JPH0733153B2 - プレジャーボート基地 - Google Patents

プレジャーボート基地

Info

Publication number
JPH0733153B2
JPH0733153B2 JP29147290A JP29147290A JPH0733153B2 JP H0733153 B2 JPH0733153 B2 JP H0733153B2 JP 29147290 A JP29147290 A JP 29147290A JP 29147290 A JP29147290 A JP 29147290A JP H0733153 B2 JPH0733153 B2 JP H0733153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
loading table
boat
tower
oil supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29147290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04166493A (ja
Inventor
健 京谷
幸和 武田
一義 内田
英二 松下
信行 松井
泰正 小野
正宣 榎並
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP29147290A priority Critical patent/JPH0733153B2/ja
Publication of JPH04166493A publication Critical patent/JPH04166493A/ja
Publication of JPH0733153B2 publication Critical patent/JPH0733153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヨット、モーターボート等のプレジャーボー
トをオフショアに保管・駐艇させる施設としてのプレジ
ャーボート基地に関するものである。
〔従来の技術〕
生活水準の向上及び労働時間の短縮などによる余暇志向
の高まりの中で、マリンレジャーに対する需要が拡大し
てきている。
そしてマリンレジャーの中でも、ヨット、モーターボー
ト、水上スキー、サーフィン、ダイビング、ボードセー
リングなどのスポーツ型の海洋性レクリエーションは、
かっては高所得層など一部の階層のレジャーとみられが
ちであったが、国民所得の向上、レクリエーション活動
に対するニーズの多様化等に加え、FRPを素材としたプ
レジャーボートの開発等により船艇価格の低廉化が進ん
だため、国民の各層に普及した。
特に、モーターボート、ヨットの保有隻数の増加は著し
い。
しかし、これに対してプレジャーボートの保管体制に克
服すべき課題が多く、充分なマリーナ施設がないのが現
状である。
現在でも依然としてマリーナを持たないヨットやボート
がところ構わず繋がれていて、これらによる護岸や橋の
破損、騒音公害、環境破壊など地域住民からの苦情や紛
争が絶えない。
このような問題に対処するため、ヨットに関するオフシ
ョアマリーナに関する提案もなされている。
例えば、パイコーン型ヨット保管構造物と称されるもの
で、海底地盤に立設する支柱を中心に有し、この支柱の
周囲に上段にいくに従って少なくとも保管するヨットの
全長の半分程度突出長さが短い円形の雛段状をなす複数
段のヨット保管載置段を設けたものや、各載置段間の高
さをヨットのマストよりも十分低くし、最下段を除く各
載置段のヨット保管スペース間に、下位の載置段に載置
したヨットのマストが挿通される切込みを放射状に設
け、それらの載置段を櫛歯状としたものである。
これらはいずれも、海面近くの最下段のスラブにはヨッ
トの接舷部を設け、干満に応じて乗員が上陸できる浮桟
橋を配置し、さらに支柱上に各ヨット載置段上における
ヨット保管スペースとこのヨット保管構造物の周辺海面
との間でヨットを吊揚げ、吊降し移送する回転クレーン
を装備したパイコーン、つまり松ぼっくり形状の保管構
造物である。
他の例としては、堀割りの両側にボートを多数収納する
ラックを2列に設け、このラック間に天井行型のフォー
クタイプクレーンを設置して、堀割りに入ったボートを
クレーンで持ち上げてラック内に収納するようにしたも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の提案は、いずれもクレーンでボート等
を上げ下げするものであり、洋上に雛段を設け、ここを
多数台の保管スペースとして確保できたとしても船の出
し入れに時間と手間がかかり効率的なものとはいえな
い。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、多数台の
