JPH07329219A - 紙製深絞り成形品及びその製造方法 - Google Patents

紙製深絞り成形品及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07329219A
JPH07329219A JP6125259A JP12525994A JPH07329219A JP H07329219 A JPH07329219 A JP H07329219A JP 6125259 A JP6125259 A JP 6125259A JP 12525994 A JP12525994 A JP 12525994A JP H07329219 A JPH07329219 A JP H07329219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
deep
thin
crepe
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6125259A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayuki Hayakawa
貞幸 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HAIPATSUKU KK
Original Assignee
NIPPON HAIPATSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON HAIPATSUKU KK filed Critical NIPPON HAIPATSUKU KK
Priority to JP6125259A priority Critical patent/JPH07329219A/ja
Publication of JPH07329219A publication Critical patent/JPH07329219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単で安価に製造することができ、再利用や
処分の容易な紙製深絞り成形品を製造する。 【構成】 坪量18.6g/m2 、厚さ0.14mm、
密度0.133g/cm 3 のクレープ付トイレットペー
パー用紙1,1,…を40プライの積層状態にして金型
11,12間にセットし、温度100〜180℃、圧力
30〜200kg/cm2 でホットプレスする。 【作用】 用紙1は紙繊維が緻密化されておらず、柔軟
でそれ自体が伸び縮みし易い上に、1枚1枚の変形能力
が高いことから、金型11,12にも馴染み易い一方
で、多数枚が一体化されるので、強度的にも十分な緩衝
容器20が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙材を圧搾成形する
ことにより得られる立体形の深絞り成形品及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙製のトレイを製造する方法とし
て、特公昭57−3492号が提案された。この方法
は、樹脂粉末もしくは繊維状樹脂を含有せしめた成形用
原紙又は表面に樹脂加工を施した原紙をコルゲート機に
より波形に屈曲させてこれを常温では復元しない様に固
定し、この波形屈曲原紙を金型により加熱圧搾すると共
に金型の両側に原紙の絞りで生ずる密集ひだ状余端部を
金型に設けた空隙に逃がしつつ成形作業を行うというも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、成形用原紙に
はコルゲート加工を固定するための樹脂粉末や繊維状樹
脂が含有されたり表面に樹脂加工がなされたりしている
ので、そのまま再生紙原料として利用し難く、埋め立て
処分での分解が困難で、焼却処分では温度上昇・有害ガ
ス発生などの問題が考えられた。
【0004】また、コルゲート加工を施す必要性から工
程が複雑化し、コルゲート加工機が必要となる上に余端
部の逃げを確保するための空隙を金型に設ける必要もあ
り、製造コスト・設備コストの上昇を招くという問題も
あった。さらに、コルゲート加工を施してあっても金型
が複雑形状になると板紙そのままで使用した場合と同様
に割れ目や裂け目などが発生し、目的物が得られない。
【0005】そこで、本発明は、簡単に効率よく凹凸の
ある紙製深絞り成形品及びその製造方法の提供を目的と
し、より望ましくは製紙原料として再利用し得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するためになされた本発明の紙製深絞り成形品は、紙繊
維同士が緻密化されていない柔軟な薄紙が積層されると
共に加熱下で圧搾成形することにより所望の形状に成形
され、薄紙同士が一体化されていることを特徴とする。
【0007】同じく上記目的を達成するためになされた
本発明の紙製深絞り成形品の製造方法は、紙繊維同士が
