JPH09289161A - 処理液塗布装置 - Google Patents

処理液塗布装置

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JPH09289161A
JPH09289161A JP12659396A JP12659396A JPH09289161A JP H09289161 A JPH09289161 A JP H09289161A JP 12659396 A JP12659396 A JP 12659396A JP 12659396 A JP12659396 A JP 12659396A JP H09289161 A JPH09289161 A JP H09289161A
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JP
Japan
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nozzle
liquid
cleaning liquid
treatment liquid
cleaning
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JP12659396A
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English (en)
Inventor
Takashi Ueno
隆 上野
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリット状の吐出口を有するノズル部を有効
に洗浄することのできる処理液塗布装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ノズル3にはレジスト供給管12が接続
されており、このレジスト供給管12は、液溜め部9を
介してスリット状の吐出口8と連通している。また、ノ
ズル3には、そこに付着したレジストを洗浄する洗浄液
を供給する一対の洗浄液供給管15が接続されている。
この一対の洗浄液供給管15は、液溜め部9の左右両端
付近に接続することにより、液溜め部9を介してスリッ
ト状の吐出口8と連通している。ノズル3を洗浄する場
合には、開閉弁17を開放し、洗浄液供給管15よりノ
ズル3に洗浄液を供給する。洗浄液供給管15より供給
された洗浄液は、液溜め部9の左右両端よりノズル3内
に進入し、液溜め部9を介してスリット状の吐出口8か
らノズル3の外部に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示パネル
用ガラス基板、半導体ウエハ、半導体製造装置用マスク
基板等の基板の表面に、フォトレジスト等の処理液を塗
布するための処理液塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような処理液塗布装置の一種とし
て、スリット状の吐出口を有するノズルから基板の表面
に処理液を供給することにより、処理液を均一に塗布し
ながら処理液の使用量を低減することのできる処理液塗
布装置が提案されている(特開平7−284715号公
報)。
【0003】この処理液塗布装置は、例えば矩形状の基
板を水平に保持する回転可能な基板保持部と、この基板
保持部に保持された基板の表面と対向して配置されたス
リット状の吐出口を有し、基板表面の全域より小さい領
域に処理液を供給するノズル部と、このノズル部を基板
の表面に沿って移動させる移動手段とを有する。そし
て、この処理液塗布装置により基板の表面に処理液を塗
布する際には、移動手段によりノズル部を基板の長手方
向に移動させながら、吐出口から基板の表面に処理液を
吐出することにより、基板表面の所定範囲に処理液を供
給する。そして、基板保持部により基板をその表面に沿
った平面内で回転させ、基板表面の処理液を遠心力によ
って拡散させることにより、基板の表面に処理液を薄膜
状に塗布する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した処理液塗布装
置により処理液の塗布動作を繰り返すと、ノズル部に次
第に乾燥、固化した処理液が付着する現象が発生する。
このようにノズル部に処理液が乾燥、固化して付着した
場合には、処理後の基板にこの処理液に起因するパーテ
ィクルが付着したり、処理液をスリット状の吐出口の全
域に亘り均一に吐出することができなくなる等の問題が
発生する。
【0005】また、上記問題点とは別に、処理液塗布装
置により基板に塗布する処理液の種類を変更する場合に
おいても、変更の当初に変更前後の処理液が混合してし
まい処理液の特性が低下するという問題が発生してい
る。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、スリット状の吐出口を有するノズル部を効
率的に洗浄することにより、上記課題を有効に解決する
ことができる処理液塗布装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板の表面に処理液を塗布する処理液塗布装置にお
