JPH07323423A - 熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置 - Google Patents
熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置Info
- Publication number
- JPH07323423A JPH07323423A JP12145294A JP12145294A JPH07323423A JP H07323423 A JPH07323423 A JP H07323423A JP 12145294 A JP12145294 A JP 12145294A JP 12145294 A JP12145294 A JP 12145294A JP H07323423 A JPH07323423 A JP H07323423A
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- JP
- Japan
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- heater
- sheet
- heating device
- heated
- heating
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】発泡シート等の熱可塑性樹脂シートに対する加
熱装置であって、発熱体として可燃性ガスの触媒燃焼熱
を利用した面状のガスヒータ2を装備してあり、当該ガ
スヒータ2は被加熱物シートSの面に対して所定の傾斜
角度を有するように配置してある。特に、ガスヒータ2
の好適な配置形状としては、シートの中央相当個所で2
分割し、被加熱物シートSの左右側端から対称的に中央
ほど被加熱物シートSから遠去かるようにそれぞれを所
定角度に傾斜させて設けてある場合である。 【効果】空気を取り込み易くなり、シートのドローダウ
ンに対処した均一な加熱が実現でき、しかも電力による
熱源に比べ燃費の節約にも役立つ。なお、空気を強制吸
引できる通気手段を有する場合には、より一層ヒータ温
度の安定化がはかれる。
熱装置であって、発熱体として可燃性ガスの触媒燃焼熱
を利用した面状のガスヒータ2を装備してあり、当該ガ
スヒータ2は被加熱物シートSの面に対して所定の傾斜
角度を有するように配置してある。特に、ガスヒータ2
の好適な配置形状としては、シートの中央相当個所で2
分割し、被加熱物シートSの左右側端から対称的に中央
ほど被加熱物シートSから遠去かるようにそれぞれを所
定角度に傾斜させて設けてある場合である。 【効果】空気を取り込み易くなり、シートのドローダウ
ンに対処した均一な加熱が実現でき、しかも電力による
熱源に比べ燃費の節約にも役立つ。なお、空気を強制吸
引できる通気手段を有する場合には、より一層ヒータ温
度の安定化がはかれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂シートに
対する加熱装置に関する。
対する加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、熱可塑性樹脂シートに対
する成形前に加熱を行なう加熱装置としては、電気を熱
源とする様々な形状を有するヒータが使用されている。
そのうち代表的なものとしては、電熱コイルをセラミッ
クで被覆焼成してなる遠赤外線ヒータが在り、これらの
ヒータの使用方法としては、被加熱物シートの上下面に
対して一定間隔を以て配置し、個々のヒータを温度制御
したり、ゾーン分けを行なってゾーン毎にヒータ温度の
制御を行なっている。
する成形前に加熱を行なう加熱装置としては、電気を熱
源とする様々な形状を有するヒータが使用されている。
そのうち代表的なものとしては、電熱コイルをセラミッ
クで被覆焼成してなる遠赤外線ヒータが在り、これらの
ヒータの使用方法としては、被加熱物シートの上下面に
対して一定間隔を以て配置し、個々のヒータを温度制御
したり、ゾーン分けを行なってゾーン毎にヒータ温度の
制御を行なっている。
【0003】上記加熱装置として要求される基本的な機
能としては、被加熱物シートを全面にわたり均一に加熱
できることである。そのため、様々な外因による不均一
な加熱を解消するため、上記のようなヒータに対する温
度制御が行なわれてきた。従って、従来の加熱装置は電
熱費を多く要し、制御の為の設備も高く、管理面でも繁
雑なものとなっている。
能としては、被加熱物シートを全面にわたり均一に加熱
できることである。そのため、様々な外因による不均一
