JPH07331630A - 砂 箱 - Google Patents

砂 箱

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JPH07331630A
JPH07331630A JP13050394A JP13050394A JPH07331630A JP H07331630 A JPH07331630 A JP H07331630A JP 13050394 A JP13050394 A JP 13050394A JP 13050394 A JP13050394 A JP 13050394A JP H07331630 A JPH07331630 A JP H07331630A
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JP
Japan
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door
sand
plate
sand bag
front plate
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Application number
JP13050394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hirano
哲男 平野
Eiji Nishimoto
英二 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH07331630A publication Critical patent/JPH07331630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は箱本体の砂袋収容室に収容された砂袋
を外部に引き出す作業を容易に行うことができる砂箱を
提供することを目的とする。 【構成】砂袋を収容する砂袋収容室を内部に形成した箱
本体を備え、この箱本体は、収容室を形作る前面板、左
右両側面板、後面板、底面板および天面板を有し、前面
板に砂袋を出し入れする出し入れ口を有し、底面板は前
面板の出し入れ口の下縁より低い位置に設けられるとと
もに前部が前記出し入れ口の下縁に向けて傾斜して立ち
上がる上昇傾斜部とされ、且つ前面板の外部には前記出
し入れ口を開閉する扉が配置されるとともに、この扉は
上縁が前面板に枢支されて上下方向回動可能に設けら
れ、扉と前面板との間には扉が上方回動して開放した時
に扉を開放位置に維持する扉開放位置保持手段が設けら
れ、さらに天面板は平坦なものであることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路の側に設けられて道
路凍結防止剤や道路滑り止め用砂を入れた砂袋を収容す
るに砂箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の砂箱は図8および図9に示
す構成をなしている。この砂箱は砂袋を収容する砂袋収
容室を2個設けた例である。すなわち、図中1は箱本体
で、これは前面板2、左右両側面板3、後面板4、天面
板5および底面板6で囲まれた直方体形をなし、内部は
内部底面板7によって上下2個の砂袋収容室8に仕切ら
れている。この砂袋収容室8には道路凍結防止剤や道路
滑り止め用砂を入れた砂袋Pが収容される。前面板2に
は各砂袋収容室8に夫々対向して2個の出し入れ口9が
形成されている。内部底面板7および底面板6は砂袋を
出し入れ口9の下縁に対して下側に位置して、両者の間
に段差が形成されている。これは砂収容室8に収容され
ている砂袋Pが滑って出し入れ口9からみだりに外部に
落下しないようにするためである。
【0003】また、前面板2には各出し入れ口9に夫々
対向して2個の扉10が設けられている。この扉10は
上縁が枢軸11によって上下方向に回動可能に前面板2
に枢支され、常時は自重によって回動して垂れ下がり出
し入れ口9を覆っている。この形式の扉10は、上部が
枢支されて下側から上側に向けて回動して開く動作を行
うために、下部が枢支されて上側から下側に向けて回動
して開く動作を行うものに比較して、開く動作を行う場
合に、雨、雪などが出し入れ口9を介して砂袋収容室8
の内部に入り込む恐れが少ないという利点がある。
【0004】箱本体1の砂袋収容室9に収容された砂袋
Pを外部に出す場合には、図8に示すように作業者が手
で扉10を上側に回動して出し入れ口9を開放し、上側
に回動した状態の扉10を一方の手で押える。そして、
作業者は他方の手を袋収容室8の内部に挿入して袋収容
室8にある砂袋Pを掴み、出し入れ口9から外部に引き
出している。その後、一方の手を扉10から離すと、扉
10が自重が下側に向けて回動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の砂箱には次に述べる問題がある。箱本体1の砂袋収
容室8に収容された砂袋Pを外部に出す場合に、作業者
は一方の手で上側に回動した扉10を一方の手で押えな
がら、他方の手を袋収容室8の内部に挿入して収容室8
にある砂袋Pを掴み、出し入れ口9から外部に引き出
す。このため、砂袋Pを外部に引き出すに際して、作業
者は両方の手で砂袋Pを持ち砂袋Pを砂袋収容室8から
出し入れ口9を通して外部に引き出す作業を行うことで
きない、また、内部底面板7および底面板6と出し入れ
口9の下縁との間に段差があるために、砂袋Pを砂袋収
容室8から出し入れ口9を通して外部に引き出す際に、
砂袋Pがこの出し入れ口の段差部12に引っ掛かり、こ
の段差部の引っ掛かりが砂袋Pを引き出す際の大きな抵
抗となる。このため、従来は箱本体1の砂袋収容室7に
収容された砂袋Pを外部に引き出す作業が大変やりにく
く労力を要している。
【0006】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、箱本体の砂袋収容室に収容された砂袋を外部に引き
出す作業を容易に行うことができる砂箱を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1の発明の砂箱は、砂状物を入れた砂袋を収容
する砂砂袋収容室を内部に形成した箱本体を備え、この
箱本体は、前記収容室を形作る前面板、左右両側面板、
後面板、底面板および天面板を有し、前記前面板に前記
砂袋を出し入れする出し入れ口を有し、前記底面板は前
記前面板の出し入れ口の下縁より低い位置に設けられる
とともに、前部が前記出し入れ口の下縁に向けて傾斜し
て立ち上がる上昇傾斜部とされ、且つ前記前面板の外部
には、前記出し入れ口を開閉する扉が配置されるととも
に、この扉は上縁が前記前面板に枢支されて上下方向回
動可能に設けられ、前記扉と前記前面板との間には、前
記扉が上方回動して前記出し入れ口を開放した時に前記
扉をその開放位置に維持する扉開放位置保持手段が設け
られ、さらに前記天面板は平坦であることを特徴とす
る。
【0008】また、請求項1の発明の砂箱は、砂状物を
入れた砂袋を収容する砂砂袋収容室を内部に形成した箱
本体を備え、この箱本体は、前記収容室を形作る前面
板、左右両側面板、後面板、底面板および天面板を有
し、前記前面板に前記砂袋を出し入れする出し入れ口を
有し、前記底面板は前記前面板の出し入れ口の下縁より
低い位置に設けられるとともに、前部が前記出し入れ口
の下縁に向けて傾斜して立ち上がる上昇傾斜部とされ、
且つ前記前面板の外部には前記出し入れ口を開閉する扉
が配置されるとともに、この扉は上縁が前記前面板に枢
支されて上下方向回動可能に設けられ、前記扉と前記前
面板との間には、前記扉が上方へ回動して前記出し入れ
口を開放した時に前記扉をその開放位置に維持する扉開
放位置保持手段が設けられ、さらに前記天面板は傾斜し
た屋根形をなすものであることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成および請求項2の発明の
構成によれば、扉を上方へ回動して箱本体の出し入れ口
を開放した時に扉開放位置保持手段により扉をその開放
位置に保持する。このため、箱本体の出し入れ口を開放
して箱本体の袋収容室に入れてある砂袋を、袋収容室か
ら出し入れ口を通して外部に出すに際して、作業者が手
で扉を開放位置に押える必要がなく、両方の手で砂袋を
掴んで容易に外部に引き出すことができる。
【0010】また、箱本体における底面板は、前面板の
出し入れ口の下縁より低い位置に設けられるとともに、
前部が出し入れ口の下縁に向けて傾斜して立ち上がる上
昇傾斜部とされている。このため、箱本体の出し入れ口
を開放して箱本体の砂袋を、袋収容室から出し入れ口を
通して外部に出すに際して、袋収容室に入れてある砂袋
を底面板の上昇傾斜部に沿って容易に引き上げ、出し入
れ口の所で引っ掛かることがなくスムーズに出し入れ口
から外部に引き出すことができる。なお、底面板の上昇
傾斜部の存在により、袋収容室に入れてある砂袋がみだ
りに動いて出し入れ口から外部に落下することがない。
【0011】従って、この発明の砂箱によれば、箱本体
の砂袋収容室に収容された砂袋を外部に引き出す作業を
容易に行うことができる。さらに、請求項1の発明の構
