JPH07326359A - 鉛蓄電池用極板 - Google Patents
鉛蓄電池用極板Info
- Publication number
- JPH07326359A JPH07326359A JP6120216A JP12021694A JPH07326359A JP H07326359 A JPH07326359 A JP H07326359A JP 6120216 A JP6120216 A JP 6120216A JP 12021694 A JP12021694 A JP 12021694A JP H07326359 A JPH07326359 A JP H07326359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode plate
- plate
- lead
- lug section
- comb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極板群製造工程において、極板の耳部と当て
金及び金櫛を組み合わせる時、耳部の曲がり変形に起因
して櫛のスリット面で耳部が切断又はねじれ等の不良が
発生しない鉛蓄電池用極板を提供する。 【構成】 極板の耳部１と格子枠骨との境界部分から耳
部の長さ方向に沿ってリブ４を設け、その後の極板群製
造工程に至るまでの多くの工程で受ける曲がり変形圧力
に耐えられる構造とするとともに、極板群製造工程で、
極板の耳部と当て金及び金櫛を組み合わせる時、櫛のス
リット面で耳部が切断又はねじれ変形等を生じなくし
た。
金及び金櫛を組み合わせる時、耳部の曲がり変形に起因
して櫛のスリット面で耳部が切断又はねじれ等の不良が
発生しない鉛蓄電池用極板を提供する。 【構成】 極板の耳部１と格子枠骨との境界部分から耳
部の長さ方向に沿ってリブ４を設け、その後の極板群製
造工程に至るまでの多くの工程で受ける曲がり変形圧力
に耐えられる構造とするとともに、極板群製造工程で、
極板の耳部と当て金及び金櫛を組み合わせる時、櫛のス
リット面で耳部が切断又はねじれ変形等を生じなくし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、極板群を製造する上で
の欠点を補う鉛蓄電池用極板、とくにその耳部の改良に
関するものである。
の欠点を補う鉛蓄電池用極板、とくにその耳部の改良に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、鉛蓄電池は自動車用電源、コンピ
ュータバックアップ電源、大型施設の非常用電源とし
て、容量的に小さなものから大きなものまで幅広く製造
されている。
ュータバックアップ電源、大型施設の非常用電源とし
て、容量的に小さなものから大きなものまで幅広く製造
されている。
【０００３】以下、従来の鉛蓄電池用極板について説明
する。図５は従来の鉛蓄電池用極板の正面図を示すもの
であり、図６は図５に示した極板の斜視図である。これ
ら両図において、１は格子枠骨と一体に設けた耳部、２
は格子骨、３はペースト状の活物質である。この例では
エキスパンド格子を用いた極板を示す。以上のように構
成された鉛蓄電池用極板について、以下その動作につい
て説明する。
する。図５は従来の鉛蓄電池用極板の正面図を示すもの
であり、図６は図５に示した極板の斜視図である。これ
ら両図において、１は格子枠骨と一体に設けた耳部、２
は格子骨、３はペースト状の活物質である。この例では
エキスパンド格子を用いた極板を示す。以上のように構
成された鉛蓄電池用極板について、以下その動作につい
て説明する。
【０００４】一般に、鉛蓄電池用極板は、その複数枚を
図８に示すような極板群の形状にまとめ、正極及び負極
一対にして電槽に収納し、セル間を接続することで電池
を構成している。
図８に示すような極板群の形状にまとめ、正極及び負極
一対にして電槽に収納し、セル間を接続することで電池
を構成している。
【０００５】極板群の製造方法は、通常は図７に示すよ
うに、複数枚の極板の耳部１に当て金５及びストラップ
形成用の金櫛６を組合せ、耳部１をとり囲むようにスト
ラップダム７を形成し、ここに鉛を足しながらガスバー
ナ等で、耳部１を溶かしてストラップ８を構成してい
る。
うに、複数枚の極板の耳部１に当て金５及びストラップ
形成用の金櫛６を組合せ、耳部１をとり囲むようにスト
ラップダム７を形成し、ここに鉛を足しながらガスバー
ナ等で、耳部１を溶かしてストラップ８を構成してい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、耳部１と当て金５及び櫛６を組合せ時、
耳部が図３に示すいずれかのように曲がっていると、そ
の曲がった耳部が櫛６の所定のスリット部に挿入できな
くて切断されたり、ねじれたりすることがある。この原
因は、極板製造時耳部が薄く、かつ細長いためペースト
充填や切断等に伴って強度不足から生じる曲がり変形で
ある。
来の構成では、耳部１と当て金５及び櫛６を組合せ時、
耳部が図３に示すいずれかのように曲がっていると、そ
の曲がった耳部が櫛６の所定のスリット部に挿入できな
くて切断されたり、ねじれたりすることがある。この原
因は、極板製造時耳部が薄く、かつ細長いためペースト
充填や切断等に伴って強度不足から生じる曲がり変形で
ある。
【０００７】本発明はこのような問題点を解決するた
め、耳部の機械的強度を向上した極板を提供することを
目的とする。
め、耳部の機械的強度を向上した極板を提供することを
目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の鉛蓄電池用極板は、耳部にリブを設けて補強
を図ったものであり、リブは耳部と格子枠骨の境界部分
から耳部の長さ方向に沿って設けたものである。
に本発明の鉛蓄電池用極板は、耳部にリブを設けて補強
を図ったものであり、リブは耳部と格子枠骨の境界部分
から耳部の長さ方向に沿って設けたものである。
【０００９】
【作用】このような構造とすることによって、耳部の機
械的強度が飛躍的に向上し、極板製造時の変形圧力に耐
えて曲がりをなくすか、あるいは少なくすることができ
る。また、図７のように耳部１と当て金５及び櫛６を組
合せる時、櫛６のスリット部への挿入圧力に対して耐え
うる強度も向上し、耳部の切断やねじれを少なくするこ
とができる。
械的強度が飛躍的に向上し、極板製造時の変形圧力に耐
えて曲がりをなくすか、あるいは少なくすることができ
る。また、図７のように耳部１と当て金５及び櫛６を組
合せる時、櫛６のスリット部への挿入圧力に対して耐え
うる強度も向上し、耳部の切断やねじれを少なくするこ
とができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１１】図１（イ）（ロ）は本発明の実施例におけ
る鉛蓄電池用極板の正面図および側面図を示すものであ
り、図２は同極板の斜視図である。図において１は耳
部、２は格子骨、３は活物質、４は耳部１にその長さ方
向に沿って形成したリブである。この例はエキスパンド
格子を用いた極板を示す。
る鉛蓄電池用極板の正面図および側面図を示すものであ
り、図２は同極板の斜視図である。図において１は耳
部、２は格子骨、３は活物質、４は耳部１にその長さ方
向に沿って形成したリブである。この例はエキスパンド
格子を用いた極板を示す。
【００１２】リブ４は図４（イ）に示すように耳部１の
枠骨とのつけ根（境界）部分から長さＡ、幅Ｂで１本設
けるか、あるいは同（ロ）に示すように幅をＢのほぼ半
分として平行な４ａ、４ｂ２本を長さＡだけ設けてもよ
い。
枠骨とのつけ根（境界）部分から長さＡ、幅Ｂで１本設
けるか、あるいは同（ロ）に示すように幅をＢのほぼ半
分として平行な４ａ、４ｂ２本を長さＡだけ設けてもよ
い。
【００１３】本実施例のエキスパンド極板は、通常図９
及び図１０に示す方法によって製造される。すなわち帯
状の極板原反９は、一対の送りロール１０で矢印方向に
ピッチ送りされ、送りの都度、上金型１１、下金型１２
及び切断刃１３が上下に動いて、まず中央の無地部（ペ
ースト非充填部）でのリブ加工Ｘ、耳部成形加工Ｙ及び
所定寸法への単板化切断Ｚが行われる。両図において右
端が切断された極板を示す。
及び図１０に示す方法によって製造される。すなわち帯
状の極板原反９は、一対の送りロール１０で矢印方向に
ピッチ送りされ、送りの都度、上金型１１、下金型１２
及び切断刃１３が上下に動いて、まず中央の無地部（ペ
ースト非充填部）でのリブ加工Ｘ、耳部成形加工Ｙ及び
所定寸法への単板化切断Ｚが行われる。両図において右
端が切断された極板を示す。
【００１４】このように製造された極板は、その後多く
の工程を経過して組立工程の極板群製造に至る。この
間、極板は様々な圧力を突出した耳部に受けるが、リブ
加工によって機械強度を増した耳部は、その曲がり変形
を最小限に押さえることができる。
の工程を経過して組立工程の極板群製造に至る。この
間、極板は様々な圧力を突出した耳部に受けるが、リブ
加工によって機械強度を増した耳部は、その曲がり変形
を最小限に押さえることができる。
【００１５】また、図７に示すように極板群製造工程に
おいて、複数の耳部と当て金５及び金櫛６を組合せる時
でも、従来に比べ耳部１が曲がっていないので、スムー
ズに櫛のスリット部に耳部１をセットすることができ
る。また、仮に耳部に多少の曲がりがあっても、リブ加
工によって耳部の枠骨との境界部分（スリット部との対
応部分）の強度が著しく向上したため、櫛６のスリット
部側面との挿入抵抗に耐え、耳部１の切断やねじれを生
じることなくスリット部へセットすることができる。
おいて、複数の耳部と当て金５及び金櫛６を組合せる時
でも、従来に比べ耳部１が曲がっていないので、スムー
ズに櫛のスリット部に耳部１をセットすることができ
る。また、仮に耳部に多少の曲がりがあっても、リブ加
工によって耳部の枠骨との境界部分（スリット部との対
応部分）の強度が著しく向上したため、櫛６のスリット
部側面との挿入抵抗に耐え、耳部１の切断やねじれを生
じることなくスリット部へセットすることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、耳部にリブを設
けることにより、極板群製造工程において、耳部の切断
やねじれ等に起因した不良トラブルを少なくできる効果
がある。またこのような不良トラブルの解除にあたって
は、作業者の人手を多く要するので、自動式極板群製造
装置において本発明の極板を用いることの効果は極めて
大である。
けることにより、極板群製造工程において、耳部の切断
やねじれ等に起因した不良トラブルを少なくできる効果
がある。またこのような不良トラブルの解除にあたって
は、作業者の人手を多く要するので、自動式極板群製造
装置において本発明の極板を用いることの効果は極めて
大である。
【図１】（イ） 本発明の実施例における鉛蓄電池用極
板の正面図 （ロ） 同側面図
板の正面図 （ロ） 同側面図
【図２】同極板の斜視図
【図３】従来の製造工法で作られた極板の耳部の曲がり
の例を示す図
の例を示す図
【図４】（イ） 本発明のリブの形成例を示す図 （ロ） 同別なリブの形成例を示す図
【図５】従来の極板の正面図
【図６】同極板の斜視図
【図７】極板群製造工程における極板の耳部と当て金及
び金櫛の組合せを示す斜視図
び金櫛の組合せを示す斜視図
【図８】形成した極板群の斜視図
【図９】極板製造工程における極板原反にリブと耳部を
形成する平面図
形成する平面図
【図１０】同製造工程における側面図
１ 耳部 ２ 格子骨 ３ 活物質 ４ リブ ５ 当て金 ６ 金櫛 ７ ストラップダム ８ ストラップ ９ 極板原反 １０ 送りロール １１ リブ加工用及び耳部成形用上金型 １２ 下金型 １３ 単板切断刃
Claims (2)
- 【請求項１】極板の耳部に、リブを設けたことを特徴と
する鉛蓄電池用極板。 - 【請求項２】リブは、耳部と格子枠骨との境界部分から
耳部の長さ方向に沿って設けられている請求項１記載の
鉛蓄電池用極板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6120216A JPH07326359A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | 鉛蓄電池用極板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6120216A JPH07326359A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | 鉛蓄電池用極板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07326359A true JPH07326359A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14780771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6120216A Pending JPH07326359A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | 鉛蓄電池用極板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07326359A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2429019A1 (en) | 2010-09-13 | 2012-03-14 | Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. | Lead-acid battery and method for manufacturing current collector for lead-acid battery |
| CN103367788A (zh) * | 2013-07-10 | 2013-10-23 | 天能集团江苏特种电源有限公司 | 一种铸焊蓄电池折极耳装置 |
| WO2017152575A1 (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 二次电池极耳及二次电池 |
| JP2022096396A (ja) * | 2020-12-17 | 2022-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 二次電池用電極 |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP6120216A patent/JPH07326359A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2429019A1 (en) | 2010-09-13 | 2012-03-14 | Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. | Lead-acid battery and method for manufacturing current collector for lead-acid battery |
| CN102403540A (zh) * | 2010-09-13 | 2012-04-04 | 新神户电机株式会社 | 铅蓄电池及铅蓄电池用集电体的制造方法 |
| JP2012084500A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-04-26 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池及び鉛蓄電池用集電体の製造法 |
| US8999572B2 (en) | 2010-09-13 | 2015-04-07 | Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. | Lead-acid battery and method for manufacturing current collector for lead-acid battery |
| US9385378B2 (en) | 2010-09-13 | 2016-07-05 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Method for manufacturing lead-acid battery |
| CN103367788A (zh) * | 2013-07-10 | 2013-10-23 | 天能集团江苏特种电源有限公司 | 一种铸焊蓄电池折极耳装置 |
| WO2017152575A1 (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 二次电池极耳及二次电池 |
| JP2022096396A (ja) * | 2020-12-17 | 2022-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 二次電池用電極 |
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