JPH07328850A - 放電加工制御装置 - Google Patents
放電加工制御装置Info
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- JPH07328850A JPH07328850A JP6148501A JP14850194A JPH07328850A JP H07328850 A JPH07328850 A JP H07328850A JP 6148501 A JP6148501 A JP 6148501A JP 14850194 A JP14850194 A JP 14850194A JP H07328850 A JPH07328850 A JP H07328850A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- electric discharge
- discharge machining
- input key
- unit
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/14—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply
- B23H7/20—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply for programme-control, e.g. adaptive
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45043—EDM machine, wire cutting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】放電加工やNC言語の知識がなくとも容易にプ
ログラミングが可能な放電加工制御装置を提供する。 【構成】本発明の放電加工制御装置2は、加工位置、加
工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列し、当
該入力キーに入力事項を認識可能な表示手段を設けると
ともに、入力キーの操作を誘導する操作誘導手段を当該
入力キーに関連づけて設けた操作部6と、入力事項に対
応したNCコードおよび入力キーの操作順序を記憶した
メモリー7とを備え、演算部4は、メモリー7に記憶さ
れた操作順序にしたがって操作誘導手段を作動させて入
力キーの一連の操作を誘導するとともに、当該操作され
た一連の入力キーに対応したNCコードを前記メモリー
7順次読み出して所定のプログラムを作成するように構
成してある。
ログラミングが可能な放電加工制御装置を提供する。 【構成】本発明の放電加工制御装置2は、加工位置、加
工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列し、当
該入力キーに入力事項を認識可能な表示手段を設けると
ともに、入力キーの操作を誘導する操作誘導手段を当該
入力キーに関連づけて設けた操作部6と、入力事項に対
応したNCコードおよび入力キーの操作順序を記憶した
メモリー7とを備え、演算部4は、メモリー7に記憶さ
れた操作順序にしたがって操作誘導手段を作動させて入
力キーの一連の操作を誘導するとともに、当該操作され
た一連の入力キーに対応したNCコードを前記メモリー
7順次読み出して所定のプログラムを作成するように構
成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工用駆動機構を
制御する放電加工制御装置に関する。
制御する放電加工制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電加工機は、被加工物と加工電極とを
絶縁性の加工液の中にきわめて小さい間隙で対向させ、
両者の間で短時間のパルス性アーク放電を繰り返し発生
させることによって被加工物を除去加工するものであ
り、超硬合金など高硬度・強靱金属材料が容易に加工で
きること、複雑な形状の加工が容易であること、加工精
度が高いこと等のため、金型などの精密加工に広く利用
されている。
絶縁性の加工液の中にきわめて小さい間隙で対向させ、
両者の間で短時間のパルス性アーク放電を繰り返し発生
させることによって被加工物を除去加工するものであ
り、超硬合金など高硬度・強靱金属材料が容易に加工で
きること、複雑な形状の加工が容易であること、加工精
度が高いこと等のため、金型などの精密加工に広く利用
されている。
【0003】放電加工機を作動させて放電加工を行うに
は、まず、制御命令であるNCコードをキーボードから
入力してプログラムを作成し、次いで、かかるプログラ
ムに従ってNC装置で放電加工用駆動機構を駆動制御す
る。
は、まず、制御命令であるNCコードをキーボードから
入力してプログラムを作成し、次いで、かかるプログラ
ムに従ってNC装置で放電加工用駆動機構を駆動制御す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、プログラミン
グを行うには、NCコードを十分に修得している必要が
あるが、かかるNCコードを修得するには多くの時間と
費用を要する。さらに、NCコードを熟知していも、放
電加工の知識がなければ、加工条件等の設定を最適に行
うことはきわめて困難である。
グを行うには、NCコードを十分に修得している必要が
あるが、かかるNCコードを修得するには多くの時間と
費用を要する。さらに、NCコードを熟知していも、放
電加工の知識がなければ、加工条件等の設定を最適に行
うことはきわめて困難である。
【0005】このように、プログラムを作成するにあた
って、放電加工についての経験とNC言語に関する知識
とが要求され、放電加工機のユーザーにとっては、大き
な負担となっていた。
って、放電加工についての経験とNC言語に関する知識
とが要求され、放電加工機のユーザーにとっては、大き
な負担となっていた。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、放電加工やNC言語の知識がなくとも容易に
プログラミングが可能な放電加工制御装置を提供するこ
とを目的とする。
たもので、放電加工やNC言語の知識がなくとも容易に
プログラミングが可能な放電加工制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の放電加工制御装置は請求項1に記載したよ
うに、放電加工用駆動機構を駆動制御するためのプログ
ラムをNCコードで作成する演算部と、当該プログラム
に従って前記放電加工用駆動機構を駆動制御する制御部
とを備えた放電加工制御装置において、加工位置、加工
条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列し、当該
入力キーに前記入力事項を認識可能な表示手段を設ける
とともに、前記入力キーの操作を誘導する操作誘導手段
を当該入力キーに関連づけて設けた操作部と、前記入力
事項に対応したNCコードおよび前記入力キーの操作順
序を記憶した記憶部とを備え、前記演算部は、前記記憶
部に記憶された前記操作順序にしたがって前記操作誘導
手段を作動させて前記入力キーの一連の操作を誘導する
とともに、当該操作された一連の入力キーに対応したN
Cコードを前記記憶部から順次読み出して所定のプログ
ラムを作成するように構成したものである。
め、本発明の放電加工制御装置は請求項1に記載したよ
うに、放電加工用駆動機構を駆動制御するためのプログ
ラムをNCコードで作成する演算部と、当該プログラム
に従って前記放電加工用駆動機構を駆動制御する制御部
とを備えた放電加工制御装置において、加工位置、加工
条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列し、当該
入力キーに前記入力事項を認識可能な表示手段を設ける
とともに、前記入力キーの操作を誘導する操作誘導手段
を当該入力キーに関連づけて設けた操作部と、前記入力
事項に対応したNCコードおよび前記入力キーの操作順
序を記憶した記憶部とを備え、前記演算部は、前記記憶
部に記憶された前記操作順序にしたがって前記操作誘導
手段を作動させて前記入力キーの一連の操作を誘導する
とともに、当該操作された一連の入力キーに対応したN
Cコードを前記記憶部から順次読み出して所定のプログ
ラムを作成するように構成したものである。
【0008】また、本発明の放電加工制御装置は、請求
項1の操作誘導手段を所定の発光手段で形成し、関連す
る入力キーの近傍に配置したものである。
項1の操作誘導手段を所定の発光手段で形成し、関連す
る入力キーの近傍に配置したものである。
【0009】また、本発明の放電加工制御装置は請求項
3に記載したように、放電加工用駆動機構と、当該放電
加工用駆動機構を駆動制御する放電加工制御装置とを備
え、前記放電加工制御装置は、放電加工用駆動機構を駆
動制御するためのプログラムをNCコードで作成する演
算部と、当該プログラムに従って前記放電加工用駆動機
構を駆動制御する制御部と、加工位置、加工条件等の入
力事項を割り当てた入力キーを配列し、当該入力キーに
前記入力事項を認識可能な表示手段を設けるとともに、
前記入力キーの操作を誘導する操作誘導手段を当該入力
キーに関連づけて設けた操作部と、前記入力事項に対応
したNCコードおよび前記入力キーの操作順序を記憶し
た記憶部とを備え、前記演算部は、前記記憶部に記憶さ
れた前記操作順序にしたがって前記操作誘導手段を作動
させて前記入力キーの一連の操作を誘導するとともに、
当該操作された一連の入力キーに対応したNCコードを
前記記憶部から順次読み出して所定のプログラムを作成
するように構成したものである。
3に記載したように、放電加工用駆動機構と、当該放電
加工用駆動機構を駆動制御する放電加工制御装置とを備
え、前記放電加工制御装置は、放電加工用駆動機構を駆
動制御するためのプログラムをNCコードで作成する演
算部と、当該プログラムに従って前記放電加工用駆動機
構を駆動制御する制御部と、加工位置、加工条件等の入
力事項を割り当てた入力キーを配列し、当該入力キーに
前記入力事項を認識可能な表示手段を設けるとともに、
前記入力キーの操作を誘導する操作誘導手段を当該入力
キーに関連づけて設けた操作部と、前記入力事項に対応
したNCコードおよび前記入力キーの操作順序を記憶し
た記憶部とを備え、前記演算部は、前記記憶部に記憶さ
れた前記操作順序にしたがって前記操作誘導手段を作動
させて前記入力キーの一連の操作を誘導するとともに、
当該操作された一連の入力キーに対応したNCコードを
前記記憶部から順次読み出して所定のプログラムを作成
するように構成したものである。
【0010】また、本発明の放電加工制御装置は請求項
4に記載したように、放電加工用駆動機構を駆動制御す
るためのプログラムをNCコードで作成する演算部と、
当該プログラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動
制御する制御部とを備えた放電加工制御装置において、
加工位置、加工条件等の所定の事項を所定の順序で画面
上に表示し、当該表示された事項を確定もしくは選択し
て入力事項とする対話型表示入力部と、前記所定の事項
に対応したNCコードおよび当該所定の事項の表示順序
を記憶した記憶部とを備え、前記演算部は、前記記憶部
に記憶された前記表示順序に従って前記所定の事項を表
示するとともに、前記NCコードのうち、入力事項に対
応したNCコードを前記記憶部から順次読み出して所定
のプログラムを作成するように構成したものである。
4に記載したように、放電加工用駆動機構を駆動制御す
るためのプログラムをNCコードで作成する演算部と、
当該プログラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動
制御する制御部とを備えた放電加工制御装置において、
加工位置、加工条件等の所定の事項を所定の順序で画面
上に表示し、当該表示された事項を確定もしくは選択し
て入力事項とする対話型表示入力部と、前記所定の事項
に対応したNCコードおよび当該所定の事項の表示順序
を記憶した記憶部とを備え、前記演算部は、前記記憶部
に記憶された前記表示順序に従って前記所定の事項を表
示するとともに、前記NCコードのうち、入力事項に対
応したNCコードを前記記憶部から順次読み出して所定
のプログラムを作成するように構成したものである。
【0011】また、本発明の放電加工制御装置は、請求
項4の対話型表示入力部をタッチパネルで構成したもの
である。
項4の対話型表示入力部をタッチパネルで構成したもの
である。
【0012】
【作用】本発明の放電加工制御装置においては、記憶部
に記憶された操作順序にしたがって操作誘導手段が作動
するので、放電加工機のユーザーは、操作誘導手段の誘
導にしたがって入力キーを次々に操作していくだけでよ
い。
に記憶された操作順序にしたがって操作誘導手段が作動
するので、放電加工機のユーザーは、操作誘導手段の誘
導にしたがって入力キーを次々に操作していくだけでよ
い。
【0013】操作誘導手段は、例えば、発光ダイオード
等の発光手段で形成し、これを各入力キーの近傍に配置
しておくのがよい。
等の発光手段で形成し、これを各入力キーの近傍に配置
しておくのがよい。
【0014】入力キーには、”貫通加工”のように入力
事項が表示してあり、その内容が人目でわかるようにな
っている。
事項が表示してあり、その内容が人目でわかるようにな
っている。
【0015】入力キーを操作誘導手段にしたがって操作
していくと、入力キーに割り当てられた入力事項に対応
するNCコードが記憶部から順次読み出され、放電加工
機の作動に必要なプログラムが自動的に作成される。
していくと、入力キーに割り当てられた入力事項に対応
するNCコードが記憶部から順次読み出され、放電加工
機の作動に必要なプログラムが自動的に作成される。
【0016】ここで、NCコードを直接入力する操作は
全く不要である。
全く不要である。
【0017】また、ユーザーが入力すべき事項を、加工
位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに実
質的に限定して入力キーに割り当てる一方、放電加工の
知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に応じた最
適データとして予め記憶部に記憶させたので、放電加工
の知識やNCコードの知識がなくとも、放電加工機を作
動させるのに必要なプログラムを容易かつ迅速に作成す
ることができる。
位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに実
質的に限定して入力キーに割り当てる一方、放電加工の
知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に応じた最
適データとして予め記憶部に記憶させたので、放電加工
の知識やNCコードの知識がなくとも、放電加工機を作
動させるのに必要なプログラムを容易かつ迅速に作成す
ることができる。
【0018】また、本発明の放電加工制御装置において
は、加工位置、加工条件等の加工制御命令に相当する所
定の事項が、記憶部に記憶された表示順序にしたがって
タッチパネル等の対話型表示入力部に順次表示されるの
で、放電加工機のユーザーは、表示された事項を次々に
確定若しくは選択していくだけでよい。
は、加工位置、加工条件等の加工制御命令に相当する所
定の事項が、記憶部に記憶された表示順序にしたがって
タッチパネル等の対話型表示入力部に順次表示されるの
で、放電加工機のユーザーは、表示された事項を次々に
確定若しくは選択していくだけでよい。
【0019】対話型表示入力部に表示された事項を確定
若しくは選択すると、それらが入力事項となって当該入
力事項に対応するNCコードが記憶部から順次読み出さ
れ、放電加工機の作動に必要なプログラムが自動的に作
成される。
若しくは選択すると、それらが入力事項となって当該入
力事項に対応するNCコードが記憶部から順次読み出さ
れ、放電加工機の作動に必要なプログラムが自動的に作
成される。
【0020】ここで、NCコードを直接入力する操作は
全く不要である。
全く不要である。
【0021】また、ユーザーが入力すべき事項を、加工
位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに実
質的に限定して対話型表示入力部に表示する一方、放電
加工の知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に応
じた最適データとして予め記憶部に記憶させたので、放
電加工の知識やNCコードの知識がなくとも、放電加工
機を作動させるのに必要なプログラムを容易かつ迅速に
作成することができる。
位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに実
質的に限定して対話型表示入力部に表示する一方、放電
加工の知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に応
じた最適データとして予め記憶部に記憶させたので、放
電加工の知識やNCコードの知識がなくとも、放電加工
機を作動させるのに必要なプログラムを容易かつ迅速に
作成することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の放電加工制御装置および放電
加工機の実施例について、添付図面を参照して説明す
る。
加工機の実施例について、添付図面を参照して説明す
る。
【0023】(第1実施例)図1は、本実施例に係る放
電加工機1を示した全体ブロック図であり、放電加工制
御装置2および放電加工用駆動機構3を備える。
電加工機1を示した全体ブロック図であり、放電加工制
御装置2および放電加工用駆動機構3を備える。
