JPH07326564A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH07326564A
JPH07326564A JP12095494A JP12095494A JPH07326564A JP H07326564 A JPH07326564 A JP H07326564A JP 12095494 A JP12095494 A JP 12095494A JP 12095494 A JP12095494 A JP 12095494A JP H07326564 A JPH07326564 A JP H07326564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
coating liquid
coating
port
introduction port
Prior art date
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Pending
Application number
JP12095494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kise
一夫 木瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP12095494A priority Critical patent/JPH07326564A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レジスト液などの塗布液を基板表面に均一に供
給することができる塗布装置を提供する。 【構成】 導入口14と吐出口との間に第1および第2
の貯溜部18,20がそれぞれ導入口14から吐出口1
0に向けて流れるレジスト液の流れに沿って直列に配置
される。また、各貯溜部18,20は、その幅が吐出口
側に進むしたがって広がっている。さらに、導入口14
に対向して遮断部22が設けられており、導入口14を
介して導入されたレジスト液が直接的に第2の貯溜部2
0に供給されないように、レジスト液の流れを規制して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶用ガラス角型基
板、カラーフィルタ用基板、サマールヘッド用基板、半
導体ウエハなどの基板の表面にレジスト液等の塗布液を
塗布し、その薄膜を形成する塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レジスト液などの塗布液を基板表面に塗
布する装置としては、例えば特開昭58−170565
号公報に記載された装置が知られている。この塗布装置
では、長手方向に伸びるレジストノズルが設けれてい
る。このノズルには単一の貯溜部が設けられており、レ
ジスト液供給源からのレジスト液を一時的に貯溜すると
ともに、このノズルの先端部に開口形成されたスリット
に供給可能となっている。そして、この塗布装置では、
このスリットから回転自在に支持された基板の表面にレ
ジスト液が帯状に滴下されるとともに当該基板が回転さ
れて、基板表面にレジストの薄膜が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された塗布装置においては、基板サイズの大型化
にともなってスリット長さを長くする必要がある。この
ようにスリット長が長くなると、レジストノズルに供給
されたレジスト液をスリット全体にわたって均等に分配
することが難しくなり、スリット全体からレジスト液を
均一に滴下させることができず、基板表面への塗布液の
均一塗布が困難となる。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、レジスト液などの塗布液を基板表面に均一に供給す
ることができる塗布装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を支持する基板支持手段と、前記基板支持手段に支持さ
れた基板の表面に向けて塗布液を供給する塗布液供給手
段とからなり、基板の表面に所定の塗布液を塗布して、
その薄膜を形成する塗布装置であって、上記目的を達成
するため、前記塗布液供給手段に、塗布液が導入される
導入口と、基板表面に向けて塗布液を吐出する吐出口
と、前記導入口と前記吐出口との間に互いに直列に配置
され、前記導入口に導入された塗布液を前記吐出口に供
給する複数の貯溜部と、を有する塗布液供給ノズルを含
んでいる。
【0006】請求項2の発明は、前記基板支持手段を基
板とともに回転させる回転駆動手段をさらに備えてい
る。
【0007】請求項3の発明は、前記複数の貯溜部のう
ちの少なくとも1つ以上の貯溜部を、それぞれ前記導入
口から前記吐出口に進むにしたがってその幅が広がるよ
うに、構成されている。
【0008】請求項4の発明は、前記導入口に導入され
た前記塗布液が直接的に前記吐出口に供給されるのを制
限するために、前記導入口に対向して設けられた遮断部
を複数の貯溜部の間にさらに備えている。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、導入口と吐出口との間に
複数の貯溜部が直列に配置されており、前記導入口に導
入された塗布液が前記複数の貯溜部を順番に経由して前
記吐出口に供給される。
【0010】請求項2の発明では、塗布液供給ノズルか
ら塗布液の供給を受けた基板が回転駆動手段により回転
され、基板表面に塗布液の薄膜が形成される。
【0011】請求項3の発明では、導入口を介して導入
された塗布液が、その幅が前記導入口から前記吐出口に
進むにしたがって広がっている少なくとも1つ以上の貯
溜部を通って吐出口に供給される。
【0012】請求項4の発明では、遮断部が、前記導入
口に導入された塗布液が直接的に吐出口に供給されるの
を制限する。
【0013】
【実施例】図1において、本発明の一実施例による塗布
装置1は、角型のガラス基板3を真空チャックにより吸
着支持し得る基板支持部5と、基板支持部5に支持され
た基板3に対してレジスト液を供給するレジスト液供給
部とを備えている。このレジスト液供給部は、図示を省
略するレジスト液供給源たるタンクと、基板3の表面に
向けてレジスト液を吐出する塗布液供給ノズル(以下、
単にノズル)2と、タンクからレジスト液をノズル2に
送給する送給部(図示省略)で構成されている。なお、
ノズル2は基板3の長手方向に基板3の上面に沿って移
動して基板全面にレジスト液を供給し得る構成となって
いる。また、この塗布装置では、モータなどの回転駆動
部(図示省略)が基板支持部5に連結されて、基板支持
部5を基板3とともに回転駆動可能となっている。
