JPH0732785U - ディスク再生装置のプログラム演奏装置 - Google Patents

ディスク再生装置のプログラム演奏装置

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JPH0732785U
JPH0732785U JP1521394U JP1521394U JPH0732785U JP H0732785 U JPH0732785 U JP H0732785U JP 1521394 U JP1521394 U JP 1521394U JP 1521394 U JP1521394 U JP 1521394U JP H0732785 U JPH0732785 U JP H0732785U
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playing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 STOP中やPLAY中を問わず、プログラ
ムの途中に簡単に新たなプログラム曲を追加できるよう
にする。 【構成】 数値キーによりユーザ所望曲が入力される
と、システムマイコン14はプログラムファイルに登録
し、PLAYキーが押されると、プログラム現在演奏番号を
1から1曲分の演奏が終了する毎に+1しながら、再生
手段21を制御して1番目のプログラム曲から演奏させ
る。STOP中又はPLAY中に、CHECK キーの操作でプログラ
ム番号が指定され、かつ、数値キーで曲番が入力される
と、システムマイコン14はプログラムファイルに対し指
定されたプログラム番号以降のプログラム曲のプログラ
ム番号を1つづつ繰り下げ、入力曲番を指定されたプロ
グラム番号のプログラム曲として書き込む。プログラム
曲の挿入がPLAY中になされたとき、挿入したプログラム
番号位置がプログラム現在演奏番号と同じか前のとき
は、プログラム現在演奏番号を+1する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はディスク再生装置のプログラム演奏装置に係り、とくにCDプレー ヤ,CDVプレーヤ,LDプレーヤなどで、プログラム演奏を行う際のユーザの プログラム操作の手間を簡略化させるのに好適なディスク再生装置のプログラム 演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばCDプレーヤでは、従来からプログラム演奏機能が設けられており、ユ ーザがプログラムモード下で数字キーを用いて曲番を入力すると、順に、システ ムマイクロコンピュータのRAMのプログラムファイルに登録がなされる。そし て登録完了後、ユーザがPLAYキーをオンするとシステムマイクロコンピュー タは、再生手段を制御してプログラムファイルでのプログラム番号順に、プログ ラム演奏を行わしめる。 また、プログラム操作を完了したあとでも、STOP状態やPLAY状態にお いて任意のプログラム曲を他の曲と交換したり、プログラムの最後に新たなプロ グラム曲を追加したりすることができ、また、STOP状態で任意のプログラム 曲を削除したり、STOP状態やPLAY状態で最後のプログラム曲を削除する ことができるようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
けれども、従来の技術では、以下のような点でユーザのプログラム操作が面倒 であるという欠点を有していた。 即ち、STOP状態やPLAYによるテープへのダビング途中で、プログラム の途中に新たなプログラム曲を追加したい場合、プログラムの最後の曲を繰り返 し削除したあと、追加したい曲番を入力し、再び残りのプログラム曲番を入力す るという面倒な操作をする必要があり、とくにテープへのダビング中に必要曲を 追加することが難しかった。 また、PLAY中にプログラムの途中の曲を削除したい場合にも、プログラム の最後の曲を繰り返し削除していき所望の曲を削除したあと、再び残りのプログ ラム曲番を入力する必要があり、ダビング動作を継続したまま不要曲の録音を阻 止することが難しかった。
【0004】 この考案は、かかる従来技術の問題に鑑み、プログラム演奏に必要なユーザの 操作を簡単化することを、その目的とする。 より具体的に言うと、STOP中やPLAY中を問わず、プログラムの途中に 簡単に新たなプログラム曲を追加したり、或いはプログラムの途中の曲を削除で きるようにすることである。 また、PLAY中にプログラムの途中でプログラム曲を削除するさい、誤動作 状態が生じるのを防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るディスク再生装置のプログラム演奏装置では、曲番を入力する 曲番入力手段と、プログラム曲の曲番をプログラム番号順に記憶するプログラム 記憶手段と、再生時に、現在演奏中のプログラム番号を記憶するプログラム現在 演奏番号記憶手段と、再生時に、初めプログラム現在演奏番号を1とし、1曲分 のプログラム演奏が終了する毎にプログラム現在演奏番号をインクリメントしな がら、所定の再生手段を制御してプログラム現在演奏番号に対応するプログラム 曲の演奏を行わせるプログラム演奏制御手段と、を含むディスク再生装置のプロ グラム演奏装置において、プログラム番号を指定するプログラム番号指定手段と 、プログラム番号が指定され、かつ、曲番入力手段で曲番が入力されると、プロ グラム記憶手段のうち、指定されたプログラム番号以降(または指定されたプロ グラム番号より1つあと以降)のプログラム曲のプログラム番号を1つづつ繰り 下げるとともに、入力曲番を指定されたプログラム番号(または指定されたプロ グラム番号より1つあと)のプログラム曲として書き込むプログラム曲挿入手段 と、プログラム曲の挿入が再生時になされたとき、挿入したプログラム番号位置 がプログラム現在演奏番号と同じか前のときは、プログラム現在演奏番号をイン クリメントするプログラム現在演奏番号修正手段と、を備えたことを特徴として いる。
【0006】 この考案に係る他のディスク再生装置のプログラム演奏装置では、プログラム 番号を指定するプログラム番号指定手段と、プログラム曲の削除を指示する削除 指示手段と、プログラム番号が指定され、かつ、削除が指示されると、プログラ ム記憶手段のうち、指定されたプログラム番号の1つあと以降のプログラム曲の プログラム番号を1つづつ繰り上げるプログラム曲削除手段と、プログラム曲の 削除が再生時になされたとき、削除したプログラム番号位置がプログラム現在演 奏番号以前のときは、プログラム現在演奏番号をデクリメントするプログラム現 在演奏番号修正手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】 また、この考案に係る更に他のディスク再生装置のプログラム演奏装置では、 プログラム曲の削除の指示が再生時になされたとき、プログラム曲削除手段は、 削除すべきプログラム番号がプログラム現在演奏番号と同じときは削除をしない こと、を特徴としている。
【0008】
【作用】
この考案に係るディスク再生装置のプログラム演奏装置によれば、演奏希望曲 がプログラム記憶手段にプログラムされた状態で、プログラム番号が指定され、 かつ、曲番が入力されると、プログラム記憶手段の内、指定されたプログラム番 号以降(または指定されたプログラム番号より1つあと以降)のプログラム曲の プログラム番号を1つづつ繰り下げるとともに、入力曲番を指定されたプログラ ム番号(または指定されたプログラム番号より1つあと)のプログラム曲として 書き込み、プログラム曲の挿入が再生時になされたとき、挿入したプログラム番 号位置がプログラム現在演奏番号と同じか前のときは、プログラム現在演奏番号 をインクリメントする。 これにより、STOP状態,プログラム演奏状態を問わず、プログラムの途中 に新たなプログラム曲を簡単な操作で追加することができ、プログラム演奏中に プログラム現在演奏番号と同じか前のプログラム番号位置に追加しても、間違っ て同一曲を繰り返し演奏してしまうことはない。
【0009】 また、この考案に係る他のディスク再生装置のプログラム演奏装置では、演奏 希望曲がプログラム記憶手段にプログラムされた状態で、プログラム番号が指定 され、かつ、削除が指示されると、プログラム記憶手段のうち、指定されたプロ グラム番号の1つあと以降のプログラム曲のプログラム番号を1つづつ繰り上げ 、プログラム曲の削除が再生時になされたとき、削除したプログラム番号位置が プログラム現在演奏番号以前のときは、プログラム現在演奏番号をデクリメント する。 これにより、STOP状態,プログラム演奏状態を問わず、プログラムの途中 のプログラム曲を簡単な操作で削除することができ、プログラム演奏中にプログ ラム現在演奏番号以前のプログラム番号位置の曲を削除しても、間違ってプログ ラム曲を1つ飛ばして演奏してしまうことはない。
【0010】 また、この考案に係る更に他のディスク再生装置のプログラム演奏装置では、 プログラム曲の削除の指示が再生時になされたとき、プログラム曲削除手段は、 削除すべきプログラム番号がプログラム現在演奏番号と同じときは削除をしない ようにする。 これにより、プログラム演奏動作とプログラム内容との矛盾が生じるのを防止 して、誤動作状態とならないようにできる。
【0011】
【実施例】
図1を参照してこの考案の一実施例を説明する。 図1には、この考案に係るプログラム曲の挿入と削除機能を備えたCDプレー ヤのブロック図が示されている。 CDプレーヤでは、CDディスクの記録信号がまず光ピックアップ10で検出 され、出力側に接続された信号処理回路12でオーディオサンプルデータとサブ コードが読み取られる。信号処理回路12のオーディオ出力側にはD/Aコンバ ータ(図示しない)が接続されており、オーディオサンプルデータがアナログの オーディオ信号に変換されて、外部のテープレコーダ等に出力される。信号処理 回路12にはまたシステムマイクロコンピュータ(以下、単に「システムマイコ ン」という)14が接続されている。このシステムマイコン14にはキー入力部 16、表示部18のほかサーボ・メカ部20も接続されている。光ピックアップ 10、信号処理回路12、サーボ・メカ部20で再生手段21が構成されている 。
【0012】 キー入力部16にはPLAYキー、STOPキー、1〜20までの数値キーな ど通常のキーのほか、トラックモードの設定を行うTRACKキー、プログラム モードの設定を行うPROGキー、プログラムチェックや挿入・削除を行う際の プログラム番号の指定に用いるCHECKキー、削除指示手段としてのCLEA Rキーなども設けられており、ユーザのキー操作に従うキー信号をシステムマイ コン14へ出力する。 1〜20の数値キーは曲番入力に用いる。
【0013】 表示部18は、1〜20の数字を独立して点灯表示できるミュージックカレン ダー表示器22、分・秒2桁ずつのタイム表示器24、2桁のT.NO(トラッ クナンバ)表示器26、2桁のP.NO(プログラムナンバ)表示器28を備え ており、システムマイコン14による表示制御に従い曲番表示、プログラム番号 表示、タイム表示、曲番のミュージックカレンダー表示等を行う。P.NO表示 器28の上には<CHECK >の固定文字表示器29も設けられており、CHECK キーオン時に点灯される。 サーボ・メカ部20はシステムマイコン14による動作制御に従い、CDディ スクのローディングやアンローディング、CDディスクの回転、光ピックアップ 10に対するトラッキング制御やフォーカシング制御及びサーチ移動、等を行う 。CDディスクの定常状態での回転サーボには、信号処理回路12から入力した PLLクロックが用いられる。
【0014】 システムマイコン14は、CPU,ROM,RAMがバス接続されて成り、R OMに格納された所定のプログラムに基づき、ユーザのキー操作に応じて再生手 段21に対するPLAY制御(プログラム演奏を含む),STOP制御,サーチ 制御、信号処理回路12からのサブコード入力や表示部18に対する表示制御に 加え、ユーザが入力したプログラム曲の登録、プログラム曲のチェック、プログ ラム曲の挿入及び削除等の各種処理を実行する。 システムマイコン14のRAMには、表示情報管理領域、タイマ領域、TOC 情報格納領域、各曲毎の演奏時間t(y)の格納領域(但し、yは曲番)、プロ グラム番号1〜20の20曲分のプログラムファイル領域が設けられているほか 、TOC情報中の最小曲番NIと最大曲番NM,プログラム番号PN,プログラ ムされている曲の総演奏時間ΣT、チェックモードのオン・オフを示すフラグC F、PLAY中であるとを示すフラグPF、チェック位置のプログラム番号を示 すプログラムチェック番号PN´、プログラム番号が1からPN´までのプログ ラム曲の合計演奏時間ΣT´、プログラム演奏中の曲に係るプログラム現在演奏 番号MN、等を格納する領域が設けられている(図2の(2)参照)。 システムマイコン14のROMには、プログラムファイル領域の最大許容プロ グラム番号PM(ここでは20)が格納されている(図2の(1)参照)。
【0015】 次に上記した実施例の動作を図3乃至図8のフローチャートと、図9に示した プログラムファイルの説明図と、図10に示す表示状態の説明図を参照して説明 する。 まず、CDプレーヤに例えば、15曲入りのCDディスクを挿入すると、シス テムマイコン14は図3のステップ200でCDが挿入されたと判断したあと、 CDプレーヤ各部をPLAY制御し、信号処理回路12で読み取ったTOC情報 をRAMに格納する(ステップ202)。そして、TOC情報を参照してCDデ ィスクの最小曲番をNI、最大曲番をNM、曲番y(y=NI〜NM)の1曲当 たりの演奏時間をt(y)としてRAMに登録する(ステップ204)。ここで は、NI=1,NM=15とする。そして、通常演奏用のトラックモード(ノー マルモード)の設定を行う(ステップ206)。
【0016】 このときシステムマイコン14は表示部18に対し所定の表示制御を行い、ミ ュージックカレンダー表示器22の「1」〜「15」を点灯して、15曲全てが 未演奏状態であることを示し、T.NO表示器26には<1>を表示させ、曲番 「1」の演奏準備状態であることを示す。また、タイム表示器24には<0分0 秒>を表示させ、曲番1の演奏経過時間がまだ零であることを示す。 この状態でシステムマイコン14はユーザによるキー操作を待つ。若し、演奏 を開始させたいとき、PLAYキーをオンすればシステムマイコン14はCDプ レーヤ各部のPLAY制御を行い、曲番「1」から「15」まで順に演奏させる (ステップ400〜406)。演奏が終われば停止制御をする(ステップ408 )。
【0017】希望曲のプログラム これと異なり、ユーザがCDディスクの内、特定の希望曲のプログラム演奏を 行いたいとき、まず、PROGキーをオンする。すると、システムマイコン14 はプログラムモードに設定し(ステップ208、210。このときミュージック カレンダー表示器22は全部消灯させる。また、T.NO表示器26は<−−> 、P.NO表示器28は<1>、タイム表示器24は<−−:−−>と表示させ る。)、RAMのプログラムファイル領域の内容を全てクリアし(ステップ21 2)、PNを1,ΣTを0に初期設定する(ステップ214、216)。更に、 フラグCF,PFをクリアし、プログラムチェック番号PN´を0とする(ステ ップ218)。なお、プログラムファイルのクリアは、各プログラム番号につき 、曲番データ(2桁)として十の位,一の位ともにハイフンデータ「−」を書き 込むことで行う。
【0018】 次に、ユーザが演奏を希望する曲として例えば曲番1を数値キーで入力すると 、システムマイコン14は図4のステップ220でYESと判断し、入力曲番が NI〜NMの範囲内であることを確認したあと入力曲番をNとし(ステップ22 2、224)、更に、現在のPN=1がプログラム番号の最大許容番号PM=2 0を越えておらず(ステップ226でNOの判断)、CFが立っていないことを 確認したあと(ステップ228でNOの判断)、N=1をプログラム番号PN= 1に係る曲番としてプログラムファイルに書込み登録を行う(ステップ230) 。また、ΣTに曲番1の演奏時間t(1)を加算して新たなΣTとする(ステッ プ232)。
【0019】 そして、システムマイコン14は、N=1をT.NO表示器26に表示させ、 PN=1をP.NO表示器28に表示させ、ミュージックカレンダー表示器22 に「1」を点灯表示させ、かつ、ΣTの値をタイム表示器24に表示させる(ス テップ234)。そして、タイマをセットして計時を開始させたあと(ステップ 236)、PNをインクリメントして2とする(ステップ238)。 タイマが計時動作を開始すると、システムマイコン14は、図8のステップ2 40でYESと判断する。このとき、タイマの計時時間が5秒を経過したか否か 判定し、まだ経過していなければ表示状態は変化させない(ステップ242でN Oの判断)。
【0020】 そして、ユーザが次の曲番入力を行うことなく5秒経過したとき、システムマ イコン14は、ステップ242でYESと判断し、タイマの計時動作を止めたあ と、現在CFとPFがクリアされており、かつ、PNが2以上になっているので 、T.NO表示器26にプログラム番号が1に係る曲番N(1)=1を表示させ 、P.NO表示器28にPN=1を表示させ、ミユージックカレンダー表示器2 2にプログラム番号が1からPN−1までの全プログラム曲番を表示させ、かつ 、タイマ表示器24にΣTの値である総演奏時間を表示させる(ステップ246 〜254)。