な加熱を解消するため、上記のようなヒータに対する温
度制御が行なわれてきた。従って、従来の加熱装置は電
熱費を多く要し、制御の為の設備も高く、管理面でも繁
雑なものとなっている。
【0004】そこで、近年、エネルギー費が安価で設備
がし易くしかも加熱効率が高くなることを指向して、触
媒式燃焼ガスヒータが開発され、その高い赤外線加熱効
果と燃焼ガスを使用することによるエネルギー費の節約
が計られることで熱可塑性樹脂シートの加熱炉として使
用されるようになってきた。
がし易くしかも加熱効率が高くなることを指向して、触
媒式燃焼ガスヒータが開発され、その高い赤外線加熱効
果と燃焼ガスを使用することによるエネルギー費の節約
が計られることで熱可塑性樹脂シートの加熱炉として使
用されるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、触媒式
燃焼ガスヒータを使用した加熱炉としては、 細部にわたってヒータ表面温度を制御しようとする
と、個々的にガスの流量制御を行なわなければならず、
精度、設備、費用共に、電熱ヒータに劣るものであっ
た。 ガスヒータ表面の燃焼部には常に一定量の空気が供
給されないと、燃焼温度の低下を来すことになる。そし
て、密閉状態に近い形態をとる加熱炉の場合、酸素欠乏
状態になり易く、シートの加熱を不安定にする。 上記の理由により比較的表面積の大きいガスヒー
タを使用する限り、加熱時のシートのドローダウンの程
度に応じて中央部分のみ温度を下げることができず、薄
くて熱に敏感なシートに至っては、加熱オーバーとな
り、均一なシート加熱ができないものであった。
燃焼ガスヒータを使用した加熱炉としては、 細部にわたってヒータ表面温度を制御しようとする
と、個々的にガスの流量制御を行なわなければならず、
精度、設備、費用共に、電熱ヒータに劣るものであっ
た。 ガスヒータ表面の燃焼部には常に一定量の空気が供
給されないと、燃焼温度の低下を来すことになる。そし
て、密閉状態に近い形態をとる加熱炉の場合、酸素欠乏
状態になり易く、シートの加熱を不安定にする。 上記の理由により比較的表面積の大きいガスヒー
タを使用する限り、加熱時のシートのドローダウンの程
度に応じて中央部分のみ温度を下げることができず、薄
くて熱に敏感なシートに至っては、加熱オーバーとな
り、均一なシート加熱ができないものであった。
【0006】そこで、本発明ではヒータ温度の安定化を
はかると共に加熱シートのドローダウンに適応してヒー
タに傾斜を付けることで均一加熱を計れるようにするこ
とを目的としている。
はかると共に加熱シートのドローダウンに適応してヒー
タに傾斜を付けることで均一加熱を計れるようにするこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成できる本
発明による熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置の構成
としては、請求項1のごとく、加熱装置の発熱体として
可燃性ガスの触媒燃焼熱を利用した面状のガスヒータを
装備してあり、当該ガスヒータは被加熱物シートの面に
対して所定の傾斜角度を有するように配置してあること
を特徴としている。
発明による熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置の構成
としては、請求項1のごとく、加熱装置の発熱体として
可燃性ガスの触媒燃焼熱を利用した面状のガスヒータを
装備してあり、当該ガスヒータは被加熱物シートの面に
対して所定の傾斜角度を有するように配置してあること
を特徴としている。
【0008】そして、上記ガスヒータの配置形状として
は、請求項2のように、シートの中央相当個所で2分割
し、被加熱物シートの左右側端から対称的に中央ほど被
加熱物シートから遠去かるようにそれぞれを所定角度に
傾斜させて設けてあることを特徴としている。また、上
記ガスヒータに対する通気手段として、請求項3のごと
く、加熱装置内に空気を強制吸引できる通気手段を設け
てヒータの触媒燃焼を補助できるようにしてあることを
特徴としている。
は、請求項2のように、シートの中央相当個所で2分割
し、被加熱物シートの左右側端から対称的に中央ほど被
加熱物シートから遠去かるようにそれぞれを所定角度に
傾斜させて設けてあることを特徴としている。また、上
記ガスヒータに対する通気手段として、請求項3のごと
く、加熱装置内に空気を強制吸引できる通気手段を設け
てヒータの触媒燃焼を補助できるようにしてあることを
特徴としている。
【0009】さらに、上記ガスヒータの傾斜角度として