【0014】図2は、この発明にかかる塗布装置の一実
施例を示す分解斜視図である。また、図3は、ノズルの
断面図である。このノズル2では、略コ字状のパッキン
部材4が、その開放部4aが下方を向いた状態で、ノズ
ル本体6,8により挟み込まれ、これらパッキン部材4
およびノズル本体6,8が一体化されている。このた
め、図3に示すように、ノズル本体6,8の先端部で
は、隙間(つまり吐出口)10が形成されており、レジ
スト液を基板3に向けて吐出可能となっている。
【0015】また、ノズル本体6の上面の略中央部に
は、パイプ部材12が上方向に突設されており、パイプ
部材12の先端の導入口14を介してノズル本体6にレ
ジスト液を導入可能となっている。ここで、導入口14
を介して導入されたレジスト液は、パッキン部材4およ
びノズル本体6,8が一体化された状態で形成される2
つの貯溜部18,20を介して吐出口10に供給され、
基板3の表面に吐出される。
【0016】第1および第2の貯溜部18,20は、そ
れぞれ導入口14から吐出口10に向けて流れるレジス
ト液の流れに沿って直列に配置されている。
【0017】図4および図5は、それぞれ第1および第
2の貯溜部18,20の横断面図である。第1の貯溜部
18は、その幅W18が導入口14から吐出口10側に進
む、つまり矢印方向Pに行くにしたがって広がるよう
に、形成されている。また、第2の貯溜部20について
も、上記と同様に、その幅W20が吐出口10側に進む
(矢印方向Pに行く)にしたがって広がっている。
【0018】さらに、この実施例では、図2に示すよう
に、導入口14に対向して遮断部22が設けられてお
り、導入口14を介して導入されたレジスト液が直接的
に吐出口10側に供給されないように、レジスト液の流
れを規制している。
【0019】次に、上記のように構成されたノズル2の
動作について、レジスト液の流れを中心に説明する。ま
ず、図2および図3の矢印R1 に示すように、導入口1
4を介してレジスト液がノズル2に導入されると、第1
の貯溜部18内に貯溜される。このとき、上記のように
第1の貯溜部18の幅W18が吐出口10側に進むにした
がって広がっているため、図2の矢印R2 で示すよう
に、レジスト液が第1の貯溜部18内に拡散してレジス
ト液の圧力が均一化される。
【0020】そして、第1の貯溜部18内のレジスト液
は、吐出口10側に配置された第2の貯溜部20に流れ
込む(矢印R3 )。この実施例では、遮断部22を設け
たことにより、導入口14からのレジスト液のうち最短
の距離で第2の貯溜部20に直接的に流れ込もうとする
レジスト液の流れを規制することができ、優れた整流効
果が得られる。というのも、このように直接的に第2の
貯溜部20に流れ込もうとするレジスト液の圧力は、貯
溜部18内に拡散したものよりも比較的高い圧力を有し
ており、このレジスト液を直接的に貯溜部20に流入さ
せると、貯溜部20に流れ込むレジスト液の圧力分布が
不均一となるが、遮断部22を設けることにより、その
レジスト液の流れを規制することができ、圧力分布の均
一化を図ることができるからである。
【0021】さらに、第2の貯溜部20に流入したレジ
スト液は、その貯溜部20で貯溜された後、図3の矢印
R4 に示すように吐出口10を通過して基板表面(図示
省略)に向けて吐出される。なお、第2の貯溜部20に
おいても、上記第1の貯溜部18と同様の形状になって
おり、流入したレジスト液は全体に拡散し、レジスト液
の圧力が均一化する。
【0022】以上のように、この実施例では、複数の貯
溜部18,20を直列に設ける(第1の圧力均一化手
段)ことにより、吐出口10からのレジスト液の吐出圧
力を一定にしているので、基板表面にレジスト液を均一
に吐出することができる。さらに、それに加えて、貯溜
部18,20を、その幅W18,W20が導入口14から吐
出口10側に進むにしたがって広がるように形成する
(第2の圧力均一化手段)とともに、導入口14に対向
して遮断部22を設ける(第3の圧力均一化手段)こと
により、吐出口10からのレジスト液の吐出圧力をより
均一化し、レジスト液の均一吐出が可能となっている。
【0023】なお、上記実施例では、第1の圧力均一化
手段に第2および第3の圧力均一化手段を付加して、レ
ジスト液の整流を図っているが、第1の圧力均一化手段
を単独で用いたり、第1の圧力均一化手段に第2または
第3の圧力均一化手段を組み合わせて均一化を図っても
よい。
【0024】また、処理基板も角型ガラス基板に限るも
のではなく、本実施例のノズル2からレジスト液を吐出
させつつ、半導体ウエハを回転を回転させてウエハ表面
全体にレジスト液が行き渡るように構成すれば、円形の
半導体ウエハ表面にレジスト液の薄膜を形成することも
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、導入口と吐出口との間に複数の貯溜部を直列に配置
し、前記導入口に導入された塗布液を前記複数の貯溜部
を順番に経由して前記吐出口に供給するようにしている
ので、レジスト液などの塗布液を基板表面に均一に供給
することができる。
【0026】請求項2の発明によれば、塗布液供給ノズ
ルから塗布液の供給を受けた基板を回転駆動手段により
回転するように構成しているので、前記塗布液供給ノズ
ルから供給された塗布液を基板表面全体に広げ、当該基
板表面に塗布液の薄膜を形成することができる。
【0027】請求項3の発明によれば、前記導入口から
前記吐出口に進むにしたがってその幅が広がるように、
貯溜部が構成されているため、当該貯溜部内に導入され
た塗布液を拡散して塗布液の圧力を均一化することがで
き、その結果、塗布液を基板表面に均一に供給すること
ができる。
【0028】請求項4の発明によれば、導入口に対向し
て設けられた遮断部を設けたことで、前記導入口に導入
された塗布液が直接的に吐出口に供給されるのを制限す
ることができ、圧力分布の均一化によって塗布液を基板
表面に均一に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる塗布装置の一実施例を示す側面
図である。
【図2】ノズルの一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】ノズルの断面図である。
【図4】第1の貯溜部の形状を示すためのノズル本体の
横断面図である。
【図5】第2の貯溜部の形状を示すためのノズル本体の
横断面図である。
【符号の説明】
2 塗布液供給ノズル 5 基板支持部 10 吐出口 14 導入口 18,20 貯溜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/16 501

