JPH0732285Y2 - 車輌のシート - Google Patents
車輌のシートInfo
- Publication number
- JPH0732285Y2 JPH0732285Y2 JP1988072649U JP7264988U JPH0732285Y2 JP H0732285 Y2 JPH0732285 Y2 JP H0732285Y2 JP 1988072649 U JP1988072649 U JP 1988072649U JP 7264988 U JP7264988 U JP 7264988U JP H0732285 Y2 JPH0732285 Y2 JP H0732285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- backrest
- support
- front seat
- rear seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等の車輌のシートに関するものである。
自動車等の車輌にはシートが配されているが、子供や老
人が使用する際に支持手段がなく、車輌が急停止、急カ
ーブした場合等において子供や老人が転倒する危険があ
る。
人が使用する際に支持手段がなく、車輌が急停止、急カ
ーブした場合等において子供や老人が転倒する危険があ
る。
本考案は上記従来の課題を解決する手段として、前部シ
ート(1)と後部シート(2)とからなり、前部シート
(1)は背もたれ部(12)を後方に倒しかつ座部(11)
を起立させると該背もたれ部(12)が座部となり該座部
(11)が背もたれ部となって後部シート(2)と対座す
るシートとなる構成であって、該前部シート(1)の座
部(11)側面または該後部シート(2)の背もたれ部
(22)側面には支持体(24)のリール(25)Cが引出し
可能に収納されており、一方該後部シート(2)の背も
たれ部(22)側面または該前部シート(1)の座部(1
1)側面には該支持体(24)端縁(24)Aを係止する係
止手段(18)が取付けられている車輌のシートを提供す
るものである。
ート(1)と後部シート(2)とからなり、前部シート
(1)は背もたれ部(12)を後方に倒しかつ座部(11)
を起立させると該背もたれ部(12)が座部となり該座部
(11)が背もたれ部となって後部シート(2)と対座す
るシートとなる構成であって、該前部シート(1)の座
部(11)側面または該後部シート(2)の背もたれ部
(22)側面には支持体(24)のリール(25)Cが引出し
可能に収納されており、一方該後部シート(2)の背も
たれ部(22)側面または該前部シート(1)の座部(1
1)側面には該支持体(24)端縁(24)Aを係止する係
止手段(18)が取付けられている車輌のシートを提供す
るものである。
前部シート(1)は背もたれ部(12)を後方に倒しかつ
座部(11)を起立させると該背もたれ部(12)が座部と
なり該座部(11)が背もたれ部となって該前部シート
(1)は後部シート(2)と対座する。
座部(11)を起立させると該背もたれ部(12)が座部と
なり該座部(11)が背もたれ部となって該前部シート
(1)は後部シート(2)と対座する。
この状態で前部シート(1)の座部(11)の側面または
後部シート(2)の背もたれ部(22)側面に収納されて
いるリール(25)Cから支持体(24)を引出して該後部
シート(2)の背もたれ部(22)または該前部シート
(1)の座部(11)の係止手段(18)に該支持体(24)
の端縁(24)Aを係止する。そうすると前部シート
(1)と後部シート(2)の側面に支持体(24)が差渡
され、前部シート(1)と後部シート(2)と支持体
(24)とによって安全スペースが形成される。
後部シート(2)の背もたれ部(22)側面に収納されて
いるリール(25)Cから支持体(24)を引出して該後部
シート(2)の背もたれ部(22)または該前部シート
(1)の座部(11)の係止手段(18)に該支持体(24)
の端縁(24)Aを係止する。そうすると前部シート
(1)と後部シート(2)の側面に支持体(24)が差渡
され、前部シート(1)と後部シート(2)と支持体
(24)とによって安全スペースが形成される。
したがって本考案においては車輌のシートを子供や老人
が使用する場合でも上記安全スペース内において転倒が
防止され極めて安全である。
が使用する場合でも上記安全スペース内において転倒が
防止され極めて安全である。
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例によって説明す
れば、(1)は並列される前部シートであり(2)は長
椅子状の後部シートであり、前部シート(1)は座部
(11)と背もたれ部(12)とからなり、一方の前部シー
ト(1)の座部(11)はロアレール(13)と該ロアレー