【0021】 その後、ユーザが順に曲番3、5、7、8、11、15を入力すると、システ ムマイコン14は、プログラムファイルのプログラム番号2〜7のプログラム曲 として登録する。 この結果、プログラムファイルの登録内容は図9の(1)の如くなり、表示状 態は図10の(1)の如くなる。この際、PNは8となっている。
【0022】プログラム曲のチェック ここで、ユーザがプログラムされている曲の確認を行いたいときCHECKキ ーをオンすればよい。例えば、CHECKキーを1回オンすると、システムマイ コン14は、図4のステップ256でYESと判断し、CFを立ててチェックモ ードの設定を行うとともに(このとき表示部18の<CHECK >の固定文字表示器 29を点灯させる)、プログラムチェック番号PN´をインクリメントして1と し、このPN´がPNに達していないことを確認したあと、プログラム番号が1 からPN´までの全プログラム曲の演奏時間を合計してΣT´とする(ステップ 258〜264)。 今の場合まだPN´が1なのでΣT´=t(1)である。
【0023】 そして、システムマイコン14は、T.NO表示器26にプログラム番号がP N´に係るプログラム曲の曲番N(PN´)=1を表示し、P.NO表示器28 にプログラムチェック番号PN´=1を表示し、ミュージックカレンダー表示器 22にN(PN´)=1だけを表示し、タイム表示器24にΣT´の値を表示す る(ステップ266)。これにより、ユーザは、プログラム番号1の登録曲番が 1であることが分かり、また、その演奏時間が分かる。
【0024】 システムマイコン14は、ステップ266の処理を終えたあと、タイマをセッ トして計時を開始させる(ステップ268)。 従って、タイマがスタートしてから5秒経過するまでユーザがキー操作をしな ければ、システムマイコン14は図8のステップ240、242でYESと判断 したあと、タイマをストップし、CFが立っているのでCFをクリアしてチェッ クモードを解除するとともに(このとき表示部18の<CHECK >の固定文字表示 器29を消灯させる)、PN´も0とする(ステップ246、248、270) 。そして、表示状態を元の状態に戻す(ステップ250〜254)。
【0025】 これと異なり、図4のステップ268でタイマがセットされてから5秒経過す る前に、ユーザが再度CHECKキーを1回オンすると、システムマイコン14 は、フラグCFを立てたままPN´をインクリメントして2とし、プログラム番 号が1からPN´=2までの2曲の総演奏時間をΣT´とする(ステップ256 〜264)。 そして、プログラム番号がPN´に係るプログラム曲の曲番N(PN´)=3 をT.NO表示し、プログラムチェック番号PN´=2をP.NO表示し、N( PN´)=3をミュージックカレンダー表示し、ΣT´の値をタイム表示する( ステップ266、図10の(2)参照)。 これにより、ユーザは、プログラム番号2の登録曲番が3であることが分かり 、また、プログラム番号1と2の合計演奏時間が分かる。
【0026】 システムマイコン14は、ステップ266の処理を終えたあと、タイマをセッ トして計時を開始させる(ステップ268)。 以下、同様にして、プログラム番号が3以降のプログラム曲と、その曲までの 総演奏時間についても、ユーザがCHECKキーのオンを繰り返すだけで確認す ることができる。 なお、図4のステップ260の処理の結果、PN´がPNと一致したときは、 PN´は1にセットされる(ステップ262でYESの判断、269)。 よって、プログラム番号7の登録曲をチェックしたあと、再度CHECKキー をオンすることで再びプログラム番号1からチェックすることができる。
【0027】STOP中のプログラム曲の削除 ところで、例えば、プログラム番号2に係る曲番3の登録を抹消したいと思っ た時、ユーザはCHECKキーを続けて2回オンしP.NO表示が2になったと ころで、CLEARキーを1回オンすればよい。 CFが立っている状態でCLEARキーがオンされると、システムマイコン1 4は、図6のステップ272と274でYESと判断し、今の場合PFが落ちて いるので(ステップ276でNOの判断)、ΣTからプログラム番号PN´に係 る曲番N(PN´)=3の演奏時間t(N(PN´))を減算して新たなΣTと し(ステップ277)、プログラムファイルのPN´+1=3のプログラム番号 に係る曲番5をプログラム番号PN´=2に書き込み、プログラムラム番号がP N´+2=4に係る曲番7をプログラム番号PN´+1に書き込むという具合に して、プログラム番号がPN´+1以降の各登録曲をプログラム番号がPN´以 降の登録曲に変更する(ステップ278)。 これにより、プログラム番号2に係る曲番として始めに存在していた曲番3が 削除されたことになる。
【0028】 システムマイコン14はステップ278の処理のあと、1からPN´までのプ ログラム番号に係る全プログラム曲の総演奏時間を求めてΣT´とし(ステップ 280)、PN´=2に係るプログラム曲番N(PN´)=5をT.NO表示し 、PN´=2をP.NO表示し、N(PN´)=5をミュージックカレンダー表 示し、ΣT´の値をタイム表示する(ステップ282、図10の(3)参照)。 これにより、ユーザは、プログラム番号2に係る登録曲番3が削除されて5に 変わったことが分かり、また、削除後のプログラム番号2までの総演奏時間も分 かる。このときのプログラムファイルの内容を図9の(2)に示す。
【0029】 システムマイコン14は、ステップ282の処理のあと、タイマをセットし( ステップ284)、PNをデクリメントして7とする(ステップ286)。 タイマの計時時間が5秒を過ぎると、システムマイコン14は、前述と同様に してタイマの停止とCF,PN´のクリアを行い(図8のステップ240〜24 8、270)、プログラム番号1に係る曲番N(1)=1をT.NO表示し、1 をP.NO表示し、ΣTの値をタイム表示して1から6までのプログラム番号に 係る全登録曲の総演奏時間を表示し、かつ、全プログラム曲番をミュージックカ レンダー表示する(ステップ250〜254)。
