JPH07331568A - 切断糸の搬送方法及び検知搬送装置 - Google Patents
切断糸の搬送方法及び検知搬送装置Info
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- JPH07331568A JPH07331568A JP14526994A JP14526994A JPH07331568A JP H07331568 A JPH07331568 A JP H07331568A JP 14526994 A JP14526994 A JP 14526994A JP 14526994 A JP14526994 A JP 14526994A JP H07331568 A JPH07331568 A JP H07331568A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機上よりガイド迄の糸道として管体などの隔
離手段が用いられている経編機において、糸切れ時に隔
離手段内に引き込まれた糸端を円滑に管体の出口の外ま
で搬送する方法及び、糸切れを発見したら編機を停止す
るとともに、自動的に切断糸を緊張させて隔離手段内で
搬送し、糸端を隔離手段の出口の外まで導くことができ
る装置を提供すること。 【構成】 切断糸の搬送方法としては圧縮エアを目板６
上面の該当個所の隔離手段内に吹入れるようにするこ
と。又、検知搬送装置は、糸切れ検知手段より糸切れの
信号を制御手段を通じサーボモータ２４に与えノズル台
１６の駆動体としてのエアシリンダー１５を所定の位置
へ移動させ、ノズル台１６を目穴列３７方向で進退させ
て、エア吹出し管１７より圧縮エアを隔離手段内に吹入
れるように構成する。
離手段が用いられている経編機において、糸切れ時に隔
離手段内に引き込まれた糸端を円滑に管体の出口の外ま
で搬送する方法及び、糸切れを発見したら編機を停止す
るとともに、自動的に切断糸を緊張させて隔離手段内で
搬送し、糸端を隔離手段の出口の外まで導くことができ
る装置を提供すること。 【構成】 切断糸の搬送方法としては圧縮エアを目板６
上面の該当個所の隔離手段内に吹入れるようにするこ
と。又、検知搬送装置は、糸切れ検知手段より糸切れの
信号を制御手段を通じサーボモータ２４に与えノズル台
１６の駆動体としてのエアシリンダー１５を所定の位置
へ移動させ、ノズル台１６を目穴列３７方向で進退させ
て、エア吹出し管１７より圧縮エアを隔離手段内に吹入
れるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、経糸を管体などの隔離
手段によって編成部へ導糸する構造の経編機において、
切断糸をガイドの出口へ搬送する方法及び切断糸を検知
して、編成部へ搬送する装置に関する。
手段によって編成部へ導糸する構造の経編機において、
切断糸をガイドの出口へ搬送する方法及び切断糸を検知
して、編成部へ搬送する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】経編機において編成される経糸は通常、
ビームと呼ばれる糸巻きに巻かれて編機上に載置支持さ
れるか、クリールと呼ばれる経糸パッケージが仕掛けら
れたパッケージ載せ枠より引き出されるかのいずれかの
方法によって機上で並列され、各糸がセパレータ、目板
などの糸分け具を経由してシート状で編針が設けられて
いる編成部に給糸される。
ビームと呼ばれる糸巻きに巻かれて編機上に載置支持さ
れるか、クリールと呼ばれる経糸パッケージが仕掛けら
れたパッケージ載せ枠より引き出されるかのいずれかの
方法によって機上で並列され、各糸がセパレータ、目板
などの糸分け具を経由してシート状で編針が設けられて
いる編成部に給糸される。
【０００３】経編機の中で特に編針列が複列である形式
で毛布を編成するものでは、機上の送り出しロールによ
ってクリールより経糸、ここではパイル糸が引き出され
るが、糸切れ時には送り出しロールと目板との間の糸切
れ感知のためのドロッパー装置により糸の緩みが感知さ