緻密化されていない柔軟な薄紙を積層して深絞り成形金
型にセットし、加熱下で圧搾成形することを特徴とす
る。特に、前記薄紙としてクレープ加工又はエンボス加
工の施された薄紙を用いることが望ましい。また、前記
薄紙としては厚さが0.2mm以下で密度が0.3g/
cm3 以下(より望ましくは密度0.25g/cm3
下、よりより望ましくは0.14g/cm3 以下)の薄
紙を用いることが望ましい。さらに、前記圧搾は、10
0〜180℃の加熱下で30〜200kg/cm2 の圧
力にて行うことが望ましい。なお、温度に関しては14
0〜150℃とするのがより望ましく、圧力に関しては
50〜100kg/cm2 とするのがより望ましい。
【0008】本発明にいう紙繊維同士が緻密化されてい
ない柔軟な薄紙とは、カレンダー加工が実質的に施され
ていないか、あるいは施されているとしてもきわめて弱
く、柔らかい紙をいう。紙の柔らかさは、手で触れた時
の印象で判断することができる(JISP4501にお
けるトイレットペーパーでの柔らかさの表現参照)。ま
た、厚さでいうと約0.2mm以下の薄いものがよい。
【0009】本発明に用いることのできる薄紙の具体例
としては、例えば、ティッシュペーパー、ペーパーナプ
キン、キッチンタオル、トイレットペーパー、キッチン
用油ふきなどをあげることができる。なお、本発明の実
施に当たって原料として使用される薄紙は単に薄いだけ
では不十分であって、例えば薄手の上質紙などの様に平
滑化・緻密化が施された紙は不適当である。これは、上
質紙などの硬くゴワゴワした紙では圧搾時に繊維が伸び
ないため割れ目や裂け目ができてしまい、深絞りに耐え
ないからである。
【0010】ここで、紙繊維同士が緻密化されていない
柔軟な薄紙の性質を考えれば、上質紙との差異が明らか
になる。 [紙繊維同士が緻密化されていない柔軟な薄紙の場合] ・金型に馴染み易く、このため、圧搾時に無理に引っ張
られず、裂け目などを生じさせない。
【0011】・紙の繊維同士の結合が弱く、ずれ易い。
また、圧搾時には複数枚積層した紙の層間がずれるため
曲面に馴染み割れ目や裂け目が発生しない。 ・金型にセットした際にしわが生じていても加熱下での
圧搾により紙繊維の緻密化が起こる。
【0012】・以上より、圧搾時に各薄紙には無理な力
が発生し難い。 [紙繊維同士が緻密化された上質紙の場合] ・深絞り金型へセットしたとき、金型の隅に収まり難
い。このため、圧搾時に強く引っ張られた状態が生じ易
い。
【0013】・収まったとするとかなり大きなしわや折
れ目となり易く、圧搾時に緻密化される割合はわずかな
のでしわや折れ目がそのまま残ってしまう。 ・紙繊維同士はずれ難く、圧搾によって薄紙に無理な力
が生じる。 一方、本発明に適する薄紙の具体例と、それらの坪量及
び密度などは次の表の様になる。
【0014】
【表1】
【0015】一方、この様に薄肉であるものの、加熱下
で圧搾成形することにより、圧搾後の形状がしっかりと
維持されると共に多数が積層されることで製品の強度も
確保される。加熱下で圧搾成形することによる形状維持
性能は、紙繊維同士がずれ易く、かつ、紙繊維同士が水
素結合することによるものと考えられる。これは、例え
ば不織布の様な場合には繊維がずれ難いので深絞り成形
をしても形状を維持できず、トレイなどとして成立しな
い。
【0016】ここで、積層枚数は例えば10枚以上が望
ましく、より望ましくは30枚以上、さらに望ましくは
40枚以上使用する。積層枚数が少ないときには、デン
プン糊などを薄紙同士の間に挟んで圧搾成形することで
成形品としての強度を満足させることもできる。また、
厚手の硬めの紙を芯として使用し、その上下に柔軟な薄
紙を各10枚程度ずつ積層して深絞りすることもでき
る。この場合、芯となる紙が多少割れても、その上下に
積層された薄紙は割れ目や裂け目を生じないので、成形
品全体としてみたとき、割れ目は内部にのみ留まる。
【0017】この様に、紙繊維同士が緻密化されていな
い柔軟な薄紙を用いているので、一枚一枚の薄紙単位で
は紙繊維がずれやすく成形が容易で、深絞り成形時の力
が分散されて集中せず、破れが発生し難い。特に、クレ
ープ紙やエンボス紙は一枚一枚の展伸性が高く、破れず
に伸びやすい。しかも、10プライ以上にもなるような
多数枚が積層一体化されていれば、深絞り成形の際に各
層に破れが生じてもその位置や大きさが層ごとに異な
り、全体としては割れ目や薄肉化による透け目を出現さ
せない。特に、40プライ以上が積層されるようになる
とこの作用は一層顕著になりかなりの深絞りにも耐える
ことができるようになる。そして、深絞り成形品の強度
自体も十分に得られるようになる。
【0018】この様に、本発明では、一枚一枚では特定
の形状に成形して当該形状を保持することが困難な「柔
軟な薄紙」も、多数枚が積層一体化させることによって
「紙材全体」としては深絞り形状を維持し得る形状維持
特性と強度とを備えさせているのである。しかも、各薄
紙は紙繊維がずれやすく破れずに伸びやすい上に、多数
枚が積層されたものであるため仮に破れが生じてもその
場所が全部の層で一致してしまうことが少なく、紙材全
体としては割れ目や透け目を生じさせ難い。
【0019】本発明では、柔軟な薄紙の性質をうまく利
用しており、しかも、コルゲート形状を維持させる必要
もないので、純粋に紙だけでも深絞り成形品を構成する
ことができ、そのまま再生紙原料として再利用すること
ができる成形品を提供することができる。
【0020】なお、本発明方法において、クレープ紙を
用いるときには、クレープ方向が交差する様に薄紙を積
層するとよい。これは、クレープ紙はクレープのしわ目
に交差する方向へ伸びやすくなっていることから、クレ
ープ方向を交差させることによって縦にも横にも伸びや
すくすることで一層変形能力を高めることができるから
である。
【0021】
【実施例】以下にこの発明の詳細を実施例を示す図面を
参照して説明する。実施例においては、図1に示す工程
によって紙製の電気製品用の緩衝容器を製造する。ま
ず、工程について説明する。
【0022】実施例の工程では、クレープ付のトイレッ
トペーパー用紙1を10枚積層して仮止めした原料シー
ト3を二つ折りにし、これを2段に重ねて金型11の上
におく(A)。即ち、都合40枚のトイレットペーパー
用紙1が積層されて金型にセットされたことになる。
【0023】ここで、トイレットペーパー用紙1は、次
の表の様なものである。なお、比較例としての濾紙につ
いても下表に示す。
【0024】
【表2】
【0025】ここで、引張強さ及び伸びは、トイレット
ペーパーについては10枚重ねのものについての値を、
濾紙については2枚重ねのものの値を示す。なお、実施
例で使用するトイレットペーパーにはクレープがついて
いるので、厳密な意味での密度はさらに小さくなる。ク
レープ方向は、各層とも同じにしてもよいし、クロスす
る様にしてもよい。
【0026】次に、ホットプレスを行う(B)。このと
き、金型11,12を温度100〜180℃に加熱して
圧力30〜200kg/cm2 でホットプレスを行う。
なお、ホットプレスのストローク速度は、5〜10秒を
とるようにした。また、金型11には図示の様に、バネ
13で背後から飛び出される先押し部材14が設けられ
ており、トイレットペーパー用紙1が金型の隅まで押し
込まれてからプレス荷重が加わる様に工夫されている。
即ち、金型11,12を閉じるとき、この先押し部材1
4がまず用紙1を金型の奥まで押し込み、用紙1が金型
12の奥に達するとバネ13が縮んで先押し部材14が
没入し、実際に金型11,12の閉型による加圧が始ま
るときには用紙1は型形状にしっかり馴染んだ状態とな
っているのである。
【0027】また、実施例では、深絞りの程度は、図に
示すA,Bで表現すると、絞りの最もきつい部分ではB
/A=1.70であった。このB/Aが大きいほど絞り
がきつく、複雑な形状ということができる。こうして、
深絞り成形された成形品は、切断装置にて一個ずつの緩
衝容器に切り分けられ、回収される。
【0028】この緩衝容器20は、図2に示す様に、電
気製品を収納する電気製品収納部21と、アダプタ類な
どの付属品を収納する付属品収納部23とからなる。そ
して、電気製品収納部21と付属品収納部23との間に
は連結片25が介在している。また、連結片25の両端
には折り目31,32が形成される。これらの折り目3
1,32も深絞り装置でのホットプレスの際に同時に形
成される。
【0029】本実施例によれば、かなりな深絞りをした
のであるが、一枚一枚のトイレットペーパー用紙1,
1,…は独自に伸び、収納部21,23の角部において
も割れ目や裂け目を生じない。しかも、全体としては坪
量800g/m2 になるので強度は十分であるし、加熱
下での圧搾成形も効き、形状維持特性も十分に発揮する
ことができる。この結果、純粋に紙だけで緩衝容器20
を製造することができる。
【0030】これに対し、比較例の濾紙を5〜6枚重ね
て同様のホットプレスを行ったものでは、割れ目や裂け
目が生じてしまった。これは、濾紙では柔らかさや薄さ
が足りなかったためと考える。なお、薄紙として、表1
のそれぞれについて10枚以上を重ねて同様のホットプ
レスを行った場合に、いずれも実施例と同様に割れ目や
裂け目のない緩衝容器を製造することができた。
【0031】また、クレープのないトイレットペーパー
を使用して同様にホットプレスした場合にも良好な緩衝
容器を製造することができた。ただし、より複雑で絞り
のきつい形状の製品を製造する場合には、クレープ紙の
方が適しているといえる。これは、クレープのひだが伸
びることで複雑な形状への馴染みがよくなるからと考え
る。ここで、クレープ紙ではクレープのしわ目と直交す
る方向に伸び易いので、金型にセットする際には金型の
形状とクレープ方向とを考慮するとよい。また、上20
枚と下20枚とでクレープ方向が交差する様にセットし