【0030】 なお、図9の(2)の状態のプログラムファイル中の最後のプログラム曲を削 除したいときは、CHECKキーをオンすることなく、単にCLEARキーを1 回オンすればよい。 このとき、CFフラグが立っていないので、システムマイコン14は、図6の ステップ274でNOと判断してステップ288へ進み、ΣTからプログラム番 号がPN−1=6に係る曲番N(PN−1)の演奏時間t(N(PN−1))= t(15)を減算して新たなΣTとし、PN−1のプログラム番号に係るプログ ラム曲番として2桁のハイフンデータを書き込み、曲番15をクリアする(ステ ップ289)。
【0031】 そして、プログラム番号がPN−1に係る曲番データをT.NO表示し(この とき<−−>と表示される)、PN−1=6をP.NO表示し、ΣTをタイム表 示する。また、ミュージックカレンダー表示として、プログラム番号が1〜PN −2に係るプログラム曲番を表示する(ステップ290)。 これにより、ユーザはプログラム番号6に係るプログラム曲が削除されたこと が分かり、また、削除後の全プログラム曲の総演奏時間も分かる。システムマイ コン14は、ステップ290の処理のあと、タイマをセットし、PNをデクリメ ントする(ステップ284、286)。
【0032】STOP中のプログラム曲の追加 これと反対に、プログラムファイルの内容が図9の(2)の状態において、ユ ーザが例えばプログラム番号4の位置に曲番10を新たなプログラム曲として追 加したい場合、まず、CHECKキーを続けて4回オンしたあと、数値キーで曲 番10を入力すればよい。システムマイコン14は、CHECKキーが続けて4 回オンされるとフラグCFを立てるとともに、PN´を4とする(ステップ25 6〜268の繰り返し)。 4回目のCHECKキーのオンを行ったあと5秒以内に数値キーで曲番10が 入力されると、システムマイコン14は、図4のステップ228でYESと判断 することになり、このときプログラム番号がPN−1=6のプログラム曲番15 をプログラム番号PN=7のプログラム曲として書き込み、続いてプログラム番 号がPN−2=5の曲番11をプログラム番号PN=6のプログラム曲として書 き込み、更にプログラム番号PN−3=4(=PN´)の曲番8をプログラム番 号PN=5のプログラム曲として書き込んでPN´以降の各プログラム曲を1つ づつ繰り下げる(図5のステップ300)。
【0033】 次に、入力曲番10をPN´が示すプログラム曲番4に書き込んで登録する( ステップ302)。これにより、曲番10がプログラムの途中に追加されたこと になる。このときのプログラムファイルの内容を図9の(3)に示す。 続いてシステムマイコン14は、ΣTにt(N)=t(10)を加算して新た なΣTとし(ステップ303)、また、1からPN´=4までのプログラム番号 に係る全プログラム曲の演奏時間を合計してΣT´とし(ステップ304)、入 力曲番N=10をT.NO表示し、PN´=4をP.NO表示し、ミュージック カレンダーにN=10を表示し、ΣT´をタイム表示する(ステップ306、図 10の(4)参照)。これにより、ユーザは曲番10がプログラム番号4の位置 に挿入されたことが分かる。
【0034】 次に、システムマイコン14はPFがクリアされていることを確認したあと( ステップ308)、タイマのセットとPNのインクリメントを行う(図4のステ ップ236、238)。 そして、タイマの計時時間が5秒を過ぎたところで、タイマの停止とCF,P N´のクリアを行い(図8のステップ240、242、246、248、270 )、T.NO表示をN(1)=1、P.NO表示を1とし、1からPN−1のプ ログラム番号に係る全プログラム曲番をミュージックカレンダー表示し、かつ、 ΣTをタイム表示する(ステップ250〜254)。 若し、CFフラグがまだ立っている間にユーザが再度曲番入力を行ったときは 、前述と同様にして、新たな入力曲番がプログラム番号4に係る登録曲として挿 入される。
【0035】 このように、一旦プログラム操作を完了したあとでも、CHECKキーを必要 回数オンして所望のプログラム番号を指定したあと、CLEARキーをオンした り、曲番を入力したりするだけの簡単な操作で、プログラムの任意の位置のプロ グラム曲を削除したり、逆に新たなプログラム曲を挿入したりできる。
【0036】プログラム演奏 図9の(1)のプログラム状態で(このときPN=8になっている)、ユーザ がPLAYキーをオンすると、システムマイコン14は図7のステップ310で YESと判断し、それまでフラグPFが落ちておりSTOP状態であることを確 認したあと、演奏中であることを示すためフラグPFを立てる(ステップ312 、314)。 そしてシステムマイコン14は、プログラム現在演奏番号MNを1にセットし (ステップ316)、MNがPNに一致していないことを確認したあと、再生手 段21に対しサーチ制御を行って、プログラム番号がMN=1に係る登録曲番N (MN)=1の先頭位置に光ピックアップ10を合わせたあと、PLAY制御を 行って曲番1の曲の演奏を開始させる(ステップ318、320、324、32 6)。
【0037】 この場合、タイマが動作中でなく、PFも立っているので、曲番1の演奏中、 システムマイコン14はN(MN)=1をT.NO表示し、MNをP.NO表示 し、信号処理回路12から入力したサブコードに基づき演奏中の曲のPタイム( 演奏経過時間)をタイム表示し、かつ、演奏中の曲を含む残りのプログラム曲番 をミュージックカレンダー表示する(ステップ240でNOの判断、250、3 28、図10の(5)参照)。 その後、信号処理回路12から入力したサブコードとTOC情報の比較により 、演奏中の曲が終わったことが確認されると、システムマイコン14はMNをイ ンクリメントして2とし、図7のステップ318へ進む(ステップ330でYE Sの判断、332)。
【0038】 MNが2のときまだPN=8と一致しないので、システムマイコン14は、プ ログラム番号がMN=2のプログラム曲である曲番3の先頭位置をサーチして演 奏を開始させる(ステップ320、324、326)。 以下、同様にして、プログラム順に従い、曲番5、7、8、11、15の曲の 演奏を行っていく。最後のプログラム曲の演奏が終了したとき図8のステップ3 32の処理の結果、MN=8となる。このとき、システムマイコン14は図7の ステップ318でYESと判断し、再生手段21に対しSTOP制御を行い(ス テップ334)、フラグPFをクリアする(ステップ336)。 また、プログラム演奏中にユーザがSTOPキーをオンしたときも、システム マイコン14はそれまでPFが立っていることを確認したあと、STOP制御を 行い、フラグPFをクリアする(図8のステップ338〜344)。
【0039】プログラム演奏中のプログラム曲削除 これと異なり、図9の(1)のプログラム状態でプログラム演奏中に(このと きPN=8になっている)、ユーザがプログラムファイルから曲番3のプログラ ム曲を削除したい場合、前述と同様の操作で簡単に削除することができる。 例えば、プログラム番号4に係る曲番7の演奏中のとき(このときの表示状態 を図10の(6)に示す)、ユーザがCHECKキーを続けて2回オンすると、 システムマイコン14は、フラグCFを立てるとともに、PN´を2とし、かつ 、プログラム番号2に係る登録曲番3を表示する(図4のステップ256〜26 8の繰り返し)。 そしてCFが立っている間にユーザがCLEARキーをオンすると、システム マイコン14は図6のステップ272でYESと判断したあと、今度はCFとP Fが立っているのでまずPN´がMNと一致しているか否か判定する(ステップ 274、276、348)。
【0040】 今の場合不一致なので、次にPN´がMNより小さいか否か判定する(ステッ プ350)。ここでは、YESとなるのでMNをデクリメントして3とする(ス テップ352)。 そして、ステップ277側へ進み、前述と同様にしてΣTからt(3)を減算 し、プログラム番号3以降のプログラム曲を1つづつ繰り上げてプログラムファ イルから曲番3を削除し、削除後の1番目と2番目のプログラム曲の総演奏時間 をΣT´とし、プログラム番号2に係る曲番とΣT´を表示する(ステップ27 8〜282、図10の(3)参照)。続いてタイマをセットし、PNをデクリメ ントして7とする(ステップ284、286)。 このときのプログラムファイルの状態は図9の(2)に示す如くなる。
【0041】 その後、タイマの計時時間が5秒を過ぎるまで表示状態は変わらず、5秒経過 後システムマイコン14の制御で演奏状態の表示に戻る(図8のステップ240 、242、246〜250、328)。 タイマ動作中または、停止後に曲番7の演奏が終了すると、システムマイコン 14はMNをインクリメントし、図7のステップ318へ移行する(図8のステ ップ242でNOの判定,354,330,332、または、ステップ242で YESの判定,246〜250,328,330,332)。 MNは先にステップ352でデクリメントされていたから、ここでは4となる 。よって、システムマイコン14は曲番7の演奏に続けて、次のプログラム曲で ある曲番8の演奏を行うことができ(図7のステップ318〜326)、プログ ラム演奏中にプログラム現在演奏番号以前のプログラム番号位置の曲を削除して も、間違ってプログラム曲を1つ飛ばして演奏してしまうことはない。
【0042】 これと異なり、曲番7の演奏中に、ユーザが5番目のプログラム曲である曲番 8の削除を行うため、CHECKキーを5回続けてオンしたあとCLEARキー をオンしたとき、システムマイコン14は、図6のステップ350の判定を行う 際、PN´が5、MNが4なのでNOと判断することになり、ステップ352の MNのデクリメント処理は行わない。ステップ278の処理で曲番8が削除され ると、プログラム番号5には曲番11が繰り上がる。 一方、曲番7の演奏が終わると図8のステップ332でMNが5になり、次に プログラム番号5に係る曲番11の曲の演奏がなされる(図7のステップ318 〜326)。
【0043】 従って、演奏中の曲より後のプログラム曲を削除したときも、演奏が終了する と、演奏曲の次のプログラム番号に係るプログラム曲が続けて演奏されることに なる。 このように、PLAY開始後でも、例えばテープへのダビングをしたくない曲 を誤って登録していたときなど、まだ演奏していない曲であればテープへのダビ ングを継続したまま録音前に不要なプログラム曲を簡単に削除することができ、 ダビング動作を中断しなくて済む。
【0044】 なお、プログラム番号3に係る曲番5の演奏中に、ユーザが、CHECKキー を3回オンしたあと、CLEARキーをオンしたときは、PN´がMNと同じ3 となるため、システムマイコン14は図6のステップ348でYESと判断し、 このとき、プログラム曲の削除は行わない。 若し、演奏中の曲番を削除できることにすると、プログラムファイルにない曲 の演奏状態となり、言わば誤動作状態となってしまう。すると、図8のステップ 328の処理で演奏状態を示す表示に戻ったとき、ミュージックカレンダー表示 等に矛盾が生じることになり、ユーザの認識が混乱する。
【0045】プログラム演奏中のプログラム曲の追加 これとは別に、プログラム演奏中に、プログラムの途中に新たなプログラム曲 を追加することも簡単にできる。 例えば、図9の(1)のプログラム状態で曲番7の演奏中に、前述の様にして プログラム番号2に係る曲番3を削除したあと(このときMNは3となる)、プ ログラム番号4に曲番10を追加したい場合、CLEARキーをオンして曲番3 を削除したあとまだ5秒経過していないときは、CHECKキーを2回続けてオ ンし、若し、CLEARキーをオンしたあと5秒経過し、表示が演奏状態に戻っ たときはCHECKキーを続けて4回オンしてPN´を4にし、最後のCHEC Kキーをオンしたあと5秒経過する前でCFフラグが立っている間に曲番10を 入力する。
