP H0733182B2 JP 62248208 A JP62248208 A JP 62248208A JP 24820887 A JP24820887 A JP 24820887A JP H0733182 B2 JPH0733182 B2 JP H0733182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
sense signal
take
flag
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62248208A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63143130A (ja
Inventor
ダニエル・アブラン・バレラ
マーク・アレキサンダー・ベラン
ルイス・アンドリユー・バースタマンテイ
セシル・ミツチエル・マクドナルド
ロナルド・エリソン・リース
ロジヤー・デーン・シエパード
Original Assignee
インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン filed Critical インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Publication of JPS63143130A publication Critical patent/JPS63143130A/ja
Publication of JPH0733182B2 publication Critical patent/JPH0733182B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/08Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with means for advancing the articles to present the articles to the separating device
    • B65H1/18Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with means for advancing the articles to present the articles to the separating device controlled by height of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/0808Suction grippers
    • B65H3/0816Suction grippers separating from the top of pile
    • B65H3/0833Suction grippers separating from the top of pile and acting on the front part of the articles relatively to the final separating direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/0808Suction grippers
    • B65H3/0891Generating or controlling the depression

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は自動ドキュメント給送装置、たとえば、自動ペ
ーパ・シート給送装置に関し、具体的には、異質、不均
一のドキュメント・スタックの確実な供給のための自動
適応ドキュメント給送装置に関するものである。
B.従来技術および問題点 吸引装置、すなわち、真空吸引カップおよび吹出し空気
を用いて、垂直に積まれたシート・スタックの最上部か
らシートを供給することは当技術では周知である。たと
えば、米国特許第3218062号および第4382593号は共に、
スタックの一番上のシート群、特に一番上のシートを分
離するため吹出しパイプ、すなわち、吹出し空気を使用
し、一番上のシートのみの確実な供給を行なうため真空
取出し装置を使用することを示している。
米国特許3218062号はまた、可動式カム作動フィーダを
含み、このフィーダは可動真空吸引装置と可動吹出しパ
イプに機械的に接続されてスタックの最上部に対して最
適に位置決めされる。
米国特許第4382593号は、シートが吹出し空気によって
持ち上げられたときに、一番上のシートの先(または供
給)端を押さえつける働きをするワイヤの形の分離装
置、すなわち、制止用機械フィンガを使用している。こ
のようにして、短いワイヤ部材が、フィーダの吸引カッ
プ用の取出し区域を設定する。さらに、一番上のシート
が吸引カップに真空で付着されると、カップは垂直上方
に動いて、真空移送ベルトの下側水平面へとシートを運
ぶ。
米国特許第3642272号は、送風ノズルおよび吸引手段に
よりスタックの一番上のシートを下側にあるシートから
分離するための装置を示している。この特許では、スタ
ックの最上部が感知され、それによりスタック・エレベ
ータがスタックの一番上のシートを所望の位置に維持す
るように制御されて、取り出されたシートを固定ピンチ
・ローラに供給する。
米国特許第4566683号は、吹出し装置の空気を制御し
て、テーブル上のドキュメントの重量または圧力に応じ
て量を変えることを教示している。
これら従来技術のドキュメント取出し装置は、スタック
内のドキュメントが同じ厚みおよび重量を有するとき、
すなわち、ドキュメント・スタックが同質、均一かつ予
測可能であるとき、かなり確実に動作するように調節す
ることができる。しかし、そのようなフィーダは、ドキ
ュメント・スタックが異質で不均一なときは、信頼性が
低下し動作不能にさえなる。確実なフィーダ動作を妨げ
るドキュメントの動きをもたらすような、スタック内の
個々のドキュメントの特性が、もはや予測できない。た
とえば取出し機構がドキュメントを付着させるのに充分
な高さまで、噴出し空気によって重いドキュメントを動
かすことはできない。軽いドキュメントは、良好な動作
のために実際上適切な高さよりも高くまで動かされるこ
とがある。
C.問題点を解決するための手段 本発明のドキュメンタ・フィーダは、取出し装置の制御
された動作、テーブルの初期位置決めと動的調節、取出
し動作の感知、および機械的フィーダ装置という独自の
組合せをもたらし、変化するドキュメント・スタックの
高さと個々のドキュメントの特性の変動に対処できるよ