【0024】放電加工制御装置2は、放電加工用駆動機
構3を駆動制御するためのプログラムをNCコードで作
成する演算部4と、当該プログラムに従って放電加工用
駆動機構3を駆動制御する制御部5と、所定の入力操作
を行う操作部6と、記憶部としてのメモリー7とを備え
る。
構3を駆動制御するためのプログラムをNCコードで作
成する演算部4と、当該プログラムに従って放電加工用
駆動機構3を駆動制御する制御部5と、所定の入力操作
を行う操作部6と、記憶部としてのメモリー7とを備え
る。
【0025】また、放電加工用駆動機構3は、Z軸方向
(図1の上下方向)に電極10を駆動するZ軸駆動機構
8と、これと直交するXY平面内で電極10を駆動する
XY駆動機構9とを備える。
(図1の上下方向)に電極10を駆動するZ軸駆動機構
8と、これと直交するXY平面内で電極10を駆動する
XY駆動機構9とを備える。
【0026】放電加工機1は、電極10と被加工物との
間に図示しない電源装置によってアーク放電を発生させ
て被加工物を溶融するとともに、両者の間隙を所定の範
囲に維持しながら放電加工用駆動機構3で電極10を適
宜移動させることによって、被加工物を所望の形状に加
工できるようになっている。
間に図示しない電源装置によってアーク放電を発生させ
て被加工物を溶融するとともに、両者の間隙を所定の範
囲に維持しながら放電加工用駆動機構3で電極10を適
宜移動させることによって、被加工物を所望の形状に加
工できるようになっている。
【0027】図2は、操作部6を正面から見たものであ
る。
る。
【0028】同図でわかるように、操作部6は、加工位
置、加工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列
してあり、入力キー群11は揺動モードの設定、入力キ
ー群12は電極位置の設定、入力キー群13はZ軸方向
の加工位置の設定、入力キー群14、15は加工条件の
設定、入力キー群16はX、Y方向の加工位置の設定、
入力キー群17は操作内容の設定、入力キー群18は特
殊加工の設定、入力キー群19は加工後の計測設定を行
うためのキーである。
置、加工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列
してあり、入力キー群11は揺動モードの設定、入力キ
ー群12は電極位置の設定、入力キー群13はZ軸方向
の加工位置の設定、入力キー群14、15は加工条件の
設定、入力キー群16はX、Y方向の加工位置の設定、
入力キー群17は操作内容の設定、入力キー群18は特
殊加工の設定、入力キー群19は加工後の計測設定を行
うためのキーである。
【0029】操作部6には、これらのほか、揺動に関す
る数値を設定する数値設定部20、Z軸に関する加工位
置の数値を設定する数値設定部21およびX、Y軸に関
する加工位置の数値を設定する数値設定部22を設けて
ある。
る数値を設定する数値設定部20、Z軸に関する加工位
置の数値を設定する数値設定部21およびX、Y軸に関
する加工位置の数値を設定する数値設定部22を設けて
ある。
【0030】図3は、入力キー群11および入力キー群
12を詳細に示したものである。
12を詳細に示したものである。
【0031】同図でわかるように、これらの入力キーに
は、当該入力キーに割り当てられた入力事項を認識可能
な表示手段としての文字、記号あるいは図形を示してあ
る。
は、当該入力キーに割り当てられた入力事項を認識可能
な表示手段としての文字、記号あるいは図形を示してあ
る。
【0032】すなわち、入力キー群11のうち、入力キ
ー31は、揺動パターンを設定するキーであり、これら
の入力キーを押したときに当該揺動パターンに相当する
加工命令をプログラムに組み込むことができるようにな
っている。
ー31は、揺動パターンを設定するキーであり、これら
の入力キーを押したときに当該揺動パターンに相当する
加工命令をプログラムに組み込むことができるようにな
っている。
【0033】また、入力キー32は、側面加工および底
面加工を指示するキー、入力キー33は側面加工のみを
指示するキーである。
面加工を指示するキー、入力キー33は側面加工のみを
指示するキーである。
【0034】同様に、入力キー群12のうち、入力キー
34は、X、Y軸方向の電極位置を設定するキー、入力
キー35、36はこれらの設定の開始、終了、確定等を
指示するキーである。
34は、X、Y軸方向の電極位置を設定するキー、入力
キー35、36はこれらの設定の開始、終了、確定等を
指示するキーである。
【0035】また、各入力キーの近傍には、入力キーの
操作を誘導する操作誘導手段としての発光ダイオード3
7を設けてある。
操作を誘導する操作誘導手段としての発光ダイオード3
7を設けてある。
【0036】図4は、入力キー群13を詳細に示したも
のであり、入力キー41乃至46を配置してある。
のであり、入力キー41乃至46を配置してある。
【0037】図5は、入力キー群14、15を詳細に示
したものであり、それぞれ入力キー51乃至54、入力
キー61乃至62を配置してある。
したものであり、それぞれ入力キー51乃至54、入力
キー61乃至62を配置してある。
【0038】図6は、入力キー群16、17を詳細に示
したものであり、それぞれ入力キー71乃至77、入力
キー81乃至97を配置してある。
したものであり、それぞれ入力キー71乃至77、入力
キー81乃至97を配置してある。
【0039】再び図1を参照して、メモリー7には、上
述した入力事項に対応したNCコードおよび入力キーの
操作順序を記憶してある。
述した入力事項に対応したNCコードおよび入力キーの
操作順序を記憶してある。
【0040】また、演算部4は、メモリー7に記憶され
た操作順序にしたがって発光ダイオード37を作動させ
て入力キーの一連の操作を誘導するとともに、当該操作
された一連の入力キーに対応したNCコードをメモリー
7から順次読み出して所定のプログラムを作成し、これ
を制御部5に送るようになっている。
た操作順序にしたがって発光ダイオード37を作動させ
て入力キーの一連の操作を誘導するとともに、当該操作
された一連の入力キーに対応したNCコードをメモリー
7から順次読み出して所定のプログラムを作成し、これ
を制御部5に送るようになっている。
【0041】なお、ある入力キーが操作された後、次に
誘導されるべき入力キーが、直前の入力キーのみなら
ず、それまでに操作されたすべての入力キーに依存する
場合があるので、メモリー7を作成する際には十分に配
慮する。
誘導されるべき入力キーが、直前の入力キーのみなら
ず、それまでに操作されたすべての入力キーに依存する
場合があるので、メモリー7を作成する際には十分に配
慮する。
【0042】また、次に操作すべき入力事項をユーザー
に選択させる際、放電加工知識に基づいた適正な選択肢
が提供されるようにメモリー7を作成しておく。
に選択させる際、放電加工知識に基づいた適正な選択肢
が提供されるようにメモリー7を作成しておく。
【0043】次に、本実施例の放電加工制御装置2の操
作手順の一例を、図7乃至図14に示したフローチャー
トを参照して具体的に説明する。
作手順の一例を、図7乃至図14に示したフローチャー
トを参照して具体的に説明する。
【0044】まず、放電加工制御装置2の電源を投入す
る(ステップ101)。
る(ステップ101)。
【0045】すると、演算部4は、電源投入がなされた
次の操作として、入力キー94("ALL CLEAR") を操作す
べきことをメモリー7から読み出し、入力キー94に付
随する発光ダイオード37を点滅させる。
次の操作として、入力キー94("ALL CLEAR") を操作す
べきことをメモリー7から読み出し、入力キー94に付
随する発光ダイオード37を点滅させる。
【0046】次に、発光ダイオード37が点滅している
入力キー94を押し、プログラムの作成開始を指示する
(ステップ102)。
入力キー94を押し、プログラムの作成開始を指示する
(ステップ102)。
【0047】入力キー94を押すと、それに付属する発
光ダイオード37が点灯状態となり、代わって、演算部
4は、次の操作、すなわち原点設定に関する入力キー7
1を操作すべきことをメモリー7から読み出し、入力キ
ー71に付随する発光ダイオード37を点滅させる。
光ダイオード37が点灯状態となり、代わって、演算部
4は、次の操作、すなわち原点設定に関する入力キー7
1を操作すべきことをメモリー7から読み出し、入力キ
ー71に付随する発光ダイオード37を点滅させる。
【0048】このように、点滅中の入力キーを押して点
灯状態とし、入力を確定させるとともに、これに代わっ
て次に操作すべき入力キーをメモリー7から読み出して
点滅させ、必要な入力操作を次々に誘導していく。
灯状態とし、入力を確定させるとともに、これに代わっ
て次に操作すべき入力キーをメモリー7から読み出して
点滅させ、必要な入力操作を次々に誘導していく。
【0049】なお、かかる作用については以下同様であ
り、詳細な説明は省略する。
