JPH07321966A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07321966A
JPH07321966A JP6132624A JP13262494A JPH07321966A JP H07321966 A JPH07321966 A JP H07321966A JP 6132624 A JP6132624 A JP 6132624A JP 13262494 A JP13262494 A JP 13262494A JP H07321966 A JPH07321966 A JP H07321966A
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JP
Japan
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JP6132624A
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Inventor
Toshiaki Saito
利昭 斉藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイレクト送信又はメモリ送信のための画像
データの読取動作時及び送信動作時のいずれの場合に
も、操作者が次に送信すべきの原稿の送信操作を行うこ
とができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 読取中フラグがオフであるときに(S50
1)サービス管理テーブルに「読取り待ち」状態にある
ドキュュメントが存在するとき(S502)、制御部1
04は読取中フラグをオンにすると共に原稿抑え部材1
13をセットして(S503〜505)、原稿上の画像
データの読み取りを開始する(S506)。読み取った
画像データを画像データ記憶部に格納した後(S50
7)、原稿抑え部材113の位置を検出して(S50
8)ドキュメント中の全ての原稿の画像データの読み取
りが終了したことが判別されると読取動作を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信予約が可能なファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置において、原稿
の画像データを送信する時は、操作者が送信すべき原稿
を原稿台の上に載置して、操作部のテンキー及びスター
トキーにより、又はワンタッチキーや短縮キー等によ
り、送信宛先の指定、ダイレクト送信あるいはメモリ送
信のいずれかの送信モードの指定及び通信開始の指示等
の送信操作を行う。
【0003】ここで、操作者によりダイレクト送信が指
定されたときは、当該ファクシミリ装置は、指定された
送信宛先に対して発呼した後に、原稿の画像データを読
み取りながら送信する。また、メモリ送信が指定された
場合は、まず原稿の画像データを読み取り、読み取った
画像データをメモリに格納した後、送信宛先に対して発
呼して送信動作を行う。
【0004】また、上記メモリ送信時に、メモリに格納
された画像データの送信中に、操作者による次に送信す
べき原稿の送信操作を可能とする送信予約機能を具備す
るファクシミリ装置もすでに採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手法は、ダイレクト送信時には、該ダイレクト送信
が終了するまでは、次に送信すべき原稿をセットするこ
とができないので、送信予約を行うことはできない。ま
た、メモリ送信時であっても、メモリ送信を行うために
送信すべき原稿の画像データを読み取っている間は次に
送信すべき原稿をセットすることができないので、送信
予約を行うことはできない。
【0006】従って、操作者は、次に送信すべき原稿の
送信操作を行いたいとき即ち送信予約を行いたいとき、
現在原稿台に載置されている原稿の画像データの読取動
作が終了するまで待機しなければならないという問題点
があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ダイレクト送信又はメモリ送信のための
画像データの読取動作時及び送信動作時のいずれの場合
にも、操作者が次に送信すべきの原稿の送信操作を行う
ことができるファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、送信予約機能を有し、原稿上の画像デー
タを読み取るために原稿台に載置された原稿を自動的に
搬送する自動原稿搬送手段と、画像データを読み取る読
取手段とを具備するファクシミリ装置において、原稿台
に載置される複数のドキュメントの境界を識別する識別
手段と、複数のドキュメントのそれぞれに対応した送信
予約を登録する予約登録手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】また、識別手段は、複数のドキュメントの
間に識別部材を挿入することにより境界を識別すること
が望ましい。
【0010】また、識別手段は、原稿台に載置された複