うに、必要に応じて自動的に調節するドキュメント供給
動作を実行し、最初の試みが失敗した場合にドキュメン
トの取出しを再試行する能力を備えた適応フィーダを提
供する。
本発明によれば、スタックの最上部から1度に1枚づつ
取り出されるべきシートのスタックが、可動テーブルで
支持される。取出し装置が1つの基準位置(第2の基準
位置)に位置決めされ、テーブルがテーブル初期位置
(第1の基準位置)に移動される。取出し装置は第1の
基準位置と第2の基準位置の間の第3の基準位置に向か
って1度に1ステップづつ下方に移動する(ステップと
はある小さな距離増分をいう)。シートが取出し装置に
付着すると、これは真空ベルト等の移送装置に移され
る。センサーが、シートが取出し装置に付着したことを
示す信号を供給する。
取出し装置がシートを付着せずに第3の基準位置に達し
た場合、取出し装置は所定数のステップの間1度の1ス
テップづつだい3の基準位置を通過して移動し続ける。
所定数のステップだけ移動する前にシートが取出し装置
に付着した場合、上述の動作が継続される。そうでない
場合、取出し装置は最後の位置で休止して、付着を待
つ。休止期間後も付着が全く生じなかった場合、テーブ
ルは、最上部のシートが取り出し装置に近づくように上
方に移動する。それでも付着が全く生じなかった場合、
エラーが表示される。
取出し装置が第3の基準位置に到達する前にシートが付
着した場合、テーブルは予め設定された距離だけ第1の
基準位置から下方に移動し動作が継続される。
本発明の特定の実施例を示すそれぞれの図面を参照しな
がら、本発明を詳細に説明する。なお、図面では、同じ
参照番号は同じ構成要素を指す。
D.実施例 以下では、本発明は真空作動取出し装置を備えた再循環
自動ドキュメント・フィーダに適用されるものとして詳
細に説明するが、それだけに限定することを意図するも
のではない。
第1図は、複写機に使用することができるようなドキュ
メント・フィーダの主要部分を示す。ドキュメント・テ
ーブル10は複写されるドキュメントのスタックを支持
し、ステップ・モータ11によりピボット点12の回りで動
かすことにより、上方および下方に調節することができ
る。テーブル10の前部は、一番上のドキュメントが制止
ワイヤ14にもたれて停止し、送風装置16からの吹出し空
気により互いに分離されるように、持ち上げられる。取
出し装置102は底部に吸引カップ18を有し、ステップ・
モータ130を含み機構104により垂直に動くことができ
る。テーブル10が最初に持ち上げられ、位置決めされる
と、テーブル10上のドキュメント・スタックの一番上の
シートに吸引カップが付着するまで、取出し装置が下降
する。次に、吸引カップ18に付着したドキュメントが真
空ベルト106に付着するまで、取出し装置102が機構104
により上昇する。
次に、真空を切って、取出し装置102を真空ベルト106を
通過して上方に移動させることにより、取出し装置102
がはずれる。ドキュメントは回転ドラム108、ピンチ・
ローラ110Aおよび110B、第2の真空ベルト114を経てド
キュメント・ガラス112上に移動し、複写される。ドキ
ュメント・ガラス112上のドキュメントが複写される
と、ドキュメントは2つの方向のどちらか一方に送られ
る。ドキュメントの裏面も複写するとき、すなわち、画
面複写の場合、ドキュメントはガイド118で案内され
て、第2の真空ベルト114によりもう一方のピンチ・ロ
ーラ116を経てドラム108上に送られる。ガイド118は上
方位置にある所を示してあるが、最初にドキュメントを
供給するときは下方位置にくる。ドキュメントはドラム
108の回りを通ってドキュメント・ガラス112上に送られ
て、裏面の複写が可能になる。
ドキュメント再循環フィーダ内でドキュメントの複写が
完了すると、ドキュメントは第2の真空ベルト114によ
りピンチ・ローラ120Aおよび120B内へ、さらにガイド・
チャネル122を経て送られる。再スタック機構124がドキ
ュメント・スタックを持ち上げて、戻ってきたドキュメ
ントがスタックの底部の下に入るようにする。
上記ドキュメント・フィーダ装置の詳細は、米国特許第
4382593号に示されている。異なる厚みと重量のドキュ
メントが混ざっていて、テーブル10上のスタックの寸法
が変動するとき、適切な動作ができるように最初にテー
ブル10および取出し装置102を位置決めする問題は、適
切にプログラミングされたマイクロプロセッサで制御さ
れる適応手順によって克服される。制御装置150は、ア
ルゴリズムを実行し、センサから信号を受け取り、テー
ブル位置および取出し装置102の位置などを調節するス
テップ・モータに制御信号を供給するためのマイクロプ
ロセッサおよびマイクロコードを備えている。
システムの電源を入れたとき、制御装置150は、テーブ
ル10または取出し装置102の位置を示す記憶値を全く含
んでいない。基準位置を求めるために、テーブル10をハ
ード・ストップまで下げ、取出し装置102をハード・ス
トップまで上げる。それにより、テーブル10と取出し装
置102が定位置に位置決めされる。
ドキュメントをドキュメント・テーブル10上に置き、供
給動作を開始した後、初期設定手順を呼び出す。取出し
装置102が下方に28ステップ移動し、吹出し空気源16は
オンになり、テーブル10は最低25ステップ上方に移動す
る。一番上のドキュメントが付着すると、真空センサ13
2が活動化する。テーブル10の移動が停止し、取出し装
置102が最も上の基準位置まで上方に移動する。これ
で、ドキュメント供給過程は開始の準備が整う。
実際には、重いドキュメントが下側の制止ワイヤ14と同
じ高さまで上昇せず、軽いドキュメントはワイヤ14を通
り越して上側の制止ワイヤまで吹き飛ばされることがあ
る。
実際の供給過程では、ドキュメント・スタックは、真空
取出し装置がそのステップ・モータにより所定数のステ
ップ(以下の説明では24)だけ下降したときに一番上の
シートが取り出されるような高さであると仮定する。こ
の位置のとき、真空取出し装置102は下側の制止ワイヤ1
4とほぼ同じ垂直位置にある。
第2の実施例では、テーブルが、通常セット用小セット
用の複数(説明では2)の省略時解釈位置のうちの1つ
に移動する。省略時解釈位置については後に詳しく説明
する。
第1の実施例では、取出し装置102に通じる真空線130内
にあるセンサ132が、ドキュメントが吸引カップ18に付
着したことを検出する。そのようなセンサは制御技術で
は周知である。ドキュメントが吸引カップ18に付着した
とき生じる真空圧の増大は、適当な抗力を受け作動して
スイッチを閉じるセンサ132内のダイヤフラムにより感
