JPH07329047A - コンクリートパイプ製造の改良 - Google Patents

コンクリートパイプ製造の改良

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JPH07329047A
JPH07329047A JP5317399A JP31739993A JPH07329047A JP H07329047 A JPH07329047 A JP H07329047A JP 5317399 A JP5317399 A JP 5317399A JP 31739993 A JP31739993 A JP 31739993A JP H07329047 A JPH07329047 A JP H07329047A
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concrete forming
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 逆回転パッカヘッドと振動機を組合せた改良
アセンブリを提供する。 【構成】 逆回転ローラアセンブリ、長底アセンブリ、
あるいはそれらの組合せからなる逆回転パッカヘッド4
0を環状空気圧振動機40,65の真上に配置する。同
軸の逆回転パッカヘッド用駆動軸48が振動機65を通
っているので、動力伝達手段を振動機65の下に振動機
から隔絶して設けることができる。振動機65を逆回転
パッカヘッド40の下に隣接して設けたためより高速で
パイプを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、全体としてコンクリートパイプ
製造における改良に関する。本発明は特に、コンクリー
トパイプ製造機のパッカヘッドと振動コアを組合せた改
良アセンブリおよび高速コンクリートパイプ成形法に関
する。したがって、本発明は逆回転パッカヘッドと振動
コアが1つの装置になった利点を提供する。
【0002】
【発明の背景】コンクリートパイプ製造機用の逆回転パ
ッカヘッドは本技術分野では公知である。パッカヘッド
の下に振動機を設けた逆回転パッカヘッドも本技術分野
で公知である。しかし、従来技術が教示するデザインで
は、逆回転パッカヘッドと振動機の利点を有効に組合せ
て高品質パイプを高い生産率で製造するコンクリートパ
イプ製造機を提供することはできない。
【0003】米国特許第4,540,539号は、上にローラア
センブリと該上部ローラアセンブリの下に下部の長底ア
センブリを具備したドライキャストパイプ製造用逆回転
パッカヘッドを開示している。この放射状分布プロセス
もコンクリート成形法として知られている。上部ローラ
アセンブリはまず、ワイヤー補強ケージを通してドライ
キャストコンクリートを外方向に放射状にコンクリート
パイプの金型に分布させる。ドライキャストコンクリー
トは最初に上部回転ローラアセンブリによってケージ及
び型わくに押し付けられた後、さらに回転する下部長底
アセンブリによってケージおよび型わくに押し付けられ
る。
【0004】米国特許第4,540,539号および第5,080,571
号の上部ローラアセンブリおよび下部長底アセンブリは
逆回転、つまり逆方向に駆動される。各アセンブリの回
転は、もう一方のアセンブリの存在を無視して考えると
コンクリート構造体内にあるワイヤーケージにねじれを
与えるように作用する、あるいは作用する傾向があるよ
うにみえる。しかし、実際の操作では左回りおよび右回
り方向のねじれが同時に生じ、ワイヤーケージにねじれ
がかかる地点では常に双方の力が重なるので、常に互い
の力が有効に相殺される。ねじれがあるとコンクリート
に空隙が生じ、空隙は最終製品であるコンクリートパイ
プの強度を著しく弱めるため、ケージからねじれをなく
せば最終製品の品質を有意に高めることができる。
【0005】逆回転パッカヘッドに本質的に付随する問
題はパイプの低密度にある。この欠点を改善する試みが
なされた結果、逆回転パッカヘッドと振動機が一体にな
った最初のコンクリートパイプ製造機が作られた。
【0006】米国特許第4,957,424号は、パッカヘッド
の下に振動機を配置した逆回転パッカヘッドを開示して
いる。この特許は逆回転パッカヘッドのみ、あるいは振
動コアのみを含むコンクリートパイプ製造法を改良した
ものといわれる。振動コアのみを使用した初期の方法で
は、振動により非常に効果的にドライキャストコンクリ
ートを圧縮し、密にすることができるので高密度コンク
リートパイプを製造することができた。しかし、振動工
程は非常に緩慢で、それ自体の欠点もある。しかもこの
機械では一度に1本のパイプしか製造できない。
【0007】振動機のみを用いるコンクリートパイプ製
造法では、慎重に圧縮させないとスランプ問題が生じ
る。空隙やその他の変形(コンクリートスランプとも呼
ぶ)はもともと振動後にコンクリート体積が減少するこ
とによって生じる。振動によってドライキャストコンク
リートが圧縮され、その結果体積が減少する。体積が減
少した結果、型わく、特にワイヤー補強ケージあるいは
その近辺に隙間が生じる。
【0008】従来技術によるコアコンクリートパイプ製