いて、基板を保持する保持手段と、スリット状の吐出口
を有し、当該吐出口から保持手段に保持された基板の表
面に向けて処理液を吐出するノズル部と、ノズル部に処
理液を供給する処理液供給手段と、保持手段により保持
された基板の表面と平行な平面内において、ノズル部を
基板に対して相対的に移動させる移動手段と、ノズル部
に付着した処理液を洗浄する洗浄液をノズル部に供給す
る洗浄液供給手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、洗浄液供給手段は、ノズル部における
吐出口の長手方向に対する両端部付近に各々接続される
ことにより吐出口と連通する2本の洗浄液供給管を備え
ている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ノズル部には吐出口と連通する連通孔
が穿設されており、処理液供給手段と洗浄液供給手段と
は、連通孔を介して処理液と洗浄液とをノズル部に供給
している。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
いずれかに記載の発明において、ノズル部に気体を供給
する気体供給手段をさらに備えている。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
いずれかに記載の発明において、処理液供給手段はノズ
ル部に接続された処理液供給管を備え、ノズル部は吐出
口と処理液供給管とに連通する処理液の液溜め部を有し
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明を適用する処理
液塗布装置の模式図であり、図2はそのノズル3の断面
図である。
【0013】この処理液塗布装置は、液晶表示パネルを
製造するための矩形状の基板1を水平に吸着保持する基
板保持部2と、基板1の表面に処理液として液状のレジ
ストを塗布するためのノズル3とを有する。基板保持部
2は、モータ機構4により、鉛直方向を向く軸を中心に
回転可能に構成されている。また、ノズル3は支持アー
ム5を介して移動フレーム6と接続されており、支持ア
ーム5の上端部は移動フレーム6に上下移動可能に支持
されている。さらに、基板保持部2の周囲には、基板1
の回転時におけるレジストの飛散を防止するためのカッ
プ7が配設されている。
【0014】ノズル3は、図2に示すように、その断面
が倒立家型をなし、その下端部にはレジストを基板1の
表面に塗布するための吐出口8が設けられている。この
吐出口8は、後程詳細に説明するように、図2における
紙面に垂直な方向に延びるスリット状の形状を成す。ま
た、このノズル3の上方には、ノズル3にレジストを供
給するレジスト供給管12が接続されている。また、ノ
ズル3におけるレジスト供給管12と吐出口8との間の
位置には、スリット状の吐出口8より幅の広い液溜め部
9が形成されている。レジスト供給管12よりノズル3
に供給されたレジストは、液溜め部9に一旦貯留された
後、吐出口8から基板1の表面に向けて均一に吐出され
る。
【0015】この処理液塗布装置により基板1に処理液
を塗布する場合においては、矩形状の基板1を基板保持
部2により吸着保持して停止させた状態で、移動フレー
ム6および支持アーム5により、図1に示すように、ノ
ズル3の下端部が基板1の一方の短辺付近の表面に近接
する位置まで移動させる。この状態において、移動フレ
ーム6を走行させることにより、ノズル3を基板1の長
辺に沿って走行させるとともに、レジスト供給管12よ
りノズル3にレジストを供給する。これにより、図2に
示すように、基板1の表面にレジストが塗布される。ノ
ズル3が基板1の他方の短辺付近まで移動すれば、レジ
スト供給管12よりのレジストの供給を停止するととも
に、ノズル3を基板1の上方より退避させる。そして、
基板保持部2を高速に回転させ、基板1の表面に塗布さ
れたレジストを遠心力により基板1の表面全域に行き渡
らせることにより、基板1の表面に均一なレジストの薄
膜を形成する。
【0016】このような処理液塗布装置においては、基
板1へのレジストの塗布動作を繰り返すと、ノズル3に
乾燥、固化したレジストが付着する現象が発生するた
め、この塗布動作を一定回数繰り返した後にはノズル3
を洗浄する必要がある。また、基板1に塗布する処理液
の種類を変更する場合においても、ノズル3を洗浄する
必要がある。特に、この実施形態に示すように、ノズル
部3に液溜め部9を形成し、レジスト供給管12から供
給されたレジストをノズル3の長手方向に均一に拡散さ
せることにより、スリット状の吐出口8から均一にレジ
ストを吐出する構成とした場合には、液溜め部9にレジ
ストが残存しやすいことから、ノズル3の洗浄が特に必
要となる。
【0017】次に、上述したノズル3の洗浄に使用され
る洗浄機構について説明する。図3はノズル3をその洗
浄機構とともに示す模式図である。
【0018】このノズル3の上方にはレジスト供給管1
2が接続されており、このレジスト供給管12の先端部
は、前述した液溜め部9を介して、図3における左右方
向に延びるスリット状の吐出口8に連通している。ま