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に所定の塗布液を塗布して、
    その薄膜を形成する塗布装置において、 基板を支持する基板支持手段と、 前記基板支持手段に支持された基板の表面に向けて塗布
    液を供給する塗布液供給手段とを有し、 前記塗布液供給手段が、 塗布液が導入される導入口と、基板表面に向けて塗布液
    を吐出する吐出口と、前記導入口と前記吐出口との間に
    互いに直列に配置され、前記導入口に導入された塗布液
    を前記吐出口に供給する複数の貯溜部と、を有する塗布
    液供給ノズルを含むことを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記基板支持手段を基板とともに回転さ
    せる回転駆動手段をさらに備えた請求項1記載の塗布装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の貯溜部の少なくとも1つは、
    前記導入口から前記吐出口に進むにしたがってその幅が
    広がるように、構成されている請求項1記載の塗布装
    置。
  4. 【請求項4】 前記導入口に導入された前記塗布液が直
    接的に前記吐出口に供給されるのを制限するために、前
    記導入口に対向して設けられた遮断部を複数の貯溜部の
    間にさらに備えた請求項1または3記載の塗布装置。
JP12095494A 1994-06-02 1994-06-02 塗布装置 Pending JPH07326564A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12095494A JPH07326564A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 塗布装置

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JP12095494A JPH07326564A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 塗布装置

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JPH07326564A true JPH07326564A (ja) 1995-12-12

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ID=14799101

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JP12095494A Pending JPH07326564A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 塗布装置

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JP (1) JPH07326564A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7416758B2 (en) 2004-12-31 2008-08-26 Lg Display Co., Ltd. Slit coater
US7449069B2 (en) 2004-12-28 2008-11-11 Lg Display Co., Ltd. Slit coater having apparatus for supplying a coating solution
US7647884B2 (en) 2004-12-31 2010-01-19 Lg. Display Co., Ltd. Slit coater with a standby unit for a nozzle and a coating method using the same
US7914843B2 (en) 2004-12-31 2011-03-29 Lg Display Co., Ltd. Slit coater having pre-applying unit and coating method using the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7449069B2 (en) 2004-12-28 2008-11-11 Lg Display Co., Ltd. Slit coater having apparatus for supplying a coating solution
US7416758B2 (en) 2004-12-31 2008-08-26 Lg Display Co., Ltd. Slit coater
US7647884B2 (en) 2004-12-31 2010-01-19 Lg. Display Co., Ltd. Slit coater with a standby unit for a nozzle and a coating method using the same
US7914843B2 (en) 2004-12-31 2011-03-29 Lg Display Co., Ltd. Slit coater having pre-applying unit and coating method using the same

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