造機では、得られるパイプの密度レベルは限られてい
る。振動回数をあまり高くすると最終製品にコンクリー
トスランプや隙間、その他の変形が生じる。これは先端
に口をつけたパイプや噛合い目地つきパイプなど不定形
なパイプでは特に問題になる。特に上記不定形パイプを
作るのに用いられる型わくでは、振動前に十分固めてお
かないとコンクリートスランプが生じる。重りつき成形
リングを用いて事前に固める作業が試みられてきたが、
製造業者は次に長さの制御という問題に直面した。パイ
プの長さや継手が仕様どおりでないとそれらのパイプは
不合格になるからである。
【0009】特許第4,957,424号は、ドライキャストコ
ンクリートに逆回転パッカヘッドと振動を作用させるこ
とによって振動と逆回転パッカヘッドの速度を組合せる
ことができると述べている。したがって、米国特許第4,
957,424号が開示する発明は2つの有用なコンクリート
パイプ製造技術を組合せたものである。
【0010】しかし、米国特許第4,957,424号が教示、
示唆するコンクリートパイプ製造機はいくつかの理由で
十分に満足とはいえない。まず、該特許の図4および図
13に明らかなように、開示されている設計では、逆回
転パッカヘッドを駆動させるモータの下に振動機を配置
する必要がある。したがって、振動機は逆回転パッカヘ
ッドのかなり下に設けなければならない。米国特許第4,
957,424号が開示する設計では、パッカヘッドのモータ
を逆回転パッカヘッドと振動機の間に配置する必要があ
るため、逆回転パッカヘッド技術と振動技術の組合せに
よる効果は製品の質、生産速度という点からいえば理論
的に推定されるほど高くならない。
【0011】米国特許第4,957,424号が教示、示唆する
設計に関する第二の問題は振動機自体にある。図4およ
び図13に示される振動機は油圧振動機である。油圧振
動機一般の大きさからいって、振動機は逆回転パッカヘ
ッドの下部ローラアセンブリのかなり下方に配置しなけ
ればならない。この配置のために、逆回転パッカヘッド
と振動機の組合せという概念のもつ潜在的な有効性がさ
らに弱められる。理想的には、逆回転パッカヘッドによ
って外に向かって放射状に形成する力が与えられるのと
同時にあるいはその直後に、強い振動力でコンクリート
を振動させなければならない。逆回転パッカヘッドの動
きに直ちに振動力を合わせることによってパイプ製造の
全工程が短縮できる。しかし、米国特許第4,957,424号
の開示するところによれば、油圧振動機の本来の構造の
ために逆回転パッカヘッドと振動機の動きがそれぞれ別
個のものになり、パイプ製造にかかる時間が長くなる。
【0012】上記設計に関連する第三の問題は米国特許
第4,957,424号の図9を見ると最もよくわかる。図9
は、逆回転パッカヘッド用小型駆動装置を振動機と逆回
転パッカヘッドの間に設ける試みを示すものである。簡
単にいうと、図9に開示される2つの駆動ギアと複数の
軸受は、モータのすぐ下に配置した振動機が発する高振
幅振動の影響を受ける。その結果機械的に信頼性の低い
機械になってしまう。図4、図13ともに、パッカヘッ
ドと図9に示されたパッカヘッドに付随する駆動手段と
を振動機から隔離する隔離部分を教示、示唆していな
い。隔離の試みあるいは示唆としては、駆動手段を支持
する基部の周辺に設けた複数の緩衝パッドがあるだけだ
が、この方策も第4,957,424号の機械を実用化するには
不十分である。しかも、一度に1本のパイプしか作るこ
とができない。
【0013】したがって、コア振動機を逆回転パッカヘ
ッドのすぐ下に配置することにより、真に逆回転パッカ
ヘッド、振動機を組合せたアセンブリでありながらかつ
既存のものよりパッカヘッドの作動部分をはるかに確実
に独立させることができる改良装置が必要である。ま
た、駆動手段を離れた場所に配置して振動機と隔離させ
ることができる逆回転パッカヘッド用の改良駆動軸/駆
動装置も必要である。
【0014】従来技術に付随するさらなる問題点は、全
体としてパイプ製造の速度を増大させる意図が欠けてい
る点である。本発明は、振動機と逆回転パッカヘッドが
互いに隣接して設けられた逆回転パッカヘッドアセンブ
リを提供してより高速のパイプ製造を実現することによ
り、本技術分野の上記要請にこたえるものである。
【0015】また本発明は、複数のコアと複数の型わく
を備えた、一度に少なくとも2本の同じあるいは異なる
大きさのパイプを作ることができる生産性の向上したパ
イプ製造機を開示している。
【0016】
【発明の要旨】本発明は、パイプの品質を損なう事なく
高速でコンクリートパイプを作ることができる逆回転パ
ッカヘッドと振動機を組合せたアセンブリを備えた強化
コンクリートパイプ製造用装置及び方法を提供すること
により、コンクリートパイプ製造分野に多大の貢献をす
ることができる。また本発明は、1つのターンテーブル
上で複数のパイプ製造アセンブリを組合せる装置を開示
しており、同じあるいは異なる大きさの複数のパイプを
一度に自動的に製造できる。本発明はさらに、コンクリ
ートパイプ製造機に用いる改良振動機も開示している。
【0017】逆回転パッカヘッド、振動機を組合せた改
良アセンブリは、改良された逆回転パッカヘッド/振動
機/駆動手段の構成および改良された振動機の設計を基
礎にしている。逆回転パッカヘッドは好ましくは下方の
コンクリート成形アセンブリのすぐ上に配置した上部コ
ンクリート成形アセンブリからなる。成形アセンブリ
は、上部及び下部ローラアセンブリであることが好まし
いが、本発明の精神、範囲内であればいずれかのローラ
アセンブリ(または複数のローラ)を長底アセンブリに
代えてもよいことは当然である。ケージのねじれを回避
するため上部、下部のコンクリート成形アセンブリは逆
方向に回転する。
【0018】上部、下部コンクリート成形アセンブリは
共通の駆動装置により駆動される。動力は同軸駆動軸装
置を介して上部、下部双方のコンクリート成形アセンブ
リに供給される。同軸の駆動軸は、成形アセンブリから
振動コアを通って下方に延在する。下部コンクリート成
形アセンブリのすぐ下に短い隔離部分があり、下部コン
クリート成形アセンブリの作動部分を振動機から保護
し、かつコンクリート成形アセンブリによる圧力を受け
振動コアが独自に働いてコンクリートをさらに圧縮する
ことによりさらに大きな振動効率が得られるようになっ
ている。
【0019】隔離部分のすぐ下に振動機が設けられてい
る。振動機は環状で同軸の駆動軸装置が直接その中を通
るようになっている。振動機が独特の環状であるため、
逆回転パッカヘッドの上部及び下部コンクリート成形ア
センブリを駆動する手段を、振動機の下方および振動機
コアの下方の離れた位置に設けることができる。振動機
は、軌道を描いて回る単数又は複数のローラを備えた空
気圧によるものが好ましい。ローラあるいはローラ表面
のいずれかあるいはすべてに、取替え可能な表面被覆材
をさらに加えてもよい。
【0020】環状の振動機は環状の上部プレートと環状
の下部プレートからなる。環状の振動機本体が上部、下
部プレートの外周縁を連結し、環状の振動機軸が上部、
下部プレートの内周縁を連結する。上部と下部プレー
ト、本体および軸で結ばれた環状のスペースに外側円筒
形ローラ、内側円筒形ローラおよびインペラの羽根が収
納されている。羽根は内側円筒形ローラの中に収められ
ている。しかし、場合によっては1つの回転シリンダで
動かすこともできるのは当然である。
【0021】環状の軸には導管が含まれ、加圧流体源か
ら羽根へ流体を運搬する。加圧流体が振動機軸を通して
羽根に接触し、羽根が内側及び外側の円筒形ローラの偏
心回転を促して環状の振動機本体を振動させる。振動機
本体は振動機が固定されているコア外殻に振動を伝え、
次いでコア外殻がドライキャストコンクリートに振動を
伝達する。その結果、密度の高い高品質のコンクリート
パイプが得られる。加圧流体としては空気が好ましい。
【0022】上記構成は、以下の理由により優れたコン
クリートパイプ製造機を提供する。上部、下部コンクリ
ート成形アセンブリは半径外方向に働く力をコンクリー
トに印加する。つまりコンクリートには外方向、上方
向、下方向の圧力が加わる。上部コンクリート成形アセ
ンブリによって加えられる下方向の圧力は下部コンクリ
ート成形アセンブリによる上方向の圧力によって相殺さ
れる。この作用によって、稠密なプレパックドコンクリ
ートが得られる。
【0023】下部コンクリート成形アセンブリによる下
方向の力は直ちに振動機の振動作用と結合し、それによ
って相殺される。本発明の振動機は下部コンクリート成
形アセンブリのすぐ下、隔離部分の下側に設けられてい
る。一般に、コンクリートは上部及び下部コンクリート
成形アセンブリによってプレパックされるまで振動を与
えないので、振動によってさらに稠密にしても最終製品
に空隙を作る原因である著しい体積減やコンクリートス
ランプを生じることはない。コンクリートパイプの製造
に用いる典型的な材料はスランプがゼロか非常に低いコ
ンクリートであるのは当然である。
【0024】また本発明による逆回転パッカヘッドと振
動コアを組合せた改良アセンブリはコンクリートパイプ
製造法の改良をも意味する。
【0025】まず、アセンブリはコンクリートパイプの
型わく内に位置する補強ワイヤーの下端に進入する。コ
ンピュータで制御される装置によって型わくとケージの
上端からドライキャストコンクリートが供給される。上
部コンクリート成形アセンブリ(好ましくは上部ローラ
アセンブリ)は、半径外方向に働く力をコンクリートに
加え、それによってケージを通してコンクリートを型わ
くに対して外方向に押し付けるとともに、上方向にも下
方向にも圧力を加える。下部コンクリート成形アセンブ
リ(下部ローラアセンブリ又は下部長底アセンブリ)
は、第二の、半径外方向の力をドライキャストコンクリ
ートに加え、ケージを通してコンクリートをさらに圧縮
して型わくに押し付ける。下部コンクリート成形アセン
ブリにより上方向に押し付けられたコンクリートは、上
部コンクリート成形アセンブリによって下方向に押し付
けられているコンクリートとぶつかり、プレパックされ
る。アセンブリが上方に進むと、下部ローラアセンブリ
あるいは長底アセンブリが下方向に力を加えるのとほぼ
同時に振動コアがドライキャストコンクリートを振動さ
せ、コンクリートをさらに押し固めて稠密にする。
【0026】逆回転パッカヘッドとこれにすぐに続けて