知することができる。センサ132は、シートが付着した
という信号SPUを制御装置150に供給する。
制御装置150がSPU信号を受け取らなかった場合、取出し
装置102は1ステップ下降する。短い遅延の後、SPU信号
を受け取らず、ドキュメントがカップ18に付着されてい
ないことを示す場合は、取出し装置102はもう1ステッ
プ下降し、上記手順が反復される。ドキュメントを付着
させるための試みが所定回転行なわれて(各試みごとに
1ステップ下降)、成功しなかった場合は、ドキュメン
トが取出し装置102上のカップ18に付着したというSPU信
号をセンサ132が制御装置150に供給するまで、テーブル
10は一度に1ステップずつ上昇する。
今説明している実施例では、テーブルをそこまで上昇さ
せることができる基準点、すなわち、104段のテーブル
・ステップが最大許容範囲と考えることができる。した
がって、所定回数試みた後も、ドキュメントが付着しな
かった場合は、エラー状態として処理され、別のプログ
ラム・ルーチンによって処理される。
SPU信号が出ると、それに応じて、取出し装置102がある
ステップ数だけ上方に移動して、ドキュメントが真空ベ
ルト106に付着し、そのことが真空線136内のセンサ134
から真空ベルト106に通知される。センサ134から供給さ
れる信号はBOPとして表わす。次に、制御装置150から制
御信号が出ると、それに応じて取出し装置102への真空
が制御弁131によって切られる。ドキュメントは次に上
述のようにフィーダ機構に運ばれ、ドキュメント・ガラ
ス上に置かれる。
制御装置150は、上述のフィーダが取り付けられる機械
を制御するのと同じ制御装置でもよいし、そうでなくて
もよい。同じである場合は、取出しの試みが余りにも長
時間に渡って不成功に終り、複写に間に合うようにドキ
ュメントがドキュメント・ガラス112上に置かれなかっ
たとき、そのことを感知して、複写機を強制的にスキッ
プ・サイクルおよび再試行モードにする手順を含むこと
になる。制御装置150が関連する機械の主制御装置でな
い場合は、制御装置150が信号を主制御装置に供給し
て、主制御装置がスキップ・サイクル処理を開始するこ
とができる。
軽いドキュメントには、テーブル10が高すぎることがあ
る。吸引カップ18が下側制止ワイヤ14の高さに達する前
にシートがカップに付着したことをセンサ132が示す場
合、テーブルがあるステップ数だけ下方に移動される。
この手順が各連続取出し動作ごとに反復され、その結
果、テーブル10が正しく位置決めされる。必要な場合、
テーブル10を上昇させて正しい位置に保持する。所定数
(以下の説明では2)のドキュメントがうまく取り出さ
れた後、テーブルが所定のステップ数(通常は1)だけ
上方に移動する。これは、今説明した実施例には示され
ていない追加機能である。
第2の実施例では、ドキュメント・スタック全体を一度
取り出した後でテーブル10が正しい動作位置に移動しな
い場合、テーブル10を省略時解釈位置に移動させる。ド
キュメントが一度取り出された後、制御装置はドキュメ
ント数のカウントを有している。ドキュメントの2回目
の複写のためには(必要な場合)、ドキュメント・カウ
ントがあるしきい値、たとえば、6よりも小さく、しか
もテーブルが少なくとも省略時解釈位置に調節されてい
ない場合は、テーブルは省略時解釈位置に移動される。
次に、第2図、第3図および第4図のフローチャートを
参照しながら、この制御手順について詳細に説明する。
説明に容易にし、平明にするため、これらの手順は、通
常、フィーダ機構および複写機のための制御モジュール
を含む、マスタ制御プログラムによって呼出し可能なサ
ブルーチンとして説明する。
マスタ制御プログラムは、コマンドを送り、テーブル高
初期設定サブルーチンによって使用されるフラッグを制
御することにより、ドキュメント・テーブルの高さを制
御する。
テーブル高の調節はまた、シート取出し機能サブルーチ
ンによっても制御される。一般には、マスタ制御プログ
ラムは中央マイクロプロセッサ上で実行され、テーブル
高初期設定サブルーチンおよびシート取出し機能サブル
ーチンは、ドキュメント・フィーダの制御専用の制御装
置マイクロプロセッサ上で実行される。
中央プロセッサはドキュメント・フィーダ・プロセッサ
にコマンドを出し、コマンドが実行されたことを示すフ
ィードバックを待つ。テーブルの調節が必要だとドキュ
メント・フィーダ・プロセッサが自主的に判断し、テー
ブルの位置を変更するときは、フィードバックがマスタ
制御プログラムに供給され、マスタ制御プログラムは、
不揮発性メモリに維持されている現在位置の値を更新す
ることができる。テーブル位置が連続的に追跡されるの
で、高さ制御に融通性が得られる。
たとえば、機械の電源投入時に、テーブルがホーム位置
にくる、すなわち、その下限位置に送られることが必要
な状況では、マスタ制御プログラムは、不揮発性メモリ
に既に記憶されている情報を取り出すことにより、まず
テーブルの現在位置を決定する。今説明している実施例
では、ホーム位置から最大テーブル位置までの間隔が10
4ステップを超えてはならない。取り出された値が許容
範囲内にあるかどうか判定するための検査が行なわれて
から、ドキュメント・フィーダ・プロセッサにコマンド
を出し、ドキュメント・フィーダ・プロセッサは、取り
出された値+4に等しいステップ数だけテーブルを下方
に送る。オーバドライブ(余分の4ステップ)は、この
型式のシステムに付随する累積ステップ誤差に対する保
護をもたらすためのものである。ドキュメント・フィー
ダ・プロセッサに指令して、テーブルが既に下りている
ときでも、その位置にかかわらず一定のステップ数、た
とえば、120だけテーブルを下方に移動させてテーブル
をホーム位置に戻すと、常時、機構がハード・ストップ
にぶつかってがたがたという音が立ち、好ましくない雑
音や不必要な雑音を生じる。この実施例では、テーブル
は、本当にそのホーム位置にくるために必要なステップ
数だけ下方に移動される。
各ジョブの開始時には、スタックのサイズは未知である
ので、初期設定点の有効性を判定することは不可能であ
る。したがって、初期設定が完了した後、テーブルの高
さにかかわらずジョブを開始させる。マスタ制御プログ
ラムは、最初のスタックの終り(EOS)が検出されるま
で、ドキュメントの供給を監視する。次に、マスタ制御
プログラムは、2つの条件に基づいて何らかの補正が必
要かどうか判定する。第1に、原稿の数がある特定の数
(今説明している実施例では6)よりも少なくなければ
ならない。第2に、初期設定処理中にテーブル高初期設
定サブルーチンにより送り返される、FTCの値で示され
