JPH07325898A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH07325898A
JPH07325898A JP6121529A JP12152994A JPH07325898A JP H07325898 A JPH07325898 A JP H07325898A JP 6121529 A JP6121529 A JP 6121529A JP 12152994 A JP12152994 A JP 12152994A JP H07325898 A JPH07325898 A JP H07325898A
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JP
Japan
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memory
power supply
supply voltage
storage device
data
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Application number
JP6121529A
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English (en)
Inventor
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Kazumasa Yanagisawa
一正 柳沢
Hironori Iwasaki
浩典 岩崎
Susumu Itonaga
晋 糸永
Chikao Ookubo
京夫 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd, Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐用年数が長くかつ信頼性の高いメモリカー
ドを提供する。 【構成】 メモリカードを、フラッシュメモリを主記憶
装置に用いかつスタティックRAMをキャッシュメモリ
に用いたバッファ記憶装置として構成し、主記憶装置へ
のデータ書込み方式としてコピー・バック方式を採用す
ると共に、キャッシュメモリとしてのスタティックRA
Mをバックアップする電池および電源電圧検出切換え回
路をカードに内蔵させて、外部電源電圧が遮断された場
合に電池電源に切り換えてキャッシュメモリをバックア
ップするようにした。 【効果】 通常の書込み動作はキャッシュメモリとして
のスタティックRAMに対してのみ行なわれ、主記憶装
置としてのフラッシュメモリへは、書込みのあったキャ
ッシュメモリ内のデータブロックが置換されるときにだ
け書込みがなされるので、フラッシュメモリへの書込み
回数が少なくなって耐用年数および信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記憶技術さらに
はメモリカードのような携帯用メモリ装置に適用して有
効な技術に関し、例えばフラッシュメモリを主記憶装置
として、またスタティックRAMをキャッシュメモリと
して用いたバッファ記憶方式のメモリカードに利用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ用の携帯可能な
データ記憶装置として半導体メモリをカードに内蔵した
いわゆるメモリカードが実用化されている。メモリカー
ドはコンピュータ本体に着脱できるように構成されるの
で、コンピュータ本体から抜き取られた状態でもデータ
が保持できるように構成される必要がある。従来、この
種のメモリカードとしては、例えば電池でバックアップ
されたRAMを搭載したものや電気的に書換え可能なE
EPROMを搭載したものが提供されている。
【0003】一方、近年、コンピュータ・システムを構
成する半導体記憶装置として、フラッシュメモリが多用
されるようになってきた。フラッシュメモリは電源を遮
断してもデータを保持することができしかも電気的にデ
ータを一括消去可能な半導体メモリであって、EEPR
OMに比べて書換え時間が短く、しかもEPROMと同
様にそのメモリセルが1個のトランジスタ(FAMO
S)で構成されるため、高集積化および大容量化が可能
であるという利点を有している。フラッシュメモリに関
する発明としては、特開昭62−128100号や特開
平3−73497号等がある。
【0004】本発明者らは、上記フラッシュメモリを使
用してメモリカードを構成することができないか検討し
た。その結果、フラッシュメモリは読出し速度は速い
が、書込み速度はSRAMやDRAMに比べてかなり遅
いためフラッシュメモリ単独ではメモリカードとして性
能が劣ることが明らかになった。そこで、本発明者らは
フラッシュメモリを主記憶装置として用い、かつスタテ
ィックRAMをキャッシュメモリとして用いたバッファ
記憶方式のメモリカードを思い付いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが明らかになつ
た。
【0006】すなわち、従来のキャッシュメモリにおけ
るデータ書込み方式としてMPUによる書込みがあれば
直ちに主記憶装置(フラッシュメモリ)のデータも更新
するライト・スルー方式と、キャッシュメモリ内の書込
みのあったデータブロックが置換されるときに主記憶装
置内のデータ(ブロック)を更新するコピー・バック方
式とがあるが、ライト・スルー方式では主記憶装置のデ
ータの書換えがコピー・バック方式に比べて頻繁に生じ
るため、書換え回数に制限のあるフラッシュメモリを主
記憶装置に使用したメモリカードにあっては耐用年数お
よび信頼性の点で問題がある。
【0007】一方、コピー・バック方式では、キャッシ
ュメモリ(SRAM)の内容と主記憶装置(フラッシュ
メモリ)の内容とが一致しないことがあるので、メモリ
カードがコンピュータ本体から抜かれて電源が遮断され
るとキャッシュメモリ(SRAM)内の最新データが失
われてしまうという問題がある。
【0008】本発明の目的は、耐用年数が長くかつ信頼
性の高いメモリカードを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、大容量で消費電力の
少ないメモリカードを提供することにある。
【0010】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0012】すなわち、フラッシュメモリを主記憶装置
に用いかつスタティックRAMをキャッシュメモリに用
いたバッファ記憶方式の装置としてメモリカードを構成
し、主記憶装置へのデータ書込み方式としてコピー・バ
ック方式を採用すると共に、キャッシュメモリとしての
スタティックRAMをバックアップする電池および電源
電圧検出切換え回路をカードに内蔵させて、外部電源電
圧が遮断された場合に電池電源に切り換えてキャッシュ
メモリをバックアップするようにしたものである。
【0013】
【作用】上記した手段によれば、コピー・バック方式を
採用しているため通常の書込み動作はキャッシュメモリ
としてのスタティックRAMに対してのみ行なわれ、主
記憶装置としてのフラッシュメモリへは、書込みのあっ
たキャッシュメモリ内のデータブロック(置換の際の転
送単位とされる記憶領域)が置換されるときにだけ書込
みがなされるので、フラッシュメモリへの書込み回数が
少なくなって耐用年数および信頼性が向上する。
【0014】また、外部電源遮断時にキャッシュメモリ
としてのスタティックRAMを電池によりバックアップ
するようにしているので、最新データが失われることが
なくしかもスタティックRAMのみバックアップすれば
よいので消費電力が少なく電池の寿命が長くなる。
【0015】さらに、安価なフラッシュメモリを大容量
の主記憶装置に用い高価なスタティックRAMを小容量
のキャッシュメモリに用いているので、スタティックR
AMのみを用いてメモリカードを構成する場合に比べて
より多くのメモリICを内蔵させることができ、カード
全体としての記憶容量を増大させかつコストを下げるこ
とができる。
【0016】また、バッファ記憶方式を採用しているた
め、EEPROMやダイナミックRAMで構成したメモ
リカードに比べて読出し、書込み速度が速いという利点
がある。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明に係るメモリカードの一実
施例の回路ブロック図、図2および図3はケースに封止
される前のメモリカードの外観(表面および裏面)を、
また図4はプラスチック製あるいは金属製等のケースに
封止された状態のメモリカードの外観(斜視図)を示
す。図4に示すように、メモリカード100の一側に
は、コンピュータ本体に接続するためのコネクタ101
が設けられている。
【0018】図1において、1は複数個のフラッシュメ
モリからなる主記憶装置、2はスタティックRAMから
なるキャッシュメモリ(データアレイ)、3は上記主記
憶装置1とキャッシュメモリ2のデータを管理するキャ
ッシュコントローラ、4は外部電源電圧を監視し外部電
源電圧が遮断された場合に電池電源に切り換えて上記キ
ャッシュメモリ2をバックアップさせる電源電圧検出切
換え回路、5はバックアップ用の電池である。
【0019】上記主記憶装置1とキャッシュメモリ2に
はアドレスバス6およびデータバス7が共通に接続され
ているとともに、上記主記憶装置1とキャッシュメモリ
2の間にはブロックデータ転送用の第2データバス8が
接続され、この第2データバス8上にバススイッチ9が
設けられている。また、上記主記憶装置1は、上記アド
レスバス6およびデータバス7を介してアドレス入力端
子11およびデータ入出力端子12に接続され、コンピ
ュータや端末装置もしくはMPUのような外部装置が直
接主記憶装置1を構成するフラッシュメモリをアクセス
できるようにされている。
【0020】また、この実施例では、上記主記憶装置1
はカードに設けられた電源電圧端子14から供給される
外部電源電圧Vccによって活性化され、上記キャッシ
ュメモリ2およびキャッシュコントローラ3は、上記電
源電圧検出切換え回路4から供給される内部電源電圧V
ddによって活性化される。
【0021】上記電源電圧検出切換え回路4は、電源電
圧端子14から供給される外部電源電圧Vccを監視し
て、外部電源電圧Vccが所定のレベル以上のときはそ
れを内部電源電圧Vddとして、また外部電源電圧Vc
cが所定のレベルよりも下がって電源電圧Vccが遮断
されたと判定したときには上記電池の電源電圧を内部電
源電圧Vddとして上記キャッシュメモリ2およびキャ
ッシュコントローラ3に供給するように構成されてい
る。
【0022】さらに、上記電源電圧検出切換え回路4
は、外部電源電圧Vccが所定のレベル以下になると、
例えばハイレベルの外部電源が遮断されたことを示す状
態信号RSTを出力するように構成されている。この状
態信号RSTはキャッシュコントローラ3に供給される
ようにされており、キャッシュコントローラ3は、この
状態信号RSTを受けるとスタンバイ状態に移行するよ
うに構成されている。なお、上記キャッシュメモリ2が
例えば低消費電力モードを有するタイプのスタティック
RAMで構成されているような場合には、上記状態信号
RSTを上記キャッシュメモリ2に供給してこれをスタ
ンバイ状態に移行させるようにしてもよい。また、上記
電源電圧検出切換え回路4は、電池5の電源電圧が所定
のレベルよりも低くなるとアラーム信号ALMを形成し
て端子15より外部へ出力することで、電池が消耗し交
換時期が近づいたことを喚起できるように構成されてい
る。
【0023】特に制限されないが、この実施例では、そ
れぞれが16メガビットの記憶容量を持ち512バイト
単位での一括消去が可能な16個のフラッシュメモリ
(図2および図3参照)によって上記主記憶装置1が構
成されている。一方、上記キャッシュメモリ2は、1メ
ガビットの記憶容量を持つ128キロ×8ビット構成の
スタティックRAM(1個)により構成されている。ま
た、上記キャッシュコントローラ3はゲートアレイで構
成されている。上記バックアップ用電池5としては、起
電力が3Vであるリチウム電池が使用されている。さら
に、上記電源電圧検出切換え回路4は、汎用のバッテリ
・バックアップ用IC(例えば、株式会社富士通製NB
3790)により構成されている。
【0024】上記キャッシュコントローラ3は、図1に
示されていように、複数個のレジスタからなりキャッシ
ュメモリ2内に格納されているデータブロックの主記憶
装置上での位置を示すタグアドレスがブロック対応で保
持されるアドレスアレイ部31と、MPU等の外部装置
から供給されたアクセスアドレスと上記アドレスアレイ
部31に保持されているアドレスタグとを比較してキャ
ッシュメモリ2内に所望のデータがあるか否か判定する
アドレス比較部32と、上記キャッシュメモリ2内に所
望のデータがなかったときにキャッシュメモリ2内のい
ずれのデータブロックを置換すべきか判定する置換ブロ
ック検出部33と、上記アドレスアレイ部31、アドレ
ス比較部32および置換ブロック検出部33からの信号
に基づいて上記キャッシュメモリ2と主記憶装置1との
間でデータブロックの置換制御を行なうキャッシュ制御
部34とから構成されている。
【0025】さらに、上記置換ブロック検出部33は、
各データブロックの優先順位を保持するリプレースアレ
イ33aと各々の優先順位を比較して置換すべきデータ
ブロックを決定する優先判定手段33bとから構成され
ている(図8参照)。外部電源電圧の遮断時には、上記
キャッシュメモリ2と共にタグアドレス記憶手段として
の上記アドレスアレイ部31およびリプレースアレイ3
3aが電池5によりバックアップされるように構成され
ている 上記主記憶装置1を構成するフラッシュメモリからは、
内部のメモリアレイ部で実際に消去、書込みが行なわれ
ている間はロウレベルになるような信号Ready/−
Busy(図10参照)が形成されて外部へ出力される
ようになっている。この信号Ready/−Busy
は、上記キャッシュ制御部34に供給されるように構成
されており、キャッシュ制御部34は、上記信号Rea
dy/−Busyを受けると、図10に示すように連続
してロウレベルを維持するような応答信号RDY/−B
SYを形成して、端子16よりメモリカードの外部へ出
力するように構成されている。
【0026】これによって、MPU等の外部装置がキャ
ッシュミスヒットによるデータ書換え中にメモリカード
の読出し動作を行なわないようにさせることができる。
また、上記キャッシュ制御部34は、MPU等の外部装
置から端子13へ供給される制御信号等に基づいて、キ
ャッシユメモリ2および主記憶装置1に対する制御信号
CE,OE,UW等を形成する。
【0027】この実施例では、上記キャッシュコントロ
ーラ3は、上記主記憶装置1を構成するフラッシュメモ
リの消去単位であるセクタ(512バイト)を1データ
ブロックとし、各データブロックを上記キャッシュメモ
リ2上の8個のデータブロックに対応させる8ウェイ・
セット・アソシアシブ方式でキャッシュ制御を行なう。
また、上記置換ブロック検出部33は、各データブロッ
クの優先順位を保持するリプレースアレイ部と各々の優
先順位を比較して置換すべきデータブロックを決定する
優先判定手段とから構成されており、この実施例では、
キャッシュがミスヒットした時にキャッシュメモリ2内
で最も長い時間使用されなかったデータブロックを置換
するいわゆるLRU(Least Recently Used)方式で置
換すべきブロックを決定するように構成されている。
【0028】図5には、上記主記憶装置1を構成するフ
ラッシュメモリFM0〜FM15と上記キャッシュメモ
リ2のデータブロックB0〜B7との対応が示されてい
る。各フラッシュメモリFM0〜FM15は、それぞれ
2つのマットで構成され、各マットはそれぞれ2048
個のセクタ(512バイト)からなる。そこで、このフ
ラッシュメモリの1マット(2048ブロック)を主記
憶装置1の1セットとする。この実施例では、16個の
フラッシュメモリによって上記主記憶装置1が構成され
ているので、16×2=32セットとされる。
【0029】一方、上記キャッシュメモリ2を構成する
スタティックRAMは、1メガビットの記憶容量を持つ
128キロ×8ビット構成であるので、256(128
キロ÷512)のデータブロックに分けることができ
る。そこで、この256個のデータブロックを8個ずつ
32のグループに分け、分割された8個ずつのデータブ
ロック群をキャッシュメモリ2の1セットとし、各セッ
トを上記主記憶装置1の各セット(マット)に対応させ
る。これによって、8ウェイ・セット・アソシアティブ
方式のキャッシュ制御が可能とされる。
【0030】さらに、上記キャッシュコントローラ3の
アドレスアレイ部31は、上記キャッシュメモリ2の8
×32個のデータブロックに対応して8個のレジスタを
1セットとして全体で32セットのレジスタ群として構
成されている。また、上記置換ブロック検出部33を構
成するリプレースアレイ33aも同様に上記キャッシュ
メモリ2の8×32個のデータブロックに対応して8個
のレジスタを1セットとして全体で32セットのレジス
タ群として構成されている(図7参照)。
【0031】なお、上記アドレスアレイ部31の各レジ
スタは、フラッシュメモリの1マット内の2048個の
セクタに対応してその中からキャッシュメモリ2に格納
された1つのセクタ(ブロック)を指定できるように1
1個のアドレスビットと、指定ブロックのデータに書換
えがあったか否か示す1個の変更ビットの計12個のビ
ットで構成されている。一方、リプレースアレイ33a
の各レジスタは、各データブロックに対応してそれぞれ
のアクセス頻度を保持させることで8個のデータブロッ
クの中から置換すべきデータブロックを指示できるよう
に3個のビットで構成されている。
【0032】また、アドレス比較部32は、8個のコン
パレータCMP0〜CMP7で構成されており、各コン
パレータCMPiには、アドレスアレイ部31の32セ
ットのレジスタ群の中からそれぞれ1つずつ保持されて
いるタグアドレスが入力可能に構成されている。そし
て、アドレスアレイ部31の32セットの中から一つが
選択されてそのタグアドレスが各コンパレータCMPi
に供給されて、MPU等の外部装置から供給されている
アクセスアドレスAAと比較され、一致または不一致を
示すヒット信号HIT(一致の時にロウレベルされる)
が出力される。図1に示されているバススイッチ9は、
上記ヒット信号HITがハイレベル(ミスヒットの時)
で、かつLRU方式で決定された置換すべきアドレスア
レイのブロックの変更ビットに“1”が立っている時に
オン状態にされてキャッシュメモリ2と主記憶装置1と
を接続する。
【0033】なお、MPU等の外部装置から供給される
アクセスアドレスAAのうち、上位側から11ビットは
ブロックアドレスBAとして上記コンパレータCMP0
〜CMP7に共通に入力され、次の5ビットは上記アド
レスアレイ部31の32セットのレジスタ群の中から1
つを選択するためのセットアドレスSAとしてアドレス
アレイ部31に入力され、残りの9ビットはブロック内
のデータを指定するためのブロック内アドレスとしてキ
ャッシュメモリ(データアレイ)2に入力される。
【0034】図6には、電源電圧検出切換え回路4の一
構成例が示されている。この実施例の電源電圧検出切換
え回路4は、同図に示されているように、電源電圧端子
41aとグランド端子41bとの間に直列接続された抵
抗R1とR2とからなる抵抗分圧回路42と、内部で必
要とされる基準電圧Vref1,Vref2を発生する基準電
圧発生回路43と、電圧比較器44a,44bと、電源
切換え用スイッチ45a,45bと、シュミットトリガ
回路46とを備えている。
【0035】上記電圧比較器44aは、上記抵抗分圧回
路42が上記電源電圧端子41aに印加されている電源
電圧VccをR1とR2の抵抗比で分割した電圧Vaと
上記基準電圧発生回路43から供給された基準電圧Vre
f1とを比較してVaの方が大きい時はスイッチ45a
をオン、45bをオフさせて電源電圧Vccを内部電源
電圧Vddとして端子47より出力させる。一方、上記
電圧Vaの方が小さい時はスイッチ45bをオン、45
aをオフさせて補助電源端子41cに供給されている電
池電源電圧Vbatを内部電源電圧Vddとして端子4
7より出力させる。
【0036】具体的には、上記基準電圧Vref1を1.
25Vに、またR1:R2を5:2に設定することで、
電源電圧Vccが4.3Vよりも高いときにはVcc
を、そして電源電圧Vccが4.2Vよりも低くなった
ときはVbatを、それぞれ内部電源電圧Vddとして
端子47より出力させるようにしている。さらに、電源
電圧Vccが4.2Vよりも低くなったときには、シュ
ミットトリガ回路46によってリセット信号RSTを形
成して端子48より外部へ出力するように構成されてい
る。
【0037】また、上記電圧比較器44bは、上記補助
電源端子41cに供給されている電池電源電圧Vbat
と基準電圧Vref2(2.65V)とを比較して、Vb
atがVref2(2.65V)よりも低くなった時にア
ラーム信号ALMを形成して端子49より外部へ出力す
ることで、電池が消耗し交換時期が近づいたことを喚起
できるように構成されている。
【0038】次に、図7および図8を用いて上記キャッ
シュコントローラ3によるキャッシュメモリ2のブロッ
ク置換動作(LRU方式)について説明する。上記キャ
ッシュコントローラ3内の置換ブロック検出部33は、
キャッシュメモリ2内の各データブロックの優先順位を
保持するリプレースアレイ33aと各々の優先順位を比
較して置換すべきデータブロックを決定する優先判定手
段33bとから構成されている。上記リプレースアレイ
33aはアドレスアレイ31の各データブロックに1:
1で対応されたレジスタからなり、同一セット中の8個
のデータブロック同士での優先順位が、対応するレジス
タに保持される。従って、優先順位を保持する上記レジ
スタは、最小3ビットで構成される。
【0039】具体的には、同一セット中の8個のリプレ
ースアレイのブロック(レジスタ)にリプレース優先度
0〜7(初期値)を予め書込んでおき、キャッシュがヒ
ットした場合、ヒットしたデータブロック(例えば図7
で斜線を付したブロック)に対応するリプレースアレイ
33a内のレジスタ値を「0」とし、そのレジスタの元
の値(「0」とする前の値)より小さい値のレジスタの
値をインクリメント(+1)する。これを繰り返すこと
により、最も長い時間使用されなかったデータブロック
に対応するレジスタの値が最も大きな数値となる。そこ
で、キャッシュがミスヒットした場合、最も大きな数値
を保持しているレジスタに対応するキャッシュメモリ2
内のデータブロックを廃棄する。優先判定手段33b
は、8個のレジスタ値の中でどれが最も大きな数値であ
るか検出することで廃棄すべきプロックを決定する。
【0040】このようにして廃棄すべきデータブロック
が決定されると、図8に示すように、アドレスアレイ3
1内の当該データブロックに関する変更ビットを調べ
る。そして、変更ビットに“1”が立っているときは、
キャッシュメモリ2内の廃棄すべきブロックのデータを
読み出して主記憶装置1内の対応するデータブロックに
転送して主記憶装置1の記憶を更新(処理P1)してか
ら、所望のデータを含むブロックを主記憶装置1から読
み出してキャッシュメモリ2内の決定された位置に格納
(処理P2)するとともに、アドレスアレイ31内の対
応する位置のタグアドレスを新たなデータブロックのタ
グアドレスに書き換える。また、上記変更ビットは
“0”にクリアする。これとともに、対応するデータブ
ロックの優先順位を保持するレジスタ(リプレースアレ
イ)の値は「0」にクリアし、その他のデータブロック
の優先順位を保持するレジスタの値はインクリメント
(+1)する。
【0041】一方、上記変更ビットを調べた結果、
“0”であったときは、単に所望のデータを含むブロッ
クを主記憶装置1から読み出してキャッシュメモリ2内
に格納する(処理P2)。このとき新しいブロックのデ
ータをキャッシュメモリ2内の決定された位置に上書き
することで古いブロックのデータは廃棄されたことにな
る。なお、上記変更ビットは書込みサイクルでキャッシ
ュがヒット時に、キャッシュメモリ2へのデータの書込
みに伴って“1”に更新される。
【0042】図9には、主記憶装置1を構成するフラッ
シュメモリの一実施例の全体回路ブロック図が示されて
いる。この実施例のフラッシュメモリは、それぞれ単一
の半導体チップ上に半導体集積回路として構成されてい
る。同図において、11は2層ゲート構造の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタによって構成されたメモリセル
がマトリクス配置され各々が8メガビットの記憶容量を
持ち512バイト単位での一括消去が可能な2つのメモ
リマットで構成されたメモリアレイ部である。
【0043】また、12a,12bは外部から与えられ
たアドレス信号A0〜A7,A8〜A19を取り込んで
保持するアドレスラッチ回路、13a,13bは上記ア
ドレスラッチ回路12a,12bに取り込まれたアドレ
ス信号A0〜A7,A8〜A19をそれぞれデコードす
るYデコーダおよびXデコーダ、14はメモリアレイ1
1内のデータ線上に設けられたカラムスイッチ列であ
る。15および16はデータ入出力端子I/O0〜I/
O15に接続されたセンスアンプおよび書込みデータの
ラッチ回路、17はこのラッチ回路16に取り込まれた
データに基づいて上記メモリアレイ11に対する書込み
信号を形成する書込みデータ制御回路である。また、図
9において、符号BFFで示されているのは、それぞれ
アドレス信号およびデータ信号の入出力バッファであ
る。
【0044】上記Xデコーダ13aの出力信号によって
上記メモリマット内から1本のワード線が選択されてそ
れぞれ選択レベルにされる。また、上記Yデコーダ13
bの出力信号によってカラムスイッチ列14のスイッチ
が選択的にオンされて上記メモリアレイ11内の16本
のデータ線が選択されて、上記書込みデータ制御回路1
7またはセンスアンプ15に接続されるように構成され
ている。
【0045】特に制限されないが、この実施例のフラッ
シュメモリは8ビットまたは16ビットの並列入出力が
可能に構成されており、チップに設けられたモード選択
端子BYTEをハイレベルまたはロウレベルに設定する
ことにより、いずれか一方のモードを選択できるように
構成されている。ただし、前記実施例のメモリカードに
搭載されるフラッシュメモリは、上記モード選択端子B
YTEをロウレベルに固定することによって、8ビット
並列入出力モードのみで動作されるようにされる。
【0046】従って、8ビット並列入出力モードでは上
記データ入出力端子I/O0〜I/O15のうちI/O
8〜I/O14がハイインピーダンスにされる。ただ
し、I/O15は16ビットのデータうちいずれかの8
ビットを指定するためのアドレス信号A-1の入力用とし
て使用されるため、ハイインピーダンスにはされない。
アドレス信号A-1はA0〜A7とともに、512バイト
の記憶容量を持つデータブロックの中の1バイトのデー
タを指定するのに用いられる。なお、アドレス信号A1
9はいずれのマットかを指定し、A8〜A18は各マッ
ト内のデータブロックを指定する。
【0047】18は外部から入力される制御信号として
のチップ選択信号CE,出力タイミング制御信号OEお
よび書込み制御信号LW,UWを取り込んで保持するラ
ッチ回路、19は取り込まれた上記制御信号に基づいて
内部制御信号を形成する制御信号形成回路である。この
実施例では上記モード選択端子BYTEをロウレベルに
固定することによって、8ビット並列入出力モードが選
択されているため、上記制御信号形成回路19は、上記
書込み制御信号LW,UWのうちLWは無視し、UWの
みに応答して書込みタイミング制御を行なう。ただし、
書込み動作は、データ入出力端子I/O0〜I/O7よ
り書込みコマンドが入力されることにより行なう。ま
た、メモリアレイ11内のデータの消去も消去コマンド
が入力されることにより行なうように構成されている。
そのため、コマンドを解読する機能が上記制御信号形成
回路19に設けられている。
【0048】上記制御信号形成回路19は、消去コマン
ドが入力されると512バイト単位すなわちブロック単
位でメモリセルを一括消去するように、また書込みコマ
ンドが入力されると1バイト単位でメモリセルへの書込
みを行なうように、それぞれ上記書込みデータ制御回路
17に対する制御信号を形成し出力する。さらに、消去
コマンドおよび書込みコマンドが入力されると、上記制
御信号形成回路19は、消去・書込み中であることを示
す信号Ready/−Busyを外部へ出力するように
構成されている。
【0049】図10には、上記データ書き換えの際のタ
イミングが示されている。同図に示されているように、
前記実施例のキャッシュコントローラ3は、キャッシュ
のミスヒットが発生すると、フラッシュメモリに対する
上記制御信号CE,OEおよびUWを形成するととも
に、まず消去コマンドE−CMDを発行し、約10m秒
経過した後に書込みコマンドW−CMDを発行するとと
もに1バイトの書込みデータおよびそのアドレスを25
6回繰り返し出力するように構成されている。これによ
って、主記憶装置1を構成するフラッシュメモリの1ブ
ロックのデータ書き換えが行なわれる。
【0050】データ書換え中、フラッシュメモリからは
コマンドおよび書込みデータ取込み中はハイレベルで、
メモリアレイ部で実際に消去、書込みが行なわれている
間はロウレベルになるような信号Ready/−Bus
yが形成されて外部へ出力されるようになっている。前
述したようにキャッシュコントローラ3は、上記信号R
eady/−Busyを受けると、図10に示すように
連続してロウレベルを維持するような応答信号RDY/
−BSYを形成してメモリカードの外部へ出力するよう
に構成されている。これによって、キャッシュミスヒッ
トによるデータ書換え中にMPU等の外部装置がフラッ
シュメモリの読出し動作を行なわないようにさせること
ができる。
【0051】次に、上記フラッシュメモリの書込み、消
去原理を、図11〜図13を用いて説明する。本実施例
のフラッシュメモリを構成するメモリセルは、図11に
例示的に示すように、2層ゲート構造の絶縁ゲート型電
界効果トランジスタにより構成されている。図11に
は、説明を理解しやすくするため、データ線を共通にし
列方向に隣接するの2つのメモリセル(例えば図12に
おけるMC1とMC3に相当)を示してある。
【0052】同図において、201はP型シリコン基
板、214は上記シリコン基板201に形成されたP型
半導体領域、215は低濃度のN型半導体領域、213
aはP型半導体領域214内に形成されたドレイン領域
としてのN型半導体領域、213bは低濃度のN型半導
体領域215内に形成されたソース領域としてのN型半
導体領域である。208はトンネル絶縁膜としての薄い
酸化膜207(例えば厚さ10nm)を介して上記P型
シリコン基板201上に形成されたフローティング、ゲ
ート電極211は酸化膜209を介して上記フローティ
ングゲート電極208上に形成されたコントロールゲー
ト電極である。
【0053】メモリセルへの情報の書込み動作は、図1
2に示すように、メモリセルMC1へ書込みを行なう場
合、そのコントロールゲート電極211に11Vのよう
な高電圧、ドレインにVcc(4.2V)を印加し、ソー
スを接地電位に接続して、ドレインからソースへ電流を
流しながらアバランシェ注入によりフローティングゲー
ト電極208に電子(ホットエレクトロン)を注入する
ことで実行される。この書込み動作により記憶トランジ
スタは、そのコントロールゲート電極207から見たし
きい値電圧が、書込み動作を行わなかった消去状態の記
憶トランジスタに比べて高くなる。
【0054】このときワード線を共通にする非選択のメ
モリセルMC2のドレインはデータ線DL2により接地
電位が印加されることで書込みが防止される。また、デ
ータ線を共通にする非選択のメモリセルMC3はワード
線DL2によりコントロールゲート電極211に接地電
位が印加されることで書込みが防止される。
【0055】一方、消去動作は、図13に示されるよう
に、例えばメモリセルMC1を消去する場合、コントロ
ールゲート電極211に−10Vのような負電圧、ソー
スに接地電位を印加し、ドレインをオープンにして、フ
ローティングゲート電極208からトンネル現象でソー
ス側に電子を引き抜くことによって実行される。この場
合、図13からも分かるように、ワード線方向に隣接す
るメモリセルMC2はソースがメモリセルMC1と共通
にされているため、電位関係もメモリセルMC1と同一
にされる。
【0056】従って、この場合には、ワード線およびソ
ースを共通にする行方向のメモリセルが同時に消去され
る。上記実施例のフラッシュメモリでは、消去動作の際
に同時に複数のワード線を選択することによりブロック
単位での消去が行なわれるように構成されている。な
お、フラッシュメモリの書込み・消去方式は上記負電圧
を用いた方式に限定されず、正電圧を用いた方式のフラ
ッシュメモリであっても良い。
【0057】なお、上記実施例では、外部電源遮断時に
キャッシュメモリとともにアドレスアレイを構成するレ
ジスタ群および優先順位を保持するリプレースアレイを
構成するレジスタ群も電池によりバックアップするよう
にしているが、リプレースアレイを構成するレジスタ群
は必ずしも電池によるバックアップを必要とせず、バッ
クアップを省略することが可能である。このようにする
ことによって、メモリカードの消費電力をさらに減らし
電池の寿命を長くさせることができる。
【0058】以上説明したように、上記実施例は、フラ
ッシュメモリを主記憶装置に用いかつスタティックRA
Mをキャッシュメモリに用いたバッファ記憶方式の装置
としてメモリカードを構成し、主記憶装置へのデータ書
込み方式としてコピー・バック方式を採用すると共に、
キャッシュメモリとしてのスタティックRAMをバック
アップする電池および電源電圧検出切換え回路をカード
に内蔵させて、外部電源電圧が遮断された場合に電池電
源に切り換えてキャッシュメモリをバックアップするよ
うにしたので、通常の書込み動作はキャッシュメモリと
してのスタティックRAMに対してのみ行なわれ、主記
憶装置としてのフラッシュメモリへは、書込みのあった
キャッシュメモリ内のデータブロックが置換されるとき
にだけ書込みがなされるので、フラッシュメモリへの書
込み回数が少なくなって耐用年数および信頼性が向上す
るという効果がある。
【0059】また、外部電源遮断時にキャッシュメモリ
としてのスタティックRAMを電池によりバックアップ
するようにしているので、最新データが失われることが
なくしかもスタティックRAMのみバックアップすれば
よいので消費電力が少なく電池の寿命が長くなる。
【0060】さらに、安価なフラッシュメモリを大容量
の主記憶装置に用い高価なスタティックRAMを小容量
のキャッシュメモリに用いているので、スタティックR
AMのみを用いてメモリカードを構成する場合に比べて
より多くのメモリICを内蔵させることができ、カード
全体としての記憶容量を増大させかつコストを下げるこ
とができる。
【0061】また、バッファ記憶方式を採用しているた
め、EEPROMやダイナミックRAMで構成したメモ
リカードに比べて読出し、書込み速度が速いという効果
がある。
【0062】さらに、キャッシュコントローラ(キャッ
シュ制御装置)が上記バッファ記憶装置(キャッシュメ
モリ)内に格納されているデータ群の優先順位を保持す
る複数のレジスタを備えている場合に、外部電源電圧の
遮断時に上記レジスタを上記バッファ記憶装置および上
記タグアドレス記憶手段と共に上記電池によりバックア
ップさせるように構成したので、外部電源電圧が再投入
されたときに保持されている優先順位を利用してキャッ
シュ制御を行なうことができ、キャッシュヒット率を高
めることができる。
【0063】また、キャッシュコントローラ(キャッシ
ュ制御装置)をゲートアレイで構成することにより、コ
ストアップの上昇を抑えつつカードに内蔵される回路を
全てICもしくはLSIで構成することが可能となり、
大きさの制限されたカードにおいて実施例のようなバッ
ファ記憶方式のメモリを実現することができるという効
果がある。
【0064】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば上記
実施例では、コマンド方式で書込みおよび消去を行なう
タイプのフラッシュメモリで主記憶装置を構成したが、
主記憶装置を構成するフラッシュメモリは非コマンド方
式であってもよい。また、キャッシュコントローラにお
けるブロック置換方式も実施例のようなリプレースアレ
イを用いるものに限定されないとともに、キャッシュメ
モリと主記憶装置との対応も実施例の8ウェイ・セット
・アソシアティブ方式に限定されるものでない。
【0065】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるメモリ
カードに適用した場合について説明したが、この発明は
それに限定されるものでなく、形態はカードに限定され
ず任意の形態のメモリ装置に利用することができる。さ
らに、携帯用でなくても電池によりバックアップされる
ようにされている記憶装置にも利用することができる。
【0066】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0067】すなわち、フラッシュメモリへの書込み回
数が少なくなって耐用年数および信頼性が向上するとと
もに、スタティックRAMのみバックアップすればよい
ので消費電力が少なく電池の寿命が長くなる。また、バ
ッファ記憶方式により、EEPROM、フラッシュメモ
リ、ダイナミックRAM等単独で構成した記憶装置に比
べ、読み出し書込み速度が速くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したメモリカードの一実施例を示
す回路ブロック図、
【図2】図1のメモリカードをICによって構成した場
合の実装例を示す平面図、
【図3】図1のメモリカードをICによって構成した場
合の実装例を示す裏面図、
【図4】本発明の一実施例としてのメモリカードの外観
を示す斜視図、
【図5】図1のメモリカードの主記憶装置を構成するフ
ラッシュメモリFM0〜FM15とキャッシュメモリの
データブロックD0〜D7との対応を示す説明図、
【図6】電源電圧検出切換え回路の一実施例を示す回路
構成図、
【図7】キャッシュヒット時のキャッシュコントローラ
の制御動作を示す説明図、
【図8】キャッシュミスヒット時のキャッシュコントロ
ーラの制御動作(ブロック置換動作)を示す説明図、
【図9】フラッシュメモリの一実施例を示す回路ブロッ
ク図、
【図10】フラッシュメモリのデータ書換え時の信号の
タイミングを示すタイミングチャート、
【図11】フラッシュメモリのメモリセルの構成例を示
す断面説明図、
【図12】フラッシュメモリのデータ書込み原理を示す
メモリアレイ部の回路説明図、
【図13】フラッシュメモリのデータ消去原理を示すメ
モリアレイ部の回路説明図である。
【符号の説明】
1 主記憶装置(フラッシュメモリ) 2 キャッシュメモリ(SRAM) 3 キャッシュコントローラ(キャッシュ制御装置) 4 電源電圧検出切換え回路 5 バックアップ用電池 6 アドレスバス 7,8 データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 茂 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 柳沢 一正 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 岩崎 浩典 埼玉県入間郡毛呂山町大字旭台15番地 日 立東部セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 糸永 晋 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 大久保 京夫 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュメモリからなる主記憶装置
    と、スタティックRAMからなるバッファ記憶装置と、
    当該バッファ記憶装置内に格納されているデータ群のタ
    グアドレスを保持する記憶手段を備え上記主記憶装置お
    よびバッファ記憶装置のデータをコピー・バック方式で
    管理するキャッシュ制御装置と、バックアップ用の電池
    と、外部から電源電圧の供給を受ける電源電圧端子と、
    該端子に印加された外部電源電圧を監視し外部電源電圧
    が遮断された場合に上記電池の電源電圧を少なくとも上
    記バッファ記憶装置および上記タグアドレス記憶手段に
    供給してバックアップさせる電源電圧検出切換え回路
    と、外部装置が接続される接続用端子群とを備えてなる
    ことを特徴とする記憶装置
  2. 【請求項2】 上記キャッシュ制御装置は上記バッファ
    記憶装置内に格納されている複数のデータ群のそれぞれ
    に対応された複数のレジスタを備え、前記データ群の置
    換の順位を示す優先順位を管理して上記レジスタに保持
    させるように構成されているとともに、上記レジスタは
    外部電源電圧の遮断時に上記バッファ記憶装置および上
    記タグアドレス記憶手段と共に上記電池によりバックア
    ップされるように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記電源電圧検出切換え回路は、外部電
    源電圧が遮断されていることを示す状態信号を出力し、
    上記キャッシュ制御装置は前記状態信号を受けてスタン
    バイ状態に移行するように構成されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記キャッシュ制御装置は、ゲートアレ
    イで構成されていることを特徴とする請求項1,2また
    は請求項3記載の記憶装置。
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