た、レジスト供給管12の後端部は、レジスト供給源1
3に接続されている。このレジスト供給源13は、例え
ば、レジストを貯留した耐圧密閉型の容器中に加圧され
た窒素ガスを供給することによりレジストを加圧し、こ
れによりレジストをレジスト供給管12を介してノズル
3方向に圧送するように構成されている。また、レジス
ト供給管12中には、開閉弁14が配設されている。
【0019】また、ノズル3における吐出口8の長手方
向に対する両端部付近、即ち、図3における左右端付近
には、ノズル3に付着したレジストを洗浄するための洗
浄液をノズル3に供給する一対の洗浄液供給管15が接
続されている。この一対の洗浄液供給管15の各先端部
は、液溜め部9の左右両端付近に接続することにより、
液溜め部9を介してスリット状の吐出口8と連通してい
る。また、洗浄液供給管15の後端部は、洗浄液供給源
16に接続されている。さらに、洗浄液供給管15中に
は、一対の開閉弁17が配設されている。
【0020】前記洗浄液としては、レジストを溶解可能
な溶剤が使用される。また、洗浄液の供給機構は、上述
したレジストの供給機構同様、窒素ガス等の不活性ガス
による圧送方式を採用することができる。なお、処理液
として、レジストではなく現像液を使用する場合等にお
いては、洗浄液としては例えば純水が使用される。この
場合、洗浄液供給管15を純水を一定圧力で吐出する純
水の供給源に直接接続することにより、純水をノズル3
に供給することができる。
【0021】上記の構成によりノズル3を洗浄する場合
には、開閉弁14を閉鎖してレジスト供給管12からの
レジストの供給を停止した状態で、開閉弁17を開放
し、洗浄液供給管15よりノズル3に洗浄液を供給す
る。洗浄液供給管15より供給された洗浄液は、液溜め
部9の左右両端よりノズル3内に進入し、液溜め部9を
介してスリット状の吐出口8からノズル3の外部に排出
される。これにより、ノズル3における液溜め部9や吐
出口8が洗浄される。特に、この実施の形態において
は、ノズル3の長手方向の両端部より洗浄液を供給して
いることから、洗浄液は、図3における左右方向に延び
る液溜め部9および吐出口8の全域に均一に行き渡り、
液溜め部9および吐出口8の全体を十分に洗浄すること
ができる。
【0022】なお、図3に示す実施の形態においては、
一対の洗浄液供給管15をノズル3の両端部付近に接続
した場合について説明したが、図4に示すように洗浄液
供給管15をノズル3の略中央付近に接続するようにし
てもよい。この場合においては、図3に示す実施形態に
比べて、ノズル3における両端部付近の洗浄が不十分と
なりやすいが、ノズル3の略中央部付近に供給された洗
浄液は、液溜め部8の作用によりノズル3の長手方向に
均一に拡散され、スリット状の吐出口8全域から均一に
吐出されることから、吐出口8の長手方向の長さが比較
的小さい場合等においては、このような構成によって
も、液溜め部9および吐出口8の全体を十分に洗浄する
ことができる。
【0023】次に、ノズル3の他の洗浄機構の実施形態
について説明する。図5は、他の実施形態に係るノズル
3およびその洗浄機構の構成を示す模式図である。この
実施形態においては、ノズル3に乾燥用のガスを供給す
るためのガス供給管22をさらに付設した点が図3に示
す第1の実施形態と異なる。なお、図3に示す第1の実
施形態と同一の部材については同一の符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0024】ノズル3の上方には、第1実施形態と同
様、レジスト供給管12が接続されており、このレジス
ト供給管12の先端部は、前述した液溜め部9を介し
て、図5における左右方向に延びるスリット状の吐出口
8と連通している。また、ノズル3における吐出口8の
長手方向に対する両端部付近、即ち、図5における左右
端付近には、ノズル3に付着したレジストを洗浄する洗
浄液をノズル3に供給する一対の洗浄液供給管15が接
続されている。この一対の洗浄液供給管15の各先端部
は、液溜め部9の左右両端付近に接続することにより、
液溜め部9を介してスリット状の吐出口8と連通してい
る。さらに、この一対の洗浄液供給管15には、一対の
ガス供給管22が連結されている。
【0025】この一対のガス供給管22の各先端部は、
洗浄液供給管15の各先端部と互いに連結することによ
り、液溜め部9の左右両端付近に接続し、液溜め部9を
介してスリット状の吐出口8と連通している。また、ガ
ス供給管22の後端部は、乾燥用のガスの供給源23に
接続されている。さらに、ガス供給管22中には、一対
の開閉弁24が配設されている。
【0026】前記乾燥用のガスとしては、窒素ガス等の
不活性ガスが使用される。但し、常温あるいは加熱され
た清浄な空気等を使用することも可能である。
【0027】上記の構成によりノズル3を洗浄する場合
には、開閉弁14を閉鎖してレジスト供給管12からの
レジストの供給を停止した状態で、開閉弁17を開放
し、洗浄液供給管15よりノズル3に洗浄液を供給す
る。洗浄液供給管15より供給された洗浄液は、液溜め
部9の左右両端よりノズル3内に進入し、液溜め部9を