る最終テーブル位置が、推定値、たとえば、今説明して
いる実施例では62、と比較される。テーブルがステップ
62にない場合、マスタ制御プログラムは、テーブル高調
節サブルーチンにテーブルをそこに移動させる。こうし
てテーブルが、ジャムを防止すると共に、より大きな分
解能を有するその他のテーブル高調節アルゴリズムを含
む他の機能を正しく動作させる動作位置にくる。
第2図のフローチャートで表わされるプログラムは、マ
スタ制御プログラムの、本発明によるドキュメント・フ
ィーダに関係する部分であり、約32ミリ秒ごとに実行さ
れる。
フローチャートでは、以下の略語が使用される。
略記される要素は、フラッグ、信号または値である。フ
ラッグは、真(T)または偽(F)の値を有する論理変
数である。システムによっては、フラッグが、真、すな
わち、セットの場合に1の値を有し、偽、すなわち、リ
セットの場合に0の値を有する整数として扱われるもの
もある。値は、カウンタの内容等のある量を表わす。信
号は、通常OUTやWRITE等のプロセッサ・コマンドを用い
て、プロセッサの出力ポートから送られる電気信号であ
り、信号を供給された装置は、信号がある特定の値のと
き活動化され、信号が他のある値のときは非活動状態に
留まる。コマンドはまた、特定の動作を実行するかどう
かを判定するために制御プログラムの他のある部分によ
って感知されるフラッグであってもよい。
ここに示すマスタ制御プログラムは、本発明が使用され
る複写機の動作全体を制御するより大きなプログラムの
一部にすぎない。本発明のドキュメント・フィーダを制
御しかつそれに応答する部分について図示し、説明す
る。マスタ制御プログラムのこれから説明する部分は、
特定の条件(通常はフラッグ)をテストして、他のフラ
ッグがセットされているかそれともセットされている
か、またはコマンドがテーブル高初期設定サブルーチン
に伝送されるかどうかを判断し、ドキュメント・フィー
ダを本発明の処理に従って動作させる。まず、マスタ制
御プログラムによるフラッグの設定およびテストについ
て説明し、次にサブルーチンについて説明する。フラッ
グはプログラム間の主要な通信手段である。
マスタ制御プログラムの関連部分の動作について以下で
は第2図を参照して説明する。
マスタ制御プログラムが実行される度に、最初のステッ
プ21で、ジョブが実行中かどうか判断する。実行中でな
い場合は、ステップ22で、開始ボタンが活動化されたか
どうか判断する。活動化されている場合、ステップ23で
TIR、PSRおよびSERフラッグをセットし、オリジナル・
ドキュメント・カウンタODCをクリアする。開始ボタン
が活動化されていない場合は、ステップ23を迂回する。
ステップ21でジョブが実行中であると判定された場合、
ステップ24で、次のドキュメントを取り出すべきかどう
か判断する。取り出すべきである場合、ステップ25で、
取出し要求フラッグがセットされる。そうでない場合
は、ステップ26で、次のシートを挿入すべきときかどう
か判断し、ステップ27で、シート挿入要求フラッグSER
をセットする。挿入すべきときでない場合は、ステップ
27を迂回する。
ステップ21ないし27での上記ハウスキーピング処理で、
機械の既存の状態に従って適当なフラッグの設定が完了
した後、制御プログラムはフラッグのテストを開始し、
通常、セットされているフラッグに応答して、そのフラ
ッグをリセットさせ、対応するコマンドを発生させる。
たとえば、ステップ28では、テーブル初期設定要求フラ
ッグTIRがテストされる。フラッグTIRがセットされてい
る場合、ステップ29でTIRフラッグをリセットし、TTPフ
ラッグをセットして、テーブル・タスクが進行中である
ことを示す。また、ステップ29に示すように、テーブル
初期設定コマンドが出される。これはテーブル高初期設
定サブルーチンを実行させる。このサブルーチンのフロ
ーチャートを第3図に示し、以下に詳細に説明する。
第2図で、TIRフラッグがセットされていない場合は、
ステップ29を迂回する。
次に、TTPがセットされており、テーブル・タスクに関
するフィードバックが受け取られたかどうか、すなわ
ち、TTFフラッグがセットされているかどうかを判断す
るため、ステップ210で組合せテストが実行される。両
方の状態が同時に存在する場合は、ステップ211でTTPフ
ラッグをリセットし、テーブル・タスクを実行するサブ
ルーチンから供給されるテーブル・カウント値パラメー
タを記憶する。テストされたいずれの状態も存在しない
場合は、ステップ211を迂回する。組合せテストは通常
一度に1つのフラッグをテストすることにより実行され
る。最初のフラッグがセットされている場合は、2番目
のフラッグがテストされる。2番目のフラッグもセット
されている場合は、T(真)と記されているフローチャ
ート経路をとる。どちらかのフラッグもセットされてい
ない場合は、F(偽)と記されているフローチャート経
路をとる。理解し易くするため、このテストを、アンパ
サンド(&)で示される論理AND演算子を用いる組合せ
論理テストとして示す。
テストが真である場合は、TTPフラッグがリセットさ
れ、FTC値(テーブル・ステップ・カウント)が記憶さ
れる。テストが偽である場合は、ステップ211を迂回す
る。
次に、判断ブロック212で、TSPフラッグがテストされ
る。TSPフラッグがセットされていれば、リセットされ
る。フラッグTTPがセットされ、信号TUKがテーブ制御モ
ジュールに送られて、テーブルを移動すべきことを示
す。TSPフラッグがリセットされている場合は、処理ブ
ロック214に示される上記ステップを飛び越す。
判断ブロック216および処理ブロック218では、それぞれ
判断ブロック210および処理ブロック211と同じステップ
を反復する。
判断ブロック220で、PSRフラッグがセットされ、TIRフ
ラッグがリセットされているかどうかテストする。(フ
ラッグまたは変数の上のバーは、その補数または逆数が
テストされることを示し、書かれるときは、バーの代り
にアポストロフィを使う。たとえば、TIR′はTIRの補数
を示す)テスト結果が真である場合は、処理ブロック22
2で、PSRフラッグがリセットされ、PTPフラッグがセッ
トされ、PSK信号が取出し機能サブルーチンに送られ
て、シートを取り出すべきことを示す。PSRフラッグが
リセットされているか、またはTIRフラッグがセットさ
れている場合は、処理ブロック222のステップを飛び越
す。
次に、判断ブロック224に従ってPTPおよびPTFフラッグ
がテストされる。両方が真である場合は、処理ブロック
226に示すように、PTPフラッグがリセットされ、FTC値