てやれば縦にも横にも伸び易く、一層複雑な形状に絞る
こともできる。
【0032】一方、柔軟であってもレーヨン不織布を多
数枚積層してホットプレスしたところでは、形状が維持
できず、加熱下で圧搾成形しても形状維持性能が発揮さ
れなかった。このことから、紙でないとうまくいかない
ものと考えられる。以上本発明の実施例について説明し
たが、本発明はこれらに限定されるものではなく、さら
に種々なる態様にて実施することが可能である。
【0033】例えば、電気製品用の緩衝容器だけでな
く、食品トレイやその他の深絞り成形品として適用する
こともできる。薄紙も実施例のものに限らない。また、
図3(A)に示す様に、坪量400g/m2 程度の厚め
の芯紙51(コルゲートのついたものがよい)の上下に
薄いクレープ紙52を各10プライ程度ずつ積層してホ
ットプレスしてもよい。この場合も、表面のクレープ紙
52は実施例と同様の作用・効果を奏するので、仮に芯
紙51に割れ目が生じても、これを覆い隠すので製品と
しての性能は劣らない。
【0034】さらに、図3(B)に示す様に、デンプン
やカゼインなどの天然の接着性物質の粉末53を中間層
にまぶしたり、天然の防腐剤や芳香剤の粉末をまぶした
りする様にしてもよい。また、図3(C)に示す様に、
多数枚積層された用紙1の上下にコットン不織布54を
積層してホットプレスする様にしてもよい。この場合、
コットン不織布54で覆うことで、仮に若干の傷が生じ
たとしてもそれがかくれて見た目を美しくする。なお、
コットン不織布54と用紙1との間にはデンプンやカゼ
インの粉末を挟み込ませておいたり、溶液として塗布し
ておくとよい。後は実施例と同様に先押し機能付の金型
にセットしてホットプレスすれば緩衝容器を製造するこ
とができる。紙粉が出ないということは、電気製品に紙
粉が付着したり場合によっては製品内部に侵入してしま
うというおそれを排除できるので、特に、電気製品用の
緩衝容器においては効果が高い構成ということができ
る。また、コットン不織布はホットプレスしても硬くな
ってしまわず、紙よりもコットン不織布の方が当りが柔
らかいので、電気製品の表面に傷を付けにくいという点
でもより高い効果が得られる。しかも、コットン不織布
であるので天然素材100%の効果は十分に満足するこ
とができる。
【0035】加えて、用紙は、実施例の様なカット紙と
してではなく、ロールから直接引出しながら連続的に金
型に送り込むようにしても構わない。なお、成形品を天
然素材100%としなくても、従来のコルゲート加工を
不要にする点や、割れ目や裂け目が発生せず、本発明の
目的を十分に達成し得るので、本発明の範囲が天然素材
100%のものに限られる訳ではないということも付言
しておく。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、不良品の発生を抑制し
つつ紙製深絞り成形品を提供することができ、より複雑
かつ絞りのきつい成形品の製造も可能である。また、特
に樹脂などを含有させる必要性はなく、天然素材100
%の成形品を提供することができるので、紙の再利用が
容易であり、廃棄する場合にも問題を生じない。さら
に、不良品の発生が抑制され、環境に易しいすぐれた深
絞り成形品を提供することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電気製品用の緩衝容器の製造工程の
説明図である。
【図2】 実施例の電気製品用の緩衝容器の斜視図であ
る。
【図3】 変形例の説明図である。
【符号の説明】
1・・・トイレットペーパー用紙、3・・・原料シー
ト、11,12・・・金型、13・・・バネ、14・・
・先押し部材、20・・・緩衝容器、21・・・電気製
品収納部、23・・・付属品収納部、25・・・連結
片、31,32・・・折り目、51・・・芯紙、52・
・・クレープ紙、53・・・接着性物質の粉末、54・
・・コットン不織布。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙繊維同士が緻密化されていない柔軟な
    薄紙が積層されると共に加熱下で圧搾成形することによ
    り所望の形状に成形され、薄紙同士が一体化されている
    ことを特徴とする紙製深絞り成形品。
  2. 【請求項2】 紙繊維同士が緻密化されていない柔軟な
    薄紙を積層して深絞り成形金型にセットし、加熱下で圧
    搾成形することを特徴とする紙製深絞り成形品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の紙製深絞り成形品の製造
    方法において、前記薄紙としてクレープ加工又はエンボ
    ス加工の施された薄紙を用いることを特徴とする紙製深
    絞り成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の紙製深絞り
    成形品の製造方法において、前記薄紙として厚さが0.