成では、箱本体の天面板が平坦(水平)であるから、箱
本体の外形形状がシンプルで箱本体の製作が容易であ
る。
【0012】請求項2の発明の構成では、箱本体の天面
板が傾斜した屋根形をなすので、この天面板に雪が積も
り、その雪の荷重で箱本体が変形するなどの事故が発生
することを回避できる。すなわち、砂箱は主として寒冷
地の道路に使用する道路凍結防止剤や道路滑り止め用砂
を充填した砂袋を収容保管するものであるから、主とし
て寒冷地の道路に設置される。このため、箱本体の面板
に雪が積もり、その雪の荷重で箱本体が変形するなどの
雪による事故が発生する恐れが高い。請求項2の発明の
構成では、天面板が傾斜した屋根形をなすので、天面板
に落下した雪が天面板の傾斜により滑って落下して積も
ることが少く、雪による事故の発生を防止することがで
きる。
【0013】
【実施例】請求項1の発明の一実施例について図1ない
し図4を参照して説明する。この実施例は、袋収容室を
2個の上下に並べて設けた例である。図中21は箱本体
で、これは前面板22、左右両側面板23、後面板2
4、天面板25および底面板26で囲まれた直方体形を
なしている。天面板25は水平方向に平坦な形状をなし
ている。
【0014】箱本体21の内部は内部底面板27によっ
て上下2個の砂袋収容室28に仕切られている。この砂
袋収容室28は道路凍結防止剤や道路滑り止め用砂を入
れた袋、すなわち砂袋(以下砂袋を称する。)Pが収容
されるものである。すなわち、天面板25と内部底面板
27との間で上側の砂袋収容室28が形成され、内部底
面板27と底面板26との間で下側の砂袋収容室28が
形成されている。
【0015】前面板22には各砂袋収容室28に夫々対
向して矩形をなす2個の出し入れ口29が上下に並べて
形成されている。ここで、底面板26および内部底面板
27は前面板22の出し入れ口29の下縁より低い位置
に設けられており、且つ底面板26および内部底面板2
7の前部は、前面板22の出し入れ口29の下縁に向け
て傾斜して立ち上がる上昇傾斜部26a、27aが形成
されている。底面板26および内部底面板27の前部に
上昇傾斜部26a、27aを形成することは、出し入れ
口29の下縁における段差部をなくして、砂袋収容室2
8に入れてある砂袋Pを引き出し易くするとともに、砂
収容室8に収容されている砂袋Pが滑って出し入れ口2
9からみだりに外部に落下しないようにするためであ
る。
【0016】なお、箱本体21を構成する各面板および
扉は例えばアルミニュウムまたはその合金により形成さ
れている。また、前面板22の外部には各出し入れ口2
9に夫々対向して2個の扉30が設けられている。各扉
30は各出し入れ口29よりひとまわり大きい四角形を
なすもので、上縁がばね付き蝶板31によって上下方向
に回動可能に前面板22に枢支されている。ばね付き蝶
板31は図3に示すように間隔を存して並ぶ複数の取り
付環33が形成された一対の取り付け板32と、軸34
と、ねじりコイルばね45とを有しており、交互に組合
され一対の取り付け板32の各取り付環33に軸34が
挿通されるとともに、軸34に支持されたねじりコイル
ばね35の両端が各取り付け板32に当接され、一対の
取り付け板32がねじりコイルばね35により図示矢印
方向に回動力を与えられている。一方の取り付け板32
は前面板22の各出し入れ口29の上縁部に当接されて
ビス36により取り付けられ、他方の取り付け板32は
扉30の上縁部に当接されてビス36により取り付けら
れている。ここで、扉30は他方の取り付け板32を介
してねじりコイルばね35のばね力を受けて軸34を中
心として上向きに回動する力が加えられている。このた
め、扉30はこれを押さえる力が加えられなければ、図
1に示すように受け向きに回動されて出し入れ口29を
開放した状態を維持される。すなわち、ばね付き蝶板3
1は扉開放位置保持機構の一例である。
【0017】また、扉30と前面板22には扉30を出
し入れ口を閉じる位置に押える扉押え具37が設けられ
ている。この扉押え具37は、例えば図4に示すように
扉20の下縁部に取り付けられるベース38と、このベ
ース38に回動可能に設けられた引き金39と、この引
き金39に回動可能に設けられた掛け金40と、前面板
22の出し入れ口29の下縁部に設けられた受け金41
とを有しており、引き金39を受け金41側に回動して
掛け金40を受け金41に引っ掛け、その後引き金39
をベース38側に回動するとトッグル動作により扉30
を前面22に固定できる。また、扉押え具37でこれと
は逆の動作を行うことにより扉30の固定を解除でき
る。
【0018】箱本体21の底面板26は所定高さの脚柱