強い振動を組合せることによって、より高密度のコンク
リートパイプを製造することができ、従来のコンクリー
トパイプ製造方法と同等かより高速でさらに稠密なパイ
プを製造することができる。本発明の組合せによって、
振動機による高密度化(圧密)に起因するコンクリート
の空隙やコンクリートスランプという問題を軽減するこ
とができる。
【0027】したがって本発明の目的は逆回転パッカヘ
ッドと振動コアを組合せたコンクリートパイプ製造用改
良アセンブリを提供することにある。本発明の他の目的
は、2つの逆回転ローラアセンブリを有する逆回転パッ
カヘッドと振動コアを組合せたコンクリートパイプ製造
用改良アセンブリを提供することにある。
【0028】本発明のさらに他の目的は、1つの回転ロ
ーラアセンブリと逆回転長底アセンブリ、あるいは2つ
の逆回転長底アセンブリを有する逆回転パッカヘッドと
振動コアを組合せたコンクリートパイプ製造用改良アセ
ンブリを提供することにある。
【0029】本発明のさらに別の目的は、コンクリート
製造機に用いる改良環状振動機を提供することにある。
【0030】本発明の他の目的は、ローラアセンブリ駆
動軸あるいは動力伝達の他の手段をバイパスさせること
ができる改良空気振動機を提供することにあり、それに
よって振動機を逆回転パッカヘッドのすぐ下に配置する
ことが可能になる。
【0031】本発明のさらに他の目的は、ローラアセン
ブリ駆動軸あるいは他の伝達手段が振動機をバイパスで
きるようにしたため振動機を型わくおよび成形中のパイ
プに対して中心に位置させることができ、その結果均一
の振動が得られるようにした改良空気振動機を提供する
ことにある。振動の力がコンクリートにむらなく均一に
作用しないと、締め固めが不均一になり、コンクリート
に同じ振動力を集中させようという目標を達成できな
い。
【0032】本発明の他の目的は、一度に2本のパイプ
を自動的に製造できる改良コンクリート製造機を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は高品質コンク
リートパイプを従来の方法よりさらに高速で製造できる
方法を提供することにある。
【0033】
【本発明の好ましい実施例】本発明を添付の図面に基づ
き詳細に記述する。図の説明において同じあるいは類似
の部品は同じ参照番号を付して示す。まず図1におい
て、コンクリートパイプ製造機全体を10で表す。機械
には2本の供給コンベヤ11、12、2つのパイプ型わ
く13、14と2つのコア15、16が含まれる。2本
のパイプが型わく13、14で作られるとターンテーブ
ル17が90度、180度又は270度回転して、新し
く2つの型わく18、19が台22の下に置かれ、同じ
工程が始まる。全工程は自動化されており自動制御パネ
ル23によって制御される。
【0034】最初に、ホッパ24、25に入れられたコ
ンクリートがコンベヤ11、12、次いで台22の穴2
6、27を通って型わく13、14に流し込まれる。全
体を28で示す水平のリフト台にコア15、16が搭載
され、水平リフト台を上昇させるとコア15、16が型
わく13、14の中を通る。パイプが型わく13、14
内で成形されると、リフト台28の上面がターンテーブ
ル17の下面(図示せず)に係合する。油圧シリンダ2
9、32が右の枠部材33に固定されている。左の枠部
材35はターンテーブル17の回転軸の役目を果たす
が、該軸はターンテーブル17の中心の穴34の軸と同
軸である。
【0035】図2において、逆回転パッカヘッドと振動
機を組合せたアセンブリの動作全体を40において示
す。型13の中にあるアセンブリの状態を図示する。コ
ンクリート41が11などのコンベヤ(図1参照)から
下方に向けて供給される。型わく13には補強ケージ4
2が設けられている。
【0036】コンクリート41がアセンブリ40の上部
に装入されると、43で示される上方向に突出したパド
ルまたはフィンによって外側に向けて円周方向に押付け
られる。上部ローラアセンブリ36においては各上部ロ
ーラ45の上部プレート44には少なくとも2つのフィ
ン43が設けられている。各上部ローラ45は基板46
にボルト47によって回転自在に取付けられている。基
板46は、ヘッドナット63で内側の駆動軸48に締付
けてある。上部基板46は、軸48の上端でスプライン
61とかみ合う一体キー60を有するハブ62によって
内側駆動軸48に固着されている。
【0037】内側駆動軸はリフト台28の下に位置する
駆動手段またはモータによって矢印52の方向に回転す
る(図示せず)。後述するように、外側の駆動軸49
は、リフト台28(図1参照)の下に設けた駆動手段に
より内駆動軸48と逆の矢印53の方向に駆動するため
逆回転が生じる。
【0038】全体を37で示す下部ローラアセンブリ
は、基板55にボルト56によって回転自在に取付けた
ローラ54からなる。基板55は、外側駆動軸49の上
端に溶接した円形スリーブ57に取付けることによって
該駆動軸49に連結される。基板55は、ボルト58に
よってスリーブ57に取付けられている。
【0039】全体を36で示す上部ローラアセンブリ
は、それぞれ支柱またはボルト47、56に一括して6
4で示す複数の軸受を用いて取付けた上部ローラ45と