ル(13)にスライド可能に乗架しているアッパーレール
(14)とからなるスライド機構のアッパーレール(14)
後端部から立上っているブラケット(15)に後端両側面
において枢着されており、更に該座部(11)の前端外側
面にはアッパーレール(14)前端部から立上っているス
トライカ(16)に係合するフック(17)が取付けられ、
また該座部(11)内側面には係止手段である上下一対の
ピン(18),(18)が突設されている。更に背もたれ部
(12)の背面には脚部(19)が枢着されている。
れば、(1)は並列される前部シートであり(2)は長
椅子状の後部シートであり、前部シート(1)は座部
(11)と背もたれ部(12)とからなり、一方の前部シー
ト(1)の座部(11)はロアレール(13)と該ロアレー
ル(13)にスライド可能に乗架しているアッパーレール
(14)とからなるスライド機構のアッパーレール(14)
後端部から立上っているブラケット(15)に後端両側面
において枢着されており、更に該座部(11)の前端外側
面にはアッパーレール(14)前端部から立上っているス
トライカ(16)に係合するフック(17)が取付けられ、
また該座部(11)内側面には係止手段である上下一対の
ピン(18),(18)が突設されている。更に背もたれ部
(12)の背面には脚部(19)が枢着されている。
一方後部シート(2)は座部(21)と背もたれ部(22)
とからなり、背もたれ部(22)においては中央部のアー
ムレスト(23)の収納凹部(23)Aの一方の側壁内側に
支持ネット(24)のリール(25)Cを収納する収納筒部
(25)が収納されている(第2図参照)。該収納筒部
(25)内に収納されている支持ネット(24)のリール
(25)Cの中心にはスプリング(25)Aによって巻取り
方向に付勢されている軸棒(25)Bが取付けられてお
り、該軸棒(25)Bに支持体である支持ネット(24)が
巻付けられてリール(25)Cを形成しており、該支持ネ
ット(24)の前縁(24)Aは収納凹部(23)Aの側壁切
欠部(23)Bから外出している。そして該支持ネット
(24)前縁(24)Aには前部シート(1)の座部(11)
のピン(18),(18)に係合するピン孔(26),(26)
が設けられている。
とからなり、背もたれ部(22)においては中央部のアー
ムレスト(23)の収納凹部(23)Aの一方の側壁内側に
支持ネット(24)のリール(25)Cを収納する収納筒部
(25)が収納されている(第2図参照)。該収納筒部
(25)内に収納されている支持ネット(24)のリール
(25)Cの中心にはスプリング(25)Aによって巻取り
方向に付勢されている軸棒(25)Bが取付けられてお
り、該軸棒(25)Bに支持体である支持ネット(24)が
巻付けられてリール(25)Cを形成しており、該支持ネ
ット(24)の前縁(24)Aは収納凹部(23)Aの側壁切
欠部(23)Bから外出している。そして該支持ネット
(24)前縁(24)Aには前部シート(1)の座部(11)
のピン(18),(18)に係合するピン孔(26),(26)
が設けられている。
上記構成において、前部シート(1)のフック(17)を
アッパーレール(14)のストライカ(16)からはずし、
後方に倒して背もたれ部(12)の脚部(19)を引出して
背もたれ部(12)を床(3)に支持すると、前部シート
(1)の座部(11)が背もたれ部となり、背もたれ部
(12)が座部となって後部シート(2)と対座する。こ
の際、前部シート(1)のスライド位置を調節して前部
シート(1)におい座部となった背もたれ部(12)と後
部シート(2)の座部(21)とが突合わさった状態とな
るようにする。この状態において支持ネット(24)をリ
ール(25)Cから後部シート(2)の収納凹部(23)A
の側壁切欠部(23)Bを介して引出して該支持ネット
(24)の前縁(24)Aのピン孔(26),(26)に前部シ
ート(1)の座部(11)のピン(18),(18)を係合す
る。
アッパーレール(14)のストライカ(16)からはずし、
後方に倒して背もたれ部(12)の脚部(19)を引出して
背もたれ部(12)を床(3)に支持すると、前部シート
(1)の座部(11)が背もたれ部となり、背もたれ部
(12)が座部となって後部シート(2)と対座する。こ
の際、前部シート(1)のスライド位置を調節して前部
シート(1)におい座部となった背もたれ部(12)と後
部シート(2)の座部(21)とが突合わさった状態とな
るようにする。この状態において支持ネット(24)をリ
ール(25)Cから後部シート(2)の収納凹部(23)A
の側壁切欠部(23)Bを介して引出して該支持ネット
(24)の前縁(24)Aのピン孔(26),(26)に前部シ
ート(1)の座部(11)のピン(18),(18)を係合す
る。
このようにして前部シート(1)と後部シート(2)の