42の上端に載置固定されており、この脚柱42は砂箱
設置箇所のコンクリートなどによって固定されて直立さ
れる。 砂箱は主として寒冷地の道路にて寒冷地の道路
に設置される。
【0019】この様に構成された砂箱を取り扱う場合に
ついて述べる。常時は箱本体21の砂袋収容室28に砂
袋Pが収容され、各扉30は出し入れ口29を閉じる位
置において扉押え具37により押えられている。この
時、ばね付き蝶板31のねじりコイルばね35のばね力
が蓄勢されている。そして、扉押え具37による扉29
の押えを解除すると、ばね付き蝶板31のねじりコイル
ばね35のばね力により扉29が上向きに回動されて出
し入れ口29が開放される、扉29はコイルばね35の
ばね力により上向きに回動した開放位置に保持される。
これにより作業者は両手を各出し入れ口29から砂袋収
容室28に挿入し、砂袋収容室28に収容されている砂
袋Pを掴み底面板26、27上で引いて出し入れ口29
を通して外部に引き出す。
【0020】このように請求項1の発明の構成によれ
ば、扉30を上方へ回動して箱本体21の出し入れ口2
9を開放した時に扉開放位置保持手段であるばね付き蝶
板31により扉29をその開放位置に保持する。このた
め、箱本体21の出し入れ口29を開放して砂袋Pを袋
収容室28から外部に出すに際して、作業者が手で扉3
0を開放位置に押える必要がなく、両方の手で砂袋Pを
掴んで容易に外部に引き出すことができる。
【0021】また、箱本体21における底面板26,2
7は、前面板22の出し入れ口29の下縁より低い位置
に設けられるとともに、前部が出し入れ口29の下縁に
向けて傾斜して立ち上がる上昇傾斜部26a、27aと
されている。このため、箱本体21の出し入れ口29を
開放して.砂袋Pを袋収容室28から出し入れ口29を
通して外部に出すに際して、袋収容室28に入れてある
砂袋Pを底面板26、27の上昇傾斜部26a、27a
に沿って容易に引き上げることができ、砂袋Pが出し入
れ29の所で引っ掛かることがなくスムーズに出し入れ
口29から外部に引き出すことができる。なお、底面板
の上昇傾斜部の存在により、袋収容室に入れてある砂袋
がみだりに動いて出し入れ口から外部に落下することが
ない。
【0022】従って、この発明の砂箱によれば、箱本体
21の砂袋収容室28に収容された砂袋Pを外部に引き
出す作業を容易に行うことができる。さらに、請求項1
の発明の構成では、箱本体21の天面板26が平坦(水
平)であるから、箱本体21の外形形状がシンプルで箱
本体の製作が容易である。
【0023】図5は扉開放位置保持手段の他の例を示し
ている。この扉開放位置保持手段はリンク機構である。
すなわち、箱本体21にピン45により枢着されたリン
ク43と扉30にピン46により枢着されたリンク44
とピン47で連結したもので、扉30を上向きに回動し
て出し入れ口29を開放した時に、例えばリンク43に
形成された突起48がリンク44に形成した凹部49に
係脱可能に係合することにより、リンク43、44を固
定して、扉30を開放位置に保持する。
【0024】この実施例では、扉30を枢支する蝶番と
してばね付き蝶番31に代えてばねを用いないものを用
いている。扉押え具37は扉30をがたつかないように
するために用いている。そして、この実施例では扉30
を開放する際には、使用者が手で扉30を持ち、蝶番3
1Aを中心として上側に向けて回動し、その後前記リン
ク機構により扉30を開放位置に保持する。
【0025】請求項2の発明の一実施例について図6お
よび図7を参照して説明する。請求項2の発明の砂箱
は、請求項2の発明の砂箱とは基本的に箱本体21の天
面板の形状が異なるのみで、他の構成は同じである。こ
の実施例は前述した図1および図2に示す実施例に準じ
ているために、図6および図7において図1および図2
と同じ部分は同じ符号を付している。この実施例では箱
本体1に一対の傾斜面51aを持つ屋根形の天面板51
を用いている。
【0026】この請求項2の発明の構成では、請求項1
の発明の砂箱と同様に、箱本体21の砂袋収容室28に
収容された砂袋Pを外部に引き出す作業を容易に行うこ
とができる。また、箱本体21の天面板51が傾斜面を
有する屋根形をなすので、この天面板51に雪が積も
り、その雪の荷重で箱本体21が変形するなどの事故が
発生することを回避できる。すなわち、天面板51は傾
斜した屋根形をなすので、天面板51にのった雪が天面
板51の傾斜により滑って落下して積もることが少く、
雪による事故の発生を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の砂