【0046】 システムマイコン14はCFが立っている状態で曲番入力があったとき、図4 のステップ228ではYESと判断し、前述と同様にして、プログラム番号4以 降のプログラム曲を1つづつ繰り下げ(図5のステップ300)、プログラム番 号4には入力曲番10を書き込む(ステップ302、図10の(3)参照)。 そして、ΣTにt(10)を加算して新たなΣTとし(ステップ303)、1 からPN´=4までのプログラム曲の総演奏時間を計算してΣT´とし、入力曲 番N=10をT.NO表示し、PN´=4をP.NO表示し、ミュージックカレ ンダーのN=10を点灯表示する(ステップ306、図10の(4)参照)。 そして、今の場合PFが立っているので、PN´がMN以下か否か判定する( ステップ308、356)。 今の場合、PN´=4、MN=3なのでNOと判断し、ステップ358のMN のインクリメント処理はしない。
【0047】 そして、タイマをセットしPNをインクリメントする(図4のステップ236 、238)。タイマセット後、5秒経過すると元の演奏表示状態に戻るが(図1 0の(7)参照)、このときミュージックカレンダーには曲番10が追加表示さ れる(図8のステップ240〜248、270、250、328)。 その後、曲番7の演奏が終了し、図8のステップ330でYESと判断したと き、システムマイコン14はMNをインクリメントして4とし、次に、このMN が示すプログラム番号4の曲を演奏するため、先に挿入したプログラム曲である 曲番10が演奏されることになる(図7のステップ318〜326)。
【0048】 このため、プログラム演奏開始後でも、未演奏のプログラム曲を任意の位置に 簡単に追加して演奏させることができ、例えばテープにダビングすべき曲をプロ グラムし忘れていても、タビング動作を継続したまま新たな曲を追加して演奏さ せることができるので、一々、テープを止めたりする手間が要らない。
【0049】 なお、若し、図9の(2)に示すプログラム状態で演奏中の曲番7に係るプロ グラム番号3と同じか、それより前のプログラム番号位置で挿入を行ったときは 、それまでのプログラム番号3以降のプログラム曲は、プログラム番号4以降に 繰り下がり(図5のステップ300)、演奏中の曲番7のプログラム番号は4と なるが、このときシステムマイコン14は、図5のステップ356の判定でYE Sと判断し、MNをインクリメントして4とする(ステップ358)。 従って、曲番7の演奏が終わって、図8のステップ332でMNがインクリメ ントされるとMN=5となり、次にこのMNが示すプログラム番号の曲番10の 演奏をするので、曲番7が2度演奏されることはない。
【0050】 この実施例によれば、CHECKキーを必要回数オンして所望のプログラム番 号を指定したあと曲番を入力するだけの簡単な操作で、プログラムの途中に新た な曲を追加でき、しかもCDプレーヤがSTOP状態のときだけでなく、プログ ラム演奏している最中にもプログラムの途中に追加できるので、例えばテープへ のダビングを開始したあとでもまだ演奏前のプログラム番号位置であれば、ダビ ングを止めることなく新たに追加した曲も一緒にダビングすることができる。
【0051】 また、CHECKキーを必要回数オンして所望のプログラム番号を指定したあ とCLEARキーをオンするだけの簡単な操作で、プログラムの途中のプログラ ム曲を削除でき、しかもCDプレーヤがSTOP状態のときだけでなく、プログ ラム演奏している最中にも可能なので、例えばテープへのダビングを開始したあ とでもまだ演奏前のプログラム番号位置であれば、ダビングを止めることなく不 要な曲のダビングを阻止できる。 更に、プログラム演奏中は、演奏している最中の曲の削除が禁止されるので、 演奏表示の内容と、演奏曲と、プログラム内容が互いに矛盾し、誤動作状態にな るのが回避され、ユーザが混乱する恐れがない。
【0052】 なお、上記した実施例では、新たなプログラム曲の挿入が、プログラム番号が PN´−1とPN´のプログラム曲間になされるようにしたが、プログラム番号 がPN´とPN´−1のプログラム曲間になされるようにしてもよい。
【0053】
【考案の効果】
この考案に係るディスク再生装置のプログラム演奏装置によれば、演奏希望曲 がプログラム記憶手段にプログラムされた状態で、プログラム番号が指定され、 かつ、曲番が入力されると、プログラム記憶手段の内、指定されたプログラム番 号以降(または指定されたプログラム番号より1つあと以降)のプログラム曲の プログラム番号を1つづつ繰り下げるとともに、入力曲番を指定されたプログラ ム番号(または指定されたプログラム番号より1つあと)のプログラム曲として 書き込み、プログラム曲の挿入が再生時になされたとき、挿入したプログラム番 号位置がプログラム現在演奏番号と同じか前のときは、プログラム現在演奏番号 をインクリメントするようにしたので、STOP状態,プログラム演奏状態を問 わず、プログラムの途中に新たなプログラム曲を簡単な操作で追加することがで き、プログラム演奏中にプログラム現在演奏番号と同じか前のプログラム番号位 置に追加しても、間違って同一曲を繰り返し演奏してしまうことはない。
【0054】 また、この考案に係る他のディスク再生装置のプログラム演奏装置では、演奏 希望曲がプログラム記憶手段にプログラムされた状態で、プログラム番号が指定 され、かつ、削除が指示されると、プログラム記憶手段のうち、指定されたプロ グラム番号の1つあと以降のプログラム曲のプログラム番号を1つづつ繰り上げ 、プログラム曲の削除が再生時になされたとき、削除したプログラム番号位置が プログラム現在演奏番号以前のときは、プログラム現在演奏番号をデクリメント するようにしたので、STOP状態,プログラム演奏状態を問わず、プログラム の途中のプログラム曲を簡単な操作で削除することができ、プログラム演奏中に プログラム現在演奏番号以前のプログラム番号位置の曲を削除しても、間違って プログラム曲を1つ飛ばして演奏してしまうことはない。
