JPH0732736Y2 - タイルマット - Google Patents

タイルマット

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JPH0732736Y2
JPH0732736Y2 JP1990086658U JP8665890U JPH0732736Y2 JP H0732736 Y2 JPH0732736 Y2 JP H0732736Y2 JP 1990086658 U JP1990086658 U JP 1990086658U JP 8665890 U JP8665890 U JP 8665890U JP H0732736 Y2 JPH0732736 Y2 JP H0732736Y2
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JP
Japan
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mat
support
insert
mat body
connecting means
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JP1990086658U
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JPH0443640U (ja
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正治 寺本
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Teramoto Corp Ltd
Original Assignee
Teramoto Corp Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、床敷き用のマットにおいて、タイル状に複数
のマットを互いに接続可能に構成した床敷き用のマット
に関するものである。
{従来の技術} 適当な広さに形成された単位マットのそれぞれを、互い
に接続可能に構成した床敷き用マットとして、例えば、
実公昭55-49026号公報に開示されたものが知られてい
る。
このマットは、プラスチックまたはゴムからなる発泡板
からなるマット本体の端縁に、上面側の段部と、下面側
の段部とが形成され、かつ下面側の段部に両面粘着テー
プが貼着されている。
このマットは、隣合った各マットの上面側段部と下面側
段部とを互いに重ね合わせ、かつそれらを前記両面粘着
テープで粘着して接続するものである。
また、実公昭59-31763号公報に開示されたマットも知ら
れている。
このマットは、隣合う各マットの端部下面側に、切削段
部を設け、かつこれらの各切削段部に面ファスナの一方
を固着したものである。そして、これらの各マットの接
続は、各切削段部の両面ファスナにわたって面ファスナ
の他方を重ねて結合し、これらの面ファスナで各マット
を接続するものである。
{考案が解決しようとする課題} 前記従来の各マットは、両面粘着テープまたは面ファス
ナで隣合った各マットを接続するものであって、両面粘
着テープまたは面ファスナのいずれも、それらを重ねて
加圧するのみで接続することが可能であって、その重ね
合わせる位置についてはまったく制約がない。
したがって、マットを接続する場合における隣合った各
マットの端縁の重ね合わせ状態に対する制約が少ない。
しかし、隣合った各マットの端縁の接触状態を確認しな
がら、前記両面粘着テープまたは面ファスナを粘着また
は結合しなければ、隣合った各マットの端縁間に隙間が
生じる問題がある。また、このように隣合った各マット
の位置関係が不適切である場合に、それを修正するため
には、両面粘着テープまたは面ファスナを剥離してか
ら、再度結合することが必要であり、この各マットの位
置関係の修正に要する手間が大きくなる問題があり、接
続操作が繁雑になるものである。
本考案は、上記のような課題を解決するものであって、
各マットを並べて接続する場合における、それらの位置
関係の設定が容易であり、この位置関係の修正を比較的
容易に行うことが可能なタイルマットをうることを目的
とするものである。
{課題を解決するための手段} 本考案のタイルマットは、方形のマット本体の2辺のみ
の底面側に、その厚さ方向の一部を切除して重ね合わせ
用の段部が形成されて、支持体と挿入体からなる連結手
段の一方を前記段部の下面に取付け、他方をマット本体
の他の2辺の側面における底面側に突出して配置して、
