JPH0732437U - 換気機器の開口部覆い部材 - Google Patents
換気機器の開口部覆い部材Info
- Publication number
- JPH0732437U JPH0732437U JP6369493U JP6369493U JPH0732437U JP H0732437 U JPH0732437 U JP H0732437U JP 6369493 U JP6369493 U JP 6369493U JP 6369493 U JP6369493 U JP 6369493U JP H0732437 U JPH0732437 U JP H0732437U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- sandwiching
- ventilation
- ventilation device
- covering member
- Prior art date
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- Pending
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- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】開口部覆い部材を有する換気機器に網部材を組
み込むについて、換気機器に特別の構造を設けなくとも
簡単に取り付けることができ、また換気機器の現場設置
後でも取付けや取外しを楽に行えるようにする。 【構成】網部材を必要に応じて開口部覆い部材に一体的
に組み付けることができるようにしている。そのため
に、裏面の周縁部に適宜の間隔で複数の挟持用舌片7を
設けた構造た開口部覆い部材1とし、必要に応じてその
挟持用舌片を折り曲げて網部材10の周囲を挟持するこ
とにより、網部材を開口部覆い部材1に一体的に組み付
けることができるようにした。
み込むについて、換気機器に特別の構造を設けなくとも
簡単に取り付けることができ、また換気機器の現場設置
後でも取付けや取外しを楽に行えるようにする。 【構成】網部材を必要に応じて開口部覆い部材に一体的
に組み付けることができるようにしている。そのため
に、裏面の周縁部に適宜の間隔で複数の挟持用舌片7を
設けた構造た開口部覆い部材1とし、必要に応じてその
挟持用舌片を折り曲げて網部材10の周囲を挟持するこ
とにより、網部材を開口部覆い部材1に一体的に組み付
けることができるようにした。
Description
【0001】
本考案は、換気機器の通気開口部を野鳥などの侵入防止のために覆うのに用い られる開口部覆い部材に関する。
【0002】
屋外に通気開口部を直接的に臨ませている換気機器、例えば換気ダクトの先端 に取り付けられるベントキャップの場合には、その通気開口部に開口部覆い部材 を設けるのが一般である。この開口部覆い部材は、例えば一定の間隔でガラリ桟 を切り起こして形成したガラリタイプ、あるいは多数の孔を設けたパンチングメ タルタイプなどとされ、野鳥などの侵入に対して十分に機能するようにされてい る。しかし、小さな虫などの侵入に対しては必ずしも十分な防護性がなく、従っ て小さな虫などの侵入防止も配慮する必要がある場合には、開口部覆い部材の他 に細かな目の網部材を通気開口部に設ける必要がある。
【0003】 この網部材の取付けについては、必要のある場合とない場合があるので、でき れば換気機器に網部材取付け用の特別の構造を設けなくて済むようにしたい、ま た換気機器を現場に設置した後にも仕様の変更などで取り付けを要求される場合 があるので、現場設置後の状態でも簡単に取付けを行えるようになっていること が好ましい、さらにメンテナンスのための取外しや取付けを楽に行えるようにな っていることが好ましい……等々の要求が課される。
【0004】
本考案は、以上のような事情を背景になされたもので、換気機器に網部材を組 み込むについて、換気機器に特別の構造を設けなくとも簡単に取り付けることが でき、また換気機器の現場設置後でも取付けや取外しを楽に行えるようにするこ とを目的としている。
【0005】
このような目的のために、本考案では、網部材を必要に応じて開口部覆い部材 に一体的に組み付けることができるようにしている。具体的には、裏面の周縁部 に適宜の間隔で複数の挟持用舌片を設け、必要に応じてその挟持用舌片を折り曲 げて網部材の周囲を挟持することにより、網部材を一体的に組み付けることがで きる構造を開口部覆い部材に与えるようにしている。
【0006】 このように挟持用舌片を折り曲げて挟持するだけの簡単な操作で開口部覆い部 材に一体的に取り付けることができるようにしたので、換気機器に網部材を組み 込むについて、換気機器自体には特別の構造を設けなくともよく、また換気機器 の現場設置後でも取付けや取外しを楽に行えるようになる。
【0007】 本考案では、また上記のような構造の開口部覆い部材について、周縁端から所 定の高さで裏面側に立ち上がる立上げ縁を形成すると共に、この立上げ縁の一部 を下端部近辺からの折り曲げを可能とする切欠きで区切って挟持用舌片を形成す るようにしている。この構造によると、開口部覆い部材の剛性強化用のリブの加 工と同時に挟持用舌片の加工を行うことができるので、加工工程の節約を図るこ とができる。
【0008】
以下本考案の実施例を説明する。 第1実施例(図1及び図2) この実施例における開口部覆い部材1は、図2に示すようなベントキャップ2 のフード部3の通気開口部4に用いられるもので、素材鋼板に切断加工と折り曲 げ加工を施して形成されている。具体的には、一定の間隔でガラリ桟5gを切り 起こして通気孔5を形成したガラリタイプとされ、またその全体は長方形状とさ れ、そしてその裏面、つまりガラリ桟5の切り起こし向きの反対側面に立ち上げ た立上げ縁6(6a、6b、6c)が3辺の各端縁について形成され、且つこの 各立上げ縁6に2個ずつ挟持用舌片7が形成されている。また、残りの一辺には 逆向きで立ち上げた逆立上げ縁9が形成されている。
【0009】 立上げ縁6、逆立上げ縁9及び挟持用舌片7は、それぞれ周縁部を裏面側に折 り曲げて形成されており、また挟持用舌片7は、立上げ縁6の上端からさらに突 出するようにされると共に、立上げ縁6に対し切欠き8により区切られる状態と されており、下端部近辺からの折り曲げが可能となるようにされている。
【0010】 挟持用舌片7は、必要に応じて網部材10を開口部覆い部材1に一体的に組み 付けるために用いられるもので、そのためには、開口部覆い部材1の裏面に網部 材10を重ねた状態で挟持用舌片7を適当な工具でそれぞれ内側に折り曲げて網 部材10の周縁部を挟持する。
【0011】 このような開口部覆い部材1は、網部材10を予め組み付けた状態で、あるい は組み付けない状態で(図2は後者の場合を示している)ベントキャップ2に取 り付けられるが、この例では、各立上げ縁6a、6b、6cに予め形成してある ビス孔11を介してビス止めすることによりフード部3に取り付けるようにして いる。
【0012】 第2実施例(図3) この実施例は、図3に示すようなベントキャップ20の筒部21の先端に用い られるタイプの開口部覆い部材22の例である。この開口部覆い部材22も基本 的には第1実施例の開口部覆い部材1と同様で、ガラリタイプであり、またその 裏面に立上げ縁23及び挟持用舌片24が同様に形成され、この挟持用舌片24 を折り曲げて挟持することで網部材25が一体的に組み付けられている。ただ、 使用対象部位が円形であるために全体形状が円形とされており、筒部21の先端 に嵌合させる状態で取り付けるようにされている。
【0013】
本考案による開口部覆い部材は、以上説明してきた如く、挟持用舌片を有して おり、この挟持用舌片で挟持することにより網部材を一体的に組み付けることが できるようにされているので、換気機器に網部材を組み込むについて、換気機器 に特別の構造を設けなくとも簡単に取り付けることができ、また換気機器の現場 設置後でも取付けや取外しを楽に行える。
【図1】本考案の第1実施例による開口部覆い部材の斜
視図。
視図。
【図2】図1の開口部覆い部材をベントキャップに取り
付けた状態を示す断面図。
付けた状態を示す断面図。
【図3】本考案の第2実施例による開口部覆い部材をベ
ントキャップに取り付けた状態を示す断面図。
ントキャップに取り付けた状態を示す断面図。
1 開口部覆い部材 2 ベントキャップ(換気機器) 4 通気開口部 5 通気孔 6 立上げ縁 7 挟持用舌片 8 切欠き 10 網部材
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の通気孔を有し、換気機器の通気開
口部を通気可能な状態で覆うために用いられる開口部覆
い部材において、裏面の周縁部に適宜の間隔で複数の折
り曲げ可能な挟持用舌片を有し、この挟持用舌片を折り
曲げて周囲を挟持することにより網部材を一体的に取り
付けることができるようにされていることを特徴とする
換気機器の開口部覆い部材。 - 【請求項2】 周縁端から所定の高さで裏面側に立ち上
がる立上げ縁が形成されると共に、この立上げ縁の一部
を下端部近辺からの折り曲げを可能とする切欠きで区切
って挟持用舌片が形成されている請求項1に記載の換気
機器の開口部覆い部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6369493U JPH0732437U (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 換気機器の開口部覆い部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6369493U JPH0732437U (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 換気機器の開口部覆い部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732437U true JPH0732437U (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=13236748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6369493U Pending JPH0732437U (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 換気機器の開口部覆い部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732437U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225221A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 外壁端末換気口 |
JP2007225220A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 外壁端末換気口 |
JP2007255786A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 屋外フード |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248734B2 (ja) * | 1985-11-14 | 1990-10-26 | Honda Motor Co Ltd | Enjinnoshirindaburotsuku |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP6369493U patent/JPH0732437U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248734B2 (ja) * | 1985-11-14 | 1990-10-26 | Honda Motor Co Ltd | Enjinnoshirindaburotsuku |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225221A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 外壁端末換気口 |
JP2007225220A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 外壁端末換気口 |
JP2007255786A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 屋外フード |
JP4702131B2 (ja) * | 2006-03-23 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | 屋外フード |
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