保管・収納が可能であるとともに、船の入出庫が簡単か
つ迅速に行え、機能的に優れるとともに美しく、景観を
損なわず、環境保護の要請にも寄与できるプレジャーボ
ート基地を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、1層目が海面として
開放され、その上に円形または半円形のドーナツ状の収
納ラックを多層に設けたボートの収納・保管構造物と、
この収納・保管構造物の中央空間部分に海底地盤から立
設するタワーを設置し、その外周にローディング・テー
ブルを昇降かつ平面的に回転自在に設けた入出庫設備と
からなり、前記収納ラック及びローディング・テーブル
上にボート載置用パレットの走行レールを放射状に敷設
したこと、及びタワーに、給油タンク、給油ポンプ、流
量計、先端に給油ノズルをゆうする給油ホースからなる
給油設備を設け、給油ホースをローディング・テーブル
上に引き出し可能とすること、さらにローディング・テ
ーブル上に船の洗浄設備を設けることを要旨とするもの
である。
〔作用〕
請求項第1項記載の本発明によれば、ボートを入庫させ
て収納する場合は先ず入出庫設備のローディング・テー
ブルはタワーに沿って下降させ、海水面下に位置させて
走行してきた船をローディング・テーブル上に収容す
る。
この場合、ローディング・テーブル上の走行レールには
ボート載置用パレットがあるので、船はこのパレットに
載置する。
次いで、ローディング・テーブルをタワーに沿って上昇
させ、ボートの収納・保管構造物の多層の収納ラックの
うちいずれかの階のラックに上下レベルを合致させる。
ここでラック上の放射状に敷設した走行レールのうち、
船が収納されていない空き場所を探し、その部分に走行
レール同士が合致するようにローディング・テーブルを
平面的に回転させ、ローディング・テーブルからラック
へとパレットを走行させてラック上で船を収納、保管す
る。
船を出庫させる場合は、逆にラックからローディング・
テーブルへと移動させ、このローディング・テーブルを
下降させて海面上に船を浮かべる。
請求項第2項記載の本発明によれば、前記作用に加え
て、ローディング・テーブル上に収容された船に給油を
行うことができ、この基地が給油基地ともなる。
請求項第3項記載の本発明によれば、さらにローディン
グ・テーブル上で収容した船を清掃でき、保守の効果を
上げることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明のプレジャーボート基地の1実施例を示
す斜視図で、大きくはボートの収納・保管構造物1と入
出庫設備2との組合わせからなる。
このうち収納・保管構造物1は、第2図にも示すように
海底地盤3から立設した鋼管支柱4にステージとして収
納ラックを多層(図示では3層)に設けるが、この構造
物1の1層目はかかるステージを設けずに海面5として
開放されたものとする。
ところで、この収納・保管構造物1の施工法としては、
いわゆる海上プラットホームの施工法を利用できる。
図示は省略するが、ステージとして収納ラック層の最上
段のものは、作業台として、下面の支持架台と着脱式フ
ロータにより支持させながら、所定の場所まで曳航し、
この作業台に設ける昇降装置で鋼管支柱4を脚上に打ち
こみ、さらに脚としての鋼管支柱4を反力体として昇降
装置により作業台を上昇させ、固定してステージを構成
する。
2層目〜4層目の収納ラック6a〜6cは半円形のドーナツ
状のステージからなり、1層目の海面5から第2層目の
収納ラック6a、及び第2層目の収納ラック6aと第3層目
の収納ラック6b、第3層目の収納ラック6bと第4層目の
収納ラック6cとの上下間隔は、少なくも第7図、第8図
に示すようなモーターボート7等のマストを有しない船
が収納できるに充分な高さとする。
また、最上階の第4層目の収納ラック6cの上方は開放し
て何も設けないものとする。
これら収納ラック6a〜6cを構成するステージは、外周囲
に手摺8等を取付け、その内側を歩廊9とし、歩廊9の
内側にボート載置用パレット12が滑走するための走行レ
ール11aを敷設する。
この走行レール11aは後述の入出庫設備2を昇降するロ
ーディング・テーブル16に設けた走行レール11bと接続
するもので、放射状に設けられる。
さらに、収納ラック6a,6bでは走行レール11aの両脇に仕
切壁10を設け、船の収納用スペースを区画形成するよう
にしてもよい。
また、図示は省略するが収納ラック6a〜6cの相互間には
段階その他の昇降設備を設けるようにしておく。
このボートの収納・保管構造物1は海中から海上に突出
するように設けられるもので、最上階の第4層目の収納
ラック6cと陸14間に連絡用の桟橋13を掛け渡す。