は、請求項4のように、加熱装置内に配置したヒータの
傾斜角度が被加熱物シートの加熱時の弛みの大小に応じ
て変化できるように装備されてあることを特徴としてい
る。
は、請求項4のように、加熱装置内に配置したヒータの
傾斜角度が被加熱物シートの加熱時の弛みの大小に応じ
て変化できるように装備されてあることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記構成による本発明は、可燃性ガスの触媒燃
焼熱を利用した面状のガスヒータによって、被加熱物シ
ートを加熱することになるが、上記ガスヒータは被加熱
物シートの上下面もしくは上下面の片面に対して所定の
傾斜角度を有して配置してあるため、加熱に伴う被加熱
物シートのドローダウンに対応した加熱が行なえて、均
一な加熱が実現できる。
焼熱を利用した面状のガスヒータによって、被加熱物シ
ートを加熱することになるが、上記ガスヒータは被加熱
物シートの上下面もしくは上下面の片面に対して所定の
傾斜角度を有して配置してあるため、加熱に伴う被加熱
物シートのドローダウンに対応した加熱が行なえて、均
一な加熱が実現できる。
【0011】特に、請求項2のようにガスヒータの配置
形状が、シートの中央相当個所で2分割し、被加熱物シ
ートの左右側端から対称的に中央ほど被加熱物シートか
ら遠去かるようにそれぞれを所定角度に傾斜させてある
場合には、熱の上昇と空気の流れが良くなり、特に請求
項3のようにヒータ背面から空気を強制吸引できる通気
手段が設けてあると、上記熱上昇や空気の流れはより一
層促進されることになる。
形状が、シートの中央相当個所で2分割し、被加熱物シ
ートの左右側端から対称的に中央ほど被加熱物シートか
ら遠去かるようにそれぞれを所定角度に傾斜させてある
場合には、熱の上昇と空気の流れが良くなり、特に請求
項3のようにヒータ背面から空気を強制吸引できる通気
手段が設けてあると、上記熱上昇や空気の流れはより一
層促進されることになる。
【0012】なお、ヒータの傾斜角度が固定でなく、請
求項4のごとく被加熱物シートの加熱時の弛み(ドロー
ダウン)の大小に応じて変化できるよう可変式にしてお
くとより至便となる。
求項4のごとく被加熱物シートの加熱時の弛み(ドロー
ダウン)の大小に応じて変化できるよう可変式にしてお
くとより至便となる。
【0013】
【実施例】次いで、本発明の実施例について図を参照し
ながら以下に例示する。図1は成形部と連続してある熱
可塑性樹脂シートに対する加熱装置を示してあり、1は
本発明加熱装置となる成形機用加熱炉、2は加熱炉1内
に設けた触媒式燃焼ガスヒータであって、可燃性ガスの
触媒燃焼熱を利用する面状のものである。図1では、正
面から見た場合を示していて、被加熱物シートSの上下
面に対して所定の傾斜角度を以て配置できるようにして
ある(図2参照)。
ながら以下に例示する。図1は成形部と連続してある熱
可塑性樹脂シートに対する加熱装置を示してあり、1は
本発明加熱装置となる成形機用加熱炉、2は加熱炉1内
に設けた触媒式燃焼ガスヒータであって、可燃性ガスの
触媒燃焼熱を利用する面状のものである。図1では、正
面から見た場合を示していて、被加熱物シートSの上下
面に対して所定の傾斜角度を以て配置できるようにして
ある(図2参照)。
【0014】さらに、前記ヒータ2は被加熱物シートS
の中央相当個所で2分割し、左右側端から対称的に中央
ほど被加熱物シートSから遠去かるようにそれぞれを所
定角度傾斜させて設けてある。3はブロアであって、加
熱炉1内に対称的に配置したヒータ2の中央対称軸線上
にヒータ2の背面より空気を強制吸引できる通気手段と
なるものである。
の中央相当個所で2分割し、左右側端から対称的に中央
ほど被加熱物シートSから遠去かるようにそれぞれを所
定角度傾斜させて設けてある。3はブロアであって、加
熱炉1内に対称的に配置したヒータ2の中央対称軸線上
にヒータ2の背面より空気を強制吸引できる通気手段と
なるものである。
【0015】4は一部を枢支部20に連結して回動可能
にしたヒータ2に対する角度調整用ガイドで、図の場合
シリンダ機構を例示しているが、チェーン等による上下
調整機構にて実施することもできる。なお、角度調整ガ
イド4は、被加熱物シートSの加熱時の弛みの大小に応
じてヒータの傾斜角度が自動的に変化できるように弛み
感知のセンサと連絡して装備されてあると一層便利で管
理し易くなる。
にしたヒータ2に対する角度調整用ガイドで、図の場合
シリンダ機構を例示しているが、チェーン等による上下
調整機構にて実施することもできる。なお、角度調整ガ