前記連結手段の支持体と挿入体とがマット本体の厚さ方
向で相対して互いに連結可能に配置され、前記支持体
が、溝状に間隔をおいてほぼ平行に立設された一対の支
持壁の各先端部に相対して係止片を突設して構成され
て、この支持体が支持壁をマット本体の端縁と平行方向
にしてマット本体に取付けられ、前記挿入体が、前記支
持壁間に挿入される挿入壁の先端両側に、前記各係止片
に係止される係止突部を突設して構成されて、その挿入
壁を前記マット本体の端縁と平行方向にしてマット本体
に取付けられたことを特徴とする。
{作用} 本考案の前記タイルマットは、マット本体の端部に設け
られた段部を、隣合ったマット本体の端部から突出した
一方の連結手段に重ねて、前記段部下面に固着した他方
の連結手段と連結することによって、複数のマット本体
を接続するものである。そして、前記一対の連結手段の
連結は、挿入体の挿入壁が、支持体の一対の支持壁間に
挿入されて、挿入壁の係止突部が各支持壁の係止片に係
止されることによるものであって、前記支持壁が並んだ
方向に対しては、挿入体と支持体との位置関係は一定に
なり、かつ同方向には挿入壁は移動不能である。しか
し、支持壁が並んだ方向と直交する方向には、係止突部
が係止片に係止した状態を維持して挿入壁はスライド可
能である。
したがって、前記挿入体と支持体との連結で、隣合った
各マット本体の並んだ方向における位置関係は設定され
る。そして、前記方向と直交する方向では各マット本体
の位置関係は、挿入体と支持体とを連結した状態で調節
可能である。そして、一方の連結手段を段部に、他方の
連結手段をマット本体の側面底面側に突出して配置する
から、支持体と挿入体からなる連結手段を、マット本体
の厚さ方向で相対して配置することが可能である。
{実施例} 本考案のタイルマットの実施例を図面について説明す
る。図において、1a,1bはプラスチック発泡体で方形の
板状に形成されたマット本体で、その2辺の底面側に厚
さ方向の一部を切除して重ね合わせ用の段部2a,2bが形
成されている。
3は挿入体で、これは取付テープ4に挿入壁5を立設
し、かつ挿入壁5の先端両側面に係止突部6を突設して
プラスチックで形成されている。そして、挿入壁5をマ
ット本体1a,1bの端縁と平行にして取付テープ4を段部2
a,2bの下面に接着剤で接着して、挿入体3がマット本体
1a,1bに取付けられている。
7は支持体で、これはベースプレート8に一対の支持壁
9a,9bが間隔をおいてほぼ平行に立設され、かつ支持壁9
a,9bの各先端部に相対して係止片10a,10bを突設し構成
され、かつ前記ベースプレート8を支持壁9a,9bが並ん
だ方向に延長して取付部11が設けられている。そして、
段部2a,2bを設けていないマット本体1a,1bの各辺下面
に、前記取付部11を接着剤で固着して、支持壁9a,9b
が、マット本体1a,1bの端縁と平行にして、その側面下
面側に配置されている。この支持体7もプラスチックで
形成されている。12は前記挿入体3と支持体7とで構成
された連結手段である。
このように構成されたマット本体1a,1bの接続は、第1
図に示したように、挿入体3の挿入壁5を支持体7の支
持壁9a,9b間にそれらの弾性変形で挿入し、挿入壁5の
係止突部6を支持壁9a,9bの係止片10a,10bに係止するも
のであって、挿入体3と支持体7との連結位置の関係に
おいて、支持壁9a,9bが並んだ方向に対しては常にほぼ
一定であり、前記方向と直交する方向には、挿入体3と
支持体7とを連結した状態で、相互にスライド可能であ
る。
したがって、挿入壁5を支持壁9a,9b間に挿入すること
によって、隣合ったマット本体1a,1bの各端縁の間隔関
係は一定になるから、挿入体3と支持体7とを連結する
場合において、隣合ったマット本体1a,1bの間隔関係を
考慮することは不要である。そして、隣合ったマット本
体1a,1bの各端縁と平行方向に、それらの位置関係にず
れが生じた場合は、その状態でマット本体1a,1bのいず
れかを押すなどすることで、前記ずれを修正することが
可能であるから、各マット本体の接続操作が容易であ
り、かつ各マット本体を揃った状態で接続することが可
能である。
前記挿入体3と支持体7は、マット本体1a,1bの端縁ほ
ぼ全長に連続して設けても、断続的に設けてもよいもの
であり、かつマット本体1a,1bに対する挿入体3と支持
体7の固着は、熱溶着などの任意の手段によることが可
能である。
なお、マット本体の側面に支持体7を配置する場合は、
