JPH11195411A - バッテリーパックのタブ製造方法 - Google Patents
バッテリーパックのタブ製造方法Info
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- JPH11195411A JPH11195411A JP9368742A JP36874297A JPH11195411A JP H11195411 A JPH11195411 A JP H11195411A JP 9368742 A JP9368742 A JP 9368742A JP 36874297 A JP36874297 A JP 36874297A JP H11195411 A JPH11195411 A JP H11195411A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- tab
- cells
- plate material
- battery pack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品を加工する金属板材の無駄を大幅に低減
できるとともにタブ製品の低コストが可能になり、セル
の本数に応じてタブの長さが異なっても一種類の小型な
金型でタブ製品を加工することができ、併せてダボの検
査、管理を容易にする。 【解決手段】 セルの正極または負極に対応する所定幅
の連続する金属板材１１を用意し、この金属板材１１に
パイロット孔１２、スリット１３及びセル接続用ダボ１
４を順次形成しておき、列方向のセル数に対応する数の
ダボ１４の数を確保した長さに金属板材１１を切断する
ことにより、セル数に対応した長さのタブを形成する。
できるとともにタブ製品の低コストが可能になり、セル
の本数に応じてタブの長さが異なっても一種類の小型な
金型でタブ製品を加工することができ、併せてダボの検
査、管理を容易にする。 【解決手段】 セルの正極または負極に対応する所定幅
の連続する金属板材１１を用意し、この金属板材１１に
パイロット孔１２、スリット１３及びセル接続用ダボ１
４を順次形成しておき、列方向のセル数に対応する数の
ダボ１４の数を確保した長さに金属板材１１を切断する
ことにより、セル数に対応した長さのタブを形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーパック
を構成する複数のセル間を接続するためのタブの製造方
法に関するものである。
を構成する複数のセル間を接続するためのタブの製造方
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ビデオカメラ等の携帯用電気機器には充
電が可能なバッテリーが使用される。この種のバッテリ
ーは、リチウムイオンやニカド電池等の単体構造のセル
を複数本（４本または６本以上）互いに近接した状態で
２列に並べて組み合わせるとともに、各列のセルの両端
に正極または負極同士を並列に接続するタブを溶接によ
り固着し、このセルをケース内に収納して一体化するこ
とにより、電気機器の使用電力量に適合した容量のバッ
テリーパックを構成するようになっている。
電が可能なバッテリーが使用される。この種のバッテリ
ーは、リチウムイオンやニカド電池等の単体構造のセル
を複数本（４本または６本以上）互いに近接した状態で
２列に並べて組み合わせるとともに、各列のセルの両端
に正極または負極同士を並列に接続するタブを溶接によ
り固着し、このセルをケース内に収納して一体化するこ
とにより、電気機器の使用電力量に適合した容量のバッ
テリーパックを構成するようになっている。
【０００３】このようなバッテリーパックに使用される
従来のタブについて、図５を参照して説明する。図５
は、６本のセルを互いに近接した状態で３本ずつ２列に
並べてバッテリーパックを構成する場合に使用されるタ
ブの例を示している。この図５において、５０はニッケ
ル等からなるリボン状の連続する金属板材であり、この
金属板材５０の幅は、６本のセルを互いに近接した状態
で３本ずつ２列に並べた時に、各列のセルの正極または
負極同士を接続するタブが同時に打ち抜き加工するのに
十分な幅を有している。この金属板材５０の幅方向の両
端には、列方向のセルの配列間隔に一致するピッチの板
材送り用パイロット孔５１が金属板材５０の長手方向に
形成されており、さらに、金属板材５０には、パイロッ
ト孔５１に対応してセル３本分に相当する長さ及び形状
のタブ５２が幅方向で２個取りできるように分離用の外
形スリットパターン５３がプレス加工により形成され、
このタブ２個取りの分離用の外形スリットパターン５３
は、金属板材５０の長手方向にパイロット孔５１に合わ
せて一定の間隔で形成されている。また、各タブ５２に
は、タブを各列のセルの正極または負極に接続する溶接
するための４個のダボ５４がパイロット孔５１に対応し
てプレス加工により形成されており、さらに、ダボ５４
の形成箇所には、ダボ５４を幅方向に分離するスリット
５５がタブ５２の長手方向に形成されている。
従来のタブについて、図５を参照して説明する。図５
は、６本のセルを互いに近接した状態で３本ずつ２列に
並べてバッテリーパックを構成する場合に使用されるタ
ブの例を示している。この図５において、５０はニッケ
ル等からなるリボン状の連続する金属板材であり、この
金属板材５０の幅は、６本のセルを互いに近接した状態
で３本ずつ２列に並べた時に、各列のセルの正極または
負極同士を接続するタブが同時に打ち抜き加工するのに
十分な幅を有している。この金属板材５０の幅方向の両
端には、列方向のセルの配列間隔に一致するピッチの板
材送り用パイロット孔５１が金属板材５０の長手方向に
形成されており、さらに、金属板材５０には、パイロッ
ト孔５１に対応してセル３本分に相当する長さ及び形状
のタブ５２が幅方向で２個取りできるように分離用の外
形スリットパターン５３がプレス加工により形成され、
このタブ２個取りの分離用の外形スリットパターン５３
は、金属板材５０の長手方向にパイロット孔５１に合わ
せて一定の間隔で形成されている。また、各タブ５２に
は、タブを各列のセルの正極または負極に接続する溶接
するための４個のダボ５４がパイロット孔５１に対応し
てプレス加工により形成されており、さらに、ダボ５４
の形成箇所には、ダボ５４を幅方向に分離するスリット
５５がタブ５２の長手方向に形成されている。
【０００４】このようにタブを加工した金属板材５０は
ロール状に巻回されてバッテリーパックの組み立て工程
にセットされ、そして、セルへのタブの溶接工程におい
て、タブ５２を金属板材５０から切り離して溶接工程に
搬入し、タブのダボ部分をセルの所定の箇所に溶接する
ようにしている。
ロール状に巻回されてバッテリーパックの組み立て工程
にセットされ、そして、セルへのタブの溶接工程におい
て、タブ５２を金属板材５０から切り離して溶接工程に
搬入し、タブのダボ部分をセルの所定の箇所に溶接する
ようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のバッテリーパックに使用されるタブでは、
図５から明らかなように、セルの列方向の本数に相当す
る長さ及び形状のタブが幅方向で２個取りする方式にな
っているため、タブの打ち抜き加工に要する金属板材に
比較的大きい幅の材料が必要になり、しかも、金属板材
の幅方向に並ぶタブ間を分離するためのスリットを形成
する領域が余分に必要となる。その結果、タブ２個取り
の分離用の外形スリットパターン形成領域に加えて、製
品であるタブを抜き取った後の廃材となる部分は、図５
の薄墨を施した部分となって、廃材となる面積が大きく
なり、製品コストを上昇させてしまう。特に、タブには
鉄などに比べて価格の高いニッケル材が使用されるた
め、製品コストを更に上昇させてしまうという問題があ
る。また、タブをセルに溶接するためのダボの形状は比
較的高精度に加工する必要があるため、その加工精度を
常にチェックする必要がある。しかし、図５に示す場
合、ダボの数は２４個あるため、各ダボの検査が面倒に
なり、手数がかかるという問題がある。さらに、バッテ
リーパックの機種の違いにより使用されるタブの形状及
び長さも異なってくるため、ダボの検査が面倒になり、
そして、それぞれに対応して金型も異なってくるほか、
金型が大型化するという問題があった。
ような従来のバッテリーパックに使用されるタブでは、
図５から明らかなように、セルの列方向の本数に相当す
る長さ及び形状のタブが幅方向で２個取りする方式にな
っているため、タブの打ち抜き加工に要する金属板材に
比較的大きい幅の材料が必要になり、しかも、金属板材
の幅方向に並ぶタブ間を分離するためのスリットを形成
する領域が余分に必要となる。その結果、タブ２個取り
の分離用の外形スリットパターン形成領域に加えて、製
品であるタブを抜き取った後の廃材となる部分は、図５
の薄墨を施した部分となって、廃材となる面積が大きく
なり、製品コストを上昇させてしまう。特に、タブには
鉄などに比べて価格の高いニッケル材が使用されるた
め、製品コストを更に上昇させてしまうという問題があ
る。また、タブをセルに溶接するためのダボの形状は比
較的高精度に加工する必要があるため、その加工精度を
常にチェックする必要がある。しかし、図５に示す場
合、ダボの数は２４個あるため、各ダボの検査が面倒に
なり、手数がかかるという問題がある。さらに、バッテ
リーパックの機種の違いにより使用されるタブの形状及
び長さも異なってくるため、ダボの検査が面倒になり、
そして、それぞれに対応して金型も異なってくるほか、
金型が大型化するという問題があった。
【０００６】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、製品を加工する金属板材の無駄を大幅に
低減できるとともにタブ製品の低コストが可能になり、
セルの本数に応じてタブの長さが異なっても一種類の小
型な金型でタブ製品を加工することができ、併せてダボ
の検査、管理を容易にしたバッテリーパックのタブ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
されたもので、製品を加工する金属板材の無駄を大幅に
低減できるとともにタブ製品の低コストが可能になり、
セルの本数に応じてタブの長さが異なっても一種類の小
型な金型でタブ製品を加工することができ、併せてダボ
の検査、管理を容易にしたバッテリーパックのタブ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、複数のセルを互いに近接した状態で複数
列に並べてバッテリーパックを構成し、前記各列のセル
の正極または負極同士を並列に接続するバッテリーパッ
クのタブ製造方法であって、所定幅の連続する金属板材
を有し、前記金属板材の幅方向の中央に、前記列方向の
セルの配列間隔に一致するピッチの板材送り用パイロッ
ト孔を前記金属板材の長手方向に形成し、前記各パイロ
ット孔間に位置する箇所にスリットを前記金属板材の長
手方向に沿って形成し、前記パイロット孔間の中間に位
置する箇所に、前記スリットを中心にして前記金属板材
の幅方向にセル接続用ダボを前記セルの配列間隔に一致
するピッチで形成し、前記列方向のセル数に対応する数
の前記ダボ数を確保した長さに前記金属板材を切断して
タブを形成することを特徴とする。本発明においては、
セルの正極または負極に対応する所定幅の連続する金属
板材を用意し、この金属板材にパイロット孔、スリット
及びセル接続用ダボを順次形成しておき、列方向のセル
数に対応する数のダボの数を確保した長さに金属板材を
切断することによりタブを形成する。よって、製品を加
工する金属板材の無駄を大幅に低減できるとともにタブ
製品の低コストが可能になり、セルの本数に応じてタブ
の長さが異なっても一種類の小型な金型でタブ製品を加
工することができ、併せてダボの検査、管理を容易にな
し得る。
めに本発明は、複数のセルを互いに近接した状態で複数
列に並べてバッテリーパックを構成し、前記各列のセル
の正極または負極同士を並列に接続するバッテリーパッ
クのタブ製造方法であって、所定幅の連続する金属板材
を有し、前記金属板材の幅方向の中央に、前記列方向の
セルの配列間隔に一致するピッチの板材送り用パイロッ
ト孔を前記金属板材の長手方向に形成し、前記各パイロ
ット孔間に位置する箇所にスリットを前記金属板材の長
手方向に沿って形成し、前記パイロット孔間の中間に位
置する箇所に、前記スリットを中心にして前記金属板材
の幅方向にセル接続用ダボを前記セルの配列間隔に一致
するピッチで形成し、前記列方向のセル数に対応する数
の前記ダボ数を確保した長さに前記金属板材を切断して
タブを形成することを特徴とする。本発明においては、
セルの正極または負極に対応する所定幅の連続する金属
板材を用意し、この金属板材にパイロット孔、スリット
及びセル接続用ダボを順次形成しておき、列方向のセル
数に対応する数のダボの数を確保した長さに金属板材を
切断することによりタブを形成する。よって、製品を加
工する金属板材の無駄を大幅に低減できるとともにタブ
製品の低コストが可能になり、セルの本数に応じてタブ
の長さが異なっても一種類の小型な金型でタブ製品を加
工することができ、併せてダボの検査、管理を容易にな
し得る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるバッテリー
パック用タブの製造方法の実施の形態について、図面を
参照して説明する。図１は本発明の実施の形態における
タブを加工した金属板材の一部の平面図、図２は本実施
の形態によるタブを利用してバッテリーパックを構成し
た時の平面図である。まず、図２について説明する。同
図は６本のセル２１を、その軸線を平行にして互いに近
接した状態で３本ずつ２列に並べることによりバッテリ
ーパックを構成する場合を示している。また、各列の隣
接するセル２１間にはセパレータ２２が介在され、さら
に、各列のセル２１の正極または負極同士は、列方向の
セル間に差し渡される長さの別々のタブ２３により互い
に並列に接続されている。このように組み立てられたバ
ッテリーパックは上ケース２４と下ケース２５内に収納
され、上ケース２４と下ケース２５の合わせ部分２６を
溶着することにより密封状態に封入する構造になってい
る。
パック用タブの製造方法の実施の形態について、図面を
参照して説明する。図１は本発明の実施の形態における
タブを加工した金属板材の一部の平面図、図２は本実施
の形態によるタブを利用してバッテリーパックを構成し
た時の平面図である。まず、図２について説明する。同
図は６本のセル２１を、その軸線を平行にして互いに近
接した状態で３本ずつ２列に並べることによりバッテリ
ーパックを構成する場合を示している。また、各列の隣
接するセル２１間にはセパレータ２２が介在され、さら
に、各列のセル２１の正極または負極同士は、列方向の
セル間に差し渡される長さの別々のタブ２３により互い
に並列に接続されている。このように組み立てられたバ
ッテリーパックは上ケース２４と下ケース２５内に収納
され、上ケース２４と下ケース２５の合わせ部分２６を
溶着することにより密封状態に封入する構造になってい
る。
【０００９】次に、上記のようなバッテリーパックのタ
ブを成形する場合について、図１及び図３、図４を参照
して説明する。図１において、バッテリーパック用のタ
ブは、セル２１の正極または負極に対応する所定幅の連
続するリボン状に截断されたニッケル等の金属板材１１
から成形される。
ブを成形する場合について、図１及び図３、図４を参照
して説明する。図１において、バッテリーパック用のタ
ブは、セル２１の正極または負極に対応する所定幅の連
続するリボン状に截断されたニッケル等の金属板材１１
から成形される。
【００１０】この金属板材１１からタブを形成するに際
しては、まず、金属板材１１の幅方向の中央に、図２に
示すように近接して列状に配列された列方向のセル２１
の配列間隔に一致するピッチＰ１の板材送り用パイロッ
ト孔１２を金属板材１１の長手方向にプレス金型を利用
して形成する。次いで、各パイロット孔１２間に位置す
る箇所にスリット１３を金属板材１１の長手方向に沿い
プレス金型を利用して形成する。なお、パイロット孔１
２とスリット１３は同一の金型によりプレス加工するこ
とが工程上望ましい。その後、パイロット孔１２間の中
間に位置する箇所に、スリット１３を中心にして金属板
材１１の幅方向にセル接続用ダボ１４をセルの配列間隔
に一致するピッチＰ２（Ｐ１＝Ｐ２）でプレス金型を利
用して形成する。このときのダボ１４の数は４個であ
る。次に、列方向のセル数に対応する数のダボ１４の数
を確保した長さに金属板材１１を切断することによりタ
ブを形成する。
しては、まず、金属板材１１の幅方向の中央に、図２に
示すように近接して列状に配列された列方向のセル２１
の配列間隔に一致するピッチＰ１の板材送り用パイロッ
ト孔１２を金属板材１１の長手方向にプレス金型を利用
して形成する。次いで、各パイロット孔１２間に位置す
る箇所にスリット１３を金属板材１１の長手方向に沿い
プレス金型を利用して形成する。なお、パイロット孔１
２とスリット１３は同一の金型によりプレス加工するこ
とが工程上望ましい。その後、パイロット孔１２間の中
間に位置する箇所に、スリット１３を中心にして金属板
材１１の幅方向にセル接続用ダボ１４をセルの配列間隔
に一致するピッチＰ２（Ｐ１＝Ｐ２）でプレス金型を利
用して形成する。このときのダボ１４の数は４個であ
る。次に、列方向のセル数に対応する数のダボ１４の数
を確保した長さに金属板材１１を切断することによりタ
ブを形成する。
【００１１】例えば、図２に示す３本のセル２１に対応
する長さのタブを図１に示す金属板材１１から切断する
場合は、図３に示すように、薄墨を施したパイロット孔
１２に位置する部分１６と、この部分１６の箇所から、
セル接続用ダボ１４が３個分離れた箇所において、金属
板材１１の幅方向の端からスリット１３の両端に臨む薄
墨を施した部分１７ａ、１７ｂをプレス金型により打ち
抜くことにより、３本のセル２１にまたがる長さのタブ
１５を形成することができる。
する長さのタブを図１に示す金属板材１１から切断する
場合は、図３に示すように、薄墨を施したパイロット孔
１２に位置する部分１６と、この部分１６の箇所から、
セル接続用ダボ１４が３個分離れた箇所において、金属
板材１１の幅方向の端からスリット１３の両端に臨む薄
墨を施した部分１７ａ、１７ｂをプレス金型により打ち
抜くことにより、３本のセル２１にまたがる長さのタブ
１５を形成することができる。
【００１２】また、列方向が２本のセル２１に対応する
長さのタブを図１に示す金属板材１１から切断する場合
は、図４に示すように、薄墨を施したパイロット孔１２
に位置する部分１６と、この部分１６の箇所から、セル
接続用ダボ１４が２個分離れた箇所において、金属板材
１１の幅方向の端からスリット１３の両端に臨む薄墨を
施した部分１８ａ、１８ｂをプレス金型により打ち抜く
ことにより、２本のセル２１にまたがる長さのタブ１９
を形成することができる。
長さのタブを図１に示す金属板材１１から切断する場合
は、図４に示すように、薄墨を施したパイロット孔１２
に位置する部分１６と、この部分１６の箇所から、セル
接続用ダボ１４が２個分離れた箇所において、金属板材
１１の幅方向の端からスリット１３の両端に臨む薄墨を
施した部分１８ａ、１８ｂをプレス金型により打ち抜く
ことにより、２本のセル２１にまたがる長さのタブ１９
を形成することができる。
【００１３】上記のように本発明の実施の形態によれ
ば、セル２１の正極または負極に対応する所定幅の連続
する金属板材１１を用意し、この金属板材１１にパイロ
ット孔１２、スリット１３及びセル接続用ダボ１４を順
次形成しておき、列方向のセル数に対応する数のダボ１
４の数を確保した長さに金属板材１１を切断することに
より、列方向が３個のセルまたは２個のセル等の長さに
対応するタブを形成する構成にしたので、金属板材１１
にパイロット孔１２、スリット１３及びセル接続用ダボ
１４を加工する金型が一種類のもので済み、これら金型
も小型にできる。また、１工程で金属板材１１に形成さ
れるセル接続用ダボ１４の数は４個であるため、加工後
のセル接続用ダボ１４の検査が容易となり、セル接続用
ダボ１４の管理の容易になる。さらに、本実施の形態に
よれば、セル２１の正極または負極に対応する所定幅の
連続する金属板材１１を用いることにより、セル接続用
ダボ１４の製品取りを行った後の廃材は、図３及び図４
において薄墨を施した部分のみとなり、金属板材を有効
に利用できるほか、資源の保護に有利となり、製品コス
トを低減することができる。
ば、セル２１の正極または負極に対応する所定幅の連続
する金属板材１１を用意し、この金属板材１１にパイロ
ット孔１２、スリット１３及びセル接続用ダボ１４を順
次形成しておき、列方向のセル数に対応する数のダボ１
４の数を確保した長さに金属板材１１を切断することに
より、列方向が３個のセルまたは２個のセル等の長さに
対応するタブを形成する構成にしたので、金属板材１１
にパイロット孔１２、スリット１３及びセル接続用ダボ
１４を加工する金型が一種類のもので済み、これら金型
も小型にできる。また、１工程で金属板材１１に形成さ
れるセル接続用ダボ１４の数は４個であるため、加工後
のセル接続用ダボ１４の検査が容易となり、セル接続用
ダボ１４の管理の容易になる。さらに、本実施の形態に
よれば、セル２１の正極または負極に対応する所定幅の
連続する金属板材１１を用いることにより、セル接続用
ダボ１４の製品取りを行った後の廃材は、図３及び図４
において薄墨を施した部分のみとなり、金属板材を有効
に利用できるほか、資源の保護に有利となり、製品コス
トを低減することができる。
【００１４】なお、上記の実施の形態では、列方向が３
個のセルまたは２個のセルに対応する長さのタブを形成
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
ず、列方向のセル数が４個またはそれ以上のセル数のバ
ッテリーパックのタブにおいても、図１に示す金属板材
を利用して形成することができる。
個のセルまたは２個のセルに対応する長さのタブを形成
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
ず、列方向のセル数が４個またはそれ以上のセル数のバ
ッテリーパックのタブにおいても、図１に示す金属板材
を利用して形成することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、製
品を加工する金属板材の無駄を大幅に低減できるととも
にタブ製品の低コストが可能になり、セルの本数に応じ
てタブの長さが異なっても一種類の小型な金型でタブ製
品を加工することができ、併せてダボの検査、管理を容
易に行うことができる。
品を加工する金属板材の無駄を大幅に低減できるととも
にタブ製品の低コストが可能になり、セルの本数に応じ
てタブの長さが異なっても一種類の小型な金型でタブ製
品を加工することができ、併せてダボの検査、管理を容
易に行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態におけるタブを加工した金
属板材の一部の平面図である。
属板材の一部の平面図である。
【図２】本発明の実施の形態によるタブを利用してバッ
テリーパックを構成した時の平面図である。
テリーパックを構成した時の平面図である。
【図３】本発明の実施の形態において列方向が３個のセ
ルに対応する長さのタブを形成する場合を示す説明図で
ある。
ルに対応する長さのタブを形成する場合を示す説明図で
ある。
【図４】本発明の実施の形態において列方向が個のセル
に対応する長さのタブを形成する場合を示す説明図であ
る。
に対応する長さのタブを形成する場合を示す説明図であ
る。
【図５】従来におけるバッテリーパック用タブの説明用
平面図である。
平面図である。
１１……金属板材、１２……パイロット孔、１３……ス
リット、１４……セル接続用ダボ、１５、１９……タ
ブ、２１……セル。
リット、１４……セル接続用ダボ、１５、１９……タ
ブ、２１……セル。
Claims (3)
- 【請求項１】 複数のセルを互いに近接した状態で複数
列に並べてバッテリーパックを構成し、前記各列のセル
の正極または負極同士を並列に接続するバッテリーパッ
クのタブ製造方法であって、 所定幅の連続する金属板材を設け、 前記金属板材の幅方向の中央に、前記列方向のセルの配
列間隔に一致するピッチの板材送り用パイロット孔を前
記金属板材の長手方向に形成し、 前記各パイロット孔間に位置する箇所にスリットを前記
金属板材の長手方向に沿って形成し、 前記パイロット孔間の中間に位置する箇所に、前記スリ
ットを中心にして前記金属板材の幅方向にセル接続用ダ
ボを前記セルの配列間隔に一致するピッチで形成し、 前記列方向のセル数に対応する数の前記ダボ数を確保し
た長さに前記金属板材を切断してタブを形成する、 ことを特徴とするバッテリーパックのタブ製造方法。 - 【請求項２】 前記金属板材を切断する箇所は、前記パ
イロット孔の部分と前記金属板材の幅方向の端から前記
スリットの両端に臨む部分であることを特徴とする請求
項１記載のバッテリーパックのタブ製造方法。 - 【請求項３】 金属板材はニッケル材であることを特徴
とする請求項１記載のバッテリーパックのタブ製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368742A JPH11195411A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | バッテリーパックのタブ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368742A JPH11195411A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | バッテリーパックのタブ製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11195411A true JPH11195411A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18492633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9368742A Pending JPH11195411A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | バッテリーパックのタブ製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11195411A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006338964A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Sanyo Electric Co Ltd | スポット溶接用のリード板 |
| US20080286636A1 (en) * | 2007-05-16 | 2008-11-20 | Sony Corporation | Battery pack |
| JP2008287992A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Sony Corp | バッテリパック |
| US8361645B2 (en) | 2008-06-09 | 2013-01-29 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Protective circuit module and secondary battery having the same |
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| US8647764B2 (en) | 2007-05-16 | 2014-02-11 | Sony Corporation | Battery pack |
| US8691412B2 (en) | 2007-05-16 | 2014-04-08 | Sony Corporation | Battery pack |
| US11424514B2 (en) | 2017-12-08 | 2022-08-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery module having electrode tab with protrusion |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9368742A patent/JPH11195411A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006338964A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Sanyo Electric Co Ltd | スポット溶接用のリード板 |
| JP4675163B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2011-04-20 | 三洋電機株式会社 | スポット溶接用のパック電池に使用されるリード板 |
| US20080286636A1 (en) * | 2007-05-16 | 2008-11-20 | Sony Corporation | Battery pack |
| JP2008287992A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Sony Corp | バッテリパック |
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| US8614016B2 (en) | 2007-05-16 | 2013-12-24 | Sony Corporation | Battery pack having enhanced manufacturing efficiency |
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| US9105914B2 (en) * | 2007-05-16 | 2015-08-11 | Sony Corporation | Battery pack including electrode tabs with load absorbing parts |
| US8361645B2 (en) | 2008-06-09 | 2013-01-29 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Protective circuit module and secondary battery having the same |
| US11424514B2 (en) | 2017-12-08 | 2022-08-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery module having electrode tab with protrusion |
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