JPH0732832U - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

Info

Publication number
JPH0732832U
JPH0732832U JP6804493U JP6804493U JPH0732832U JP H0732832 U JPH0732832 U JP H0732832U JP 6804493 U JP6804493 U JP 6804493U JP 6804493 U JP6804493 U JP 6804493U JP H0732832 U JPH0732832 U JP H0732832U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
push switch
contacts
substrate
tact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6804493U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2606536Y2 (ja
Inventor
聡 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority to JP1993068044U priority Critical patent/JP2606536Y2/ja
Publication of JPH0732832U publication Critical patent/JPH0732832U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606536Y2 publication Critical patent/JP2606536Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ部分の占める面積を小さくすること
ができ、スイッチの操作性が良く、良好な押圧感を得
る。 【構成】 押圧方向に互いに独立に積層された複数対の
スイッチ接点26,36と、各スイッチ接点26,36
間に積層された基板22と、この各スイッチ接点26,
36に対応して設けられ湾曲面を有したタクト部材1
4,42とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、接点の押圧部分に湾曲したタクト部材を設け、押圧時にクリック 感の得られるプッシュスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プッシュスイッチは、例えば特公平4−30744号公報に開示されて いるように、ドーム型のタクト金属板の周縁部を、基板上に形成された一方の接 点に接触させ、このタクト金属板の中央部下方の基板上に、他方の接点を形成し 、このドーム型タクト金属板を押圧して弾性変形させ、その頂部を下方の接点部 に接続させることにより両方の接点部を導通させてスイッチを形成しているもの である。そして、このプッシュスイッチは、押圧時に、タクト金属板の反りによ り、接点が接続した時にいわゆるクリック感があるものであり、接点の接続を確 実に感じ取れるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このプッシュスイッチは、スイッチの厚み方向には薄いものであるが、近年の 電子機器の小型化の要請において、スイッチ部分の占める面積も小さいものが望 まれている。一方、スイッチ部分が小さ過ぎると、人の指で操作する際の操作性 が悪くなり、また、スイッチ部分の面積を小さくするために、スイッチ間隔を狭 め過ぎると誤操作の原因になるという相反する問題点があった。
【0004】 この考案は、上記従来の技術に鑑みて成されたもので、スイッチ部分の占める 面積を小さくすることができ、スイッチの操作性が良く、良好な押圧感が得られ るプッシュスイッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、押圧方向に互いに独立に積層された複数対のスイッチ接点と、各 スイッチ接点間に積層された基板と、この各スイッチ接点に対応して設けられ湾 曲面を有したタクト部材とを有したプッシュスイッチである。上記基板は上記タ クト部材より剛性が高いものである。また、上記基板をフレキシブル基板により 構成し、上記クタクト部材の弾性力に差をつけたものである。さらに、上記基板 の表裏に各々接点を形成し、表裏の接点を覆うように各々上記タクト部材を設け たプッシュスイッチである。又、上記タクト部材を、上記スイッチ接点の外表面 に設けられた表面保護シートの膨出部と兼用して成るプッシュスイッチである。
【0006】
【作用】
この考案のプッシュスイッチは、操作により押圧する方向に複数対のスイッチ 接点が配置され、各接点が、基板の剛性又はタクト部材の弾性力の違いにより、 異なる押圧力で閉じるようにしたものである。
【0007】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。図1はこの考案の第 一実施例を示すもので、この実施例のプッシュスイッチは、図示すように、電子 機器本体12上に、複数のプッシュスイッチ10が設けられるものである。絶縁 性の電子機器本体12の所定位置の凹部16には、湾曲面状に形成された金属製 の円板から成るタクト部材14が収容されている。この凹部16の中央部には、 タクト部材14の凸側表面に当接する突起18が設けられている。電子機器本体 12の表面側には、粘着層20を介して0.3〜0.5mmの厚さの絶縁基板2 2が載せられている。この基板22の電子機器本体12側の面には、導体パター ン24が形成され、この導体パターン24の一対のスイッチ接点26を覆うよう にタクト部材14が設けられている。ここで、タクト部材14が接する部分のス イッチ接点26の一方には、タクト部材14と電気的に直接接続しないように、 絶縁製のレジスト28が塗布されている。