り、詳細な説明は省略する。
【0050】点滅中の入力キー71のうち、ここで
は、"絶対原点SET" を選択して押し(ステップ10
3)、XYテーブルを原点に移動させる。
は、"絶対原点SET" を選択して押し(ステップ10
3)、XYテーブルを原点に移動させる。
【0051】続いて、点滅中の入力キー90("PRO-NO I
NC")を押して、プログラム番号を1つ繰り上げる(ステ
ップ104)。
NC")を押して、プログラム番号を1つ繰り上げる(ステ
ップ104)。
【0052】次に、自動加工を行う場合には、点滅中の
入力キー81、82のうち、入力キー81(”自動加
工”)を押し(ステップ106)、続いて点滅を開始し
た入力キー97("PRO SET") を押して(ステップ10
7)、自動加工の設定を終了する。なお、手動で加工す
る場合には、入力キー82("手動加工")を押せばよい
(ステップ108)。
入力キー81、82のうち、入力キー81(”自動加
工”)を押し(ステップ106)、続いて点滅を開始し
た入力キー97("PRO SET") を押して(ステップ10
7)、自動加工の設定を終了する。なお、手動で加工す
る場合には、入力キー82("手動加工")を押せばよい
(ステップ108)。
【0053】次に、入力キー83("EL-SET")および97
("PRO SET") が点滅を開始する(ステップ111)。
("PRO SET") が点滅を開始する(ステップ111)。
【0054】ここで、電極位置を自動でセットする場合
には、入力キー83を押す(ステップ112)。
には、入力キー83を押す(ステップ112)。
【0055】次に、点滅している入力キー35("イニシ
ャルXY SET")を押し(ステップ113)、X軸セットキ
ーおよびY軸セットキー34を点滅させる(ステップ1
14)。
ャルXY SET")を押し(ステップ113)、X軸セットキ
ーおよびY軸セットキー34を点滅させる(ステップ1
14)。
【0056】ここで、基準を外径とするか内径とするか
あるいは方向等を考慮して、X軸セットキーおよびY軸
セットキー34のうち、所望のX軸セットキーを選択し
(ステップ115)、X軸に関する数値を数値設定部2
0で設定する(ステップ116)。続いて、点滅中の入
力キー36("XY DATA SET") を押してその数値を確定す
る(ステップ117)。
あるいは方向等を考慮して、X軸セットキーおよびY軸
セットキー34のうち、所望のX軸セットキーを選択し
(ステップ115)、X軸に関する数値を数値設定部2
0で設定する(ステップ116)。続いて、点滅中の入
力キー36("XY DATA SET") を押してその数値を確定す
る(ステップ117)。
【0057】Y軸に関する電極位置の設定も同様に行い
(ステップ118乃至120)、続いて、点滅中の入力
キー97("PRO SET") を押して電極位置の入力操作を終
了する(ステップ121)。なお、電極位置の設定を手
動で行う場合には、数値設定部20で直接数値を入力す
ればよい(ステップ122)。
(ステップ118乃至120)、続いて、点滅中の入力
キー97("PRO SET") を押して電極位置の入力操作を終
了する(ステップ121)。なお、電極位置の設定を手
動で行う場合には、数値設定部20で直接数値を入力す
ればよい(ステップ122)。
【0058】次に、入力キー84("EL 交換")および入
力キー97("PRO SET")が点滅をしているので(ステッ
プ131)、電極を交換する場合には入力キー84を押
し(ステップ132)、入力キー96("EL-NO INC")お
よび入力キー95("EL-NO CLEAR")を点滅させる。
力キー97("PRO SET")が点滅をしているので(ステッ
プ131)、電極を交換する場合には入力キー84を押
し(ステップ132)、入力キー96("EL-NO INC")お
よび入力キー95("EL-NO CLEAR")を点滅させる。
【0059】ここで、次番号の電極を指定する場合に
は、入力キー96を押して番号を1つ繰り上げ(ステッ
プ134)、その番号でよいのであれば、入力キー97
を押して確定させ(ステップ136)、さらに番号を繰
り上げたいのであれば、入力キー96を押す。
は、入力キー96を押して番号を1つ繰り上げ(ステッ
プ134)、その番号でよいのであれば、入力キー97
を押して確定させ(ステップ136)、さらに番号を繰
り上げたいのであれば、入力キー96を押す。
【0060】また、番号を最初に戻したい場合には、入
力キー95を押し(ステップ137)、しかるのちに上
述の手順を繰り返して電極の設定を終了する。
力キー95を押し(ステップ137)、しかるのちに上
述の手順を繰り返して電極の設定を終了する。
【0061】次に、点滅している入力キー85("OB PRO
G") を押して揺動セットキー31を点滅させ(ステップ
141乃至142)、所望の揺動セットキー31を選択
して押す(ステップ143)。
G") を押して揺動セットキー31を点滅させ(ステップ
141乃至142)、所望の揺動セットキー31を選択
して押す(ステップ143)。
【0062】続いて、点滅中の底面加工セットキー32
(底面を斜めに加工)および底面加工セットキー33(底
面を平坦に加工)から例えば底面加工セットキー32を
選択して押し(ステップ144乃至145)、続いて点
滅中の入力キー97を押して揺動モード等の設定を終了
する(ステップ146)。
(底面を斜めに加工)および底面加工セットキー33(底
面を平坦に加工)から例えば底面加工セットキー32を
選択して押し(ステップ144乃至145)、続いて点
滅中の入力キー97を押して揺動モード等の設定を終了
する(ステップ146)。
【0063】次に、点滅中の入力キー86("XY POSI")
およびそれに続いて入力キー77("加工 POSI SET") を
押して入力キー73("ABS")および74("INC")を点滅さ
せる(ステップ151乃至153)。
およびそれに続いて入力キー77("加工 POSI SET") を
押して入力キー73("ABS")および74("INC")を点滅さ
せる(ステップ151乃至153)。
【0064】ここで、X軸およびY軸方向の加工位置を
絶対座標で入力する場合には、点滅中の入力キー73を
押して(ステップ154)、方向セットキー75を点滅
させる(ステップ155)。
絶対座標で入力する場合には、点滅中の入力キー73を
押して(ステップ154)、方向セットキー75を点滅
させる(ステップ155)。
【0065】次に、いずれかの方向(+X,−X)を選
んで方向セットキー75を押し、続いてX軸に関する数
値を数値設定部22で入力する(ステップ155乃至1
56)。
んで方向セットキー75を押し、続いてX軸に関する数
値を数値設定部22で入力する(ステップ155乃至1
56)。
【0066】同様に、Y軸に関する加工位置も入力し
(ステップ157乃至158)、続いて点滅した入力キ
ー72("XY DATA SET")を押して数値を確定し(ステッ
プ159)、さらに入力キー97を押して加工位置の設
定を終了する。
(ステップ157乃至158)、続いて点滅した入力キ
ー72("XY DATA SET")を押して数値を確定し(ステッ
プ159)、さらに入力キー97を押して加工位置の設
定を終了する。
【0067】なお、絶対座標で入力しない場合には、入
力キー74を押し(ステップ161)、増分値として上
述の手順で入力する(ステップ155乃至160)。
力キー74を押し(ステップ161)、増分値として上
述の手順で入力する(ステップ155乃至160)。
【0068】次に、点滅を開始した入力キー87("加工
条件")を押し、加工条件セットキー51を点滅させる
(ステップ171乃至172)。
条件")を押し、加工条件セットキー51を点滅させる
(ステップ171乃至172)。
【0069】続いて、底付加工、貫通加工、リブ加工等
から所望の加工形態を選んで加工条件セットキー51を
押す(ステップ173)。
から所望の加工形態を選んで加工条件セットキー51を
押す(ステップ173)。
【0070】さらに、使用する電極の材質(銅、グラフ
ァイト等)および被加工物の材質(ステンレス、タング
ステンカーバイト等)と同じ組み合わせのものを、点滅
中の材料組み合わせセットキー52から選択する(ステ
ップ174乃至175)。
ァイト等)および被加工物の材質(ステンレス、タング
ステンカーバイト等)と同じ組み合わせのものを、点滅
中の材料組み合わせセットキー52から選択する(ステ
ップ174乃至175)。
【0071】続いて、使用する電極の種類(荒電極ある
いは仕上電極)に応じて、電極セットキー53を選択す
る(ステップ176乃至177)。
いは仕上電極)に応じて、電極セットキー53を選択す
る(ステップ176乃至177)。
【0072】次に、減寸値を所定の設定値で入力するか
任意の数値で入力するかによって、点滅中の入力キー5
4を選択する(ステップ178)。
任意の数値で入力するかによって、点滅中の入力キー5
