JPH07328827A - コアドリル - Google Patents

コアドリル

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JPH07328827A
JPH07328827A JP13032594A JP13032594A JPH07328827A JP H07328827 A JPH07328827 A JP H07328827A JP 13032594 A JP13032594 A JP 13032594A JP 13032594 A JP13032594 A JP 13032594A JP H07328827 A JPH07328827 A JP H07328827A
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Masaaki Miyanaga
昌明 宮永
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/04Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
    • B28D1/041Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汎用の倍力回動工具を使用して基体とコア体
の分離が簡単にできるコアドリルを提供する。 【構成】 シャンク2 を有する基体1 と開口周縁に穿孔
刃5 を有するコア体4 を、係合突起を係合溝に係合させ
て結合するコアドリルにおいて、コア体1 の上端開口周
縁にチャックハンドル15の歯車16が噛合するラック部17
を設け、該ラック部に対応して基体にチャックハンドル
の先端を支持する支持部材18を設けたコアドリルであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、センタードリルでセ
ンター孔を先行させ、この後からセンタードリルと一体
とするコア体によりセンタードリルと同心円の大径孔を
穿孔するコアドリルに関し、さらに詳しくは、コアドリ
ルを構成する基体とコア体を分離するのに、汎用の倍力
回動工具を使用するコアドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大径孔の穿孔用ドリルとして
多種多様のドリルが開発され市販されている。大径孔の
穿孔作業を円滑に遂行するために、センタードリルと開
口周縁に穿孔刃を設けた円筒状のコア体とを組合せ、セ
ンタードリルでセンター孔を先行させてこの後からコア
体により大径孔を穿孔するコアドリルが広く実用されて
いる。
【0003】図4は大径孔を穿孔するコアドリルの一例
を示すコアドリルの断面図、図5は図4A−A線におけ
る断面図である。
【0004】図において、1 は円盤状をなす基体で、上
面中央に駆動軸のチャックにより支持されるシャンク2
を有し、基体1 の周面3個所に係合溝3 を凹設してお
り、この係合溝3 は、下側から母線方向に形成した縦溝
部に続いて周方向に横溝部を鈎状に連成してなる。
【0005】4 は基体1 に着脱自在に結合するストレー
ト径の円筒状のコア体で、コア体4の開口周縁に穿孔刃5
を設けている。
【0006】6 は基体1 とコア体4 を結合するために、
コア体4 内に嵌着した弾性板体からなる結合用リング
で、外面3個所に設けた係合突起7 をコア体4 に穿設し
た係合孔8 に係合させてその位置移動を不能にし、内面
に前記係合溝3 に係脱する係合突起9 を設けている。な
お、結合用リング6 の両端は内方に折曲して摘み部6aを
形成している。また、基体1 とコア体5 を結合した時に
摘み部6aが邪魔にならないように基体1 には摘み部6aが
入る切込み部1aを設けている。なお、コア体4 から結合
用リング6 を外す時は両方の摘み部6aの間隔を狭めて行
われる。
【0007】10は基体1 に取着したセンタードリルで、
その基部を基体1 の下面中央に設けた取付け孔11に嵌入
して取付け孔11に対して側方から螺装したヒット用ビス
12で着脱自在に固定している。
【0008】13は前記基体1 内からばね14の付勢下に係
合溝3 に出没する制止ボールで、係合突起9 を係合溝3
の終点部に保持するためのものである。
【0009】上記構成において、基体1 とコア体4 を結
合するには、基体1 をコア体4 に嵌挿し、係合突起9 を
係合溝3 に入れて基体1 とコア体4 を相対的に回動させ
て係合突起9 を係合溝3 の終点部に移動させる。ここ
で、係合突起9 は制止ボール13を乗り越えて係合溝3 終
点部に保持される。
【0010】こうして基体1 とコア体5 の結合関係が確
り保持されて穿孔作業に供される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記する構
成のコアドリルによる穿孔作業で、基体とコア体は両者
の結合を強める方向に回転力が作用し、係合突起は係合
溝終点部に圧入状態になって基体とコア体の結合を強め
たものになる。そこで、穿孔作業のあとで両者の分離を
