JPH0732398Y2 - 旅客搭乗橋 - Google Patents
旅客搭乗橋Info
- Publication number
- JPH0732398Y2 JPH0732398Y2 JP7281389U JP7281389U JPH0732398Y2 JP H0732398 Y2 JPH0732398 Y2 JP H0732398Y2 JP 7281389 U JP7281389 U JP 7281389U JP 7281389 U JP7281389 U JP 7281389U JP H0732398 Y2 JPH0732398 Y2 JP H0732398Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- guide rails
- tunnels
- boarding bridge
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、広視界型の多数の窓をもつ旅客搭乗橋に関す
るものである。
るものである。
［従来の技術］ 従来一般の空港で使用されている旅客搭乗橋は、第９〜
11図に示すように、空港ビルの搭乗口に接続されるロタ
ンダ１をもち、かつ、断面形状が方形状の第１トンネル
２と、航空機の搭乗口に接続されるキャブ３をもつ方形
状の第２トンネル４とを伸縮可能に嵌合結合したもので
ある。そして、第10,11図から明らかなように、第１ト
ンネル２の上下角隅部に断面形状がＬ字形の案内レール
5a,5bを配設するとともに、第２トンネル４の両側下部
に案内レールを設け、上記第１トンネル２の上部両側に
設けた上記案内レール5a上には、第１トンネル２に対す
る第２トンネル４の最大引き出し時における第1,第２ト
ンネル2,4の嵌合結合部７に臨む第２トンネルの上部両
側前後に設けたローラ8,9を乗載し、また、第１トンネ
ル２の下部両側に設けた上記案内レール5bの下辺には、
上記第２トンネル４の端部に設けたローラ10を、また、
上記第１トンネル２の端部に設けたローラ11を、上記第
２トンネル４の下部両側に設けた上記案内レール６上に
乗載したものである。（例えば、第11図参照） ［考案が解決しようとする課題］ 上述のように構成された従来の旅客搭乗橋にあっては、
次のような課題がある。
11図に示すように、空港ビルの搭乗口に接続されるロタ
ンダ１をもち、かつ、断面形状が方形状の第１トンネル
２と、航空機の搭乗口に接続されるキャブ３をもつ方形
状の第２トンネル４とを伸縮可能に嵌合結合したもので
ある。そして、第10,11図から明らかなように、第１ト
ンネル２の上下角隅部に断面形状がＬ字形の案内レール
5a,5bを配設するとともに、第２トンネル４の両側下部
に案内レールを設け、上記第１トンネル２の上部両側に
設けた上記案内レール5a上には、第１トンネル２に対す
る第２トンネル４の最大引き出し時における第1,第２ト
ンネル2,4の嵌合結合部７に臨む第２トンネルの上部両
側前後に設けたローラ8,9を乗載し、また、第１トンネ
ル２の下部両側に設けた上記案内レール5bの下辺には、
上記第２トンネル４の端部に設けたローラ10を、また、
上記第１トンネル２の端部に設けたローラ11を、上記第
２トンネル４の下部両側に設けた上記案内レール６上に
乗載したものである。（例えば、第11図参照） ［考案が解決しようとする課題］ 上述のように構成された従来の旅客搭乗橋にあっては、
次のような課題がある。
（ａ）第１トンネルの上下両側の角隅部に案内レールが
露出されるため、搭乗橋全体の美観を損ねるし、風雨に
よる案内レールの腐食がある。
露出されるため、搭乗橋全体の美観を損ねるし、風雨に
よる案内レールの腐食がある。
（ｂ）少なくとも、第１トンネルの上部両側に案内レー
ルを必要とすることから、第1,第２トンネルに広視界用
の窓を設けることができず、乗客に対して閉塞感を与え
るばかりでなく、空港の景観を遮断し、乗客に対するサ
ービスにも欠け、更に、日照による明かり取りが少ない
ことから照明に要する電力の無駄がある。
ルを必要とすることから、第1,第２トンネルに広視界用
の窓を設けることができず、乗客に対して閉塞感を与え
るばかりでなく、空港の景観を遮断し、乗客に対するサ
ービスにも欠け、更に、日照による明かり取りが少ない
ことから照明に要する電力の無駄がある。
［課題を解決するための手段］ 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、空港ビルの
搭乗口に接続されるロタンダをもつ第１トンネルと、航
空機の搭乗口に接続されるキャブをもつ第２トンネルを
伸縮可能に嵌合結合した旅客搭乗橋において、上記第２
トンネルの両側下部内面に、これの長手方向にそって断
面形状がコ字形の案内レールを設け、上記第１トンネル
に対する第２トンネルの最大引き出し時における第1,第
２トンネルの嵌合結合部に臨む上記第１トンネルの下部
両側外面に、上記案内レールにガイドされる前後一対の
ローラを設け、一方、上記第1,第２トンネルの嵌合結合
部を除いた両トンネルの両側に、広視界型の窓群を設け
たことを特徴とするものである。
搭乗口に接続されるロタンダをもつ第１トンネルと、航
空機の搭乗口に接続されるキャブをもつ第２トンネルを
伸縮可能に嵌合結合した旅客搭乗橋において、上記第２
トンネルの両側下部内面に、これの長手方向にそって断
面形状がコ字形の案内レールを設け、上記第１トンネル
に対する第２トンネルの最大引き出し時における第1,第
２トンネルの嵌合結合部に臨む上記第１トンネルの下部
両側外面に、上記案内レールにガイドされる前後一対の
ローラを設け、一方、上記第1,第２トンネルの嵌合結合
部を除いた両トンネルの両側に、広視界型の窓群を設け
たことを特徴とするものである。
［実施例］ 次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。
第１図、および、第２図は案内レールとローラの関係を
示す概略正面図，第３図は同上概略側面図，第４図は案
内レールとローラの関係の別実施例を示す要部の概略正
面図，第５図は第３図の具体例を示す要部の側面図，第
６図は同上一部の拡大側面図，第７図は同上正面図，第
８図は旅客搭乗橋の一実施例を示す斜視図である。
示す概略正面図，第３図は同上概略側面図，第４図は案
内レールとローラの関係の別実施例を示す要部の概略正
面図，第５図は第３図の具体例を示す要部の側面図，第
６図は同上一部の拡大側面図，第７図は同上正面図，第
８図は旅客搭乗橋の一実施例を示す斜視図である。
21は第１トンネル,22は第２トンネルであって、該第２
トンネル22の下部両側には、これの長手方向にそって断
面形状がコ字形の案内レール23が配設されている。そし
て、第３図に示すように、上記第１トンネル21に対する
第２トンネル22の最大引き出し時における第1,第２トン
ネル21,22の嵌合結合部24に臨む上記第１トンネル21の
下部両側外面に、上記案内レール23の下辺23a上に乗
載、および、上辺23bの下面に圧接される前後一対のロ
ーラ25a,25bを設けるとともに、上記案内レール23の上
辺23bの下面に圧接、および、下辺23a上に乗載されるロ
ーラ26a,26bを設けたものである。
トンネル22の下部両側には、これの長手方向にそって断
面形状がコ字形の案内レール23が配設されている。そし
て、第３図に示すように、上記第１トンネル21に対する
第２トンネル22の最大引き出し時における第1,第２トン
ネル21,22の嵌合結合部24に臨む上記第１トンネル21の
下部両側外面に、上記案内レール23の下辺23a上に乗
載、および、上辺23bの下面に圧接される前後一対のロ
ーラ25a,25bを設けるとともに、上記案内レール23の上
辺23bの下面に圧接、および、下辺23a上に乗載されるロ
ーラ26a,26bを設けたものである。
第８図に示す27,28は、上記第1,第２トンネル21,22の嵌
合結合部24を除いた部分に多数の広視界用の窓,29は空
港ビルの搭乗口（図示略）に接続されるロタンダ,30は
航空機（図示略）の搭乗口に接続されるキャブ,31はド
ライビングコラム,32はサービスステップである。第４
図は、上記ローラ25a,25b,26a,26bに代え、第１トンネ
ル21に案内レール23の下辺23aの上面と、上辺23bの下面
に接する大径のローラ33を前後に配置した例を示す。
合結合部24を除いた部分に多数の広視界用の窓,29は空
港ビルの搭乗口（図示略）に接続されるロタンダ,30は
航空機（図示略）の搭乗口に接続されるキャブ,31はド
ライビングコラム,32はサービスステップである。第４
図は、上記ローラ25a,25b,26a,26bに代え、第１トンネ
ル21に案内レール23の下辺23aの上面と、上辺23bの下面
に接する大径のローラ33を前後に配置した例を示す。
第５〜７図は、第３図の具体的構造を示しており、上記
ローラ25a,25b,26a,26bは夫々２輪によって構成されて
おり、この２個一対の各ローラ25a,25b,26a,26bは夫々
取付プレート34に軸支されるとともに、この取付プレー
ト34は、上記第１トンネル21に設けた下向きコ字形の支
持枠35に連結されている。そして、上記下向きコ字形の
支持枠35の上辺35aの前後には、第１トンネル21の側壁
に遊嵌したボルト36が螺合してあり、このボルト36の回
動方向により、各駆動ローラ25a,25b,26a,26bが案内レ
ール23の上辺23bの下面、または、案内レール23の下辺2
3a上面に圧接され、鉛直荷重やねじり荷重が得られるよ
うに構成してある。
ローラ25a,25b,26a,26bは夫々２輪によって構成されて
おり、この２個一対の各ローラ25a,25b,26a,26bは夫々
取付プレート34に軸支されるとともに、この取付プレー
ト34は、上記第１トンネル21に設けた下向きコ字形の支
持枠35に連結されている。そして、上記下向きコ字形の
支持枠35の上辺35aの前後には、第１トンネル21の側壁
に遊嵌したボルト36が螺合してあり、このボルト36の回
動方向により、各駆動ローラ25a,25b,26a,26bが案内レ
ール23の上辺23bの下面、または、案内レール23の下辺2
3a上面に圧接され、鉛直荷重やねじり荷重が得られるよ
うに構成してある。
［考案の効果］ 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が
得られる。
得られる。
（ａ）従来技術のように第1,第２トンネルの上部に案内
レールやローラを設けることが省略でき、第１トンネル
に案内レールの露出がなく、搭乗橋の美観を損ねること
がないし、案内レールの腐食もない。
レールやローラを設けることが省略でき、第１トンネル
に案内レールの露出がなく、搭乗橋の美観を損ねること
がないし、案内レールの腐食もない。
（ｂ）上部案内レールの省略により、第1,第２トンネル
の上部形状がアーチ形や、多角形など形状の自由化が図
れ、外形の美しい搭乗橋が得られる。
の上部形状がアーチ形や、多角形など形状の自由化が図
れ、外形の美しい搭乗橋が得られる。
（ｃ）上部案内レールの省略により、第８図に示すよう
に大きな、而も、多数の明かり取り窓の形成が容易であ
り、乗客に閉塞感を与えず、空港内の景観が見れるとい
うサービスもなしうるとともに、日中にあっては、トン
ネル内の照明点灯が省略、または、減灯しうることから
電力の節約も図れる。
に大きな、而も、多数の明かり取り窓の形成が容易であ
り、乗客に閉塞感を与えず、空港内の景観が見れるとい
うサービスもなしうるとともに、日中にあっては、トン
ネル内の照明点灯が省略、または、減灯しうることから
電力の節約も図れる。
第１図、および、第２図は案内レールの関係を示す概略
正面図，第３図は同上概略側面図，第４図は案内レール
とローラの関係の別実施例を示す要部の概略正面図，第
５図は第３図の具体例を示す要部の側面図，第６図は同
上一部の拡大側面図，第７図は同上正面図，第８図は旅
客搭乗橋の一実施例を示す斜視図，第９図は従来の旅客
搭乗橋の斜視図，第10図は案内レールとローラの関係を
示す概略正面図，第11図は同上概略側面図である。 21……第１トンネル,22……第２トンネル,23……案内レ
ール,23a……案内レールの下辺,23b……案内レールの上
辺,24……嵌合結合部,25a,25b,26a,26b……荷重伝達用
のローラ,27,28……窓,29……ロタンダ,30……キャブ,3
1……ドライビングコラム。
正面図，第３図は同上概略側面図，第４図は案内レール
とローラの関係の別実施例を示す要部の概略正面図，第
５図は第３図の具体例を示す要部の側面図，第６図は同
上一部の拡大側面図，第７図は同上正面図，第８図は旅
客搭乗橋の一実施例を示す斜視図，第９図は従来の旅客
搭乗橋の斜視図，第10図は案内レールとローラの関係を
示す概略正面図，第11図は同上概略側面図である。 21……第１トンネル,22……第２トンネル,23……案内レ
ール,23a……案内レールの下辺,23b……案内レールの上
辺,24……嵌合結合部,25a,25b,26a,26b……荷重伝達用
のローラ,27,28……窓,29……ロタンダ,30……キャブ,3
1……ドライビングコラム。
Claims (1)
- 【請求項１】空港ビルの搭乗口に接続されるロタンダを
もつ第１トンネルと、航空機の搭乗口に接続されるキャ
ブをもつ第２トンネルを伸縮可能に嵌合結合した旅客搭
乗橋において、 上記第２トンネルの両側下部内面に、これの長手方向に
そって断面形状がコ字形の案内レールを設け、上記第１
トンネルに対する第２トンネルの最大引き出し時におけ
る第1,第２トンネルの嵌合結合部に臨む上記第１トンネ
ルの下部両側外面に、上記案内レールにガイドされる前
後一対のローラを設け、一方、上記第1,第２トンネルの
嵌合結合部を除いた両トンネルの両側に、広視界型の窓
群を設けたことを特徴とする旅客搭乗橋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7281389U JPH0732398Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 旅客搭乗橋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7281389U JPH0732398Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 旅客搭乗橋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0310998U JPH0310998U (ja) | 1991-02-01 |
| JPH0732398Y2 true JPH0732398Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31611084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7281389U Expired - Fee Related JPH0732398Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 旅客搭乗橋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732398Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016159475A1 (ko) * | 2015-04-03 | 2016-10-06 | 한국공항공사 | 이동식 탑승교 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP7281389U patent/JPH0732398Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016159475A1 (ko) * | 2015-04-03 | 2016-10-06 | 한국공항공사 | 이동식 탑승교 |
| US10100472B2 (en) | 2015-04-03 | 2018-10-16 | Korea Airports Corporation | Moveable boarding bridge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0310998U (ja) | 1991-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |