JPH0732943A - 車両用バックドアラダー - Google Patents

車両用バックドアラダー

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JPH0732943A
JPH0732943A JP1043994A JP1043994A JPH0732943A JP H0732943 A JPH0732943 A JP H0732943A JP 1043994 A JP1043994 A JP 1043994A JP 1043994 A JP1043994 A JP 1043994A JP H0732943 A JPH0732943 A JP H0732943A
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door
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修 丹羽
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R3/00Arrangements of steps or ladders facilitating access to or on the vehicle, e.g. running-boards
    • B60R3/005Catwalks, running boards for vehicle tops, access means for vehicle tops; Handrails therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R3/00Arrangements of steps or ladders facilitating access to or on the vehicle, e.g. running-boards
    • B60R3/02Retractable steps or ladders, e.g. movable under shock

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後方の視界を妨げる要因とならず、バックウ
インドの清掃にも妨げとならない、安全運転に寄与しう
る車両用バックドアラダーを得る。 【構成】 車両のバックドア1の概ね下半分に下部梯子
構造のラダーロア2を縦方向に固定する。このラダーロ
ア2の外側又は内側に該ラダーロア2と足付ローラ19
により上部梯子構造のラダーアッパ3を上下動可能に連
結し重畳形態とする。ラダーアッパ3は、ラダーロア2
に対して足付ローラ19により連結状態のまま引き上げ
可能とし、その上端に設けたフック16のバックドア1
上端のドアフレーム28への掛け止めにより、ラダーロ
ア2とで一連の梯子構造となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両のルーフへの足掛
りとしてバックドアに設けられる車両用バックドアラダ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車高の高い車には従来からルーフへの足
掛りとしてバックドアに図21に示すようにバックドア
ラダー101が取付けられることがある。このバックド
アラダー101は、図22に示すように上端に上側フッ
ク102が固着され、下端には図23に示すように最下
段の足掛け部103にねじ締結できる下側フック104
が設けられている。そしてバックドアラダー101の基
体は、二本の平行なフレーム105間に複数の足掛け部
103を所定の間隔をおいて横架させた一体構造となっ
ている。
【0003】上記構成のバックドアラダー101は、上
側フック102を車両のバックドア106上端のドアフ
レームへ掛け止め、下側フック104をバックドア10
6下端のドアフレームへ掛け止めて、最下段の足掛け部
103と下側フック104とをねじ締結することにより
取付けられ、車高の高い車のルーフへの又はルーフ上に
取付けられたルーフラックへの操作(荷物等の積み下ろ
し)時の足掛りとして広く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のバ
ックドアラダー101においては、一旦取付けた場合に
は常時装着状態にしておくことが多いため、バックドア
ラダー101に掛かるバックウインド107の清掃がし
難く、当該部のバックウインド107が汚れたままにな
り易いことと、自体の一部がバックウインド107に掛
かっていることとが相まって、車両の後方の視界を著し
く妨げていることが多いといった問題がある。
【0005】そこで、この発明は上記した従来の問題点
を解決するためになされたもので、その課題は車両の後
方の視界を妨げる要因となることが殆どなく、安全運転
に寄与しうる車両用バックドアラダーを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1にかかる本発明の車両用バックドアラダー
は、車両のバックドアの概ね下半分に縦方向に固定され
る梯子構造のラダーロアと、このラダーロアの外側ある
いは内側に重畳し、該ラダーロアと可動連結手段により
連結された梯子構造のラダーアッパとを備え、そのラダ
ーアッパは、前記ラダーロアに対して前記可動連結手段
により連結状態のまま引き上げ可能に構成され、その上
端に設けられた掛け止部材の前記バックドア上端のドア
フレームへの掛け止めにより、前記ラダーロアとで一連
の梯子構造となることを特徴とする。
【0007】上記課題を達成するために、請求項2にか
かる本発明の車両用バックドアラダーは、車両のバック
ドアに設けられたタイヤキャリヤに対して保持されるス
ペアタイヤを固定相手とする着脱可能の固定装置を備
え、この固定装置により前記スペアタイヤに対して前記
バックドアの概ね下半分に縦方向に固定される梯子構造
のラダーロアと、このラダーロアの外側あるいは内側に
重畳し、該ラダーロアと可動連結手段により連結された
梯子構造のラダーアッパとを備え、そのラダーアッパ
は、前記ラダーロアに対して前記可動連結手段により連
結状態のまま引き上げ可能に構成され、その上端に設け
られた掛け止部材の前記バックドア上端のドアフレーム
への掛け止めにより、前記ラダーロアとで一連の梯子構
造となることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明においては、必要としない時には、ラ
ダーロアにラダーアッパを重畳させておくことができ、
必要時にはラダーロアからラダーアッパを引き上げ上端
に設けた掛け止部材でバックドア上端のドアフレームへ
掛け止めることにより、一連の梯子構造となり使用可能
な状態にすることができる。重畳状態にすれば、バック
ウインドに掛かることはないので、バックウインドの視
界は保全される。
【0009】また、他の発明においては、車両のバック
ドアに設けられたタイヤキャリヤに対して保持されるス
ペアタイヤに固定させたラダーロアに、必要としない時
にはラダーアッパを重畳させておくことができ、必要時
にはラダーロアからラダーアッパを引き上げ上端に設け
た掛け止部材でバックドア上端のドアフレームへ掛け止
めることにより、一連の梯子構造となり使用可能な状態
にすることができる。重畳状態にすれば、バックウイン
ドに掛かることはないので、バックウインドの視界は保
全される。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 実施例1.図1から図6の各図は、それぞれ本実施例の
一つの車両用バックドアラダーの構成を示したものであ
る。この実施例の車両用バックドアラダーは、図6に示
すように、車両のバックドア1の概ね下半分に縦方向に
固定される下部梯子構造であるラダーロア2と、このラ
ダーロア2の外側に重畳連結された上部梯子構造である
ラダーアッパ3とからなる。図2に示すように、ラダー
ロア2は、平行な二列の縦フレーム4に、数個(図例で
は3個)の足掛け部5を所定の間隔をおいて横架固定さ
せた基体構成で、主要部はアルミ製である。ラダーアッ
パ3も、平行な二列の縦フレーム6に、数個(図例では
3個)の足掛け部5を所定の間隔をおいて横架固定させ
た基体構成で、主要部はアルミ製である。
【0011】ラダーロア2の各縦フレーム4は図2に示
すように角形パイプ状に形成され、その外側前面には全
長にわたりスリット7が中心線に沿って縦方向に形成さ
れている。各スリット7の下端から少し上寄りの部分に
は横方向に拡った窓8(図2、、図5参照)が一つずつ
形成されている。ラダーロア2の各縦フレーム4の端部
は、全て閉塞部材9により閉止され、各縦フレーム4の
車両側面の上下端にはそれぞれL形の取付足10が固定
されている。また、ラダーロア2の各縦フレーム4の上
部における外側部には、それぞれ左右に一つずつ段付の
ボルトウェルド11と袋ナット12とにより垂直面内で
回動できるフック13(図2及び図4参照)が取付けら
れている。これらのフック13は、枢支部から離れた位
置に、前方水平位状態で下側が開放し、開放部からカギ
形に延びる係止溝14が形成されている。
【0012】ラダーアッパ3の各縦フレーム6は図2に
示すように角形パイプ状に形成され、その上部はそれぞ
れ円弧状に車両側に曲げ形成されている。ラダーアッパ
3の全長はこの曲がり部分15だけラダーロア2より長
くなっている。図2及び図3に示すように、曲がり部分
15の端面には車両側に下向きのフック16を有する係
止部材17が固定されている。このフック16の内面側
には図3に示すように保護部材18が裏打ちされてい
る。また、各縦フレーム6の車両側面の下端には図2及
び図5に示すようにラダーロア2下端部の前記窓8から
抜き差しでき、かつラダーロア2の縦フレーム4内を上
下方向に移動できる可動連結手段としての足付ローラ1
9が突き出した状態で固定されている。足付ローラ19
の足20は、ラダーロア2の縦フレーム4に形成された
スリット7を移動でき、ローラ21は、窓8からの抜き
差しが可能となっている。このラダーアッパ3の各縦フ
レーム6の下端部は、全て閉塞部材9により閉止されて
いる。各縦フレーム6の直線部の上部における外側部に
は、図4に示すように、それぞれ前記フック13の係止
溝14に係合できるキャッチハンドル22がナットウェ
ルド23を介してねじ締め可能にねじ装着されている。
【0013】上記構成の車両用バックドアラダーは、車
両に対して次のようにして取付けられる。即ち、図6に
示すように、まずバックドア1の外部下半分に対して縦
向きにラダーロア2を、ボルト24(図2参照)を使っ
てドアパネル25に固定する。ボルト24は各取付足1
0に塗装面保護用のスペーサ26を挟んで締め付けられ
る。次にラダーアッパ3を、その各足付ローラ19を窓
8からラダーロア2の各縦フレーム4内に嵌め込み、ラ
ダーロア2に可動連結する。可動連結したラダーアッパ
3のキャッチハンドル22に各フック13の係止溝14
を係合させれば、ラダーロア2にラダーアッパ3が重な
り重畳状態になる。キャッチハンドル22を締め増しす
ればこの状態でラダーアッパ3は拘束される。この重畳
した格納状態では、バックウインド27は遮られず、後
方の視界は良好で、バックウインド27の清掃の妨げに
もならない。従って、非使用時には格納状態にしておく
ことにより、後方の視界が利く安全な車両運転に寄与で
きることになる。
【0014】ルーフへの又はルーフ上に取付けられたル
ーフラックへの操作(荷物等の積み下ろし)時の足掛り
として利用する時には、ラダーアッパ3のキャッチハン
ドル22を緩めて各フック13の係止溝14から外し、
ラダーアッパ3を足付ローラ19による連結を保持した
まま上方へ引き上げ、上端のフック16をバックドア1
の上部のドアフレーム28に掛け止めれば良い(図1の
仮想線部分及び図6参照)。これにより、ラダーロア2
とで一連の梯子構造となり機能状態となる。この状態か
ら格納状態にするにはフック13の掛け止めを外し、前
述の引き上げの逆操作を行なえば良い。この車両用バッ
クドアラダーは、延び縮みが可能なため、車種によりバ
ックドア1の縦方向寸法が異なっても取付けることがで
きる。また、足付ローラ19が足20の長さを腕にした
分回動できるので、バックドア1の傾きが異なっても対
応することができる。
【0015】実施例2.図7から図10の各図は、それ
ぞれ本発明の他の実施例としての車両用バックドアラダ
ーの構成を示したものである。この実施例の車両用バッ
クドアラダーは、前述の実施例1のものを格納時には、
ケース体29に収納しておくように構成したもので、ケ
ース体29以外の構成及び機能は前記した実施例1のも
のと同じである。従って、実施例1と同一部分は図に共
通の符号を付し、それらの説明は省略する。
【0016】即ち、ケース体29は、格納状態の車両用
バックドアラダーのラダーロア2の外周を囲む本体30
と、この本体30にヒンジ31により装着され、ラダー
アッパ3の外周を囲み全体を被蓋する開閉蓋32とから
なるハードケースである。図7に示すように、本体30
は有底で、車両用バックドアラダーの取付けに使われる
ボルト24に底面において共締めにされて取付けられて
いる。底面にはラダーロア2との間の空間を利用した小
物入れ33が設けられている。開閉蓋32は本体30の
一側においてヒンジ31により連結され、本体30と開
閉蓋32の他側に取付けられた施錠付きロック機構34
において閉蓋維持される(図10参照)。
【0017】この実施例の車両用バックドアラダーで
は、特に非使用時には本体30内に全体を収納しておく
ことができるので、車両の後部外観がすっきりし、まと
まりが良くなるうえ、車両用バックドアラダーが埃を被
ったりしないので、機能の保全性が高くなり、耐用度が
増すことになる。また、スペースを有効に利用した小物
入れ33も得られ、使い易いものとなる。この他の機能
は、実施例1のものと変らないので、それらについての
説明は省略する。
【0018】前記した両実施例におけるラダーアッパ3
はラダーロア2の外側に重畳する形式としたが、ラダー
アッパ3はラダーロア2の内側に重畳する形式のものと
してもよい。
【0019】実施例3.図11から図20の各図は、そ
れぞれ本発明のさらに他の実施例としての車両用バック
ドアラダーの構成を示したものである。この実施例3の
車両用バックドアラダーは、前述の実施例1のもののラ
ダーロア2を、車両のバックドア1に設けられたタイヤ
キャリヤ35に対して保持されるスペアタイヤ36を固
定相手して固定できるようにしたもので、その基本的構
成及び機能は実施例1のものと同じである。従って、実
施例1と同一部分は図に共通の符号を付し、それらの説
明は省略する。
【0020】この実施例3の車両用バックドアラダーを
適用する車両は、図11及び図19に示すように、バッ
クドア1の外部下半分のほぼ中央部にタイヤキャリヤ3
5が設けられ、このタイヤキャリヤ35に対してスペア
タイヤ36が保持される構造を備えたものである。図1
9に示すように、タイヤキャリヤ35は補強されたボデ
ィ及びバックドア1側の取付部分に取付けられているの
で、十分な取付強度を持ち、これにボルト35Aとナッ
ト35B等で保持されるスペアタイヤ36も十分に安定
した状態に固定されている。
【0021】そして、この実施例3の車両用バックドア
ラダーは上述のスペアタイヤ36に対して取付装置によ
りそのラダーロア2が固定されるものである。即ち、図
12に示すように、ラダーロア2には実施例1ものの取
付足10(図2、図6参照)に換えて図12及び図13
並びに図14に示すように、取付装置との連結部が上側
に2箇所と下側に1箇所構成されている。上側の連結部
は、各縦フレーム4の上端において車両側に突出された
二本のタイヤ保持脚37の自由端に構成され、車両にお
ける後方側へかぎ状に曲げられたフック38とその中央
に形成されたU字状の掛け溝39とから構成されてい
る。また、下側の連結部は、図14に示すように、最下
段の足掛け部5の中央に形成された貫通孔40とこれに
挿通された摘み付きスクリュウであるハンドルロック4
1とから構成されている。貫通孔40には補強用のカラ
ー42が嵌装され、ハンドルロック41はこのカラー4
2に車両の背後側からバックドア1側へ挿通される。二
つのタイヤ保持脚37はスペアタイヤ36の円周に馴染
み易いようにハの字をなして取付けられている。
【0022】取付装置は、両端と中間部に係止構造を持
つ十分な引っ張り強度を備えた索材で構成され、その全
長は、ラダーロア2の上側の連結部と下側の連結部をス
ペアタイヤ36の背後を回して連絡しうる長さの二倍よ
り長目である。本例では索材は図15に示すように、一
連の鎖43によって構成されている。鎖43はリング鎖
でも玉鎖でもよいが、リング鎖のほうが強度も得られ、
また両端の係止構造も不用にでき都合がよい。即ち、図
16に示すように鎖43の一つのリングをフック38に
掛かるように横向きにすれば、任意の箇所に係止構造を
設定できることになる。中間部の係止構造は、図17と
図18によって示すように、ねじ孔44を設けたブラケ
ット45として構成され、鎖43の中間点に連結されて
いる。このねじ孔44には、ハンドルロック41のねじ
部のねじ嵌合が可能である。なお、ラダーアッパ3につ
いての構成は実施例1のものと同じであるのでその説明
は省略する。
【0023】上記構成の車両用バックドアラダーは、車
両に対して次のようにして取付けられる。即ち、図19
に示すように、まずバックドア1に装着されたスペアタ
イヤ36にラダーロア2を、そのタイヤ保持脚37を上
側の円周面の左右に当て沿わせて縦向きに保持させる。
続いて、図16に示すように、鎖43の両端の適当なリ
ングを横向きにして、各フック38に掛け止めてから各
掛け溝39を通して、図20に示すように、鎖43をタ
イヤキャリヤ35に干渉しないように両側に配索し、中
間部のブラケット45のねじ孔44に足掛け部5から挿
通したハンドルロック41のねじ部をねじ嵌合させて、
ハンドルロック41を回して鎖43を左右共に緊張状態
する。即ち、スペアタイヤ36に鎖43で緊縛すること
によりラダーロア2は取付けられる。従って、車両側に
は特別な取付けについての対応を講じる必要はない。鎖
43の長さの設定によりスペアタイヤ36の径が多少異
なっても支障なく取付けることができるが、タイヤ径に
より鎖43の端に余分ができる場合にはゴムバンドや樹
脂バンド(図示しない)等で余分な部分ががたつかない
ように固定しておく。
【0024】こうして取付けたラダーロア2にラダーア
ッパ3を実施例1のものと同様に組つければ、実施例1
のものと同様な機能を果たすものとなり、重畳した格納
状態では、スペアタイヤ36に抱き付いた形態でバック
ウインド27は遮られず、後方の視界も良好であり、バ
ックウインド27の清掃の妨げにもならない。従って、
非使用時には格納状態にしておくことにより、後方の視
界が利く安全な車両運転に寄与できることになる。ま
た、特にこの実施例3の車両用バックドアラダーは、車
両に対する着脱が容易なうえ、取り外した状態でも車両
側にはその取付けのための特別な構造が無いので、取り
外した状態の車両の後部の外観は損なわれないという利
点もある。
【0025】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うにこの発明によれば、車両の後方の視界を妨げる要因
とならず、バックウインドの清掃にも妨げとならない、
安全運転に寄与しうる格納可能の車両用バックドアラダ
ーが得られる。
【0026】また、他の発明によれば、車両の後方の視
界を妨げる要因とならず、バックウインドの清掃にも妨
げとならず、安全運転に寄与しうるとともに、スペアタ
イヤを利用することにより車両側に特別な取付構造を必
要としない着脱性の良い格納可能の車両用バックドアラ
ダーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の車両用バックドアラダーを示
す側面図である。
【図2】本発明の実施例の車両用バックドアラダーを示
す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例におけるフックの拡大側面図で
ある。
【図4】図1におけるAーA線の拡大断面図である。
【図5】図2におけるB矢印部分の拡大図である。
【図6】本発明の実施例の車両用バックドアラダーを取
付け状態で示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例の車両用バックドアラダー
を示す一部に断面を含む側面図である。
【図8】本発明の他の実施例の車両用バックドアラダー
を取付け状態で示す斜視図である。
【図9】図8におけるC矢印部分の拡大図である。
【図10】図8におけるD矢印部分の拡大図である。
【図11】本発明の他の実施例を適用する車両の後部を
示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例の車両用バックドアラダ
ーを示す分解斜視図である。
【図13】図12におけるフックの拡大斜視図である。
【図14】図12における下側の連結構造の断面図であ
る。
【図15】本発明の他の実施例の車両用バックドアラダ
ーの取付装置を示す斜視図である。
【図16】本発明の他の実施例の車両用バックドアラダ
ーの取付装置とフックとの掛止め状態を示す説明図であ
る。
【図17】図15におけるブラケットを拡大して示す斜
視図である。
【図18】図17におけるブラケットの断面図である。
【図19】本発明の他の実施例の車両用バックドアラダ
ーを取付け状態で示す側面図である。
【図20】図19の車両用バックドアラダーの取付け操
作時の鎖の配索を示す説明図である。
【図21】従来の車両用バックドアラダーを取付け状態
で示す斜視図である。
【図22】図21のE矢印部分の拡大図である。
【図23】図21のF矢印部分の構成を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 バックドア 2 ラダーロア 3 ラダーアッパ 7 スリット 19 足付ローラ 35 タイヤキャリヤ 36 スペアタイヤ 38 フック 39 掛け溝 40 貫通孔 41 ハンドルロック 43 鎖 45 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のバックドアの概ね下半分に縦方向
    に固定される梯子構造のラダーロアと、このラダーロア
    の外側あるいは内側に重畳し、該ラダーロアと可動連結
    手段により連結された梯子構造のラダーアッパとを備
    え、そのラダーアッパは、前記ラダーロアに対して前記
    可動連結手段により連結状態のまま引き上げ可能に構成
    され、その上端に設けられた掛け止部材の前記バックド
    ア上端のドアフレームへの掛け止めにより、前記ラダー
    ロアとで一連の梯子構造となることを特徴とする車両用
    バックドアラダー。
  2. 【請求項2】 車両のバックドアに設けられたタイヤキ
    ャリヤに対して保持されるスペアタイヤを固定相手とす
    る着脱可能の固定装置を備え、この固定装置により前記
    スペアタイヤに対して前記バックドアの概ね下半分に縦
    方向に固定される梯子構造のラダーロアと、このラダー
    ロアの外側あるいは内側に重畳し、該ラダーロアと可動
    連結手段により連結された梯子構造のラダーアッパとを
    備え、そのラダーアッパは、前記ラダーロアに対して前
    記可動連結手段により連結状態のまま引き上げ可能に構
    成され、その上端に設けられた掛け止部材の前記バック
    ドア上端のドアフレームへの掛け止めにより、前記ラダ
    ーロアとで一連の梯子構造となることを特徴とする車両
    用バックドアラダー。
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