4を選択する(ステップ178)。
【0073】設定値で入力する場合には、"設定減寸"キ
ーの方を押して(ステップ179)、減寸セットキー6
1を点滅させ(ステップ180)、減寸セットキー61
の中から、所定の減寸値を選択する(ステップ18
1)。
ーの方を押して(ステップ179)、減寸セットキー6
1を点滅させ(ステップ180)、減寸セットキー61
の中から、所定の減寸値を選択する(ステップ18
1)。
【0074】さらに、点滅中の仕上げ面粗さセットキー
62のうちから所望の面粗さを選択し(ステップ18
3)、続いて点滅した入力キー97を押して加工条件の
設定を終了する(ステップ184)。
62のうちから所望の面粗さを選択し(ステップ18
3)、続いて点滅した入力キー97を押して加工条件の
設定を終了する(ステップ184)。
【0075】なお、減寸値を任意の数値で入力する場合
には、入力キー54のうち、フリー減寸キーを選択し、
続いて、減寸値および面粗さを入力する(ステップ18
5乃至186)。
には、入力キー54のうち、フリー減寸キーを選択し、
続いて、減寸値および面粗さを入力する(ステップ18
5乃至186)。
【0076】次に、点滅中の入力キー88("Z POSI")
を押して入力キー41("自動原点")および入力キー42
("手動原点")を点滅させる(ステップ191乃至19
2)。
を押して入力キー41("自動原点")および入力キー42
("手動原点")を点滅させる(ステップ191乃至19
2)。
【0077】自動原点で入力する場合には、入力キー4
1("自動原点")を押して入力キー43("ABS")および入
力キー44("INC")を点滅させる(ステップ193乃至
194)。
1("自動原点")を押して入力キー43("ABS")および入
力キー44("INC")を点滅させる(ステップ193乃至
194)。
【0078】ここで、Z軸方向の加工位置を絶対座標で
入力する場合には、点滅中の入力キー43を押して(ス
テップ195)、方向セットキー45を点滅させる(ス
テップ196)。
入力する場合には、点滅中の入力キー43を押して(ス
テップ195)、方向セットキー45を点滅させる(ス
テップ196)。
【0079】次に、いずれかの方向(+Z,−Z)を選
んで方向セットキー45を押し、続いてZ軸に関する数
値を数値設定部21で入力する(ステップ196乃至1
97)。
んで方向セットキー45を押し、続いてZ軸に関する数
値を数値設定部21で入力する(ステップ196乃至1
97)。
【0080】続いて点滅した入力キー46("DATA SET")
を押して数値を確定し(ステップ198)、さらに入力
キー97を押してZ軸方向の加工位置の設定を終了する
(ステップ199)。
を押して数値を確定し(ステップ198)、さらに入力
キー97を押してZ軸方向の加工位置の設定を終了する
(ステップ199)。
【0081】なお、絶対座標で入力しない場合には、入
力キー44を押し(ステップ200)、増分値として上
述の手順で入力する(ステップ196乃至199)。
力キー44を押し(ステップ200)、増分値として上
述の手順で入力する(ステップ196乃至199)。
【0082】また、自動で入力しない場合には、入力キ
ー42を押し(ステップ201)、所望の数値を入力す
る。
ー42を押し(ステップ201)、所望の数値を入力す
る。
【0083】以上で1つのプログラムの設定が終了した
が、さらに別のプログラムを設定したい場合には、入力
キー90を押してプログラム番号を1つ繰り上げ(ステ
ップ211)、ステップ105以降の手順を繰り返す。
が、さらに別のプログラムを設定したい場合には、入力
キー90を押してプログラム番号を1つ繰り上げ(ステ
ップ211)、ステップ105以降の手順を繰り返す。
【0084】また、設定が終了したプログラムの内容を
確認したい場合は入力キー91を、修正したい場合には
入力キー92を押し(ステップ212、213)、設定
したプログラムに従って放電加工機を作動させたい場合
には、入力キー98("PRO START")を押す(ステップ2
14)。
確認したい場合は入力キー91を、修正したい場合には
入力キー92を押し(ステップ212、213)、設定
したプログラムに従って放電加工機を作動させたい場合
には、入力キー98("PRO START")を押す(ステップ2
14)。
【0085】以上説明したように、本実施例の放電加工
機は、放電加工制御装置のメモリーに記憶された操作順
序にしたがって操作部の発光ダイオードが点滅し、その
発光ダイオードに関連した操作部の入力キーを押すと、
当該入力キーに割り当てられた入力事項に対応するNC
コードがメモリーから順次読み出され、放電加工機の作
動に必要なプログラムが自動的に作成される。
機は、放電加工制御装置のメモリーに記憶された操作順
序にしたがって操作部の発光ダイオードが点滅し、その
発光ダイオードに関連した操作部の入力キーを押すと、
当該入力キーに割り当てられた入力事項に対応するNC
コードがメモリーから順次読み出され、放電加工機の作
動に必要なプログラムが自動的に作成される。
【0086】そのため、放電加工機のユーザーは、かか
る発光ダイオードの誘導にしたがって入力キーを次々に
操作していくだけで容易にプログラミングを行うことが
できる。
る発光ダイオードの誘導にしたがって入力キーを次々に
操作していくだけで容易にプログラミングを行うことが
できる。
【0087】また、ほとんどの操作は入力キーを押して
いくだけであってNCコードを直接入力する必要がない
ため、NCコードを修得する困難さあるいはわずらわし
さからユーザーを解放するとともに、それに要するコス
トを大幅に低減することができる。
いくだけであってNCコードを直接入力する必要がない
ため、NCコードを修得する困難さあるいはわずらわし
さからユーザーを解放するとともに、それに要するコス
トを大幅に低減することができる。
【0088】さらに、ユーザーが入力すべき事項を、加
工位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに
実質的に限定して入力キーに割り当てる一方、放電加工
の知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に応じた
最適データとして予めメモリーに記憶させたので、放電
加工の知識がなくとも、放電加工機を作動させるのに必
要なプログラムを容易かつ迅速に作成することができ
る。
工位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに
実質的に限定して入力キーに割り当てる一方、放電加工
の知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に応じた
最適データとして予めメモリーに記憶させたので、放電
加工の知識がなくとも、放電加工機を作動させるのに必
要なプログラムを容易かつ迅速に作成することができ
る。
【0089】また、入力キーの操作を行った場合、当該
入力キーに関連した発光ダイオードを点滅状態から点灯
状態に変化させるようにしたので、それまでの履歴を確
認しながら操作を進めていくことができる。
入力キーに関連した発光ダイオードを点滅状態から点灯
状態に変化させるようにしたので、それまでの履歴を確
認しながら操作を進めていくことができる。
【0090】また、最近の放電加工制御装置には、CR
T等のディスプレイとアルファベットおよび数字からな
る入力キーとで操作盤を構成したものがあるが、かかる
装置では、ディスプレイによるメニューの選択と入力キ
ーによるNCコード等の入力とを交錯して行わねばなら
ない。その結果、操作としてはかえって複雑であった
が、本実施例の放電加工制御装置では、ディスプレイを
なくし入力キーの操作だけとしたので、操作がきわめて
簡略化される。
T等のディスプレイとアルファベットおよび数字からな
る入力キーとで操作盤を構成したものがあるが、かかる
装置では、ディスプレイによるメニューの選択と入力キ
ーによるNCコード等の入力とを交錯して行わねばなら
ない。その結果、操作としてはかえって複雑であった
が、本実施例の放電加工制御装置では、ディスプレイを
なくし入力キーの操作だけとしたので、操作がきわめて
簡略化される。
【0091】また、本実施例の放電加工制御装置を従来
の手動の放電加工機に接続されたNCコード入力用のパ
ソコンと置換するだけで、従来であれば、放電加工の知
識とNCコードを駆使しながら長時間かかってパソコン
のキーボードでNCコードを入力していたものが、放電
加工やNCコードの知識がなくとも短時間にプログラミ
ングを行うことができるようになり、ユーザーは、多大
な投資を行うことなく手持ちの資産を有効活用して生産
性の向上を図ることができる。
の手動の放電加工機に接続されたNCコード入力用のパ
ソコンと置換するだけで、従来であれば、放電加工の知
識とNCコードを駆使しながら長時間かかってパソコン
