JPH07324137A - ポリビニルアルコール分散剤の再分配による再分散可能なポリマー粉末 - Google Patents

ポリビニルアルコール分散剤の再分配による再分散可能なポリマー粉末

Info

Publication number
JPH07324137A
JPH07324137A JP7106791A JP10679195A JPH07324137A JP H07324137 A JPH07324137 A JP H07324137A JP 7106791 A JP7106791 A JP 7106791A JP 10679195 A JP10679195 A JP 10679195A JP H07324137 A JPH07324137 A JP H07324137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyvinyl alcohol
polymer
powder
emulsion
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7106791A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Elwood Zellner
トマス・エルウツド・ゼルナー
Randall P Bright
ランドル・ポール・ブライト
Mark T Phillips
マーク・トマス・フイリツプス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Products and Chemicals Inc
Original Assignee
Air Products and Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Products and Chemicals Inc filed Critical Air Products and Chemicals Inc
Publication of JPH07324137A publication Critical patent/JPH07324137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • C08J3/122Pulverisation by spraying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C08L23/08Copolymers of ethene
    • C08L23/0846Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing other atoms than carbon or hydrogen atoms
    • C08L23/0853Vinylacetate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L31/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L31/02Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
    • C08L31/04Homopolymers or copolymers of vinyl acetate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2329/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal, or ketal radical; Hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Derivatives of such polymer
    • C08J2329/02Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
    • C08J2329/04Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31855Of addition polymer from unsaturated monomers
    • Y10T428/31859Next to an aldehyde or ketone condensation product
    • Y10T428/31862Melamine-aldehyde
    • Y10T428/31866Impregnated or coated cellulosic material

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリビニルアルコール再分散剤を含む噴霧乾
燥ポリマーエマルジョンにより、噴霧乾燥再分散可能な
ポリマー粉末、特にVAEコポリマー粉末を製造する方
法。全ポリビニルアルコール再分散剤のうち十分な量が
噴霧乾燥前にポリマーエマルジョンに添加され、ポリビ
ニルアルコール再分散剤の残りの量は乾燥粉末として噴
霧乾燥ポリマー粉末に添加される。 【効果】 本発明は、より速い処理速度で嵩密度の増加
された噴霧乾燥ポリマー粉末を製造するのに使用するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、ポリビニルアルコール(PV
OH)再分散剤と混合された水性ポリマーエマルジョン
から再分散可能な粉末を製造することに関する。
【0002】
【発明の背景】再分散可能なポリマー粉末は、噴霧乾燥
法を使用して製造される。噴霧乾燥塔の処理量は供給流
れの固体含量および工程が操作される温度に最も多く依
存している。噴霧乾燥法により製造される多くの生成物
と比較すると、再分散可能なポリマー粉末は非常に低い
製造速度で生産される。水性媒体中に溶解および分散さ
れたポリマーについては粘度が高いので、供給流れ中の
固体濃度は低く、そして生成物の熱感受性のため操作温
度は低い。低固体量および低温度の組み合わせによって
は、所定のサイズの乾燥器に関して非常に低い生産性し
か得られない。この製造速度の低さは、最終的にこれら
の生成物を製造する全体の製造コストに反映される。
【0003】多くのポリマー粉末の製造では、水性ポリ
マーエマルジョンはPVOH再分散剤と混合される。こ
のPVOHは水に溶解され、エマルジョンとブレンドさ
れ、そして水性混合物が噴霧乾燥される。クレーのよう
な不活性な充填剤が噴霧乾燥された粉末に配合されて材
料が自由流動性を保つようにされる。水と混合した時
に、再分散可能な粉末中のPVOHは溶解し、そしてコ
ポリマー粒子は最初の液状ポリマーエマルジョンに再分
散される。
【0004】或る場合には、粉末生成物中に存在するP
VOHの量は、最終生成物を再分散可能にするのに必要
な量よりも多い。このようにより高いレベルのPVOH
が使用されるのは、PVOHが最終生成物に付与する物
理的性質のためである。これらの性質には、再分散可能
な粉末が薄い仕上げ塗りのモルタルのようなセメント質
の処方物に使用される場合の、木材への改善された接着
性、および改善されたブロッキング性/貯蔵性が含まれ
る。
【0005】
【発明の概要】本発明は、再分散剤としてPVOHを使
用する、噴霧乾燥された再分散可能なポリマー粉末の製
造における改良法についてのものである。この改良法
は、全PVOH(最終ポリマー生成物中に存在する)の
うち、生成したポリマー粉末を再分散可能にするのに十
分な量を水性ポリマーエマルジョンに添加し、このPV
OHを含む水性ポリマーエマルジョンを乾燥粉末に噴霧
乾燥し、そして全PVOHのうち残りの量を乾燥粒子と
して乾燥ポリマー粉末に混合することからなる。
【0006】噴霧乾燥工程のウエットエンド、すなわち
PVOH/エマルジョン供給物からPVOHの一部を除
くことによって、より速い製造速度が達成できる。標準
的な組成物からのPVOHの残りを再分散可能な粉末と
乾燥ブレンドすることによって、所望の最終組成物が維
持される。水性エマルジョンに添加され噴霧乾燥塔で処
理される処方物中のPVOH再分散剤の量は、ポリマー
の再分散可能性を達成するのに必要な最少量である。
【0007】この工程により、より速い製造速度が提供
される。すなわち、 1.PVOHは噴霧乾燥塔への湿潤供給物の粘度に著し
く寄与するので、湿潤供給物中の減少されたPVOHの
量は、適切に微粉化できる最大の粘度付近になるまで調
節される。このように、ポリマー固体濃度が高いほど、
一定の総湿潤供給物速度で得られる生産量はより高くな
る。 2.噴霧乾燥塔の容量はしばしば蒸発能力を表してい
る。すなわち、これは乾燥空気が一分あたりに蒸発させ
ることのできる水の量(ポンド)である。液体供給物の
固体が多いほど供給物(ポンド)あたりの水は少なくな
る。したがって、所定の蒸発能力でより速い供給物流れ
速度にすることが可能である。 3.後で再分散可能な粉末とブレンドされるPVOH
は、噴霧乾燥塔を迂回することによって、噴霧乾燥塔の
能力に影響を与えることなく全体の製造速度に貢献す
る。
【0008】このように、生産量(ポンド)あたりに使
用されるエネルギーは、この方法を使用することにより
著しく減少される。使用されるエネルギーは、生産量
(ポンド)あたり蒸発される水(ポンド)と密接に関連
がある。さらに、この方法によって製造されるポリマー
粉末は標準的な方法で製造されるものよりも著しく高い
嵩密度を有している。嵩密度がより高いと、所定の容積
でより多くの生成物を輸送することができるので、包装
において都合が良い。
【0009】さらに、この方法で製造された粉末生成物
は、最終粉末生成物中に供給されるすべてのPVOH
が、噴霧乾燥する前に水性ポリマーエマルジョンに添加
される、標準的な方法で製造されたものと比較して優れ
た抗ブロッキング性を有する。生成物に乾燥粉末として
添加されたPVOHは、生成物に添加されたケーキ化防
止剤と非常に似た挙動で作用する。ケーキ化防止剤とし
てPVOHを使用すると、ケーキ化防止剤としてクレー
の使用を低くして、すなわち低減してポリマー粉末を製
造することができる。このことは、伝統的に使用されて
きたケーキ化防止剤が最終生成物の用途に適合しない場
合には望ましいと考えられる。
【0010】
【発明の詳述】再分散可能なポリマー粉末の製造におい
ては、ポリマーはPVOHと一緒に液体ディスパージョ
ンから乾燥粉末形態へ噴霧乾燥される。生成物中のPV
OHは再分散のための助剤であり、セメント改質剤とし
て使用された時に、性能特性が改善される。噴霧乾燥法
では、液体供給物は非常に細かい霧に微粉化され、噴霧
乾燥塔中で熱い乾燥空気と接触され、これによって水を
蒸発させ乾燥ポリマー生成物を残す。粘度による限定の
ため、高レベルのPVOHを含む組成物はより低い固体
含量に希釈しなければならず、これによって噴霧乾燥塔
中でより多くの水を蒸発させることになる。本発明によ
れば、PVOH含量の高い粉末生成物は、液体ポリマー
ディスパージョンからPVOH再分散剤の一部を再分配
し、これを噴霧乾燥工程の後にポリマー生成物と乾燥ブ
レンドすることによって、より速い製造速度で噴霧乾燥
することができる。
【0011】本発明により、固体約30〜65重量%の
水性ポリマーエマルジョンを噴霧乾燥してポリマー粉末
を製造する方法が提供される。ポリマーエマルジョンは
少なくとも一つのフリーラジカル重合可能なモノマーを
含むポリマーがその中にコロイド状に分散された水性媒
体からなる。ポリマーエマルジョンは、ポリマー重合の
分野で良く知られた、イオン性および/または非イオン
性および/または保護コロイドを含む安定化系の存在下
で、モノマーを重合して製造される。エマルジョンから
噴霧乾燥されたポリマー粉末を製造する目的のために、
PVOHが好ましい安定剤である。
【0012】再分散可能なポリマー粉末を製造するため
のポリマーディスパージョンは、例えば約95℃までの
高められた温度で通常の重合開始剤および乳化剤の存在
下で、オレフィン系不飽和モノマーの水性乳化重合によ
り、慣用の方法で得ることができる。平均粒子サイズは
慣用の処置、例えば乳化剤のタイプおよび量によって調
節することができ、粗粒ポリマーディスパージョンの製
造に関しては、少量の乳化剤および非イオン性または高
度にエトキシル化されたイオン性乳化剤が一般に好都合
である。PVOH以外に保護コロイド、例えばPVPお
よびセルロース系誘導体はしばしば好ましい効果を有す
る。従って、非PVOH含有ポリマーディスパージョン
を製造するための重合方法に使用することのできる安定
化系を含む乳化剤には、イオン性および非イオン性の界
面活性剤が含まれ、好ましいのは重合分野で当業者に良
く知られた非イオン性タイプのものである。適切な非イ
オン性乳化剤にはポリ(エチレンオキシ)縮合物が含ま
れる。他の乳化剤には、保護コロイド、例えばPVPお
よびセルロース誘導体物質、例えばメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース等が含まれる。
【0013】有用な乳化剤の総量の濃度範囲は、エマル
ジョン全体を基準にして0.5〜10%、好ましくは1.
5〜5%である。好ましいポリマーディスパージョンは
100〜5,000nm、特に650〜5,000nmの平均
粒子直径(重量平均)を有する。例えば、超遠心分離機を
用いてポリマーディスパージョンの平均粒子サイズを測
定することは、当業者に良く知られている。また、標準
的なパラメーターであるLT値、すなわち0.01重量
%に希釈された水性ディスパージョンの光透過率も、同
様のモノマー組成物のポリマーディスパージョンの平均
粒子サイズの尺度として使用することができる。ポリマ
ー粉末の製造において、ディスパージョンのポリマー含
有量は30〜65重量%、特に45〜60重量%で変化
しうる。ポリマーは一般に+50℃〜−60℃のガラス
転移温度を有するが、+25℃より低いTgを有するポ
リマーを使用するのが好ましい。
【0014】ポリマーが誘導されうるオレフィン系不飽
和モノマーの例は、ビニル芳香族モノマー、例えばスチ
レン、一般に4〜14個の炭素原子を有するモノオレフ
ィン系不飽和カルボキシレート、特に1〜8個の炭素原
子を有するアルカノールのアクリレートおよびメタクリ
レート、および特に酢酸およびプロピオン酸の、ビニル
エステル、並びにビニルラウレートおよびバーサチック
酸のビニルエステルである。他の適切なポリマーは、塩
化ビニルおよび/または塩化ビニリデンからまたはエチ
レンおよびジオレフィン、特にブタジエンから誘導され
たものである。さらに、ポリマーには、重合された構成
単位としてアクリロニトリルおよび/または一般に3〜
5個の炭素原子を有するモノ−および/またはジカルボ
ン酸、および/またはそれらの窒素原子で置換されうる
アミド、特にアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、およびN−エトキシメチル
(メタ)アクリルアミドが含まれうる。このようなモノ
マーの量は幅広い範囲内で変化することができる。これ
は、アクリロニトリルの場合は0〜40重量%、しばし
ば10〜30重量%であり、そして例えばアクリル酸ま
たはN−メチロールメタクリルアミドのような極性基を
有するモノオレフィン系不飽和モノマーの場合は、しば
しば0.5〜5重量%、特に1〜4重量%である。ま
た、ポリマーには、重合された構成単位として少量の、
アルカンジオールのオレフィン系不飽和エステル、例え
ばエチレングリコールモノアクリレート(2−ヒドロキ
シエチルアクリレート)およびジアクリレート、および
対応するメタクリレートおよびプロパン−1,2−ジオ
ールおよびブタン−1,4−ジオールモノアクリレート
およびジアクリレートおよび対応するメタクリレートが
含まれる。また最終的に、重合された構成単位としてエ
チレンと酢酸ビニルのモル比が一般に15:85〜8
5:15であるポリマーディスパージョンが適切であ
る。
【0015】他の使用されるのが好ましいコポリマー
は、重合された構成単位としてスチレン/アクリロニト
リル混合物を基準に65重量%を超えない、特に15〜
60重量%のスチレンまたはスチレン混合物並びに40
重量%を超えないアクリロニトリルを含みうる、1〜8
個の炭素原子を有するアルカノールのアクリレートおよ
びメタクリレートのコポリマーである。本発明を実施す
るための好ましいポリマーは、本質的に酢酸ビニルおよ
び0〜40重量%、特に5〜30重量%のエチレンから
なるポリマーである。コポリマーは−15°〜38℃の
Tgを有すると考えられる。
【0016】ポリマー粉末の製造においては、85〜9
9モル%加水分解された、特に87〜89モル%加水分
解されおよび140〜2100、好ましくは335〜1
330の範囲の重合度(DPn)を有するPVOHを使
用することができる。このようなPVOHはポリマーエ
マルジョンの前、すなわち噴霧乾燥塔の前に添加される
PVOHとして、およびポリマー粉末に後で添加される
ものとしても使用されるのが適している。後で添加され
るPVOHに関しては、より小さな粒子サイズ分布を有
するPVOHが好ましく、例えば10〜500ミクロ
ン、好ましくは10〜175ミクロンの粒子サイズを有
するPVOH、例えばAirvolR 205Sおよび523S PVO
Hである。このようなPVOHは凝結防止効果が強めら
れ(改善された不粘着性)、そしてより速く溶解し、ポ
リマーの再分散がより速くなる。最終的なポリマー粉末
生成物中のPVOHの総量について、その一部、少なく
とも水中で乾燥ポリマー粉末を再分散させるのに有効な
量が噴霧する前のポリマーエマルジョンに添加される。
このPVOHの添加は重合反応が完了したうえでポリマ
ーエマルジョンに行うことができる。この量は、水性ポ
リマーエマルジョンのポリマー含有量を基準に2〜40
重量%、好ましくは4〜20重量%の範囲が好ましい。
【0017】PVOH再分散剤を含む水性ポリマーディ
スパージョンの噴霧乾燥または微粉化は、当分野で良く
知られた慣用の方法、特に圧力または多相ノズルまたは
アトマイザーディスクを使用して実施することができ
る。ディスパージョンは一般に暖かい空気流れの中で微
粉化され、この中で水は蒸発する。微粉化は大気圧また
は減圧下で実施することができる。一般に噴霧乾燥に使
用される暖かい空気流れの温度は100〜200℃、特
に120〜170℃である。乾燥した再分散可能なポリ
マー粉末は慣用の方法、特にサイクロンおよび袋状のフ
ィルターを使用して分離することができる。この生成し
たポリマー粉末に残りの量のPVOHを乾燥粒子組成物
として添加する。また、いくつかの系では、不活性な流
動性物質、例えばクレー、白亜、タルク、シリカ、他の
細かいサイズの粒子を添加することは、再分散可能な粉
末の長期間の貯蔵にわたる粘着の傾向を減少させるとい
う利点があるということがわかった。充填剤の使用範囲
は再分散可能なポリマー粉末を基準に0〜40重量%、
好ましくは8〜30重量%である。使用される充填剤物
質の量は特定のポリマーおよびそのTgに依存してい
る。
【0018】本発明の好ましい実施においては、優れた
不粘着性および著しく高い嵩密度を有するビニルアセテ
ート−エチレン(VAE)コポリマー粉末を高収率で得
ることができ、そして室温でケーキ化することなしに容
易に貯蔵することができる。VAEコポリマー粉末は水
中で容易に再分散可能である。セメント質混合物の改質
剤として、5〜30重量%のポリマー粉末をセメントと
混合する。さらに水と混合処理して、そして必要ならば
無機添加剤が良好な流れおよび高い柔軟性を有するモル
タルに加えられる。
【0019】実施例1 PVOH安定化VAEコポリマーエマルジョン(ここ
で、コポリマーは酢酸ビニル86重量%およびエチレン
14重量%からなり、8℃のTgを有する)をAirvolR
205 PVOH(87〜89モル%加水分解されている;
DPn=335〜605)およびAirvo l523 PVOH
(87〜89モル%加水分解されている;DPn=10
00〜1500)の50/50混合物とブレンドし、以
下の組成および性質を有する噴霧乾燥供給物を形成す
る。 24.66% VAEコポリマー固体 4.33% PVOH 71.0% 水 この120cpsの粘度を有する噴霧乾燥供給物は45
4g/分の速度で噴霧乾燥塔を通じて供給される。結果
として、132g/分の乾燥ポリマー粉末が製造され、
323g/分の水が蒸発した。この粉末生成物に16g
/分のクレーを凝結防止剤として作用するように添加し
た。最終的な処理量は148g/分(乾燥粉末)であ
り、そして最終生成物各グラムあたり2.18グラムの
水が蒸発した。
【0020】実施例2 この実施例では、PVOHの一部を噴霧乾燥供給物から
除き、そしてコポリマー固体含有量を噴霧乾燥供給物の
粘度が120cpsとなるように調節した以外は実施例の
方法に従った。噴霧乾燥供給物の組成は、以下のとおり
であった。 33.11% VAEコポリマー固体 2.88% PVOH 64.0% 水 この噴霧乾燥供給物は511g/分の速度で噴霧乾燥塔
に供給された。結果として、170g/分の乾燥ポリマ
ー粉末が製造され、そして323g/分の水が蒸発した
(実施例1中と同様)。この生成物に凝結防止剤として
21g/分のクレーを添加し、15g/分の微細に粉砕
されたPVOHを生成物流れとブレンドした。最終的な
処理量は206g/分(乾燥粉末)であり、そして最終
生成物の各グラムあたり1.57gの水しか蒸発してい
ない。この生成物は実施例1の生成物と比較して不粘着
性が改善されており、嵩密度は実施例1の345g/リ
ットルと比較して447g/リットルであった。
【0021】実施例3 本実施例では、ポリマー粉末を製造するにあたって、酢
酸ビニルポリマーエマルジョンを使用した。噴霧乾燥供
給組成物は、乾燥重量基準で38℃のTgを有する酢酸
ビニルポリマー80%およびAIRVOL 523 PVOH 20
%からなる。噴霧乾燥供給物の組成および性質は、以下
のとおりであった。 16.9% 酢酸ビニルポリマー 4.2% PVOH 78.9% 水 187cpsの粘度を有する噴霧乾燥供給物は156g/
分で噴霧乾燥塔に供給された。結果的に、33.3g/
分の乾燥ポリマー粉末が製造され、そして123g/分
の水が蒸発、すなわち粉末生成物のグラム当たり、3.
73グラムの水が蒸発した。
【0022】実施例4 本実施例では、PVOHの一部を噴霧乾燥供給物から塔
へ出す以外は実施例3の方法を繰り返した。供給物流れ
の組成および性質は以下のとおりであった。 26.01% 酢酸ビニルポリマー固体 2.89% PVOH 71.1% 水 172cps 粘度 噴霧乾燥供給物は、173g/分で噴霧乾燥機に供給さ
れた。結果として、50g/分の乾燥ポリマー粉末が製
造され、123g/分の水が蒸発した。ポリマー粉末に
6.3g/分のAIRVOL 523Sをブレンドし、実施例3と全
体の組成が同じ生成物の56.3g/分の総生産量を得
た。これは実施例3の慣用の方法と比較して生産性が1
71%向上したことを示している。粉末生成物のグラム
当たり蒸発する水の量は2.13gに減少された。さら
に、生成物は実施例3の生成物と比較して改善された不
粘着性を有し、そして実施例3の216g/リットルと
比較して359g/リットルの嵩密度を有した。
【0023】実施例5 本実施例では、実施例1および2からの二つの再分散可
能なVAE粉末をセメントの用途で試験した。実施例1
の粉末では、すべてのPVOH再分散剤(VAEコポリ
マーを基準に17.6重量%)は噴霧乾燥供給物流れか
らなる水性VAEコポリマーエマルジョンにすべて添加
された。実施例2の粉末はVAEコポリマー粉末であ
り、ここではコポリマーエマルジョンは水性エマルジョ
ン噴霧乾燥供給物流れ中で8重量%PVOH(コポリマ
ーを基準)と共に噴霧乾燥され、乾燥後に残りのPVO
Hを後添加された。二つの粉末はタイルモルタル処方物
並びに補修および修理モルタルにおいて評価された。結
果を表1および2に示す。
【0024】
【表1】
【0025】タイルモルタル処方物では、すべての試料
の水の需要量は同じであった。モルタルはすべて平滑お
よびクリーム状で、時間による粘度の変化は認められな
かった。また、すべての混合物の密度も同等であった。
ランB(実施例2の粉末)の剪断接着強さはランAの対照
基準(実施例1の粉末)と実質的に同一であった。
【0026】
【表2】
【0027】モルタルの補修および修理における評価
は、すべての処方物(ランAおよびB)の流れ値は同じ
水分需要量で同一であることを示した。固化時間はラン
AおよびBで同じであった。物理的性質の評価では、ラ
ンB(実施例2の粉末)はランAの対照標準(実施例
1)とは実質的に区別することができなかった。従っ
て、実施例2(これは実施例1をベースにPVOHを後
で添加した粉末である)は、タイルモルタルおよび補修
用途では、実施例1の対照標準と同じ性能を有すると判
断することができる。
【0028】
【産業用途の記述】本発明は、より速い処理速度で嵩密
度の増加された噴霧乾燥ポリマー粉末を製造するのに使
用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドル・ポール・ブライト アメリカ合衆国ペンシルベニア州18103. アレンタウン.パツトコート1100 (72)発明者 マーク・トマス・フイリツプス アメリカ合衆国ペンシルベニア州18042. イーストン.デイビジヨンストリート2700

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルアルコール再分散剤を含む水
    性ポリマーエマルジョンを噴霧乾燥することによって、
    噴霧乾燥された再分散可能なポリマー粉末を製造する方
    法において、最終的な粉末生成物中の全ポリビニルアル
    コールのうち、生成したポリマー粉末を再分散可能にす
    るのに十分な量を水性ポリマーエマルジョンに添加し、
    このポリビニルアルコールを含む水性ポリマーエマルジ
    ョンを乾燥粉末に噴霧乾燥し、そしてポリビニルアルコ
    ールの残りの量を乾燥粒子として乾燥ポリマー粉末に混
    合することを改良点とする製造法。
  2. 【請求項2】 水性ポリマーエマルジョンに添加される
    ポリビニルアルコールの量がエマルジョンのポリマー含
    有量を基準に2〜40重量%である、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 水性ポリマーエマルジョンに添加される
    ポリビニルアルコールの量がエマルジョンのポリマー含
    有量を基準に4〜20重量%である、請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 ポリビニルアルコールが85〜99モル
    %加水分解されており、そして140〜2100の範囲
    のDPnを有する、請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 ポリビニルアルコールが87〜89モル
    %加水分解されており、そして140〜2100の範囲
    のDPnを有する、請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 エマルジョンに添加されるポリビニルア
    ルコールが、87〜89モル%加水分解されており、そ
    して335〜1330の範囲のDPnを有する、請求項
    1の方法。
  7. 【請求項7】 ポリマー粉末に添加されるポリビニルア
    ルコールが、87〜89モル%加水分解されており、そ
    して335〜1330の範囲のDPnを有する、請求項
    1の方法。
  8. 【請求項8】 ポリマー粉末に添加されるポリビニルア
    ルコールが10〜500ミクロンの粒子サイズを有す
    る、請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 ポリマー粉末に添加されるポリビニルア
    ルコールが、87〜89モル%加水分解されており、3
    35〜1330の範囲のDPnおよび10〜500ミク
    ロンの粒子サイズを有する、請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 ポリビニルアルコール再分散剤を含む
    水性ポリマーエマルジョンを噴霧乾燥することによっ
    て、噴霧乾燥された再分散可能なポリマー粉末を製造す
    る方法において、最終的な粉末生成物中の全ポリビニル
    アルコールのうち、生成したポリマー粉末を再分散可能
    にするのに十分な量を水性ポリマーエマルジョンに添加
    し(この部分はポリマーエマルジョンのポリマー含有量
    を基準に2〜40重量%であり、そしてポリビニルアル
    コールは85〜99モル%加水分解されており、140
    〜2100の範囲のDPnを有する)、このポリビニル
    アルコールを含む水性ポリマーエマルジョンを乾燥粉末
    に噴霧乾燥し、そして全ポリビニルアルコールのうちの
    残りの量を乾燥粒子として乾燥ポリマー粉末に混合する
    (残りのポリビニルアルコールは85〜99モル%加水
    分解されており、335〜1330の範囲のDPnおよ
    び10〜500ミクロンの粒子サイズを有する)ことを
    改良点とする製造法。
  11. 【請求項11】 エマルジョンおよびポリマー粉末に添
    加されるポリビニルアルコールが87〜89モル%加水
    分解されており、そして335〜605の範囲のDPn
    を有する、請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 ポリマー粉末に添加されるポリビニル
    アルコールが10〜175ミクロンの粒子サイズを有す
    る、請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 ポリマーは本質的に酢酸ビニルおよび
    0〜40重量%のエチレンからなる、請求項10の方
    法。
  14. 【請求項14】 ポリマーは本質的に酢酸ビニルおよび
    5〜30重量%のエチレンからなる、請求項10の方
    法。
  15. 【請求項15】 本質的に酢酸ビニルおよび0〜40重
    量%のエチレン並びにポリビニルアルコール再分散剤を
    含む水性ポリマーエマルジョンを噴霧乾燥することによ
    って、噴霧乾燥された再分散可能なポリマー粉末を製造
    する方法において、最終的な粉末生成物中の全ポリビニ
    ルアルコールのうち、生成したポリマー粉末を再分散可
    能にするのに十分な量を水性ポリマーエマルジョンに添
    加し(この部分はポリマーエマルジョンのポリマー含有
    量を基準に4〜20重量%であり、そしてポリビニルア
    ルコールは87〜89モル%加水分解されており、33
    5〜1330の範囲のDPnを有する)、このポリビニ
    ルアルコールを含む水性ポリマーエマルジョンを乾燥粉
    末に噴霧乾燥し、そして全ポリビニルアルコールのうち
    の残りの量を乾燥粒子として乾燥ポリマー粉末に混合す
    る(残りのポリビニルアルコールは87〜89モル%加
    水分解されており、335〜605の範囲のDPnおよ
    び10〜175ミクロンの粒子サイズを有する)ことを
    改良点とする製造法。
JP7106791A 1994-05-02 1995-05-01 ポリビニルアルコール分散剤の再分配による再分散可能なポリマー粉末 Pending JPH07324137A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US236302 1994-05-02
US08/236,302 US5473013A (en) 1994-05-02 1994-05-02 Redispersible polymer powders by redistribution of polyvinyl alcohol dispersant

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07324137A true JPH07324137A (ja) 1995-12-12

Family

ID=22888964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7106791A Pending JPH07324137A (ja) 1994-05-02 1995-05-01 ポリビニルアルコール分散剤の再分配による再分散可能なポリマー粉末

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5473013A (ja)
EP (1) EP0680993A1 (ja)
JP (1) JPH07324137A (ja)
KR (1) KR950032382A (ja)
BR (1) BR9501819A (ja)
CA (1) CA2147803A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004269860A (ja) * 2003-02-18 2004-09-30 Kansai Paint Co Ltd 水再分散性を有する粉状塗料及びその製造方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4443738A1 (de) * 1994-12-08 1996-06-13 Wacker Chemie Gmbh Holzleimpulver
DE19542442A1 (de) * 1995-11-14 1997-05-15 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung von in Wasser redispergierbaren, Organosiliciumverbindungen enthaltenden Pulverzusammensetzungen
DE19623412B4 (de) 1996-06-12 2008-05-29 Basf Se Verfahren zur Herstellung von Polymerisatpulver
AU5289598A (en) * 1997-03-03 1998-09-03 Rohm And Haas Company Polymer emulsions and polymer powders therefrom
DE19711712A1 (de) * 1997-03-20 1998-09-24 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung von blockstabilen, in Wasser redispergierbaren Polymerpulvern
US5753036A (en) * 1997-04-21 1998-05-19 Air Products And Chemicals, Inc. Poly(vinyl alcohol) stabilized acrylic polymer modified hydraulic cement systems
DE19757298A1 (de) 1997-12-22 1999-06-24 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Polymerpulvern
FI991438A (fi) * 1999-06-24 2000-12-25 Neste Chemicals Oy Orgaaninen pigmenttigranulaatti paperin päällystystä varten
DE19949382A1 (de) 1999-10-13 2001-04-19 Basf Ag Verwendung feinteiliger, farbstoffhaltiger Polymerisate PF als farbgebenden Bestandteil in kosmetischen Mitteln
US6762239B1 (en) * 2000-11-21 2004-07-13 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Highly functionalized ethylene-vinyl acetate emulsion copolymers
FR2867395B1 (fr) 2004-03-15 2006-06-16 Rhodia Chimie Sa Emulsion sechee, son procede de preparation, et ses utilisations
DE102005008206A1 (de) * 2005-02-22 2006-08-24 Schneider, Mario M. Anstrichfarbe
US20150368409A1 (en) 2013-03-18 2015-12-24 Basf Se Method for producing polymer powders that can be easily redispersed in water
CN109943263A (zh) * 2019-04-10 2019-06-28 北京博润佳科技有限公司 一种净味型可再分散乳胶粉的制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3104234A (en) * 1958-06-30 1963-09-17 Products obtained thereby
USRE28780E (en) * 1970-10-06 1976-04-20 Wacker-Chemie Gmbh Process for the preparation of free-flowing, lump-free redispersible, synthetic resin powders
DE2214410C3 (de) * 1972-03-24 1978-10-12 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Herstellung eines redispergierbaren Vinylacetat/Äthylen-Polymerdispersionspulvers
US5131953A (en) * 1988-09-12 1992-07-21 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Continuous coupled jet-cooking/spray-drying process and novel pregelatinized high amylose starches prepared thereby
US5252704A (en) * 1992-06-05 1993-10-12 Air Products And Chemicals, Inc. Redispersible polymer powders using polyvinyl pyrrolidone as a dispersing aid

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004269860A (ja) * 2003-02-18 2004-09-30 Kansai Paint Co Ltd 水再分散性を有する粉状塗料及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5473013A (en) 1995-12-05
KR950032382A (ko) 1995-12-20
EP0680993A1 (en) 1995-11-08
BR9501819A (pt) 1996-04-30
CA2147803A1 (en) 1995-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5519084A (en) Redispersible acrylic polymer powder for cementitious compositions
US5753036A (en) Poly(vinyl alcohol) stabilized acrylic polymer modified hydraulic cement systems
EP1023331B1 (de) Verfahren zur herstellung von schutzkolloid-stabilisierten polymeren
US5225478A (en) Polymer powders which are redispersible in water and can be prepared by atomizing aqueous polymer dispersions, and their use as additives in hydraulic binders
EP1984428B2 (de) Verfahren zur herstellung von kationisch stabilisierten und in wasser redispergierbaren polymerpulverzusammensetzungen
EP2380927B1 (en) Redispersible polymer powders prepared from low carboxylation styrene butadiene-based latex
JPH07324137A (ja) ポリビニルアルコール分散剤の再分配による再分散可能なポリマー粉末
US5252704A (en) Redispersible polymer powders using polyvinyl pyrrolidone as a dispersing aid
US6576698B1 (en) Process for the preparation of vinyl ester/(meth)acrylate copolymers
JPH0356536A (ja) 水中で再分散可能なポリマー粉末およびこれからなる水硬性結合剤用添加剤
EP1420033B1 (de) Schutzkolloidstabilisierte Polymerisate in Form deren wässrigen Dispersionen und in Wasser redispergierbaren Pulver
CA2746051C (en) Cementitious tile adhesives and method of applying the same to a tile substrate
JP3590017B2 (ja) ポリビニルアセタール−グラフトポリマー、その製法及びその使用
EP2433984B1 (en) Styrene-butadiene based redispersible polymer powders with improved stability in cement applications
GB1569637A (en) Preparation of dispersible dispersion powders
JP2002241427A (ja) 保護コロイドで安定化されたポリマーの製法、そのようにして得られたポリマー粉末と水性ポリマー分散液並びにその使用
JP3361321B2 (ja) 保護コロイドにより安定化させたビニル芳香族−1,3−ジエン−コポリマーの製造方法
EP1065224B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Polyvinylalkohol-stabilisierten Polymerisaten
US9815977B2 (en) Process for preparing dispersion powders
EP1148038B1 (de) Verwendung von in Wasser redispergierbaren Polymerpulvern in Baukleber-Zusammensetzungen
JP3342883B2 (ja) 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末組成物およびその製造方法
JPS5874724A (ja) 再分散性粉末組成物
JPH08193154A (ja) 不均質ポリビニルエステル分散物および−粉末