    2mm以下で密度が0.3g/cm3 以下の薄紙を用い
    ることを特徴とする紙製深絞り成形品の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれか記載の紙
    製深絞り成形品の製造方法において、前記圧搾は、10
    0〜180℃の加熱下で30〜200kg/cm2 の圧
    力にて行うことを特徴とする紙製深絞り成形品の製造方
    法。
JP6125259A 1994-06-07 1994-06-07 紙製深絞り成形品及びその製造方法 Pending JPH07329219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125259A JPH07329219A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 紙製深絞り成形品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125259A JPH07329219A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 紙製深絞り成形品及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07329219A true JPH07329219A (ja) 1995-12-19

Family

ID=14905668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6125259A Pending JPH07329219A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 紙製深絞り成形品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07329219A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307578A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Paper Ware Co Ltd 紙蓋のプレス成形装置
GB2379184A (en) * 2001-07-21 2003-03-05 Nigel Anthony Chute Moulded case for portable electronics devices
JP2006320688A (ja) * 2005-04-19 2006-11-30 Oji Nepia Kk 洗浄便座用トイレットロール
CN112867600A (zh) * 2019-09-27 2021-05-28 (株)信友 纸质的包装用缓冲托盘的制造方法及由此制造的缓冲托盘
US11713546B2 (en) 2019-09-27 2023-08-01 Sin Woo Co., Ltd. Method for manufacturing paper buffer tray for packaging and buffer tray manufactured thereby

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307578A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Paper Ware Co Ltd 紙蓋のプレス成形装置
JP4563610B2 (ja) * 2001-04-13 2010-10-13 ペーパーウェア株式会社 紙蓋のプレス成形装置
GB2379184A (en) * 2001-07-21 2003-03-05 Nigel Anthony Chute Moulded case for portable electronics devices
JP2006320688A (ja) * 2005-04-19 2006-11-30 Oji Nepia Kk 洗浄便座用トイレットロール
CN112867600A (zh) * 2019-09-27 2021-05-28 (株)信友 纸质的包装用缓冲托盘的制造方法及由此制造的缓冲托盘
JP2022514993A (ja) * 2019-09-27 2022-02-16 シンウ カンパニー リミテッド 紙の材質の包装用緩衝トレイの製造方法及びこれによって製造される緩衝トレイ
US11713546B2 (en) 2019-09-27 2023-08-01 Sin Woo Co., Ltd. Method for manufacturing paper buffer tray for packaging and buffer tray manufactured thereby
EP4035882A4 (en) * 2019-09-27 2023-12-06 Sin Woo Co., Ltd METHOD FOR MANUFACTURING A PAPER PACKAGING BUFFER TRAY, AND BUFFER TRAY THUS MANUFACTURED

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6040166B2 (ja) 曲げ剛性を備えた積層板、同積層板からの成形品、及びその製造方法
US9637862B2 (en) Hybrid multi-ply tissue paper product and method for manufacturing the same
KR100371843B1 (ko) 적층형 섬유 구조체 및 그 제조 방법
KR102381024B1 (ko) 엠보싱된 여러 겹 티슈 제품
KR102379467B1 (ko) 엠보싱된 여러 겹 티슈 제품
CN113302044A (zh) 绵纸产品以及生产所述绵纸产品的方法和设备
KR20210083294A (ko) 엠보싱된 여러 겹 티슈 제품
JPH07329219A (ja) 紙製深絞り成形品及びその製造方法
US3055035A (en) Applicators
JP4796371B2 (ja) 化粧綿およびその製造方法
CN113167032B (zh) 棉纸产品及其制造方法和设备
US20030215605A1 (en) Fibrous web product
EP1321576A1 (en) A laminated tissue paper and a method of forming it
JP2000265400A (ja) 熱成形可能な板紙およびその製造方法
JP4021094B2 (ja) 合紙緩衝シート
JPH07256798A (ja) 緩衝材及びその成型方法
JP3529372B2 (ja) 紙製シート状基材とその製造方法
JP2001301064A (ja) 絞り容器の製造方法
JP2024032355A (ja) ウェットティシュー
US20030118784A1 (en) Laminated tissue paper and a method of forming it
WO2018177524A1 (en) Dispenser for dispensing sheet products and method of manufacturing the dispenser
JP2024046997A (ja) ウェットティシュー
JPS5820357Y2 (ja) 積層体
KR20230089591A (ko) 친환경 화장품 용기용 명판 및 이의 제조 방법
JPH0768689A (ja) 成形天井基材