JPH07326646A - 不純物シミュレーション方法 - Google Patents

不純物シミュレーション方法

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JPH07326646A
JPH07326646A JP14263694A JP14263694A JPH07326646A JP H07326646 A JPH07326646 A JP H07326646A JP 14263694 A JP14263694 A JP 14263694A JP 14263694 A JP14263694 A JP 14263694A JP H07326646 A JPH07326646 A JP H07326646A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な不純物濃度分布を算出する不純物シ
ミュレーション方法を提供すること。 【構成】 本発明は、先ず測定データの取り込みを行い
(ステップS1)、不純物濃度分布データのばらつきを
緩和するようなデータ処理を行い(ステップS5)、次
にデータ処理後の不純物濃度分布測定データに基づきシ
ミュレーションパラメータを抽出する処理を行う。次い
で抽出したシミュレーションパラメータが打ち込みエネ
ルギーに対して連続的な値となるようなデータ処理を行
い、そのデータ処理後のシミュレーションパラメータを
用いて基板深さに対する不純物濃度分布を算出する不純
物シミュレーション方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不純物シミュレータに
おいて不純物濃度分布データやシミュレーションパラメ
ータに対してデータ処理を施した後、所定の不純物濃度
分布を算出する不純物シミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン基板等に打ち込まれるイ
オンの深さ方向に対する不純物濃度をシミュレーション
する場合には、SIMS(Secondary Ion Mass Spectro
scopy)法等によって得られたイオンの基板深さ方向に
対する不純物濃度分布データに基づき所定関数を表すシ
ミュレーションパラメータを抽出し、このシミュレーシ
ョンパラメータを用いて不純物濃度分布を算出してい
る。
【0003】SIMS法にて得られた不純物濃度分布デ
ータからシミュレーションパラメータを抽出するには、
不純物濃度分布データを最小自乗法等によって近似した
後、その近似後の値に基づいてシミュレーションパラメ
ータ抽出を行っている。例えば、ピアソン関数を用いて
不純物濃度分布を算出する場合には4つのシミュレーシ
ョンパラメータ(RP 、ΔRP 、γ、β)が必要となる
ため、SIMS法にて得られた不純物濃度分布データか
らこれら4つのシミュレーションパラメータを抽出する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SIMS法等
によって得られた不純物濃度分布データはスパッタリン
グにおける初期効果や測定ノイズ等の影響によって値が
ばらついており、この不純物濃度分布データから抽出し
たシミュレーションパラメータの値も影響を受けること
になる。特に、接合深さの浅い半導体素子を製造する場
合には、不純物濃度分布の表面部分やテール部分が重要
となり、ピアソン関数におけるγ、βのシミュレーショ
ンパラメータを正確に抽出することが精度の高いシミュ
レーションを行う上で重要となる。また、SIMS法等
によって得られた不純物濃度分布データにばらつきが生
じていると、抽出したシミュレーションパラメータの打
ち込みエネルギーに対する連続性が損なわれてしまい、
この打ち込みエネルギーに対するシミュレーション精度
の低下を招くことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された不純物シミュレーション方
法である。すなわち、本発明は、基板への打ち込みエネ
ルギーに応じた不純物の基板深さに対する不純物濃度分
布データに基づき所定のシミュレーションパラメータを
抽出し、このシミュレーションパラメータを用いて基板
深さに対する不純物濃度分布を算出する不純物シミュレ
ーション方法であって、先ず、不純物濃度分布データの
ばらつきを緩和するようなデータ処理を行い、次に、デ
ータ処理後の不純物濃度分布データに基づきシミュレー
ションパラメータを抽出する。次いで、抽出したシミュ
レーションパラメータが打ち込みエネルギーに対して連
続的な値となるようなデータ処理を行い、そのデータ処
理後のシミュレーションパラメータを用いて基板深さに
対する不純物濃度分布を算出する不純物シミュレーショ
ン方法である。
【0006】
【作用】本発明の不純物シミュレーション方法では、先
ず、不純物濃度分布データのばらつきを緩和するような
データ処理を行っているため、不純物濃度分布データか
らシミュレーションパラメータを正確に抽出することが
できるようになる。さらに、抽出したシミュレーション
パラメータを打ち込みエネルギーに対して連続的な値と
なるようデータ処理を行っているため、不純物濃度分布
の打ち込みエネルギーに対する変化を正確にとらえるこ
とができるようになる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の不純物シミュレーション方
法の実施例を図に基づいて説明する。図1〜図2は本発
明の主要部である不純物濃度分布データの処理方法を説
明するフローチャート、図3〜図4はイオン注入レンジ
表の作成フローチャート、図5は不純物シミュレーショ
ンシステムのブロック構成図である。
【0008】先ず、本発明の不純物シミュレーション方
法を説明するに先立ち、本発明を行うためのデータ処理
システムについて説明する。すなわち、図5に示すよう
にこのデータ処理システムは、SIMS測定等によって
得られ不純物濃度分布データを蓄積するデータベース3
1と、各種データの処理を行うためのデータ処理プログ
ラム32と、シミュレーションパラメータを抽出するた
めのパラメータ抽出プログラム33と、抽出したシミュ
レーションパラメータを打ち込みエネルギー毎に表示す
るイオン注入レンジ表表示部34と、イオン注入レンジ
表を不純物シミュレータ36に渡すためのイオン注入レ
ンジ表出力部35とから構成されている。
【0009】本発明では、このデータ処理システムのデ
ータ処理プログラム32に設けられた不純物濃度分布デ
ータ処理プログラム32aによってデータベース31内
のSIMS測定データを処理し、さらにエネルギーに対
して連続な補間を行うプログラム32bによってイオン
注入レンジ表の各シミュレーションパラメータを打ち込
みエネルギーに対して連続的な値となるよう処理するこ
とで、不純物シミュレータ36が正確な不純物濃度分布
を算出できるようにしている。
【0010】次に、このようなデータ処理システムを用
いた本発明の不純物シミュレーション方法をフローチャ
ートに基づき順に説明する。先ず、図1のステップS1
に示すようにデータ取り込み処理を行う。このステップ
S1では図5に示すデータベース31からSIMS法等
によって得られた不純物濃度分布データをデータ処理プ
ログラム32内に取り込む処理を行う。次に、図1のス
テップS2に示す濃度分布データの選択処理を行い、図
5に示すデータベース31からデータ処理プログラム3
2内に取り込んだ不純物濃度分布データの中から処理の
対象となるものを選択する。
【0011】次いで、図1のステップS3に示すように
選択した不純物濃度分布データの表示処理を行い、図示
しないディスプレイ等にこの不純物濃度分布データを表
示する。不純物濃度分布データを表示した後は、ステッ
プS4に示すようにデータ処理方法の選択を行う。この
データ処理方法の選択により、オペレータはステップS
5に示す例えば7つの処理方法(ステップS5−1〜S
5−7)のいずれかを不純物濃度分布データに対して行
うことができるようになる。
【0012】ここで、各データ処理方法の例について説
明する。ステップS5−1に示す深さ方向の範囲指定
は、図6に示すようにSIMS法等の測定データ(不純
物濃度分布データ)の深さ方向に対する所定範囲を指定
することで、シミュレーションパラメータの抽出におい
て測定データの初期効果部分やテール部分のばらつきを
考慮しないようにするデータ処理方法である。
【0013】また、ステップS5−2に示す不純物濃度
の範囲指定では、図7に示すようにSIMS法等の測定
データの濃度に対する所定範囲を指定することで、シミ
ュレーションパラメータの抽出において測定データのテ
ール部分等のばらつきを考慮しないようにするデータ処
理方法である。
【0014】さらに、ステップS5−3に示す不純物濃
度分布データの合成では、図8に示すように例えば2つ
の測定データAおよびBを部分的に合成するものであ
り、例えば、測定データBにおける深さの浅い部分と、
測定データAにおける深さの浅い部分以外の部分とを合
成することで、測定データの初期効果やばらつきを緩和
するよう処理している。
【0015】ステップS5−4に示す複数分布の平均化
では、図9に示すように例えば2つの測定データCとD
との平均をとることで処理後データEを算出している。
これによって、測定誤差等が緩和する状態となり、シミ
ュレーションパラメータの抽出における信頼性が向上す
ることになる。
【0016】また、ステップS5−5に示すスムージン
グでは、図10に示すように測定データにノイズが乗っ
ている場合にこれを例えば平均化処理することでスムー
ジングを行い、滑らかな処理後データを得るようにして
いる。ステップS5−6に示す不純物濃度分布データの
平均化では、図11に示すように測定データにおける深
さ方向の分解能を粗くすることで平坦化し、ノイズレベ
ルを低下させる処理を行っている。さらに、ステップS
5−7に示す主観的な修正では、図12に示すように測
定データにおいて経験的に測定誤差が現れることが分か
っている部分、例えば初期効果部分やテール部分をオペ
レータが自ら修正するものである。
【0017】測定データに対してこのようなデータ処理
を施すことにより、SIMS法等によって得た測定デー
タのばらつきを緩和することができ、シミュレーション
パラメータの抽出を正確に行うことができるようにな
る。このようなデータ処理を施した後、本発明では図2
のステップS6に示す処理後データの表示を行い、さら
にステップS7に示す処理終了か否かの判断を行う。
【0018】この判断でYesであればデータ処理を終
了し、NoであればステップS8に進んで前のデータの
処理を行うか否かの判断を行う。前のデータの処理を行
う場合にはステップS8でYesとなってステップS9
へ進み処理前のデータすなわちSIMS法等による測定
データをそのまま表示する。また、ステップS8でNo
の場合にはステップS10へ進み処理後データの表示を
行う。そして、図1に示すステップS4へ戻り、先に説
明したデータ処理方法の選択から所定のデータ処理まで
を再度行うようにする。
【0019】本発明は、このような流れによってSIM
S法等による測定データをデータ処理した後、処理後デ
ータを図5に示すパラメータ抽出プログラム33へ渡
し、そこで例えば最小自乗法等を用いてシミュレーショ
ンパラメータの抽出作業を行う。シミュレーションパラ
メータは誤差が緩和された測定データに基づき抽出され
るものであり、図5に示す不純物シミュレータ36にお
ける正確な不純物濃度分布の算出に使用されることにな
る。
【0020】次に、イオン注入レンジ表の作成について
説明する。イオン注入レンジ表とは、シミュレーション
パラメータがイオンの打ち込みエネルギー毎にそれぞれ
表示されるものであり、この表が図5に示す不純物シミ
ュレータ36に渡されることで各打ち込みエネルギーに
対する不純物濃度分布を算出できるようになる。
【0021】本発明では、先に説明した所定のデータ処
理を施した測定データを用い、図5に示すパラメータ抽
出プログラム33にてシミュレーションパラメータの抽
出を行い、各打ち込みエネルギー毎のシミュレーション
パラメータ、すなわちイオン注入レンジ表をイオン注入
レンジ表表示部34にて表示するようにしている。この
際、表示されるイオン注入レンジ表においては、シミュ
レーションパラメータが打ち込みエネルギーに対して連
続性に乏しい値となっており、このまま図5に示す不純
物シミュレータ36にて不純物濃度分布を算出させても
打ち込みエネルギーに対してばらついた状態となってし
まう。
【0022】そこで、本発明では、各シミュレーション
パラメータを打ち込みエネルギーに対して連続的な値と
なるようデータ処理を行って新たなイオン注入レンジ表
を作成している。
【0023】以下、イオン注入レンジ表の作成について
説明する。先ず、図3のステップS11に示すようにエ
ネルギー毎の不純物濃度分布データの表示を行い、ステ
ップS12に示すようにエネルギーに対する各シミュレ
ーションパラメータの表示を行う。そして、図5に示す
エネルギーに対して連続な補間を行うプログラム32b
によって以下のデータ処理を行う。
【0024】すなわち、先ずステップS13に示すパラ
メータ選択として、データ処理の対象となるシミュレー
ションパラメータの選択を行う。この選択において、シ
ミュレーションパラメータのRP 、ΔRP 、γのいずれ
かを選択した場合にはステップS14へ進み、シミュレ
ーションパラメータβを選択した場合にはステップS1
5へと進む。ステップ14、15では、おのおの選択さ
れたシミュレーションパラメータにおいて基準点となる
エネルギーを指定する。
【0025】次に、シミュレーションパラメータのRP
、ΔRP 、γのいずれかを選択した場合にはステップ
S16に示すように、直線補間を行うかスプライン補間
を行うかの補間方法の選択を行い、直線補間を選択した
場合にはステップS18に示す直線補間処理を行い、ス
プライン補間を選択した場合にはステップS19に示す
スプライン補間処理を行う。
【0026】また、シミュレーションパラメータのβを
選択した場合にはステップS17に示すように、直線補
間、スプライン補間、関数補間のいずれかの補間方法の
選択を行う。そして、直線補間を選択した場合にはステ
ップS18に示す直線補間処理を行い、スプライン補間
を選択した場合にはステップS19に示すスプライン補
間処理を行い、関数補間を選択した場合にはステップS
20に示す関数補間処理を行う。
【0027】本発明では、これらの補間方法によるデー
タ処理によって各シミュレーションパラメータを打ち込
みエネルギーに対して連続的な値となるよう補間するこ
とができるようになる。ステップS21では、この打ち
込みエネルギーに対して連続的な値となったシミュレー
ションパラメータに基づきイオン注入レンジ表を作成す
る処理を行い、さらに図4に示すステップS22では打
ち込みエネルギー毎の新しい不純物濃度分布データの表
示を行う。
【0028】オペレータは、この表示を参照して次のス
テップS23に示す再度補間を行うか否かの判断を行
い、行わない場合すなわち表示された不純物濃度分布デ
ータで良いという場合にはNoとなって処理を終了す
る。また、再度補間を行う場合にはステップS23でY
esとなり、ステップS24の判断で補間のやり直しを
するか否かの判断を行いYesの場合にはステップS2
5へ進み補間前のイオン注入レンジ表の表示を行う。
【0029】一方、ステップS24の判断でNoの場合
にはステップS26へ進み、補間後のイオン注入レンジ
表を表示する処理を行う。その後、図3に示すステップ
S13へ戻り、先に説明した補間処理を再度施すように
する。
【0030】このようにして得られたイオン注入レンジ
表には、誤差の少ない測定データに基づき抽出されたシ
ミュレーションパラメータが表示されているとともに、
打ち込みエネルギーに対して連続的な値となるシミュレ
ーションパラメータが表示されることになる。
【0031】本発明では、このようなイオン注入レンジ
表を図5に示すイオン注入レンジ表出力部35から不純
物シミュレータ36へ渡す。これによって、不純物シミ
ュレータ36は打ち込みエネルギーに対して連続的に変
化する不純物濃度分布を精度良く算出することになる。
特に、不純物濃度分布のテール部分や打ち込みエネルギ
ーを変化させた場合の精度を向上させることができるよ
うになる。
【0032】また、本発明の他の例として図14のブロ
ック構成図に示すようなデータ処理システムを用いても
よい。すなわち、このデータ処理システムのデータベー
ス31’は、SIMS測定30aによる測定データとイ
オン注入モンテカルロシミュレータ30bによる不純物
濃度分布データとから構成されるものである。
【0033】つまり、データベース31’をこのような
2つのデータから構成することにより、パラメータ抽出
プログラム33によるシミュレーションパラメータ抽出
をより正確に行うことができるようになり、不純物シミ
ュレータ36による高精度の不純物濃度分布算出を実現
することが可能となる。
【0034】なお、本実施例で説明したシミュレーショ
ンパラメータはピアソン関数におけるRP 、ΔRP 、
γ、βに限定されず他の関数におけるシミュレーション
パラメータであっても同様である。また、不純物濃度分
布データを得る方法はSIMS法に限定されず、他の方
法によって得ても同様である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不純物シ
ミュレーション方法によれば次のような効果がある。す
なわち、本発明では、SIMS法等によって得られた不
純物濃度分布データをデータ処理することで初期効果部
分やテール部分のばらつきを緩和したデータにすること
ができ、これに基づき正確なシミュレーションパラメー
タを得ることが可能となる。これにより、高精度の不純
物濃度分布を算出することが可能となる。しかも、本発
明ではシミュレーションパラメータを打ち込みエネルギ
ーに対して連続的な値にすることができるため、不純物
濃度分布も打ち込みエネルギーに対して連続的に算出す
ることが可能となる。このため、不純物の打ち込みエネ
ルギーを変化させた際のシミュレーション精度が向上
し、半導体素子の信頼性向上に寄与することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するフローチャート(その1)で
ある。
【図2】本発明を説明するフローチャート(その2)で
ある。
【図3】イオン注入レンジ表の作成フローチャート(そ
の1)である。
【図4】イオン注入レンジ表の作成フローチャート(そ
の2)である。
【図5】データ処理システムのブロック構成図である。
【図6】深さ方向の範囲指定例を示す図である。
【図7】不純物濃度の範囲指定例を示す図である。
【図8】不純物濃度分布データの合成例を示す図であ
る。
【図9】複数の不純物濃度分布データの平均化例を示す
図である。
【図10】スムージングの例を示す図である。
【図11】不純物濃度分布データの平坦化例を示す図で
ある。
【図12】主観的な修正例を示す図である。
【図13】イオン注入レンジ表の一例を示す図である。
【図14】他の例を説明するブロック構成図である。
【符号の説明】
31 データベース 32 デー
タ処理プログラム 32a 不純物濃度分布データ処理プログラム 32b エネルギーに対して連続な補間を行うプログラ
ム 33 パラメータ抽出プログラム 34 イオ
ン注入レンジ表表示部 35 イオン注入レンジ表出力部 36 不純
物シミュレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板への打ち込みエネルギーに応じた基
    板深さに対する不純物濃度分布データに基づき所定のシ
    ミュレーションパラメータを抽出し、該シミュレーショ
    ンパラメータを用いて基板深さに対する不純物濃度分布
    を算出する不純物シミュレーション方法であって、 先ず、前記不純物濃度分布データのばらつきを緩和する
    ようなデータ処理を行い、 次に、データ処理後の不純物濃度分布データに基づきシ
    ミュレーションパラメータを抽出し、 次いで、抽出した前記シミュレーションパラメータが前
    記打ち込みエネルギーに対して連続的な値となるような
    データ処理を行い、 その後、データ処理後のシミュレーションパラメータを
    用いて基板深さに対する不純物濃度分布を算出すること
    を特徴とする不純物シミュレーション方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005056874A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Fujitsu Ltd イオン注入による不純物濃度分布を表現するパラメータの抽出方法及び抽出プログラム
JP2006012945A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Seiko Epson Corp デバイスシミュレーション装置、デバイスシミュレーション方法及びデバイスシミュレーションプログラム

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