のキーボードでNCコードを入力していたものが、放電
加工やNCコードの知識がなくとも短時間にプログラミ
ングを行うことができるようになり、ユーザーは、多大
な投資を行うことなく手持ちの資産を有効活用して生産
性の向上を図ることができる。
【0092】本実施例では、入力キーの操作を促す操作
誘導手段として発光ダイオードを用いたが、発光ダイオ
ード以外の発光手段を用いてもよい。
誘導手段として発光ダイオードを用いたが、発光ダイオ
ード以外の発光手段を用いてもよい。
【0093】また、本実施例では、操作誘導手段である
発光ダイオードを関連する入力キーの近傍に配置した
が、操作誘導手段はかかる構成に限定されるものではな
く、例えば、入力キーには番号だけを付し、その番号に
対応する発光ダイオードを所定の位置にまとめて配列し
てもよい。
発光ダイオードを関連する入力キーの近傍に配置した
が、操作誘導手段はかかる構成に限定されるものではな
く、例えば、入力キーには番号だけを付し、その番号に
対応する発光ダイオードを所定の位置にまとめて配列し
てもよい。
【0094】また、本実施例では、入力キーを各入力事
項にダイレクトに対応させて配置したが、例えば、入力
キーとして0から9までのテンキーだけを配置する一
方、操作誘導手段としてCRTあるいは液晶等の画面上
にキー番号とともに必要であれば当該キー番号に対応す
る”荒電極”等を表示するように構成し、画面に表示さ
れたキー番号をテンキーから次々に入力していくように
してもよい。
項にダイレクトに対応させて配置したが、例えば、入力
キーとして0から9までのテンキーだけを配置する一
方、操作誘導手段としてCRTあるいは液晶等の画面上
にキー番号とともに必要であれば当該キー番号に対応す
る”荒電極”等を表示するように構成し、画面に表示さ
れたキー番号をテンキーから次々に入力していくように
してもよい。
【0095】かかる構成の場合には、操作部に必要なキ
ーの数を大幅に低減することができる。
ーの数を大幅に低減することができる。
【0096】(第2実施例)次に、第2実施例に係る放
電加工制御装置について説明する。なお、上述の実施例
と実質的に同一の部品等については同一の符号を付して
その説明を省略する。
電加工制御装置について説明する。なお、上述の実施例
と実質的に同一の部品等については同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0097】図15は、第2実施例に係る放電加工制御
装置221を備えた放電加工機の全体ブロック図であ
る。
装置221を備えた放電加工機の全体ブロック図であ
る。
【0098】同図でわかるように、本実施例の放電加工
制御装置221は、放電加工用駆動機構3を駆動制御す
るためのプログラムをNCコードで作成する演算部4
と、当該プログラムに従って放電加工用駆動機構3を駆
動制御する制御部5と、所定の表示入力操作を行う対話
型表示入力部222と、記憶部としてのメモリー7とを
備える。
制御装置221は、放電加工用駆動機構3を駆動制御す
るためのプログラムをNCコードで作成する演算部4
と、当該プログラムに従って放電加工用駆動機構3を駆
動制御する制御部5と、所定の表示入力操作を行う対話
型表示入力部222と、記憶部としてのメモリー7とを
備える。
【0099】対話型表示入力部222は、加工位置、加
工条件等の所定の事項を所定の順序で画面上に表示し、
当該表示された事項を確定もしくは選択して入力事項と
するように構成してある。
工条件等の所定の事項を所定の順序で画面上に表示し、
当該表示された事項を確定もしくは選択して入力事項と
するように構成してある。
【0100】対話型表示入力部222は、例えばタッチ
パネルで構成するのがよい。
パネルで構成するのがよい。
【0101】なお、画面に表示する内容については、第
1実施例で説明した操作部6の入力キーのそれぞれに表
示された図形、記号等(図3乃至図6)と同等のものが
よい。
1実施例で説明した操作部6の入力キーのそれぞれに表
示された図形、記号等(図3乃至図6)と同等のものが
よい。
【0102】メモリー7は、上述した所定の事項に対応
したNCコードおよび当該所定の事項の表示順序を記憶
させてある。
したNCコードおよび当該所定の事項の表示順序を記憶
させてある。
【0103】また、演算部4は、前記記憶部に記憶され
た前記表示順序に従って前記所定の事項を表示するとと
もに、メモリー7に記憶したNCコードのうち、入力事
項に対応したNCコードをメモリー7から順次読み出し
て所定のプログラムを作成し、これを制御部5に送るよ
うになっている。
た前記表示順序に従って前記所定の事項を表示するとと
もに、メモリー7に記憶したNCコードのうち、入力事
項に対応したNCコードをメモリー7から順次読み出し
て所定のプログラムを作成し、これを制御部5に送るよ
うになっている。
【0104】本実施例の放電加工制御装置を用いて所定
の入力操作を行う手順は、第1実施例と実質的に同一で
あり、図7乃至図14のフローチャートに記載されたキ
ーの点滅を画面への表示と読み代えるとともに、キーを
押す操作を、タッチパネル上の所定の領域に触れる操作
と読み代えればよい。
の入力操作を行う手順は、第1実施例と実質的に同一で
あり、図7乃至図14のフローチャートに記載されたキ
ーの点滅を画面への表示と読み代えるとともに、キーを
押す操作を、タッチパネル上の所定の領域に触れる操作
と読み代えればよい。
【0105】図16は、第1実施例のステップ141乃
至146に相当する揺動モードの入力操作の手順を例と
して示したものである。
至146に相当する揺動モードの入力操作の手順を例と
して示したものである。
【0106】すなわち、まず、図16(a)に示すよう
に、タッチパネル231にモード設定開始を表示する文
字232("OB PROG")を表示し、その表示領域に触れ
て揺動モードの設定を行うことを確定する。
に、タッチパネル231にモード設定開始を表示する文
字232("OB PROG")を表示し、その表示領域に触れ
て揺動モードの設定を行うことを確定する。
【0107】次いで、図16(b)に示すように、揺動モ
ードを示す図形233を表示し、それらのうちから所望
の揺動モードが表示されている領域を押して揺動モード
を選択する。
ードを示す図形233を表示し、それらのうちから所望
の揺動モードが表示されている領域を押して揺動モード
を選択する。
【0108】続いて、図16(c)に示すように、底面加
工モードを示す図形234を表示し、それらのうちから
所望の底面加工モードが表示されている領域を押して底
面加工モードを選択する。
工モードを示す図形234を表示し、それらのうちから
所望の底面加工モードが表示されている領域を押して底
面加工モードを選択する。
【0109】最後に、図16(d)に示すように、モード
設定終了を示す文字235("PRO SET")を表示し、そ
の表示領域に触れて揺動モードの設定を終了する。
設定終了を示す文字235("PRO SET")を表示し、そ
の表示領域に触れて揺動モードの設定を終了する。
【0110】以上説明したように、本実施例の放電加工
制御装置は、加工位置、加工条件等の加工制御命令に相
当する所定の事項が、記憶部に記憶された表示順序にし
たがってタッチパネル等の対話型表示入力部に順次表示
され、それらの表示された事項を次々に確定若しくは選
択していくと、それらが入力事項となって当該入力事項
に対応するNCコードが記憶部から順次読み出され、放
電加工機の作動に必要なプログラムが自動的に作成され
る。
制御装置は、加工位置、加工条件等の加工制御命令に相
当する所定の事項が、記憶部に記憶された表示順序にし
たがってタッチパネル等の対話型表示入力部に順次表示
され、それらの表示された事項を次々に確定若しくは選
択していくと、それらが入力事項となって当該入力事項
に対応するNCコードが記憶部から順次読み出され、放
電加工機の作動に必要なプログラムが自動的に作成され
る。
【0111】そのため、放電加工機のユーザーは、かか
る表示事項を次々に確定若しくは選択していくだけで容
易にプログラミングを行うことができる。
る表示事項を次々に確定若しくは選択していくだけで容
易にプログラミングを行うことができる。
【0112】また、NCコードを直接入力する必要がな
いため、NCコードを修得する困難さあるいはわずらわ
しさからユーザーを解放するとともに、それに要するコ
ストを大幅に低減することができる。
いため、NCコードを修得する困難さあるいはわずらわ
しさからユーザーを解放するとともに、それに要するコ
ストを大幅に低減することができる。
【0113】さらに、ユーザーが入力すべき事項を、加
工位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに
実質的に限定して対話型表示入力部に表示する一方、放
電加工の知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に