数のドキュメントのそれぞれのページ数に基づいて境界
を識別するようにしてもよい。
【0011】
【作用】上記構成によれば、識別手段により複数のドキ
ュメントの境界が識別され、予約登録手段により複数の
ドキュメントのそれぞれに対応した送信予約が登録され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図6を参照
して説明する。
【0013】図1は、本実施例に係るファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。本ファクシミリ装置
は、原稿台に載置された原稿を自動的に原稿読取位置ま
で搬送する自動原稿搬送(ADF)部101と、原稿台
に最初に載置されたドキュメント(以下、第1のドキュ
メントという)と該第1のドキュメントの上に載置され
たドキュメント(以下、第2のドキュメントという)と
の境界を、後述する手法により識別するドキュメント境
界認識部102と、例えばスキャナからなり、送信時に
送信すべきドキュメントの原稿上の画像データを読み取
る読取部103と、本装置全体の制御を行う制御部10
4と、操作者が送信宛先の指定等の送信操作を行うため
の操作表示部105と、例えばRAMからなり、画像デ
ータをページ単位で一時的に記憶する画像データ記憶部
106と、例えばプリンタからなり、通信制御部108
により受信された画像データを出力する印字記録部10
7と、発呼/着呼制御及びG3/G4通信制御等、画像
データの送受信に関する制御を行う通信制御部108と
から主に構成される。
【0014】制御部104は、装置の制御を行うCPU
104aと、装置の制御プログラム等を格納するROM
104bと、CPU104aのワーキングエリアである
RAM104cとから構成され、コントロールバス10
9を介して各ユニットに接続されている。
【0015】操作表示部105は、送信宛先を指定する
ためのテンキー、ワンタッチキー、短縮キー及び送信開
始などの動作を指示するための機能キー等を有する操作
部105aと、該ファクシミリ装置の状態表示及び操作
部105aからの指示内容を表示するための、例えば液
晶パネルからなる表示部105bとを有する。
【0016】通信制御部108は、例えばPSTNやI
SDN等の外部の通信回線110に接続され、また、ビ
デオバス111を介して読取部103と画像データ記憶
部106と印字記録部107とに接続されている。通信
制御部108により通信回線110を介して受信された
画像データは、ビデオバス111を介して画像データ記
憶部106及び印字記録部107に送られる。また、送
信すべき原稿の画像データは、読取部103或いは画像
データ記憶部106からビデオバス111を介して通信
制御部108に送られ、通信回線110に送出される。
【0017】図2は、ドキュメント境界認識部102に
より実行される、第1のドキュメントと第2のドキュメ
ントとの境界を認識する境界認識動作を説明する図であ
る。同図(b)において、第1のドキュメントは、自動
原稿搬送部101の原稿台112上に載置される。この
状態で、操作者が操作部105aのテンキーを用いて送
信宛先の宛先番号入力又はワンタッチキーや短縮キー等
による送信宛先の指定、ダイレクト送信あるいはメモリ
送信のいずれかの送信モードの指定及び通信開始の指示
等の送信操作を行うと、該送信操作が終了した時(例え
ばスタートキー又は操作の終了を示す機能キーを押下し
た時)、制御部104の制御により、自動原稿搬送部1
01に配設される原稿抑え部材113が図2(a)に示
す(イ)の位置にセットされる。原稿抑え部材113
は、図示しない回転軸により回転可能に取り付けられて
おり、原稿台112に載置されている原稿の読取りが終
了して原稿抑え部材113を支持するものがなくなる
と、(ロ)の位置に回転移動する。制御部104は、こ
のような原稿抑え部材113の位置を検出することによ
り、最初に原稿台に載置されたドキュメントの読取終了
を検知する。
【0018】このように第1のドキュメントの読取終了
を検知することにより、第1のドキュメントの上に2番
目のドキュメントが載置された場合に、第1のドキュメ
ントと第2のドキュメントとの境界を判別することが可
能となる。
【0019】図3は、本実施例において、ファクシミリ
装置が送信を行っている間に読み取られた原稿を管理す
るサービス管理テーブルを説明するための概念図であ
る。該サービス管理テーブルは、制御部104のRAM
104cに格納されている。
【0020】同図において、サービス管理テーブルは、
「サービス管理番号」欄と、原稿状態を記録する「状
態」欄と、操作者により入力された宛先番号を記憶する
記憶領域を示すアドレスポインタを登録する「宛先番号
テーブルポインタ」欄と、原稿の画像データを1ページ
毎に記憶する記憶領域を示すアドレスポインタを登録す
る「ページ情報テーブルポインタ」欄とからなる。
【0021】「状態」欄は、具体的には、ドキュメント
が原稿台に載置されていないときは「空き」にされる。
また、ドキュメントが原稿台に載置された後、まだ原稿