取付部11を設けることなく、支持壁9a,9bのいずれかを
マット本体の側面に直接固着することも可能である。ま
た、前記段部2a,2bに支持体7を固着し、マット本体の
側面に挿入体3を配置することも可能であり、かつマッ
ト本体の相対した一方の2辺に挿入体3を、他方の2辺
に支持体7を取付けることも可能である。そして、マッ
ト本体の構成は任意であって、その表面に繊維を立植し
たものなども使用可能である。
{考案の効果} 本考案のタイルマットは、上記のように、ほぼ平行に立
設された支持壁間に挿入壁を挿入して、支持壁と挿入壁
とを互いに係止する係止手段でマット本体を接続可能に
構成している。そして、この挿入体と支持体とでマット
本体を接続した場合、その各マット本体が並んだ方向に
おける各マット本体の間隔は、挿入体と支持体との位置
で定まる。しかも、前記並んだ方向と直交方向には接続
した状態で相互にスライド可能であって、その方向のマ
ット本体の位置関係を修正することが可能である。
したがって、マット本体を並べて接続するときに、隣合
ったマット本体の端縁との関係を確認しながら接続する
ような手間が不要であって、容易にかつ能率よく接続す
ることが可能である。また、マット本体の端縁と平行方
向の各マット本体の位置関係の修正は接続状態で行うこ
とが可能であるから、各マット本体を揃えて接続するこ
とが可能である。そして、一方の連結手段を段部に、他
方の連結手段をマット本体の側面における底面側に突出
して配置するから、段部はマット本体の2辺のみに設け
ればたり、マット本体の形成が容易である。しかも、一
方の連結手段をマット本体の側面に突出させて配置する
から、支持体と挿入体からなる連結手段を、マット本体
の厚さ方向で相対して配置することが可能である。した
がって、前記連結手段の結合を、マット本体の厚さ方向
の加圧で行うことが可能であるから、この結合操作を容
易にかつ確実に行うことが可能であるとともに、マット
本体を引張ったようなときに連結手段が分離することを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は接続状態の要部
の正面図、第2図は分離状態の要部の斜視図、第3図は
平面図である。 1a,1b:マット本体、2a,2b:段部、3:挿入体、5:挿入壁、
6:係止突部、7:支持体、9a,9b:支持壁、10a,10b:係止
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形のマット本体の2辺のみの底面側に、
    その厚さ方向の一部を切除して重ね合わせ用の段部が形
    成されて、支持体と挿入体からなる連結手段の一方を前
    記段部の下面に取付け、他方をマット本体の他の2辺の
    側面における底面側に突出して配置して、前記連結手段
    の支持体と挿入体とがマット本体の厚さ方向で相対して
    互いに連結可能に配置され、前記支持体が、溝状に間隔
    をおいてほぼ平行に立設された一対の支持壁の各先端部
    に相対して係止片を突設して構成されて、この支持体が
    支持壁をマット本体の端縁と平行方向にしてマット本体
    に取付けられ、前記挿入体が、前記支持壁間に挿入され
    る挿入壁の先端両側に、前記各係止片に係止される係止
    突部を突設して構成されて、その挿入壁を前記マット本
    体の端縁と平行方向にしてマット本体に取付けられたタ
    イルマット。
JP1990086658U 1990-08-17 1990-08-17 タイルマット Expired - Lifetime JPH0732736Y2 (ja)

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JPH0443640U JPH0443640U (ja) 1992-04-14
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ID=31636258

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5845405U (ja) * 1981-09-22 1983-03-26 富士通株式会社 多段式シリンダ
JPS60110531U (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 タキロン株式会社 置き敷き用の床材

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