イド4は、被加熱物シートSの加熱時の弛みの大小に応
じてヒータの傾斜角度が自動的に変化できるように弛み
感知のセンサと連絡して装備されてあると一層便利で管
理し易くなる。
【0016】5は熱可塑性樹脂シート、例えばポリスチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレートの発泡シート又は非発泡フィルム等との複
合シートや非発泡シートによる被加熱物シートSの供給
部、6はシート搬送装置、7はプレス装置、8は油圧等
によるプレス用シリンダ機構、9は成形金型を示してい
る。
レン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレートの発泡シート又は非発泡フィルム等との複
合シートや非発泡シートによる被加熱物シートSの供給
部、6はシート搬送装置、7はプレス装置、8は油圧等
によるプレス用シリンダ機構、9は成形金型を示してい
る。
【0017】そして、加熱炉1としては空気の取り込み
を容易にするために、図3のように完全な開放型にして
試みたが、被加熱物シートSが外気温の影響を非常に受
け易くなるので、本発明では、図2のように加熱炉1を
密閉式にして、図示しないが部分的な箇所から空気導入
できるようにし、ブロア3により空気を吸引口30から
強制吸引できるようにしてやると、ヒータ2の表面で燃
焼を補助する空気の流れを良好にできる。
を容易にするために、図3のように完全な開放型にして
試みたが、被加熱物シートSが外気温の影響を非常に受
け易くなるので、本発明では、図2のように加熱炉1を
密閉式にして、図示しないが部分的な箇所から空気導入
できるようにし、ブロア3により空気を吸引口30から
強制吸引できるようにしてやると、ヒータ2の表面で燃
焼を補助する空気の流れを良好にできる。
【0018】図中S′は、被加熱物シートSの弛みドロ
ーダウン状況を表している。なお、ヒータとしては、L
NGまたはLPGを無炎の触媒反応で発熱させ、長波長
の赤外線を効率的に発生させる燃焼方式の面状ヒータを
用いている。次いで、被加熱物シートSに対する具体例
をデータと共に示す。具体例 1.使用ヒータ 触媒式燃焼ガスヒータ(米国、キャ
タリテック社製) サイズ 12inch×36inch(上下
各2枚) 使用ガス プロパンガス 使用圧力 152m/m Aq ヒータ表面温度(性能値) 430℃ 2.加熱素材 PP発泡シート 厚み 2.3mm 重量 500g/m2 3.成形品 φ170m/m (口径) 36m/m (深さ)丸皿 4.加熱時間 12〜15秒 5.評価
ーダウン状況を表している。なお、ヒータとしては、L
NGまたはLPGを無炎の触媒反応で発熱させ、長波長
の赤外線を効率的に発生させる燃焼方式の面状ヒータを
用いている。次いで、被加熱物シートSに対する具体例
をデータと共に示す。具体例 1.使用ヒータ 触媒式燃焼ガスヒータ(米国、キャ
タリテック社製) サイズ 12inch×36inch(上下
各2枚) 使用ガス プロパンガス 使用圧力 152m/m Aq ヒータ表面温度(性能値) 430℃ 2.加熱素材 PP発泡シート 厚み 2.3mm 重量 500g/m2 3.成形品 φ170m/m (口径) 36m/m (深さ)丸皿 4.加熱時間 12〜15秒 5.評価
【0019】
【表1】
【0020】ヒータに傾斜角度をつけず実験した1の場
合の不良は加熱オーバーによる成形品の薄肉化現象発生
が認められた。ヒータ温度は赤外線放射温度計による測
定値である。上記具体例から少なくとも被加熱物シート
に対して、上下何れかのヒータを傾斜させて空気吸引し
ながら加熱することにより加熱状態が良好となり、加熱
後のシート成形状態も良好となることが判明した。
合の不良は加熱オーバーによる成形品の薄肉化現象発生
が認められた。ヒータ温度は赤外線放射温度計による測
定値である。上記具体例から少なくとも被加熱物シート
に対して、上下何れかのヒータを傾斜させて空気吸引し
ながら加熱することにより加熱状態が良好となり、加熱
後のシート成形状態も良好となることが判明した。
【0021】
【発明の効果】上記のように、本発明によると可燃性ガ
スの触媒燃焼熱を利用した面状のガスヒータを、被加熱
物シートの面に対して所定の角度を有するようにして加
熱することにより、空気を取り込み易くなり、シートの
ドローダウンに対処した均一な加熱が実現でき、しかも
電力による熱源に比べ燃費の節約にも役立つ。
スの触媒燃焼熱を利用した面状のガスヒータを、被加熱
物シートの面に対して所定の角度を有するようにして加
熱することにより、空気を取り込み易くなり、シートの
ドローダウンに対処した均一な加熱が実現でき、しかも
電力による熱源に比べ燃費の節約にも役立つ。
【0022】なお、空気を強制吸引できる通気手段を有
する場合には、より一層ヒータ温度の安定化がはかれ
る。
する場合には、より一層ヒータ温度の安定化がはかれ
る。
【図1】成形ラインに用いた本発明加熱装置の概要正面
図である。
図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】開放型加熱炉の一例を示す断面図である。
1 加熱炉 2 ヒータ 20 枢支部 3 ブロアによる通気手段 30 吸引口 4 角度調整ガイド
Claims (4)
- 【請求項1】加熱装置の発熱体として可燃性ガスの触媒
燃焼熱を利用した面状のガスヒータを装備してあり、当
該ガスヒータは被加熱物シートの面に対して所定の傾斜
角度を有するように配置してあることを特徴とする熱可
塑性樹脂シートに対する加熱装置。 - 【請求項2】ガスヒータの配置形状としては、シートの
中央相当個所で2分割し、被加熱物シートの左右側端か
ら対称的に中央ほど被加熱物シートから遠去かるように
それぞれを所定角度に傾斜させて設けてあることを特徴
とする請求項1記載の熱可塑性樹脂シートに対する加熱
装置。 - 【請求項3】加熱装置内に空気を強制吸引できる通気手
段を設けてヒータの触媒燃焼を補助できるようにしてあ
ることを特徴とする請求項1または2記載の熱可塑性樹
脂シートに対する加熱装置。 - 【請求項4】加熱装置内に配置したヒータの傾斜角度が
被加熱物シートの加熱時の弛みの大小に応じて変化でき
るように装備されてあることを特徴とする上記請求項1
または2記載の熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12145294A JP2944422B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12145294A JP2944422B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07323423A true JPH07323423A (ja) | 1995-12-12 |
JP2944422B2 JP2944422B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=14811489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12145294A Expired - Lifetime JP2944422B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 熱可塑性樹脂シートに対する加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944422B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108247996A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-07-06 | 上海香广电气自动化科技有限公司 | 一种开合电炉加热机构及其工作方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102641085B1 (ko) * | 2022-10-27 | 2024-02-27 | 주식회사 동부 | 자동차 데크트림용 진공성형장치 |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP12145294A patent/JP2944422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108247996A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-07-06 | 上海香广电气自动化科技有限公司 | 一种开合电炉加热机构及其工作方法 |
CN108247996B (zh) * | 2018-04-18 | 2023-09-12 | 上海香广科技有限公司 | 一种开合电炉加热机构及其工作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2944422B2 (ja) | 1999-09-06 |
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