JPH07330596A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPH07330596A
JPH07330596A JP14247094A JP14247094A JPH07330596A JP H07330596 A JPH07330596 A JP H07330596A JP 14247094 A JP14247094 A JP 14247094A JP 14247094 A JP14247094 A JP 14247094A JP H07330596 A JPH07330596 A JP H07330596A
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methanol
propolis
column
chloroform
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JP14247094A
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Tetsuya Matsuno
哲也 松野
Sumiko Suga
澄子 菅
Hiroshi Takano
弘 高野
Yasuyuki Matsumoto
泰幸 松本
Junji Morikawa
惇二 森川
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Eiken Chemical Co Ltd
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Eiken Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抗腫瘍剤を提供する。 【構成】 本発明は、化学式Iで表わされる3−〔4−
ヒドロキシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニ
ル)フェニル〕−2−プロペノイック酸及びその塩を有
効成分として含有してなる抗腫瘍剤よりなる。 【化1】 【効果】 有効な抗腫瘍作用を示す本化合物は、容易に
かつ大量に製造でき、抗腫瘍剤として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既知物質3−〔4−ヒ
ドロキシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)
フェニル〕−2−プロペノイック酸の新規な製造方法お
よびその抗腫瘍剤としての新規な用途に関する。
【0002】
【従来の技術】癌の治療に用いられる抗腫瘍剤は大きく
化学療法剤と免疫療法剤に別けられる。化学療法剤は切
除不能な癌に投与されるだけでなく、術前や術後に投与
することにより、外科療法と組合せても使用されてい
る。しかし、化学療法剤は細胞毒性物質であることが多
く、癌細胞を攻撃するのみでなく、正常細胞にも作用
し、一般に強い副作用を伴う。例えば、嘔吐、悪心、食
欲不振、倦怠感、神経障害、骨髄障害(白血球減少)、
脱毛、口内炎等が副作用として起こる。そのため、長期
投与には適していない。
【0003】免疫療法剤は主に免疫賦活剤で、免疫力を
高めることにより、免疫応答細胞に癌細胞を異物として
認識させ、これを治療する。しかし免疫賦活剤は副作用
は少ないが、抗腫瘍効果も弱く、補助的療法として用い
られているにすぎない。
【0004】このように従来の抗腫瘍剤には一長一短が
有り、それゆえ、抗腫瘍活性が高く、副作用が少なく、
長期投与が可能な抗腫瘍剤の開発が望まれていた。また
抗腫瘍剤は一般に高価であるので、患者の金銭的負担を
軽減するために、それが安価で供給されることも望まれ
ていた。
【0005】民間療法剤として用いられているプロポリ
スは、蜜蜂が集めた草木の成分と唾液、蜜蝋、花粉等が
混合された樹脂状物質で、それに抗菌作用、抗炎症作用
などの薬理作用があることが知られている。また、プロ
ポリスを健康補助食品として飲用すると抗腫瘍効果が現
れることが知られており、プロポリスより抗腫瘍性活性
物質を抽出・精製する試みがなされ(特開平5−589
43号、特開平5−271031号)、抽出物には抗腫
瘍作用が認められている。
【0006】本発明者も抗腫瘍作用を有する新規生理活
性物質を発見すべく、プロポリスより抽出精製を行い、
抗腫瘍活性を有する物質として化学式Iで表わされる3
−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3−メチル−2−
ブテニル)フェニル〕−2−プロペノイック酸を見出し
た。
【0007】
【化2】
【0008】本願の化学式Iで表わされる3−〔4−ヒ
ドロキシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)
フェニル〕−2−プロペノイック酸は、別名アルテピリ
ンCとして知られており、BACCHARIS種の植物(PHYTOCH
EMISTRY, 20(2), 281-286, 1981 )や、ARTEMISIA種の
植物(PHYTOCHEMISTRY, 25(4), 883-889, 1986 )から
抽出され、また合成的にも得られる(特開昭60−16
3841号)ことが知られている。
【0009】本化合物の薬理作用として、利胆効果が著
明であり、本化合物の投与により胆汁の分泌が促進され
ることが知られている(CHEM. PHARM. BULL., 36(2), 7
69-775, 1988 、特開昭60−163841号)。しか
し本化合物に抗腫瘍作用があることは未だ知られていな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た抗腫瘍作用を有する化合物3−〔4−ヒドロキシ−
3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フェニル〕
−2−プロペノイック酸(化学式I)を主成分とする抗
腫瘍剤を提供することを目的とする。さらに化学式Iの
新規な製造方法を提供することも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、利胆剤として
知られている3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3
−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロペノイ
ック酸の新規な用途に関する。詳しくは化学式Iで表わ
される3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3−メチ
ル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロペノイック酸
またはその塩を有効成分として含有してなる抗腫瘍剤と
しての用途に関する。
【0012】また本発明は(1) プロポリスのエタノ
ール懸濁液の不溶物を除去し、プロポリスのエタノール
抽出液を得、次いで得られたエタノール抽出液の溶媒を
蒸発除去し、得られた残渣を水と酢酸エチルの混液で抽
出し、酢酸エチル抽出液を得、得られた酢酸エチル抽出
液の溶媒を蒸発除去し、得られた残渣をメタノールに分
散させ、不溶物を除去し、プロポリスのメタノール抽出
液を得る工程、(2) 前記メタノール抽出液を逆相系
カラムによる液体クロマトグラフィーにかけ、70%〜
100%のメタノール濃度勾配による傾斜溶離を行い、
メタノール濃度90〜95%の画分を分取する工程、
(3) 前記メタノール濃度90〜95%画分の溶媒を
蒸発除去し、次いで得られた残渣をクロロホルムに溶解
し、得られた溶液を吸着系カラムによる液体クロマトグ
ラフィーにかけ、クロロホルムで溶出し、主画分を分取
する工程、(4) 前記画分の溶媒を蒸発除去し、次い
で得られた残渣をクロロホルムに溶解し、得られた溶液
を分子篩系カラムによる液体クロマトグラフィーにか
け、クロロホルムで溶出し、主画分を分取し、溶媒を蒸
発除去し、無色の針状結晶物質として3−〔4−ヒドロ
キシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フェ
ニル〕−2−プロペノイック酸を得る工程よりなる、プ
ロポリスから3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3
−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロペノイ
ック酸を抽出・精製する製造方法である。
【0013】工程(2)で使用するカラムは高速液体ク
ロマトグラフィー用であり、逆相系カラムとしては市販
のODS系シリカゲルカラムが使用可能であり、特に本
願には70%メタノ−ルで平衡化したODS 80TM
カラム(東ソー社製)が好ましい。
【0014】工程(3)で使用するカラムは高速液体ク
ロマトグラフィー用であり、吸着系カラムとしては市販
のInertsil系カラムが使用可能であり、特に本
願にはクロロホルムで平衡化したInertsil S
ILカラム(ジーエルサイエンス社製)が好ましい。
【0015】工程(4)で使用するカラムは高速液体ク
ロマトグラフィー用であり、分子篩系カラムとしては市
販のGPC系カラムが使用可能であり、特に本願にはク
ロロホルムで平衡化したShodex GPC−H20
00カラム(昭和電工社製)が好ましい。
【0016】本願の化合物3−〔4−ヒドロキシ−3,
5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2
−プロペノイック酸は、別名アルテピリンCとして知ら
れており、BACCHARIS種の植物(PHYTOCHEMISTRY, 20
(2), 281-286, 1981 )や、ARTEMISIA種の植物(PHYTOC
