JPH07330578A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPH07330578A
JPH07330578A JP30487494A JP30487494A JPH07330578A JP H07330578 A JPH07330578 A JP H07330578A JP 30487494 A JP30487494 A JP 30487494A JP 30487494 A JP30487494 A JP 30487494A JP H07330578 A JPH07330578 A JP H07330578A
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furan
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skin
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JP30487494A
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English (en)
Inventor
Masakazu Yamaguchi
真主 山口
Akira Kawamata
章 川俣
Hiroyuki Osu
弘之 大須
Yoshinori Takema
吉則 武馬
Genji Imokawa
玄爾 芋川
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の式(1)で表わされるフラン誘導体を有
効成分とする皮膚外用剤。 【化1】 〔式中、Xは置換基を有していてもよいフラン残基、ベ
ンゾフラン残基又はイソベンゾフラン残基を示し、R1
及びR2 はそれぞれX-CH2-N(R3)-基(ここでR3は炭素
数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、Xは前
記と同じ)が置換していてもよい炭素数1〜8の直鎖、
分岐鎖又は環状アルキル基を示すか、あるいは隣接する
窒素原子と一緒になってX-CH2-(ここでXは前記と同
じ)が置換していてもよい複素環を形成してもよい〕 【効果】 本発明の皮膚外用剤は、紫外線、特にUV−
Bの照射によって生じるしわ形成抑制作用が優れてお
り、このためしわ形成抑制性皮膚外用剤として有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚外用剤に関し、更
に詳しくは、皮膚のしわ形成を抑制する作用に優れた皮
膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康で美しい肌を保つことが、老
若男女を問わず、重大な関心事となっている。ところ
が、肌は、温度、湿度、紫外線、化粧品、加齢、疾病、
ストレス、食習慣等により微妙な影響を受け、そのた
め、肌の諸機能(生体からの水分等の損失を防ぎ、体温
の恒常的維持を司どる機能、外界からの物理的・化学的
刺激及び種々の細菌からの身体保護機能、皮膚の弾力性
を保持し、表面形態を決定する機能等)の減退、肌の老
化など、種々のトラブルが発生する。
【0003】これらのうち、真皮のトラブルの1つであ
るしわは、加齢や太陽光線による皮膚の老化により発生
する。すなわち、真皮の線維組織を作る細胞は太陽光線
への露出や年齢の増加とともに小さくかつ少なくなり、
特にコラーゲン線維が大きく失われ、真皮の退化、皮下
脂肪組織の減少などにより皮膚が老化し、これが主にし
わ、弛緩及び弾力性損失の原因となる。従来、このよう
な老化作用によるしわを抑制したり、治療したりするた
めに、種々の組成物や方法が提案されている(特開昭6
2−185005号公報、特開昭62−502546号
公報、特開平2−72157号公報、特開平2−288
822号公報等)。更にまた、UV−B紫外線の照射に
よりしわの形成が促進されることが知られており、これ
に対し酢酸α−トコフェロールのような酸化防止剤を用
いることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のしわ形成抑制剤は、その作用が充分でなかった。
従って、本発明の目的は、充分に皮膚に弛みやしわが発
生するのを抑制し得る皮膚外用剤を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は鋭意検討を行った結果、分子内に3級ア
ミノ基を有するフラン誘導体、ベンゾフラン誘導体及び
イソベンゾフラン誘導体が皮膚の弛みやしわを防止する
のに顕著な作用を示すことを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明は、下記式(1)で表わ
されるフラン誘導体を有効成分とする皮膚外用剤を提供
するものである。
【0007】
【化3】
【0008】〔式中、Xは置換基を有していてもよいフ
ラン残基、ベンゾフラン残基又はイソベンゾフラン残基
を示し、R1 及びR2 はそれぞれX-CH2-N(R3)-基(ここ
でR3は炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を
示し、Xは前記と同じ)が置換していてもよい炭素数1
〜8の直鎖、分岐鎖又は環状アルキル基を示すか、ある
いは隣接する窒素原子と一緒になってX-CH2-(ここでX
は前記と同じ)が置換していてもよい複素環を形成して
もよい〕
【0009】上記式(1)において、Xで示されるフラ
ン残基、ベンゾフラン残基及びイソベンゾフラン残基と
しては、フラン−2−イル、フラン−3−イル、ベンゾ
フラン−2−イル、ベンゾフラン−3−イル、イソベン
ゾフラン−1−イル、イソベンゾフラン−3−イルが挙
げられ、このうち特にフラン−2−イル、フラン−3−
イルが好ましい。これらのフラン残基、ベンゾフラン残
基及びイソベンゾフラン残基に置換し得る基としては、
炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はヒドロ
キシアルキル基が挙げられる。ここで炭素数1〜6の直
鎖若しくは分岐鎖のアルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ヘ
キシル等が挙げられるが、本発明においては、メチル、
エチルが特に好ましい。また炭素数1〜6の直鎖又は分
岐鎖のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチ
ル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、
4−ヒドロキシブチル等が挙げられるが、本発明におい
てはヒドロキシメチル、ヒドロキシエチルが特に好まし
い。
【0010】R1 及びR2 の炭素数1〜8の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基としては、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−オクチル等が挙げられ、環状
アルキル基としては、シクロペンチル、シクロヘキシル
等の炭素数3〜6のシクロアルキル基が挙げられるこの
うちメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルが特
に好ましい。
【0011】また、これらのアルキル基に置換し得るX-
CH2-N(R3)-基としては、前記Xで示される置換基を有し
ていてもよいフラン、ベンゾフラン又はイソベンゾフラ
ン残基に-CH2N(R3)-が結合した基が挙げられる。ここで
3 で示される炭素数1〜6の直鎖又は分岐のアルキル
基としては、前記R1 及びR2 の例として示したものが
挙げられる。そして、X-CH2-N(R3)-基の好ましい例とし
ては、N−メチル−N−(2−フルフリル)アミノ基、
N−メチル−N−(5−メチル−2−フルフリル)アミ
ノ基、N−エチル−N−(2−フルフリル)アミノ基、
N−エチル−N−(5−メチル−2−フルフリル)アミ
ノ基、N−メチル−N−(5−ヒドロキシメチル−2−
フルフリル)アミノ基、N−エチル−N−(5−ヒドロ
キシメチル−2−フルフリル)アミノ基等が挙げられ
る。
【0012】また、R1 とR2 と窒素原子とで形成する
複素環としては、ピロリジン環、ピペラジン環等の5〜
6員の飽和複素環が挙げられる。当該複素環に置換し得
るX-CH2-基のうち、Xとしては前記と同じものが挙げら
れる。好ましいX-CH2-基としては、フルフリル基、5−
メチルフルフリル基、5−エチルフルフリル基、5−ヒ
ドロキシメチルフルフリル基等が挙げられる。
【0013】本発明において、上記式(1)で示される
フラン誘導体としては、下記式(3)で示すものが好ま
しい。
【0014】
【化4】
【0015】ここでR4 の具体例としては前記Xの置換
基として例示したものが挙げられる。
【0016】本発明で使用される上記式(1)で示され
るフラン誘導体は、例えば次に示す方法1又は2に従っ
て合成することができる。
【0017】
【化5】
【0018】〔式中、R1 、R2 及びXはそれぞれ前記
と同様の意味を示す〕
【0019】すなわち、カルボン酸塩化物(4)をアミ
ン(5)でアミド化してアミド化合物(6)を得た後、
還元によって3級アミンとすることにより、上記式
(1)のフラン誘導体を合成することができる。
【0020】カルボン酸塩化物(4)とアミン(5)と
の反応は、通常の酸アミド化反応、例えば水酸化ナトリ
ウム等の塩基の存在下、本アミド化反応に影響を与えな
い有機溶剤中で行うのが好ましい。また、得られたアミ
ド化合物(6)の還元は、水素化リチウムアルミニウ
ム、水素化ホウ素リチウム等の還元剤を用いる方法で行
うのが好ましい。
【0021】
【化6】
【0022】〔式中、R1 、R2 及びXはそれぞれ前記
と同様の意味を示す〕
【0023】すなわち、フラン化合物(7)にホルムア
ルデヒド及びアミン(5)を反応させる、いわゆるマン
ニッヒ反応により式(1)のフラン誘導体を合成するこ
とができる。
【0024】この反応は、例えば酢酸等の酸の存在下に
行うのが好ましい。
【0025】また、Xで示されるフラン、ベンゾフラン
又はイソベンゾフラン環上の置換基は、前記方法1又は
方法2の反応終了後にアルキル化等により導入すること
もできる。
【0026】本発明の皮膚外用剤は、これらのフラン誘
導体の1種又は2種以上を組み合わせて配合することが
でき、皮膚外用剤への配合量は特に制限されるものでは
ないが、好ましくは皮膚外用剤全組成量の0.0001
〜20重量%(以下、「%」で示す)、特に好ましくは
0.001〜10%とすることができる。
【0027】本発明の皮膚外用剤は、薬用皮膚外用剤、
化粧用皮膚外用剤、化粧料等の用途に応じて、常法によ
り種々の形態に調製することができる。
【0028】薬用皮膚外用剤及び化粧用皮膚外用剤とし
ては、例えば薬効成分を含有する種々の軟膏剤が挙げら
れる。軟膏剤としては油性基剤をベースとするもの、油
/水型、水/油型の乳化系基剤をベースとするもののい
ずれであってもよい。上記油性基剤としては特に制限は
なく、例えば植物油、動物油、合成油、脂肪酸、及び天
然又は合成のグリセリド等が挙げられる。また、上記薬
効成分としては特に制限はなく、例えば鎮痛消炎剤、鎮
痛剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟化剤、ホルモン剤、
ビタミン類等を必要に応じて適宜使用することができ
る。
【0029】本発明の皮膚外用剤を化粧料として使用す
る場合には、化粧料成分として一般に使用されている油
分、保湿剤、美白剤、紫外線吸収剤、アルコール類、キ
レート剤、pH調整剤、防腐剤、増粘剤、色素、香料等を
任意に組み合わせて配合することができる。化粧料とし
ては、種々の用途及び形態、例えば油/水型、水/油型
の乳化化粧料、クリーム、化粧乳液、化粧水、油性化粧
料、パック剤、ファンデーション等として用いることが
できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤は、紫外線、特にU
V−Bの照射によって生じるしわ形成抑制作用が優れて
おり、このためしわ形成抑制性皮膚外用剤として有用で
ある。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例の説明に先立ち、本発明で用いるフラン
誘導体の合成例について説明する。
【0032】合成例1 攪拌機、還流冷却管、500mlの滴下ロートを備えた2
000mlの3口フラスコに、粉末状の水酸化ナトリウム
90.5gとジエチルアミン154gとをクロロホルム
1000mlに加え、氷冷した。ここに、2−フロイルク
ロリド261gをクロロホルム200mlに溶解した溶液
を約30分かけて滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を
続け、更に約30分間加熱還流した。放冷後、反応混合
物を水洗し、溶媒を留去した。得られた油状物を減圧蒸
留してアミド中間体を314g得た。次に、上記と同様
の3口フラスコに水素化アルミニウムリチウム50.5
gを入れ、氷冷下において乾燥テトラヒドロフラン10
00mlに分散させた。ここに、上記アミド中間体211
gを乾燥テトラヒドロフラン100mlに溶解した溶液を
1時間かけて滴下した。終夜攪拌した後、反応混合物を
少量ずつ2000mlの氷水に注ぎ、この溶液を濾過して
不純物を除去した。濾液を分層した後、水層を200ml
のエーテルで再抽出し、このエーテル抽出液を有機層と
合わせた。この溶液から溶媒を留去した後、得られた黄
色油状物を減圧蒸留(沸点69〜71℃/15mmHg)
し、156g(2段階収率76%)の精製物を得た。得
られた精製物を1H−NMRで分析したところ、2−
(N,N−ジエチルアミノメチル)フラン〔化合物
(1)〕であることがわかった。
【0033】
【表1】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.36(dd,1H,J=0.6,1.7Hz), 6.30(dd,1H,J=1.7,3.1Hz),
6.16(dd,1H,J=0.6,3.1Hz), 3.65(s,2H), 2.52(q,4H,J=
7.1Hz),1.07(t,6H,J=7.1Hz).
【0034】合成例2 合成例1において、ジエチルアミンの代りにN−エチル
メチルアミン124gを用い、得られたアミド中間体の
うち153gを還元反応に用いた以外は合成例1と同様
にして油状物を得、これを常圧蒸留(沸点141℃)
し、精製物128g(2段階収率71%)を得た。得ら
れた精製物を1H−NMRで分析したところ、2−(N
−メチル−N−エチルアミノメチル)フラン〔化合物
(2)〕であることがわかった。
【0035】
【表2】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.37(dd,1H,J=0.7,1.9Hz), 6.31(dd,1H,J=1.9,3.1Hz),
6.18(dd,1H,J=0.7,3.1Hz), 3.55(s,2H),2.44(q,2H,J=7.
2Hz), 2.22(s,3H), 1.09(t,3H,J=7.2Hz).
【0036】合成例3 合成例1において、ジエチルアミンの代りにジイソプロ
ピルアミン213gを用い、得られたアミド中間体のう
ち195gを還元反応に用いた以外は合成例1と同様に
して油状物を得、これを減圧蒸留(沸点47〜49℃/
0.8mmHg)し、精製物150g(2段階収率77%)
を得た。得られた精製物を1H−NMRで分析したとこ
ろ、2−(N,N−ジイソプロピルアミノメチル)フラ
ン〔化合物(3)〕であることがわかった。
【0037】
【表3】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.33(dd,1H,J=0.7,1.9Hz), 6.29(dd,1H,J=1.9,3.1Hz),
6.14(dd,1H,J=0.7,3.1Hz), 3.64(s,2H),3.07(sep,1H,J=
6.6Hz), 1.09(t,3H,J=6.6Hz).
【0038】合成例4 合成例1において、ジエチルアミンの代りにジ−n−ブ
チルアミン271gを用い、得られたアミド中間体のう
ち223gを還元反応に用いた以外は合成例1と同様に
して油状物を得、これを減圧蒸留(沸点76〜78℃/
1.5mmHg)し、精製物154g(2段階収率67%)
を得た。得られた精製物を1H−NMRで分析したとこ
ろ、2−(N,N−ジ−n−ブチルアミノメチル)フラ
ン〔化合物(4)〕であることがわかった。
【0039】
【表4】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.34(dd,1H,J=0.7,1.8Hz), 6.28(dd,1H,J=1.8,3.1Hz),
6.13(dd,1H,J=0.7,3.1Hz), 3.63(s,2H),2.37-2.45(m,4
H), 1.20-1.54(m,8H), 0.86-0.93(m,6H).
【0040】合成例5 合成例1において、ジエチルアミンの代りにジ−n−オ
クチルアミン507gを用い、得られたアミド中間体の
うち336gを還元反応に用いた以外は合成例1と同様
にして油状物を得、これを減圧蒸留(沸点136〜14
2℃/0.006mmHg)し、精製物253g(2段階収
率57%)を得た。得られた精製物を1H−NMRで分
析したところ、2−(N,N−ジ−n−オクチルアミノ
メチル)フラン〔化合物(5)〕であることがわかっ
た。
【0041】
【表5】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.33(dd,1H,J=0.8,1.8Hz), 6.27(dd,1H,J=1.8,3.1Hz),
6.12(dd,1H,J=0.8,3.1Hz), 3.62(s,2H),2.36-2.44(m,4
H), 1.17-1.47(m,24H), 0.84-0.91(m,6H).
【0042】合成例6 合成例1において、ジエチルアミンの代りにN,N−ジ
シクロヘキシルアミン399gを用い、得られたアミド
中間体のうち275gを還元反応に用いた以外は合成例
1と同様にして油状物を得、これを減圧蒸留(沸点11
6〜117℃/0.005mmHg)し、精製物221g
(2段階収率63%)を得た。得られた精製物を1H−
NMRで分析したところ、2−(N,N−ジシクロヘキ
シルアミノメチル)フラン〔化合物(6)〕であること
がわかった。
【0043】
【表6】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.30(dd,1H,J=0.8,1.7Hz), 6.26(dd,1H,J=1.7,3.1Hz),
6.11(dd,1H,J=0.8,3.1Hz), 3.72(s,2H),2.40-2.72(m,2
H), 1.50-1.90,0.87-1.40(m,20H).
【0044】合成例7 合成例1において、ジエチルアミンの代りにピロリジン
156gを用い、得られたアミド中間体のうち165g
を還元反応に用いた以外は合成例1と同様にして油状物
を得、これを減圧蒸留(沸点81〜84℃/12mmHg)
し、精製物126g(2段階収率72%)を得た。得ら
れた精製物を1H−NMRで分析したところ、2−ピロ
リジノメチルフラン〔化合物(7)〕であることがわか
った。
【0045】
【表7】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.36(dd,1H,J=0.7,2.0Hz), 6.30(dd,1H,J=2.0,3.1Hz),
6.18(dd,1H,J=0.7,2.0Hz), 3.63(s,2H),2.44-2.64(m,4
H),1.69-1.88(m,4H).
【0046】合成例8 ホルマリン10mlと酢酸20mlを100mlのナスフラス
コに入れ、窒素気流下に氷冷した。ここに、発熱に注意
しながらジエチルアミン8.21gを加え、内温が0〜
5℃になるように攪拌を続けた。次に、2−メチルフラ
ン8.23gを約30分かけて滴下し、更に内温を0〜
5℃に保って終夜攪拌した後、反応混合物を10%ナト
リウム水溶液中に注ぎ、水層をエーテル50mlで3回抽
出した。これらのエーテル抽出液を有機層と合わせ、水
洗した後、溶媒を留去し、得られた赤褐色の油状物を減
圧蒸留(沸点88.5℃/25mmHg)し、精製物を8.
47g(収率52%)得た。得られた精製物を1H−N
MRで分析したところ、2−メチル−5−(N,N−ジ
エチルアミノメチル)フラン〔化合物(8)〕であるこ
とがわかった。
【0047】
【表8】1H−NMR(CDCl3,δ): 6.03(m,1H), 5.87(m,1H), 3.58(s,2H), 2.53(q,4H,J=7.
2Hz),2.67(s,3H), 1.06(t,6H,J=7.2Hz).
【0048】合成例9 Organic Syntheses Collective Vol.III,305(1955) に
記載の方法に従って合成し(収率72%)、1H−NM
Rで分析したところ、2−メチル−5−(N,N−ジメ
チルアミノメチル)フラン〔化合物(9)〕であること
がわかった。
【0049】
【表9】1H−NMR(CDCl3,δ): 6.05(m,1H), 5.88(m,1H), 3.38(s,2H), 2.28(s,3H),2.4
5(s,6H).
【0050】合成例10 合成例1で得られた化合物(1)4.61gとN,N,
N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン3.53g
を乾燥テトラヒドロフラン60mlに溶解し、窒素気流
下、−20℃に冷却し、ここにn−ブチルリチウム
(1.6Mヘキサン溶液)20mlを加え、室温において
2時間攪拌を続けた。n−ヘキシルブロミド5.10g
を加えた後、更に終夜攪拌を続け、水10mlを加えて反
応を停止し、溶媒を留去した後、水とエーテルで抽出し
た。有機層を水洗した後、溶媒を留去し、得られた茶褐
色の油状物を減圧蒸留(沸点73〜76℃/0.006
mmHg)し、精製物を4.03g(収率57%)得た。得
られた精製物を1H−NMRで分析したところ、2−n
−ヘキシル−5−(N,N−ジエチルアミノメチル)フ
ラン〔化合物(10)〕であることがわかった。
【0051】
【表10】1H−NMR(CDCl3,δ): 6.04(d,1H,J=3.0Hz), 5.87(d,1H,J=3.0Hz), 3.61(s,2
H),2.54-2.58(m,2H), 2.50(q,4H,J=7.2Hz), 1.57-1.65
(m,2H),1.25-1.40(m,6H), 0.84-0.92(m,3H), 1.07(t,6
H,J=7.2Hz).
【0052】合成例11 合成例8において、ジエチルアミンの代わりにジブチル
アミン12.98gを用い、2−メチルフランの代わり
にフルフリルアルコール9.81gを用いた以外は合成
例8と同様にして油状物を得、これを減圧蒸留(沸点6
9〜74℃/0.0075mmHg)し、精製物を14.8
9g(収率62%)得た。得られた精製物を1H−NM
Rで分析したところ、N−(5−メチルフルフリル)ジ
ブチルアミン〔化合物(11)〕であることがわかっ
た。
【0053】
【表11】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.39(s,2H), 6.33(d,1H,J=3.1Hz), 6.27(d,1H,J=3.1H
z),4.43(s,2H), 4.23(s,2H), 2.63(t,4H,J=7.3Hz),1.23
-1.50(m,8H), 0.90(t,6H,J=7.1Hz).
【0054】合成例12 合成例8において、ジエチルアミンの代わりにジエタノ
ールアミン10.54gを用い、2−メチルフラン8.
21gを用いた以外は合成例8と同様にして油状物を
得、これを減圧蒸留(沸点116℃/0.04mmHg)
し、精製物を6.47g(収率32%)得た。得られた
精製物を1H−NMRで分析したところ、2−メチル−
5−(N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノメチ
ル)フラン〔化合物(12)〕であることがわかった。
【0055】
【表12】1H−NMR(CDCl3,δ): 6.06(d,1H,J=3.0Hz), 5.89(d,1H,J=3.0Hz), 3.69(s,2
H),3.63(t,4H,J=5.3Hz), 2.72(t,4H,J=5.3Hz),2.47(bs,
2H),2.26(s,3H).
【0056】合成例13 攪拌機、還流冷却管、200mlの滴下ロートを備えた5
00mlの3口フラスコに、粉末状の水酸化ナトリウム1
7.02gとN,N′−ジメチルエチレンジアミン1
7.64gとをクロロホルム200mlに加え、氷冷し
た。ここに、2−フロイルクロリド52.52gを10
0mlのクロロホルムに溶解した溶液を約30分かけて滴
下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け、更に約30分
間加熱還流した。放冷後、反応混合物を水洗し、溶媒を
留去してアミド中間体53.28gを得た。次に、攪拌
機、還流冷却管、1000mlの滴下ロートを備えた20
00mlの3口フラスコに水素化アルミニウムリチウム1
6.11gをいれ、氷冷下において乾燥テトラヒドロフ
ラン500mlに分散させた。ここに、上記アミド中間体
53.28gを乾燥テトラヒドロフラン500mlに溶解
した溶液を約1時間かけて滴下した。氷冷下約1時間攪
拌後、更に室温で約3時間攪拌を続けた。次いで、反応
混合物を少量ずつ2000mlの氷水に注ぎ、この溶液を
濾過して不溶物を除去した。濾液を分層した後、水層を
200mlのエーテルで再抽出し、エーテル抽出液を有機
層と合わせた。この溶液から溶媒を留去した後、得られ
た黄色油状物を減圧蒸留(沸点109〜115℃/0.
025mmHg)し、38.52g(2段階収率78%)の
精製物を得た。得られた精製物を1H−NMRで分析し
たところ、N,N′−ビスフルフリル−N,N′−ジメ
チルエチレンジアミン〔化合物(13)〕であることが
わかった。
【0057】
【表13】1H−NMR(CDCl3,δ): 7.35(dd,2H,J=0.7Hz,1.9Hz), 6.30(dd,2H,J=1.9Hz,3.1H
z),6.16(dd,2H,J=0.7Hz,3.1Hz), 3.57(s,4H), 2.53(s,4
H),2.25(s,6H).
【0058】合成例14 ホルマリン20mlと酢酸40mlを200mlのナスフラス
コに入れ、無水ピペラジン9.02gを加え、発熱に注
意しながら攪拌した。無水ピペラジンが完全に溶解した
後、氷冷し、メチルフラン16.24gを約10分かけ
て滴下した。氷冷下約1時間攪拌後、更に室温で約1時
間攪拌を続けた。反応混合物を10%水酸化ナトリウム
水溶液中に注ぎ、有機層を酢酸エチル50mlで3回抽出
した。これらの酢酸エチル抽出液を合わせ、水洗後溶媒
を留去した。得られた淡黄色の固体をヘキサンから再結
晶し、精製物を21.09g(収率73%)得た。得ら
れた精製物を1H−NMRで分析したところ、N,N′
−ビス(5−メチルフルフリル)ピペラジン〔化合物
(14)〕であることがわかった。
【0059】
【表14】1H−NMR(CDCl3,δ): 6.05(d,2H,J=3.0Hz), 5.86(d,2H,J=3.0Hz), 3.48(s,4
H),2.52(bs,8H), 2.26(s,6H).
【0060】合成例15 無水ピペラジンの代わりにN,N′−ジメチルエチレン
ジアミンを用いる以外は合成例14と同様にして、N,
N′−ビス(5−メチルフルフリル)−N,N′−ジメ
チルエチレンジアミンを淡黄色油状物〔化合物(1
5)〕として得た(収率53%)。
【0061】実施例1 合成例1〜14で得られた化合物(1)〜(14)及び
化合物(16)〔N−(5−メチルフルフリル)ジメチ
ルアミン(ラスター社製、カタログ番号1741)〕を
用いて、次の2つの試験を行った。結果を表15に示
す。
【0062】〔試験1〕ヘアレスマウスによるしわ形成
抑制試験 ヘアレスマウス(HR/ICR、実験開始時6週齢)の
背部に化合物(1)〜(14)、化合物(16)及びα
−トコフェロール酢酸の5%エタノール溶液をそれぞれ
80μl 塗布した。約10分後、健康線用ランプ(東芝
製、SE20)を6本使用し、1回の照射量が1MED
以下となるように調節してUV−B光の照射を行い、週
5回の照射を16週間にわたって行った。照射のエネル
ギー量をUV−Radiometer(TOKYO O
PTICAL社製、UVR−305/365D)を用い
て測定し、1回の照射量が1MED以下となるように
0.28mW/cm2のエネルギー量で総照射線量100mJ/
cm2とした。また、コントロールとしてエタノールのみ
を塗布したものをサンプルと同様に試験した。試験終了
後、形成されたしわの度数を肉眼により、下記の基準
(しわ指数)で評価した。
【0063】・しわ指数: 1:しわが無形成。 2:しわが微量形成。 3:しわが若干形成。 4:しわが強固に形成。
【0064】〔試験2〕 しわの解析 試験1において形成されたしわを詳細に解析するため、
各マウスについてハイドロフィリックエクザフレックス
親水性ビニルシリコーン印象剤を用いて、直径1cmの円
形に3箇所から皮膚のレプリカを採取した。このレプリ
カを水平状態に置いて30度方向から光を照射し、しわ
によってできる陰の割合を画像解析装置を用いて面積率
として求めた。
【0065】
【表15】
【0066】表15の結果から化合物(1)〜(14)
及び(16)のしわ形成抑止力は比較の化合物である酢
酸α−トコフェロールと比べて優れていることがわか
る。
【0067】実施例2 下記成分(1)〜(7)を80℃に加温して溶解し、こ
れに下記成分(8)〜(11)を加えて均一に混合し、
W/Oクリームを調製した。
【0068】
【表16】 (成分) (%) (1)化合物(1) 0.01 (2)コレステロール 0.5 (3)コレステリルイソステアレート 1.0 (4)ポリエーテル変性シリコーン 1.5 (5)環状シリコーン 20.0 (6)メチルフェニルポリシロキサン 2.0 (7)メチルポリシロキサン 2.0 (8)硫酸マグネシウム 0.5 (9)55%エタノール 5.0 (10)カルボキシメチルキチン (一丸ファルコス社製,キチンリキッドHV) 0.5 (11)精製水 バランス
【0069】実施例3 下記成分(1)〜(10)を80℃に加温して溶解し、
これに下記成分(11)〜(12)を加えて均一に混合
し、O/Wクリームを調製した。
【0070】