介してスリット状の吐出口8からノズル3の外部に排出
される。これにより、ノズル3における液溜め部9や吐
出口8が洗浄される。特に、この実施の形態において
は、図3に示す実施形態同様、ノズル3の長手方向の両
端部より洗浄液を供給していることから、洗浄液は図3
における左右方向に延びる液溜め部9および吐出口8の
全域に均一に行き渡り、液溜め部9および吐出口8の全
体を十分に洗浄することができる。
【0028】洗浄液によるノズル3の洗浄が終了すれ
ば、開閉弁17を閉鎖して洗浄液供給管15よりの洗浄
液の供給を停止する。そして、開閉弁24を開放するこ
とにより、ガス供給管22よりノズル3にガスを供給す
る。ガス供給管22より供給されたガスは、液溜め部9
の左右両端よりノズル3内に進入し、液溜め部9を介し
てスリット状の吐出口8からノズル3の外部に排出され
る。これにより、ノズル3における液溜め部9や吐出口
8に残存する洗浄液の乾燥が促進され、洗浄液が除去さ
れる。特に、この実施の形態においては、ノズル3の長
手方向の両端部よりガスを供給していることから、この
ガスは図5における左右方向に延びる液溜め部9および
吐出口8の全域に均一に行き渡り、液溜め部9および吐
出口8の全体を十分に乾燥することができる。
【0029】次に、ノズル3の洗浄機構のさらに他の実
施形態について説明する。図6は、他の実施形態に係る
ノズル3およびその洗浄機構の構成を示す模式図であ
る。この実施形態においては、レジストと洗浄液とガス
とを、ノズル3に穿設した単一の連通孔28を介してノ
ズル3に供給する点が図5に示す実施形態と異なる。な
お、図5に示す実施形態と同一の部材については同一の
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0030】即ち、このノズル3の上方には、単一の連
通孔28が穿設されており、この連通孔28は液溜め部
9を介して吐出口8と連通している。そして、この吐出
口28は、レジスト供給管12、洗浄液供給管15、お
よびガス供給管22により、開閉弁14、17、24を
介して、各々レジスト供給源13、洗浄液供給源16お
よびガス供給源23と接続されている。
【0031】上記の構成によりノズル3を洗浄する場合
には、図5に示す実施形態と同様、開閉弁14を閉鎖し
てレジスト供給管12からのレジストの供給を停止した
状態で、開閉弁17を開放し、洗浄液供給管15よりノ
ズル3に洗浄液を供給する。洗浄液供給管15より供給
された洗浄液は、連通孔28よりノズル3内に進入し、
液溜め部9を介してスリット状の吐出口8からノズル3
の外部に排出される。これにより、ノズル3における液
溜め部9や吐出口8が洗浄される。
【0032】洗浄液によるノズル3の洗浄が終了すれ
ば、開閉弁17を閉鎖して洗浄液供給管15よりの洗浄
液の供給を停止する。そして、開閉弁24を開放するこ
とにより、ガス供給管22よりノズル3にガスを供給す
る。ガス供給管22より供給されたガスは、連通孔28
よりノズル3内に進入し、液溜め部9を介してスリット
状の吐出口8からノズル3の外部に排出される。これに
より、ノズル3における液溜め部9や吐出口8に残存す
る洗浄液の乾燥が促進され、洗浄液が除去される。
【0033】この実施形態においては、単一の連通孔2
8を介して洗浄液およびガスとレジストとを供給してい
ることから、ノズル3内のレジストの流れと同様の流れ
に沿って洗浄液およびガスが流れる。したがって、ノズ
ル3におけるレジストの通過領域全域を洗浄、乾燥する
ことができる。また、ノズル3に複数の連通孔を穿設す
る必要がなくなるので、ノズル3の構造を簡易なものと
することができる。
【0034】なお、この実施形態においても、図5に示
す実施形態に比べて、ノズル3における両端部付近の洗
浄が不十分となりやすいが、ノズル3の略中央部付近に
供給された洗浄液やガスは、液溜め部8の作用によりノ
ズル3の長手方向に均一に拡散され、スリット状の吐出
口8全域から均一に吐出されることから、吐出口8の長
手方向の長さが比較的小さい場合等においては、このよ
うな構成によっても、液溜め部9および吐出口8の全体
を十分に洗浄、乾燥することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、洗浄液
供給手段から供給される洗浄液により、ノズル部に付着
した処理液を洗浄することができる。このため、ノズル
部に処理液が乾燥、固化して付着した場合や基板に塗布
する処理液の種類を変更する場合に、洗浄液供給手段か
ら供給される洗浄液によってノズル部を洗浄することに
より、処理後の基板に付着する虞のあるパーティクルが
発生したりノズル部の吐出口から吐出される処理液が不
均一になること、また、処理液の種類の変更時における
処理液の混合等を有効に防止することができる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、洗浄液供
給手段は、ノズル部における吐出口の長手方向に対する
両端部付近に各々接続されることにより吐出口と連通す
る2本の洗浄液供給管を備えているため、2本の洗浄液
供給管から供給された洗浄液は、スリット状の吐出口全