上の画像データが読み取られていないときは「読取待
ち」にされる。また、原稿上の画像データは読み取られ
ており、送信を待つ状態にあるときは「送信待ち」にさ
れる。
【0022】「宛先番号テーブルポインタ」欄には、操
作者により入力された送信宛先の宛先番号を記憶する宛
先番号テーブルのテーブルポインタが登録される。ま
た、該宛先番号テーブルには、複数の宛先番号が登録さ
れていることを示す「next pointer」を設定するエリア
が設けられており、例えば同じ画像データを複数箇所へ
送信する場合、即ち、操作者によって入力された宛先番
号を登録した後に更に他の送信宛先が入力された場合
は、制御部104は、先に送信宛先を登録した宛先番号
テーブルに「next pointer」を設定して、次の宛先番号
テーブルに宛先番号が登録されていることを示す。一
方、宛先番号登録後に、更に他の宛先番号が入力されな
かったとき、このエリアには「0」が設定される。
【0023】「ページ情報テーブルポインタ」欄は、読
取部103により読み取られた画像データが記憶されて
いる画像データ記憶部106内の記憶領域を示すアドレ
スを記憶するページ情報テーブルのテーブルポインタが
登録される。また、該ページ情報テーブルには、複数ペ
ージの画像データが記憶されていることを示す「nextpo
inter」を設定するエリアが設けられている。このエリ
アには、読みとった画像データが最終ページの画像デー
タであるとき、「0」が設定される。
【0024】上記構成において、画像データの送信・受
信動作は、図4〜図6のフローチャートに沿って行われ
る。
【0025】図4は、本実施例に係るファクシミリ装置
を用いて画像データの送信を行うときの送信手順を示す
フローチャートである。このフローチャートを実行する
ためのプログラムは、予め制御部104のROM104
bに格納される。
【0026】操作者により原稿台112上にドキュメン
トが載置され、送信操作が開始されると、制御部104
は、まず最初に、制御部104のRAM104c内のサ
ービス管理テーブルを検索し、「空き」状態にあるサー
ビス管理番号を得る(ステップS401)。
【0027】次に、操作者により宛先ダイヤル番号が入
力されると(ステップS402)、制御部104は、入
力された宛先ダイヤル番号をそのテーブルに記憶した
後、前記ステップS401で得たサービス管理番号に対
応する「宛先番号テーブルポインタ」欄に、入力された
宛先ダイヤル番号を記憶する宛先番号テーブルのポイン
タを登録する(ステップS403)。宛先ダイヤル番号
登録後に、更に宛先ダイヤル番号の入力があった場合は
(ステップS404)、上述したように、宛先番号テー
ブルに「next pointer」を設定し、次のポインタが示す
宛先番号テーブルに、新たに入力された宛先ダイヤル番
号を記憶する。
【0028】宛先ダイヤル番号の登録が終了し、操作者
によりスタートキーが押下されると(ステップS40
5)、制御部104は、サービス管理テーブルの「状
態」欄に「読取待ち」を登録する(ステップS40
6)。そして、制御部104は、後述する手順により
「読取待ち」状態にあるドキュメントの画像データを読
み取り(ステップS407)、前記ステップS403で
記憶された宛先への送信を行う(ステップS408)。
【0029】図5は、上述したステップS407で起動
される、ドキュメントの画像データ読取動作手順を示す
フローチャートである。このフローチャートを実行する
ためのプログラムは、予め制御部104のROM104
bに格納される。
【0030】ステップS407において画像データ読取
処理のプログラムが起動されると、制御部104は、読
取部103が原稿上の画像データを読み取っていること
を示す読取中フラグがオンであるか否かを判別し(ステ
ップS501)、オンであるときは本処理を終了する。
また、オフであるときは、制御部104は、サービス管
理テーブルを検索して「読取待ち」状態にあるドキュメ
ントがあるか否かを判別し(ステップS502)、「読
取待ち」状態にあるドキュメントがサービス管理テーブ
ルに登録されていないときは、本処理を終了する。ま
た、「読取待ち」状態のドキュメントがある場合は、そ
のサービス管理番号を得た後(ステップS503)、読
取中フラグをオンにする(ステップS504)と共に、
原稿抑え部材113を図2(a)に示した(イ)の位置
にセットする(ステップS505)。
【0031】次に、制御部104は、自動原稿搬送部1
01を駆動して、原稿を搬送しながら読取部103によ
り1ページ目の原稿上の画像データの読み取りを開始す
る(ステップS506)。制御部104は、読取部10
3により読み取られた画像データを画像データ記憶部1
06の記憶領域に格納し、その記憶領域のアドレスをペ
ージ情報テーブルに記憶する。そして、該ページ情報テ
ーブルのポインタを、サービス管理テーブルの「ページ
情報テーブルポインタ」欄に登録する(ステップS50
7)。
【0032】ここで、制御部104は、原稿抑え部材1
13が図2(a)に示す(ロ)の位置にあるか否かを判
別し(ステップS508)、原稿抑え部材113が
(ロ)の位置にないときは、まだ当該ドキュメントの残
りの原稿があるので、画像データを格納した領域を示す
ページ情報テーブルに、「next pointer」を設定して、
ステップS506に戻り、次の原稿1ページ分の画像デ
ータの読取動作を行う。
【0033】一方、原稿抑え部材113が(ロ)の位置
にあるときは、当該ドキュメントの画像データ読取が終
了したと判断し、読取中フラグをオフにして(ステップ
S509)、サービス管理テーブルの「状態」を「送信
待ち」にする(ステップS510)。そして、ステップ
S408で行われる送信処理のためのプログラムを起動
した後(ステップS511)、ステップS501に戻
り、読取中フラグがオンでないときは、他に「読取待
ち」状態にあるドキュメントがあるか否かを判別し、
「読取待ち」状態にあるドキュメントがない場合は本処
理を終了する。
【0034】図6は、上述したステップS408におい
て起動される送信動作手順を示すフローチャートであ
る。このフローチャートを実行するためのプログラム
は、予め制御部104のROM104bに格納される。
【0035】ステップS511において送信処理プログ
ラムが起動されると、制御部104は、サービス管理テ
ーブルを検索し、「送信待ち」状態にあるドキュメント
があるか否かを確認する(ステップS601)。ここ
で、「送信待ち」状態のドキュメントがない場合は、本
処理を終了する。また、「送信待ち」状態のドキュメン
トがある場合は、制御部3は、当該ドキュメントのサー
ビス管理番号を得て(ステップS602)、そのサービ
ス管理番号に対応する宛先番号テーブルポインタが示す
宛先番号テーブルから、宛先番号を1つ得る(ステップ
S603)。
【0036】次に、制御部104は、ステップS603
で得られた宛先番号に対して発呼を行う(ステップS6
04)。宛先とつながると、ページ情報テーブルポイン
タが示すページ情報ポインタに登録されている画像デー
タ記憶部106内のアドレスから、画像データを取り出
して、通信制御部108から送信する(ステップS60
5)。
【0037】当該宛先への1ドキュメント分の画像デー
タの送信を終了すると、制御部104は、宛先番号テー
ブルに登録されているすべての宛先に対する送信を終了
したか否かを判別し(ステップS606)、終了してい
ないときは前記ステップS603に戻り、ステップS6
03からステップS606の手順を繰り返す。
【0038】すべての宛先に対する送信を終了したとき
は、サービス管理テーブルの「状態」欄を「空き」にし
て(ステップS607)、上述したステップS601に
戻って再度「送信待ち」状態にあるドキュメントがある
か否かを判別し、ない場合は本処理を終了する。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿抑え部材を用いて先に載置されたドキュメントとそ
の上に載置されたドキュメントとの境界を判別し、それ
ぞれのドキュメントに対応した送信予約を登録するよう
にしたので、複数のドキュメントが原稿台に載置された
場合でも、ドキュメント毎に画像データを読み取り、そ
の画像データの送信状態を管理することができる。これ
により、先に載置したドキュメントの画像データ読取動
作中であっても、次のドキュメントを原稿台に載置し
て、操作者による送信操作を実行することが可能とな
る。即ち、操作者は、次のドキュメントの送信予約を行
いたいときは、従来の送信予約機能を有するファクシミ
リ装置のように画像データの読取終了まで待たなくても
よく、送信操作等の作業をより効率的に行うことが可能
となる。
【0040】また、本実施例によれば、先に原稿台に載
置されたドキュメントの画像データ読取動作と次に原稿
台に載置されたドキュメントの送信操作とを連続して行
うだけでなく、従来の送信予約機能と同様に、先に原稿
台に載置されたドキュメントの送信動作と次に原稿台に
載置されたドキュメントの送信操作又は画像データ読取
動作とを連続して行うことも可能である。従って、ファ
クシミリ装置を用いて複数のドキュメントを複数の宛先
へ送信する場合の所要時間を短縮することが可能とな
る。
【0041】なお、本実施例においては、図2に示した
ように、原稿抑え部材は1つだけ設けられているが、原
稿抑え部材の設置数を増やすことにより、送信予約可能
なドキュメント数を増加させることも可能である。
【0042】また、ドキュメント境界認識部102は、
上述したように原稿抑え部材113の位置に基づいてド
キュメントの境界を認識したが、これに限定されないこ
とはいうまでもない。例えば、送信操作時に、操作者が
ドキュメントのページ数を登録し、原稿の画像データ読
取時に読み取られたページ数をカウントすることによ
り、ドキュメントの境界を認識することができる。
【0043】また、送信すべきドキュメントを原稿台に
載置する際に、特別な用紙(例えば磁気を帯びたものや
所定の金属により形成されたもの、あるいは読取部10
3により認識可能な特殊パターンを印刷したもの)をド
キュメントの間に挟み、ドキュメント境界認識部102
によりこれを検出するようにしても、ドキュメントの境
界を認識することができる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、送信
予約機能を有し、原稿上の画像データを読み取るために
原稿台に載置された原稿を自動的に搬送する自動原稿搬
送手段と、画像データを読み取る読取手段とを具備する
ファクシミリ装置において、前記原稿台に載置される複
数のドキュメントの境界を識別する識別手段を設け、予
約登録手段により前記複数のドキュメントのそれぞれに
対応した送信予約を登録するようにしたので、複数のド
キュメントが原稿台上に載置された場合にも、ドキュメ
ント毎に画像データを読み取り、その画像データの送信
状態を管理することができる。これにより、先に載置し
たドキュメントの画像データ読取動作中であっても、次
のドキュメントを原稿台に載置して、操作者による送信
操作を実行することが可能となる。即ち、操作者は、次
の送信予約を行いたいときは、画像データの読取終了ま
で待たなくてもよく、作業をより効率的に行うことがで
きるという効果が得られる。
【0045】また、先に原稿台に載置されたドキュメン
トの画像データ読取動作と次に原稿台に載置されたドキ
ュメントの送信操作とを連続して行うだけでなく、従来
の送信予約機能と同様に、先に原稿台に載置されたドキ
ュメントの送信動作と次に原稿台に載置されたドキュメ
ントの送信操作あるいは画像データ読取動作とを連続し
て行うことができる。従って、ファクシミリ装置を用い
て複数のドキュメントを送信する場合の所要時間を短縮
することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したドキュメント境界認識部により実
行される、複数のドキュメントの境界を認識する境界認
識動作を説明する図である。
【図3】図1のファクシミリ装置において送信が行われ
ている間に読み取られた原稿を管理するサービス管理テ
ーブルを説明するための概念図である。
【図4】画像データの送信を行うときの送信手順を示す
フローチャートである。
【図5】図4のステップS407において行われる、原
稿上の画像データ読取動作手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】図4のステップS408において行われる、送
信動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 自動原稿搬送部 102 ドキュメント境界認識部 (識別手段) 103 読取部 104 制御部 (予約登録手段) 113 原稿抑え部材 (識別部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信予約機能を有し、原稿上の画像デー
    タを読み取るために原稿台に載置された原稿を自動的に
    搬送する自動原稿搬送手段と、前記画像データを読み取
    る読取手段とを具備するファクシミリ装置において、 前記原稿台に載置される複数のドキュメントの境界を識
    別する識別手段と、 前記複数のドキュメントのそれぞれに対応した送信予約
    を登録する予約登録手段とを備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段は、前記複数のドキュメン
    トの間に識別部材を挿入することにより、前記境界を識
    別することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記識別手段は、前記複数のドキュメン
    トのそれぞれのページ数に基づいて、前記境界を識別す
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
JP6132624A 1994-05-23 1994-05-23 ファクシミリ装置 Pending JPH07321966A (ja)

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JP6132624A JPH07321966A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 ファクシミリ装置

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ID=15085680

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JP (1) JPH07321966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194505A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194505A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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