なお、収納ラック6a〜6cの高さにもよるが、連絡用の桟
橋13は下層階の収納ラック6a,6bから陸14に掛け渡すこ
とも考えられる。
収納・保管構造物1に対して入出庫設備2は、この収納
・保管構造物1の中央空間部分に設けられるもので、海
底地盤3からタワー15を立設し、このタワー15の外周に
円盤形のローディング・テーブル16を昇降かつ平面的に
回転自在に設けた。
中央のタワー15の施工法としては、外周部を設置・固定
後、同外周部を作業場として利用し、ケーソン工法等に
より海底地盤中に固定び海上部を建設すればよい。
第2図に入出庫設備2の詳細を示すと、タワー15の外周
にタワー側のラックに噛合するギヤを駆動する昇降駆動
装置17を有する輪体18を嵌め、この輪体18に旋回ローラ
ー19を介してローディング・テーブル16を水平方向に回
転自在に設け、輪体18とローディング・テーブル16間に
は旋回駆動装置20を設ける。
前記ローディング・テーブル16は収納・保管構造物1の
収納ラック6a〜6cの内側に一部または全部が係合する大
きさのもので、その上面には、ボート載置用パレット12
が滑走するための走行レール11bを前記収納ラック6a〜6
c側の走行レール11aと接続可能なように放射状に敷設
し、各走行レール11bの両側に桟橋21を該走行レール11b
と平行に形成した。
また、前記タワー15の最上部に展望ラウンジ24を傘状に
張出して設け、その上面をヘリポート23として利用す
る。
また、図示は省略するがヘリポート23から展望ラウンジ
24への出入口を設け、タワー15の内部には展望ラウンジ
24への出入りを行うエレベータ等の昇降設備を設ける。
このようなボートの収納・保管構造物1と入出庫設備2
との組合わせは、単独で海上に設けてもよいが、第1図
に示すように収納・保管構造物1同士が一部接合して連
続するような多数個の組合せ構造物とすることも可能で
ある。
次に、使用法を説明する。
プレジャーボートとしては、先に述べたように第7図、
第8図に示すようなモーターボート7の他に、第9図、
第10図に示すようなキールやマスト・セイルを有するヨ
ット22があり、ヨット22はマストの分だけ高さが高く、
保管場所が限定される。
先ず、モーターボート7を入庫させて収納する場合は、
先ず入出庫設備2のローディング・テーブル16はタワー
15に沿って下降させ、海水面下に位置させておく。(第
2図参照) この場合、桟橋21は海水面上に出ているようにし、ロー
ディング・テーブル16の走行レール11bにはボート載置
用パレット12の上面が丁度水面レベルに並ぶように設定
する。
この状態でモーターボート7は海上を走行してきて、桟
橋21をガイドにしてローディング・テーブル16の上のパ
レット12に収容される。そして、乗員は桟橋21に降り
る。
次いで、ローディング・テーブル16をタワー15に沿って
上昇させ、ボートの収納・保管構造物1の多層の収納ラ
ック6a〜6cのうち第2層目の収納ラック6aと第3層目の
収納ラック6bのいずれかの階のラックに上下レベルを合
致させる。
そして収納ラック6a,6b上の放射状に敷設した走行レー
ル11aのうち、すでにモーターボート7が収納されてい
ない空き場所の走行レール11aを捜し、その部分に走行
レール11bが接続するようにローディング・テーブル16
を平面的に回転させる。
走行レール11aと走行レール11bが接続したならばローデ
ィング・テーブル16から収納ラック6aまたは6bへとモー
ターボート7ごとパレット12を走行させて移動し、この
ラック上でパレット1に載置したまま収納、保管する。
乗員は桟橋21から収納ラック6aまたは6bへと移り、最上
階の第4層目の収納ラック6c上へでて桟橋13で陸14に移
る。
モーターボート7を出庫させる場合は、逆に収納ラック
6aまたは6bからローディング・テーブル16へと移動さ
せ、このローディング・テーブル16を下降させて海面上
に船を浮かべる。
ヨット22の場合はマストがあるので、ローディング・テ
ーブル16に到り着くのは収納ラック6aの下を通ることは
できないが、収納ラック6a〜6bは半円形のドーナツ状の
ステージからなるので、その切欠いた側方からローディ
ング・テーブル16に近づくことになる。
前記と同様にローディング・テーブル16のパレット12の
上にヨット22が収容されるが、ローディング・テーブル
16上方は何も障害物がなく開放されているのでマストが
ぶつかるおそれはない。
このヨット22を収めるには、最上階の第4層目の収納ラ
ック6cを使用する。
ローディング・テーブル16をタワー15に沿って上昇さ
せ、ラック6cに上下レベルを合致させ、収納ラック6c上
の放射状に敷設した走行レール11aのうち、すでにヨッ
ト22が収納されていない空き場所の走行レール11aを捜