域に均一に行き渡り、その全体を十分に洗浄することが
できる。
【0037】請求項3に記載の発明のよれば、ノズル部
には吐出口と連通する連通孔が穿設されており、処理液
供給手段と洗浄液供給手段とは、連通孔を介して処理液
と洗浄液とをノズル部に供給するため、ノズル部内の処
理液の流れと同様の流れに沿って洗浄液が流れることか
ら、ノズル部における処理液の通過領域全域を洗浄する
ことができる。また、ノズル部に処理液と洗浄液とを供
給するための複数の連通孔を穿設する必要がなくなるの
で、ノズル部の構造を簡易なものとすることができる。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、ノズル部
に気体を供給するための気体供給手段をさらに備えてい
ることから、洗浄液によるノズル部の洗浄後にノズル部
に気体を供給することにより、ノズル部に残存する洗浄
液の乾燥が促進され、洗浄液が除去される。
【0039】請求項5に記載の発明によれば、処理液を
均一に供給可能な液溜め部を有するノズル部を採用した
場合において、処理液が特に残存しやすい液溜め部を有
効に洗浄することが可能となる。また、ノズル部供給さ
れた洗浄液は、液溜め部の作用によりノズル部内に均一
に拡散され、スリット状の吐出口全域から均一に吐出さ
れることから、スリット状の吐出口の全体を十分に洗浄
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る処理液塗布装置の模式図であ
る。
【図2】ノズル部の断面図である。
【図3】第1実施形態に係るノズル3をその洗浄機構と
ともに示す模式図である。
【図4】他の実施形態に係るノズル3をその洗浄機構と
ともに示す模式図である。
【図5】他の実施形態に係るノズル3をその洗浄機構と
ともに示す模式図である。
【図6】他の実施形態に係るノズル3をその洗浄機構と
ともに示す模式図である。
【符号の説明】
1 基板 2 基板保持部 3 ノズル 4 モータ機構 5 支持アーム 6 移動フレーム 8 吐出口 9 液溜め部 12 レジスト供給管 13 レジスト供給源 14 開閉弁 15 洗浄液供給管 16 洗浄液供給源 17 開閉弁 22 ガス供給管 23 ガス供給源 24 開閉弁 28 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 564D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に処理液を塗布する処理液塗
    布装置において、 基板を保持する保持手段と、 スリット状の吐出口を有し、当該吐出口から前記保持手
    段に保持された基板の表面に向けて処理液を吐出するノ
    ズル部と、 前記ノズル部に処理液を供給する処理液供給手段と、 前記保持手段により保持された基板の表面と平行な平面
    内において、前記ノズル部を前記基板に対して相対的に
    移動させる移動手段と、 前記ノズル部に付着した処理液を洗浄する洗浄液を前記
    ノズル部に供給する洗浄液供給手段と、 を備えたことを特徴とする処理液塗布装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理液塗布装置におい
    て、 前記洗浄液供給手段は、前記ノズル部における前記吐出
    口の長手方向に対する両端部付近に各々接続されること
    により前記吐出口と連通する2本の洗浄液供給管を備え
    た処理液塗布装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の処理液塗布装置におい
    て、 前記ノズル部には前記吐出口と連通する連通孔が穿設さ
    れており、前記処理液供給手段と前記洗浄液供給手段と
    は、前記連通孔を介して処理液と洗浄液とを前記ノズル
    部に供給する処理液塗布装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれかに記載の処理液
    塗布装置において、 前記ノズル部に気体を供給する気体供給手段をさらに備
    えた処理液塗布装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれかに記載の処理液
    塗布装置において、 前記処理液供給手段は前記ノズル部に接続された処理液
    供給管を備え、前記ノズル部は前記吐出口と前記処理液
    供給管とに連通する処理液の液溜め部を有する処理液塗
    布装置。
JP12659396A 1996-04-22 1996-04-22 処理液塗布装置 Abandoned JPH09289161A (ja)

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JP12659396A JPH09289161A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 処理液塗布装置

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