が記憶される。PTPまたはPTFフラッグのいずれかがセッ
トされていない場合は、処理ブロック226のステップを
飛び越す。
次に、判断ブロック228でSERフラッグのセットとPSRフ
ラッグのリセットをテストすることが求められる。両方
の状態が真である場合は、処理ブロック230に従って、S
ERフラッグがリセットされ、ETRフラッグがセットされ
る。信号ETKがテーブル初期設定サブルーチンに送られ
て、エントリ・タスクを実行すべきことを示す。テスト
された状態が偽である場合は、処理ブロック230を飛び
越す。
判断ブロック232に従ってETPおよびETFフラッグが共に
セットされている場合は、処理ブロック234で、ETPフラ
ッグがリセットされ、ドキュメント・カウンタODCが歩
進される。(このことは、ドキュメントが取り出された
ことを示す。)ETPまたはETFフラッグのいずれかがリセ
ットされている場合は、出口239で、今説明中のマスタ
制御プログラムの当該部分から出る。
最後に、判断ブロック236で示される3つの状態がそれ
ぞれ真である場合、すなわち、EOSフラッグがセットさ
れ、ドキュメント・カウント、すなわち、ODCの値が6
よりも小さく、かつ、テーブル・ステップ・カウント、
すなわち、FTCの値が62よりも小さい場合は、TSRフラッ
グがセットされる。さもない場合は、マスタ制御プログ
ラムの当該部分から出る。
上記に説明した動作の重要性は、テーブル高初期設定機
能および取出し機能のためのサブルーチンの説明で明ら
かになるであろう。次に、第3図を参照しながらテーブ
ル初期設定サブルーチンについて説明する。第3図のフ
ローチャートで示されるこのプログラムは、ドキュメン
ト・フィーダの動作専用の独立したプロセッサにより4
ミリ秒ごとに実行される制御プログラムの一部である。
マスタ制御プログラムに関連して第2図に示したよう
に、TIKコマンドの結果、テーブル高初期設定サブルー
チンが開始されると、判断ブロック31で、TE1フラッグ
がセットされているかどうか判断する。TE1がセットさ
れていず、サブルーチンが初めて開始されたことを示す
場合は、処理ブロック33で示されるようにTE1フラッグ
がセットされ、それにより、テーブル初期設定処理中、
それ以降4ミリ秒ごとのサブルーチン呼出し時にプログ
ラム・ステップ33、35、37、39の実行を妨げる。
TE1フラッグがセットされた後、シートが取り出された
かどうか判断するため、SPU信号が感知される(判断ブ
ロック35)。上記で第1図を参照して説明したように、
SPU信号はセンサ132(第1図)で発生し、シートが取出
し装置上にあること示す。TE1フラッグがリセットされ
た状態でサブルーチンが開始されたときは、判断ブロッ
ク35でのテスト時に真空がオンになっていないので、SP
U信号は活動状態にないはずである。したがって、判断
ブロック35でSPU信号が感知された場合は、SISフラッグ
がセットされて、センサが無効な状況にあることを示
す。テーブル・タスクが打ち切られているので、TE1フ
ラッグがリセットされる。最後の2つの処置は、処理ブ
ロック37に示されている。
SISフラッグはマスタ制御プログラムのエラー検査部分
により感知され、適当な処理がとられる。そのようなエ
ラー・ルーチンの細部は標準的であり、本発明の理解に
とって重要ではない。
判断ブロック35でのSPU信号のテストで、信号が非活動
状態であることが示された場合は、処理ブロック39で示
されるように、取出し装置およびテーブル・ステップ・
モータがオンになり、STT値が3に設定され、ブート真
空はオンになる。STT値はサブルーチン内の様々な点で
感知されて、特定の処置がとられる前にテーブル高初期
設定サブルーチンが所定の回数だけ開始される。このこ
とは、プログラムの実行と比べて遅い機械動作を完了す
るために必要な遅延をもたらす。
次にテーブル高初期設定サブルーチンが開始されると
き、TE1フラッグがセットされるはずであり、ブロック3
11に従ってBVOフラッグをテストして、ブート真空がオ
ンになっているかどうか判断する。ブート真空がオンで
ある場合は、ステップ数、すなわち、FTCカウンタの内
容で示されるテーブル高が24より大きいかどうかテスト
され(判断ブロック313)、次に、判断ブロック315でSP
Uが検査される。シートが取り出された場合、すなわ
ち、シートが取り出されたことをセンサが示す場合は、
ブート真空はオフになり、このサブルーチンから出る。
判断ブロック315でのテストでSPUフラッグが真でない場
合は、判断ブロック319に従ってテーブルの高さが検査
されて、テーブルが、104に等しいFTC値で示される最大
高にあるかどうか判断する。テーブルが最大高にある場
合は、ブート真空がオフになり、初期設定障害を示すTI
Fフラッグがセットされ、TE1フラッグがリセットされ、
それにより次のテーブル初期設定コマンドで適当なサブ
ルーチンが開始できるようにする。これら全てのステッ
プは処理ブロック321に示されている。
FTC値が判断ブロック319で104に等しくない場合、また
は判断ブロック313で24よりも小さい場合は、(この組
合せは、テーブルがその動作範囲内にあることを示す)
次に、判断ブロック323でSTT値が0かどうか検査され
る。STT値が0である場合は、STTは初めに処理ブロック
39で3に設定されているので、この点までのフローチャ
ート経路が既に3回繰り返されている。STT値が0に等
しくない場合は、処理ブロック333で示されるようにSTT
値が逆歩進される。そうでない場合は、処理ブロック32
5のステップが実行され、STT値を3に設定し、テーブル
を1ステップ上昇させ、FTC値を歩進する。
取出しカクント値PCTが判断ブロック327で検査され、28
に等しいかどうか判定される。28である場合は、取出し
装置は下限市にあり、このサブルーチンから出る。そう
でない場合は、処理ブロック329で示されるように、PCT
値が歩進され、取出し装置は1ステップ下降する。PCT
値は、取出し装置が下方に移動したステップ数である。
判断ブロック311でのテストでブート真空がオンでない
場合は、判断ブロック331で、PCT値が0に等しく、取出
し装置が移動していないことを示すかどうかテストす
る。真である場合は、処理ブロック336で示されるよう
に、モータがオフになり、TE1フラッグがリセットさ
れ、TTFフラッグがセットされ、信号FTCが送られる。こ
の処置の後、このサブルーチンから出る。
判断ブロック331でのテストで、PCT値が0に等しくない
と判断された場合は、ブロック337で示されるように、S
TTの値が0かどうかテストされる。0である場合は、ブ
