JPH028945Y2 - - Google Patents

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JPH028945Y2
JPH028945Y2 JP5031884U JP5031884U JPH028945Y2 JP H028945 Y2 JPH028945 Y2 JP H028945Y2 JP 5031884 U JP5031884 U JP 5031884U JP 5031884 U JP5031884 U JP 5031884U JP H028945 Y2 JPH028945 Y2 JP H028945Y2
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JP
Japan
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wall
auxiliary plate
upper wall
shaped auxiliary
mounting plate
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JP5031884U
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はエレベータのかご室に係り、特に天蓋
および外壁間に鏡面材からなる上部壁を介装した
かご室の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として例えば実開昭54−
84764号公報に示されているものが知られている。
まず、この種のエレベータのかご室の従来のもの
を第3図ないし第5図により説明する。
第3図において、かご室の巾木1上には、前
壁、側壁、後壁などの外壁2が立設されており、
この外壁2の上端には鏡面材からなる上部壁3が
接続されている。また、上部壁3の上端には天蓋
4が接続されており、この天蓋4には上部壁3と
間隔をおいて透光性材料からなる吊天井5が取付
けられている。この吊天井5の内部には図示しな
い照明器具が配設されており、この照明器具によ
りかご室内を照明するようになつている。
前述した構成によれば、鏡面材からなる上部壁
3に吊天井5が反射し、乗客の視野が拡大し、圧
迫感がなくなるという利点がある。
ところで従来、上部壁3および外壁2の接続は
第4図に示すようになされていた。すなわち、上
部壁3の下端には外方へ直角に屈曲する取付板6
が突設され、上部壁3の下端部および取付板6上
にはL字状の補助板7が張着されており、他方、
外壁2の上端部にはコ字状の補助板8が張着され
ている。そして、前記補助板7、取付板6および
補助板8を挟持するようにボルト9およびナツト
10を締着することにより上部壁3および外壁2
間は接続される。
しかしながら、このような構成において、製作
誤差などのために上部壁3および外壁2間に間隙
aが生じているときに、第5図に示すように無理
にボルト9およびナツト10を締着して取付板6
と補助板8を接合すると、上部壁3の下部に歪が
生じ上部壁3に写る画像が歪むという問題点があ
つた。
この問題点を除去するために、上部壁3および
外壁2間に間隙が生じた場合にスペーサなどによ
り間隙をなくすようにすることも考えられるが、
このスペーサによる調整には多大な時間を要する
し、また完全に歪をなくすことは不可能である。
〔考案の概要〕
本考案は、天蓋および外壁間に鏡面材からなる
上部壁を介装してなるエレベータのかご室におい
て、上記上部壁の下端を外方に屈曲させて取付板
を形成するとともに、この取付板および上部壁に
沿わせてU字状の補助板を張着し、上記外壁の上
端には、該外壁から上記取付板下面およびU字状
補助板の外側辺に沿つて延びるジグザグ状の補助
板の下辺を張着し、上記U字状補助板の外側辺と
これに沿うジグザグ状補助板の上辺とをボルトお
よびナツトによりいずれか一方が縦長孔として穿
設されたボルト孔を介して締着連結したことを特
徴とし、これにより鏡面材からなる上部壁の歪を
完全に除去し得るようにしたエレベータのかご室
を提供することを目的としている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
なお、図示実施例は本考案の要部のみを示し、
かご室全体の図示は省略する。
第1図は本考案の実施例を示すものであり、上
部壁3の下端部および取付板6上にはU字状の補
助板11が張着されており、この補助板11の鉛
直方向に位置する外側辺11aには図示しないボ
ルト孔が形成されている。一方、外壁2の上端部
には、前記取付板6および補助板11に沿うよう
にジグザグ状の補助板12が張着されており、前
記補助板11の外側辺11aに対向する、補助板
12の鉛直方向に位置する上辺12aには前記ボ
ルト孔と同軸的に図示しないボルト孔が形成され
ている。さらに、両ボルト孔の一方は上下方向に
延在する長孔とされており、製作誤差を吸収し得
るようになつている。
前述した構成によれば、上部壁3および外壁2
間に間隙のない第1図の状態のみならず、上部壁
3および外壁2間に間隙のある第2図の状態にお
いても上部壁3、外壁2のいずれにも全く歪を生
じさせないでボルト9およびナツト10により上
部壁3および外壁2を接続することができる。
したがつて、鏡面材からなる上部壁3には吊天
井が良好に反射することになり、視野を有効に拡
大することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、鏡面材
から成る上部壁と外壁上端との接続連結を、上部
壁に張着したU字状補助板の外側辺と外壁上端に
張着したジグザグ状補助板の上辺との重合部にお
いて、いずれか一方のボルト孔を縦長孔としたボ
ルト孔を介してボルトナツト結合するようにした
から、上部壁と外壁との間に製作誤差等に基く隙
間が生じたとしても、上記両者の接続に際して該
隙間による影響を上記各補助板の外側辺および上
辺の長孔連結により吸収して締着結合でき、した
がつて常に上部壁に全く歪を生じさせることなく
上部壁および外壁を接続でき、鏡面材から成る上
部壁に反射する吊天井等の照明を介し乗客の視野
を拡大することができるなどの実効を奏し得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエレベータのかご室の実
施例を示す要部の断面図、第2図は上部壁および
外壁間に間隙がある状態における接続状態を示す
第1図の変形例の要部の断面図、第3図は従来の
エレベータのかご室を示す断面図、第4図および
第5図はそれぞれ上部壁および外壁の接続状態を
示す断面図である。 2:外壁、3:上部壁、4:天蓋、5:吊天
井、6:取付板、7,8,11,12:補助板、
9:ボルト、10:ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天蓋および外壁間に鏡面材からなる上部壁を介
    装してなるエレベータのかご室において、上記上
    部壁の下端を外方に屈曲させて取付板を形成する
    とともに、この取付板および上部壁に沿わせてU
    字状の補助板を張着し、上記外壁の上端には、該
    外壁から上記取付板下面およびU字状補助板の外
    側辺に沿つて延びるジグザグ状の補助板の下辺を
    張着し、上記U字状補助板の外側辺とこれに沿う
    ジグザグ状補助板の上辺とをボルトおよびナツト
    によりいずれか一方が縦長孔として穿設されたボ
    ルト孔を介して締着連結したことを特徴とするエ
    レベータのかご室。
JP5031884U 1984-04-06 1984-04-06 エレベ−タのかご室 Granted JPS60162565U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031884U JPS60162565U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 エレベ−タのかご室

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JP5031884U JPS60162565U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 エレベ−タのかご室

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Publication Number Publication Date
JPS60162565U JPS60162565U (ja) 1985-10-29
JPH028945Y2 true JPH028945Y2 (ja) 1990-03-05

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ID=30568335

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JP5031884U Granted JPS60162565U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 エレベ−タのかご室

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6211183B2 (ja) * 2014-05-28 2017-10-11 三菱電機株式会社 エレベーター用かご

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JPS60162565U (ja) 1985-10-29

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