JPH07325397A - 水性媒質中で処理可能なフレキソ印刷版のための感光性ポリマー組成物 - Google Patents

水性媒質中で処理可能なフレキソ印刷版のための感光性ポリマー組成物

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JPH07325397A
JPH07325397A JP6119587A JP11958794A JPH07325397A JP H07325397 A JPH07325397 A JP H07325397A JP 6119587 A JP6119587 A JP 6119587A JP 11958794 A JP11958794 A JP 11958794A JP H07325397 A JPH07325397 A JP H07325397A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水で現像可能な固体の印刷版の製造において
有用な光硬化性組成物は、ウレタン(メト)アクリレー
トのプレポリマーをポリ(ビニルピロリドン)組成物に
基づく錯生成ポリマーとブレンドすることによって調製
される。生ずる組成物を適当に追加の光活性(メト)ア
クリレートのモノマーまたはオリゴマーおよび光開始剤
と配合し、支持体上にキャストまたは押出してフレキソ
印刷版を形成する。 【効果】 本発明による印刷版をネガを通して紫外線露
光した後、非露光区域を水性媒質で洗浄して除去する
と、所望のレリーフ画像をもつ印刷板が得られる。有機
溶媒と反対に水性洗浄溶液を使用すると、汚染の問題が
最小となる。錯生成ポリマーの使用は、未硬化印刷板の
常温流れを有意に減少し、そして硬化した印刷板の靭性
を増加しかつ粘着性を減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、放射線硬化性配合物または組成
物、ならびにこのようなポリマーまたは配合物から製造
された固体の表面または層を有する感光性物品に関す
る。詳しくは、固体の組成物は、極性の官能性を有する
液状または半固体状の感光性ポリマーを錯生成ポリマー
とブレンドすることによって得ることができる。このブ
レンドは水性媒質中で容易に分散性であり、すぐれた寸
法安定性をもつ未硬化材料、および靭性であり、しかも
比較的柔らかく、かつ印刷版の製造に使用することがで
きる硬化した材料を生ずる。
【0002】光硬化性ポリマーおよび組成物は、印刷版
および他の感光性または放射線感受性物品の形成につい
て、この分野においてよく知られている。放射線感受性
フレキソ印刷版の分野において、印刷板は典型的には支
持体および光硬化性組成物からの感光性表面または層か
らなる。印刷板の追加の層または表面は、感光性表面を
保護するためのスリップまたは解放フィルムを含む。印
刷板を処理する前に、追加の層を除去し、そして目的を
放射線に対して像様露光する。次いで、この表面の未露
光区域を現像液で除去する。
【0003】固体の光硬化性組成物、例えば、米国特許
第2,760,863号に開示されている組成物からなる
未露光表面の除去は、環境的に安全ではない,有機溶
媒、例えば、テトラクロロエチレン、2−ブタノン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、トリクロロエチタンおよ
び溶媒混合物、例えば、テトラクロロエチレン/n−ブ
タノールからなる現像液の使用を必要とする。しかしな
がら、毒性、高い揮発性および低い引火点のために、そ
れらの使用は危険な状態を生じそして汚染の問題をつく
る。こうして、最近、非有機溶媒の現像溶液、例えば、
水性の、界面活性剤−水性またはアルカリ性−水性溶液
の中で感光性層を現像することがこの分野において強い
興味がもたれいる。しかしながら、水性の現像可能な印
刷板を達成する最近の試みから得られる組成物は、機械
的性質、例えば、柔軟性における欠陥を示す。参照、欧
州特許出願第261,910号。
【0004】例えば、水性の現像可能な感光性表面を処
理することに加えて、フレキソ印刷版は印刷シリンダー
の回りに巻き付けるために十分な柔軟性を有し、しかも
典型的な印刷法の間に経験する過酷な作業に耐えるため
に十分に強くなくてはならない。さらに、印刷板は印刷
の間のインキの移動を促進するために十分に柔らかくあ
るべきである。
【0005】従来の水性現像可能な組成物は、すべての
望ましい特徴、例えば、柔軟性、柔軟性および典型的に
印刷において使用されるインキに対して溶媒抵抗性をも
たなかった。例えば、米国特許第4,023,973号
は、1,2−ポリブタジエンの無水マレイン酸の付加物
からなる感光性組成物を記載している。しかしながら、
この材料の1,2含量は非常に高く、すなわち、70%
またはそれ以上であるので、この組成物は望ましくない
程に高いゴム硬度を有する。
【0006】さらに、主要な成分として、高分子量ポリ
マー、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、ポ
リエチレンオキシドなどを含有する他の水現像可能な感
光性組成物は柔軟性が不十分であり、そしてゴム硬度を
有し、それゆえフレキソ印刷版における使用に不適当で
ある。
【0007】最後に、また、印刷板の感光性表面は貯蔵
の間に寸法安定性であることが重要である。例えば、印
刷板の製造に使用されているいくつかの組成物は、固体
のフレキソ印刷版において使用するとき、劣った安定性
を示し、組成物は貯蔵の間に粘着性およびペースト状と
なる。それらの劣った性質は、印刷板の製造に使用され
るポリマーの低分子量に起因した。参照、米国特許第
4,762,892号(Kochら)および特公昭和第5
7−23693号に開示されている低分子量ポリマーの
説明。
【0008】本発明のポリマーを使用する感光性配合物
は、前述の欠点のしずれをもを表さないで水で現像可能
である。
【0009】本発明のある態様において有用な、ある種
のポリウレタン(メト)アクリレートの感光性ポリマー
は、同時係属米国特許出願第924,264号、199
2年3月8日提出および同時係属米国特許出願第00
3,167号、1993年12月1日提出(それらの両
者をここに引用によって加える)に開示されている。
【0010】トーレイ・インダストリーズ(Toray
Industries)は2件米国特許(第4,88
9,793号および第4,927,739号)および欧州
特許出願(第152,656号)を有し、これらは水で
現像可能なフレキソ印刷版に関し、この印刷板は感光性
組成物の中に「ゲル化剤」を使用するが、ポリ(ビニル
ピロリドン)のポリマーまたはコポリマーを特別に述べ
ておらず、そしてそれらの特許は物理的性質に関して定
性的情報のみを含有する。
【0011】P.Molyneux、「水溶性ポリマ
ー:性質および挙動(Water Soluble P
olymers:Properties and Be
havior)」、Vol.II.p.171、CRP
Press(1984)には、水素結合の錯体の水中
の溶解度が記載されている。
【0012】本発明の1つの態様において、ポリエーテ
ルジオール(ポリオキシアルキレンジオール)を必要に
応じてポリエステルジオールとともに過剰のジイソシア
ネートで末端キャッピングし、生ずるイソシアネートキ
ャップドポリウレタンをアルキルジアルカノールアミン
で連鎖延長し、そして連鎖延長したポリマーをヒドロキ
シアルキル(メト)アクリレートと反応させてポリマー
鎖を(メト)アクリレートで停止させる。当業者は認識
するように、前述のポリエーテルジオールおよびポリエ
ステルジオールに加えて、ジオールの種々のブレンドを
利用することができる。前述のフォトポリマーは錯生成
ポリマー、例えば、ポリ(ビニルピロリドン)(「PV
P」)のポリマーおよびコポリマーと水素結合すること
ができる極性官能性を有する。液状または半固体状の感
光性ポリマーを錯生成ポリマーとブレンドするとき、改
良された常温流れ、すなわち、よりすぐれた寸法安定性
をもつ固体が得られる。最終のポリマー生成物感光性
(光硬化性)であり、そして光増感剤および(メト)ア
クリレート希釈剤と配合して水現像可能な印刷板、フォ
トレジストなどをつくることができる。
【0013】本発明の主要な特徴は(なかでも)次のも
のを包含する: (1)最終生成物は固体である。これは配合された印刷
板の中に常温流れが存在せず、これは寸法的にかつ熱的
に安定であることを意味する。
【0014】(2)フォトポリマーの合成は、必要に応
じて、アルキルジアルカノールアミンを使用し、これに
よりアミンをポリマー鎖の中に組み込み、水分散性を生
ずる。
【0015】(3)フォトポリマーは紫外線硬化性のた
めの末端の(メト)アクリレート基を有する。
【0016】(4)フォトポリマーと錯生成ポリマーと
のブレンドは水の中に分散性である。
【0017】(5)硬化したフォトポリマー組成物は、
また、非常に靭性なフレキソ印刷版を与える、増加した
引張強さおよび伸び率を有する。
【0018】本発明の1つの目的は、活性線への露出に
より架橋または硬化することができる、前以て決定した
順次にデザインされた構造の新規な固体の水分散性ポリ
マーを製造することである。
【0019】他の目的は、水現像可能なフレキソレリー
フ印刷版を製造することである。
【0020】なお他の目的は、環境に対して無害である
水溶液中で現像することができる印刷板を製造すること
である。
【0021】本発明の目的は、新規な光硬化性組成物か
らなる感光性物品を提供することである。
【0022】他の目的は、改良された寸法安定性をもつ
未硬化のフレキソ印刷版を提供することである。
【0023】特記しない限り、用語「(メト)アクリレ
ート」はアクリレートまたはメタクリレートを意味す
る。
【0024】分子量は、ポリスチレンの標準を使用して
ゲル透過クロマトグラフィーにより決定した、数平均分
子量Mnである。
【0025】錯生成ポリマー 錯生成ポリマーまたはコポリマーをウレタン(メト)ア
クリレートの配合物に添加すると、水分散性である固体
組成物が得られることが発見された。好ましい錯生成ポ
リマーは、PVPのポリマーおよびコポリマーである。
このような材料は、5,000〜100,000の分子量
を有するPVPとして商業的に入手可能である。約1
0,000〜24,000および40,000の分子量を
有するポリマーは、アルドリッヒ・ケミカル・カンパニ
ー(Aldrich Chemical Compan
y)(ウィスコンシン州ミルウォーキー)から商業的に
入手可能である。PVP−酢酸ビニルのコポリマーは、
ルビスコル(LuviskolR)ポリマーは、BAS
Fコーポレーション(ニュージャージイ州パーシパニ
イ)から商業的に入手可能である。これらのうちで、4
0%までの酢酸ビニルを有するコポリマーは好ましい。
錯生成ポリマーを使用するとき、未硬化の印刷板は改良
された常温流れを有する。他の利点は、ある種のブレン
ドしない感光性ポリマーを使用するとき起こりうる表面
の粘着性が減少することである。
【0026】ウレタン 本発明の1つの態様の極性官能性を有する感光性ポリマ
ーは、ポリウレタン(メト)アクリレートである。この
ような材料は、後述するように製造することができる。
本発明に包含される主要な反応および生成物は、概略的
にかつ簡単に次のように記載される: 1. P+Cy→(Cy−P)x−Cy(I); 2. N+Cy→(Cy−N)y−Cy(II); 3. I+N+II→[(Cy−P)x−(Cy−
N)yz(プレポリマーIII、またはIII):この
反応は任意である; (注:反応2.および3.は一緒に進行しない。) 4. III+A→A−[(Cy−P)x−(Cy−
N)yz−Cy−A (フォトポリマーIV、またはIV) ここでPはポリエーテルジオールまたはポリエステルジ
オールまたはそれらの部分であり、Cyはジイソシアネ
ートまたはその部分であり、Nはアルキルジアルカノー
ルアミンまたはその部分であり、そしてAはヒドロキシ
アルキル(メト)アクリレートまたはその部分である。
これらの反応において、ヒドロキシル含有化合物をジイ
ソシアネート含有化合物にウレタン結合、−NH−
C(:O)−O−を介して結合して、それぞれの部分を
形成する。x、yおよびzは分子毎に異なることができ
るが、プレポリマーIIIの全体の分子量が、ポリエー
テルジオールまたはポリエステルジオールまたはそれら
の混合物のいずれから作られても、約5,000〜60,
000(好ましくは約5,000〜30,000)の範囲
であり、そしてフォトポリマーIVの分子量が約5,0
00〜60,000(好ましくは約7,000〜40,0
00)の範囲であるようなものである。IおよびIIの
セグメントは鎖の中にランダムに位置することができ
る。
【0027】前述の4の反応は明瞭に再開始することが
できる。この再開始において、P:Cy:N:Aのモル
比は1:1.3〜8:0.2〜7:0〜3、好ましくは
1:1.5〜6:0.4〜5:0.2〜1でなくてはなら
ない。
【0028】ポリオール(この場合においてポリエーテ
ル、ポリエステル、ポリカプロラクトンまたはポリカー
ボネートポリオールまたはポリオールの混合物)の分子
量に依存して、反応成分P(ポリオールについて)、C
y(ジイソシアネートについて)、N(アルキルジアル
カノールアミンについて)およびA(ヒドロキシアルキ
ル(メト)アクリレートについて)のモル比を、次のよ
うに選択することが好ましい:(下に記載する重量%は
最終フォトポリマーの合計重量に基づく): (a)最終フォトポリマーがすぐれた柔軟性またはエラ
ストマーの性質を有するように、合計のポリオール含量
は好ましくは60〜80重量%であり、そして(b)1
つの態様において、すぐれた水現像可能性を維持するた
めに、アルキルジアルカノールアミン含量は好ましくは
1〜10重量%であるが、アルキルジアルカノールアミ
ンの使用はすべての態様においては要求されない、そし
て(c)すぐれた光硬化性およびそれゆえインキの膨潤
に対するすぐれた抵抗を達成できるように、ヒドロキシ
アルキル(メト)アクリレート含量は好ましくは0.8
〜2重量%である。
【0029】1.ポリエーテルジオールまたはポリエス
テルジオール(P)と前述の化学量論的に過剰のジイソ
シアネート(Cy)との反応: (i)ポリエーテルジオールの場合において: HO−(−A−O−)bH+過剰のOCNR1NCO→ OCN−B−R1−NCO (I−i) ここでAは−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−
CH2CH(CH3)−、−CH2CH2CH2CH2−、−
CH2CH2CH(CH3)−、または−CH2CH(CH
3)CH2−またはそれらの混合物であり、Bは−[−R
1−NH−C(:O)O(−A−O−)bC(:O)NH
−]の1または2以上のセグメントを表し、bはポリエ
ーテルジオールの分子量により決定され、そして、下の
ポリエーテルジオールの説明の中で論ずる。
【0030】R1は2〜20個、好ましくは5〜15個
の炭素原子を含有する2価の芳香族、脂肪族、または脂
環族の基である。
【0031】(ii)ポリエステルジオールの場合にお
いて: HO−D−R2OH+過剰のOCNR1NCO→ OCN−R1−E−NCO (I−ii) ここでDは反復セグメント: [−R2−O−C(:O)−[(R30または1]−
C(:O)O−] を表し、Eは[−NHC(:O)−O−D−R2O−C
(:O)−NH−R1−]の1または2以上のセグメン
トを表し、R2は2〜20個の炭素原子を含有する2価
の脂肪族、脂環族、またはアルファリール基であり、R
3は、存在するとき(すなわち、R3が1であるとき)、
1〜22個の炭素原子を含有する2価の脂肪族、脂環
族、アリールまたはアルファリール基である。ポリエー
テルジオールまたはポリエステルジオールの混合物を使
用するとき、ジオールは任意の比で使用することができ
る。
【0032】これらの末端キャッピング反応はよく知ら
れている。示すように、最初に形成した末端キャップド
ジオール上の末端のイソシアネートはポリエーテルジオ
ールまたはポリエステルジオール上のヒドロキシル基と
反応し、これにより生ずるポリウレタンの全体の分子量
を増加することができる。この反応は適当に便利な温度
において、例えば、約25〜80℃において実施され
る。
【0033】アルキルジアルカノールアミン(HO−R
4−R5−R6−OH)を使用するプレポリマー生成物
(I−iおよび/またはI−ii)の任意の連鎖延長。
この操作において、反応2および3は一緒に進行し、反
応2の生成物IIは反応3における中間体として働く: 2.OCN−R1−OCN+HO−R4−R5−R6−OH→ OCN−F−R1−NCO (II) ここでFは[−R1−NH−C(:O)−R4−R5−R6
−O−C(:O)NH−]の1または2以上のセグメン
トを表し、R4およびR6は1〜6個の炭素原子を有する
同一であるか、あるいは異なるアルキレン引火点である
か、あるいはR4は−(CH2CH2O)dCH2CH2−で
あることができるが、ただしR6は−(CH2CH2O)e
CH2CH2−であり、ここでdおよびeは各々0〜9で
ありかつd+e=3〜15;R5は−N(R7)−、−N
N−、またはN−(Ph)−であり、ここでPh=
フェニル、R7は1〜6個の炭素原子を有するアルキル
である。
【0034】 3.I+HO−R4−R5−R6−OH→OCN−R−R1−NCO (プレポリマーIII、またはIII)、 ここでRはBの1または2以上のセグメントおよび/ま
たはEの1または2以上のセグメントおよびFの1また
は2以上のセグメントからなる;すなわち、RはB、
R、およびFからなるか、あるいはRは本質的にBおよ
びFから成るか、あるいはRは本質的にBおよびEから
成る。
【0035】反応2および3は同一の反応混合物中で実
質的に同時にに約25〜60℃の温度において、残留す
るイソシアネートの滴定により決定してヒドロキシル基
のすべてが反応してしまうまで、実施する。示すよう
に、IIIの中の個々のポリマー鎖はポリエーテルジオ
ール、ポリエステルジオール、ジイソシアネート、およ
びアルキルジアルカノールアミンの部分の数が変化する
ことを期待することができる。すべてのまたは実質的に
すべてのポリマー鎖がイソシアネートにおいて停止する
ように、反応成分の比率を前述の範囲内でコントロール
する。この条件は第4(および最終の)工程において必
須である。少量の残留する遊離ジイソシアネートはII
Iの形成後に残ることがある。
【0036】反応2および3において、モル比Cy/
(P+N)は常に>1であることに注意すべきである。
【0037】III内で、下記の条件であるとき、好ま
しい構造が生ずる:R1は4,4′−メチレンジフェニレ
ン(MDI)であり、R4およびR6はエチレンであり、
5は−N(R7)−であり、R7はメチルであり、ジオ
ールはエチレンオキシド末端キャップドポリオキシプロ
ピレンジオールおよびポリプロピレンアジペートジオー
ルの混合物を包含し、ここで−(A−O−)bは約10
00〜3500の分子量を有する。
【0038】プレポリマーIIIおよびそれを合成する
ここに記載する方法は新規であると考えられる。
【0039】反応4。連鎖延長ポリマー(プレポリマー
III)とヒドロキシアルキル(メト)アクリレートと
のフォトポリマーIVを生成するポリマー: III+HO−R8−O−C(:O)−C(R9)=CH
2→G−R−R1−G、 (フォトポリマーIV)、ここでGはCH2=C(R9
−C(:O)−O−R8−O−C(:O)−NH−であ
り、R8は1〜7個の炭素原子を有するアルキレンであ
り、そしてR9はHまたはメチルである。
【0040】IV内で、下記の条件であるとき、好まし
い構造が生ずる:R1はMDIであり、R4、R6、およ
びR8はエチレンであり、R7およびR9はメチルであ
り、R5は−N(R7)−であり、ジオールはエチレンオ
キシド末端キャップドポリオキシプロピレンジオールお
よびポリプロピレンアジペートジオールの混合物を包含
し、ここで−(A−O−)bは約1000〜3500の
分子量を有する。
【0041】IIIおよびIVの関係は構造J−R−R
1−J′において容易に明らかであり、ここでJは同一
であり、そして−NCO(IIIを与える)、またはG
(IVを与える)である。
【0042】この反応4は約60〜80の範囲の温度に
おいて実施し、そして便利には連鎖延長反応2および3
後に同一容器において実施する。IIIと一致して、セ
グメントBおよび/またはE、およびFはIVのポリマ
ー鎖の中にランダムに位置することができる。示すよう
に、分子の大部分はポリエーテル(および/またはポリ
エステル)ジオール、末端キャッピングジイソシアネー
ト、および連鎖延長ジアルカノールアミンの多数の部分
からなり、すべてのまたは実質的にすべてのIVのポリ
マー分子はアルキレン(メト)アクリレートで停止され
ている。
【0043】前述の反応は溶媒なしに実施することがで
きるが、好ましくは無水有機溶媒中で実施する。適当な
溶媒はメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
トルエン、およびそれらの混合物を包含する。溶媒はフ
ィルムの流延および溶媒の蒸発を容易とするために80
〜120℃の範囲の沸点を有する。
【0044】反応成分を下においてさらに説明する。
【0045】ジオール (a)ポリエーテルジオール この生成物は構造HO−(A−O)bHを有し、ここで
Aはエチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレ
ン、イソブチレンであり、そしてbは基[A−O]b
またはポリマーのジオール(これは実質的に同一のもの
である)の数平均分子量が約650〜7,000、好ま
しくは約1,000〜3,500の範囲内であるような数
である。ポリプロピレンオキシドグリコール、分子量約
1,000〜3,500、またはエチレンオキシドで末端
キャッピングされたポリプロピレンオキシド、ここでエ
チレンオキシドの数は全体の分子量の1〜50重量%、
好ましくは10〜30重量%である、分子量約1,00
0〜7,000、好ましくは1,000〜4,000は、
ことに好ましい。コポリマーを使用する場合において、
A(O)bについての理想的な構造は次の通りであろ
う: −(CH2CH2O)x−(CH2CH(CH3)−O)y
(CH2CH2O)z− ここでx+zおよびyはエチレンオキシド部分が全体の
ポリオールの分子量の約1〜50、好ましくは10〜3
0であるような数である。このようなコポリマーはPO
LY G55−37(分子量2952、約30重量%の
エチレンオキシドを含有する)、およびPOLY L2
25−28(分子量4000、約20重量%のエチレン
オキシドを含有する)を包含し、両者はオリン・コーポ
レーション(Olin Corp.)から入手可能であ
る。ポリエーテルジオール反応成分は、この分野におい
てよく知られている方法により、アルキレンオキシドま
たはアルキレンオキシドの混合物を少なくとも1つの活
性水素を有する化合物、例えば、水;モノヒドロキシル
アルコール、例えば、エタノールおよびプロパノール;
およびジヒドロキシルアルコール、例えば、エチレング
リコールおよびグリセリンのモノエチルエーテルと反応
させることによって製造することができる。このような
反応のポリ(オキシアルキレン)生成物は、線状オキシ
アルキレンまたはオキシエチレン−高級オキシアルキレ
ン鎖を有し、そしてこのような鎖はヒドロキシル基で停
止されているであろう。普通の水酸化カリウム触媒また
は二重金属シアン化物触媒を使用することができる。
【0046】(b)ポリエステルジオール 認められるように、ポリエステルジオールHO−D−R
2OH(ここでDおよびR2は前述の意味を有する)を単
独で、あるいはポリエーテルジオールと混合して使用す
ることができる。適当なポリエステルジオールは、二塩
基酸またはカプロラクトンおよび過剰のグリコールから
作られたものを包含する。好ましい二塩基酸は、HO−
C(:O)−[(R30または1]−C(:O)−Hお
よび過剰の構造式HO−R2−OH(ここでR2およびR
3は上に定義した通りである)のグリコールのものであ
る。
【0047】D(または実質的に同一のものであるポリ
エステルジオール)の分子量は、約600〜6.00
0、好ましい約1,000〜3,500であるべきであ
る。
【0048】適当な二塩基酸は、飽和した系列のもの、
すなわち、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸などを包含す
る。このグループにおいて、アジピン酸は好ましい。芳
香族二塩基酸は、フタル酸およびテレフタル酸を包含す
る。酸それ自体の代わりに、無水物、例えば、フタル酸
無水物を使用することができるか、あるいはそのエステ
ル、例えば、メチルテレフタレートを使用することがで
きる。酸混合物を使用することができる。R3がゼロで
あるとき、酸はもちろんシュウ酸である。R3が「1」
であるとき、R3は1〜20個の炭素原子を含有し、そ
して引き続く二塩基酸は3〜22個の炭素原子を含有す
る。
【0049】ポリエステルジオールの製造のために適当
なグリコールは、アルキレングリコール、例えば、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、トリメチレン
グリコール、3つのブタンのジオール、テトラメチレン
グリコール、イソブチレングリコール、ピナコールなど
ならびにそれらの混合物を包含する。ジオールはシクロ
アルカン構造またはアルキル芳香族構造を有することが
できる。
【0050】アジピン酸から作られた有用なポリエステ
ルジオールは、ポリ(ジエチレンアジペート)ジオー
ル、ポリ(エチレンアジペート)ジオール、ポリ(プロ
ピレンアジペート)ジオール、ポリ(プロピレン/エチ
レン)アジペートジオール、ポリ(ブチレンアジペー
ト)ジオール、ポリ(エチレン/ブチレンアジペート)
ジオール、ポリ(ネオペンチルアジペート)ジオール、
ポリ(ヘキサン/ネオペンチル)アジペートジオール、
ポリ(ヘキサンアジペート)ジオール、ポリカプロラク
トンジオールなどまたはそれらの混合物を包含する。
【0051】ポリエステルジオールの製造方法はよく知
られている。参照、例えば、ポリマーの科学および工業
の百科事典(Ecyclopedia of Poly
mer Science and Engineeri
ng)、John Wiley & Sons(198
8)、第2版、Vol.12、pp.28−42、こと
にpp.33−34;およびVol.13、pp.25
9−261。
【0052】ジイソシアネート 広範な種類のジイソシアネートはポリエーテルジオール
の末端キャッピングのために利用可能である。これらの
ジイソシアネートは、構造式OCN−R1NCOをもつ
脂肪族、脂環族、または芳香族であることができる。2
価の基R1は、一般に、2〜100個の炭素原子を含有
し、そして必要に応じて非妨害性置換基、例えば、エー
テル基、エステル基、ウレタン基、アミノ基、尿素基、
アリール基、脂肪族基、脂環族基、またはハロゲン原子
を有することができる。変性されたジイソシアネートを
また使用できる。1つの好ましい態様において、グリコ
ール変性ジフェニルメタンジイソシアネートはとくに有
効である。適当なジイソシアネートの例は、次のものを
包含する:4,4′−メチレンジフェニルジイソシアネ
ート(MDI)、変性されたMDI、例えば、ポリエチ
レングリコールと反応したMDI、ダウ・ケミカル・カ
ンパニー(Dow Chemical Co.)、およ
びMDIプレポリマー、2,4−トリレンジイソシアネ
ート(トルエンジイソシアネート)、2,6−トリレン
ジイソシアネート、2つの後者の異性体の混合物、2,
4−トリレンジイソシアネートの二量体、p−キシレン
ジイソシアネート、m−キシレンジイソシアネート、
1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3′−ジメチ
ルビフェニル−、4,4′−ジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソプレ
ンジイソシアネート、4,4′−メチレンビス(シクロ
ヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサン−
2,4(または2,6)−ジイソシアネート、1,3−
(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、m−テトラメ
チルキシレンジイソシアネート、p−テトラメチルキシ
レンジイソシアネート、およびそれらの混合物。
【0053】普通のウレタン生成触媒をジイソシアネー
トとの反応において使用することができる。これらの触
媒は、例えば、有機錫化合物、例えば、ジブチル錫ジラ
ウレートおよびオクタン酸第1錫、有機水銀化合物、第
3アミン、およびこれらの物質の混合物を包含する。
【0054】アルキルジアルカノールアミン この物質は構造式HOR456OHを有し、ここでR4
〜R6は上に定義したとおりである。このグループ範囲
内で、メチルジエタノールアミン、ビス(ヒドロキシエ
チルピペラジン、OHC24−N N−C24OH、
およびN,N′−ビス(2−ヒドロキシプロピル)アニ
リン、HO−CH(CH3)CH2−N(Ph)−CH2
CH(CH3)OHは好ましい。(Ph−。)ヒドロキシアルキル(メト)アクリレート この物質は構造式HO−R8OC(:O)−C(R9)=
CH2を有し、ここでR8およびR9は上に定義したとお
りである。この構造式範囲内で、ヒドロキシエチルメタ
クリレートは好ましい。
【0055】本発明のフォトポリマーを有する配合物 最も簡単な配合物はフォトポリマーおよび錯生成ポリマ
ー+有効量の光開始剤である。このような混合物は溶媒
キャストするか、そのままで、あるいは溶媒を除去しそ
してこの混合物を押出して、普通の裏材料上に固体光重
合可能な層をつくることができる。しかしながら、多数
の商業的使用のために、光重合性組成物を約1〜30重
量%の反応性(すなわち、光活性)モノマーまたはオリ
ゴマー、最も好ましくは5〜15重量%の範囲の反応性
と配合するか、あるいはそれで増量することが好ましい
ことを発見するであろう。適当な反応性モノマーまたは
オリゴマーは、次の式を有するものである: (CH2=C(R9)−C(:O)−O−)q−R10 ここでR9はHまたはメチルであり、R10はqの原子価
を有する有機部分であり、そしてqは整数である。
【0056】適当な反応性(メト)アクリレート希釈剤
は次のものを包含するが、これらに限定されない:トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ヘキサンジオー
ルジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコール20
0ジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート、トリプロピレン
グリコールジアクリレート、エトキシル化ビスフェノー
ルAジアクリレート、プロピレングリコールモノ/ジメ
タクリレート、トリメチロールプロパンジアクリレー
ト、ジ−トリメチロールプロパンテトラアクリレート、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリア
クリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ
アクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、ポリアルキレンエーテルグリ
コール−200ジメタクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメ
タクリレート、ポリアルキレンエーテルグリコール−6
00ジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
メタクリレート、エトキシル化ビスフェノールAジメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、1,4−
ブタンジオールジアクリレート、ジエチレングリコール
ジメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタク
リレート、グリセリンジメタクリレート、トリメチロー
ルプロパンジメタクリレート、ペンタエリスリトールト
リメタクリレート、ペンタエリスリトールジメタクリレ
ート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ウレタン
メタクリレートまたはアクリレートのオリゴマーなど、
これらは光重合性組成物に添加して硬化した生成物を変
性することができる。
【0057】モノアクリレート、例えば、シクロヘキシ
ルアクリレート、イソボルニルアクリレート、ラウリル
アクリレートおよびテトラヒドロフルフリルアクリレー
トおよび対応するメタクリレートならびにメタクリレー
トのオリゴマー、例えば、エポキシアクリレート、ウレ
タンアクリレート、およびポリエステルまたはポリエー
テルのアクリレートは、また、反応性希釈剤として使用
可能である。
【0058】光開始剤 本発明の新規な材料からなる配合物は光開始剤を必要と
する。多数のものが入手可能でありかつ有用である。
【0059】光重合性組成物のための光開始剤およびそ
れを含有する配合物は、ベンゾインアルキルエーテル、
例えば、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエーテ
ルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルおよびベ
ンゾインイソブテンエーテルを包含する。光開始剤の他
のクラスは、ジアルコキシアセトフェノン、例えば、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、す
なわち、イルガキュアー(IrgacureR)651
(チバ−ガイギー(Ciba−Geigy)および2,
2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノンである。
光開始剤のなお他のクラスは、カルボキシル基に直接結
合した少なくとも1つの芳香族核を有するアルデヒドお
よびケトンのカルボニル化合物である。これらの光開始
剤は次のものを包含するが、これらに限定されない:ベ
ンゾフェノン、アセトフェノン、o−メトキシベンゾフ
ェノン、アセトナフタレンキノン、メチルエチルケト
ン、バレロフェノン、ヘキサノフェノン、アルファ−フ
ェニル−ブチロフェノン、p−モルホリノプロピオフェ
ノン、ジベンゾスベロン、4−モルホリノベンゾフェノ
ン、4′−モルホリノデオキシベンゾイン、p−ジアセ
チルベンゼン、4−アミノベンゾフェノン、4′−メト
キシアセトフェノン、ベンズアルデヒド、アルファ−テ
トラロン、9−アセチルフェナントレン、2−アセチル
フェナントレン、10−チオキサンテノン、3−アセチ
ルフェナントレン、3−アセチリンドン、9−フルオレ
ノン、1−インダノン、1,3,5−トリアセチルベンゼ
ン、チオキサンテン−9−オン、キサンテン−9−オ
ン、7−H−ベンズ[de]−アントラセン−7−オ
ン、1−ナフトアルデヒド、4,4′−ビス(ジメチル
アミノ)−ベンゾフェノン、フルオレン−9−オン、
1′−アセトナフトン、2′−アセトナフトン、2,3
−ブテジオン、アセトナフテン、ベンズ[a]アントラ
セン7.12ジエンなど。ホスフィン、例えば、トリフ
ェニルホスフィンおよびトリ−o−トリルホスフィン
は、また、ここにおいて光開始剤として使用可能であ
る。光開始剤またはそれらの混合物は、通常、全体の組
成物の0.01〜5重量%の範囲の量で添加される。
【0060】他の添加剤 組成物は、また、光硬化性組成物における使用について
この分野において知られている他の添加剤、例えば、酸
化防止剤、オゾンき裂防止剤、可塑剤および紫外線吸収
剤を含有することができる。本発明の組成物を含有する
プレポリマーの貯蔵の間の早期の架橋を阻止するため
に、熱重合抑制剤および安定剤を添加する。このような
安定剤はこの分野においてよく知られており、そして次
のものを包含するが、これらに限定されない:ハイドロ
キノン、モノベンジルエーテル、メチルハイドロキノ
ン、アミルキノン、アミロキシハイドロキノン、n−ブ
チルフェノール、フェノール、ハイドロキノンモノプロ
ピルエーテル、フェノチアジン、ホスファイト、ニトロ
ベンゼンおよびフェノール系チオ化合物、およびそれら
の混合物。このような添加剤はプレポリマーの約0.0
1〜約4重量%の範囲内の量で使用される。これらの安
定剤は、製造、処理および貯蔵の間のプレポリマー組成
物の架橋の防止において有効である。
【0061】紫外線吸収剤または紫外線安定剤は、ポリ
マー材料の感光速度、したがって感光許容範囲の調節に
使用することができる。多数の物質は当業者にとって明
らかであろう。
【0062】最も重要な光安定剤のクラスは次の通りで
ある:2−ヒドロキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シフェニルベンゾトリアゾール、ヒンダードアミンおよ
び有機ニッケル化合物。さらに、サリシレート、シンナ
メート誘導体、レゾルシノールモノベンゾエート、オキ
サアニリド、およびp−ヒドロキシベンゾエートは同様
によく使用される。これらの添加剤は、プレポリマーの
約0.09〜約4重量%の範囲で使用する。
【0063】チヌビン(TinuvinR)1130、
置換ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(チバ−ガ
イギー・コーポレーション(Ciba−Geigy C
orp.)から入手可能である)は、例外的によく作用
することが発見された。
【0064】組成物は、また、活性線に対して本質的に
透明である、不活性の粒状充填剤を約50重量%までの
量で含有することができる。このような充填剤は、親有
機性シリカ、ベントナイト、シリカおよびガラス粉末を
包含する。このような充填剤は所望の性質を光硬化性組
成物およびそれらの組成物を含有する印刷板上のレリー
フに付与することができる。
【0065】組成物は、また、染料および/または顔料
の着色剤を含有することができる。フォトポリマー組成
物の中に存在する着色剤は、像様露光を妨害してはなら
ず、そして組成物の中に存在する開始剤を活性化するこ
とができるスペクトルの領域における活性線を吸収すべ
きではない。
【0066】着色剤は多数の商業的に入手可能な顔料お
よび染料から選択することができる。着色剤は溶媒可溶
性の形態で、あるいは分散液の形態で使用することがで
きる。粒状物質を使用するとき、粒子サイズは5000
オングストロームより小さくあるべきである。より好ま
しくは、粒子は200〜3000オングストロームであ
る。
【0067】本発明の実施において有用な多数の顔料お
よび染料は当業者とって明らかであろうが、小さい数の
このような物質をここにおいて列挙する。
【0068】適当な顔料は、チバ−ガイギー(Ciba
−Geigy)から入手可能であるミクロリス(Mic
rolithR)系列を包含する。A3R−Kおよび4
G−K物質はことに好ましい。適当な染料は、例えば、
バソ・ブルー(Baso Blue)645(C.I.
ソルベント・ブルー4)、バソ・ブルー688(C.
I.ソルベント・ブルー81)、ルクソール・ファスト
・ブルー(LuxolFast Blue)MBSN
(C.I.ソルベント・ブルー38)、ネオパン・ブル
ー(Neopan Blue)808(C.I.ソルベ
ント・ブルー48)、サビニル(SavinylR)ブ
ルーGLS(C.I.ソルベント・ブルー44)、サビ
ニル(SavinylR)ブルーRLS(C.I.ソル
ベント・ブルー45)、サーモプラスト(Thermo
plast)ブルー684(C.I.ソルベント・バイ
オレット)およびビクトリア(Victoria)ブル
ー(C.I.ソルベント・ブルー7)を包含する。ブル
ーおよびバイオレットは現在の応用において使用する
が、染料の色は臨界的ではない。他の色は利点、例え
ば、退色に対する抵抗を与えることができる。
【0069】組成物は、また、可塑剤を含有することが
できる。可塑剤の例は、ベンゾエート、フタレート、ホ
スフェートおよびスルホンアミドを包含する。ジプロピ
レングリコールジベンゾエートは好ましい可塑剤であ
る。
【0070】本発明のフォトポリマーを使用する配合物
は、下記の成分を含む(重量部): (1)フォトポリマー、ポリウレタン(メト)アクリレ
ート、約50〜100、好ましくは約70〜90; (2)モノ−、ジ−、またはマルチ−アクリレート希釈
剤、これはモノマーまたはオリゴマーであることができ
る、0〜25、好ましくは約5〜15; (3)光開始剤、約0.1〜10、好ましくは約0.5〜
2.0; (4)有機溶媒、0〜約200、好ましくは約10〜5
0。
【0071】(5)安定剤、紫外線吸収剤および着色
剤、0.1〜10、好ましくは約1〜4、合計。
【0072】(6)ポリ(ビニルピロリドン)またはP
VPのコポリマー、40%までの酢酸ビニルを有する、
約0.1〜50、好ましくは約4〜20。
【0073】(7)フォトポリマーおよびPVPの両者
と相溶性の可塑剤、例えば、ジプロピレングリコールジ
ベンゾエート、約1〜20、好ましくは2〜10。
【0074】効果 本発明による印刷版をネガを通して紫外線露光した後、
非露光区域を水性媒質で洗浄して除去すると、所望のレ
リーフ画像をもつ印刷板が得られる。有機溶媒と反対に
水性洗浄溶液を使用すると、汚染の問題が最小となる。
錯生成ポリマーの使用は、未硬化印刷板の常温流れを有
意に減少し、そして硬化した印刷板の靭性を増加しかつ
粘着性を減少する。
【0075】印刷板の製造 次いで、光硬化性組成物を、普通の溶媒流延に従い、す
なわち、組成物を溶媒中に溶解し、この溶液をフィルム
またはプレートに造形し、そして溶媒を除去することに
よって、適当な厚さの固体の層として造形および成形す
ることができる。普通の押出、カレンダー加工またはホ
ットプレスの技術を、また、使用することができる。フ
ィルムの形態の感光性組成物の固体の層は、支持体、例
えば、ポリエステル、ナイロンまたはポリカーボネート
からなる支持体に接着させることができる。他の適当な
支持体は、織製ファブリックおよびマット、例えば、ガ
ラス繊維のファブリックまたはラミネート材料、例え
ば、ガラス繊維またはプラスチックから作られたラミネ
ート材料、および鋼またはアルミニウム被覆したプレー
トを包含する。支持体は寸法安定性でありかつ洗浄溶液
に対して抵抗性であることが好ましい。
【0076】また、露光および洗浄前の貯蔵の間に、感
光性表面をほこりおよびダストによる汚染から保護する
ことが通常必要である。このような保護は、支持体と反
対側の光硬化性組成物の側に柔軟性の保護カバーシート
をラミネートまたは適用することによって達成される。
さらに、光硬化性組成物は時には粘着性であることがあ
り、こうして、また、カバーシートの適用前に感光性層
の表面に剥離フィルムを適用することが望ましい。剥離
フィルムは、薄い柔軟性の水溶性ポリマーのフィルムか
ら成り、そして支持体に対して反対の光硬化性組成物の
表面とその表面に適用される画像を有するネガとの間の
緊密な接触を可能とする。
【0077】露光および現像 次いで、光硬化性組成物、例えば、固体フレキソ印刷版
からなる固体の層または表面を有する支持体からなる感
光性物品を、活性線への像様露光のためのよく知られて
いる技術により処理することができる。好ましくは、光
は約230〜450ミクロンの波長を有するべきであ
る。露光は光源と感光性表面との間に配置されたネガを
通してなされる。適当な光源は、RS型太陽灯、炭素ア
ーク灯、キセノンアーク灯、水銀蒸気灯、ハロゲン化タ
ングステン灯などを包含する。
【0078】露光時間は、活性線の強度、印刷板の厚さ
および印刷板上に望むレリーフの深さに依存する。1〜
20分の露光時間は好ましい。
【0079】現像 露光およびネガの除去後、感光性表面の未露光区域を、
ここにおいて記載したように、水性洗浄溶液中で現像
(除去)することができる。この特徴は、普通に使用さ
れている有機溶媒、例えば、塩素化溶媒、アルコールま
たはケトンを含有する洗浄溶液の廃棄の問題を回避する
ことにおいて、とくに有利である。洗浄溶液はわずかに
酸性であり、そして界面活性剤を含有することができ
る。希ビネガーまたはクエン酸溶液は好ましい。有用な
酸性界面活性剤は、ナトリウムアルキルナフタレンスル
ホン酸、ナトリウムアルキルベンゼンスルホン酸、ナト
リウムアルキルエーテル硫酸、ポリオキシアルキル化ア
ルキルアリールリン酸エステルナトリウム塩などを包含
する。全体の添加剤の濃度は適当には0.1〜5%であ
る。洗浄温度は25〜70℃、好ましくは周囲温度であ
る。洗浄後、印刷板をレリーフ加工物のそれ以上の硬化
のための後露光することができる。
【0080】
【実施例】実施例 下記の実施例によって、本発明をさらに説明する。これ
らの実施例は本発明を限定しない。
【0081】実施例において使用した原料を下に記載す
る: 項目および説明 TDI トルエン(またはトリレン)ジイソシアネー
ト、2,4および2,6−80/20異性体混合物、アル
ドリッヒ・ケミカル・カンパニー・インコーポレーテッ
ドから。
【0082】Isonate 2181 変性4,
4′−メチレンジフェニルジイソシアネート、ダウ・ケ
ミカル・カンパニーから、NCO%=23。
【0083】PPG 1025 ポリプロピレンオキ
シドジオール、アルコ・ケミカル・カンパニー(Arc
o Chemical Co.)から、分子量=100
0。Poly G 55−112 ポリプロピレンオ
キシド/エチレンオキシドジオール、オリン・コーポレ
ーション(Olin Corp.)から、分子量=10
00。
【0084】Poly G 55−37 エチレンオ
キシド末端キャップドポリオキシプロピレンジオール、
ヒドロキシル価=37、分子量=3000、オリン・ケ
ミカル・カンパニー(Olin Chemical C
o.)から。
【0085】POLY L 225−28 エチレン
オキシド末端キャップドポリオキシプロピレンジオー
ル、ヒドロキシル価=28、分子量=4000、オリン
・コーポレーションから。
【0086】S−108−46 Rucoflex
S−108−46は、ポリプロピレンアジペートジオー
ル、ルコ・ポリマー・コーポレーション(Ruco P
olymer Corporation)から、分子量
=2400。
【0087】PVP 分子量10,000のポリ(ビ
ニルピロリドン)、アルコ・ケミカル・カンパニーか
ら。
【0088】Luvskol PVP−酢酸ビニルの
コポリマー、BASF コーポレーションから。
【0089】Irganox 1520 2,4−ビ
ス[(オクチルチオ)メチル]−o−クレゾール、安定
剤として使用した、チバ−ガイギー・コーポレーション
から。
【0090】Irgcure 651 2,2−ジメ
トキシ−2−フェニルアセトフェノン、チバ−ガイギー
・コーポレーションから。
【0091】Sartomer 9035 エトキシ
ル化トリメチロールプロパントリメタクリレート、サル
トマー・カンパニー(Sartomer Co.)か
ら。
【0092】Benzoflex 9−88 ジプロ
ピレングリコールジベンゾエート、ベルシコル・ケミカ
ル・コーポレーション(Velsicol Chemi
cal Corp.)、イリノイ州チカゴ。
【0093】実施例1 10部の分子量10,000のポリ(ビニルピロリド
ン)(アルコ・ケミカル・カンパニーから)を、60℃
の炉内で一夜放置することによって、10部のメチルエ
チルケトンおよび10部のエタノール中に溶解した。こ
の溶液に、50部の液状メタクリレート化ポリウレタン
(粘度約30,000cps)(ポリオール、例えば、
ルコ・ポリマーおよびオリン・ケミカルスからのRuc
oflexS−108−46およびPoly G 55
−37、それぞれ、トリレンジイソシアネートおよびヒ
ドロキシプロピルメタクリレートに基づく)を添加し、
そして低い剪断で1時間混合した。また、2,2−ジメ
トキシ−2−フェニルアセトフェノン(光開始剤)を混
合して入れた。錯体化ポリマー溶液を脱気し、そして流
れないワックス状材料に溶媒流延した。これらの固体の
フィルムを画像を通して紫外線に露光し、次いで0.4
%のクエン酸中で室温において5ミル/分を越える洗浄
速度で現像した。硬化したフィルムは39のショアーA
硬度を有した。
【0094】実施例2 15部のLuvskol(PVP−酢酸ビニルのコポリ
マー、BASFコーポレーションから)を、60℃の炉
内で放置することによって、15部のエタノール中に溶
解した。このコポリマー溶液を50部の実施例1に記載
するメタクリレート化ポリウレタンおよび0.5部の2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノンと混合し
た。錯体化ポリマー溶液を脱気し、そして流れないワッ
クス状材料に溶媒流延した。実施例1におけるようにさ
らに処理したとき、画像形成したフィルム1%の酢酸水
溶液中で室温において3.5ミル/分を越える洗浄速度
で現像した。硬化したフィルムは47のショアーA硬度
を有した。
【0095】実施例3 A.ポリウレタン−メタクリレートの合成(ポリマー溶
液A) 空気動力撹拌機、窒素のパージおよびサーモウォッチ
(thermowatch)を装備した2リットルの樹
脂反応がまに、100g(0.266モル)のIson
ate 2181、196.3g(0.066モル)のP
OLY G 55−37および54.1g(0.022モ
ル)のRucoflex S−108−46を供給し
た。この混合物を激しく撹拌しながら60℃に約2時間
加熱し、次いで反応混合物を35℃においてさらに16
時間反応させた。次いで、約1ミリ当量/gのイソシア
ネートの終点に到達するまで(ジブチルアミンを使用す
る標準の滴定により決定して)、反応混合物を60℃に
おいてにさらに41時間加熱した。次いで382gのト
ルエンおよび85gのメチルエチルケトンを反応器に添
加し、次いで18.5g(0.155モル)のメチルジ
エタノールアミンを添加した。次いで反応温度を35℃
に上げた。0.05ミリ当量/gのイソシアネート基が
残ることを滴定が示すまで、反応をさらに3〜4時間進
行させた。次いで、5.8g(0.044モル)のヒドロ
キシエチルメタクリレートおよび7.5gのIrgan
ox 1520を添加した。反応混合物をさらに16時
間撹拌し、その後赤外スペクトル上に検出可能なイソシ
アネート基は存在しなかった。生ずるポリマー溶液(
リマーAと表示する)は透明であり、わずかに黄色の粘
性の混合物であった。
【0096】B.ポリマー溶液Aとポリ(ビニルピロリ
ドン)との配合 次いで、ポリマー溶液Aをポリ(ビニルピロリドン)
(10部のPVPを50部のイソプロパノール中に溶解
することによって調製した)と空気動力の撹拌機により
混合し、そして配合物を表1に記載する。配合物をフィ
ルムに流延して溶媒を蒸発させ、そして性質を決定し
た。
【0097】CS−127メルト・インデクサー(Me
lt Indexer)(カスタム・サイエンティフィ
ック・インスツルメンツ(Custum Scient
ific Instruments)、ニュージャージ
イ州セダーノルス)により、メルトフローインデックス
を決定した。メルトフローインデックスは75℃におい
て10kgの重量で押出される量であり、そして10分
に基づいて計算された。報告する値は3回の実験の平均
である。
【0098】
【表1】
【0099】実施例4 A.ポリウレタン−メタクリレートの合成(ポリマー溶
液B) 2リットルの樹脂反応がまに、180g(0.213モ
ル)のIsonate2181、110g(0.035
4モル)のPOLY G 55−37および145.2
g(0.0354モル)のPoly L 225−28
46(オリン・ケミカルスから入手可能である、「高分
子量のPOLY−Lポリオールから作られた熱可塑性ポ
リウレタンエラストマー」C.O.Smithら著、
J.Elastomer and Plastics
Vol.24、p.306、1992年10月に記載さ
れているようにして、二重金属シアン化物触媒を使用し
て製造して、低い不飽和および低いモノアルコール含量
を得た)を供給した。窒素でパージしながら、この混合
物を激しく撹拌しながら70℃に約6時間加熱した。次
いで加熱を停止し、次いで反応混合物を周囲温度におい
て16時間反応させた。反応混合物を滴定し、そして約
0.84ミリ当量/gのイソシアネートの終点に到達し
た。145gのトルエンおよび32gのメチルエチルケ
トンを、混合しながら、添加した。14.8g(0.12
41モル)のメチルジエタノールアミン連鎖延長剤、1
45gのトルエンおよび32gのメチルエチルケトンを
含有する溶液を添加した。反応混合物を激しく撹拌し、
その間温度を40℃以下に維持した。反応をさらに6時
間進行させ、その後粘度の有意な増加を観測することが
でき、そして0.05ミリ当量/gの溶液のイソシアネ
ート含量が残った(滴定により決定して)。72gのト
ルエン、16gのメチルエチルケトンおよび7.2gの
Irganox 1520を含有する溶液を、撹拌しな
がら、添加し、次いで4.6g(0.035モル)のヒ
ドロキシエチルメタクリレートを添加した。赤外スペク
トル上の2260cm-1におけるイソシアネートのピー
クが完全に消失するまで、反応を進行させた。生ずる生
成物は透明な粘性液状であった(溶液Bと表示する)。
【0100】B.ポリマー溶液Bとポリ(ビニルピロリ
ドン)との配合 次いで、ポリマー溶液Bをポリ(ビニルピロリドン)
(10部のPVPを50部のイソプロパノール中に溶解
することによって調製した)と空気動力の撹拌機により
混合し、そして配合物を表2に記載する。配合物をフィ
ルムに流延して溶媒を蒸発させ、そして性質を決定し
た。
【0101】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/033 C2-3 7/30

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)液状または半固体状の感光性ポリ
    マー、および(b)錯生成ポリマー、からなる固体の光
    硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 錯生成ポリマーがポリ(ビニルピロリド
    ン)のポリマーまたはコポリマーである請求項1の組成
    物。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーまたはコポリマーがポリ
    (ビニルピロリドン)、ポリ(ビニルピロリドン−酢酸
    ビニル)、またはそれらの混合物から成る群より選択さ
    れる請求項2の組成物。
  4. 【請求項4】 感光性ポリマーが(メト)アクリレート
    ポリウレタンである請求項2の組成物。
  5. 【請求項5】 感光性ポリマーが、 1.変性したMDI、 2.約1,000〜7,000の分子量を有するエチレン
    オキシドキャップドポリプロピレンオキシドジオール、 3.約1,000〜5,000の分子量を有するポリプロ
    ピレンアジペートジオールまたは約1,000〜7,00
    0の分子量を有するエチレンオキシドキャップドポリプ
    ロピレンオキシドジオール、および 4.ヒドロキシアルキル(メト)アクリレート停止剤、
    の反応生成物である請求項2の組成物。
  6. 【請求項6】 (c)光開始剤をさらに含む請求項1の
    組成物。
  7. 【請求項7】 光開始剤が2,2−ジメトキシ−2−フ
    ェニルアセトフェノンである請求項6の組成物。
  8. 【請求項8】 (d)反応性希釈剤をさらに含む請求項
    1の組成物。
  9. 【請求項9】 反応性希釈剤(d)がプロピレングリコ
    ールモノメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
    クリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、ラウ
    リルメタクリレート、エトキシル化トリメチロールプロ
    パントリメタクリレート、芳香族アクリレート化ウレタ
    ンオリゴマー、C14−C15メタクリレートモノマー混合
    物またはそれらの混合物から成る群より選択される請求
    項8の組成物。
  10. 【請求項10】 (e)紫外線吸収剤をさらに含む請求
    項1の組成物。
  11. 【請求項11】 紫外線吸収剤が置換ヒドロキシフェニ
    ルベンゾトリアゾールである請求項10の組成物。
  12. 【請求項12】 (f)5000オングストロームより
    小さい粒子サイズを有する顔料をさらに含む請求項1組
    成物。
  13. 【請求項13】 連鎖延長剤がアルキルジアルカノール
    アミンである請求項5の組成物。
  14. 【請求項14】 アルキルジアルカノールアミンがメチ
    ルジエタノールアミンである請求項13の組成物。
  15. 【請求項15】 可塑剤をさらに含む請求項1の組成
    物。
  16. 【請求項16】 可塑剤がジプロピレングリコールジベ
    ンゾエートである請求項1の組成物。
  17. 【請求項17】 工程: (I)反応成分のための溶媒中で、述べた比において、 変性したMDI、12モル、 約3,000の分子量を有するエチレンオキシドキャッ
    プドポリプロピレンオキシドジオール、3モル、 約2,400の分子量を有するポリプロピレンアジペー
    トジオール、1モル、を一緒に反応させ、これにより前
    記ジオールをイソシアネートで末端キャッピングし、 (II)必要に応じて(I)の反応混合物に、メチルジ
    エタノールアミン、7モル、を添加し、この反応を続け
    て前記イソシアネートキャップドジオールを連鎖延長
    し、これによりイソシアネート基において停止した連鎖
    延長イソシアネートキャップドジオールを生成し、 (III)(II)の反応混合物に、ヒドロキシエチル
    メタクリレート、2モル、を添加し、そしてこの反応を
    続けて(II)の末端イソシアネート基をヒドロキシエ
    チルメタクリレートのヒドロキシル基と反応させ、 (IV)ポリ(ビニルピロリドン)のポリマーまたはコ
    ポリマーである錯生成ポリマーを添加し、これにより常
    温流れが減少した固体の光硬化性ポリマーを生成する、 からなる、請求項1の組成物を製造する方法。
  18. 【請求項18】 工程: (I)反応成分のための溶媒中で、述べた比において、 変性したMDI、12モル、 約3,000の分子量を有するエチレンオキシドキャッ
    プドポリプロピレンオキシドジオール、2モル、 約4,000の分子量を有するエチレンオキシドキャッ
    プドポリプロピレンオキシドジオール、2モル、を一緒
    に反応させ、これにより前記ジオールをイソシアネート
    で末端キャッピングし、 (II)必要に応じて(I)の反応混合物に、メチルジ
    エタノールアミン、7モル、を添加し、この反応を続け
    て前記イソシアネートキャップドジオールを連鎖延長
    し、これによりイソシアネート基において停止した連鎖
    延長イソシアネートキャップドジオールを生成し、 (III)(II)の反応混合物に、ヒドロキシエチル
    メタクリレート、2モル、を添加し、そしてこの反応を
    続けて(II)の末端イソシアネート基をヒドロキシエ
    チルメタクリレートのヒドロキシル基と反応させ、 (IV)ポリ(ビニルピロリドン)のポリマーまたはコ
    ポリマーである錯生成ポリマーを添加し、これにより常
    温流れが減少した固体の光硬化性ポリマーを生成する、 からなる、請求項1の組成物を製造する方法。
  19. 【請求項19】 工程: (I)反応成分のための溶媒中で、述べた比において、 変性したMDI、12モル、 約3,000の分子量を有するエチレンオキシドキャッ
    プドポリプロピレンオキシドジオール、1モル、 約4,000の分子量を有するエチレンオキシドキャッ
    プドポリプロピレンオキシドジオール、3モル、を一緒
    に反応させ、これにより前記ジオールをイソシアネート
    で末端キャッピングし、 (II)必要に応じて(I)の反応混合物に、メチルジ
    エタノールアミン、7モル、を添加し、この反応を続け
    て前記イソシアネートキャップドジオールを連鎖延長
    し、これによりイソシアネート基において停止した連鎖
    延長イソシアネートキャップドジオールを生成し、 (III)(II)の反応混合物に、ヒドロキシエチル
    メタクリレート、2モル、を添加し、そしてこの反応を
    続けて(II)の末端イソシアネート基をヒドロキシエ
    チルメタクリレートのヒドロキシル基と反応させ、 (IV)ポリ(ビニルピロリドン)のポリマーまたはコ
    ポリマーである錯生成ポリマーを添加し、これにより常
    温流れが減少した固体の光硬化性ポリマーを生成する、 からなる、請求項1の組成物を製造する方法。
  20. 【請求項20】 工程: (I)反応成分のための溶媒中で、述べた比において、 変性したMDI、12モル、 約4,000の分子量を有するエチレンオキシドキャッ
    プドポリプロピレンオキシドジオール、4モル、を一緒
    に反応させ、これにより前記ジオールをイソシアネート
    で末端キャッピングし、 (II)必要に応じて(I)の反応混合物に、メチルジ
    エタノールアミン、7モル、を添加し、この反応を続け
    て前記イソシアネートキャップドジオールを連鎖延長
    し、これによりイソシアネート基において停止した連鎖
    延長イソシアネートキャップドジオールを生成し、 (III)(II)の反応混合物に、ヒドロキシエチル
    メタクリレート、2モル、を添加し、そしてこの反応を
    続けて(II)の末端イソシアネート基をヒドロキシエ
    チルメタクリレートのヒドロキシル基と反応させ、これ
    により光硬化性ポリマーを生成する、 からなる、請求項1の組成物を製造する方法。
  21. 【請求項21】 工程:約50〜100重量部の請求項
    17、18、19または20の光硬化性ポリマーを0.
    1〜50重量部の錯生成ポリマー、0〜約25重量部の
    プロピレングリコールモノメタクリレート、ジエチレン
    グリコールジメタクリレート、ヘキサンジオールジメタ
    クリレート、ラウリルメタクリレート、エトキシル化ト
    リメチロールプロパントリメタクリレート、芳香族アク
    リレート化ウレタンオリゴマー、C14−C15メタクリレ
    ートモノマー混合物またはそれらの混合物から成る群よ
    り選択される希釈剤、約0.1〜10重量部の光開始
    剤、約0.002〜8合計重量部の安定剤、すなわち、
    置換ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾールである紫外
    線吸収剤、および5,000オングストロームより小さ
    い粒子サイズを有する顔料、および0〜約200重量部
    の適当な有機溶媒、光硬化性ポリマーおよび感光性ポリ
    マーの両者と相溶性の可塑剤とブレンドし、 前記ブレンドをプレート支持体上にキャストし、そして
    前記プレートを乾燥して溶媒を除去する、 からなる、印刷版を製造する方法。
  22. 【請求項22】 請求項17、18、19または20の
    いずれかの方法により製造された光硬化性ポリマー。
  23. 【請求項23】 工程:約50〜100重量部の請求項
    17、18、19または20の光硬化性ポリマーを0.
    1〜50重量部の錯生成ポリマー、0〜約25重量部の
    プロピレングリコールモノメタクリレート、ジエチレン
    グリコールジメタクリレート、ヘキサンジオールジメタ
    クリレート、ラウリルメタクリレート、エトキシル化ト
    リメチロールプロパントリメタクリレート、芳香族アク
    リレート化ウレタンオリゴマー、C14−C15メタクリレ
    ートモノマー混合物またはそれらの混合物から成る群よ
    り選択される希釈剤、約0.1〜10重量部の光開始
    剤、約0.002〜8合計重量部の安定剤、すなわち、
    置換ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾールである紫外
    線吸収剤、および5,000オングストロームより小さ
    い粒子サイズを有する顔料、および0〜約200重量部
    の適当な有機溶媒、光硬化性ポリマーおよび感光性ポリ
    マーの両者と相溶性の可塑剤とブレンドし、 前記ブレンドをプレート支持体上にキャストし、そして
    前記プレートを乾燥して溶媒を除去する、 からなる方法により製造された印刷版。
  24. 【請求項24】 請求項21の方法に従い製造された印
    刷版をネガを通して紫外線で露光し、これにより印刷版
    上に光ポリマー組成物の露光された区域および非露光区
    域をつくり、そして印刷版を酸性水溶液または水性界面
    活性剤溶液で洗浄することによって、非露光区域を除去
    して印刷版を現像することからなる方法。
  25. 【請求項25】 請求項24の方法により作られた露光
    された印刷版。
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