【表17】 (成分) (%) (1)化合物(7) 0.5 (2)ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0 (3)モノステアリン酸ソルビタン 0.5 (4)ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5 (5)セトステアリルアルコール 2.0 (6)ステアリン酸 1.8 (7)コレステロール 1.5 (8)コレステリルイソステアレート 1.0 (9)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 8.0 (10)メチルポリシロキサン 5.0 (11)グリセリン 5.0 (12)精製水 バランス
【0071】実施例4 下記成分(1)〜(7)を80℃に加温して溶解し、こ
れに下記成分(8)〜(10)を加えて均一に混合し、
保湿サンスクリーンクリームを調製した。
【0072】
【表18】 (成分) (%) (1)化合物(9) 1.0 (2)シリコン被覆酸化亜鉛 7.0 (3)p−メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 3.0 (4)コレステリルイソステアレート 1.0 (5)ポリエーテル変性シリコーン 2.0 (6)ポリメチルシロキサン 5.0 (7)環状シリコーン 15.0 (8)硫酸マグネシウム 1.0 (9)グリセリン 5.0 (10)精製水 バランス
【0073】実施例5 下記成分(1)〜(8)を70℃に加温して溶解した後
冷却し、パック剤を調製した。
【0074】
【表19】 (成分) (%) (1)化合物(6) 5.0 (2)ポリビニルアルコール 15.0 (3)カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 (4)プロピレングリコール 3.0 (5)エタノール 8.0 (6)精製水 バランス (7)香料 0.5 (8)防腐剤 適量
【0075】実施例6 下記成分(1)〜(6)を80℃に加温して溶解した後
冷却し、軟膏を調製した。
【0076】
【表20】 (成分) (%) (1)化合物(6) 10.0 (2)白色ワセリン バランス (3)コレステリルイソステアレート 3.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)イソステアリルグリセリルエーテル 1.0 (6)グリセリン 10.0
【0077】実施例7 下記成分(1)〜(4)を溶解させてA液とし、これと
は別に下記成分(5)〜(8)を溶解させてB液とし、
このB液をA液へ加えて可溶化し、化粧水を調製した。
【0078】
【表21】 (成分) (%) (1)クエン酸 0.1 (2)スルホ石炭酸亜鉛 0.2 (3)グリセリン 5.0 (4)精製水 バランス (5)化合物(2) 1.0 (6)ポリオキシエチレン(20)オレイルアルコールエーテル 1.0 (7)エタノール 20.0 (8)香料 0.2
【0079】実施例1〜7で調製した本発明の皮膚外用
剤は、しわ形成の抑制に優れるものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07D 307/52

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の式(1): 【化1】 〔式中、Xは置換基を有していてもよいフラン残基、ベ
    ンゾフラン残基又はイソベンゾフラン残基を示し、R1
    及びR2 はそれぞれX-CH2-N(R3)-基(ここでR3は炭素
    数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、Xは前
    記と同じ)が置換していてもよい炭素数1〜8の直鎖、
    分岐鎖又は環状アルキル基を示すか、あるいは隣接する
    窒素原子と一緒になってX-CH2-(ここでXは前記と同
    じ)が置換していてもよい複素環を形成してもよい〕で
    表わされるフラン誘導体を有効成分とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 式(1)中、Xが次式(2): 【化2】 〔式中、R4 は水素原子又はヒドロキシ基が置換してい
    てもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル
    基を示す〕で表わされるものである請求項1記載の皮膚
    外用剤。
  3. 【請求項3】 しわ形成抑制性皮膚外用剤である請求項
    1又は2記載の皮膚外用剤。
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