ロック339で示されるように、STT値が3に設定され、取
出し装置が1ステップ上方に移動し、PCT値が逆歩進さ
れる。STT値が0でない場合は、ブロック341で示される
ようにSTT値が逆歩進される。
第3図に示すテーブル高初期設定サブルーチンは、ドキ
ュメント・テーブルを初期位置まで上昇させ、それによ
り、最初のシートがドキュメント・スタックの一番上か
ら確実に取り去られるようにする。
テーブルがその最初の高さまでうまく移動し、シートを
取り出すべきであるとマスタ制御プログラムが判断する
と、第4図に示す取出し機能サブルーチンが開始され
る。第4図のフローチャートで示されるプログラムは、
ドキュメント・フィーダ動作専用の独立したプロセッサ
で4ミリ秒ごとに実行される制御プログラムの一部であ
る。
最初のステップでは、判断ブロック41で示されるよう
に、PE1フラッグがセットされているかどうか判断す
る。最初は、このフラッグはセットされず、プログラム
は処理ブロック43に進み、そこでPE1フラッグがセット
される。第3図の判断ブロック35に関連して述べたもの
と同じ理由で、SPUフラッグが判断ブロック45でテスト
され、同様な処理がとられる。SPUフラッグがリセット
されていて、シートが取り出されていないことを示す場
合は、処理ブロック47で示されるように、取出し装置モ
ータおよびテーブル・ステップ・モータがブート真空と
同様にオンになる。SPUフラッグがセットされていて、
シートが取り出されていることを示す場合は、処理ブロ
ック49で示されるように、SISフラッグがセットされ、P
E1フラッグがリセットされる。
PE1フラッグがセットされた状態でサブルーチンが開始
されたときは、判断ブロック411で示されるように、PHR
フラッグを検査して、取出し装置を定位置に送られるこ
とをプログラムの他の部分が要求したかどうか判定す
る。PHRフラッグがリセットされている場合は(テスト
が初めて行なわれたときはリセットされているはずであ
る)、判断ブロック413で示されるように、取出し装置
がそれぞれの定位置から下方に移動したステップ数に等
しい取出しカウントが28の値かどうか検査される。取出
しカウントが28であることは、ステップ機構が最大数の
ステップだけ移動したことを示す。
取出しカウントPCTが28でない場合は、判断ブロック415
で示されるように、シートが取り出されたかどうか、す
なわち、SPUフラッグがセットされているかどうか判断
するためテストが行なわれる。シートが取り出されてい
ない場合は、STT(ステップ・スルー・タイム値)が6
に設定され、取出し装置が下降し、取出しカウントが歩
進される。(STT値が6に設定されて、取出し機能サブ
ルーチンを6回横断させ、セッティングが正しい場合、
取出し装置が所定の位置に入り、ドキュメントが付着す
るための時間をもたらす。)判断ブロック415で示され
るように、シートが取り出された場合は、判断ブロック
417で取出しカウントPCTが検査されて、PCTが23よりも
大きいかどうか判断される。大きくない場合は、処理ブ
ロック419で示されるステップが反復される。そうでな
い場合は、処理ブロック421で示されるように、取出し
装置定位置要求フラッグ(PHR)がセットされる。判断
ブロック413のテストで、取出しカウント(PCT)が28に
等しい場合は、判断ブロック423でSPUのテストが反復さ
れ、真である場合は、処理ブロック421で示されるよう
に、取出し装置定位置要求(PHR)フラッグをセットさ
せる。それによって、取り出されたシートが真空ベルト
に移送される。
判断ブロック423でシートが取り出されておらず、判断
ブロック425でのテストで示されるように、ステップ・
スルー・タイム(STT)値が0に等しい場合は、STT値は
3に設定され、テーブル高が検査される。判断ブロック
431で示されるように、FTCカウント値が104に等しいか
どうかテストすることにより、テーブル高が最大である
場合は、処理ブロック435でPFSおよびPHRフラッグがセ
ットされる。そうでない場合は、処理ブロック433で示
されるように、テーブルが上昇し、テーブル・カウント
(FCT)が歩進される。
ステップ・スルー・タイム(STT)値が0に等しくない
場合は、処理ブロック429で示されるように、STT値が逆
歩進され、このサブルーチンから出る。
判断ブロック411でのテストで、取出し装置定位置要求
(PHR)フラッグがセットされていた場合は、判断ブロ
ック437で示されるように、取出しカウント(PCT)が2
の値かどうかテストされる。真である場合は、処理ブロ
ック439で示されるように、ブート真空がオフになり、
処理ブロック443で示されるように、取出し装置が1ス
テップ上方に移動し、取出しカウントが逆歩進される。
判断ブロック437での取出しカウントのテストは偽であ
るが、判断ブロック441で示されるように、取出しカウ
ントが0でない場合も、これらのステップが実行され
る。判断ブロック441での取出しカウントのテストが真
である場合は、処理ブロック445で示されるステップが
実行される。すなわち、PHRおよびPE1フラッグがリセッ
トされ、モータがオフになり、FTC信号が送られ、PTFフ
ラッグがセットされる。
取出し機能サブルーチンについて上述した処置の最終的
結果は、ドキュメント・テーブル上のドキュメント・ス
タックの一番上から確実にシートが取り出されるよう
に、テーブル高および取出し装置高が自動的に適応させ
られることである。取出しに対する障害は、テーブルが
最大の高さにあり、シートが全く取り出されていないこ
とにより示される。そうでなければ、テーブルは必要に
応じて上昇し、取出し装置は必要に応じて下降して、ド
キュメント・スタックの一番上のシートを取り出させ
る。
E.発明の効果 以上説明した適応ドキュメント取出し装置は、ドキュメ
ント・テーブルおよび取出し装置を正しい位置に維持し
て、スタック上のドキュメントの特性にかかわらず確実
な動作を保証する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って使用される取出し機構の主要
構成要素の概略構成図である。 第2図は、マスタ制御プログラムの本発明に関係する部
分を示すフローチャートである。 第3図は、本発明に従って動作するテーブル高初期設定
サブルーチンのフローチャートである。 第4図は、本発明に従って動作する取出し機能サブルー
チンのフローチャートである。 10……ドキュメント・テーブル、11……ステップ・モー
タ、14……制止ワイヤ、16……送風装置、18……吸引カ
ップ、102……取出し装置、106、114……真空ベルト、1
08……回転ドラム、130……ステップ・モータ、132……
真空センサ、150……制御装置。
フロントページの続き (72)発明者 セシル・ミツチエル・マクドナルド アメリカ合衆国コロラド州ロングモント、 ランジエン・ドライブ2501番地 (72)発明者 ロナルド・エリソン・リース アメリカ合衆国コロラド州ボルダー、カー クウツド・ストリート4660番地 (72)発明者 ロジヤー・デーン・シエパード アメリカ合衆国コロラド州ローリンスヴイ レ、オールド・カントリー・ロード、ハウ ス343番地 (56)参考文献 特公 昭48−621(JP,B1) 特公 昭49−13254(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドキュメント・スタックの高さ位置を調節
    する手段と、 前記ドキュメント・スタックから最上部ドキュメントを
    付着させて取出す取出し手段と、 前記取出し手段にドキュメントが付着したときにセンス
    信号を発生するセンサ手段と、 前記センサ手段からの前記センサ信号の受け取りに応答
    して、前記取出し手段に付着されたドキュメントを所定
    のドキュメント処理位置へ給送する給送手段と、 前記取出し手段が初期位置にあるとき前記センサ手段が
    前記センス信号を発生しなかったとき、これに応答して
    前記取出し手段を前記ドキュメント・スタックに対して
    所定の基準位置に向けて移動開始する手段と、 前記取出し手段が前記基準位置に移動されるまでに前記
    センサ手段が前記センス信号を発生したときは前記調節
    手段を付勢して前記ドキュメント・スタックの高さ位置
    を前記取出し手段から離れる方向に変更する手段と、 前記取出し手段が前記基準位置を過ぎて所定距離移動し
    ても前記センサ手段が前記センス信号を発生しなかった
    ときは前記調節手段を付勢して前記ドキュメント・スタ
    ックの高さ位置を前記取出し手段に近づく方向に変更す
    る手段と、 前記近づく方向に変更する手段の作動後所定時間内に前
    記センサ手段が前記センス信号を発生しなかったときは
    前記ドキュメントの給送動作を停止する手段と、よりな
    るドキュメント給送装置。
  2. 【請求項2】可動テーブルにより支持されたドキュメン
    ト・スタックから最上部ドキュメントを付着させて取出
    すための取出し装置と、前記取出し装置を上または下に
    歩進移動させる手段と、前記取出し装置にドキュメント
    が付着したときにセンス信号を発生するセンサ手段とを
    有するドキュメント給送装置を作動する方法であって、 前記可動テーブルを第1基準位置に置き前記取出し装置
    を前記第1基準位置の上方の第2基準位置に置く段階
    と、 この状態で前記センサ手段が前記センス信号を発生しな
    いときは前記取出し装置を前記第1基準位置と前記第2
    基準位置の間の第3基準位置に向けて歩進移動する段階
    と、 前記センサ手段の前記センス信号に応答して前記取出し
    装置に付着したドキュメントを所定のドキュメント処理
    位置へ給送する段階と、 前記取出し手段が前記第3基準位置に達しても前記セン
    サ手段が前記センス信号を発生しないときは前記取出し
    装置を前記第3の基準位置を過ぎて歩進移動する段階
    と、 前記取出し装置が前記第3の基準位置に達するまでに前
    記センサ手段が前記センス信号を発生したときは前記可
    動テーブルの位置を下方に変更する段階と、 前記取出し装置が前記第3の基準位置を過ぎて所定数歩
    進移動しても前記センサ手段が前記センス信号を発生し
    ないときは前記可動テーブルの位置を上方に変更する段
    階と、 前記可動テーブルの位置を上方に変更した後所定時間内
    に前記センサ手段が前記センス信号を発生しないときは
    前記ドキュメント給送装置の作動を止める段階と、 よりなるドキュメント給送装置作動方法。
JP62248208A 1986-11-28 1987-10-02 ドキュメント給送装置およびその作動方法 Expired - Fee Related JPH0733182B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US935886 1986-11-28
US06/935,886 US4730823A (en) 1986-11-28 1986-11-28 Adaptive document feed pick mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63143130A JPS63143130A (ja) 1988-06-15
JPH0733182B2 true JPH0733182B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=25467842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62248208A Expired - Fee Related JPH0733182B2 (ja) 1986-11-28 1987-10-02 ドキュメント給送装置およびその作動方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4730823A (ja)
EP (1) EP0269802B1 (ja)
JP (1) JPH0733182B2 (ja)
DE (1) DE3783737T2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919410A (en) * 1988-05-10 1990-04-24 Xerox Corporation Apparatus for determining copy sheet set thickness
JPH03205235A (ja) * 1989-12-29 1991-09-06 Brother Ind Ltd 給紙装置における紙分離方法
GB9006542D0 (en) * 1990-03-23 1990-05-23 Ncr Co Sheet separating apparatus
DE4116784A1 (de) * 1991-05-23 1992-12-03 Hensen Gmbh Vorrichtung zum vereinzelten zufuehren von folienbeuteln zu einer abfuellmaschine