HEMISTRY, 25(4), 883-889, 1986 )から抽出され、ま
た合成的にも得られる(特開昭60−163841号)
ことが知られている。
【0017】更に本願により、後述の実施例の如くプロ
ポリス(蜜蜂が集めた草木の成分と唾液、蜜蝋、花粉等
が混合された樹脂状物質)からも容易に抽出される。従
って、3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3−メチ
ル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロペノイック酸
は、植物等からの抽出でも合成でも容易に得られるので
高純度の物が大量に入手可能である。
【0018】本発明の化合物は実施例に示すように腫瘍
細胞に対し殺腫瘍細胞作用を有するので、様々な態様で
投与することにより極めて有効な抗腫瘍効果を示すと考
えられる。本化合物を投与するための方法は非経口投
与、または経口投与が考えられ、投与される組成物には
治療上有効量の本化合物と薬理上許容される希釈剤、安
定剤、賦形剤等が含有される。投与形態としては、静脈
内注射、皮下注射、筋肉注射、座薬、軟膏等の非経口投
与法、錠剤、散剤、カプセル剤、顆粒剤等による経口投
与法が挙げられる。
【0019】本化合物をヒトに投与した場合の安全性は
不明である。しかし、プロポリスそのもの10〜15g
/kgをイヌ、ラットおよびモルモットに数ヶ月間経口
投与しても毒性は見られなかった(PROPOLIS : 2ND e
d., Y.DONADIEU, 1983)ことより、3−〔4−ヒドロキ
シ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フェニ
ル〕−2−プロペノイック酸をヒトに投与しても安全性
は高いと考えられる。
【0020】以下、実施例に基づき本発明をさらに詳細
に説明する。なお、下記実施例は単に説明のためのもの
であり、本発明を何ら限定するものではない。
【実施例】
【0021】実施例1 プロポリスから本化合物の抽出 プロポリスから3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス
(3−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロペ
ノイック酸の精製は、次の[ステップ 1]〜[ステッ
プ 5]を通して実施した。 [ステップ 1]プロポリス100gを10倍量の9
9.5%エタノールと混合し、マグネチックスターラー
を用いて室温下で攪拌した。得られた懸濁液を減圧ろ過
してプロポリスのエタノール抽出液を得た。次いで得ら
れたエタノール抽出液の溶媒をローターリーエバポレー
ターを用い蒸発除去し、得られた残渣約30gを水と酢
酸エチル混液(1:1)に分散し、上層の酢酸エチル層
を分取しプロポリスの酢酸エチル抽出液を得た。得られ
た酢酸エチル抽出液の溶媒をロータリーエバポレーター
で蒸発除去し、得られた残渣約20gを99.5%メタ
ノールに分散させ、不溶物を低速遠心で取り除き、プロ
ポリスのメタノール抽出液を得た。
【0022】[ステップ 2]ステップ 1で得られた
メタノール抽出液を70%メタノールで平衡化した高速
液体クロマトグラフィー用ODS系カラム、ODS 8
0TMカラム(東ソー社製)に注入し、70%〜100
%のメタノール濃度勾配による傾斜溶離を行った。メタ
ノール濃度90〜95%の画分を分取した。
【0023】[ステップ 3]ステップ 2で得られた
メタノール濃度90〜95%の画分を1つに集め、溶媒
をロータリーエバポレーターで蒸発除去し、残渣約1g
を得た。次いで得られた残渣をクロロホルムに溶解し、
得られた溶液をクロロホルムで平衡化した高速液体クロ
マトグラフィー用Inertsil系カラム、Iner
tsil SILカラム(ジーエルサイエンス社製)に
注入し、主画分を分取した。
【0024】[ステップ 4]ステップ 3で得られた
画分を1つに集め、溶媒をロータリーエバポレーターで
蒸発除去し、残渣約130mgを得た。次いで得られた
残渣をクロロホルムに溶解し、得られた溶液をクロロホ
ルムで平衡化した高速液体クロマトグラフィー用GPC
系カラム、Shodex GPC−H2000カラム
(昭和電工社製)に注入し、主画分を分取した。
【0025】[ステップ 5]ステップ 4で得られた
画分を1つに集め、溶媒をロータリーエバポレーターで
蒸発除去し、無色の針状結晶物質として残渣約100m
gを得た。その残渣のIR、MS及びNMRスペクトル
等を測定し、それが3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビ
ス(3−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロ
ペノイック酸であることを確認した。
【0026】実施例2 培養腫瘍細胞に対する殺腫瘍細
