JPH07325543A - 地図表示装置 - Google Patents

地図表示装置

Info

Publication number
JPH07325543A
JPH07325543A JP6117819A JP11781994A JPH07325543A JP H07325543 A JPH07325543 A JP H07325543A JP 6117819 A JP6117819 A JP 6117819A JP 11781994 A JP11781994 A JP 11781994A JP H07325543 A JPH07325543 A JP H07325543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
place name
map
place
voice
recognition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6117819A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuki Minamino
活樹 南野
Masao Watari
雅男 渡
Kazuo Ishii
和夫 石井
Yasuhiko Kato
靖彦 加藤
Hiroaki Ogawa
浩明 小川
Masanori Omote
雅則 表
Kazuo Watanabe
一夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6117819A priority Critical patent/JPH07325543A/ja
Publication of JPH07325543A publication Critical patent/JPH07325543A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発声された地名を音声認識し、その地名に対
応する地図を表示する場合において、音声認識の処理速
度および精度の劣化を防止する。 【構成】 地名が、地図の縮尺に応じて階層化されてお
り、例えば縮尺100万分の1の階層に属する地名「関
東」に対応する地域の地図が表示されている場合、音声
認識の対象とする語彙が、地名「関東」が属する階層と
所定の関係にある縮尺1000万分の1,100万分の
1,10万分の1、および25000分の1の階層に属
する地名に制限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばナビゲーション
システムなどに用いて好適な地図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカーナビゲーションシステムにお
いては、例えば、GPS(Global Positioning Syste
m)などによって現在地が測定され、その現在地を含む
範囲の地図が、例えば液晶モニタやCRTなどの画面上
に表示されるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなカーナビゲ
ーションシステムにおいて、いま画面上に表示されてい
る位置以外の所望する位置を含む地域の地図を表示させ
るには、例えばジョイスティックやマウスなどを操作し
て、画面をスクロールさせる方法があるが、この方法で
は、いま表示されている位置から遠方の位置を表示させ
る場合に時間がかかる課題があった。
【0004】さらに、この場合には、表示させようとす
る地域が、いま表示されている位置から、いずれの方向
にあるのかを、使用者が認識している必要があった。
【0005】そこで、例えば地名の一覧を画面に表示し
て、その中から、画面上に表示させようとする地域の地
名を、使用者に選択させたり、あるいは画面上に表示さ
せようとする地域の緯度および経度を、使用者に入力さ
せたりする方法がある。しかしながら、いずれの方法に
よっても、使用者に対して、マウスやジョイスティッ
ク、あるいはキーボードなどの操作を強いることにな
り、使用者に煩わしさを感じさせる課題があった。
【0006】さらに、地名の一覧の中から、画面上に表
示させようとする地域の地名を、使用者に選択させる場
合には、使用者は、その一覧の中から、地名を見つけ出
さなければならず、また、緯度および経度を、使用者に
入力させる場合には、使用者は、その緯度および経度を
認識していないときに、それを調べなければならず、使
用者に負担をかける課題があった。
【0007】そこで、音声により地名を入力し、その音
声を音声認識することにより、その地名に対応する地図
を表示するようにすることが考えられるが、地図上の地
名の数は、膨大であり、これをすべて、一時に音声認識
の対象とするのは、音声認識の処理速度および精度の点
から困難であった。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、音声認識の対象語彙とする地名を、効果
的に制限し、これにより使用者が所望する地域の地図を
短時間で表示することができるようにするとともに、使
用者の負担を軽減することができるようにするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の地図表示装置
は、音声で入力された地名に対応する地図を表示する地
図表示装置において、複数の縮尺の地図データを、その
地図上の地名とともに記憶している記憶手段(例えば、
図1に示すデータベース装置6など)と、音声で入力さ
れた地名を音声認識する認識手段(例えば、図1に示す
音声認識装置3など)と、認識手段により音声認識され
た地名に対応する地図データを、記憶手段から読み出す
読み出し手段(例えば、図1に示すシステム制御部1な
ど)と、読み出し手段により読み出された地図データを
表示する表示手段(例えば、図1に示す出力装置5な
ど)とを備え、表示手段に表示された地図データの縮尺
に応じて、認識手段による音声認識の対象語彙とする地
名を制限することを特徴とする。
【0010】この地図表示装置は、記憶手段に記憶され
ている地名が、地図データの縮尺に応じて階層化されて
おり、認識手段が、表示手段に表示された地図データに
対応する所定の地名が属する階層と所定の関係にある階
層に属する地名を、音声認識の対象語彙とするようにす
ることができる。
【0011】また、この地図表示装置は、記憶手段に記
憶されている地名が、地図データの縮尺に応じて階層化
され、かつ地理的な包含関係に応じて関係付けられてお
り、認識手段が、表示手段に表示された地図データに対
応する所定の地名が属する階層と所定の階層関係にある
階層に属する地名であって、所定の地名と包含関係にあ
る地名を、音声認識の対象語彙とするようにすることが
できる。
【0012】
【作用】上記構成の地図表示装置においては、表示手段
に表示された地図データの縮尺に応じて、認識手段によ
る音声認識の対象語彙とする地名が制限される。従っ
て、所定の処理速度および精度で音声認識を行うことが
できるようになり、その結果使用者が所望する地域の地
図を短時間で表示するとともに、使用者の負担を軽減す
ることができるようになる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の地図表示装置を適用したナ
ビゲーションシステム(カーナビゲーションシステム)
の一実施例の構成を示すブロック図である。このナビゲ
ーションシステムは、システム制御部1、入力装置2、
音声認識装置3、位置測定装置4、出力装置5、および
データベース装置6から構成され、例えば自動車などに
取り付け可能になされている。
【0014】システム制御部1は、装置を構成する他の
ブロックとの間で、データ(情報)の送受信を行いなが
ら、システム全体の動作を制御するようになされてい
る。入力装置2は、システム制御部1に所定の処理を行
わせる場合に操作される。さらに、入力装置2に対して
は、システム制御部1に所定の処理を行わせる場合の指
示を音声で入力することができるようになされている。
【0015】音声認識装置3は、システム制御部1を介
して、入力装置2から供給される音声信号を音響分析