US5226640A (en) * 1991-05-31 1993-07-13 Puzey Jon C Sheet feeding apparatus with pressure sensing vacuum assembly
US5270563A (en) * 1992-07-27 1993-12-14 Eastman Kodak Company Method and mechanism for sensing copy sheet weight
KR100256483B1 (ko) * 1996-03-29 2000-05-15 윤종용 픽업 재시도 방법
KR100193815B1 (ko) * 1996-04-19 1999-06-15 윤종용 급지에러 보정방법
KR100497397B1 (ko) * 2003-07-11 2005-06-23 삼성전자주식회사 화상형성시스템에 있어서 용지픽업 제어방법 및 장치
CN101186255B (zh) * 2007-11-06 2011-10-05 徐江明 片材自动粘贴方法及片材自动粘贴设备
TWI452891B (zh) * 2009-04-09 2014-09-11 Avision Inc 具有擋紙功能之進紙裝置及使用其之掃描設備

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3410550A (en) * 1966-03-21 1968-11-12 Harris Intertype Corp Sheet feeding apparatus
US3446496A (en) * 1967-02-02 1969-05-27 Mabeg Maschinenbau Gmbh Nachf Device for controlling the sheet stack of a sheet processing machine
JPS4913254U (ja) * 1972-05-08 1974-02-04
US4382593A (en) * 1980-08-04 1983-05-10 International Business Machines Corporation Vacuum document feeder
US4480826A (en) * 1982-03-11 1984-11-06 Hamada Printing Press Mfg. Co., Ltd. Paper feeder
US4566684A (en) * 1984-01-12 1986-01-28 National Computer Systems Automatic sheet feed mechanism
DE3410028A1 (de) * 1984-03-19 1985-09-26 Maschinenbau Oppenweiler Binder GmbH & Co, 7155 Oppenweiler Saugschloss
DE3432198C2 (de) * 1984-09-01 1986-08-21 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg Verfahren zum Steuern des Hubantriebs am Bogenanleger von Druckmaschinen und Bogenanleger zur Durchführung des Verfahrens

Also Published As

Publication number Publication date
EP0269802B1 (en) 1993-01-20
JPS63143130A (ja) 1988-06-15
EP0269802A2 (en) 1988-06-08
US4730823A (en) 1988-03-15
EP0269802A3 (en) 1990-07-18
DE3783737D1 (de) 1993-03-04
DE3783737T2 (de) 1993-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0733182B2 (ja) ドキュメント給送装置およびその作動方法
CA1186350A (en) Bottom-up stacker
EP0760493B1 (en) Device for further processing after copying
US7815182B2 (en) Method for controlling stack-advancing in a reproduction apparatus
JPH06156762A (ja) 大容量二重トレイ可変シートサイズのシート供給装置
US5988628A (en) Sheet supplying apparatus
US5156385A (en) Printer having automatic paper feed mechanism and manual paper feed mechanism
US5139254A (en) Sheet storing apparatus
US6908082B2 (en) Method and system for providing sheet stack level control
EP0798124A2 (en) Paper pick-up method of an image forming apparatus
JPH06219573A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH11255357A (ja) カ―ル感知型真空コルゲ―ション・フィ―ダ
US5248137A (en) High capacity feeder initialization
JPH0515469Y2 (ja)
JP2726121B2 (ja) デッキ型転写シート供給装置
JP2628039B2 (ja) 複写機等の給紙装置
JPS61101346A (ja) 転写紙供給装置
JP3444699B2 (ja) 画像形成装置
JPH0430197Y2 (ja)
JP3446223B2 (ja) シート分配収容装置
JP2726120B2 (ja) デッキ型転写シート供給装置
JPH07315608A (ja) 給紙装置
JP4216144B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP2723631B2 (ja) デッキ型転写シート供給装置
JPH0632541A (ja) 画像形成装置の中間トレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees