JPH0732930A - 屋根上用運搬車 - Google Patents

屋根上用運搬車

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JPH0732930A
JPH0732930A JP20256093A JP20256093A JPH0732930A JP H0732930 A JPH0732930 A JP H0732930A JP 20256093 A JP20256093 A JP 20256093A JP 20256093 A JP20256093 A JP 20256093A JP H0732930 A JPH0732930 A JP H0732930A
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roof
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rail
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Kenji Hiejima
健治 稗島
Shigeru Hanatani
茂 花谷
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TAIKIYUU METAL KOGYO KK
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TAIKIYUU METAL KOGYO KK
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量、強度のある簡易な構成からなり、金属
折板の様な長板状の被搬送物の屋根面に沿った運搬作業
等を、小人数で高能率に安定して遂行でき、作業中の危
険度も少ない屋根上用運搬車を提供することを目的とす
る。 【構成】 長矩形状に組設された機枠12と、この機枠
を支持する様に同機枠近傍に設けられ、その長手方向に
向けて周回状に設けられた無限軌条部14とを備え、前
記機枠12と無限軌条部14は、軽量、かつ剛性のある
素材で形成され、かつこれら機枠と無限軌条部とのみを
主要な構成部材として成る。これにより、屋根上用運搬
車は軽量で強度があるため屋根面に容易に配置でき、屋
根面の流れ方向に複数の運搬車を並列配置して長板状の
被搬送物を搭載し、各運搬車を作業者が押送しながら無
動力で安定して運搬し、作業者の負担を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根面上で長板状の金
属折板等を運搬するための屋根上用運搬車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、工場施設、体育館等の大形建造物
の屋根面においては、金属シートに山形部を折曲した金
属折板で葺設した金属折板屋根が、材料が安価で、施工
コストも軽減できるために普及しつつある。前記屋根面
に金属折板を葺設する場合には、多数の作業者が手作業
で金属折板を屋根面に運び上げて集積したり、この集積
した金属折板の数枚を屋根面の所定の葺設位置へ運搬し
ながら、屋根面の流れ方向に一枚ずつ金属折板を載着
し、隣接する金属折板の相互の端面を重合継手して山型
部を形成しながら順次葺設している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
金属折板は、葺設する屋根面の面積にもよるが、その形
状が略幅60cm、長さ30ないし40m程度のものも
あり、これらの金属折板を作業者が手作業で屋根面へ運
び上げて集積したり、屋根面に沿って所定位置へと運搬
したりする作業は、多くの作業人員と共に多くの手数を
要し、高能率に作業を遂行できず、作業中の危険性も高
い等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、軽量、かつ強度を備えた
運搬車を屋根面に配置することにより、金属折板の様な
長板状の被搬送物の屋根面への運び上げ、屋根面に沿っ
た運搬作業等を、多数の作業者の手数を必要とすること
なく、小人数で高能率に遂行でき、作業中の危険度も少
ない等を特徴とする屋根上用運搬車を提供することにあ
る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、長矩形状に組設された機枠12と、こ
の機枠12を支持する様に同機枠12近傍に設けられ、
その長手方向に向けて周回状に設けられた無限軌条部1
4とを備え、前記機枠12と無限軌条部14とは、軽
量、かつ剛性のある素材で形成され、かつこれら機枠1
2と無限軌条部14とのみを主要な構成部材として成る
屋根上用運搬車10から構成される。
【0006】少なくとも前記無限軌条部14は、軽金属
を素材として形成されて成ることとしてもよい。
【0007】少なくとも前記無限軌条部14は、硬質合
成樹脂を素材として形成されて成ることとしてもよい。
【0008】少なくとも前記無限軌条部14は、木質材
を素材として形成されて成るものである。
【0009】少なくとも前記無限軌条部14は、竹質材
を素材として形成されて成るものである。
【0010】前記機枠12は、その上面側に同機枠12
の長手方向に向けて配設された受部54を有して成るこ
ととしてもよい。
【0011】前記受部54は、ローラ58から成ること
としてもよい。
【0012】前記機枠12上面には、同機枠12に対し
て起立、倒伏自在に起立倒伏機構部56が設けられ、こ
の起立倒伏機構部56に前記ローラ58が軸支されて成
ることとしてもよい。
【0013】前記無限軌条部14は、前記機枠12の長
手方向の両端部に軸架された無限軌条用車輪28と、こ
の無限軌条用車輪28に周回状に調帯された無限軌条帯
30とを備え、前記無限軌条帯30は、無限軌条用車輪
28に周回状に配置され、かつ隣接配置された複数の軌
条板40を含み、前記各軌条板40の接合端面には、隣
接する軌条板40どうしを相互に係合させるための係合
部44が設けられて成ることとしてもよい。
【0014】
【作用】本発明に係る屋根上用運搬車は、機枠及び無限
軌条部が、軽量、かつ剛性のある素材で形成されている
ため、建造物の屋根面に配置しながら運搬作業を安定し
て遂行できるものである。金属折板の様な長い被搬送物
を屋根面で運搬するために、屋根面の流れ方向の軒先寄
り位置や中間位置、或は棟寄り位置等に複数の屋根上用
運搬車を軒先や棟等と並行に設置する。そして、各屋根
上用運搬車の機枠の上面に、金属折板の様な長板状の被
搬送物の複数個を載着し、各屋根上用運搬車の端部側に
位置している作業者が各屋根上用運搬車を、無動力で屋
根面の流れ方向と交差する方向へと押送しながら所定箇
所まで運搬する。運搬後には、再び各屋根上用運搬車を
逆方向に元位置まで押送し、再び被搬送物を搭載して運
搬するものである。従って、傾斜した屋根面に無限軌条
部が接摺回動しながら安定状に移動でき、長板状の被搬
送物を小人数の作業者で高能率に運搬できて作業者の負
担が軽減され、作業時の安全性を向上できることとな
る。
【0015】
【実施例】以下添付図面に基づき、本発明の好適な実施
例を説明する。図1、図2には、本発明の実施例に係る
屋根上用運搬車10が示されている。図より明らかな様
に、前記屋根上用運搬車10は、長矩形状に組設された
機枠12と、この機枠12を支持する様に同機枠12近
傍に設けられ、その長手方向に向けて周回状に設けられ
た無限軌条部14とを備えている。
【0016】本発明の特徴的なことは、前記機枠と無限
軌条部とは、軽量、かつ剛性のある素材で形成され、か
つこれら機枠と無限軌条部とのみを主要な構成部材とし
て屋根上用運搬車を形成したことにより、前記屋根上用
運搬車は、建造物の屋根面へ簡易に配置でき、屋根面の
流れ方向の上下位置に複数の屋根上用運搬車を配置して
金属折板等の長目の被搬送物を搭載しつつ作業者が押送
し、無動力で安全に移動せながら被搬送物を運搬できる
ことにある。
【0017】図1に示す様に、前記機枠12は、長矩形
状に囲周形成された上面枠16と、この上面枠16の長
手方向の両側杆に各々垂下された複数の縦杆18、18
と、この各縦杆18、18の下端部に連設された胴側板
20、20と、を有している。前記各縦杆18の中間位
置や胴側板20、20の下辺縁部には、後述する無端軌
条帯の案内ローラを軸架するための軸受部22が、図2
に示す様に、それぞれ設けられている。前記胴側板2
0、20の両端側の上部位置には、無限軌条用車輪を軸
支するための軸受板24、24が水平に突出され、これ
らの軸受板24の端部側には、図2に示す様に、長溝を
利用した調整軸受部26が設けられている。
【0018】前記機枠12の上面枠16、縦杆18、胴
側板20等は、軽金属、硬質合成樹脂、木質材、竹質材
等の軽量、かつ剛性のある素材で組設することにより、
全体の重量が軽く、かつ変形のない状態に形成できる。
【0019】図1、図2に示す様に、前記無限軌条部1
4は、前記機枠12の長手方向の両端部に軸架された無
限軌条用車輪28、28と、この無限軌条用車輪28、
28に周回状に調帯された無限軌条帯30と、この無限
軌条帯30の上動部と下動部とを案内する複数の上部案
内ローラ32及び下部案内ローラ34と、を備えてい
る。
【0020】前記無限軌条用車輪28、28は、ローラ
形車輪から成り、この車輪28を回転自在に遊架した回
転軸36の両端が前記軸受板24、24の調整軸受部2
6に調整可能に軸支されている。前記車輪28は、ロー
ラ形車輪の他に、後述する無限軌条部14の各軌条板が
接合する角面を備えた多角形車輪に形成し、無限軌条帯
30との密着性を高めて無限軌条帯30の車輪28に対
する空滑りを抑制してもよい。
【0021】前記上部案内ローラ32は、前記機枠12
の両側部の縦杆18、18の軸受部22に軸支され、ま
た、前記下部案内ローラ34は、同じく両側部の胴側板
20、20に設けた軸受部22に軸支されている。この
下部案内ローラ34は密接状に配置され、これにより、
屋根面に葺設した金属折板の山型部等があっても無限軌
条帯30の下動部は平滑状に回動して屋根面をスムーズ
に移動できる。
【0022】図2に示す様に、前記無限軌条帯30は、
無限軌条用車輪28、28に周回状に掛け回された無端
帯38と、この無端帯38の外周面に同無端帯38と交
差する様に隣接固定された複数の軌条板40とを含む。
前記各軌条板40は、図3に示す様に、無端帯38側か
ら軌条板40へ係着させた係止ピン、係止螺子等の係止
部材42で無端帯38に固定されている。その他強力な
接着剤で接着固定してもよい。前記無端帯38は、繊維
性織布や合成樹脂、皮、ゴム等の不織布等を素材とし、
前記軌条板40の両端幅と同じ幅か、或は複数の狭幅な
帯体等に形成して各軌条板40を隣接固定する。
【0023】前記各軌条板40の接合端面には、各軌条
板40どうしを相互に係合させるための係合部44が設
けられている。この係合部44は、図3に示す様に、一
方の軌条板40の端面に突設された突条46と、他方の
軌条板40の端面に穿溝された凹溝48と、を備え、こ
の突条46と凹溝48とがさね継手状に相互に係合され
ている。
【0024】また、前記係合部44は、図4に示す様
に、軌条板40、40の接合端面に相互に噛合する様に
突設した平歯50、50と、この各平歯50、50の相
互に連通した連通孔に嵌挿された連結ピン52とから成
ることとしてもよい。この場合には、各軌条板40の係
合部44は強度を有するため、各軌条板40を前記無端
帯38に固定する必要がなく、各軌条板40のみで無限
軌条帯30を周回形成して無限軌条用車輪28、28に
調帯してもよい。
【0025】図5の一部底面図に示す様に、前記機枠1
2の胴側板20、20の内面側には、前記無限軌条部1
4の下動部の無限軌条帯30を案内する案内ローラ5
3、53を軸支することが好ましい。前記無限軌条帯3
0の各軌条板40の両端に案内ローラ53、53が接摺
しながら案内することにより、無限軌条帯30は胴側板
20、20内から外れることなく、傾斜した屋根面に安
定して接摺回動しながら移動できる。
【0026】前記無限軌条部14の無限軌条用車輪2
8、28、上部案内ローラ32、下部案内ローラ34、
無限軌条帯30の軌条板40等は、軽金属、硬質合成樹
脂、木質材、竹質材等を素材として形成されている。こ
れにより、無限軌条部14は、重量が軽く、かつ変形の
ない状態に形成でき、機枠12と相まって屋根上用運搬
車10は軽量となって屋根面を安全に移動しながら運搬
作業ができる。
【0027】図6には、他の実施例の屋根上用運搬車1
0が示されている。図において、屋根上用運搬車10
は、機枠12と、この機枠12を支持する様に同機枠1
2の近傍に、同機枠12の長手方向に周回状に設けられ
た無限軌条部14と、前記機枠12の上面側に、同機枠
12の長手方向に向け配設された受部54と、を備えて
いる。
【0028】前記機枠12、無限軌条部14の構成は、
先の実施例の屋根上用運搬車10と同じ番号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。本実施例の屋根上用運搬車1
0は、機枠12の上面側に設けた受部54に、金属折板
の様な長い被搬送物を乗架させ、他の屋根上用運搬屋1
0の上面へ簡易に押送搭載させ得ることを特徴とするも
のである。
【0029】前記受部54は、機枠12の上面枠16の
長手方向の両端部に起立、倒伏自在に枢支された起立倒
伏機構部56、56と、この起立倒伏機構部56、56
の上端に軸支されたローラ58とを備えている。
【0030】前記起立倒伏機構部56、56は、上面枠
16に外面側から内面側へ螺着された把手付螺子軸60
と、上面枠16の内面側で前記把手付螺子軸60に下端
部が枢着された腕杆62と、この腕杆62から上面枠1
6に着脱係着して腕杆62を起立保持する保持枠64
と、を有し、前記螺子軸60の先端部が保持枠64の螺
子孔に螺着されている。前記起立倒伏機構部56、56
の腕杆62、62の上端にローラ58が回転自在に軸支
され、また、倒伏した腕杆62、62の支持棒66、6
6が上面枠16の隅部寄り下面に固定されている。
【0031】前記起立倒伏機構部56、56の腕杆6
2、62を起立させ、把手付螺子軸60、60を正回転
させつつ保持枠64、64を上面枠16に係着させて腕
杆62、62を起立保持する。また、把手付螺子軸6
0、60を逆回転させて保持枠64、64を上面枠16
から脱係させ、腕杆62、62を上面枠16内へと倒伏
させて支持棒66、66に支持する。
【0032】なお、前記起立倒伏機構部56の腕杆62
は、図7に示す様に、上面枠16の内面側にピン68で
枢着し、この腕杆62の下端と上面枠16とに付勢バネ
70を装着してバネ付勢させ、上面枠16に設けたフッ
ク72を腕杆62のリング74に係着して起立保持する
様に構成してもよい。
【0033】この場合には、フック72を腕杆62のリ
ング74より脱係することにより腕杆62を敏速に倒伏
させてローラ58に搭載した被搬送物を上面枠16に移
載できることとなる。
【0034】前記屋根上用運搬車10の上面側の受部5
4のローラ58に被搬送物を載せて他の屋根上用運搬車
10へ向け押送でき、その後で起立倒伏機構部56でロ
ーラ58を倒伏させて、各屋根上用運搬車10の機枠1
2の上面枠16に被搬送物を直接載着し、安定した状態
で運搬できる。前記起立倒伏機構部56は、上記した具
体的実施例の構成のみならず、前記機枠12の上面に簡
易に受部54としてのローラ58を起立倒伏可能な他の
機構としてもよい。
【0035】次に、本発明の実施例に係る屋根上用運搬
車10の作用を説明する。図8に示す様に、建造物の屋
根面R上で金属折板の様な長板状の被搬送物Pを運搬す
る場合には、屋根面Rの流れ方向の軒先寄り位置や中間
位置、或は棟寄り位置等に屋根上用運搬車10の複数台
を、軒先や棟等と並行に設置する。そこで、各屋根上用
運搬車10の上面の受部54を起立させる。軒下側から
受部54に被搬送物Pの一端をのせ、その状態で作業者
は被搬送物Pを屋根面Rの流れ上段側に設置された他の
屋根上用運搬車10の受部54へ押送しながら順次複数
の被搬送物Pを各屋根上用運搬車10の受部54に支持
する。
【0036】その後で、各屋根上用運搬車10の受部5
4を倒伏させて機枠12の上面枠16に直接被搬送物P
を載着する。機枠12の上面に受部54を設けていない
場合には、各屋根上用運搬車10の機枠12の上面に直
接被搬送物Pを載着する。そこで、各屋根上用運搬車1
0の端部側に位置している一人または二人の作業者が各
屋根用運搬車10を、図8の矢印方向へ向け、無動力で
押送しながら屋根面Rの流れ方向と交差する方向へと押
送しながら所定箇所まで安全に搬送する。搬送後には、
再び各屋根上用運搬車10を逆方向に元位置まで押送
し、再び被搬送物を搭載する。
【0037】従って、軽量かつ強度のある材質で形成し
た屋根上用運搬車10を屋根面Rへ簡易に配置でき、こ
れらの屋根上用運搬車10を利用して金属折板の様な長
板状の被搬送物Pを屋根面へ簡易に運び上げ、その後の
屋根面に沿った運搬も、多数の作業者の手数を必要とす
ることなく、小人数で高能率に遂行できる。また、手作
業の運搬に比べ、屋根面を往復運搬する回数も少なくな
り、作業者の負担が軽減され、かつ安全性も向上できる
こととなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る屋
根上用運搬車によれば、長矩形状に組設された機枠と、
この機枠を支持する様に同機枠近傍に設けられ、その長
手方向に向けて周回状に設けられた無限軌条部と、を備
え、前記機枠と無限軌条部は、軽量、かつ剛性のある素
材で形成され、かつこれら機枠と無限軌条部とのみを主
要な構成部材として成ることにより、軽量かつ強度のあ
る材質で形成されているため屋根面へ簡易に配置でき、
長板状の多数の被搬送物の屋根面への運び上げ、屋根面
に沿った運搬作業を、小人数で高能率に遂行でき、作業
者の負担も軽減されて安全性も向上できる。
【0039】また、請求項2によれば、少なくとも前記
無限軌条部は、軽金属を素材として形成されて成ること
により、屋根上用運搬車の重量が軽量となって建造物の
屋根面に配置して被搬送物を運搬できる。
【0040】あた、請求項3によれば、少なくとも前記
無限軌条部は、硬質合成樹脂を素材として形成されて成
ることにより、屋根上用運搬車の重量が軽量となって建
造物の屋根面に配置して被搬送物を運搬できる。
【0041】また、請求項4によれば、少なくとも前記
無限軌条部は、木質材を素材として形成されて成ること
により、屋根上用運搬車の重量が軽量となって建造物の
屋根面に配置して被搬送物を運搬できる。
【0042】また、請求項5によれば、少なくとも前記
無限軌条部は、竹質材を素材として形成されて成ること
により、屋根上用運搬車の重量が軽量となって建造物の
屋根面に配置して被搬送物を運搬できる。
【0043】また、請求項6によれば、前記機枠は、そ
の上面側に配設された受部を有して成ることにより、こ
の受部に被搬送物の一端を載着して押送しながら複数の
屋根上用運搬車に被搬送物を簡易に搭載できる。
【0044】また、請求項7によれば、前記受部は、ロ
ーラから成ることにより、このローラ上に搭載した被搬
送物を簡易に押送できる。
【0045】また、請求項8によれば、前記機枠上面に
は、同機枠に対し起立、倒伏自在に起立倒伏機構部が設
けられ、この起立倒伏部に前記ローラが軸支されて成る
ことにより、ローラ上に搭載した被搬送物を機枠上に移
載し、運搬移動時に被搬送物を安定に保持できる。
【0046】また、請求項9によれば、前記無限軌条部
は、前記機枠の長手方向の両端部に軸架された無限軌条
用車輪と、この無限軌条用車輪に周回状に調帯された無
限軌条帯とを備え、前記無限軌条帯は、無限軌条用車輪
に周回状に配置され、かつ隣接配置された複数の軌条板
を含み、前記各軌条板の接合端面には、隣接する軌条板
どうしを相互に係合させるための係合部が設けられて成
ることにより、無限軌条帯の軌条板が傾斜した屋根面に
接摺しながら屋根上用運搬車を安定状に保持しつつ被搬
送物を、無動力で安全に運搬できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る屋根上用運搬車の斜視図
である。
【図2】図1に示す屋根上用運搬車の一部拡大斜視図で
ある。
【図3】無限軌条帯の一部拡大断面図である。
【図4】無限軌条帯の他の実施例を示した一部拡大平面
図である。
【図5】無限軌条帯の下動部の案内ローラを示した屋根
上用運搬車の底部側の一部拡大斜視図である。
【図6】上面側に起立倒伏する受部を備えた屋根上用運
搬車の斜視図である。
【図7】他の実施例の受部の起立倒伏機構部を示した一
部拡大側面図である。
【図8】屋根面に屋根上用運搬車を設置して被搬送物を
載着した状態の説明図である。
【符号の説明】
10 屋根上用運搬車 12 機枠 14 無限軌条部 28 無限軌条用車輪 30 無限軌条帯 40 軌条板 44 係合部 54 受部 56 起立倒伏機構部 58 ローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長矩形状に組設された機枠と、この機枠
    を支持する様に同機枠近傍に設けられ、その長手方向に
    向けて周回状に設けられた無限軌条部と、を備え、 前記機枠と無限軌条部は、軽量、かつ剛性のある素材で
    形成され、かつこれら機枠と無限軌条部とのみを主要な
    構成部材として成る屋根上用運搬車。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記無限軌条部は、軽金属を
    素材として形成されて成る請求項1記載の屋根上用運搬
    車。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記無限軌条部は、硬質合成
    樹脂を素材として形成されて成る請求項1記載の屋根上
    用運搬車。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記無限軌条部は、木質材を
    素材として形成されて成る請求項1記載の屋根上用運搬
    車。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記無限軌条部は、竹質材を
    素材として形成されて成る請求項1記載の屋根上用運搬
    車。
  6. 【請求項6】 前記機枠は、その上面側に配設された受
    部を有して成る請求項1記載の屋根上用運搬車。
  7. 【請求項7】 前記受部は、ローラから成る請求項6記
    載の屋根上用運搬車。
  8. 【請求項8】 前記機枠上面には、同機枠に対して起
    立、倒伏自在に起立倒伏機構部が設けられ、この起立倒
    伏機構部に前記ローラが軸支されて成る請求項7記載の
    屋根上用運搬車。
  9. 【請求項9】 前記無限軌条部は、前記機枠の長手方向
    の両端部に軸架された無限軌条用車輪と、この無限軌条
    用車輪に周回状に調帯された無限軌条帯と、を備え、 前記無限軌条帯は、無限軌条用車輪に周回状に配置さ
    れ、かつ隣接配置された複数の軌条板を含み、 前記各軌条板の接合端面には、隣接する軌条板どうしを
    相互に係合させるための係合部が設けられて成る請求項
    1記載の屋根上用運搬車。
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JP2014105110A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Sanwa Kogyo Kk 重量物運搬装置

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