JPH10133569A - 数値地図形状データ合成時のその名称処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定レベルの数値地図を加工して多重レベル
の数値地図を作り出す時、形状データの名称が重ならず
該当レベルに適応的に自動整理されるようにする数値地
図形状データ加工及びその名称処理方法を提供する。 【解決手段】 地図管理システムで下位レベルの数値地
図を加工して上位レベルの数値地図を作り出す時、その
名称を処理する方法において、前記下位レベルの数値地
図に含まれた名称に対する優先順位に立脚して順次に比
較の基準になる主名称と比較の対象になる副名称を定
め、前記主名称と副名称がそれぞれ前記上位レベルの数
値地図で表示される位置と面積によるボックスを生成す
る第１過程と、前記主名称及び副名称のボックスの生成
後、前記副名称ボックスの一部或いは全部が前記主名称
ボックスと重なるか否かを判断し、重なる部分が存在す
れば、該当名称と名称表示座標点を削除する第２過程と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は地図管理システム
（Geographic Information System:ＧＩＳ）において、
数値地図データで形状データ名称を処理する方法に係
り、特に、特定レベルの数値地図を加工して多重レベル
の数値地図を作り出すときに形状データの名称を処理す
る方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】通常、地図管理システムは移動体の航法
装置に用いられる。船舶、航空機、自動車など各種の移
動体の航法装置は全世界測位システム(Global Position
ing System：以下、“ＧＰＳ”とする）用測位装置を搭
載し、その移動体の現在位置と移動速度を確認したり移
動経路を決定する。前記ＧＰＳ測位装置は６個の中軌道
に位置する前記ＧＰＳシステムに属する３つ以上の人工
衛星から緯度、経度、高度などを表わす電波を受信して
移動体の現在位置を演算した後、この現在位置が含まれ
る地図情報を運転者が見られるように表示する。このた
め、通常のナビゲーション装置は補助記憶装置（例え
ば、ＣＤ−ＲＯＭ）から読み出して表示画面に表われた
地図上に前記衛星から受信された航行情報で計算された
磁気移動体の現在位置を表示する。

【０００３】このように用いられるためには各種の数値
地図を表示できなければならないが、データ管理の効率
的な側面を考えて、小縮尺の数値地図を多面合わせて大
縮尺の数値地図を得られるようにしている。小縮尺の数
値地図から大縮尺の数値地図を作り出す時、名称のある
道路及び地形地物のデータを処理するに基準がなく且つ
手作業に依存しているので、物的及び人的浪費の要素が
大きい。尚、単純合成をすると、名称が重なって表示さ
れるという短所があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、特定レベルの数値地図を加工して多重レベルの数値
地図を作り出す時、形状データの名称が重ならず該当レ
ベルに適応的に自動整理されるようにする数値地図形状
データ加工及びその名称処理方法を提供することにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、地図管理システムで下位レベルの数
値地図を加工して上位レベルの数値地図を作り出す時、
その名称を処理する方法において、前記下位レベルの数
値地図に含まれた名称に対する優先順位に立脚して順次
に比較の基準になる主名称と比較の対象になる副名称を
定め、前記主名称と副名称がそれぞれ前記上位レベルの
数値地図で表示される位置と面積によるボックスを生成
する第１過程と、前記主名称及び副名称のボックスの生
成後、前記副名称ボックスの一部或いは全部が前記主名
称ボックスと重なるか否かを判断し、重なる部分が存在
すれば、該当名称と名称表示座標点を削除する第２過程
とからなることを特徴とする。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付の図面を参照して詳細に説明する。各図面におい
て、同一の構成要素に対しては同一の参照番号及び参照
符号を付して説明する。また、下記の説明では具体的な
回路の構成素子など特定詳細を示しているが、これは本
発明のより全般的な理解のために提供されたものであ
り、このような特定詳細がなくても本発明が実施できる
ことは当技術分野で通常の知識を有する者には明らかな
ことである。そして、本発明の説明において、関連した
公知の機能或いは構成に対する具体的な説明が本発明の
要旨を不明にする可能性があると判断される場合には、
その詳細な説明を省略する。