【0055】 また、この考案に係る更に他のディスク再生装置のプログラム演奏装置では、 プログラム曲の削除の指示が再生時になされたとき、プログラム曲削除手段は、 削除すべきプログラム番号がプログラム現在演奏番号と同じときは削除をしない ようにするようにしたので、プログラム演奏動作とプログラム内容との矛盾が生 じるのを防止して、誤動作状態とならないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例に係るCDプレーヤ
のブロック図である。
【図2】システムマイクロコンピュータのメモリマップ
を示す説明図である。
【図3】システムマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】システムマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】システムマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】システムマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】システムマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】システムマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】プログラムファイルの内容を示す説明図であ
る。
【図10】表示部の表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
14 システムマイクロコンピュータ 16 キー入力部 18 表示部 21 再生手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲番を入力する曲番入力手段と、プログ
    ラム曲の曲番をプログラム番号順に記憶するプログラム
    記憶手段と、再生時に、現在演奏中のプログラム番号を
    記憶するプログラム現在演奏番号記憶手段と、再生時
    に、初めプログラム現在演奏番号を1とし、1曲分のプ
    ログラム演奏が終了する毎にプログラム現在演奏番号を
    インクリメントしながら、所定の再生手段を制御してプ
    ログラム現在演奏番号に対応するプログラム曲の演奏を
    行わせるプログラム演奏制御手段と、を含むディスク再
    生装置のプログラム演奏装置において、 プログラム番号を指定するプログラム番号指定手段と、 プログラム番号が指定され、かつ、曲番入力手段で曲番
    が入力されると、プログラム記憶手段のうち、指定され
    たプログラム番号以降(または指定されたプログラム番
    号より1つあと以降)のプログラム曲のプログラム番号
    を1つづつ繰り下げるとともに、入力曲番を指定された
    プログラム番号(または指定されたプログラム番号より
    1つあと)のプログラム曲として書き込むプログラム曲
    挿入手段と、 プログラム曲の挿入が再生時になされたとき、挿入した
    プログラム番号位置がプログラム現在演奏番号と同じか
    前のときは、プログラム現在演奏番号をインクリメント
    するプログラム現在演奏番号修正手段と、 を備えたことを特徴とするディスク再生装置のプログラ
    ム演奏装置。
  2. 【請求項2】 プログラム曲の曲番をプログラム番号順
    に記憶するプログラム記憶手段と、再生時に、現在演奏
    中のプログラム番号を記憶するプログラム現在演奏番号
    記憶手段と、再生時に、初めプログラム現在演奏番号を
    1とし、1曲分のプログラム演奏が終了する毎にプログ
    ラム現在演奏番号をインクリメントしながら、所定の再
    生手段を制御してプログラム現在演奏番号に対応するプ
    ログラム曲の演奏を行わせるプログラム演奏制御手段
    と、を含むディスク再生装置のプログラム演奏装置にお
    いて、 プログラム番号を指定するプログラム番号指定手段と、 プログラム曲の削除を指示する削除指示手段と、 プログラム番号が指定され、かつ、削除が指示される
    と、プログラム記憶手段のうち、指定されたプログラム
    番号の1つあと以降のプログラム曲のプログラム番号を
    1つづつ繰り上げるプログラム曲削除手段と、 プログラム曲の削除が再生時になされたとき、削除した
    プログラム番号位置がプログラム現在演奏番号以前のと
    きは、プログラム現在演奏番号をデクリメントするプロ
    グラム現在演奏番号修正手段と、 を備えたことを特徴とするディスク再生装置のプログラ
    ム演奏装置。
  3. 【請求項3】 プログラム曲の削除の指示が再生時にな
    されたとき、前記プログラム曲削除手段は、削除すべき
    プログラム番号がプログラム現在演奏番号と同じときは
    削除をしないこと、 を特徴とする請求項2記載のディスク再生装置のプログ
    ラム演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149993A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Kddi Corp 再生順序決定装置、再生順序決定方法および再生順序決定プログラム

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