れて編機が停止される。一方、パイル糸はガイドバーと
呼ばれる糸案内手段に給糸されるが、この場合各パイル
糸はその糸道が露出される形式と管体などの隔離手段内
に挿通されるものがある。
で毛布を編成するものでは、機上の送り出しロールによ
ってクリールより経糸、ここではパイル糸が引き出され
るが、糸切れ時には送り出しロールと目板との間の糸切
れ感知のためのドロッパー装置により糸の緩みが感知さ
れて編機が停止される。一方、パイル糸はガイドバーと
呼ばれる糸案内手段に給糸されるが、この場合各パイル
糸はその糸道が露出される形式と管体などの隔離手段内
に挿通されるものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この隔離手段によるパ
イル糸の給糸装置については、当出願人が特願平６−８
４１６０号にてすでに出願しているが、本発明はこの装
置が採用された経編機、即ち機上よりガイド迄の糸道と
して管体などの隔離手段が用いられている経編機におい
て糸切れ時に隔離手段内に引き込まれた糸端を円滑に管
体の出口の外まで搬送する方法及び糸切れを発見したら
編機を停止するとともに、切断糸を緊張させて隔離手段
内で搬送し、糸端を自動的に隔離手段の出口の外まで導
くことができる装置を提供せんとするものである。
イル糸の給糸装置については、当出願人が特願平６−８
４１６０号にてすでに出願しているが、本発明はこの装
置が採用された経編機、即ち機上よりガイド迄の糸道と
して管体などの隔離手段が用いられている経編機におい
て糸切れ時に隔離手段内に引き込まれた糸端を円滑に管
体の出口の外まで搬送する方法及び糸切れを発見したら
編機を停止するとともに、切断糸を緊張させて隔離手段
内で搬送し、糸端を自動的に隔離手段の出口の外まで導
くことができる装置を提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる切断糸の
搬送方法は、糸切れ時に隔離手段の入口より圧縮エアを
吹込むことで糸端を出口へ搬送するようにするものであ
る。
搬送方法は、糸切れ時に隔離手段の入口より圧縮エアを
吹込むことで糸端を出口へ搬送するようにするものであ
る。
【０００６】又、切断糸の検知搬送装置は、目板の目穴
列方向で進退可能なエア吹出し管を備えたノズル台を含
む駆動体と、該駆動体を目板の長手方向に往復動させる
ための駆動手段と、糸切れを検知する手段と、該検知手
段に基づくノズル台の往復動とエア吹出し管の進退及び
エア吹出し管からのエア吹出しを制御する制御手段より
構成してなる。
列方向で進退可能なエア吹出し管を備えたノズル台を含
む駆動体と、該駆動体を目板の長手方向に往復動させる
ための駆動手段と、糸切れを検知する手段と、該検知手
段に基づくノズル台の往復動とエア吹出し管の進退及び
エア吹出し管からのエア吹出しを制御する制御手段より
構成してなる。
【０００７】駆動体としてエアシリンダーを採用するこ
とで装置の構成の簡略化となる。
とで装置の構成の簡略化となる。
【０００８】又、ノズル台に糸切れ検知手段におけるド
ロッパー片の落下位置に対応する距離センサーを設け、
糸切れ検知後にノズル台を該センサー信号に基づき該当
糸切れ個所に搬送するようにしたものである。
ロッパー片の落下位置に対応する距離センサーを設け、
糸切れ検知後にノズル台を該センサー信号に基づき該当
糸切れ個所に搬送するようにしたものである。
【０００９】更に、糸切れ検知手段に糸切れ検知ととも
に、糸切れ位置を信号に変換する機能を持たせることも
できる。
に、糸切れ位置を信号に変換する機能を持たせることも
できる。
【００１０】エア吹出し管を目穴列に対応して３列並設
させることで、糸切れ検知手段の精度を補正して確実に
切断糸の搬送が行なえる。
させることで、糸切れ検知手段の精度を補正して確実に
切断糸の搬送が行なえる。
【００１１】
【作用】まず糸が何らかの理由で切断されると、例えば
隔離手段が管体である場合、切断糸は編針により編込ま
れず正常な糸と同じ長さ分給糸される結果、切断糸はた
るみ、周知の糸切れ検知手段によって編機の回転が停止
される。そして目板の隔離手段の入口付近で浮遊してい
る糸は、入口より勢いよく圧縮エアを吹込むことによっ
て内部の糸が出口方向に搬送され糸端はガイドへの通糸
が可能になるように出口より吹出される。
隔離手段が管体である場合、切断糸は編針により編込ま
れず正常な糸と同じ長さ分給糸される結果、切断糸はた
るみ、周知の糸切れ検知手段によって編機の回転が停止
される。そして目板の隔離手段の入口付近で浮遊してい
る糸は、入口より勢いよく圧縮エアを吹込むことによっ
て内部の糸が出口方向に搬送され糸端はガイドへの通糸
が可能になるように出口より吹出される。
【００１２】又、検知搬送装置においては、糸が切断さ
れるとこの信号は制御手段に入ってまず機械の駆動用モ
ータを停止させ次にスローモータにて糸が入れ易い編成
位置へ主軸を回転させて編機を停止させる。
れるとこの信号は制御手段に入ってまず機械の駆動用モ
ータを停止させ次にスローモータにて糸が入れ易い編成
位置へ主軸を回転させて編機を停止させる。
【００１３】同時に制御手段により糸切れ位置に対応し
た信号が駆動体を固着してなる可動体の駆動手段におけ
るサーボモータに入り該当糸切れ部分の目穴列の方にノ
ズル台が移動し所定の場所に止まる。そして次にノズル
台上のエア吹出し管を駆動体により前進させるがこのと
き、エア吹出し管の先端のノズルより圧縮エアを吹出し
ておく。そして最前位置に達したとき後退信号によりも
との位置へもどる。この工程中該当糸切れ個所では、目
板上部にたまった糸が勢いよく管内に吸込まれると、管
体の出口より糸端が吹出されるので、作業者がこれをカ
ギ針などを用いて容易にガイド穴に糸通しが可能とな
る。
た信号が駆動体を固着してなる可動体の駆動手段におけ
るサーボモータに入り該当糸切れ部分の目穴列の方にノ
ズル台が移動し所定の場所に止まる。そして次にノズル
台上のエア吹出し管を駆動体により前進させるがこのと
き、エア吹出し管の先端のノズルより圧縮エアを吹出し
ておく。そして最前位置に達したとき後退信号によりも
との位置へもどる。この工程中該当糸切れ個所では、目
板上部にたまった糸が勢いよく管内に吸込まれると、管
体の出口より糸端が吹出されるので、作業者がこれをカ
ギ針などを用いて容易にガイド穴に糸通しが可能とな
る。
【００１４】又、糸切れのない個所ではエア吹出し管は
問題なく糸をかき分けながら前進後退する。このとき二
次作用として、目板上面に堆積した風綿を吹き飛ばして
下方のバケットに収集することができる。これにより以
後、風綿が原因の糸切れなどを未然に防止できる。
問題なく糸をかき分けながら前進後退する。このとき二
次作用として、目板上面に堆積した風綿を吹き飛ばして
下方のバケットに収集することができる。これにより以
後、風綿が原因の糸切れなどを未然に防止できる。
【００１５】なお、上述の糸切れ検知手段については、
各糸毎に設けられる周知のドロッパー片の落下位置を抵
抗センサーにより識別することによって切断糸のエリア
を特定する機能を備えている例であるが、これ以外にド
ロッパーの落下後にノズル台を走行させて、ノズル台に
並設した距離センサーの発信位置よりドロッパーの反射
位置までの距離を測長しながら進行させて、該当個所に
到達したらノズル台を停止させて以下前述のような作用
を行なわせる。このようにすれば糸切れ検知手段におい
ては通常の糸切れ検知のみを行ない糸切れ位置の認識は
不要である。
各糸毎に設けられる周知のドロッパー片の落下位置を抵
抗センサーにより識別することによって切断糸のエリア
を特定する機能を備えている例であるが、これ以外にド
ロッパーの落下後にノズル台を走行させて、ノズル台に
並設した距離センサーの発信位置よりドロッパーの反射
位置までの距離を測長しながら進行させて、該当個所に
到達したらノズル台を停止させて以下前述のような作用
を行なわせる。このようにすれば糸切れ検知手段におい
ては通常の糸切れ検知のみを行ない糸切れ位置の認識は
不要である。
【００１６】