応じた最適データとして予めメモリーに記憶させたの
で、放電加工の知識がなくとも、放電加工機を作動させ
るのに必要なプログラムを容易かつ迅速に作成すること
ができる。
工位置、加工形態等のユーザー側が持っているデータに
実質的に限定して対話型表示入力部に表示する一方、放
電加工の知識を必要とする数値、条件等は、入力事項に
応じた最適データとして予めメモリーに記憶させたの
で、放電加工の知識がなくとも、放電加工機を作動させ
るのに必要なプログラムを容易かつ迅速に作成すること
ができる。
【0114】本実施例では、対話型表示入力部をタッチ
パネルで構成したが、かかる構成に限定されるものでは
なく、CRT等に表示された事項をマウスやトラックボ
ール等で選択するように構成してもよいことは言うまで
もない。
パネルで構成したが、かかる構成に限定されるものでは
なく、CRT等に表示された事項をマウスやトラックボ
ール等で選択するように構成してもよいことは言うまで
もない。
【0115】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の放電加工制
御装置は、放電加工用駆動機構を駆動制御するためのプ
ログラムをNCコードで作成する演算部と、当該プログ
ラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動制御する制
御部とを備えた放電加工制御装置において、加工位置、
加工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列し、
当該入力キーに前記入力事項を認識可能な表示手段を設
けるとともに、前記入力キーの操作を誘導する操作誘導
手段を当該入力キーに関連づけて設けた操作部と、前記
入力事項に対応したNCコードおよび前記入力キーの操
作順序を記憶した記憶部とを備え、前記演算部は、前記
記憶部に記憶された前記操作順序にしたがって前記操作
誘導手段を作動させて前記入力キーの一連の操作を誘導
するとともに、当該操作された一連の入力キーに対応し
たNCコードを前記記憶部から順次読み出して所定のプ
ログラムを作成するように構成したので、放電加工やN
C言語の知識がなくとも容易にプログラミングを行うこ
とができる。
御装置は、放電加工用駆動機構を駆動制御するためのプ
ログラムをNCコードで作成する演算部と、当該プログ
ラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動制御する制
御部とを備えた放電加工制御装置において、加工位置、
加工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配列し、
当該入力キーに前記入力事項を認識可能な表示手段を設
けるとともに、前記入力キーの操作を誘導する操作誘導
手段を当該入力キーに関連づけて設けた操作部と、前記
入力事項に対応したNCコードおよび前記入力キーの操
作順序を記憶した記憶部とを備え、前記演算部は、前記
記憶部に記憶された前記操作順序にしたがって前記操作
誘導手段を作動させて前記入力キーの一連の操作を誘導
するとともに、当該操作された一連の入力キーに対応し
たNCコードを前記記憶部から順次読み出して所定のプ
ログラムを作成するように構成したので、放電加工やN
C言語の知識がなくとも容易にプログラミングを行うこ
とができる。
【0116】また、本発明の放電加工機は、放電加工用
駆動機構と、当該放電加工用駆動機構を駆動制御する放
電加工制御装置とを備え、前記放電加工制御装置は、放
電加工用駆動機構を駆動制御するためのプログラムをN
Cコードで作成する演算部と、当該プログラムに従って
前記放電加工用駆動機構を駆動制御する制御部と、加工
位置、加工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配
列し、当該入力キーに前記入力事項を認識可能な表示手
段を設けるとともに、前記入力キーの操作を誘導する操
作誘導手段を当該入力キーに関連づけて設けた操作部
と、前記入力事項に対応したNCコードおよび前記入力
キーの操作順序を記憶した記憶部とを備え、前記演算部
は、前記記憶部に記憶された前記操作順序にしたがって
前記操作誘導手段を作動させて前記入力キーの一連の操
作を誘導するとともに、当該操作された一連の入力キー
に対応したNCコードを前記記憶部から順次読み出して
所定のプログラムを作成するようにしたので、放電加工
やNC言語の知識がなくとも容易にプログラミングを行
うことができる。
駆動機構と、当該放電加工用駆動機構を駆動制御する放
電加工制御装置とを備え、前記放電加工制御装置は、放
電加工用駆動機構を駆動制御するためのプログラムをN
Cコードで作成する演算部と、当該プログラムに従って
前記放電加工用駆動機構を駆動制御する制御部と、加工
位置、加工条件等の入力事項を割り当てた入力キーを配
列し、当該入力キーに前記入力事項を認識可能な表示手
段を設けるとともに、前記入力キーの操作を誘導する操
作誘導手段を当該入力キーに関連づけて設けた操作部
と、前記入力事項に対応したNCコードおよび前記入力
キーの操作順序を記憶した記憶部とを備え、前記演算部
は、前記記憶部に記憶された前記操作順序にしたがって
前記操作誘導手段を作動させて前記入力キーの一連の操
作を誘導するとともに、当該操作された一連の入力キー
に対応したNCコードを前記記憶部から順次読み出して
所定のプログラムを作成するようにしたので、放電加工
やNC言語の知識がなくとも容易にプログラミングを行
うことができる。
【0117】また、本発明の放電加工制御装置は、放電
加工用駆動機構を駆動制御するためのプログラムをNC
コードで作成する演算部と、当該プログラムに従って前
記放電加工用駆動機構を駆動制御する制御部とを備えた
放電加工制御装置において、加工位置、加工条件等の所
定の事項を所定の順序で画面上に表示し、当該表示され
た事項を確定もしくは選択して入力事項とする対話型表
示入力部と、前記所定の事項に対応したNCコードおよ
び当該所定の事項の表示順序を記憶した記憶部とを備
え、前記演算部は、前記記憶部に記憶された前記表示順
序に従って前記所定の事項を表示するとともに、前記N
Cコードのうち、入力事項に対応したNCコードを前記
記憶部から順次読み出して所定のプログラムを作成する
ようにしたので、放電加工やNC言語の知識がなくとも
容易にプログラミングを行うことができる。
加工用駆動機構を駆動制御するためのプログラムをNC
コードで作成する演算部と、当該プログラムに従って前
記放電加工用駆動機構を駆動制御する制御部とを備えた
放電加工制御装置において、加工位置、加工条件等の所
定の事項を所定の順序で画面上に表示し、当該表示され
た事項を確定もしくは選択して入力事項とする対話型表
示入力部と、前記所定の事項に対応したNCコードおよ
び当該所定の事項の表示順序を記憶した記憶部とを備
え、前記演算部は、前記記憶部に記憶された前記表示順
序に従って前記所定の事項を表示するとともに、前記N
Cコードのうち、入力事項に対応したNCコードを前記
記憶部から順次読み出して所定のプログラムを作成する
ようにしたので、放電加工やNC言語の知識がなくとも
容易にプログラミングを行うことができる。
【0118】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る放電加工機の全体ブロック図。
【図2】本実施例に係る放電加工制御装置の操作部の正
面図。
面図。
【図3】操作部に配置された入力キーのうち、入力キー
群11、12を示す詳細図。
群11、12を示す詳細図。
【図4】操作部に配置された入力キーのうち、入力キー
群13を示す詳細図。
群13を示す詳細図。
【図5】操作部に配置された入力キーのうち、入力キー
群14、15を示す詳細図。
群14、15を示す詳細図。
【図6】操作部に配置された入力キーのうち、入力キー
群16、17を示す詳細図。
群16、17を示す詳細図。
【図7】本実施例の放電加工制御装置の操作手順を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図8】本実施例の放電加工制御装置の操作手順(電極
位置の設定)を示すフローチャート。
位置の設定)を示すフローチャート。
【図9】本実施例の放電加工制御装置の操作手順(電極
交換の設定)を示すフローチャート。
交換の設定)を示すフローチャート。
【図10】本実施例の放電加工制御装置の操作手順(揺
動モードの設定)を示すフローチャート。
動モードの設定)を示すフローチャート。
【図11】本実施例の放電加工制御装置の操作手順
(X,Y軸に関する加工位置の設定)を示すフローチャ
ート。
(X,Y軸に関する加工位置の設定)を示すフローチャ
ート。
【図12】本実施例の放電加工制御装置の操作手順(加
工条件の設定)を示すフローチャート。
工条件の設定)を示すフローチャート。
【図13】本実施例の放電加工制御装置の操作手順(Z
軸に関する加工位置の設定)を示すフローチャート。
軸に関する加工位置の設定)を示すフローチャート。
【図14】本実施例の放電加工制御装置の操作手順を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図15】第2実施例に係る放電加工制御装置を備えた
放電加工機の全体ブロック図。
放電加工機の全体ブロック図。
【図16】第2実施例に係る放電加工制御装置の作用を
示す図。
示す図。
1 放電加工機 2、221 放電加工制御装置 3 放電加工用駆動機構 4 演算部 5 制御部 6 操作部 7 メモリー(記憶部) 11―19 入力キー群 31―36 入力キー 37 発光ダイオード(操作誘導手段) 51―54 入力キー 61―62 入力キー 71―77 入力キー 81―97 入力キー 222 対話型表示入力部 231 タッチパネル
Claims (5)
- 【請求項1】 放電加工用駆動機構を駆動制御するため
のプログラムをNCコードで作成する演算部と、当該プ
ログラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動制御す
る制御部とを備えた放電加工制御装置において、 加工位置、加工条件等の入力事項を割り当てた入力キー
を配列し、当該入力キーに前記入力事項を認識可能な表
示手段を設けるとともに、前記入力キーの操作を誘導す
る操作誘導手段を当該入力キーに関連づけて設けた操作
部と、 前記入力事項に対応したNCコードおよび前記入力キー
の操作順序を記憶した記憶部とを備え、 前記演算部は、前記記憶部に記憶された前記操作順序に
したがって前記操作誘導手段を作動させて前記入力キー
の一連の操作を誘導するとともに、当該操作された一連
の入力キーに対応したNCコードを前記記憶部から順次
読み出して所定のプログラムを作成するようになってい
ることを特徴とする放電加工制御装置。 - 【請求項2】 前記操作誘導手段を所定の発光手段で形
成し、関連する入力キーの近傍に配置した請求項1記載
の放電加工制御装置。 - 【請求項3】 放電加工用駆動機構と、当該放電加工用
駆動機構を駆動制御する放電加工制御装置とを備え、前
記放電加工制御装置は、 放電加工用駆動機構を駆動制御するためのプログラムを
NCコードで作成する演算部と、 当該プログラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動
制御する制御部と、 加工位置、加工条件等の入力事項を割り当てた入力キー
を配列し、当該入力キーに前記入力事項を認識可能な表
示手段を設けるとともに、前記入力キーの操作を誘導す
る操作誘導手段を当該入力キーに関連づけて設けた操作
部と、 前記入力事項に対応したNCコードおよび前記入力キー
の操作順序を記憶した記憶部とを備え、 前記演算部は、前記記憶部に記憶された前記操作順序に
したがって前記操作誘導手段を作動させて前記入力キー
の一連の操作を誘導するとともに、当該操作された一連
の入力キーに対応したNCコードを前記記憶部から順次
読み出して所定のプログラムを作成するようになってい
ることを特徴とする放電加工機。 - 【請求項4】 放電加工用駆動機構を駆動制御するため
のプログラムをNCコードで作成する演算部と、当該プ
ログラムに従って前記放電加工用駆動機構を駆動制御す
る制御部とを備えた放電加工制御装置において、 加工位置、加工条件等の所定の事項を所定の順序で画面
上に表示し、当該表示された事項を確定もしくは選択し
て入力事項とする対話型表示入力部と、 前記所定の事項に対応したNCコードおよび当該所定の
事項の表示順序を記憶した記憶部とを備え、 前記演算部は、前記記憶部に記憶された前記表示順序に
従って前記所定の事項を表示するとともに、前記NCコ
ードのうち、入力事項に対応したNCコードを前記記憶
部から順次読み出して所定のプログラムを作成するよう
になっていることを特徴とする放電加工制御装置。 - 【請求項5】 前記対話型表示入力部をタッチパネルで
構成した請求項4記載の放電加工制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148501A JP2631199B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 放電加工制御装置 |
KR1019950014944A KR0150710B1 (ko) | 1994-06-07 | 1995-06-07 | 방전가공 제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148501A JP2631199B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 放電加工制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328850A true JPH07328850A (ja) | 1995-12-19 |
JP2631199B2 JP2631199B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=15454177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6148501A Expired - Fee Related JP2631199B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 放電加工制御装置 |
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Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR0150710B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
KR100541116B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-03-23 | 두산인프라코어 주식회사 | 와이어 방전 가공기에 있어서의 가공방법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02300913A (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-13 | Toshiba Corp | ソフトウェアプログラム操作手順教示方式 |
JPH04354622A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Amada Washino Co Ltd | Nc形彫り放電加工機の加工方法 |
JPH0527826A (ja) * | 1991-07-24 | 1993-02-05 | Makino Milling Mach Co Ltd | Nc装置操作盤における制御機能の有効、無効設定方法 |
JPH0635521A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自己診断機能付nc工作機械 |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP6148501A patent/JP2631199B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 KR KR1019950014944A patent/KR0150710B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02300913A (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-13 | Toshiba Corp | ソフトウェアプログラム操作手順教示方式 |
JPH04354622A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Amada Washino Co Ltd | Nc形彫り放電加工機の加工方法 |
JPH0527826A (ja) * | 1991-07-24 | 1993-02-05 | Makino Milling Mach Co Ltd | Nc装置操作盤における制御機能の有効、無効設定方法 |
JPH0635521A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自己診断機能付nc工作機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960000385A (ko) | 1996-01-25 |
JP2631199B2 (ja) | 1997-07-16 |
KR0150710B1 (ko) | 1998-10-15 |
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