下部ローラ54を含む。各基板46、55には、外周に
耐摩耗部材59を設ける。
【0040】本発明の他の特長は、ローラアセンブリ3
6、37を振動機65から離したことにある。この隔離
は、ゴムのブシュ67に装着した軸受66を含む隔離部
分68を設けてローラアセンブリ36、37を振動機6
5から機械的に離すことにより達成できる。図2に示す
ように、振動機65は下部ローラ54から隔てられては
いるが基本的に下部ローラ54のすぐ下に配置されてい
る。
【0041】振動機65は、環状の上部プレート72と
環状の下部プレート73からなり、それらは一括して7
6で示すボルトを介して該プレート72、73の外周で
環状の振動機本体74(図15も参照)により互いに連
結されている。さらに、環状の上部プレート72と下部
プレート73は、それらの内周で振動機の軸75(図1
0も参照)とボルト77によってつながれている。上部
プレート72、下部プレート73、本体74、軸75が
規定する環状のスペースには全体を78で示す羽根(図
4−7参照)、内側ローラ79、外側ローラ82が収め
られている。
【0042】図2の振動機65は、加圧流体供給手段
(図示せず)に接続したホース83から供給される空気
あるいは他の適切な流体によって駆動される空気圧振動
機である。空気はホース83から入り、軸75の導管8
4を通り、振動機の軸75内にあけられた小さな穴85
を通って進入する。小さいドリル穴85を通った空気は
羽根78にあたり、羽根が内ローラ79および外ローラ
82を矢印86で示す方向に回転させる。内ローラ79
の上端、下端に設けた溝80aに耐久性のあるOリング
あるいは封入手段80を配して空気および羽根78が内
ローラ79に係合する際の空気漏れを防ぐことができ
る。Oリング80、四分円形リング80あるいは他の封
入手段80は、フェノール樹脂などの耐久性のある材料
あるいはその他耐久性のある適切なガスケット材で作
る。86で示す回転は振動機本体74に振動を伝え、そ
の振動が一括して88で示すブラケットを通してコア外
殻87に印加される。ブラケットの上半分88aは振動
機本体74に取付けられ、下半分88bはコア外殻87
の内側に取付けられる。ブラケットの上下半分は複数の
ボルト89で接続する。ここでは振動機65が上部、下
部ローラアセンブリ36、37(または上部、下部コン
クリート成形アセンブリ36、37)から機械的に隔離
されている点が特に重要である。
【0043】したがって、逆回転パッカヘッドと振動機
を組合せたアセンブリ40は、まず上部ローラ45が矢
印52の方向に回転すると、上部ローラ45(または上
部コンクリート成形アセンブリ36)の働きでそれぞれ
矢印36a、36b、36cで示す半径外方向、上方
向、下方向の力がコンクリート41に加わる。上部ロー
ラ45はケージ42を通してコンクリート41を型わく
13に押付ける。同時にケージ42には、コンクリート
の運動による質量、速度、方向によって矢印52の方向
のねじれが加わる。その直後アセンブリ40が上昇する
と、下部ローラ54(または下部コンクリート成形アセ
ンブリ37)が矢印37a、38b、39cによって示
される半径外方向、上方向、下方向の力をさらにコンク
リートに加え、コンクリートをケージを通してさらに型
わくに押付ける。コンクリートの運動による質量、速
度、方向によってケージに矢印53の方向にねじれる力
が加わるが、上部ローラアセンブリ36がケージに加え
る矢印52の方向のねじれをほとんどあるいはすべて相
殺する。上部ローラ45の下方向の力36cは下部ロー
ラ54の上方向の力37bを相殺し、振動に先立ちコン
クリートを効率よくプレパックする。アセンブリ40が
上昇すると、コンクリート41全体、特に矢印37cの
方向に押されているコンクリートには、同時にそしてす
ぐにコア外殻87を通して振動機65からの振動が加え
られる。
【0044】本発明の重要な利点は、振動機65が下部
ローラ54のほぼ真下にあり、ドライキャストコンクリ
ート41が上部ローラ45、下部ローラ54によってケ
ージ42を通し型わく13に対して半径外方向に移動し
た直後に該コンクリート41に振動を伝えることができ
る点にある。この好ましい配置は、流体供給導管を収納
できるだけのスペースがあれば起動させることのできる
流体によって駆動される振動機を提供することによって
達成できる。図2及び3に明らかなように、振動機65
の環内を中実および中空の駆動軸48、49が通ってい
る。
【0045】図4−7は振動機65の構造、働きをより
詳細に図示する。上部プレート72、下部プレート7
3、本体74(図15も参照)および軸75(図10も
参照)は、羽根78、内ローラ79、外ローラ82を含
む環状の部分を規定する。空気は空気ホース83(図2
に示す)から入り、入口84aを通って、軸75の壁に
あけた導管84に進入する。空気が一括して85で示す
小さなドリル穴を通って羽根78にあたると、図2に矢
印86で示すように内ローラ79と外ローラ82を円状
に回転させる。ブラケットの半分88aが振動機65と
コア87(図2参照)を接続しているので、振動機65
が起こす振動は型わく13とコア外殻87の間にあるプ
レパックされたばかりのコンクリートに伝わる。