し、その部分に走行レール11bが接続するようにローデ
ィング・テーブル16を平面的に回転させ、走行レール11
aと走行レール11bが接続したならば、ローディング・テ
ーブル16から収納ラック6cへとヨット22ごとパレット12
を走行させて移動し、このラック上でパレット12に載置
したまま収納、保管するのは前記モーターボート7の場
合と同様であるが、収納ラック6cの上方も何も障害物が
なく開放されているのでマストがぶつかるおそれはな
い。
第3図に示すように、収納ラック6a〜6cには12艇程度の
数の船が収納でき、またローディング・テーブル16上に
も12艇程度の数の船が収納できるが、ローディング・テ
ーブル16は少なくとも1艇分のスペースさえ開けておけ
ば、他は保管・収納場所として利用してもよいので、最
大12×4−1の47艇程度の多数の船の保管・収納が1個
の設備で可能となる。
そして、ローディング・テーブル16へは海上からまたは
海上へ一度に多数台の船が入出でき、ローディング・テ
ーブル16から各ラックへの出入りも多数台が同時に行う
ことができる。
第4図は本発明のプレジャーボート基地を複数設けたマ
リーナの外観を示すものであるが、ホテル等の陸上のレ
ジャー施設と組合わせて総合的なレジャーランドを形成
し、環境保全に寄与することも可能である。
第5図、第6図は本発明のプレジャーボート基地の第2
実施例、第3実施例を示すもである。
第5図は収納ラック6a〜6cを全て円形のドーナツ状のス
テージで構成し、第6図は最上階の収納ラック6cのみを
円形のドーナツ状のステージで構成し、他の収納ラック
6a,6bは前記第1実施例と同じく半円形のドーナツ状の
ステージで構成した。
第5図の第2実施例の基地はモーターボート専用の基地
として適し、第6図の第3実施例の基地は第1実施例と
同じく最上階の収納ラック6cにヨットを収容することが
可能で、いずれの場合も第1実施例よりも多数台の船を
収容できる。
第11図はさらに応用例として第4実施例を示すもので、
入出庫設備2に給油設備を設けた場合である。
この給油設備は給油タンク25とこれに配管をかいして接
続する給油ホース26とからなり、配管途中に給油ポン
プ、流量計(図示せず)を配設し、また給油ホース26は
これを引き出し可能なホースリール27に巻回し、さらに
給油ホース26の先端にはノズルバルブである給油ノズル
29を取付けた。
そして、この給油設備はタワー15に設けるが、ローディ
ング・テーブル16が昇降する際に邪魔にならないように
内部に設置するものとし、使用時には扉を開閉すれば現
れるようにする。
ローディング・テーブル16上に収容された船は、このロ
ーディング・テーブル16の旋回で前記給油設備の有る個
所に近づき、給油ホース26をホースリール27から引き出
して、給油ノズル29を船の給油口へ差し込む。
このようにしてから、給油ノズル29を開けば、給油ポン
プが駆動して油が給油タンク25から船の給油タンクへと
補給され、その量は流量計で計測されて表示計に表示さ
れる。
第12図、第13図は本発明の第5実施例として入出庫設備
2に船の洗浄設備を設けた場合である。
該洗浄設備としては種々のものが考えられるが、一例と
して走行レール11bの両側の桟橋21で船一層分の区画が
ローディング・テーブル16に形成されるとすると、この
1区画分づつに船の周囲を取囲むように湾曲するヘッダ
ー管30を設ける。
このヘッダー30には噴射ノズル31を適宜間隔で形成し、
また第12図に示すようにタワー15内に給水タンク32を設
けてこの給水タンク32とヘッダー管30を配水管33で連結
するようにした。
ローディング・テーブル16とタワー15は相対位置が変化
するものであるから、前記配水管33は適当なスイベル機
構を介してヘッダー管30に接続する。
また、他例として、第13図に示すように給水タンク32は
これをローディング・テーブル16に設置することも考え
られる。
ローディング・テーブル16に収容された船に対してヘッ
ダー管30の噴射ノズル31からシャワーを噴水して船舶底
部を洗浄するものであり、前記ヘッダー管30を桟橋21よ
りも下部に設置すれば、この桟橋21が飛散防止壁ともな
り、好都合である。
さらに、第14図に示すようにローディング・テーブル16
上にモーターで回転する回転ブラシ34や34′を台車35上
に設けた自動洗艇装置を配置することもある。
回転ブラシ34はカップ状の円形ブラシ、回転ブラシ34′
は棒状モップブラシの例であり、台車35は走行レール11
bを走行する。
かかる自動洗艇装置は自動車の洗車装置と同じように、
ブラシ34や34′及び洗剤を含んだ圧力水またはただの圧
力水により、洗艇を行う。
この自動洗艇装置は前記第12図や第13図の洗浄装置と併
用すれば効果的であり、ローディング・テーブル16下に