【実施例】次に本発明の切断糸の検知搬送装置の一実施
例を図示に基づいて説明する。図１は編針列を複列有す
るダブルニードル列経編機に本発明装置を適用したもの
の概略側面図である。
例を図示に基づいて説明する。図１は編針列を複列有す
るダブルニードル列経編機に本発明装置を適用したもの
の概略側面図である。
【００１７】１はガイド、２はガイド１を取着してなる
ガイドバーであり、ガイドバー２にはブラケット３を介
して管体としてのスチール管４が固着されておりスチー
ル管４は、上部の機枠５に固定されてなる目板６との間
に設けられた管体としての弾性管７とにより隔離手段を
構成している。
ガイドバーであり、ガイドバー２にはブラケット３を介
して管体としてのスチール管４が固着されておりスチー
ル管４は、上部の機枠５に固定されてなる目板６との間
に設けられた管体としての弾性管７とにより隔離手段を
構成している。
【００１８】８はパイル糸、９，１０は送り出しロー
ル、１１はテンションスプリング、１２は糸切れ時に作
用するドロッパー片、１３，１４はガイドロールであ
り、パイル糸８は送り出しロール９，１０の作用により
別位置に設けられたクリール（図示せず）より引き出さ
れ、ガイドロール１３，１４を経て目板６に導入され
る。そして弾性管７及びスチール管４内を通過後ガイド
１のガイドアイ１ａに通糸され、編針５０ａ，５０ｂに
案内される。
ル、１１はテンションスプリング、１２は糸切れ時に作
用するドロッパー片、１３，１４はガイドロールであ
り、パイル糸８は送り出しロール９，１０の作用により
別位置に設けられたクリール（図示せず）より引き出さ
れ、ガイドロール１３，１４を経て目板６に導入され
る。そして弾性管７及びスチール管４内を通過後ガイド
１のガイドアイ１ａに通糸され、編針５０ａ，５０ｂに
案内される。
【００１９】１５は駆動体の一例としてのエアシリンダ
ー、１６はノズル台であり、ノズル台１６の一面より目
板６の方へ突設してなるエア吹出し管１７を備えてお
り、エアの吹出し管１７の先端部一側方には吹出し口１
８を備える。駆動体としては本例のエアシリンダーに限
らずリニアモータなどの電気的駆動手段やその他周知の
ものでもよい。
ー、１６はノズル台であり、ノズル台１６の一面より目
板６の方へ突設してなるエア吹出し管１７を備えてお
り、エアの吹出し管１７の先端部一側方には吹出し口１
８を備える。駆動体としては本例のエアシリンダーに限
らずリニアモータなどの電気的駆動手段やその他周知の
ものでもよい。
【００２０】エアシリンダー１５は可動体１９に螺着固
定されており、可動体１９は取付け板部２０と摺動部２
１よりなる。２２は摺動レール板であり、機枠５に掛渡
固定されているチャンネル２３に取着固定している。２
４はサーボモータであり、摺動部２１の一面に固定され
たタイミングベルト２５をプーリ２６に巻設している。
２７は落下する風綿を収集して編成部分を防護するバケ
ットである。
定されており、可動体１９は取付け板部２０と摺動部２
１よりなる。２２は摺動レール板であり、機枠５に掛渡
固定されているチャンネル２３に取着固定している。２
４はサーボモータであり、摺動部２１の一面に固定され
たタイミングベルト２５をプーリ２６に巻設している。
２７は落下する風綿を収集して編成部分を防護するバケ
ットである。
【００２１】次に実施例装置についてその作用状態を図
２、図３、図４を用いて説明する。パイル糸８は編成部
の異常あるいは糸の異常により切断されると、張力が瞬
間的に緩みこの結果、切断糸８ｂに作用しているドロッ
パー片１２ｂは降下して通電感知片２８に接触すると、
図３に示すように通電感知片２８より指令２９が別途配
設された制御手段３０に入り、制御手段３０中の主モー
ターＭの停止回路が作動して主軸３１の回転を停止する
とともに、パルスモータＰＭにスイッチが入り予め設定
されたガイドバー２が切断糸８ａの通糸しやすい位置ま
で揺動して停止する。
２、図３、図４を用いて説明する。パイル糸８は編成部
の異常あるいは糸の異常により切断されると、張力が瞬
