JPH0624173Y2 - 予熱装置 - Google Patents
予熱装置Info
- Publication number
- JPH0624173Y2 JPH0624173Y2 JP714088U JP714088U JPH0624173Y2 JP H0624173 Y2 JPH0624173 Y2 JP H0624173Y2 JP 714088 U JP714088 U JP 714088U JP 714088 U JP714088 U JP 714088U JP H0624173 Y2 JPH0624173 Y2 JP H0624173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preheating device
- electric heater
- air
- supply port
- preheating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、発泡能を有する熱可塑性樹脂製板状成形体の
予熱装置に関する。
予熱装置に関する。
(従来の技術) 従来、発泡能を有する熱可塑性樹脂製板状成形体を、連
続的に供給しながら発泡炉に於いて加熱発泡するに当た
り、その前段階で板状成形体を支持用ベルト上等で略水
平に支持した状態で、電気ヒーターを用いて予熱するこ
とは、特公昭43-22674号公報に示されている。
続的に供給しながら発泡炉に於いて加熱発泡するに当た
り、その前段階で板状成形体を支持用ベルト上等で略水
平に支持した状態で、電気ヒーターを用いて予熱するこ
とは、特公昭43-22674号公報に示されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の場合、板状成形体は支持用ベルト上で遠赤外
線電気ヒータにより加熱されながら次第に軟化し、予熱
されていくが、電気ヒーターは、大きさが規格化されて
おり、必ずしも板状成形体の幅寸法と一致しないので、
従来の予熱装置に於いては、幅方向に均一に加熱するこ
とが困難であるという問題点があり、予熱が不均一であ
るから、均質な板状発泡体が得られないという欠点があ
った。
線電気ヒータにより加熱されながら次第に軟化し、予熱
されていくが、電気ヒーターは、大きさが規格化されて
おり、必ずしも板状成形体の幅寸法と一致しないので、
従来の予熱装置に於いては、幅方向に均一に加熱するこ
とが困難であるという問題点があり、予熱が不均一であ
るから、均質な板状発泡体が得られないという欠点があ
った。
(課題を解決するための手段) 本考案予熱装置は、電気ヒーターを供給方向に複数個直
列に配置すると共に、電気ヒーターの間隙に給気口を設
けたことを特徴とするものである。
列に配置すると共に、電気ヒーターの間隙に給気口を設
けたことを特徴とするものである。
本考案に於いて、給気口には、供給する熱風量を変更す
ることが出来るよう節気弁等を設けるのがよく、幅方向
に分割して、夫々に供給する熱風量、温度等を調節出来
るようにするのが好ましい。
ることが出来るよう節気弁等を設けるのがよく、幅方向
に分割して、夫々に供給する熱風量、温度等を調節出来
るようにするのが好ましい。
本考案に於いて、熱風を供給する為の空気加熱装置や送
風装置は、発泡炉に熱風を供給する為の循環経路に属す
るものと共有するようにするのが、経費節減上好まし
い。
風装置は、発泡炉に熱風を供給する為の循環経路に属す
るものと共有するようにするのが、経費節減上好まし
い。
(作用) 本考案では、上記した構成により、板状成形体は、支持
体上で電気ヒーターと給気口からの熱風により、加熱さ
れるので、幅方向は無論のこと、全体に亙って均一に加
熱される。
体上で電気ヒーターと給気口からの熱風により、加熱さ
れるので、幅方向は無論のこと、全体に亙って均一に加
熱される。
(実施例) 次に、本考案予熱装置の一例を図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図に於いて、1は、断熱壁を有する略角筒状の予熱
装置であって、エンドレスベルトからなる支持体2が設
置されており、支持体2の上下には複数のパネル状遠赤
外線電気ヒーター3が直列に設けられており、発泡炉に
近い側の電気ヒーター3の間隙には、給気口4が開口さ
れている。
装置であって、エンドレスベルトからなる支持体2が設
置されており、支持体2の上下には複数のパネル状遠赤
外線電気ヒーター3が直列に設けられており、発泡炉に
近い側の電気ヒーター3の間隙には、給気口4が開口さ
れている。
この装置1に於いて、発泡能を有する熱可塑性樹脂製板
状成形体5は、予熱装置1の入口側側壁に突設された供
給口11を通り、予熱装置1内に、支持体2により水平に
支持された状態で連続的に移送され、電気ヒーター3及
び給気口4より噴出される熱風によって、発泡温度直前
の温度に迄均一に予熱されて、発泡炉(図示せず)内に
垂直方向に移送される。
状成形体5は、予熱装置1の入口側側壁に突設された供
給口11を通り、予熱装置1内に、支持体2により水平に
支持された状態で連続的に移送され、電気ヒーター3及
び給気口4より噴出される熱風によって、発泡温度直前
の温度に迄均一に予熱されて、発泡炉(図示せず)内に
垂直方向に移送される。
6は、空気加熱装置(図示せず)からの熱風を給気口4
に送出する送風装置、7は、空気加熱装置から送風装置
6を経由し、各給気口4に至る送風タクトのラインを二
点鎖線で示すものである。
に送出する送風装置、7は、空気加熱装置から送風装置
6を経由し、各給気口4に至る送風タクトのラインを二
点鎖線で示すものである。
(考案の効果) 本考案によれば、発泡能を有する熱可塑性樹脂製板状成
形体を、連続的に供給しながら略水平に支持した状態
で、電気ヒーターを用いて予熱する予熱装置に於いて、
電気ヒーターを供給方向に複数個直列に設置すると共
に、電気ヒーターの間隙に給気口を設けたので、電気ヒ