間に支持ネット(24)が差渡され、前部シート(1)と
後部シート(2)と支持ネット(24)により安全スペー
スが形成される(第5図参照)。なお、この状態では前
部シート(1)は支持ネット(24)によって後部シート
(2)方向に引張られているために、前方への回動が規
制されて固定されている。
間に支持ネット(24)が差渡され、前部シート(1)と
後部シート(2)と支持ネット(24)により安全スペー
スが形成される(第5図参照)。なお、この状態では前
部シート(1)は支持ネット(24)によって後部シート
(2)方向に引張られているために、前方への回動が規
制されて固定されている。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すものであり、
第1図は後部シート背もたれ部切欠き側面図、第2図は
後部シート背もたれ部中央部分上面切欠図、第3図は前
部シートと後部シートの対座状態で支持ネットを差渡し
た状態の側面図、第4図は支持ネット係止状態説明図、
第5図は前部シートと後部シートの対座状態で支持ネッ
トを差渡した状態の斜視図である。 図中、(1)……前部シート、(2)……後部シート、
(11)……座部、(12)……背もたれ部、(18)……ピ
ン(係止手段)、(21)……座部、(22)……背もたれ
部、(24)……支持ネット(支持体)、(24)A……前
縁(端縁)、(25)……収納筒、(25)C……リール
第1図は後部シート背もたれ部切欠き側面図、第2図は
後部シート背もたれ部中央部分上面切欠図、第3図は前
部シートと後部シートの対座状態で支持ネットを差渡し
た状態の側面図、第4図は支持ネット係止状態説明図、
第5図は前部シートと後部シートの対座状態で支持ネッ
トを差渡した状態の斜視図である。 図中、(1)……前部シート、(2)……後部シート、
(11)……座部、(12)……背もたれ部、(18)……ピ
ン(係止手段)、(21)……座部、(22)……背もたれ
部、(24)……支持ネット(支持体)、(24)A……前
縁(端縁)、(25)……収納筒、(25)C……リール
Claims (1)
- 【請求項1】前部シートと後部シートとからなり、前部
シートは背もたれ部を後方に倒しかつ座部を起立させる
と該背もたれ部が座部となり該座部が背もたれ部となっ
て後部シートと対座するシートとなる構成であって、該
前部シートの座部側面または該後部シートの背もたれ部
側面には支持体のリールが引出し可能に収納されてお
り、一方該後部シートの背もたれ部側面または該前部シ
ートの座部側面には該支持体端縁を係止する係止手段が
取付けられていることを特徴とする車輌のシート
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072649U JPH0732285Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 車輌のシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072649U JPH0732285Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 車輌のシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175459U JPH01175459U (ja) | 1989-12-13 |
JPH0732285Y2 true JPH0732285Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31297806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988072649U Expired - Lifetime JPH0732285Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 車輌のシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732285Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4994323U (ja) * | 1972-12-06 | 1974-08-15 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988072649U patent/JPH0732285Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01175459U (ja) | 1989-12-13 |
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