間的に緩みこの結果、切断糸８ｂに作用しているドロッ
パー片１２ｂは降下して通電感知片２８に接触すると、
図３に示すように通電感知片２８より指令２９が別途配
設された制御手段３０に入り、制御手段３０中の主モー
ターＭの停止回路が作動して主軸３１の回転を停止する
とともに、パルスモータＰＭにスイッチが入り予め設定
されたガイドバー２が切断糸８ａの通糸しやすい位置ま
で揺動して停止する。
【００２２】そして同時に指令信号３２がサーボモータ
２４に送られ回転を始める。このときエアシリンダー１
５を含む可動体１９は該可動体１９に支承してなるロー
ラ５１ａ，５１ｂ，及びローラ５２ａ，５２ｂ、５２
ｃ，５２ｄを介し目板６の端部の原点位置よりレール板
２２に沿って移動する。この可動体１９の端部のブラケ
ット３３に取着された距離センサー３４はドロッパー片
１２の落下位置に照射線が合うように設定されており、
センサー３４がドロッパー片１２に近付き所定の距離に
達したときに信号３５を制御手段３０に入力し、サーボ
モータ２４に停止信号３６を与える。なお本例では可動
体１９の移動開始は、ドロッパー片１２の降下による通
電感知片２８の信号に基づいているが、ドロッパー片１
２の落下時にセンサー３４によりその落下を検知させる
と同時に前述のように可動体１９の移動を開始すること
もできる。
２４に送られ回転を始める。このときエアシリンダー１
５を含む可動体１９は該可動体１９に支承してなるロー
ラ５１ａ，５１ｂ，及びローラ５２ａ，５２ｂ、５２
ｃ，５２ｄを介し目板６の端部の原点位置よりレール板
２２に沿って移動する。この可動体１９の端部のブラケ
ット３３に取着された距離センサー３４はドロッパー片
１２の落下位置に照射線が合うように設定されており、
センサー３４がドロッパー片１２に近付き所定の距離に
達したときに信号３５を制御手段３０に入力し、サーボ
モータ２４に停止信号３６を与える。なお本例では可動
体１９の移動開始は、ドロッパー片１２の降下による通
電感知片２８の信号に基づいているが、ドロッパー片１
２の落下時にセンサー３４によりその落下を検知させる
と同時に前述のように可動体１９の移動を開始すること
もできる。
【００２３】図４に示すように、ノズル台１６には目板
６の目穴列３７−１、３７−２、３７−３・・・に対応
して３列のエア吹出し管１７ａ，１７ｂ，１７ｃが並設
されており、各々の先端部にはエア吹出し口１８ａ，１
８ｂ，１８ｃが穿孔されている。
６の目穴列３７−１、３７−２、３７−３・・・に対応
して３列のエア吹出し管１７ａ，１７ｂ，１７ｃが並設
されており、各々の先端部にはエア吹出し口１８ａ，１
８ｂ，１８ｃが穿孔されている。
【００２４】今、目穴列３７−３における目穴３８に通
糸されているパイル糸８ｂが該当糸切れ部分だとする
と、先述の可動体１９の停止位置が中央の吹出し管１７
ｂの延長線上に目穴列３７−３が一致するように距離セ
ンサ３４のセット位置を定める。
糸されているパイル糸８ｂが該当糸切れ部分だとする
と、先述の可動体１９の停止位置が中央の吹出し管１７
ｂの延長線上に目穴列３７−３が一致するように距離セ
ンサ３４のセット位置を定める。
【００２５】可動体１９が停止するとエアシリンダー１
５には制御手段３０を介しエアの供給手段３９よりエア
の供給信号４０が送られ空気口４１よりエアが供給され
ることでノズル台が矢印４２方向へ進行する。このとき
同時に空気口４３よりのエアが送られることで、各エア
吹出し管１７ａ，１７ｂ，１７ｃを介し吹出し口１８
ａ，１８ｂ，１８ｃより勢いよくエアが吹出され、該当
糸切れ個所の目穴３８では、エアが弾性管７内に吹入れ
られることで、パイル糸８はガイドロール１４以後の目
板６上でのたるみ及び管体内でのゆるみが緊張される結
果、スチール管４の出口より糸端が吹出されることにな
り、この吹出された糸端を作業者が把み、これをガイド
アイ１ａに通糸することになる。
５には制御手段３０を介しエアの供給手段３９よりエア
の供給信号４０が送られ空気口４１よりエアが供給され
ることでノズル台が矢印４２方向へ進行する。このとき