【0046】図5および6は羽根78の詳細図である。
羽根78は、フェノール樹脂キャンバスに一連のスロッ
ト90を設けたものが好ましい。空気はスロットの入口
90aから進入し、羽根78を内ローラ79(図5には
示さず;図4参照)に係合させる。図6は、羽根78と
スロット90の相対的厚さを示す。
【0047】図8は振動機の軸75の側面図である。小
さいドリル穴85から加圧流体が通り羽根78(図4参
照)にあたる。軸75の肩81は上部プレート72、下
部プレート73のエクステンション96の内側の隅に係
合する(図4、10、12および14参照)。図9に明
らかなように、振動機の軸75に一連のボルト穴92を
設けて上部プレート72および下部プレート73に接続
する。図10に明らかなように、加圧流体供給手段(図
示せず)から供給された加圧流体は導管84によって軸
本体75に進入し、小さいドリル穴を通って羽根78に
あたる。
【0048】図11および12に示すように、加圧流体
供給手段から振動機65に進入した加圧流体はスロット
93から逃げることができる。
【0049】図16および17は内リング79、封入手
段80および溝90を示す。図18および19は外リン
グ82を示す。振動機65の振動作用、特にリング7
9、82の働きは図20Aから図20Dに明らかであ
る。空気が小さいドリル穴85から入って羽根78にあ
たり、図5における羽根78の左端が内リング79の内
周に係合するまで羽根を外方向に動かす。内リング79
は外リング82に突当たり、羽根のスロット90が一方
で閉じられているため、この羽根の力によって内リン
グ、次いで外リングが本体74の内部表面97に沿って
回転することができる。図21Aから図21Dは、内リ
ング79aおよび外リング82aが小さい振動機におけ
るこの円形振動運動を示す。
【0050】図22は別の実施例を示す。全体を140
で示す逆回転パッカヘッドアセンブリは、一組の上部ロ
ーラ145および一組の下部ローラ54に代わる下部の
長底アセンブリ154(図2と比較参照)とからなる。
長底アセンブリ154は、ボルト158によって外側駆
動軸に接続された長底支持板155に取付けられてい
る。ネジ162とナット162aをはずして耐摩耗性の
セグメント159を取り替えることができる。耐摩耗性
の摩耗バンド159aによってドライキャストコンクリ
ートが逆回転パッカヘッド140の内部に進入するのを
防ぐ。187で示す振動コアは図2のコア87と同じで
ある。
【0051】このようにして、従来の振動パイプ製造速
度より高速で、品質の向上したパイプを作ることができ
るパッカヘッドと振動機の改良アセンブリを提供するこ
とができる。独特の環状形のために振動機を従来のもの
よりパッカヘッドの近くに配置することができる。アセ
ンブリの駆動手段を振動機の下に安全に配置することが
でき、しかも振動機がコアに伝える振動から守られてい
る。本開示設計は、従来のものより機械的に信頼性が高
く、高品質パイプをより高速で作ることができる。
【0052】本発明の好ましい実施例として二例につい
てのみ図示して説明したが、本技術分野の熟練者であれ
ば本発明の精神と範囲内で変更も可能であるのは明らか
であろう。したがって、本発明の範囲は、上記説明の表
現に拘束されるべきものではなく、本明細書に付随する
特許請求の範囲にのみ限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って製造したコンクリートパイプ
製造機の斜視図。
【図2】 本発明によるコンクリートパイプ製造機のコ
アの部分断面図で、特に2つの部分をなす逆回転パッカ
ヘッドと環状振動機を示す。
【図3】 本発明による振動機アセンブリの平面図。
【図4】 図3の線4−4にほぼ沿った断面図。
【図5】 本発明の振動機に用いる羽根の立面図。
【図6】 図5に示した羽根の端面図。
【図7】 図3に示した振動機アセンブリの底面図。
【図8】 振動機アセンブリの振動機軸の側面立面図。
【図9】 図8に示した振動機軸の上部端面図。
【図10】 図9の線10−10にほぼ沿った断面図。
【図11】 図3に示した振動機の上部プレートの底面
図。
【図12】 図11の線12−12にほぼ沿った断面図。
【図13】 図3に示した振動機アセンブリの底部プレー
トの平面図。
【図14】 図13の線14−14にほぼ沿った断面図。
【図15】 図3に示した振動機アセンブリの振動機本体
の断面図。
【図16】 図3に示した振動機アセンブリの内側ローラ
の端面図。
【図17】 図16の線17−17にほぼ沿った断面図。
【図18】 図3に示した振動機アセンブリの外側ローラ
の端面図。
【図19】 図18の線19−19にほぼ沿った断面図。
【図20A-20D】 内側ローラと外側ローラの回転を示す
振動機アセンブリの端面概略図。
【図21A-21D】 変形振動機アセンブリの内リング、外
リングの動きを示す端面概略図。
【図22】 上部ローラヘッドと下部長底アセンブリを有
する本発明の逆回転パッカヘッドの部分断面図。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部駆動手段に回転自在に取付けられ該