胞作用 実施例1で得られた3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビ
ス(3−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロ
ペノイック酸を被験物質として用いて、以下のようにし
て腫瘍細胞の細胞損傷活性試験を行った。96穴マイク
ロタイタープレートの各穴に10%ウシ胎児血清及び2
mMグルタミンを含むMEM培地により適宜希釈した被
験物質0.1mlずつ添加後、トリプシン処理したヒト
肝ガン HuH13株(J. CELLULAR PHYSYOL., VOL 14
8,290-294, 1991)、子宮頸皮ガンHeLa細胞、マウ
ス乳ガン細胞(Primary)、ヒト乳ガン細胞(Primar
y)、バーキットリンパ腫 KB細胞を上記培養液で3
×104個/mlに調製し、0.05mlずつ分注し
た。
【0027】該プレートを炭酸ガスインキュベーター内
で37℃、72時間培養後、培養上清を除去し、0.0
2%ニュートラルレッドを含む培養液を0.1mlずつ
各穴に加え、37℃で1時間炭酸ガスインキュベーター
内で培養し、細胞を染色した。培養上清を除去後、残渣
を生理食塩水で1回洗浄した。次いで0.001規定塩
酸/30%エタノールで色素を抽出後、マイクロプレー
トリーダーにより550nmの吸光度を測定した。無処
理細胞と既知濃度の被験物質で処理した細胞との吸光度
を比較して次式に従って細胞の増殖阻止率を算出した。
【0028】
【数1】
【0029】得られた増殖阻止率から、細胞の増殖を5
0%阻害する被験物質濃度(ID50)を算出した。結果
を表1に示す。表1から明らかなように3−〔4−ヒド
ロキシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フ
ェニル〕−2−プロペノイック酸は種々の腫瘍細胞に対
し、優れた増殖阻止作用を示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】合成や抽出により、容易に大量にかつ均
質な物質として得られる3−〔4−ヒドロキシ−3,5
−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フェニル〕−2−
プロペノイック酸は、抗腫瘍活性を示し、抗腫瘍剤とし
て使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 泰幸 東京都北区王子5−26−20 栄研化学株式 会社内 (72)発明者 森川 惇二 東京都北区王子5−26−20 栄研化学株式 会社内

Claims (2)

    【整理番号】 P300 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学式Iで表わされる3−〔4−ヒドロ
    キシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブテニル)フェ
    ニル〕−2−プロペノイック酸またはその塩を有効成分
    として含有してなる抗腫瘍剤 【化1】
  2. 【請求項2】 次の工程を経て、プロポリスから3−
    〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3−メチル−2−ブ
    テニル)フェニル〕−2−プロペノイック酸を抽出・精
    製する製造方法 (1) プロポリスのエタノール懸濁液の不溶物を除去
    し、プロポリスのエタノール抽出液を得、次いで得られ
    たエタノール抽出液の溶媒を蒸発除去し、得られた残渣
    を水と酢酸エチルの混液で抽出し、酢酸エチル抽出液を
    得、得られた酢酸エチル抽出液の溶媒を蒸発除去し、得
    られた残渣をメタノールに分散させ、不溶物を除去し、
    プロポリスのメタノール抽出液を得る工程、(2) 前
    記メタノール抽出液を逆相系カラムによる液体クロマト
    グラフィーにかけ、70%〜100%のメタノール濃度
    勾配による傾斜溶離を行い、メタノール濃度90〜95
    %の画分を分取する工程、(3) 前記メタノール濃度
    90〜95%画分の溶媒を蒸発除去し、次いで得られた
    残渣をクロロホルムに溶解し、得られた溶液を吸着系カ
    ラムによる液体クロマトグラフィーにかけ、クロロホル
    ムで溶出し、主画分を分取する工程、(4) 前記画分
    の溶媒を蒸発除去し、次いで得られた残渣をクロロホル
    ムに溶解し、得られた溶液を分子篩系カラムによる液体
    クロマトグラフィーにかけ、クロロホルムで溶出し、主
    画分を分取し、溶媒を蒸発除去し、無色の針状結晶物質
    として3−〔4−ヒドロキシ−3,5−ビス(3−メチ
    ル−2−ブテニル)フェニル〕−2−プロペノイック酸
    を得る工程
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