ーターのみでは加熱が不十分な場合にも、熱風によって
加熱されるので、幅方向は無論のこと、全体に均一に加
熱することが出来、その為、全体を発泡温度直前迄予熱
することが可能とにり、延いては発泡速度が早くなり、
生産性が上がる。又、板状成形体の発泡度合が均一とな
り、品質的にも安定する。
形体を、連続的に供給しながら略水平に支持した状態
で、電気ヒーターを用いて予熱する予熱装置に於いて、
電気ヒーターを供給方向に複数個直列に設置すると共
に、電気ヒーターの間隙に給気口を設けたので、電気ヒ
ーターのみでは加熱が不十分な場合にも、熱風によって
加熱されるので、幅方向は無論のこと、全体に均一に加
熱することが出来、その為、全体を発泡温度直前迄予熱
することが可能とにり、延いては発泡速度が早くなり、
生産性が上がる。又、板状成形体の発泡度合が均一とな
り、品質的にも安定する。
第1図は本考案の一実施例を示す説明図である。 1……予熱装置、3……電気ヒーター、 4……給気口、5……熱可塑性樹脂製板状成形体、
Claims (1)
- 【請求項1】発泡能を有する熱可塑性樹脂製板状成形体
を、連続的に供給しながら略水平に支持した状態で、電
気ヒーターを用いて予熱する予熱装置に於いて、電気ヒ
ーターを供給方向に複数個直列に設置すると共に、電気
ヒーターの間隙に給気口を設けたことを特徴とする予熱
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP714088U JPH0624173Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 予熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP714088U JPH0624173Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 予熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01110904U JPH01110904U (ja) | 1989-07-26 |
JPH0624173Y2 true JPH0624173Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31211906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP714088U Expired - Lifetime JPH0624173Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 予熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624173Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0710536B2 (ja) * | 1990-06-01 | 1995-02-08 | 積水化学工業株式会社 | シート状発泡性成形体の予熱装置 |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP714088U patent/JPH0624173Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01110904U (ja) | 1989-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4606723A (en) | Method and apparatus for heating thermoplastic bottle preforms | |
JP3816657B2 (ja) | プリフォームの加熱装置 | |
JPH0624173Y2 (ja) | 予熱装置 | |
JPH10100215A (ja) | 射出成形機における廃熱利用装置 | |
JPH0114015B2 (ja) | ||
JP4017929B2 (ja) | 冷却機構を有するプリフォームの加熱装置 | |
JPH081049Y2 (ja) | 予熱装置 | |
US4966546A (en) | Convective thermoforming oven | |
JPH02635Y2 (ja) | ||
JP4459342B2 (ja) | 厚物熱成形装置および厚物熱成形方法 | |
JP3753570B2 (ja) | プレヒート装置およびプレヒート方法 | |
KR890014236A (ko) | 복사 가열에 의한 합성수지 주조방법 및 장치 | |
JPH0478525A (ja) | 予熱装置 | |
EP0629486B1 (en) | A system, provided with preheating stations, for thermoforming plate-like material | |
JPH11170364A (ja) | 収縮性フィルムの横延伸方法及び装置 | |
JPH0454795Y2 (ja) | ||
JPH06190846A (ja) | スラッシュ成形金型およびその加熱装置 | |
JPH0396320A (ja) | シート加熱装置 | |
JP2002127220A (ja) | 多数個取り金型におけるゲート加熱制御方法 | |
JPH0632342Y2 (ja) | プリフォームの温度調整装置 | |
JPS6014567Y2 (ja) | 熱可塑性樹脂シ−ト成形機の加熱装置 | |
JPS6031942A (ja) | 樹脂シ−トの垂れ下り防止装置 | |
JP3062624B2 (ja) | 合成樹脂製壜体の製造方法および装置 | |
JPS599860Y2 (ja) | シ−トの加熱装置 | |
JPH10166369A (ja) | 加熱硬化装置 |