箱によれば、袋収容室に入れてある砂袋を外部に出すに
際して、扉を上方へ回動して箱本体の出し入れ口を開放
した時に扉開放位置保持手段により扉をその開放位置に
保持するので、作業者が手で扉を開放位置に押える必要
がなく、両方の手で砂袋を掴んで容易に外部に引き出す
ことができる。また、箱本体における底面板は、前面板
の出し入れ口の下縁より低い位置に設けられるととも
に、前部が出し入れ口の下縁に向けて傾斜して立ち上が
る上昇傾斜部とされている。このため、砂袋を袋収容室
から外部に出すに際して、砂袋を底面板の上昇傾斜部に
沿って容易に引き上げて、出し入れ口の所で引っ掛かる
ことがなくスムーズに出し入れ口から外部に引き出すこ
とができる。請求項1の発明の構成では、箱本体の天面
板が平坦であるから、箱本体の外形形状がシンプルで箱
本体の製作が容易である。
【0028】請求項2の発明の砂箱によれば、箱本体の
砂袋収容室に収容された砂袋を外部に引き出す作業を容
易に行うことができる。また、箱本体の天面板が傾斜し
た屋根形をなすので、この天面板に雪が積もり、その雪
の荷重で箱本体が変形するなどの事故が発生することを
回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明にかかわる一実施例の砂箱を示
す断面図。
【図2】同実施例の砂箱を示す正面図。
【図3】同実施例の砂箱に用いるばね付き蝶板を示す
図。
【図4】同実施例の砂箱に用いる扉押え具を示す図。
【図5】請求項1の発明にかかわる他の実施例の砂箱を
示す断面図。
【図6】請求項2の発明にかかわる一実施例の砂箱を示
す正面図。
【図7】同実施例の砂箱を示す断面図。
【図8】従来の一例の砂箱を示す断面図。
【図9】同従来例の砂箱を示す正面図。
【符号の説明】
21…箱本体、 22…前面板 23…側面板、 24…後面板、25…天
面板、 26、27…底面板、28…収容室、
29…出し入れ口、30…扉、
31…羽付き蝶板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂状物を入れた砂袋を収容する砂袋収容
    室を内部に形成した箱本体を備え、この箱本体は、前記
    収容室を形作る前面板、左右両側面板、後面板、底面板
    および天面板を有し、 前記前面板に前記砂袋を出し入れする出し入れ口を有
    し、前記底面板は前記前面板の出し入れ口の下縁より低
    い位置に設けられるとともに、前部が前記出し入れ口の
    下縁に向けて傾斜して立ち上がる上昇傾斜部とされ、 且つ前記前面板の外部には前記出し入れ口を開閉する扉
    が配置されるとともに、この扉は上縁が前記前面板に枢
    支されて上下方向回動可能に設けられ、前記扉と前記前
    面板との間には、前記扉が上方回動して前記出し入れ口
    を開放した時に前記扉をその開放位置に維持する扉開放
    位置保持手段が設けられ、 さらに前記天面板は平坦であることを特徴とする砂箱。
  2. 【請求項2】 砂状物を入れた砂袋を収容する砂袋収容
    室を内部に形成した箱本体を備え、この箱本体は、前記
    収容室を形作る前面板、左右両側面板、後面板、底面板
    および天面板を有し、 前記前面板に前記砂袋を出し入れする出し入れ口を有
    し、前記底面板は前記前面板の出し入れ口の下縁より低
    い位置に設けられるとともに、前部が前記出し入れ口の
    下縁に向けて傾斜して立ち上がる上昇傾斜部とされ、 且つ前記前面板の外部には前記出し入れ口を開閉する扉
    が配置されるとともに、この扉は上縁が前記前面板に枢
    支されて上下方向回動可能に設けられ、前記扉と前記前
    面板との間には、前記扉が上方回動して前記出し入れ口
    を開放した時に前記扉をその開放位置に維持する扉開放
    位置保持手段が設けられ、 さらに前記天面板は傾斜した屋根形をなすものであるこ
    とを特徴とする砂箱。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140117259A (ko) * 2013-03-26 2014-10-07 우시오덴키 가부시키가이샤 광조사기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140117259A (ko) * 2013-03-26 2014-10-07 우시오덴키 가부시키가이샤 광조사기

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