    駆動手段によって第一の方向に回転する、最初にドライ
    キャストコンクリートを型わくに向けて半径外方向に分
    布するための上部コンクリート成形アセンブリと、 下部駆動手段に回転自在に取付けられ該駆動手段によっ
    て第二の方向、すなわち第一の方向と逆方向に回転す
    る、次いでドライキャストコンクリートを型わくに向け
    て半径外方向に分布するための下部コンクリート成形ア
    センブリと、 該上部駆動手段と下部駆動手段に含まれるそれぞれ別個
    であるがほぼ同軸の駆動軸と、 下部コンクリート成形アセンブリの下面の下、該アセン
    ブリ近くに配置した振動機アセンブリとからなり、 該上記駆動手段とそれにつながる上部コンクリート成形
    アセンブリが下部駆動手段および振動機から機械的に隔
    離され、 下部駆動手段とそれにつながる下部コンクリート成形ア
    センブリが振動機から弾力的に隔離されていることを特
    徴とする逆回転パッカヘッドと振動機コアを組合せたコ
    ンクリートパイプ製造機用改良アセンブリ。
  2. 【請求項2】 振動機が軸受を含まないことを特徴とす
    る請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 上部および下部コンクリート成形アセン
    ブリがローラアセンブリであることを特徴とする請求項
    1に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 上部コンクリート成形アセンブリがロー
    ラアセンブリであり、下部コンクリート成形アセンブリ
    が長底アセンブリであることを特徴とする請求項1に記
    載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】 上部コンクリート成形アセンブリが長底
    アセンブリであり、下部コンクリート成形アセンブリが
    ローラアセンブリであることを特徴とする請求項1に記
    載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 上部および下部駆動手段に動力を供給す
    る手段を含み、該動力供給手段が振動機の下に配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 少なくとも上部コンクリート成形アセン
    ブリが複数のローラを含み、各ローラがドライキャスト
    コンクリートを半径外方向に分布させる外側表面を有
    し、該外側表面が取替え可能な摩耗材料で被覆されてい
    ることにより長期使用後に取替え可能な新しい摩耗材で
    ローラを再被覆できることを特徴とする請求項1に記載
    のアセンブリ。
  8. 【請求項8】 下部コンクリート成形アセンブリを振動
    機から隔離するための隔離部分が、高分子材料内に設け
    た軸受手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のア
    センブリ。
  9. 【請求項9】 上部駆動手段に回転自在に駆動され該駆
    動手段によって第一の方向に回転する、最初にドライキ
    ャストコンクリートを型わくに向けて半径外方向に分布
    するための上部コンクリート成形アセンブリと、 下部駆動手段に回転自在に駆動され該駆動手段によって
    第二の方向、すなわち第一の方向と逆方向に回転する、
    次いでドライキャストコンクリートを型わくに向けて半
    径外方向に分布するための下部コンクリート成形アセン
    ブリと、 該上部駆動手段と下部駆動手段に含まれるそれぞれ別個
    であるがほぼ同軸の駆動軸とからなり、 下部コンクリート成形アセンブリがコアの上に設けられ
    た隔離部分の上に配置され該コアがドライキャストコン
    クリートを振動させるための振動機を搭載し、該振動機
    が環状形を有し、各駆動軸が振動機から機械的に隔てら
    れてはいるが該振動機を通っていることを特徴とする逆
    回転パッカヘッドと振動機コアを組合せたコンクリート
    パイプ製造機用改良アセンブリ。
  10. 【請求項10】 振動機が軸受を含まないことを特徴とす
    る請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 【請求項11】 上部コンクリート成形アセンブリがロー
    ラアセンブリであることを特徴とする請求項9に記載の
    アセンブリ。
  12. 【請求項12】 下部コンクリート成形アセンブリがロー
    ラアセンブリであることを特徴とする請求項9に記載の
    アセンブリ。
  13. 【請求項13】 上部コンクリート成形アセンブリが長底
    シリンダであることを特徴とする請求項9に記載のアセ
    ンブリ。
  14. 【請求項14】 下部コンクリート成形アセンブリが長底
    シリンダであることを特徴とする請求項9に記載のアセ
    ンブリ。
  15. 【請求項15】 上部および下部駆動手段に動力を供給す
    る手段をさらに含み、該動力供給手段が振動機の下に設
    けられていることを特徴とする請求項9に記載のアセン
    ブリ。
  16. 【請求項16】 少なくとも上部コンクリート成形アセン
    ブリがドライキャストコンクリートを半径外方向に分布
    させるための少なくとも1つの外側表面を含み、該外側
    表面が取替え可能な摩耗性材料で被覆されており、 そのため長期使用後に外側表面を新しい摩耗性材料で再
    被覆できることを特徴とする請求項9に記載のアセンブ
    リ。
  17. 【請求項17】 下部コンクリート成形アセンブリを振動
    機から隔離するための隔離部分が、高分子材料内に設け
    た軸受手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のア
    センブリ。
  18. 【請求項18】 逆回転パッカヘッドと振動コアを組合せ
    たアセンブリをコンクリートパイプ型わく内の補強ワイ
    ヤーケージ内に通し、 上部コンクリート成形アセンブリを第一の方向に回転さ
    せて、ドライキャストコンクリートを補強ワイヤーケー
    ジを通ってコンクリートパイプの型わくに押付けること
    により、上部コンクリート成形アセンブリに供給された
    ドライキャストコンクリートに第一の半径外方向の力を
    加え、 下部コンクリート成形アセンブリを第一の方向とは逆方
    向の第二の方向に回転させてドライキャストコンクリー
    トを補強ワイヤーケージを通ってコンクリートパイプの
    型わくにさらに押付けることにより、下部コンクリート
    成形アセンブリを用いてドライキャストコンクリートに
    第二の半径外方向の力を加え、上部コンクリート成形ア
    センブリを回転させることによって補強ワイヤーケージ
    に生じる恐れのあるねじれを、下部コンクリート成形ア
    センブリを第二の逆方向に回転させることによって相殺
    させ、 コア外殻に設けた振動機でドライキャストコンクリート
    を振動させる工程からなり、上部および下部コンクリー
    ト成形アセンブリに振動が伝わらないように、該振動機
    およびコア外殻を下部コンクリート成形アセンブリの下
    に該アセンブリと近接並置させたことを特徴とする高速
    鉄筋コンクリートパイプ製造法。
  19. 【請求項19】 逆回転パッカヘッドと振動コアの組合せ
    アセンブリをコンクリートパイプ型わく内の補強ワイヤ
    ーケージ内に通し、 上部コンクリート成形アセンブリを第一の方向に回転さ
    せて、ドライキャストコンクリートを補強ワイヤーケー
    ジを通ってコンクリートパイプの型わくに押付けること
    により、上部コンクリート成形アセンブリに供給された
    ドライキャストコンクリートに第一の半径外方向の力を
    加え、 下部コンクリート成形アセンブリを第一の方向とは逆方
    向の第二の方向に回転させてドライキャストコンクリー
    トを補強ワイヤーケージを通ってコンクリートパイプの
    型わくにさらに押付けることにより、下部コンクリート
    成形アセンブリを用いてドライキャストコンクリートに
    第二の半径外方向の力を加え、上部コンクリート成形ア
    センブリを回転させることによって補強ワイヤーケージ
    に生じる恐れのあるねじれを、下部コンクリート成形ア
    センブリを第二の方向に回転させることによって相殺さ
    せ、 下部コンクリート成形アセンブリの下に配置した振動機
    でドライキャストコンクリートを振動させる工程とから
    なり、該第一および第二の半径外方向の力は振動機の下
    に設けた駆動手段により供給され、該駆動手段が上部お
    よび下部コンクリート成形アセンブリに同軸の駆動軸を
    介して接続し、該駆動軸が振動機内の環の中を通ってい
    ることを特徴とする高速鉄筋コンクリートパイプ製造
    法。
  20. 【請求項20】 複数のスロットを設けた環状の上部プレ
    ートと、 複数のスロットを設けた環状の下部プレートと、 上部プレートの外縁と下部プレートの外縁をつなぐ環状
    の振動機本体と、 上部プレートの内縁と下部プレートの内縁をつなぐ環状
    振動機の軸で、加圧流体供給源と上部および下部プレー
    ト、本体、軸に囲まれた環状のスペースを流体でつなぐ
    環状振動機の軸と、 上部および下部プレート、本体、軸に囲まれた環状のス
    ペース内に設けられた外側円筒形ローラと、外側円筒形
    ローラ内に設けられた内側円筒形ローラおよび内側円筒
    形ローラ内に設けられた羽根と、 該環状のスペースに進入して羽根にあたり、内側および
    外側円筒形ローラを該スペース内で回転させることによ
    り振動機を振動させる加圧流体と、 振動機本体から外側コアに振動を伝える手段とからな
    る、逆回転パッカヘッドと振動コアを組合せたコンクリ
    ートパイプ製造機用改良アセンブリに用いる環状形振動
    機。
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