JPH07326922A - 携帯無線機用アンテナ - Google Patents

携帯無線機用アンテナ

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JPH07326922A
JPH07326922A JP11931294A JP11931294A JPH07326922A JP H07326922 A JPH07326922 A JP H07326922A JP 11931294 A JP11931294 A JP 11931294A JP 11931294 A JP11931294 A JP 11931294A JP H07326922 A JPH07326922 A JP H07326922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
conductor plate
ground conductor
resonance frequency
short
Prior art date
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Pending
Application number
JP11931294A
Other languages
English (en)
Inventor
Koubi En
巧 微 袁
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯域が広くて放射効率が高く、低コストで軽
量な逆F型の携帯無線機用アンテナを提供する。 【構成】 アンテナ導体板11とグランド導体板12と
をそれぞれの端部で短絡導体板13により短絡するとと
もに、その近傍に給電線14を設けて逆F型アンテナを
構成し、アンテナ導体板11とグランド導体板12との
間に非金属スペーサ15を部分的に装荷する。また、非
金属スペーサ15の数、大きさ、材質およびまたは装荷
する位置を変化させて、アンテナの共振周波数を微調整
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線機本体に内蔵する
ことのできる逆F型の携帯無線機用アンテナに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機用のアンテナは、長さ
が伸縮自在な線状のホイップアンテナが一般的であった
が、本願出願人は、先に特開昭58−104504号公
報において、平板状の逆Fアンテナを提案した。これ
は、金属材からなる筐体の少なくとも一面に平行して、
周囲長が使用周波数の波長の1/2波長以内の導体板を
近接して設けるとともに、その導体板のエッジの一部を
筐体に固定して短絡させ、導体板と筐体とで形成される
スリット間に給電するようにしたものである。このよう
な構成により、小型で放射効率の高い内蔵型のアンテナ
を実現することができる。
【0003】図3は従来の逆F型アンテナの一例を示す
ものである。1は平面状のアンテナ導体板であり、2は
アンテナ導体板1に近接して平行に配置されたグランド
導体板であり、3はアンテナ導体板1の端部とグランド
導体板2の端部とを接続する短絡板であり、4はアンテ
ナ導体板1とグランド導体板2との間の空間に給電する
ための給電線である。
【0004】図4は従来の逆F型アンテナの別の例を示
すものであり、図3の構成に加えて、アンテナ導体板1
とグランド導体板2との間の空間に誘電体5を装荷した
ものであり、これによりアンテナ寸法を短縮することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した構成では、アンテナ導体板1が、短絡板3と給電
線4とだけでグランド導体板2に固定されているため、
アンテナ導体板1とグランド導体板2との平行を確実に
取ることが困難であり、両者間の距離のばらつきにより
アンテナの共振周波数が変化してしまうという問題があ
った。
【0006】また図4に示した構成では、アンテナ導体
板1とグランド導体板2との平行は両者間に装荷された
誘電体5により確実に取ることができるものの、両者間
に誘電体5を介装することにより、アンテナの帯域が狭
くなってアンテナの放射効率が低下するとともに、コス
トが増加して重量も増えるという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、帯域が広くて放射効率が高く、低コスト
で軽量な逆F型の携帯無線機用アンテナを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アンテナ導体板とグランド導体板の間に
非金属スペーサを部分的に装荷したものである。また、
非金属スペーサの数、大きさ、材質およびまたは装荷す
る位置を変化させて、アンテナの共振周波数を微調整で
きるようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、非金属スペーサ
によってアンテナ導体板とグランド導体板との平行を確
実に取ることができるので、両者間の距離のばらつきに
よるアンテナの共振周波数の変化がなく、安定したアン
テナ性能を得ることができる。また、アンテナ導体板と
グランド導体板との間の非金属スペーサ以外の部分は空
気層になっているので、アンテナ帯域が広くなって放射
効率が高く、低コストで軽量なアンテナを実現すること
ができる。さらに、非金属スペーサの数等を変化させる
ことにより、アンテナの共振周波数を簡単に微調整する
ことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すものである。
図1において、11は周囲長が使用周波数の波長の1/
2近傍のアンテナ導体板である。12はアンテナ導体板
11に近接して平行に配置されたグランド導体板であ
り、これは携帯無線機の金属製の筐体またはシールドケ
ースを兼用している。13はアンテナ導体板11の端部
に一体に形成されて、折り曲げられた後にグランド導体
板12に半田付けされた短絡導体板である。14はアン
テナ導体板11とグランド導体板12との間の短絡導体
板13の近傍に設けられた給電線である。15はアンテ
ナ導体板11とグランド導体板12との間に固定された
比較的小さな円形の非金属スペーサである。この非金属
スペーサ15は、非金属であればどのような材質であっ
てもよいが、合成樹脂材料が適当であり、その形状も種
々に変更することができる。
【0011】次に上記実施例の動作について説明する。
平行に近接して配置されたアンテナ導体板11とグラン
ド導体板12とは、短絡導体板13およびその近傍に設
けられた給電線14により逆F型アンテナを構成し、給
電線14に給電することにより共振する。アンテナ導体
板11とグランド導体板12との間は、短絡導体板13
と非金属スペーサ15により平行が確実に取られてお
り、両者間の距離のばらつきはなく、共振周波数の変化
のない安定した共振が行なわれる。また、非金属スペー
サ15の数、大きさ、材質およびまたは装荷する位置を
変化させることにより、アンテナの共振周波数を微調整
することができる。
【0012】図2は上記実施例におけるアンテナの入力
VSWR特性を示している。本実施例によるアンテナ
は、1.5GHz帯で共振し、比帯域が約6%を有して
いる。
【0013】このように上記実施例によれば、アンテナ
導体板11とグランド導体板12との間に部分的に非金
属スペーサ15を装荷したので、アンテナの広帯域かつ
高放射効率を有し、アンテナ導体板11がグランド導体
板に平行に確実に固定されるため、安定したアンテナ特
性を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、非金属スペーサによってアンテナ導体板とグランド
導体板との平行を確実に取ることができるので、両者間
の距離のばらつきによるアンテナの共振周波数の変化が
なく、安定したアンテナ性能を得ることができる。ま
た、アンテナ導体板とグランド導体板との間の非金属ス
ペーサ以外の部分は空気層になっているので、アンテナ
帯域が広くなって放射効率が高く、低コストで軽量なア
ンテナを実現することができる。さらに、非金属スペー
サの数、大きさ、材質およびまたは装荷する位置等を変
化させることにより、アンテナの共振周波数を簡単に微
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における携帯無線機用
アンテナの概略斜視図 (b)同アンテナの部分拡大断面図
【図2】同アンテナの入力VSWR特性を示す特性図
【図3】従来の逆F型アンテナの一例を示す概略斜視図
【図4】従来の逆F型アンテナの他の例を示す概略斜視
【符号の説明】
11 アンテナ導体板 12 グランド導体板 13 短絡導体板 14 給電線 15 非金属スペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲長が使用周波数の波長の1/2以下
    の導体板と別の導体板とを互いに近接して平行に配置
    し、前記2つの導体板を短絡するとともに、両者の間に
    給電する携帯無線機用アンテナにおいて、前記2つ導体
    板の間に非金属スペーサを部分的に装荷したことを特徴
    とする携帯無線機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 非金属スペーサの数、大きさ、材質およ
    びまたは装荷する位置を変化させて、アンテナの共振周
    波数を微調整できるようにした請求項1記載の携帯無線
    機用アンテナ。
JP11931294A 1994-05-31 1994-05-31 携帯無線機用アンテナ Pending JPH07326922A (ja)

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