し、その分析結果に基づいて、システム制御部1から指
定された語彙(後述する認識辞書に登録された語彙)を
対象に音声認識を行うようになされている。音声認識装
置3の音声認識結果は、システム制御部1に出力される
ようになされている。位置測定装置4は、GPS(Glob
al Positioning System)用の衛星からの電波を受信
し、その受信信号その他の情報に基づいて、ナビゲーシ
ョンシステムが取り付けられた自動車の現在置などを測
定するようになされている。この位置測定装置4による
測定結果は、システム制御部1に出力されるようになさ
れている。
【0016】出力装置5は、システム制御部1から送ら
れてきた情報を、画像または音で出力するようになされ
ている。データベース装置6は、電子化された地図のグ
ラフィックスデータ(地図データ)を、地名と対応付
け、その他の情報とともに記憶している。データベース
装置6に記憶されている情報は、システム制御部1によ
り読み出されるようになされている。なお、データベー
ス装置6に記憶されている地名は、音声認識装置3によ
る音声認識の対象語彙として用いることができるように
なされている。
【0017】次に、図2は、入力装置2の詳細構成を示
している。入力装置2は、マイク21および操作部22
から構成されている。マイク21は、音声が入力される
と、その音声を、電気信号としての音声信号に変換し、
システム制御部1に出力するようになされている。操作
部22は、音声地図検索ボタン、0乃至9の番号ボタ
ン、確定ボタン、取消(取消し)ボタン、ジョイスティ
ック、拡大ボタン、縮小ボタン、メニューボタン、およ
び電源ボタンなどから構成されており、いずれかが操作
されると、その操作に対応した操作信号が、システム制
御部1に出力されるようになされている。
【0018】図3は、音声認識装置3の詳細構成を示し
ている。音声認識装置3は、認識制御部31、アンプ3
2,A/D変換器33、音響分析部34、音声認識部3
5、および認識辞書記憶部36から構成されている。認
識制御部31は、システム制御部1の制御の下、音声認
識装置3を構成する各ブロックを制御する他、入力装置
2のマイク21から、システム制御部1を介して供給さ
れる音声信号をアンプ32に出力するようになされてい
る。さらに、認識制御部31は、システム制御部1か
ら、後述するようにして供給される語彙(地名)を、認
識辞書記憶部36に出力して記憶させ、さらにその語彙
を読み出し、音声認識対象語彙として音声認識部35に
供給するようになされている。また、認識制御部31
は、音声認識部35から供給される音声認識結果の候補
(認識結果候補)を、システム制御部1に出力するよう
になされている。
【0019】アンプ32は、認識制御部31からの音声
信号の振幅の増幅を行い、A/D変換器33に出力する
ようになされている。A/D変換器33は、アンプ32
からの音声信号を、所定のサンプリング周波数でA/D
変換することにより、ディジタルの音声信号に変換し、
音響分析部34に出力するようになされている。音響分
析部34は、A/D変換器33からの音声信号を、例え
ば線形予測分析などの音響分析することにより、その特
徴パラメータを抽出し、音声認識部35に出力するよう
になされている。
【0020】音声認識部35は、例えばHMM(Hidden
Markov Models)法やDP(Dynamic Programming)マ
ッチング法などの所定の音声認識アルゴリズムにしたが
って、認識制御部31により認識辞書記憶部36から読
み出された語彙(地名)を、音声認識対象語彙とし、こ
の音声認識対象語彙それぞれに対する、音響分析部34
からの特徴パラメータの尤度としての確率や距離などの
計算を行うようになされている(以下、この確率や距離
などをスコアといい、確率の高いことや距離の近い(短
い)ことをスコアが高い(良い)という)。
【0021】さらに、音声認識部35は、スコアの高い
順に、所定数の語彙(地名)を、入力装置2のマイク2
1に入力された音声の認識結果候補とし、認識制御部3
1に出力するようになされている。
【0022】認識辞書記憶部36は、認識制御部31か
ら供給される、システム制御部1からの音声認識対象語
彙や、音声認識部35からの認識結果候補を記憶するよ
うになされている。
【0023】次に、図4は、位置測定装置4の詳細構成
を示している。位置測定装置4は、位置測定制御部4
1,GPSアンテナ42、ジャイロスコープ43、およ
び位置計算部44から構成され、現在地の測定やある時
点からの移動距離の測定などを行うようになされてい
る。
【0024】位置測定制御部41は、システム制御部1
の制御の下、位置測定装置4を構成する各ブロックを制
御する他、システム制御部1からの指令に応じて、位置
計算部44で後述するようにして計算される現在地や移
動距離を、システム制御部1に供給するようになされて
いる。GPSアンテナ42は、GPS用の衛星から送信
された電波を受信し、位置測定制御部41を介して、位
置計算部44に供給するようになされている。ジャイロ
スコープ43は、回転可能な、3軸で支持されたコマを
有し、そのコマの回転軸の方向を、位置測定制御部41
を介して位置計算部44に出力するようになされてい
る。位置計算部44は、位置測定制御部41を介して、
GPSアンテナ42から供給される信号から、現在地
(例えば、緯度および経度で表されるもの)を算出し、
位置測定制御部41に出力するようになされている。
【0025】なお、位置計算部44には、図示していな
いが、自動車のタイヤの回転量(回転数)が、図示せぬ
回転量算出回路から供給されるようになされている。例
えば、天候などの影響で、GPS用の衛星からの電波が
良好に受信することができない場合や、その他必要に応
じて、位置計算部44は、位置測定制御部41を介して
ジャイロスコープ43から供給されるコマの回転軸の方
向、および回転量算出回路からのタイヤの回転量に基づ
いて、自動車の移動距離を算出し、その移動距離と、あ
る時点における現在地とから、現時点の現在地を算出す
るようになされている。また、位置計算部44は、算出
した移動距離を、必要に応じて、位置測定制御部41に
出力するようにもなされている。
【0026】次に、図5は、出力装置5の詳細構成を示
している。出力装置5は、画面表示部51、アンプ5
2、およびスピーカ53で構成されている。画面表示部
51は、例えば液晶モニタやCRTなどでなり、システ
ム制御部1から供給される地図データやその他の情報を
表示するようになされている。アンプ52は、システム
制御部1から供給される信号(オーディオ信号)を増幅
し、スピーカ53に供給するようになされている。スピ
ーカ53は、アンプ52からのオーディオ信号を、音
(音声)として出力するようになされている。
【0027】図6は、データベース装置6の詳細構成を
示している。データベース装置6は、記憶媒体61、記
憶部62、および読み書き装置63から構成されてい
る。記憶媒体61は、例えばCD−ROMなどでなり、
上述したように地図データおよび地名(例えば、出力装
置5において地図データとともに表示することもできる
し、音声認識の対象語彙としても用いることができるも
のが望ましいが、別々のものとして用意しても良い)を
記憶している。さらに、記憶媒体61は、地名が表す地
図上の位置の緯度および経度や、その地名が表す地域の
ガイド情報などを属性情報として、地名と対応付けて記
憶している。
【0028】なお、記憶媒体61は、地図データとし
て、例えば日本全国の1000万分の1,100万分の
1,10万分の1,25000分の1,10000分の
1,5000分の1、および1000分の1などの複数
種類の縮尺のものを記憶している。
【0029】また、記憶媒体61が記憶している地名に
は、日本(全国)や、都道府県、市区町村の他、地方
(例えば、関東地方や、東北地方、近畿地方、九州地方
など)、都市(例えば、東京や、大阪、仙台、盛岡な
ど)、行政区、山(例えば、富士山など)、川、半島、
島、湖(例えば、琵琶湖など)、駅、通り(道路)、交
差点、観光地(観光名所)(例えば、東京タワーな
ど)、建物(例えば、羽田空港など)などの地図上に記
載されている名称すべてが含まれている。
【0030】さらに、記憶媒体61は、データベース装
置6に着脱可能になされており、これにより将来、地図
などに変更があっても、その変更後の地図の情報が記憶
された記憶媒体を、記憶媒体61に代えてデータベース
装置6に装着することによって、記憶媒体61に記憶さ
れている情報の陳腐化により、装置が実質的に使用不可
になることを防止することができるようになされてい
る。
【0031】記憶部62は、例えばRAMなどでなり、
読み書き装置63によって、記憶媒体61から読み出さ
れたデータを一時記憶するようになされている。記憶部
62に対するアクセスは、高速で行うことができるよう
になされており、記録媒体61に記憶されているデータ
を、必要に応じて、記憶部62に記憶させておき、そこ
からデータを読み出すようにすることで、処理の高速化
を図ることができるようになされている。
【0032】読み書き装置63は、システム制御部1に
制御され、記憶媒体61からのデータの読み出し、およ
び記憶部62に対するデータの読み書きを行うようにな
されている。
【0033】なお、データベース装置6には、システム
制御部1を介して、音声認識装置3から音声認識結果
や、あるいは位置測定装置4から現在地、移動距離が、
適宜供給されるようになされており、記憶部62は、こ
れらの情報も一時記憶するようになされている。記憶部
62に記憶された音声認識結果、現在地、および移動距
離は、読み書き装置63により必要に応じて読み出さ
れ、システム制御部1において、所定の処理が行われる
ときに用いられるようになされている。
【0034】次に、図7のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。まず最初に、ステップS1
において、入力装置2(図2)の電源ボタンが操作され
たか否かが、システム制御部1によって判定される。ス
テップS1において、電源ボタンが操作されていないと
判定された場合、ステップS1に戻る。また、ステップ
S1において、電源ボタンが操作されたと判定された場
合、システムを構成する各ブロックの電源がON状態に
され、ステップS2に進み、現在地の測定を開始するよ
うに、システム制御部1から位置測定装置4に対し制御
信号が出力される。
【0035】すると、位置測定装置4(図4)では、G
PSアンテナ42で、GPS用の衛星からの電波が受信
され、その受信信号が、位置測定制御部41を介して位
置計算部44に出力される。位置計算部44では、その
受信信号から現在地が算出され、位置測定制御部41に
出力される。位置測定制御部41では、位置計算部44
からの現在地が、システム制御部1に供給される。
【0036】そして、ステップS3に進み、出力装置5
(図5)の画面表示部51に、現在地付近の地図が表示
される。即ち、ステップS3では、システム制御部1に
おいて、データベース装置6に記憶されているデータの
うちの、適当な縮尺の地図データであって、位置測定装
置4からの現在地を含む所定の範囲の部分が、その縮尺
に応じた地名とともに読み出され、出力装置5に供給さ
れて表示される。これにより、出力装置51に、例えば
日本全体の地図が表示される場合には、地名「日本」と
ともに、47都道府県名などが表示される。また、出力
装置51に、例えば東京都全体の地図が表示される場合
には、地名「東京都」とともに、23区名などが表示さ
れる。
【0037】なお、この場合、出力装置5の画面表示部
51においては、地図が、例えば現在地が画面中心に位
置するように表示されるようになされている。また、以
上のようにして、地図の表示が開始された後は、システ
ムの電源がOFFにされるまで、位置測定装置4におい
て、現在地が、常時測定され、地図の表示の更新が行わ
れるようになされている。
【0038】地図の表示後、ステップS4に進み、入力
装置2(図2)のメニューボタンが操作されたか否か
が、システム制御部1によって判定される。ステップS
4において、メニューボタンが操作されたと判定された
場合、ステップS5に進み、メニューモードの処理が行
われる。
【0039】即ち、ステップS5では、例えば図8のフ
ローチャートに示すように、まずステップS21におい
て、出力装置5(図5)の画面表示部51にメニューが
表示される。
【0040】ここで、メニューとしては、出力装置5に
おける画面表示部51の表示色や、地図の表示方向(例
えば、どの方向を画面表示部5の上部にして、地図を表
示するかなど)、スピーカ53より出力する音の大きさ
(音量)などのシステムの細かな設定を行うもの、辞書
式順序(いわゆる、あいうえお順)に地名を並べた索引
を表示し、その中から必要とする地名の検索を行って、
その地名付近の地図を表示するもの、データベース装置
6に記憶された情報(例えば、ガイド情報など)を表示
するもの、メニューモードの終了を行うものなどの他、
入力装置2の音声地図検索ボタン、拡大ボタン、縮小ボ
タン、あるいはジョイスティックが操作されることによ
り行われる処理に対応するものなどがある。
【0041】メニューの表示後、ステップS22に進
み、メニューの選択が行われたか否かが、システム制御
部1によって判定される。
【0042】ここで、メニューの選択は、例えば次のよ
うにして行われる。即ち、例えばメニューには、番号が
付してあり、その番号に対応する入力装置2(図2)の
数字ボタン(0乃至9の数字ボタン)が操作された後
に、確定ボタンが操作されることにより、その番号が付
されたメニューの選択が行われる。あるいは、出力装置
5の画面表示部51には、メニューとともに、ジョイス
ティックの操作に対応して移動するカーソルが表示され
るようになされており、そのカーソルが、所望するメニ
ューを指示するように、ジョイスティックが操作された
後に、確定ボタンが操作されることにより、カーソルが
指示しているメニューの選択が行われる。
【0043】ステップS22において、メニューの選択
が行われていないと判定された場合、ステップS22に
戻る。また、ステップS22において、メニューの選択
が行われたと判定された場合、ステップS23に進み、
ステップS22で選択されたと判定されたメニューに対
応する処理(動作)が、システム制御部1により実行さ
れ、メニューモードを終了して、図7のステップS6に
進む。
【0044】なお、メニューモード時においては、出力
装置5に表示された、メニューモードを終了するメニュ
ーを選択することによっても、メニューモードを終了す
ることができるようになされている。
【0045】また、メニューは、階層構造にしておくこ
とができるようになされている。即ち、例えばあるメニ
ューの選択がなされた後、そのメニューに対応する処理
を細分類したメニューが表示され、その中から、所望す
る処理に対応するものを選択することなどができるよう
になされている。このように、メニューを階層構造にし
た場合には、システムのマンマシンインターフェイスを
向上させることができる。
【0046】図7に戻り、ステップS4において、メニ
ューボタンが操作されていないと判定された場合、ステ
ップS5をスキップして、ステップS6に進み、入力装
置2(図2)の拡大ボタンが操作されたか否かが判定さ
れる。ステップS6において、拡大ボタンが操作された
と判定された場合、ステップS7に進み、出力装置5に
表示されている地図が拡大され、ステップS8に進む。
【0047】即ち、ステップS7では、システム制御部
1において、いま出力装置5に表示されている地域に対
応する地図データであって、縮尺がより大きいものが、
データベース装置6から読み出され、出力装置5に出力
されて表示され、ステップS8に進む。
【0048】一方、ステップS6において、拡大ボタン
が操作されていないと判定された場合、ステップS7を
スキップして、ステップS8に進み、縮小ボタンが操作
されたか否かが判定される。ステップS8において、縮
小ボタンが操作されたと判定された場合、ステップS9
に進み、出力装置5に表示されている地図が縮小され、
ステップS10に進む。
【0049】即ち、ステップS9では、システム制御部
1において、いま出力装置5に表示されている地域に対
応する地図データであって、縮尺がより小さなものが、
データベース装置6から読み出され、出力装置5に出力
されて表示され、ステップS10に進む。
【0050】なお、ステップS7またはS9それぞれに
おいて、いま出力装置5に表示されている地図の縮尺よ
りも大きいまたは小さい縮尺のものが、データベース装
置6に記憶されていない場合には、そのことを示す警告
音が、システム制御部1の制御の下、出力装置5(図
5)のスピーカ53から出力されるようになされてい
る。
【0051】ステップS10においては、入力装置2
(図2)の電源ボタンが操作されたか否かが、システム
制御部1によって判定され、電源ボタンが操作されたと
判定された場合、システムの電源がOFF状態にされ、
処理を終了する。また、ステップS10において、電源
ボタンが操作されていないと判定された場合、ステップ
S11に進み、入力装置2(図2)の音声地図検索ボタ
ンが操作されたか否かが、システム制御部1によって判
定される。ステップS11において、音声地図検索ボタ
ンが操作されたと判定された場合、ステップS12に進
み、音声地図検索モードの処理(詳細は、後述する)が
行われ、ステップS13に進む。
【0052】また、ステップS11において、音声地図
検索ボタンが操作されていないと判定された場合、ステ
ップS13に進み、入力装置(図2)のジョイスティッ
クが操作されたか否かが、システム制御部1によって判
定される。ステップS13において、ジョイスティック
が操作されたと判定された場合、ステップS14に進
み、その操作に対応した方向に、出力装置5に表示され
た地図がスクロールされる。
【0053】即ち、ステップS14では、システム制御
部1において、ジョイスティックが操作された方向に対
応する地図データが、データベース装置6から読み出さ
れ、出力装置5に供給されることにより、出力装置5に
表示されている地図がスクロールされる。
【0054】一方、ステップS13において、ジョイス
ティックが操作されていないと判定された場合、ステッ
プS14をスキップして、ステップS2に戻り、再びス
テップS2からの処理を繰り返す。
【0055】次に、図7のステップS12における音声
地図検索モードの処理の詳細について説明する。音声地
図検索モードにおいては、入力装置2(図2)のマイク
21に、音声で地名が入力されると、その地名が音声認
識され、その地名に対応する地図データが、データベー
ス装置6から検索されて読み出されるようになされてい
る。この場合、データベース装置6からは、音声認識さ
れた地名が表す範囲に応じた縮尺の地図データが読み出
されるようになされており、読み出された地図データ
は、出力装置5で表示されるようになされている。
【0056】即ち、音声地図検索モードでは、地名が発
声されると、その地名が音声認識され、その地名付近の
地図が適当な縮尺で表示されるようになされている。
【0057】図9は、音声地図検索モードの処理を説明
するフローチャートである。音声地図検索モードでは、
まずステップS31において、音声認識に用いる認識辞
書が作成される。即ち、ステップS31では、いま出力
装置5で表示されている地図の地域(後述するように、
その地域の地理的な包含関係)とその縮尺に応じて、音
声認識の対象語彙とする地名が、システム制御部1によ
り決定され、その地名が、データベース装置6から読み
出されて、音声認識装置3に供給される。音声認識装置
3(図3)では、システム制御部1から供給された地名
が、認識制御部31において一覧表とされることにより
認識辞書とされ、認識辞書記憶部36に出力されて記憶
される。
【0058】さらに、ステップS31においては、入力
装置2(図2)のマイク21に、音声で地名が入力され
ると、その音声信号が、システム制御部1を介して、音
声認識装置3に供給される。音声認識装置3(図3)で
は、音声信号が、認識制御部31を介して、アンプ32
に供給され、そこで増幅されてA/D変換器33に出力
される。A/D変換器33では、音声信号が、A/D変
換され、音響分析部34に供給される。音響分析部34
においては、音声信号が音響分析され、これにより音声
の特徴パラメータ(特徴量)が抽出される。この特徴パ
ラメータは、音声認識部35に供給される。
【0059】以上のようにして、認識辞書記憶部36
に、認識辞書が記憶され、音声の特徴パラメータが音声
認識部35に供給されると、ステップS32に進み、音
声認識部35において、システム制御部31を介して認
識辞書記憶部36に記憶された認識辞書を参照しなが
ら、音響分析部34から供給される音声の特徴パラメー
タに基づいて、所定の音声認識アルゴリズムによる音声
認識が行われる。
【0060】即ち、ステップS32では、認識辞書を構
成する音声認識対象語彙としての地名それぞれに対す
る、音声の特徴パラメータのスコアが計算される。そし
て、ステップS33に進み、音声認識対象語彙である地
名が、スコアの高い順に、認識制御部31を介して、シ
ステム制御部1に出力される。システム制御部1では、
認識制御部31からの地名のうちの、スコアの高い所定
数n(但し、nは正の整数)個が選択され、音声認識結
果の候補として、出力装置5に出力されて表示される。
【0061】使用者は、出力装置5に表示された音声認
識結果候補を見ながら、正しいものを選択する。なお、
この選択は、上述したメニューの選択における場合と同
様に、入力装置2(図2)の番号ボタンまたはジョイス
ティックの操作後、確定ボタンを操作することにより行
われる。
【0062】そして、ステップS34において、入力装
置2(図2)の確定ボタンが操作されたか否かが、シス
テム制御部1によって判定される。ステップS34にお
いて、確定ボタンが操作されたと判定された場合、即ち
出力装置5に表示された音声認識結果候補の中に正しい
音声認識結果があり、その選択がなされた場合、ステッ
プS35に進み、その選択された正しい音声認識結果で
ある地名に対応する地図データが、システム制御部1に
よってデータベース装置6から検索されて読み出され
る。この場合、上述したように、データベース装置6か
らは、音声認識された地名が表す範囲に応じた縮尺の地
図データ(音声認識された地名が属する階層に対応する
縮尺の地図データ(詳細は、後述する))が検索されて
読み出され、出力装置5において表示される。即ち、発
声された地名付近の地図が、いま出力装置5に表示され
ている地図に代えて、適切な縮尺で表示される。
【0063】以上のようにして、出力装置5に表示され
ている地図の変更がなされた後、処理を終了する。
【0064】一方、ステップS34において、確定ボタ
ンが操作されていないと判定された場合、ステップS3
6に進み、入力装置2(図2)の取消ボタンが操作され
たか否かが、システム制御部1によって判定される。ス
テップS36において、取消ボタンが操作されていない
と判定された場合、ステップS34に戻り、再びステッ
プS34から処理を繰り返す。
【0065】また、ステップS36において、取消ボタ
ンが操作されたと判定された場合、即ち出力装置5に表
示された音声認識結果候補の中に正しい音声認識結果が
なく、その選択がなされなかった場合、ステップS37
に進み、再度、地名の発声を行うように、使用者を促す
メッセージが、システム制御部1から出力装置5に供給
される。
【0066】これにより、出力装置5では、システム制
御部1から供給されたメッセージが、画面表示部51に
画像で表示され、あるいはスピーカ53から音声で出力
される。
【0067】出力装置5からのメッセージの出力後、ス
テップS38に進み、入力装置2(図2)のマイク21
に音声が、再入力されたか否かが、システム制御部1に
よって判定される。ステップS38において、音声が再
入力されたと判定された場合、ステップS31に戻り、
上述した場合と同様の処理が行われる。なお、この場
合、ステップS31において、上述したように、音声認
識に用いる認識辞書の作成が行われるが、これは、音声
が再入力されたものであることを考慮し、後述するよう
にして行われる。
【0068】一方、ステップS38において、音声が再