【0008】 絶縁基板22の外側の面には、粘着層20を介してフレキシブルなPET樹脂 等のフィルム部材30が貼り付けられている。フィルム部材30は、絶縁製のフ レキシブルなスペーサ部材32を介して折曲げられて張り合せられ、スペーサ部 材32の所定箇所に、スイッチ部を形成するための透孔34が設けられている。 この透孔34の両側には、折り返されたフィルム部材30の互いに対面する面に 設けられた一対の接点36が、互いに間隔を空けて対向している。フィルム部材 30には図示しない導体パターンが形成され、この接点36が各々接続され、さ らに、絶縁基板22の導体パタン24も、スルーホール25、接続部27を介し てフィルム部材30の導体パターンに接続されている。そして、フィルム部材3 0の導体パターンは、図示しない端子部を介して外部の基板等に接続されている 。
【0009】 フルム部材30の外表面には、粘着層20を介して表面保護シート38が貼り 付けられている。表面保護シート38のスイッチ接点36に対応する箇所には、 外側に膨出した膨出部40が形成され、この湾曲部40内にスイッチ接点36に 重なるようにタクト部材42が収容されている。ここで、基板22の剛性は、こ のタクト部材42が押圧されて弾性変形する力に対しては耐え得る程度のもので ある。
【0010】 この実施例のプッシュスイッチの10の動作は、表面保護シート38の膨出部 40を押圧すると、先ず、タクト部材42が押圧され、クリック感を有して弾性 変形する。これにより、スイッチ接点36が接続する。この時、押圧方向下方の スイッチ接点26は、絶縁基板22の剛性により、接点同士は閉じていない。そ して、さらに、膨出部40を強く押圧すると、絶縁基板22が、凹部16内に撓 み、タクト部材14がクリック感を有して弾性変形する。これにより、スイッチ 接点26がタクト部材14により互いに導通し、接点が閉じられる。
【0011】 この実施例によれば、プッシュスイッチ10の押圧動作に際して、押圧力を変 えることにより、指を動かすことなく、2種類の動作を行うことができ、しかも 、各動作毎に、クリック感が得られれるので、確実に接点の開閉を感じ取ること ができるものである。また、スイッチ部分の占有面積を小さくすることができる ものである。
【0012】 次にこの考案のプッシュスイッチの第二実施例について図2を基にして説明す る。ここで、上記実施例と同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。この 考案のプッシュスイッチは、絶縁基板22の両面に導体パターン24,44が形 成され、互いに対向する所定の位置には、この導体パターン24,44に各々接 続したスイッチ接点26,46が基板22を挟んで互いに対向して設けられてい る。各スイッチ接点26,46には、各々金属製のタクト部材14,42が設け られている。また、絶縁基板22の一端縁部の接続部27には、フレキシブルな リード端子48が接続されている。
【0013】 この実施例のプッシュスイッチ10によっても、上記と同様の効果を得ること ができ、さらに、プッシュスイッチ10の押圧方向の厚さをより薄いものにする ことができるものである。
【0014】 尚、この考案のプッシュスイッチは、上記実施例以外に、上記各実施例と同様 の構成で、上記絶縁基板22をフレキシブル基板に置き換えても良いものである 。その場合、タクト部材14,42の弾性力に違いを持たせ、先に接点を閉じた い方のタクト部材の弾性力を弱くしておけば良いものである。これにより、より 薄い構造にすることができるものである。
【0015】 また、タクト部材42を別体として設けず、表面保護シート38の膨出部40 をタクト部材として兼用し、その膨出部40の剛性によりクリック感を得るよう にしても良い。この場合、上記第二実施例においては、接点46に対応する部分 の膨出部40の裏面に導体層を形成し、この導体層により接点46を閉じるよう にすれば良い。
【0016】 さらに、この考案のプッシュスイッチは、基板自体がわずかに弾性変形して押 圧方向下方のスイッチ接点を閉じるものの他、基板自体が押圧方向にわずかに平 行移動するようにしたものでも良い。また、この考案のプッシュスイッチは、2 個以上のスイッチがタクト部材を設けて積層されていれば良いもので、その数は 問わないものであり、例えば、この実施例のプッシュスイッチがさらに複数組併 設されているものでも良い。
【0017】
【考案の効果】
この考案のプッシュスイッチは、プッシュスイッチの押圧動作に際して、押圧 力を変えることにより、指の位置を変えることなく、複数種類の動作を行うこと ができる。しかも、各動作毎に、クリック感が得られれるので、確実に接点の開 閉を感じ取ることができるものである。さらに、スイッチ部分の占有面積を小さ くすることができ、電子機器の小型化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例のプッシュスイッチの縦
断面図である。
【図2】この考案の第二実施例のプッシュスイッチの縦
断面図である。
【符号の説明】
10 プッシュスイッチ 14,42 タクト部材 22 基板 24,44 導体パターン 26,36,46 スイッチ接点

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧方向に互いに独立に積層された複数
    対のスイッチ接点と、各スイッチ接点間に積層された基
    板と、この各スイッチ接点に対応して設けられ湾曲面を
    有した複数のタクト部材とを設けたことを特徴とするプ
    ッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】 上記基板は押圧方向の力に対して上記タ
    クト部材より剛性が高いことを特徴とする請求項1記載
    のプッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】 上記基板をフレキシブル基板により構成
    し、上記クタクト部材の弾性力に差をつけたことを特徴
    とする請求項1記載のプッシュスイッチ。
  4. 【請求項4】 上記基板の表裏に各々接点を形成し、表
    裏の接点を覆うように各々上記タクト部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1,2又は3記載のプッシュスイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 上記タクト部材を、上記スイッチ接点の
    外表面に設けられた表面保護シートの膨出部と兼用して
    成ることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のプ
    ッシュスイッチ。
JP1993068044U 1993-11-25 1993-11-25 プッシュスイッチ Expired - Fee Related JP2606536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993068044U JP2606536Y2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 プッシュスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993068044U JP2606536Y2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 プッシュスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0732832U true JPH0732832U (ja) 1995-06-16
JP2606536Y2 JP2606536Y2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=13362410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993068044U Expired - Fee Related JP2606536Y2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 プッシュスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606536Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004475A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Tokai Rika Co Ltd メンブレンスイッチ
JP2009038034A (ja) * 2002-07-08 2009-02-19 Nec Corp スイッチ一体型筐体およびこれを有する電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038034A (ja) * 2002-07-08 2009-02-19 Nec Corp スイッチ一体型筐体およびこれを有する電子機器
JP2008004475A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Tokai Rika Co Ltd メンブレンスイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2606536Y2 (ja) 2000-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1717835B1 (en) Slide switch
EP1327997B1 (en) Elastic sheet structure having an improved electrical continuity function, and printed circuit board structure
JPH0216526B2 (ja)
JPH11162286A (ja) スイッチアセンブリ
KR20060055582A (ko) 돔 접점 및 그것을 사용한 다단동작 전기 스위치
JPS593824A (ja) パネルキ−ボ−ド
US8022326B2 (en) Push switch
EP1137026B1 (en) Push switch
JP2003297175A (ja) プッシュオンスイッチ
EP0531973B1 (en) Click-action membrane switch
JPH0732832U (ja) プッシュスイッチ
JPH06203698A (ja) 回路基板用スイッチ
JP4359603B2 (ja) スイッチ装置
JPH0640459B2 (ja) 押ボタンスイツチ
JP2599311Y2 (ja) プッシュオンスイッチ
WO2002017340A1 (en) Push switch
JP2776130B2 (ja) メンブレンスイッチ
CN110223871B (zh) 开关模块
JPH0587777U (ja) 2段アクション・シーソースイッチ
JPH0523367U (ja) プツシユスイツチ
JPH05144345A (ja) クリツクアクシヨンスイツチユニツト
JPH0574266A (ja) クリツクアクシヨンスイツチユニツト
JP5696422B2 (ja) プッシュスイッチ
JPS61290614A (ja) キ−スイツチ
EP1008999A2 (en) Electrical switch

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees