JPH07326337A - 化学電池 - Google Patents

化学電池

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JPH07326337A
JPH07326337A JP6138256A JP13825694A JPH07326337A JP H07326337 A JPH07326337 A JP H07326337A JP 6138256 A JP6138256 A JP 6138256A JP 13825694 A JP13825694 A JP 13825694A JP H07326337 A JPH07326337 A JP H07326337A
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Japan
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protective film
film
lead member
reaction
chemical battery
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JP6138256A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Takeuchi
友康 竹内
Fumiaki Murakami
文章 村上
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常反応時に電流を遮断することができ,か
つ小形化することができる化学電池の提供。 【構成】 化学電池1は,反応部10と,ハウジング3
0と,反応部10を外気から遮断する保護膜12と,保
護膜12に接合させた破断性リード部材15と,破断性
リード部材15の支持部材21とを有する。保護膜12
は限界内圧で破膜し,破断性リード部材15は設定内圧
における保護膜12の変形によって破断する。支持部材
21は,保護膜12の伸縮運動に干渉しないよう保護膜
12と別個の部材に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,異常反応を抑制する安
全機構の付いた化学電池に関する。
【0002】
【従来技術】化学電池は,外界から異物が混入したり,
短絡などの現象が発生すると,化学反応が異常に進行し
て著しい温度の上昇や夥しい反応ガスの発生を引き起こ
すことがあり,その安全性の確保が重要課題である。た
とえば,高エネルギ密度の電池として期待の高いリチウ
ム金属電池では,水分の混入やデンドライトの析出によ
る異常反応により多量のガスの発生と温度の上昇を引き
起こし,その安全性の確保が実用化のための重要な課題
となっている。
【0003】そのため,通常の密閉型電池には,ガス放
出の機構が設けられており,ガスの急激な噴出や爆発等
を防止している。しかしながら,ガス放出機構は容器の
破裂などの危険を防止するが,ガス発生の原因となる異
常反応を抑制することはできない。そのため,化学電池
の反応は継続し,温度上昇や発火などの危険を招く可能
性が残存する。
【0004】このため,ガス放出機構に加えて電池の電
流を遮断し,反応の進行を抑止する安全機構が提案され
ている(特開平2−112151号公報参照)。電流を
遮断するこの安全機構は,図8,図9に示すように,電
池90の反応部91を外気から遮断する感圧膜92に,
リード線93を取付け,反応部91の内圧上昇による感
圧膜92の変形によって,リード線93を破断させ,電
流を遮断するものである。
【0005】即ち,図8に示すように,感圧膜92の突
部921にリード線93を接合し,リード線93を支持
部材94に固定する。そして,電池90の反応が異常に
亢進すると,反応部91の内圧が上昇し,感圧膜92が
外側に向かって変形する。
【0006】するとリード線93の接合部931に引張
応力が働き,リード線93の弾性限界を越え,図9に示
すように,リード線93は破断する。そしてリード線9
3は,反応部91の電極と外部端子94との間を接続す
る回路を構成しているから,電池の出力電流が遮断さ
れ,電池90の反応を停止させる。
【0007】なお,支持部材94は,リード線93の感
圧膜92への接合を容易にするため,感圧膜92に接合
されている。そして,反応部91の内圧が更に上昇した
場合には,感圧膜92が破膜し,ガスを外部に放出させ
る。図8,図9において,符号95はケース,符号96
は絶縁部材である。
【0008】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の化
学電池90の電流遮断機構には,次のような問題点があ
る。それは,化学電池の小形化に伴い感圧膜92が薄膜
化し,感圧膜92に支持部材94を接合するのが困難と
なると共に支持部材94を接合することに伴う感圧膜9
2の歪により動作精度や信頼性が低下することである。
リード線93を確実に精度よく破断するためには,感圧
膜92の変位量が大きくなるようにする必要があり,化
学電池の小形化と共に感圧膜92は薄くなる。
【0009】そして,薄膜化した感圧膜92に支持部材
94を接合すると,感圧膜92に歪等が残存し,これに
よって保護膜の作動特性の変動や信頼性の低下などを生
じさせる。本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,異
常反応時における電流の遮断特性と信頼性に優れ,小形
化に対応することの容易な化学電池を提供しようとする
ものである。
【0010】
【課題の解決手段】本発明は,ハウジング内に反応部を
収容した化学電池であって,該化学電池は,反応部と,
外気に対する開口穴を有するハウジングと,該開口穴と
反応部との間に配設され反応部を外気から遮断する保護
膜と,該保護膜に接合し上記反応部の一方の電極と外部
端子とを接続する回路を構成する破断性リード部材と,
該破断性リード部材を固定する支持部材とを有してお
り,上記保護膜は,所定値以下の内圧において伸縮変形
する感圧膜によって形成されており,上記支持部材は,
上記保護膜に干渉しないよう前記保護膜とは別個の部材
に支持されており,上記破断性リード部材は,上記支持
部材に支持されると共に上記保護膜に接合された作動部
を有しており,該作動部は,前記設定内圧において上記
保護膜との接合面に働く応力によって破断することを特
徴とする化学電池にある。
【0011】本発明において最も注目すべきことは,反
応部を外気から遮断する保護膜を設けると共に該保護膜
に接合する破断性リード部材を設けたこと,破断性リー
ド部材を固定する支持部材は保護膜に干渉しないよう別
個の部材に固定されていることである。
【0012】そして,保護膜に接合された破断性リード
部材の作動部は,所定の内圧P0 において保護膜との接
合面に働く応力によって破断する。上記保護膜は所定値
1 を越える限界内圧P2 によって破膜し,上記所定値
1 以下の内圧において伸縮変形する感圧膜である。
【0013】なお,上記において,保護膜には,上記破
断性リード部材の作動部に接合する凸部を設けることが
好ましい。このような凸部を設けることにより,破断性
リード部材との接合作業が容易となると共に接合面の形
状,面積,位置などを精度よく形成することが容易にな
るからである。
【0014】一方,保護膜は,接合部において上記破断
性リード部材に接続されるから,破断性リード部材と共
に反応部の電極と外部端子とを接続する回路の一部を構
成することができる。また,破断性リード部材の作動部
は,均一の肉厚である必要はなく,応力が働く接合面近
傍において所望の破断強度を得るために,接合面近傍に
だけ薄肉部を形成することができる。
【0015】破断性リード部材の破断は,保護膜との接
合面を中心に発生するから,接合面の周囲の肉厚だけを
適度な値にすることによって所望の応力で破断性リード
部材が破断するようにすることができるからである。こ
こで所望の応力とは,反応部の設定内圧P0 において上
記接合面に作用する応力である。
【0016】また,上記保護膜は,均一な膜厚である必
要はなく,膜厚が異なる薄膜部と厚膜部とを設けること
ができる。保護膜は,反応部の内圧が所定値P0 のとき
破断性リード部材を破断させるという電流遮断作用と,
反応部の内圧が所定値P2 で破膜するというガス解放作
用とを有している。従って,上記構成の一例として,そ
れぞれの機能を別個に実現するために複数の膜厚部を設
けることができる。
【0017】例えば,破断性リード部材との接合部と破
膜部とを異なる位置に形成し,破膜部を接合部より薄膜
化し破膜し易くするなどの方法がある。また,上記構成
の他の例として保護膜を固定する部分は特に膜厚を大き
くして固定部材に強固に固定し,感圧部だけを薄膜化す
るなどの方法がある(図7参照)。
【0018】
【作用及び効果】本発明にかかる化学電池には,反応部
を外気から遮断する保護膜が設けられており,該保護膜
は所定の限界内圧P2 において破膜する。従って,反応
部の内圧が限界内圧P2 を越えると反応部内のガスは外
部に放出され爆発などの危険を防止することができる。
【0019】また,上記保護膜には,破断性リード部材
が接合されており,反応部の内圧が設定値P0 となった
とき破断性リード部材が破断し,電流を遮断する。そし
て,反応部の異常反応の進行を抑止する。そして,本発
明の化学電池では,支持部材は保護膜の伸縮運動に干渉
しないよう保護膜とは別個の部材に固定されている。即
ち,図8に示す従来の化学電池のように,支持部材が保
護膜に接合されているのではなく,本発明では,別個の
部材に固定されている。
【0020】従って,従来の化学電池のように支持部材
の接合による歪等が保護膜に発生することがなく,電池
が小形化し保護膜が薄膜化しても保護膜による電流遮断
特性や信頼性を低下させることがない。上記のように,
本発明によれば,異常反応時における電流の遮断特性と
信頼性に優れ,小形化に対応することが容易な化学電池
を提供することができる。
【0021】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる化学電池につき,図1,図2を
用いて説明する。本例は,図1に示すように,ハウジン
グ30内に反応部10を収容した化学電池1である。化
学電池1は,反応部10と,外気に対する開口穴33を
有するハウジング30と,開口穴33と反応部10との
間に配設され反応部10を外気から遮断する保護膜12
と,保護膜12に接合し反応部10の一方の電極(図示
せず)と外部端子32とを接続する回路の一部分を構成
する破断性リード部材15と,破断性リード部材15を
固定する支持部材21とを有する。
【0022】保護膜12は,所定値P1 を越える限界内
圧P2 によって破膜し,所定値P1以下の内圧において
伸縮変形する感圧膜によって形成されている。また,支
持部材21は,保護膜12の伸縮運動に干渉しないよう
保護膜12とは別個の部材に固定されている。
【0023】破断性リード部材15は,両端151が支
持部材21に固定され中間部が保護膜12に接合された
作動部150を有している。そして,作動部150は,
所定値P1 以下の設定内圧P0 において保護膜12との
接合面152に働く応力によって破断する破壊強度を有
している。
【0024】また,保護膜12には作動部150に接合
する凸部121を設けてある。そして,保護膜12は,
導電性を有しており,反応部10の一方の電極と外部端
子32とを接続する回路の一部を形成している。
【0025】以下それぞれについて説明する。化学電池
1は,図1に示すように,ハウジング30と,ハウジン
グ30内に収容された反応部10とを有する。ハウジン
グ30の上面中央部には正極の外部端子32を突設し,
外部端子32には開口穴33が設けられている。
【0026】一方,ケース31と蓋板311は負極を形
成し,蓋板311は気密性を保持するようにケース31
に溶接されている。そして,外部端子32と蓋板311
との間には,両者32,311間を絶縁する中空のガス
ケット34が介設されている。ガスケット34は絶縁材
料であり,ハウジング30の内外をシールしている。
【0027】また,ガスケット34の内側には導電性の
中空リベット35が装着されており,リベット35には
圧入やねじ締め等により外部端子32が嵌め込まれてい
る。リベット35は,下方にフランジ部351を有し,
フランジ部351に保護膜12が気密性を保持するよう
溶着されている。
【0028】保護膜12は,例えば図2に示すように,
方形の箱形形状とし,中央部に凸部121が形成され,
凸部121に破断性リード部材15の作動部150が接
合されている。一方,図1に示すように,蓋板311の
下面には絶縁製の支持部材21が接着されており,支持
部材21の底部には破断性リード部材15の端部151
が固定されている。
【0029】そして破断性リード部材15の作動部15
0は前記のように保護膜12の凸部121に接合されて
いる。また,破断性リード部材15の端末は,図示しな
い反応部10の正極に接続されている。そして,反応部
10の正極は,破断性リード部材15,保護膜12及び
リベット35を経て外部端子32に電気的に接続され
る。
【0030】次に本例の化学電池1の作用効果について
述べる。化学電池1の反応部10において,反応が異常
に進行すると反応ガスが発生し,反応部10の内圧が上
昇する。内圧が上昇すると保護膜12が拡大変形し,凸
部121に接合された破断性リード部材15の作動部1
50には引張り応力が働く。
【0031】そして,内圧が設定内圧P0 に達すると,
破断性リード部材15の接合面152近傍が破壊点に到
達し,破断性リード部材15が破断する。その結果,反
応部10に電流が流れなくなり,反応の進行は停止す
る。また,内圧が更に上昇し限界内圧P2 に達すると保
護膜12が破膜し,開口部33から反応ガスを放出し,
爆発等を未然に防止する。
【0032】一方,保護膜12の組み付けは,端部12
2と中央の凸部121の2点をリベット35及び作動部
150に接合することによって行われる。即ち,図8に
示す従来の化学電池90のように,支持部材21が保護
膜12に取付けられているのではない。従って,保護膜
12が薄膜化しても組付時に保護膜12に歪などが発生
することがなく,保護膜12は均一で安定した特性を発
揮することができる。
【0033】また,保護膜12を,図2に示すような箱
形形状とした場合には,端部122に組付時に必要な剛
性を付与し,凸部121を中心にした伸縮部の膜厚を調
整してその変位量を大きくすることができる。それ故,
保護膜12の作動精度を向上させることができ,特に角
型形状の電池においては,狭いスペースの制約条件の下
に高精度の安全機構を得ることができる。
【0034】また,本例の化学電池1においては,組付
時において,保護膜12等の位置(高さ)調整が容易で
ある。即ち,外部端子32の内部への挿入量を変更する
ことにより,ガスケット34のつぶし量(押圧による下
面341の厚さの減少)を調整し,保護膜12やリベッ
ト35の上下位置を変化させることができる。それ故,
保護膜12や支持部材21等に寸法のばらつきがあって
も,保護膜12に生ずる歪や変位を防止することがで
き,保護膜12は均一で安定した特性を発揮することが
できる。
【0035】それ故,電池を小形化しても,信頼度が高
く安定した電流遮断特性とガス放出特性を得ることがで
きる。上記のように,本例によれば,異常反応時におけ
る電流遮断特性と信頼性とに優れ,小形化に対応するこ
とが容易な化学電池を提供することができる。
【0036】実施例2 本例は,図3に示すように,実施例1において,破断性
リード部材16の保護膜12との接合面を薄肉部162
としたもう1つの実施例である。即ち,保護膜12の凸
部121に接合させる破断性リード部材16の接合面
は,他部の肉厚の数分の1に薄肉化した薄肉部162で
ある。それ故,接合面に働く応力が実施例1の場合より
小さくても,破断性リード部材16を容易に破断させる
ことができる。その他については,実施例1と同様であ
る。
【0037】実施例3 本例は,図4に示すように,実施例2において,破断性
リード部材17の薄肉部172を別部材としたもう1つ
の実施例である。即ち,破断性リード部材17は,金属
板の肉厚部171と金属箔を接合した薄肉部172とか
らなり,薄肉部172を保護膜12の凸部121に接合
する。その他については,実施例2と同様である。
【0038】実施例4 本例は,図5に示すように,実施例2において,破断性
リード部材18の薄肉部182の面積をより広くしたも
う1つの実施例である。即ち,薄肉部182は保護膜1
2との接合面の面積よりも大きい。このように薄肉部1
82の面積を広くして凸部121に接合すれば,組付時
において凸部121に働く応力を小さくすることがで
き,保護膜12に歪等が残るのを抑制することができ
る。
【0039】その他については,実施例2と同様であ
る。なお,実施例3においても,薄肉部172の面積を
接合部より広くすることにより同様の効果を得ることが
できる。また,これらの面積が拡大された薄肉部17
2,182の場合には,破断性リード部材17,18の
下面側に形成してもよい。
【0040】実施例5 本例は,図6に示すように,実施例1において,支持部
材22をガスケット(図1,符号34)と一体化したも
う1つの実施例である。実施例1の支持部材とガスケッ
トとは,共に絶縁物であるから,両者を一体化して1つ
の支持部材22に統合することができる。そして,合成
樹脂等により一体成形し,部品点数と組付工数とを削減
することができる。その他については,実施例1と同様
である。
【0041】実施例6 本例は,図7に示すように,実施例1〜実施例5におい
て,保護膜13の感圧部130と固着部131の膜厚を
変えたもう1つの実施例である。即ち,保護膜13の作
動特性に影響がないリベット35(図1,図6)への固
着部131の膜厚は大きくし,感圧部130は薄膜化す
る。
【0042】その結果,固着部131は強い力を加えて
リベット35に接合することができ,一方感圧部130
は薄膜であるから内圧に対して変形し易く,破断性リー
ド部材に対する引張応力を強くすることができる。その
他については,実施例1〜実施例5と同様である。
【0043】実施例7 本例は,実施例1において,図1に示す外部端子32を
なくし,その代わりにリベット35の上部をガスケット
34の上方に突出させ,これによって外部端子の機能を
持たせるようにしたもう1つの実施例である。即ち,リ
ベット35の小径部を上方に突出させ,ガスケット34
の上面を押さえつけるようにかしめて,ガスケット34
の上部にリベット35による外部端子を形成する。そし
て,ガスケット34のつぶし量を調整することにより,
保護膜12の位置を調整することができる。また,リベ
ット35を外部端子と兼用するから部品点数を減らすこ
とができる。その他については,実施例1と同様であ
る。
【0044】実施例8 本例は,実施例1において,電池形状が円筒形の円筒形
電池等に適用したもう一つの実施例である。円筒形電池
の場合には,保護膜12は有底筒形状(カップ形状)と
し,支持部材21をリング形状もしくは扇形状とする。
その他については実施例1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の化学電池の要部縦断面図。
【図2】実施例1の化学電池の保護膜と破断性リード部
材の模式的斜視図。
【図3】実施例2の化学電池の保護膜と破断性リード部
材の拡大断面図。
【図4】実施例3の化学電池の保護膜と破断性リード部
材の拡大断面図。
【図5】実施例4の化学電池の保護膜と破断性リード部
材の拡大断面図。
【図6】実施例5の化学電池の要部縦断面図。
【図7】実施例6の化学電池の保護膜の断面図。
【図8】従来の化学電池の要部縦断面図。
【図9】従来の化学電池の要部縦断面図(電流遮断
時)。
【符号の説明】
1...化学電池, 10...反応部, 12...保護膜, 15...破断性リード部材, 21...支持部材,

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に反応部を収容した化学電
    池であって,該化学電池は,反応部と,外気に対する開
    口穴を有するハウジングと,該開口穴と反応部との間に
    配設され反応部を外気から遮断する保護膜と,該保護膜
    に接合し上記反応部の一方の電極と外部端子とを接続す
    る回路を構成する破断性リード部材と,該破断性リード
    部材を固定する支持部材とを有しており,上記保護膜
    は,所定値以下の内圧において伸縮変形する感圧膜によ
    って形成されており,上記支持部材は,上記保護膜に干
    渉しないよう前記保護膜とは別個の部材に支持されてお
    り,上記破断性リード部材は,上記支持部材に固定され
    ると共に上記保護膜に接合された作動部を有しており,
    該作動部は,前記設定内圧において上記保護膜との接合
    面に働く応力によって破断することを特徴とする化学電
    池。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記保護膜には,上
    記破断性リード部材の作動部に接合する凸部を設けてあ
    ることを特徴とする化学電池。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において,上記保
    護膜は導電性を有しており,上記反応部の一方の電極と
    外部端子を接続する回路の一部を形成していることを特
    徴とする化学電池。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3におい
    て,上記破断性リード部材の作動部は,上記保護膜との
    接合面に形成された薄肉部と,該薄肉部よりも肉厚の厚
    肉部とを有していることを特徴とする化学電池。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3又は請求項4におい
    て,上記保護膜は,膜厚の小さい薄膜部と,膜厚の大き
    い厚膜部とを有していることを特徴とする化学電池。
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