同時に空気口４３よりのエアが送られることで、各エア
吹出し管１７ａ，１７ｂ，１７ｃを介し吹出し口１８
ａ，１８ｂ，１８ｃより勢いよくエアが吹出され、該当
糸切れ個所の目穴３８では、エアが弾性管７内に吹入れ
られることで、パイル糸８はガイドロール１４以後の目
板６上でのたるみ及び管体内でのゆるみが緊張される結
果、スチール管４の出口より糸端が吹出されることにな
り、この吹出された糸端を作業者が把み、これをガイド
アイ１ａに通糸することになる。
【００２６】ノズル台１６が最先端位置に達すると今度
は空気口４４よりエアが供給され、穴の位置に後退し、
出発位置に達したときにエアの供給が止められて吹出し
を終了する。
は空気口４４よりエアが供給され、穴の位置に後退し、
出発位置に達したときにエアの供給が止められて吹出し
を終了する。
【００２７】上記実施例における糸切れ検知後の可動体
１９の該当位置迄の移動は、エアシリンダー１５に取付
けられた距離センサー３４の作用により実施している
が、これ以外に通電感知片２８にドロッパー片１２の落
下位置を検知してその目穴列位置に対応した信号をサー
ボモータ２４に与え、所定の位置まで移動するようにす
ることも本発明の一態様である。
１９の該当位置迄の移動は、エアシリンダー１５に取付
けられた距離センサー３４の作用により実施している
が、これ以外に通電感知片２８にドロッパー片１２の落
下位置を検知してその目穴列位置に対応した信号をサー
ボモータ２４に与え、所定の位置まで移動するようにす
ることも本発明の一態様である。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、管体などの隔離手段が
採用された経編機において、糸が切断されても機上の切
断個所の隔離手段の入口より圧縮エアを吹込むだけで容
易に切断糸の処理ができる。
採用された経編機において、糸が切断されても機上の切
断個所の隔離手段の入口より圧縮エアを吹込むだけで容
易に切断糸の処理ができる。
【００２９】又、検知搬送装置によれば、糸が切断され
てもいちいち機上に昇らずに作業者は切断糸端が管体の
出口より吹出されるのを待ち、この糸端をガイドアイに
通糸するだけでよいので、糸入れに技術的熟練度は不要
になるとともに、停台時間も最小限に押さえられること
ができる結果、糸入れの時間が短縮され、生産能率の向
上が果たせるものである。
てもいちいち機上に昇らずに作業者は切断糸端が管体の
出口より吹出されるのを待ち、この糸端をガイドアイに
通糸するだけでよいので、糸入れに技術的熟練度は不要
になるとともに、停台時間も最小限に押さえられること
ができる結果、糸入れの時間が短縮され、生産能率の向
上が果たせるものである。
【図１】ダブルニードル列経編機に本発明装置を適用し
た一例を示す同編機の概略側面図。
た一例を示す同編機の概略側面図。
【図２】本発明の一実施例装置の側断面図。
【図３】本発明装置の作用経路を示すブロック図。
【図４】図２の一部を下方よりみた概略底面図。
１…………ガイド ４…………スチール管 ６…………目板 ７…………弾性管 ８…………パイル糸 １２…………ドロッパー片 １５…………エアシリンダー １６…………ノズル台 １７…………エア吹出し管 ３４…………距離センサー ３７…………目穴列
Claims (6)
- 【請求項１】 機上の目板よりガイド迄の間に個別の糸
道として管体などの隔離手段が用いられている経編機に
おいて、糸切れ時に隔離手段の入口より圧縮エアを吹込
むことで糸端を出口へ搬送することを特徴とする切断糸
の搬送方法。 - 【請求項２】 機上の目板よりガイド迄の間に個別の糸
道として管体などの隔離手段が用いられている経編機に
おいて、目板の目穴列方向で進退可能なエア吹出し管を
備えたノズル台を含む駆動体と、該駆動体を目板の長手
方向に往復動させるための駆動手段と、糸切れを検知す
る手段と、該検知手段に基づくノズル台の往復動とエア
吹出し管の進退及びエア吹出し管からのエア吹出しを制
