JPH07329917A - 割り箸包装装置 - Google Patents

割り箸包装装置

Info

Publication number
JPH07329917A
JPH07329917A JP12023094A JP12023094A JPH07329917A JP H07329917 A JPH07329917 A JP H07329917A JP 12023094 A JP12023094 A JP 12023094A JP 12023094 A JP12023094 A JP 12023094A JP H07329917 A JPH07329917 A JP H07329917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chopsticks
disposable
disposable chopsticks
groove
hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12023094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sato
幸雄 佐藤
Akira Kato
加藤  明
Yoshiro Shida
芳郎 志田
Masashi Kayano
昌史 茅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SATO SHOTEN KK
SHINEI IND
Shinei Kogyo KK
Original Assignee
SATO SHOTEN KK
SHINEI IND
Shinei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SATO SHOTEN KK, SHINEI IND, Shinei Kogyo KK filed Critical SATO SHOTEN KK
Priority to JP12023094A priority Critical patent/JPH07329917A/ja
Publication of JPH07329917A publication Critical patent/JPH07329917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は効率的に割り箸を搬送し得る割り箸
包装装置を提供することを目的とする。 【構成】 ホッパー部1に投入された複数膳の割り箸2
を凹溝32を並設した搬送路3により一膳づつ順次搬送し
て該割り箸2を該搬送路3の終端位置で多段に積層待機
せしめ、連続的に供給される断面略V字状に折曲された
包装帯体4に上記搬送路3の終端位置で積層待機せしめ
られた割り箸2を最下段から一膳づつ順次搬出すること
で導入し、該包装帯体4の縁を適宜止着した後、該包装
帯体4を所定長に切断することで包装帯体4により包装
された一膳の割り箸2を得る割り箸包装装置において、
上記ホッパー部1の底部に凹湾曲面102に形成した割
り箸2をためるたまり部100を設け、上記搬送路3を
該凹湾曲面102の近傍において上昇移動するように構
成し、ホッパー部1の上方位置にして搬送路3に所定巾
の面状体を搬送路3の凹溝32に嵌入された割り箸2の表
面に対して少許の間隙が介存される状態で擺動自在に設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、割り箸を一膳づつ包装
する割り箸包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
らホッパー部1に投入された複数膳の割り箸2を凹溝32
を並設した搬送路3により一膳づつ順次搬送して該割り
箸2を該搬送路3の終端位置で多段に積層待機せしめ、
連続的に供給される断面略V字状に折曲された包装帯体
4に上記搬送路3の終端位置で積層待機せしめられた割
り箸2を最下段から一膳づつ順次搬出することで導入
し、該包装帯体4の縁を適宜止着(糊付)した後、該包
装帯体4を所定長に切断することで包装帯体4により包
装された一膳の割り箸2を得る割り箸包装装置が提案さ
れている(本実施例と同一構成部分には同一符号を付し
た。)。
【0003】この従来機は、凹溝32への割り箸2の嵌入
が良好に行えないという欠点がある。
【0004】凹溝32内へ割り箸2が完全に嵌入されない
で搬送すると、搬送路3の途中で割り箸2が凹溝32から
脱落してしまったりする。また、凹溝32への嵌入を例え
ば強制的に行おうとすると割り箸2が割れてしまったり
する(一膳の割り箸2が一本づつの箸になったりす
る。)。
【0005】本発明は搬送路3の凹溝32への割り箸2の
完全な嵌入が適確に行える秀れた割り箸包装装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】ホッパー部1に投入された複数膳の割り箸
2を凹溝32を並設した搬送路3により一膳づつ順次搬送
して該割り箸2を該搬送路3の終端位置で多段に積層待
機せしめ、連続的に供給される断面略V字状に折曲され
た包装帯体4に上記搬送路3の終端位置で積層待機せし
められた割り箸2を最下段から一膳づつ順次搬出するこ
とで導入し、該包装帯体4の縁を適宜止着した後、該包
装帯体4を所定長に切断することで包装帯体4により包
装された一膳の割り箸2を得る割り箸包装装置におい
て、上記ホッパー部1の底部に凹湾曲面102に形成し
た割り箸2をためるたまり部100を設け、上記搬送路
3を該凹湾曲面102の近傍において上昇移動するよう
に構成し、ホッパー部1の上方位置にして搬送路3に所
定巾の面状体を搬送路3の凹溝32に嵌入された割り箸2
の表面に対して少許の間隙が介存される状態で擺動自在
に設けたことを特徴とする割り箸包装装置に係るもので
ある。
【0008】
【作用】ホッパー部1の底部に凹湾曲面102を形成し
たたまり部100を設け、このたまり部100にためら
れた割り箸2を該凹湾曲面102の近傍において上昇移
動する搬送路3に強制的に嵌入させず、自然に嵌入させ
る為、割り箸2が割れてしまったりするようなことは生
ぜず、また、この凹湾曲面102の存在故に割り箸2が
割れることは可及的に防止される。凹溝32内に良好に嵌
入されていない割り箸2があったとしても該割り箸2は
面状体があるから、即ち、面状体と凹溝32内に良好に嵌
入されていない割り箸2の表面とに間隙があるから、該
割り箸2は該面状体の裏面に摺られながら自然に凹溝32
内に嵌入されることになる。
【0009】
【実施例】図面は、本発明の一実施例を図示したもの
で、以下に説明する。
【0010】本発明は、概括的にいうと、包装帯体4と
しての包装紙4に印刷,糊付けする包装紙処理部11と、
複数膳の割り箸2を一膳づつ搬送する搬送路3を有し、
該搬送路3により一膳づつ搬送された割り箸2を一膳づ
つ断面略V字状に折曲された包装紙4に導入する割り箸
搬送導入部31と、この割り箸搬送導入部31の搬送途時に
おいて不適正箸を検知し該搬送停止時に加圧エアーで該
不適正箸を吹き飛ばし除去する不適正箸除去機構6と、
一膳の割り箸2が導入された包装紙4の縁を止着糊付け
し且つ所定長に切断することで包装紙4により包装され
た一膳の割り箸2を得るとともにこの包装済割り箸2を
搬送する後処理部71と、前記搬送路3の基端に設けたホ
ッパー部1に複数膳の割り箸2を投入する割り箸投入部
91とで構成されている。
【0011】従って、複数膳の割り箸2を割り箸投入部
91のホッパー部1に投入すると、割り箸搬送導入部31の
搬送路3により該割り箸2は一膳づつ搬送され、この搬
送途時において不適正箸は不適正箸除去機構6の加圧エ
アーにより搬送停止時において搬送路3の側方に除去さ
れ、搬送路3の終端において包装紙処理部11により印
刷,糊付けされ連続的に搬送されてくる断面略V字状に
折曲された包装紙4に該割り箸2は一膳づつ導入され、
後処理部71において包装紙4の縁の止着糊付け且つ所定
長の切断が行われ、包装紙4により包装された一膳の割
り箸2が順次得られることになる。
【0012】以下、各部について詳述するが、その前に
割り箸2について説明しておく。本発明でいう割り箸2
は、二本の箸が基部において連設して一膳の割り箸2と
なるものであり、一般的には木製である。
【0013】また、割り箸2の包装は、先細り側が包装
の奥に位置するようにして行われる。
【0014】また、本実施例における一膳の割り箸2
は、先端の巾が基端の巾より狭いものをさすが、全ての
部分の巾が等しい割り箸2,中央部の巾が広く両端の巾
が等しく狭い割り箸2も本実施例に係る装置に使用し得
ることは勿論である。
【0015】また、本実施例においていう不適正箸と
は、所定の方向に配設されてない一膳の割り箸2a、反っ
た一膳の割り箸2b、一膳の割り箸2のうち一本が分離し
てしまい一本となっている箸2c、一膳の割り箸2のうち
の一本が途中で折れて分離してしまい一本となっている
箸2cなどのことを意味する。
【0016】包装紙処理部11について(図1参照)。
【0017】本体7の図1中右側上部に包装紙4の原反
12を設け、この原反12から引き出される包装紙4は印刷
部13,ガイドローラ16,糊付部14を通過し、更に、割り
箸搬送導入部31の搬送路3の終端位置を通過し、後処理
部71へ導入される。
【0018】この糊付部14は、表面にローレットを形成
したローラ14’を用い、このローラ14'の該ローレット
部に糊を付着せしめ、該ローレット部に包装紙4を当接
させることで該包装紙4の縁に斑点状に糊付けするもの
である。
【0019】符号15は図5に図示したような中央が突出
たローラで、連続的に搬送されてくる包装紙4を該突出
部15’により中央で折曲して該包装紙4を断面略V字状
に形成する為のものである。このローラ15は糊が付着し
にくいように合成樹脂により形成している。
【0020】符号8は制御盤である。
【0021】割り箸搬送導入部31について(図1,2,
3,4参照)。
【0022】表面に一膳の割り箸2が嵌入される巾にし
て該割り箸2が少し突出する深さの凹溝32を所定間隔で
並設した無端ゴムベルト33を3個のプーリー34間に懸環
することで左右に立設した側板44間に搬送路3が形成さ
れ、該無端ゴムベルト33は本体7の背面側から正面側へ
搬送されるように構成されている。符号35はスプロケッ
ト、36はチェーン、56は駆動源である。この無端ゴムベ
ルト33は最大で毎分200膳〜250膳の割り箸2を搬
送し得るものである。
【0023】無端ゴムベルト33の本体7の背面側下部に
は後記する割り箸投入部91のホッパー部1が設けられ、
この少し上方にはゴム製の羽根37を放射方向に突設した
羽根体38が回動自在に設けられている。この羽根体38の
羽根37の先端は無端ゴムベルト33の表面に接するように
構成されている。
【0024】符号57は該羽根37が無端ゴムベルト33の表
面に接した際、該無端ゴムベルト33のたわみを受ける受
け板である。
【0025】また、この羽根37の先端は所定の間隔で切
欠されており、可撓性が確実に発揮せしめられるように
構成されている。
【0026】また、この羽根体38の上側位置にして無端
ゴムベルト33には、凹溝32内に嵌入された割り箸2の表
面に当接する押さえ板39が設けられている。この押さえ
板39は枢軸40を中心に擺動可能に構成されている。ま
た、この押さえ板39は下端寄りに重り41が付設され、該
押さえ板39をバタ付かせることなく常時無端ゴムベルト
33側へ押し圧せしめるように構成されている。
【0027】また、この押さえ板39の下端から枢軸40側
への所定距離の位置には凹溝32の長さ以上の長さ分だけ
無端ゴムベルト33と反対側方向へ突出する突出部42が折
曲形成されている。この突出部42は凹溝32内に嵌入され
ている不適正箸を該凹溝32から搬送路3の側方へ除去せ
しめる為に形成されたもので、該突出部42の突出度合
は、裏面側が凹溝32内に嵌入されている割り箸2の表面
に当接しない度合に設定されている。従って、不適正箸
除去機構6のセンサーにより不適正箸を検知すると、該
突出部42位置に該不適正箸が位置した際無端ゴムベルト
33は停止し、エアー噴射管43から加圧エアーが該箸の側
端面に噴射され、該不適正箸は該凹溝32から側板44に形
成した窓孔45を介してシュート46へ排出せしめられ、無
端ゴムベルト33上から除去される。
【0028】この押さえ板39において、突出部42から下
端までの間は、凹溝32に嵌入された割り箸2の表面とわ
ずかなクリアランスが形成されるように設定されてい
る。ホッパー部1の底部のたまり部100において凹溝
32に良好に嵌入されない割り箸2があった場合、この押
さえ板39のわずかなクリアランスの存在により、該割り
箸2は該押さえ板39に裏面に摺りながら完全に凹溝32内
に嵌入されることになる。従って、突出部42から枢軸40
までの間はクリアランスは不要である。
【0029】また、枢軸40から本体7の正面側へ向かっ
て無端ゴムベルト33の中央には割り箸2が搬送途時にお
いて凹溝32から離脱することを防止する離脱防止板54が
設けられている。
【0030】不適正箸除去機構6のセンサーA・A’,
B・B’,C・C',D・D',E・E’は次の通りであ
る。
【0031】当該センサーは光によって電子を放出する
陰極とこの電子を補集する陽極とで構成される光電管式
のセンサーである。
【0032】一膳の割り箸2が逆の向きに配設された場
合、即ち、図3に図示したような向きでなく、先細り側
が図3中の右側へ位置する向きで凹溝32内に割り箸2が
入った所定の方向に配設されていない一膳の割り箸2a
は、センサーA・A’が図6に図示したように配設され
ている為、陰極Aから放出された電子が、該割り箸2aに
遮断され、陽極A’に補集されず、よって、所定の方向
に配設されていない一膳の割り箸2aは検知される。
【0033】反った一膳の割り箸2bの場合は、センサー
B・B’が図7に図示したように配設されている為、上
記同様陰極Bから放出された電子が、該割り箸2bに遮断
され、陽極B’に補集されず、よって、反った一膳の割
り箸2bは検知される。
【0034】一膳の割り箸2のうちの一本が分離してし
まい一本となっている箸2cは、センサーC・C’,D・
D’,E・E’が図8,9,10に図示したように配設
されている為、陰極C,Eから放出された電子が陽極
C’,E’に補集されると、一本が分離してしまい一本
となっている箸2cが検知される。このセンサーC・
C’,D・D’,E・E’,F・F’は例えば図11に
図示したような一膳の割り箸2のうち一本が途中で折れ
て分離してしまい一本となっている箸2dも検知する。こ
の箸2dが凹溝32内にある場合には陰極Cから放出された
電子のみが陽極C'に補集され、陰極D,Eから放出され
た電子は該箸2dにより遮断され、陽極D’,E’に補集
されないことになる。
【0035】尚、適正な一膳の割り箸2が凹溝32内にあ
る場合にはすべてのセンサーC・C’,D・D’,E・
E’の陰極C,D,Eから放出される電子が該箸2により
遮断され、陽極C’,D’,E’に補集されないことに
なる。
【0036】本機には上記のセンサーA・A’,B・
B’,C・C’,D・D’,E・E’を適正に作動させ
る為、無端ゴムベルト33の凹溝32位置を検知するセンサ
ーFを該無端ゴムベルト33の下部(図4参照)に設けて
いる。即ち、丁度凹溝32位置においてセンサーA・
A’,B・B’,C・C’,D・D’,E・E’の陰極
A,B,C,D,Eの電子が放出されるように構成して
いる。このセンサーFも同様に光電管式のセンサーで隣
接する凹溝32の境界の突出部により電子が遮断されるか
否かで該凹溝32の位置を検知するものである。
【0037】符号58はセンサーA・A’,B・B’の取
付体、59はセンサーC・C’,D・D’,E・E’の取
付体である。
【0038】本装置にはセンサーの誤作動を防止する
為、センサーに加圧エアーを噴射せしめる噴射管が設け
られており、本装置を反復継続使用したら本装置停止時
において該噴射管から加圧エアーをセンサーに噴射し、
該センサーに付着している塵埃を除去せしめる。
【0039】無端ゴムベルト33の本体7の正面側には凹
溝32に嵌入されている割り箸2の該凹溝32からの突出度
合を検知し、万一、凹溝32に一膳と一本の箸が嵌入され
てきた場合に備えている。具体的には可撓片55が凹溝32
に嵌入されている割り箸2の表面に当接するように配設
されており、仮に図12に図示したように一膳は横に,
一本が縦に凹溝32に嵌入されていたとすると該可撓片55
が上方にめくり上げられてセンサーGに触れ、異常を検
知し、本装置は停止する。
【0040】無端ゴムベルト33の本体7の正面側には無
端ゴムベルト33に連設して待機部52が垂設され、この待
機部52には二本構成のガイド杆47が左右に対設され、該
無端ゴムベルト33により本体7の正面側に搬送されてき
た割り箸2は待機部52に導入され、二本構成のガイド杆
47の間に投入されて該ガイド杆47により両側を、及び前
記離脱防止板54に延設されて垂下せしめられた延設部53
により中央をガイドされて待機部52の下端に落下せしめ
られ、待機部52の下端に設けた断面略V字状の受け板48
に受けられて停止待機せしめられ、よって、無端ゴムベ
ルト33により順次搬送されてくる割り箸2は該受け板48
上に順次積層待機せしめられることになる。尚、この
際、割り箸2の先細り側は図1中右側に位置する為、積
層された割り箸2は全体として図1中の左側から右側へ
傾斜した状態となっている。
【0041】この受け板48の外側には前記したローラ15
により断面略V字状に折曲された包装紙4が連続的に通
過していることになる。
【0042】この受け板48の手前側(図4中左側)には
該受け板48上の最下段の割り箸2のみを図1中の左方に
送出する先端に係止部49'を形成した送出体49を有する
箸送出部50が設けられている。
【0043】この箸送出部50は無端チェーン51が水平面
上で回動するよう構成されているエンドレス搬送機構で
ある。この無端チェーン51の適所には所定間隔を置いて
前記送出体49が枢着され、無端チェーン51を適宜な駆動
源により回動せしめると送出体49も水平面上において回
動方向と逆方向に傾斜した状態となって回動し、該送出
体49の係止部49'が前記受け板48上に積層せしめられて
いる最下段の割り箸2の先細り側の端面を係止し、前方
へ送り出し、受け板48上から導出すると、受け板48の外
側(下側)において連続的に搬送されている前記包装紙
4上に該割り箸2は巾太の基端側から導入されることに
なる。次々に送出体49が積層している最下段の割り箸2
を係止搬送することで、割り箸2が次々と包装紙4上に
導入されることになる。
【0044】尚、受け板48の出口側端には突起が形成さ
れており、包装紙4と受け板48とが互いに全面で接触す
ることがないように構成している。本装置を停止せしめ
た場合、包装紙4に付着している糊が受け板48の外面に
付着し、再び本装置を作動させた場合、該包装紙4が切
れてしまうことを防止する為である。
【0045】また、待機部52は、積層待機せしめられて
いる複数の割り箸2を整序せしめ且つ良好に下方に落と
す為、偏心機構により前後に揺動可能に構成されてい
る。割り箸2はわずかに反っているものやわずかに曲が
っているものもあり、良好に下方に落とされないことが
ないように配慮している。
【0046】また、待機部52には、図13に図示したよ
うに反射タイプのセンサーH,I(陰極と陽極とが同じ
側に設けられた光電管式のセンサー)が設けられてお
り、待機部52に積層待機せしめられる割り箸2が上側の
センサーHの位置以上になった場合、無端ゴムベルト33
の搬送は停止し、また、下側のセンサーIの位置以下に
なった場合、無端ゴムベルト33の搬送が開始されるよう
に設計されている。無端ゴムベルト33から不適正箸が除
去せしめられ、また、ホッパー部1から無端ゴムベルト
33上に割り箸2がうまく嵌入されず割り箸2が嵌入され
ない凹溝32が連続的に現出してしまうことがある。これ
らを配慮し、常時適量の割り箸2を積層待機せしめる為
に無端ゴムベルト33の駆動源56と連動した当該センサー
H,Iが設けられている。
【0047】後処理部71について(図2参照)。
【0048】割り箸搬送導入部31において連続的に搬送
されてくる包装紙4に一膳づつ割り箸2が導入される
と、前記糊付部14により糊付された包装紙4の縁がシー
ル部72によりシールされ、続いて、カッター部73におい
て所定長にカットされ、図14に図示したような包装紙
4により包装された一膳の割り箸2が得られることにな
る。図14中のSがシールされた部分である。
【0049】カッター部73の一側にはコンベア装置74が
併設されている。このコンベア装置74は包装済の割り箸
2の両端が載置される間隔を置いて対設された二本の無
端ベルト75が回動可能に配設され、この無端ベルト75間
にはストッパー76が突没自在に設けられている。センサ
ーが予め設定された数、例えば20とすると、包装済の
割り箸2を20膳カウントするまでは該ストッパー76は
没入しており、20膳カウントした時点で所定秒間だけ
突出し、その後没入する。従って、無端ベルト75上を包
装済の割り箸2は20膳の群となって搬送される。よっ
て、無端ベルト75上で包装済の割り箸2が20膳の群に
なったら、例えば音が出るように構成しておくと、作業
者がその群を手でとってビニール袋に該20膳の包装済
の割り箸2を詰入することができる。
【0050】尚、コンベア装置74には、万一、割り箸2
が入っていない包装紙4が存在した場合、該空の包装紙
4を吹き飛ばす送風部が設けられている。
【0051】割り箸投入部91について(図2参照)。
【0052】図2中の左側には間欠搬送される無端ベル
ト92が設けられている。この無端ベルト92の図2中左側
にはガイド板94が立設されており、また、この無端ベル
ト92には所定の間隔でガイド板94の内面と端面とが当接
摺動する区間板93が立設されており、この無端ベルト92
の終端(図2中上側)には、図2中左右方向にガイド杆
95にガイドされて摺動する摺動体96が設けられている。
この摺動体96の終端位置(図2中右側)には摺動体96上
の割り箸2を図2中上方から下方へ移動することで下方
のホッパー部1へ該摺動体96上の割り箸2を落下せしめ
る箸プッシャ97が設けられている。符号101は箸プッ
シャ97のシリンダー装置である。
【0053】従って、区間板94間にして無端ベルト92上
載置された複数膳の割り箸2は該無端ベルト92により終
端まで搬送され、該位置で停止待機している摺動体96上
に導入され、続いて、該摺動体96は終端位置まで該割り
箸2を搬送し、続いて、箸プッシャ97が突出して摺動体
96上の該割り箸2はホッパー部1内に落下せしめられる
ことになる。
【0054】ホッパー部1は中略に閉塞板98が架設さ
れ、この閉塞板98には窓孔99が穿設され、この窓孔99か
ら前記羽根体38の羽根37が下方に垂下するように構成さ
れている。これは、羽根体38の羽根37で割り箸2をかき
落としたとき、割り箸2が先細りである為該割り箸2と
羽根37の先端縁とは平行にはならず、割り箸2が起き上
がって垂直になろうとすることが往々にして生じ得る
が、閉塞板98の存在により割り箸2は起き上がることは
できず、結局、該閉塞板98により割り箸2が起き上がる
ことは防止されることになる。
【0055】また、ホッパー部1の底部には凹湾曲面1
02に形成された割り箸2がたまるたまり部100が形
成されている。この凹湾曲面102は無端ゴムベルト33
の巾方向へ延設される湾曲凹溝状である。従って、この
たまり部100にたまった割り箸2が該凹湾曲面102
の近傍において上昇移動する無端ゴムベルト33の凹溝32
に自然に嵌入される。割り箸2を強制的に凹溝32に嵌入
する構成ではなく、自然に嵌入する構成の為、割り箸2
が割れて凹溝32内に嵌入されたりすることは生じない。
特に、凹湾曲面102が存する為、割り箸2が割れたり
することが著しく減少する。例えば、底が凹湾曲面10
2ではなく、折曲したV字溝のような場合にはたまり部
100の上部の割り箸2の荷重により下部の割り箸2が
V字溝に引っ掛かったりして該割り箸2が割れたりする
ことが生じ得るが、本実施例の場合にはこのようなこと
は生じない。
【0056】尚、ホッパー部1はセンサーJが設けられ
ており、ホッパー部1内の割り箸2の残量により無端ベ
ルト92,摺動体96が搬送する割り箸2の量が制御される
よう構成されている。
【0057】本実施例は上記構成を有するから、次の作
用効果を発揮する。
【0058】まず、区間板93間にして無端ベルト92上に
載置された所定本数の割り箸2が順次該無端ベルト92に
より搬送され、終端位置において停止待機している摺動
体96上に移される。摺動体96はホッパー部1の上方位置
まで摺動し、箸プッシャ97が突出して摺動体96上の割り
箸2をホッパー部1に落下せしめる。空になった摺動体
96は復帰摺動し、同様に無端ベルト92上の割り箸2を受
け取る。
【0059】ホッパー部1の底部の凹湾曲面102の近
傍には上昇移動している搬送路3が配設されている為、
ホッパー部1内の割り箸2は順次搬送路3の凹溝32に自
然に嵌入せしめられて搬送される。この凹溝32内への割
り箸2の嵌入の方向は先細り側が図3中左側に位置する
ように設定されている。
【0060】この凹溝32へ割り箸2が適正に嵌入されて
いない場合には、たまり部100の上方に設けられてい
る羽根体38の羽根37により該割り箸2はかき落とされ
る。
【0061】仮にこの羽根体38の作動によってもかき落
とされず、凹溝32に良好に嵌入されていない割り箸2が
存したとしても、押さえ板39の裏面と凹溝32に嵌入され
ている割り箸2の表面とにはわずかなクリアランスが存
する為、凹溝32に適正に嵌入されていなかった該割り箸
2は該押さえ板39の裏面に摺動して凹溝32内に適正に嵌
入される。
【0062】凹溝32内に適正に嵌入されてはいるが、不
適正箸は図6,7,8,9のセンサーにより検知され、
無端ゴムベルト33の所定の位置において該無端ゴムベル
ト33の停止時にエアー噴射管43から加圧エアーが噴射さ
れ、無端ゴムベルト33の側方に除去される。
【0063】例えば無端ゴムベルト33の下方から加圧エ
アーを噴射し、無端ゴムベルト33の上方へ不適正箸を除
去するような手段は除去された不適正箸の回収が厄介で
ある。この点、本実施例は所定巾の無端ゴムベルト33の
側方への除去である為、非常に効率的に不適正箸を除去
し得ることになる。
【0064】無端ゴムベルト33により本体7の正面側へ
搬送される途中においては、割り箸2は離脱防止板54に
より押さえられており、また、1つの凹溝32に一膳と一
本の箸が万一嵌入されていたら可撓片55及びセンサーに
より検知する。
【0065】無端ゴムベルト33の終端位置において割り
箸2はガイド杆47,離脱防止板54の延設部53にガイドさ
れて待機部52の下端の受け板48上に落下せしめられる。
この待機部52は偏心機構により揺動可能に構成されてい
る為、該割り箸2の落下は適正に行われる。
【0066】受け板48上に積層せしめられた割り箸2の
うち最下段の割り箸2は回動して来る箸送出部50の送出
体49に係止され、受け板48上を摺動し、受け板48の下側
において連続的に搬送されてくる包装紙4上に導入され
る。
【0067】この包装紙4は包装紙処理部11において、
印刷,糊付けが完了したものである。
【0068】割り箸2が1膳づつ包装紙4上に導入され
ると、シール部72によりシールされ、カッター部73によ
り所定長にカットされ、包装済の1膳の割り箸2が得ら
れる。
【0069】この包装済の割り箸2は順次コンベア装置
74上に搬送される。このコンベア装置74上においてスト
ッパー76の突没により所定の数にまとめられ、コンベア
装置74上を搬送される。
【0070】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから割り
箸を搬送路の凹溝に適確に嵌入せしめることができ、そ
れだけ効率的な割り箸の搬送が行える割り箸包装装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の割り箸搬送導入部の背面斜視図であ
る。
【図4】本実施例の割り箸搬送導入部の側面図である。
【図5】本実施例の包装紙を折曲するローラの斜視図で
ある。
【図6】センサーA・A'の説明図である。
【図7】センサーB・B'の説明図である。
【図8】センサーC・C’,D・D’,E・E’の説明図
である。
【図9】センサーC・C’,D・D’,E・E’の説明
図である。
【図10】センサーC・C’,D・D’,E・E’の取
付体の説明図である。
【図11】一膳の割り箸のうちの一本が途中で折れて分
離してしまい一本となっている箸の正面図である。
【図12】一膳と一本の箸が無端ゴムベルトの凹溝に嵌
入した場合の断面図である。
【図13】センサーH,Iの説明図である。
【図14】包装済の割り箸の正面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー部 2 割り箸 3 搬送路 4 包装帯体 32 凹溝 100 たまり部 102 凹湾曲面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 芳郎 新潟県三条市大字金子新田丙601番地8 新栄工業株式会社内 (72)発明者 茅野 昌史 新潟県三条市大字金子新田丙601番地8 新栄工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー部に投入された複数膳の割り箸
    を凹溝を並設した搬送路により一膳づつ順次搬送して該
    割り箸を該搬送路の終端位置で多段に積層待機せしめ、
    連続的に供給される断面略V字状に折曲された包装帯体
    に上記搬送路の終端位置で積層待機せしめられた割り箸
    を最下段から一膳づつ順次搬出することで導入し、該包
    装帯体の縁を適宜止着した後、該包装帯体を所定長に切
    断することで包装帯体により包装された一膳の割り箸を
    得る割り箸包装装置において、上記ホッパー部の底部に
    凹湾曲面に形成した割り箸をためるたまり部を設け、上
    記搬送路を該凹湾曲面の近傍において上昇移動するよう
    に構成し、ホッパー部の上方位置にして搬送路に所定巾
    の面状体を搬送路の凹溝に嵌入された割り箸の表面に対
    して少許の間隙が介存される状態で擺動自在に設けたこ
    とを特徴とする割り箸包装装置。
JP12023094A 1994-06-01 1994-06-01 割り箸包装装置 Pending JPH07329917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12023094A JPH07329917A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 割り箸包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12023094A JPH07329917A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 割り箸包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07329917A true JPH07329917A (ja) 1995-12-19

Family

ID=14781084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12023094A Pending JPH07329917A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 割り箸包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07329917A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5024042A (en) Bag filling and closing apparatus
JP4515685B2 (ja) 物品をブリスターバンドに供給する装置
JP5480809B2 (ja) ストリングの巻取り方法
JP2005502466A (ja) 郵便物供給装置制御システム及び方法
US5001951A (en) Apparatus for cutting apart cigarette packs in preparation for recovery of the tobacco in the cigarettes
US4965983A (en) Method and apparatus for feeding strips to a packaging machine
JPH05124631A (ja) 包装材切開除去装置
JPH07329916A (ja) 割り箸包装装置
JPWO2009150755A1 (ja) 積載パックからのパック取り出し装置及びこの装置を使用した豆腐類のパック詰め方法
JP2003054518A (ja) トレー供給方法及びトレー供給装置
JP3746102B2 (ja) 堆積体から扁平物を分離する方法および装置並びにたばこ包装におけるその使用
KR100795910B1 (ko) 접착제가 내측에 도포되어 있는 카드 컷팅장치
JPH07329917A (ja) 割り箸包装装置
JPH06156706A (ja) 物品搬送装置
JP4060613B2 (ja) 長尺物を収容した包装体の製造装置
JPH10120215A (ja) 単一の堆積された扁平物を選別するための方法と装置並びにたばこの包装でのそれらの使用
JP2008024456A (ja) シート集積装置
JP4577918B2 (ja) アンプル袋詰め装置
JP2803761B2 (ja) ラップラウンドカートンオープナー
JP2007031154A (ja) 印刷枚葉紙を丁合いする方法および装置
JP2000085707A5 (ja)
JP2000095380A (ja) カード状物搬送装置
JPS63208442A (ja) 包装枚葉紙の開封装置
JPS6212125B2 (ja)
JP3463927B2 (ja) ラベル取付け装置