【０００７】図１は、本発明が適用される地図管理シス
テムの構成図である。演算処理部１０は、数値地図形状
データ加工及びその名称処理のための演算処理をする。
地図データメモリ２０は数値地図を貯蔵する。キー入力
部３０は、数値地図形状データ加工及びその名称処理の
ための各種の命令及びデータの入力など使用者インタフ
ェースを担当する。表示部４０は、数値地図及びそれと
関連した各種のデータ処理結果を画面上に表示する。臨
時メモリ５０は、数値地図形状データ加工及びその名称
処理時に発生するデータを一時的に貯蔵する。プログラ
ムメモリ６０は、数値地図形状データ加工及びその名称
処理のための制御プログラムを貯蔵し、前記演算処理部
１０によってアクセスされる。ビデオメモリ７０は、前
記演算処理部１０から提供されるデータを前記表示部４
０で画面上に表示し得るように変換する役目をする。

【０００８】図２は、本発明に用いられる現存道路及び
地形地物の例示図である。Ｂ１〜Ｂ５は道路を示すもの
であって、参照符号Ｂ１は高速道路、Ｂ２は国道、Ｂ３
は地方道、Ｂ４はその他の道路、Ｂ５は連結路を示す。
ここで、Ｂ５は前記Ｂ１〜Ｂ４のような道路でなく、単
にこれらを連結する連結路である。参照符号Ｂ６〜Ｂ１
１は地形地物を示すものであって、Ｂ６は面地形地物、
Ｂ７は線地形地物、Ｂ１１は点地形地物、Ｂ８は面水
界、Ｂ９は線水界、Ｂ１０は行政界を示す。

【０００９】下記の〔表１〕は各レベルの地図縮尺、大
きさ、個数、及びデータ特性などを表わす。前記〔表
１〕によれば、レベル７の地図縮尺は韓国を全て含む大
きさの１：2,400,000 で、イメージデータの形式で存在
する。レベル６の地図縮尺は前記レベル７を４等分した
大きさの１：1,200,000 で、数値ベクトルデータ形式で
４つが存在する。レベル５の地図縮尺は前記レベル６を
６等分した大きさの１：200,000 で、数値ベクトルデー
タ形式で２４個が存在する。以下のレベルも前記と同様
に、上位レベルとの関係によって分析されることができ
る。但し、レベル１からレベル５までの各レベルの数値
ベクトルデータが全て存在するのではなく、このように
データが存在しない領域（余白部分）も個数に含まれて
いる。

【００１０】

【表１】

【００１１】任意の一つのレベルの数値地図は、次の
〔表２〕〜〔表９〕のような形式（フォーマット）をも
つ各種の形状データからなる。具体的に、次の〔表２〕
は形状データのヘッダ部分の形式を示すものである。Ｎ
１は道路の総数が１、……、Ｎ１個であることを示す変
数であり、残りも同様である。〔表２〕によれば、道路
の総数を２バイトで表わすので、その範囲、即ち個数は
１０進数で６５５３５までなることができる。図葉番号
はＡＳＣＩＩコード形態であり、一番目の位の文字はレ
ベル７のうちレベル６を示す値であって１〜４のうちい
ずれか一つの値を有し、２番目の位の文字はレベル６の
うちレベル５を示す値であって１〜６のうちいずれか一
つの値を有し、３番目の位の文字はレベル５のうちレベ
ル４を示す値であって１〜４のうちいずれか一つの値を
有し、４番目の位の文字はレベル４のうちレベル３を示
す値であって１〜４のうちいずれか一つの値を有し、５
番目の位の文字はレベル３のうちレベル２を示す値であ
って１〜４のうちいずれか一つの値を有し、６番目の位
及び７番目の位の文字はレベル２のうちレベル１を示す
値であって１〜２５のうちいずれか一つの値を有する。

【００１２】

【表２】

【００１３】次の〔表３〕は道路データの形式を示すも
のである。前記〔表２〕によれば、道路の総数がＮ１ま
でになっているので、地図データメモリ２０には次の
〔表３〕のような形式を有する道路データ１、……、道
路データＮ１が存在する。

【００１４】

【表３】

【００１５】次の〔表４〕は面地形線地物データの形式
を示すものである。

【００１６】

【表４】

【００１７】次の〔表５〕は線地形線地物データの形式
を示すものである。

【００１８】

【表５】

【００１９】次の〔表６〕は点地形地物データの形式を
示すものである。

【００２０】

【表６】

【００２１】次の〔表７〕は面水界データの形式を示す
ものである。

【００２２】

【表７】

【００２３】次の〔表８〕は線水界データの形式を示す
ものである。

【００２４】

【表８】

【００２５】次の〔表９〕は行政界データの形式を示す
ものである。

【００２６】

【表９】

【００２７】次の〔表１０〕は表示部４０の解像度の種
類とその表示部４０で各レベル別名称１文字が有する大
きさを例示したものであり、使用フォントは８×８であ
る。もし１６×１６のフォントを使用すると、各値は２
倍になる。即ち、表示器の解像度が１０２４×７６８の
場合、レベル１の名称１文字に対するＸ、Ｙ方向の長さ
はそれぞれ３４．４と５８．４になる。この〔表１０〕
も地図データメモリ２０に予め貯蔵されている。

【００２８】

【表１０】

【００２９】図３は、本発明の一実施例による数値地図
形状データ加工過程を示すフローチャートである。ｆ１
段階では最下位レベル、即ちレベル１の数値地図を制作
し、これを貯蔵する。前記数値地図の制作は航空測量、
衛星撮影及び実際の物差しによる測量によってなされ
る。ｆ２段階では変数ｎを“１”増加させるが、この変
数ｎは前記レベルを意味する。従って、このように最下
位レベルの数値地図を貯蔵してからはｆ３段階でレベル
２領域の下位レベルデータ２５個を合わせる。言い換え
れば、２５個の最下位レベルデータを合わせてレベル２
の領域を形成する。次に、ｆ４段階でレベル２の入力デ
ータ項目に合わないデータを捨てる作業を行う。そし
て、ｆ５段階でレベル２の名称データを後述の図４及び
図５に示す動作過程を経て整理する。ｆ６段階は前記変
数ｎが６になったかをチェックするための段階であっ
て、６にならないときには次のレベルを形成し、その名
称データを整理するために前記ｆ２段階に戻る。但し、
各レベルごとに合わせられる最下位レベルデータの個数
が異なるが、レベル３は１００個、レベル４は２００
個、レベル５は１６００個、そしてレベル６は９６００
個を合わせる。

【００３０】図４及び図５は、図３における任意のレベ
ルに対する各形状データの名称データの整理過程を具体
的に示すフローチャートである。ｇ１段階で、演算処理
部１０は簡素化するためのレベルの形状データファイル
を開ける。そして、ｇ２段階で前記形状データファイル
のうち、形状データヘッダ部分を臨時メモリ５０に貯蔵
する。ｇ３段階で前記演算処理部１０は道路データ名称
を順位別に整理する。次に、ｇ４段階に進んで道路の総
数が１であるかをチェックする。前記道路の総数が１で
なければ、ｇ５段階で後述する図６に示す過程を経て前
記道路の名称データを整理する。そして、ｇ６段階で現
在の道路総数から“１”減少させた値を道路の総数とし
て更新した後、前記ｇ４段階に戻る。

【００３１】前記ｇ４段階で道路の総数が１であれば、
ｇ７段階に進んで面地形地物のデータ名称を順位別に整
理する。次に、ｇ８段階に進んで面地形地物の総数が１
であるかをチェックする。前記面地形地物の総数が１で
なければ、ｇ９段階で後述の図６に示す過程を経て前記
面地形地物の名称データを整理する。そしてｇ１０段階
で、現在の面地形地物の総数から“１”減少させた値を
面地形地物の総数として更新した後、前記ｇ８段階に戻
る。

【００３２】一方、前記ｇ８段階で面地形地物の総数が
１であれば、ｇ１１段階に進んで線地形地物のデータ名
称を順位別に整理する。次に、ｇ１２段階に進んで線地
形地物の総数が１であるかをチェックする。前記線地形
地物の総数が１でなければ、ｇ１３段階で後述の図６に
示す過程を経て前記線地形地物の名称データを整理す
る。そして、ｇ１４段階で現在の線地形地物の総数から
“１”減少させた値を線地形地物の総数として更新した
後、前記ｇ１２段階に戻る。

【００３３】一方、前記ｇ１２段階で線地形地物の総数
が１であれば、ｇ１５段階に進んで点地形地物のデータ
名称を順位別に整理する。次に、ｇ１６段階に進んで点
地形地物の総数が１であるかをチェックする。前記点地
形地物の総数が１でなければ、ｇ１７段階で後述の図６
に示す過程を経て前記点地形地物の名称データを整理す
る。そして、ｇ１８段階で現在の点地形地物の総数から
“１”減少させた値を点地形地物の総数として更新した
後、前記ｇ１６段階に戻る。

【００３４】一方、前記ｇ１６段階で点地形地物の総数
が１であれば、ｇ１９段階に進んで面水界の総数が１で
あるかをチェックする。前記面水界の総数が１でなけれ
ば、ｇ２０段階で後述の図６に示す過程を経て前記面水
界の名称データを整理する。そして、ｇ２１段階で現在
の面水界の総数から“１”減少させた値を面水界の総数
として更新した後、前記ｇ１９段階に戻る。

【００３５】一方、前記ｇ１９段階で面水界の総数が１
であれば、ｇ２２段階に進んで線水界の総数が１である
かをチェックする。前記線水界の総数が１でなければ、
ｇ２３段階で後述の図６に示す過程を経て前記線水界の
名称データを整理する。そして、ｇ２４段階で現在の線
水界の総数から“１”減少させた値を線水界の総数とし
て更新した後、前記ｇ２２段階に戻る。

【００３６】一方、ｇ２２段階で線水界の総数が１であ
れば、ｇ２５段階に進んで行政界のデータ名称を順位別
に整理する。次に、ｇ２６段階に進んで行政界の総数が
１であるかをチェックする。前記行政界の総数が１でな
ければ、ｇ２７段階で後述の図６に示す過程を経て前記
行政界の名称データを整理する。そして、ｇ２８段階で
現在の行政界の総数から“１”減少させた値を行政界の
総数として更新した後、前記ｇ２６段階に戻る。

【００３７】以上、ｇ２６段階までの動作は各データ別
に自体的優先順位に従って１次的に整理が行われたもの
で、このｇ２６段階で行政界の総数が１であれば、前記
各データ別作業が全て終了したと見なす。そして、ｇ２
９段階に進んで、前記作業を通じて削除されずに残って
いる全てのデータ名称を優先順位により整理し、後述す
る図６に示す過程を経て最終的に整理する。

【００３８】図６は、図４及び図５における任意の名称
データ処理順序を具体的に示すフローチャートである。
ｈ１段階で、演算処理部１０は地図データメモリ２０の
所定の形状データ（例えば、道路データ）領域をアクセ
スして、名称の字数が０より大きいかをチェックする。
もし０より大きいときは、該当の形状データには名称が
無いと見なして作業を終了する。そのチェック結果、０
より大きいと、ｈ２段階で名称字数による主名称ボック
スを生成する。そして、ｈ３段階で次の形状データが存
在するか否かをチェックする。その結果、次の形状デー
タが存在すると、ｈ４段階で前記名称字数が０より大き
いかをチェックする。前記チェックの結果、名称字数が
０より大きければ、ｈ５段階で前記名称字数による副名
称ボックスを生成する。そして、ｈ６段階で主名称ボッ
クスの４つの頂点を結ぶ６個のラインと副名称ボックス
の４つの頂点を結ぶ４つのラインが互いに交差するか否
かを判断する。その判断結果、交差する部分が存在する
と、ｈ７段階で地図データメモリ２０で前記次の形状デ
ータの名称字数を０とし、名称と名称表示座標点を削除
する。

【００３９】結論的に、上記図６によれば、その整理過
程が１次か最終的であるかに係わらず、次の例のように
行われる。即ち、漢江、６３ビル、汝矣島、……、大林
など１０個の名称が前記のような順次の優先順位をもつ
形状データに対応する名称であると仮定すると、まず優
先順位の一番高い名称である前記“漢江”に対する主名
称ボックスを設定し、残りの６３ビル、汝矣島、……、
大林などに対する副名称ボックスを順次生成しながら比
較して、前記“漢江”と重なる、削除されるべき名称を
決定することになる。この過程を通じて、もし“６３ビ
ル”が削除されたなら、次の過程では“汝矣島”に対す
る主名称ボックスを設定し、前記と同様に、残りに対し
ては順次副名称ボックスを設定しながら前記“汝矣島”
と重なる、削除されるべき名称を決定することになる。

【００４０】一方、本発明の詳細な説明では具体的な実
施例について説明したが、本発明を外れない範囲内で多
様な変形が可能なのは勿論である。よって、本発明の範
囲は説明された実施例に局限されて定められず、上記特
許請求の範囲のみならずこの特許請求の範囲と均等なも
のによって定められるべきである。

【００４１】

【発明の効果】以上述べてきたように本発明は、小縮尺
の数値地図により大縮尺の数値地図を作り出すとき、名
称のある道路及び地形地物のデータを処理するのに正確
な基準ができて自動化が可能になることで、効率的で、
且つ合成をしても名称が重なって表示されない長所があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用される地図管理システムの構成図
である。

【図２】本発明に用いられる現存道路及び地形地物の例
示図である。

【図３】本発明の一実施例による数値地図形状データ加
工過程を示すフローチャートである。

【図４】図３における任意のレベルに対する各形状デー
タの名称データ整理過程を具体的に示すフローチャート
である。

【図５】図４に続くフローチャートである。

【図６】図４，図５における任意の名称データ処理順序
を具体的に示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０ 演算処理部 ２０ 地図データメモリ ３０ キー入力部 ４０ 表示部 ５０ 臨時メモリ ６０ プログラムメモリ ７０ ビデオメモリ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 地図管理システムで下位レベルの数値地
   図を加工して上位レベルの数値地図を作り出す時、その
   名称を処理する方法において、 前記下位レベルの数値地図に含まれた名称に対する優先
   順位に立脚して順次に比較の基準になる主名称と比較の
   対象になる副名称を定め、前記主名称と副名称がそれぞ
   れ前記上位レベルの数値地図で表示される位置と面積に
   よるボックスを生成する第１過程と、 前記主名称及び副名称のボックスの生成後、前記副名称
   ボックスの一部或いは全部が前記主名称ボックスと重な
   るか否かを判断し、重なる部分が存在すれば、該当名称
   と名称表示座標点を削除する第２過程とからなることを
   特徴とする方法。
2. 【請求項２】 前記主名称ボックスの各頂点を結ぶ６つ
   のラインと前記副名称ボックスを成す４ラインが互いに
   交差するかをチェックすることにより、前記主名称ボッ
   クス及び副名称ボックスが重なるか否かを判断すること
   を特徴とする請求項１記載の方法。
3. 【請求項３】 道路データ、面或いは線或いは点地形地
   物データ、面或いは線水界データ、行政界データなどの
   形状データとそのヘッダ、地図縮尺レベル情報、表示部
   の解像度、及び使用フォントによる各レベル別名称１文
   字の大きさを貯蔵した地図データメモリを備え、前記形
   状データをもって任意の縮尺の数値地図を表示する地図
   管理システムで、下位レベルの数値地図を加工して上位
   レベルの数値地図を作り出すときにその名称を処理する
   方法において、 前記下位レベルの形状データファイルを開ける第１過程
   と、 前記下位レベルの形状データファイルから形状データヘ
   ッダを読み取る第２過程と、 前記形状データヘッダの内容に基づき、前記下位レベル
   の数値地図に含まれた各種類のデータ別に予め定められ
   た自体順位によって整理し、順次に比較の基準になる主
   名称と比較の対象になる副名称を定め、前記主名称と副
   名称がそれぞれ前記上位レベルの数値地図で表示される
   位置と面積によるボックスを生成した後、前記副名称ボ
   ックスの一部或いは全部が前記主名称ボックスと重なる
   か否かを判断し、重なる部分が存在すれば、該当名称と
   名称表示座標点を削除する第３過程と、 前記第３過程で削除されずに残った全てのデータを優先
   順位別に整理し、順次に比較の基準になる主名称と比較
   の対象になる副名称を定め、前記主名称と副名称がそれ
   ぞれ前記上位レベルの数値地図で表示される位置と面積
   によるボックスを生成した後、前記副名称ボックスの一
   部或いは全部が前記主名称ボックスと重なるか否かを判
   断し、重なる部分が存在すれば、該当名称と名称表示座
   標点を削除する第４過程とからなることを特徴とする方
   法。