は洗浄後の汚水が飛散しないようにパンにて受け、中水
設備でリサイクルすることもできる。
第15図は本発明の第6実施例を示すもので、ボートの収
納・保管構造物1の多層の収納ラック6a〜6cのうち何れ
かに、整備・修理室36を設けるようにした。
その内部にはクレーン37や整備・修理機器38を配設し、
また他の収納部と区別するため入口にシャッター39を設
ける。
なお、これ以外にも収納・保管構造物1や入出庫設備2
はそのレイアウトには種々の変形や応用例が考えられ、
また浮き桟橋やポンツーンの付加も可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のプレジャーボート基地は、多
数台の船の保管・収納が可能であるとともに、船の入出
庫が簡単かつ迅速に行え、機能的に優れるものである。
また、外観が美しく、これを設けることで景観を損なわ
ず、環境保護の要請にも寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプレジャーボート基地の第1実施例を
示す外観斜視図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同
上平面図、第4図は本発明のプレジャーボート基地を備
えたマリンランドの外観図、第5図は本発明の第2実施
例を示す説明図、第6図は同上第3実施例を示す説明
図、第7図はモーターボートの側面図、第8図は同上正
面図、第9図はヨットの側面図、第10図は同上正面図、
第11図は第4実施例として給油設備を設けた場合の外観
斜視図、第12図は第5実施例として洗浄設備を設けた場
合の外観斜視図、第13図は洗浄設備の他例を示す斜視
図、第14図は自動洗艇装置の設置状態を示す斜視図、第
15図は第6実施例として整備・修理室を設けた場合の外
観斜視図である。 1……ボートの収納・保管構造物 2……入出庫設備、3……海底地盤 4……鋼管支柱、5……海面 6a〜6c……収納ラック 7……モーターボート、8……手摺 9……歩廊、10……仕切壁 11a,11b……走行レール、12……パレット 13……桟橋、14……陸 15……タワー 16……ローディング・テーブル 17……昇降駆動装置、18……輪体 19……旋回ローラー、20……旋回駆動装置 21……桟橋、22……ヨット 23……ヘリポート、24……展望ラウンジ 25……給油タンク、26……給油ホース 27……ホースリール、28……給油ノズル 30……ヘッダー管、31……噴水ノズル 32……給水タンク、34,34′……回転ブラシ 35……台車、36……設備・修理室 37……クレーン、38……設備・修理機器 39……シャッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 英二 神奈川県横浜市中区太田町4―51 鹿島建 設株式会社横浜支店内 (72)発明者 松井 信行 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 小野 泰正 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 榎並 正宣 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−310068(JP,A) 特開 昭48−59565(JP,A) 実開 昭49−35536(JP,U) 実開 平1−75558(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1層目が海面として開放され、その上に円
    形または半円形のドーナツ状の収納ラックを多層に設け
    たボートの収納・保管構造物と、この収納・・保管構造
    物の中央空間部分に海底地盤から立設するタワーを設置
    し、その外周にローディング・テーブルを昇降かつ平面
    的に回転自在に設けた入出庫設備とからなり、前記収納
    ラック及びローディング・テーブル上にボート載置用パ
    レットの走行レールを放射状に敷設したことを特徴とす
    るプレジャーボート基地。
  2. 【請求項2】タワーに、給油タンク、給油ポンプ、流量
    計、先端に給油ノズルをゆうする給油ホースからなる給
    油設備を設け、給油ホースをローディング・テーブル上
    に引き出し可能とする請求項第1項記載のプレジャーボ
    ート基地。
  3. 【請求項3】ローディング・テーブル上に船の洗浄設備
    を設ける請求項第1項及び第2項記載のプレジャーボー
    ト基地。
JP29147290A 1990-10-29 1990-10-29 プレジャーボート基地 Expired - Lifetime JPH0733153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29147290A JPH0733153B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 プレジャーボート基地

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29147290A JPH0733153B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 プレジャーボート基地

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04166493A JPH04166493A (ja) 1992-06-12
JPH0733153B2 true JPH0733153B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=17769318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29147290A Expired - Lifetime JPH0733153B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 プレジャーボート基地

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0733153B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3024121B1 (fr) 2014-07-24 2016-08-19 Savoye Systeme et procedes de mise en attente de bateaux a flot sur un plan d'eau, apres leur mise a l'eau et/ou avant leur sortie de l'eau

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04166493A (ja) 1992-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2724021B1 (en) A self-propelled offshore wind farm installation vessel, and method of installation used in the construction of an offshore wind turbine farm
US8662000B2 (en) Stable offshore floating depot
US11077919B1 (en) Extendable multihull boat
CN109131761B (zh) 浅水近岛礁旅游观光站及其运行方法
US9944354B1 (en) Extendable multihull boat
CN108407984A (zh) 一种开放海岸运输系统的构建方法
US4075860A (en) Mobile ship loading and unloading facility
US2687814A (en) Boat handling and storing apparatus
CN108216502A (zh) 一种开放海岸的浮桥滚装运输系统
EP0588786B1 (en) Inflatable housing structure
US4714375A (en) Seaplane and dock lift
CN110937077A (zh) 船用洗窗装置
CN112977741B (zh) 一种浅水半潜型坐底式保障平台
US20090067961A1 (en) Raised marina
JPH0733153B2 (ja) プレジャーボート基地
KR20110111498A (ko) 부유 구조물, 해양선박류
KR101592922B1 (ko) 승하선 사다리의 전기식 텔레스코픽 시스템
JPS5828157B2 (ja) 単一点浮き繋留装置
RU2441799C2 (ru) Способ постройки плавучего сооружения
KR200211987Y1 (ko) 소형 선박 양륙장치
US20050257727A1 (en) Floating dock lift
CN1302961C (zh) 防浪型坐底式浮码头
JP2594667B2 (ja) 立体式クルーザーボート及びヨット格納装置
JP4036535B2 (ja) ボート立体収納装置
JPH04265363A (ja) 洋上艇庫付別荘