入力されていないと判定された場合、ステップS39に
進み、ステップS36における取消ボタンの操作に続い
て、さらに取消ボタンが操作されたか否かが判定され
る。ステップS39において、取消ボタンが操作されて
いないと判定された場合、ステップS37に戻り、再び
ステップS37からの処理を繰り返す。
【0069】また、ステップS39において、取消ボタ
ンが操作されたと判定された場合、音声地図検索モード
の処理を終了する。
【0070】次に、図9のステップS31における認識
辞書の作成方法の詳細について説明するが、その前段階
の準備として、データベース装置6に記憶されている地
名について説明する。
【0071】例えば、いま、データベース装置6に、日
本全国を全範囲とする地図データであって、上述したよ
うな種々の縮尺のものが記憶されているとした場合にお
いて、地名は、地図データの縮尺に対応して階層化(構
造化)されて、データベース装置6に記憶されている。
【0072】即ち、地図に記載される地名は、その縮尺
に応じて異なるものであるから(例えば、縮尺の大きな
地図であれば、都道府県名や、市区名、町名、村名、お
よびそれらと同等の地名が記載されるが、縮尺の小さな
地図では、町名や村名などの小さな地域を表す地名は記
載されず、例えば都道府県名および市区名、並びにそれ
と同等の地名が記載される)、データベース装置6にお
いては、それに対応し、例えば図10に示すように、1
000万分の1,100万分の1,10万分の1,25
000分の1,10000分の1,5000分の1、お
よび1000分の1の地図データの縮尺ごとに、地名が
階層化されて記憶されている。
【0073】具体的には、縮尺が最も小さい、1000
万分の1の地図データには、例えば大きな範囲を表す地
名としての、例えば「日本」や「全国」が属するように
なされ、その次に、縮尺が小さい、100万分の1の地
図データには、地名「日本」が表す地域を、いわば一段
階だけ細分化したものの地名としての、例えば「北海
道」や「東北」などの地方名が属するようになされてい
る。以下、同様にして、各縮尺の地図データに、地名が
属するようになされている。
【0074】ここで、地名には、上述したように、日
本、都道府県、市区町村、地方、都市、行政区の他、
山、川、半島、島、湖、駅、通り、交差点、観光地、建
物などの地図上に記載されている名称が含まれる。山、
川、半島、島、湖、駅、通り、交差点、観光地、建物な
どの名称も、それが表す地域(範囲)に応じて、都道府
県名や市区町村名などと同様に、所定の縮尺の地図デー
タに属するように階層化されている。
【0075】即ち、例えば地名「富士山」などは、図1
0における地名「東京都南部」、「東京都北部」、「京
都府北部」、「京都府南部」、・・・が属する1000
0分の1の縮尺の地図データに属するように階層化され
ている。
【0076】さらに、以上のように階層化された地名
は、地理的な包含関係に基づいて関係付けられている。
ここで、以下、適宜、図10において、1000万分の
1の縮尺の地図データに対応する方の階層を上(上位)
の階層と、1000分の1の縮尺の地図データに対応す
る方の階層を下(下位)の階層という。
【0077】即ち、図10において、例えば100万分
の1の縮尺の地図データに属する地名「北海道」、「東
北」、「関東」、「近畿」、・・・は、地理的な包含関
係に基づき、その上位階層に属する地名「日本」(およ
び「全国」)に関係付けられている。さらに、例えば1
0万分の1の縮尺の地図データに属する地名「東北北
部」や「東北南部」などは、地理的な包含関係に基づ
き、その上位各層に属する地名「東北」に関係付けられ
ている。
【0078】以下、同様にして、各階層(各縮尺の地図
データ)に属する地名は、地理的な包含関係に応じて関
係付けられている。
【0079】以上のような分類(階層化および関係付
け)がなされ、データベース装置6においては、地名
が、最も縮尺の小さな地図データに属する地名(いまの
場合、日本)を、いわば根とした木構造を構成するよう
に記憶されている。
【0080】なお、山、川、半島、島、湖、駅、通り
(道路)、交差点、観光地、建物などの名称(地名)も
同様に、地理的な包含関係に基づき、それらが存在する
地域を表す、1階層上に属する地名に関係付けられる。
具体的には、例えば地名「富士山」が、10万分の1の
縮尺の地図データに属するとした場合においては、地名
「富士山」は、その1つ上の階層(縮尺100万分の
1)に属する地名「関東」と関係付けられる。また、例
えば地名「東京タワー」が、10000万分の1の地図
データに属するとした場合においては、地名「東京タワ
ー」は、その1つ上の階層(縮尺25000分の1)に
属する地名「東京都」と関係付けられる。
【0081】ここで、以下、適宜、地理的な包含関係に
基づいて関係付けられた地名どうしのうち、一方を包含
する方の地名を上位の地名と、その上位の地名に包含さ
れる方の地名を下位の地名という。例えば、関東地方に
は、東京都が存在し、東京都には、品川区が存在するか
ら、地名「東京都」および「関東」(「関東地方」)の
関係においては、地名「東京都」または「関東」は、そ
れぞれ下位または上位の地名となり、また、地名「品川
区」および「東京都」の関係においては、地名「品川」
または「東京都」は、それぞれ下位または上位の地名と
なる。
【0082】なお、上述の場合に、地名「品川区」およ
び「関東」の関係において、地名「品川」または「関
東」は、それぞれ下位または上位の地名となるものとす
る。また、例えば京都府は、関東地方に存在しないか
ら、地名「京都府」および「関東」の関係においては、
いずれも、下位または上位の地名とはならない。
【0083】さらに、以下、適宜、同一階層に属する地
名(上位の地名との関係付けとは無関係に、同一の縮尺
の地図データに属する地名(図10において、例えば縮
尺25000分の1の地図データに属する地名「青森
県」、「東京都」、「京都府」、「秋田県」、「神奈川
県」、「大阪府」、「岩手県」、「埼玉県」、および
「兵庫県」、・・・など))であって、ある地名の下位
の地名となっているものを同位の地名という。即ち、図
10において、同一階層に属する、例えば縮尺2500
0分の1に属する地名「東京都」、「神奈川県」、「埼
玉県」などは、すべてその2つ上の階層に属する地名
「関東」の下位の地名であるから、同位の地名となる。
【0084】以上のように分類され、データベース装置
6に記憶されている地名から、図9で説明したステップ
S31においては、図11のフローチャートに示すよう
にして、音声認識対象語彙としての地名の一覧表である
認識辞書が作成される。
【0085】即ち、まずステップS41において、入力
装置2(図2)のマイク21に入力された音声(地名)
が、図9のステップS37で再入力が促される前の、1
発話目のものであるか否かが、システム制御部1によっ
て判定される。ステップS41において、マイク21に
入力された音声が1発話目のものでないと判定された場
合、ステップS42に進み、前回の、図9のステップS
32における音声認識処理の結果得られた音声認識結果
候補に対応する地名(音声認識対象語彙)が、システム
制御部1の制御の下、音声認識装置3(図3)の認識制
御部31によって、認識辞書記憶部36に記憶されてい
る認識辞書から削除され、ステップS43に進む。
【0086】即ち、システムが、音声地図検索モードに
された後、マイク21に入力された音声が1発話目のも
のでない場合、前回の発話により、出力装置5に表示さ
れた音声認識結果候補は、正しい音声認識結果を含んで
いないので、この音声認識結果候補に対応する音声認識
対象語彙(地名)が、認識辞書から削除され、ステップ
S43に進む。
【0087】一方、ステップS41において、マイク2
1に入力された音声が1発話目のものであると判定され
た場合、ステップS42をスキップして、ステップS4
3に進み、いま出力装置5に表示されている地図上に存
在する地名であって、その地図の縮尺に対応する階層に
属する地名のうちのいずれか(例えば、その画面中心に
表示されている位置を表す地名や、表示されている地図
(地域)全体を表す地名など)(以下、着目地名とい
う)の下位の地名に、N(但し、Nは正の整数)だけ下
の階層に属するものが存在するか否かが、システム制御
部1によって判定される。
【0088】ステップS43において、着目地名の下位
の地名に、Nだけ下の階層に属するものが存在しないと
判定された場合、ステップS44に進み、着目地名の、
1つだけ上の階層に属する上位の地名が、新たに着目地
名とされ、ステップS43に戻る。
【0089】また、ステップS43において、着目地名
の下位の地名に、Nだけ下の階層に属するものが存在す
ると判定された場合、ステップS45進み、データベー
ス装置6から、着目地名が属する階層の1乃至Nだけ下
の階層に属する、着目地名の下位の地名すべてが、着目
地名とともに、システム制御部1により読み出される。
この下位の地名および着目地名は、音声認識装置3(図
3)に供給され、認識辞書記憶部36に記憶されている
認識辞書に追加される(認識辞書記憶部36に、まだ認
識辞書が記憶されていないときには、供給された地名が
一覧表にされ、認識辞書とされる)。
【0090】そして、ステップS46に進み、着目地名
の上位の地名が存在するか否かが、システム制御部1に
よって判定される。ステップS46において、着目地名
の上位の地名が存在しないと判定された場合、ステップ
S47およびS48をスキップして、処理を終了する。
【0091】また、ステップS46において、着目地名
の上位の地名が存在すると判定された場合、ステップS
47に進み、着目地名の同位の地名が、データベース装
置6から読み出される。即ち、着目地名の上位の地名が
存在する場合には、その着目地名と同位の地名が存在す
る可能性があるので、この場合、ステップS47におい
ては、着目地名と同位の地名が存在するときには、その
同位の地名が、データベース装置6から読み出される。
この同位の地名は、システム制御部1から音声認識装置
3(図3)に供給され、認識辞書記憶部36に記憶され
ている認識辞書に追加される。
【0092】その後、ステップS48に進み、着目地名
の上位の地名すべてが、データベース装置6から読み出
される。そして、この上位の地名も、音声認識装置3
(図3)に供給され、認識辞書記憶部36に記憶されて
いる認識辞書に追加されて、処理を終了する。
【0093】なお、認識辞書に、既に登録されている地
名と同一の地名が、システム制御部1を介して、データ
ベース装置6から供給された場合には、その地名は、既
に登録されている地名に上書きされる。
【0094】以上の処理により、着目地名が属する階層
(以下、適宜、着目階層という)と所定の関係にある階
層(着目階層より1乃至Nだけ下位の階層)に属する地
名であって、着目地名と地理的な包含関係にある地名、
並びに存在する場合には、着目地名と同位の地名および
上位の地名からなる認識辞書が作成される。
【0095】具体的には、例えば図12に示すような認
識辞書が作成される。即ち、例えば上述のNが4である
場合に、縮尺が1000万分の1の地図であって(図1
0)、日本全体の地図が表示されており、地名「日本」
(または「全国」)が着目地名であるときにおいては、
図12(a)に示すように、その1乃至4だけ下の階層
(100万分の1,10万分の1,25000分の1、
および10000分の1の縮尺の地図データ)に属する
下位の地名である「関東」や「東北」、「東北北部」な
どの地方名、「東京都」や「神奈川県」などの都道府県
名、「盛岡」や「仙台」などの主要都市名、および「富
士山」や「琵琶湖」などの主要な山、川、湖などの名称
からなる認識辞書が作成される。
【0096】さらに、例えば縮尺が100万分の1の地
図であって(図10)、関東地方全体の地図が表示され
ており、地名「関東」が着目地名であるときにおいて
は、図12(b)に示すように、その1乃至4だけ下の
階層に属する下位の地名である、関東地方に含まれる地
方名(例えば、地方名「関東東部」など)、都道府県名
(例えば、地名「東京都」や、「神奈川県」、「埼玉
県」など)、都市名(例えば、地名「東京」や、「川
崎」、「横浜」など)、主要市区町村名(例えば、地名
「品川区」や「川崎市」など)、主要観光名所、および
その他の山、川、湖などの名称(例えば、地名「富士
山」や、「房総半島」、「利根川」など)からなる認識
辞書が作成される。
【0097】そして、この場合には、着目地名「関東」
と同位の地名(例えば、地名「東北」、「近畿」、「九
州」などの地方名)が存在するので(図10)、これも
認識辞書に登録(追加)される。さらに、この場合、着
目地名「関東」の上位の地名「日本」(および「全
国」)が存在するので(図10)、これも認識辞書に登
録される。
【0098】また、例えばNが3である場合に、縮尺が
25000分の1の地図であって(図10)、東京都全
体の地図が表示されており、地名「東京都」が着目地名
であるときにおいては、図12(c)に示すように、そ
の1乃至3だけ下の階層に属する下位の地名である「品
川区」や「港区」などの市区名、「北品川」や「赤坂」
などの都市名あるいは行政区名(町村名)、「羽田空
港」や「東京タワー」、「東京都南部」などの観光名
所、建物、その他の名称からなる認識辞書が作成され
る。
【0099】そして、この場合においても、図12
(b)における場合と同様に、着目地名「東京都」の同
位の地名(例えば、「神奈川県」や「埼玉県」など)
と、上位の地名(例えば、「関東」や、「関東西部」、
「日本」、「全国」など)が存在するので、これらが認
識辞書に追加される。
【0100】なお、例えば縮尺が1000分の1の地図
であって(図10)、北品川全体の地図が表示されてお
り、地名「北品川」が着目地名である場合、その下の階
層は存在しないので、このような場合は、図11で説明
したステップS43およびS44の処理により、それよ
り上の階層に属する上位の地名が、着目地名とされ、認
識辞書が作成される。
【0101】また、認識辞書の作成にあたって、図11
で説明したステップS42において認識辞書から削除さ
れた地名については、認識辞書に登録されないようにな
されている。
【0102】さらに、認識辞書には、上述した地名の
他、着目地名も登録されるようになされている。
【0103】以上のようにして作成された認識辞書を用
いての音声認識、即ち対象語彙である地名を制限しての
音声認識の結果に基づく、図9で説明したステップS3
5における地図の表示の変更は、例えば図13に示すよ
うな範囲内で行うことが可能となる。
【0104】ここで、図13において点線で示した、一
番大きな三角形T1は、データベース装置6に記憶され
ている地名全体を表しており、また、その他の三角形T
2乃至T6は、それぞれの上方の頂点(以下、単に、頂
点という)に示した地名の下位の地名であって、その頂
点の地名が属する階層の1乃至Nだけ下の階層に属する
地名の範囲を表している。さらに、図13において、地
名の上下の位置は、その地名が属する地図データの縮尺
に対応している。
【0105】認識辞書は、着目地名の他、下位の地名、
同位の地名、および上位の地名でなるから(但し、上述
したように、同位の地名および上位の地名は含まない場
合があるが、以下では、含まれるものとして説明す
る)、その範囲の地名の音声認識が可能となり、従って
いま、三角形T2乃至T6のうちのいずれかの頂点に示
した地名を着目地名とする地図データが表示されている
場合、その表示中の地図からは、その三角形の中に存在
する地名を頂点とする三角形の範囲に含まれる地名、そ
の三角形の頂点の地名と同位の地名、およびその三角形
の頂点の地名の上位の地名に対応する地図へ、表示の変
更を行うことができる。
【0106】これにより、例えば縮尺1000万分の1
の日本全体の地図(図10)が表示されている場合にお
いては、その地図全体を表す地名「日本」(あるいは
「全国」)(但し、「日本」(または「全国」が着目地
名であるとする)の下位の地名である「関東」や「近
畿」が全体を表す地図としての、縮尺100万分の1の
関東地方や近畿地方の地図(図10)や、あるいはその
さらに下位の地名である都道府県名が全体を表す地図と
しての、縮尺25000万分の1の各都道府県の地図
(図10)などに、表示の変更(地図の移動)が可能と
なる。
【0107】また、例えば縮尺100万分の1の関東地
方全体が表示されている場合には(但し、地名「関東」
が着目地名であるとする)、地名「関東」の下位の地名
が表す縮尺25000分の1の都道府県の地図への表示
の変更、地名「関東」の同位の地名が表す、例えば縮尺
100万分の1の東北地方や近畿地方の地図への表示の
変更、およびその上位の地名「日本」が表す縮尺100
0万分の1の日本全体の地図への表示の変更が可能とな
る。さらに、地名「関東」の下位の地名が表す縮尺25
000分の1の都道府県の地図への表示の変更後は、そ
の都道府県名に存在する都市や行政区などの、縮尺10
000万分の1や5000分の1の地図に、表示の変更
が可能となる。
【0108】以上のように、使用者が発声した地名を音
声認識し、表示の変更を行うようにしたので、所望の地
域への地図の表示の変更のために、前述したように、地
名の索引の検索や、カーソルキーなどを操作することに
よる画面のスクロールなどを行わずに済み、使用者の負
担を軽減し、所望する地図の表示に要する時間を短縮す
ることができる。
【0109】さらに、出力装置5に表示されている地図
における所定の地名(着目地名)が属する階層、即ち地
図の縮尺と、その地理的な包含関係とに応じて、音声認
識対象語彙を、効果的に制限して、認識辞書を作成する
ようにしたので、音声認識における演算量の増加および
認識性能の劣化を防止することができ、その結果、実用
的な速度および精度で音声認識を行うことができる。
【0110】但し、上述したようにして作成された認識
辞書によれば、例えば「関東」を着目地名とする地図が
表示されている場合に、地名「京都」は、音声認識する
ことができないが、関東全体の地図が表示されている場
合に、地理的な関連がなく、かつ縮尺も異なる京都全体
の地図への表示の変更を行うようなケースは、ほとんど
起こり得ないと考えられるので、実用上、問題はない。
【0111】以上、本発明の地図表示装置を、ナビゲー
ションシステムに適用した場合について説明したが、本
発明は、この他、電子的に地図を表示するあらゆる装置
に適用することができる。
【0112】なお、音声認識対象語彙とする地名の制限
は、着目地名の階層関係、即ち出力装置5に表示されて
いる地図の縮尺だけに基づいて行うようにすることがで
きる。但し、この場合、実施例で説明した場合に比較し
て、音声認識対象語彙とする地名の数が増加するので、
音声認識の速度および精度を維持するには、音声認識装
置3として、高性能のものを用いるようにする必要があ
る。
【0113】また、音声認識結果である地名に対応する
地図データを、出力装置5に表示させる場合には、その
地名が、地図上に記載されている位置が、出力装置5の
画面表示部51の画面中心に位置するようにすることが
できる。
【0114】
【発明の効果】以上の如く、本発明の地図表示装置によ
れば、処理速度および精度を劣化させることなく、音声
認識を行うことができるので、使用者が所望する地域の
地図を短時間で表示するとともに、使用者の負担を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地図表示装置を適用したナビゲーショ
ンシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における入力装置2の詳細構成を
示す図である。
【図3】図1の実施例における音声認識装置3の詳細構
成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例における位置測定装置4の詳細構
成を示すブロック図である。
【図5】図1の実施例における出力装置5の詳細構成を
示す図である。
【図6】図1の実施例におけるデータベース装置6の詳
細構成を示すブロック図である。
【図7】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図8】図7のステップS5における処理のより詳細を
示すフローチャートである。
【図9】図7のステップS12における処理のより詳細
を示すフローチャートである。
【図10】データベース装置6に階層化されて記憶され
ている地名を説明する図である。
【図11】図9のステップS31における認識辞書を作
成する処理のより詳細を説明するフローチャートであ
る。
【図12】認識辞書を説明する図である。
【図13】音声認識対象語彙の範囲、および地図の表示
の変更の範囲について説明する図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 入力装置 3 音声認識装置 4 位置測定装置 5 出力装置 6 データベース装置 21 マイク 22 操作部 31 認識制御部 32 アンプ 33 A/D変換器 34 音響分析部 35 音声認識部 36 認識辞書記憶部 41 位置測定制御部 42 GPSアンテナ 43 ジャイロスコープ 44 位置計算部 51 画面表示部 52 アンプ 53 スピーカ 61 記憶媒体 62 記憶部 63 読み書き装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 靖彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小川 浩明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 表 雅則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 渡辺 一夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声で入力された地名に対応する地図を
    表示する地図表示装置において、 複数の縮尺の地図データを、その地図上の地名とともに
    記憶している記憶手段と、 前記音声で入力された地名を音声認識する認識手段と、 前記認識手段により音声認識された地名に対応する前記
    地図データを、前記記憶手段から読み出す読み出し手段
    と、 前記読み出し手段により読み出された前記地図データを
    表示する表示手段とを備え、 前記表示手段に表示された前記地図データの縮尺に応じ
    て、前記認識手段による音声認識の対象語彙とする地名
    を制限することを特徴とする地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている地名は、
    前記地図データの縮尺に応じて階層化されており、 前記認識手段は、前記表示手段に表示された前記地図デ
    ータに対応する所定の地名が属する階層と所定の関係に
    ある階層に属する地名を、音声認識の対象語彙とするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶されている地名は、
    前記地図データの縮尺に応じて階層化され、かつ地理的
    な包含関係に応じて関係付けられており、 前記認識手段は、前記表示手段に表示された前記地図デ
    ータに対応する所定の地名が属する階層と所定の階層関
    係にある階層に属する地名であって、前記所定の地名と
    前記包含関係にある地名を、音声認識の対象語彙とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
JP6117819A 1994-05-31 1994-05-31 地図表示装置 Withdrawn JPH07325543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6117819A JPH07325543A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 地図表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6117819A JPH07325543A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 地図表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07325543A true JPH07325543A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14721047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6117819A Withdrawn JPH07325543A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 地図表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07325543A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844292A (ja) * 1994-08-02 1996-02-16 Nippondenso Co Ltd 地図表示装置
JPH09212086A (ja) * 1996-02-01 1997-08-15 Aisin Aw Co Ltd 車両用ナビゲーション装置
JPH10133569A (ja) * 1996-11-04 1998-05-22 Samsung Electron Co Ltd 数値地図形状データ合成時のその名称処理方法
JPH10282949A (ja) * 1997-04-10 1998-10-23 Aqueous Res:Kk 地図表示装置
EP0935123A2 (en) * 1998-02-06 1999-08-11 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for and method of retrieving information
JP2000337916A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Kenwood Corp 車速対応の施設名検索用音声認識装置
JPWO2006112174A1 (ja) * 2005-03-30 2008-12-04 パイオニア株式会社 ルート表示装置、ルート表示方法、ルート表示プログラム、および記録媒体
US7647341B2 (en) 2002-04-26 2010-01-12 Panasonic Corporation Map editing-and-displaying apparatus, map managing system, map managing method, and map storing medium

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844292A (ja) * 1994-08-02 1996-02-16 Nippondenso Co Ltd 地図表示装置
JPH09212086A (ja) * 1996-02-01 1997-08-15 Aisin Aw Co Ltd 車両用ナビゲーション装置
JPH10133569A (ja) * 1996-11-04 1998-05-22 Samsung Electron Co Ltd 数値地図形状データ合成時のその名称処理方法
JPH10282949A (ja) * 1997-04-10 1998-10-23 Aqueous Res:Kk 地図表示装置
EP0935123A2 (en) * 1998-02-06 1999-08-11 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for and method of retrieving information
EP0935123A3 (en) * 1998-02-06 2000-11-02 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for and method of retrieving information
JP2000337916A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Kenwood Corp 車速対応の施設名検索用音声認識装置
US7647341B2 (en) 2002-04-26 2010-01-12 Panasonic Corporation Map editing-and-displaying apparatus, map managing system, map managing method, and map storing medium
JPWO2006112174A1 (ja) * 2005-03-30 2008-12-04 パイオニア株式会社 ルート表示装置、ルート表示方法、ルート表示プログラム、および記録媒体
JP4536115B2 (ja) * 2005-03-30 2010-09-01 パイオニア株式会社 ルート表示装置、ルート表示方法、ルート表示プログラム、および記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2644376B2 (ja) 車両用音声ナビゲーション方法
US6067521A (en) Interrupt correction of speech recognition for a navigation device
US5956684A (en) Voice recognition apparatus, voice recognition method, map displaying apparatus, map displaying method, navigation apparatus, navigation method and car
JP4804052B2 (ja) 音声認識装置、音声認識装置を備えたナビゲーション装置及び音声認識装置の音声認識方法
US5592389A (en) Navigation system utilizing audio CD player for data storage
JP3908437B2 (ja) ナビゲーションシステム
JP2003329477A (ja) ナビゲーション装置及び対話型情報提供プログラム
JPH10301484A (ja) 地図表示制御方法及び装置並びに地図表示制御用プログラムを記録した記録媒体
US6950797B1 (en) Voice reference apparatus, recording medium recording voice reference control program and voice recognition navigation apparatus
JPH07325543A (ja) 地図表示装置
JPH08193837A (ja) ナビゲーションシステム
JP2008309599A (ja) 情報出力装置および情報出力方法
JP4232943B2 (ja) ナビゲーション用音声認識装置
JP2001027540A (ja) 音声認識機能を用いたナビゲーション方法
JPH0926799A (ja) 音声認識装置
JP2001141481A (ja) ナビゲーション装置
JP4655268B2 (ja) 音声出力システム
JP3166155B1 (ja) ナビゲ―ション装置
JP4004885B2 (ja) 音声制御装置
JPH08166797A (ja) 音声対話型制御システム
JP3380992B2 (ja) ナビゲーションシステム
WO2006028171A1 (ja) データ提示装置、データ提示方法、データ提示プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP3380993B2 (ja) ナビゲーションシステム
KR101090582B1 (ko) 지도 정보 제공 장치 및 이것을 이용한 네비게이션 장치
JP2001306089A (ja) 音声処理装置およびナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731