必要とする時に、コア体に手を掛けて手で回す程度の力
ではなかなか結合を緩めることができず簡単には分離で
きないものである。また、コア体は直径が大きくなるほ
ど手が掛けづらくなって手で持って回して結合を緩める
ことが困難になる。そこで、作業現場ではハンマーなど
でコア体を叩いて衝撃を与えて基体との結合を緩めるよ
うなことが行われており、これがコア体の損傷や変形の
原因にもなっている。
【0012】この発明は上記の点に鑑みなされたもので
あって、穿孔作業が行われる作業現場にはどこでも備え
られている汎用の倍力回動工具を使用してコア体の大き
さに関係なく簡単に基体とコア体の分離ができる取り扱
いに便利なコアドリルを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの発明の第1の発明は、上面中央にシャンクを有
する基体の周面に係合溝を凹設し、開口周縁に穿孔刃を
有する円筒状のコア体に前記係合溝に係脱する係合突起
を設け、基体をコア体に嵌挿して係合突起を係合溝に係
合させて基体とコア体を結合するコアドリルにおいて、
前記コア体の上端開口周縁に倍力回動工具の係合部を設
け、該係合部に対応して基体に倍力回動工具の先端支持
部を設け、倍力回動工具先端を支持部に支持して倍力回
動工具を係合部に係合させ、倍力回動工具の操作力を倍
力してコア体に伝達することを特徴とするコアドリルで
ある。
【0014】第2の発明は、第1の発明における倍力回
動工具をチャックハンドルとし、コア体の上端開口周縁
に適宜範囲でチャックハンドルの歯車に噛合するラック
部を設け、該ラック部に対応して基体上にチャックハン
ドル先端を支持する支持部材を突設したことを特徴とす
るコアドリルである。
【0015】第3の発明は、第1の発明における倍力回
動工具をL字状の六角レンチとし、コア体の上端開口周
縁に六角レンチのハンドル部が係合する係合凹部を切り
込み状に設け、該係合凹部に対応して基体に六角レンチ
の先端部を嵌挿支持する支持孔を設けたことを特徴とす
る請求項1に記載のコアドリルである。
【0016】
【作用】この発明の第1の発明によれば、基体とコア体
を結合した状態では、係合突起が係合溝終点部に圧入さ
せられて確かり保持され、穿孔中に基体とコア体との結
合関係に緩みやがた付きなどはない。基体とコア体を分
離するには、倍力回動工具の先端を基体上に支持し、倍
力回動工具をコア体に係合させて倍力回動工具の操作力
を倍力してコア体に伝達してコア体を緩め方向に回動さ
せるので、基体とコア体の分離が簡単にできる。
【0017】また、第2の発明によれば、倍力回動工具
としてチャックハンドルを使用し、歯車を介して操作力
を倍力してコア体に伝達されるので、コア体は簡単に緩
められる。
【0018】さらに、第3の発明によれば、倍力回動工
具としてL字状の六角レンチを使用し、六角レンチをて
こにして操作力を倍力してコア体に伝達されるので、コ
ア体は簡単に緩められる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。
【0020】図1はこの発明の第1実施例を示すコアド
リルの斜視図、図2は第1実施例における使用態様を示
す一部断面図である。
【0021】なお、この発明が適用されるコアドリルの
基本構成は、前述の図4および図5に示すコアドリルと
共通する。従って、以下の説明において、図4および図
5と共通、若しくは対等部分については、同一符号を付
けて説明する。
【0022】この発明のコアドリルでは、基体1 とコア
体4 を分離するのに倍力回動工具を使用する。図1およ
び図2に示す第1実施例においては、倍力回動工具とし
てコアドリルを穿孔機に取り付けるのに使用するチャッ
クハンドル15を使用している。
【0023】チャックハンドル15を使用する場合、コア
体4 の上端開口周縁に適宜範囲でチャックハンドル15の
歯車(傘歯車)16に噛合するラック部17(係合部)を設
ける。このラック部17に対応して基体1 上にチャックハ
ンドル15の支持部材18(支持部)を突設する。この支持
部材18の上端部にチャックハンドル15の先端を嵌合支持
する支持孔19を設ける。なお、ラック部17の長さ(範
囲)については、基体1とコア体4 との着脱で係合溝3
内における係合突起9 の移動範囲 (回動範囲) に合わせ
て適宜設定される。
【0024】上記構成において、基体1 とコア体4 を分
離するには、基体1 上の支持部材18の支持孔19にチャッ
クハンドル15の先端を嵌挿支持し、チャックハンドル15
の歯車16をコア体4 のラック部17に噛合させる。こうし
て、チャックハンドル15を回すと、その操作力は歯車16
を介して倍力してコア体4 に伝達されて基体1 との結合
関係が緩められる。すなわち、係合溝3 終点部に圧入状
態にある係合突起9 が緩め方向に離される。
【0025】図3に示す第2実施例においては、倍力回
動工具として六角孔付きボルトの締緩に使用するL字状
の六角レンチ20を使用している。
【0026】この六角レンチ20使用の場合、コア体4 の
上端開口周縁に六角レンチ20のハンドル部20a を係合さ
せる係合凹部21(係合部)を切り込み状に設ける。この
係合凹部21に対応して基体1 に六角レンチ20の先端部20
b を嵌入支持する支持孔22(支持部)を設ける。なお、
係合凹部21と支持孔22の位置関係は、支持孔22に六角レ
ンチ20の先端部20b を嵌入支持した状態でハンドル部20
a の先端部20b 寄りのところが係合凹部21に係合するよ
うに適宜設定される。
【0027】上記構成において、基体1 とコア体4 を分
離するには、基体1 の支持孔22に六角レンチ20の先端部
20b を嵌挿支持し、六角レンチ20のハンドル部20a をコ
ア体4 の係止凹部21に緩挿係止させる。こうして、六角
レンチ20のハンドル部20a を横振り状に操作すると、そ
の操作力は六角レンチ20をてこにして倍力してコア体4
に伝達されて基体1 との結合関係が緩められる。
【0028】なお、ここで倍力回動工具として使用する
六角レンチ20は、必ずしも六角孔付きボルトの締緩に使
用するものでなくてもよく、六角レンチ20と形態を同じ
くするL字状の操作棒であってもよい。この操作棒の場
合は、これを特定のコアドリル専用にすることができる
から、操作棒を使用しないときは、操作棒の先端部を基
体1 の支持孔22に挿入したままでそのハンドル部を基体
1 上に固定した状態にしてコアドリルに装着しておくこ
ともできる。
【0029】
【発明の効果】上記のように構成したこの発明のコアド
リルによれば、基体とコア体を結合した状態では、係合
突起が係合溝終点部に確かり保持されるから、穿孔中に
基体とコア体との結合関係に緩みやがた付きなどがなく
穿孔ができる。また、基体とコア体を分離するときは、
コアドリルを穿孔機に取り付けるのに使用するチャック
ハンドルや、六角孔付きボルトの締緩に使用する六角レ
ンチなど、作業現場に備える汎用の倍力回動工具を使用
し、操作力を倍力してコア体に伝達してコア体を緩め方
向に回動させるから、基体とコア体が簡単かつ迅速に分
離できてコアドリルの取扱いを便利にして作業性を向上
できる。さらに、ハンマーなどでコア体を叩いて結合を
緩めるようなことがないから、コア体の変形や損傷を軽
減してコアドリルの耐用寿命を延長できるなどの効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例を示すコアドリルの斜
視図である。
【図2】 第1実施例における使用態様を示す一部断面
図である。
【図3】 第2実施例における使用態様を示す一部斜視
図である。
【図4】 従来のコアドリルの一例を示す断面図であ
る。
【図5】 図4A−A線における断面図である。
【符号の説明】
1 …基体 2 …シャンク 4 …コア体 5 …穿孔刃 15…チャックハンドル 16…歯車 17…ラック部 18…支持部材 20…六角レンチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面中央にシャンクを有する基体の周面
    に係合溝を凹設し、開口周縁に穿孔刃を有する円筒状の
    コア体に前記係合溝に係脱する係合突起を設け、基体を
    コア体に嵌挿して係合突起を係合溝に係合させて基体と
    コア体を結合するコアドリルにおいて、前記コア体の上
    端開口周縁に倍力回動工具の係合部を設け、該係合部に
    対応して基体に倍力回動工具の先端支持部を設け、倍力
    回動工具先端を支持部に支持して倍力回動工具を係合部
    に係合させ、倍力回動工具の操作力を倍力してコア体に
    伝達することを特徴とするコアドリル。
  2. 【請求項2】 倍力回動工具をチャックハンドルとし、
    コア体の上端開口周縁に適宜範囲でチャックハンドルの
    歯車に噛合するラック部を設け、該ラック部に対応して
    基体にチャックハンドル先端を支持する支持部材を突設
    したことを特徴とする請求項1に記載のコアドリル。
  3. 【請求項3】 倍力回動工具をL字状の六角レンチと
    し、コア体の上端開口周縁に六角レンチのハンドル部が
    係合する係合凹部を切り込み状に設け、該係合凹部に対
    応して基体に六角レンチの先端部を嵌挿支持する支持孔
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコアドリ
    ル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110344781A (zh) * 2019-08-27 2019-10-18 安徽水利开发有限公司 一种公路路面取芯机钻头
CN110757381A (zh) * 2018-07-27 2020-02-07 山东大学 一种快速拆装的螺纹紧固装置
CN111175072A (zh) * 2020-01-22 2020-05-19 安徽水利开发有限公司 一种液压辅助取芯筒

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