御する制御手段よりなる切断糸の検知搬送装置。 - 【請求項３】 駆動体がエアシリンダーである請求項２
に記載の検知搬送装置。 - 【請求項４】 エアシリンダーに糸切れ検知手段におけ
るドロッパー片の落下位置に対応する距離センサーを設
け、糸切れ検知後にノズル台を該センサーよりの信号に
基づき該当糸切れ個所に搬送するようにした請求項３に
記載の検知搬送装置。 - 【請求項５】 糸切れ検知手段に糸切れ検知とともに、
糸切れ位置を信号に変換する機能を持たせたことを特徴
とする請求項２又は請求項３に記載の検知搬送装置。 - 【請求項６】 エア吹出し管が目穴列に対応して３列並
設してなる請求項２から請求項５のいずれか１の項に記
載の検知搬送装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14526994A JPH07331568A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 切断糸の搬送方法及び検知搬送装置 |
| TW084103023A TW288058B (ja) | 1994-03-29 | 1995-03-28 | |
| KR1019950007638A KR950032790A (ko) | 1994-03-29 | 1995-03-29 | 경편기에 있어서의 실공급방법 및 장치, 절단된 실의 반송방법 및 반송검지장치, 및 보푸라기 먼지를 모아 보내는 방법 및 모아 보내는 버킷 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14526994A JPH07331568A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 切断糸の搬送方法及び検知搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331568A true JPH07331568A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15381234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14526994A Pending JPH07331568A (ja) | 1994-03-29 | 1994-06-03 | 切断糸の搬送方法及び検知搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104047107A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-09-17 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 用于经编机的勾针驱动机构 |
| WO2019184545A1 (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 王占洪 | 经编机防勾纱的编织方法及装置 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP14526994A patent/JPH07331568A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104047107A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-09-17 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 用于经编机的勾针驱动机构 |
| WO2019184545A1 (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 王占洪 | 经编机防勾纱的编织方法及装置 |
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