JPH07321790A - データ伝送システム - Google Patents
データ伝送システムInfo
- Publication number
- JPH07321790A JPH07321790A JP11507794A JP11507794A JPH07321790A JP H07321790 A JPH07321790 A JP H07321790A JP 11507794 A JP11507794 A JP 11507794A JP 11507794 A JP11507794 A JP 11507794A JP H07321790 A JPH07321790 A JP H07321790A
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- Japan
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- signal
- wireless
- unit
- data transmission
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユニット内の端末と無線送受信装置間の有線
通信路での信号の衝突を防止することのできるデータ伝
送システムを提供する。 【構成】 端末Tと無線送受信装置Sとが通信線Lにて
接続され1つのユニットU1〜U3を構成し、複数のユ
ニットU1〜U3間で無線信号により信号伝送を行うと
ともに、端末Tから無線送受信装置Sへの通信線Lによ
る信号伝送にはキャリアセンスが行われるようにしたデ
ータ伝送システムにおいて、あるユニットU1〜U3の
無線送受信装置Sで他のユニットU1〜U3の無線送受
信装置Sからの無線信号を受信したとき、受信してから
有線信号に変換され送出されるまでの処理に要する期
間、データ送信禁止信号生成部10からのデータ送信禁
止信号が通信線Lに送信されており、端末Tでのキャリ
アセンスが行われたとき、通信線L上にはデータ送信禁
止信号が伝送中なので、端末Tから有線信号が送出され
ることにより信号の衝突が起こることはないのである。
通信路での信号の衝突を防止することのできるデータ伝
送システムを提供する。 【構成】 端末Tと無線送受信装置Sとが通信線Lにて
接続され1つのユニットU1〜U3を構成し、複数のユ
ニットU1〜U3間で無線信号により信号伝送を行うと
ともに、端末Tから無線送受信装置Sへの通信線Lによ
る信号伝送にはキャリアセンスが行われるようにしたデ
ータ伝送システムにおいて、あるユニットU1〜U3の
無線送受信装置Sで他のユニットU1〜U3の無線送受
信装置Sからの無線信号を受信したとき、受信してから
有線信号に変換され送出されるまでの処理に要する期
間、データ送信禁止信号生成部10からのデータ送信禁
止信号が通信線Lに送信されており、端末Tでのキャリ
アセンスが行われたとき、通信線L上にはデータ送信禁
止信号が伝送中なので、端末Tから有線信号が送出され
ることにより信号の衝突が起こることはないのである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末と無線送受信装置
とが有線にて接続され1つのユニットを構成し、複数の
ユニット間で無線信号により信号伝送を行うようにした
データ伝送システムに関するものである。
とが有線にて接続され1つのユニットを構成し、複数の
ユニット間で無線信号により信号伝送を行うようにした
データ伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のデータ伝送システムは、ある端
末が通信中に他の端末がデータの送信を開始することに
より生じる信号の衝突をさけるため、キャリアセンスの
機能を有している。つまり、データを送信しようとする
端末は、使用予定の通信路の使用状況を観測することに
より、通信路が空き状態と判定したときにのみデータの
送信を開始する機能を用いて通信を行っていた。
末が通信中に他の端末がデータの送信を開始することに
より生じる信号の衝突をさけるため、キャリアセンスの
機能を有している。つまり、データを送信しようとする
端末は、使用予定の通信路の使用状況を観測することに
より、通信路が空き状態と判定したときにのみデータの
送信を開始する機能を用いて通信を行っていた。
【0003】そこで、近年、データ伝送システムの設置
の柔軟性、容易性および可搬性等を考慮して、無線化し
ようとする要求が高まっている。例えば、図3に示すよ
うに、有線通信路としての通信線Lを介して接続される
端末Tと無線送受信装置Sとで構成される3つのユニッ
トU1〜U3からなるデータ伝送システムにおいて、ユ
ニットU1〜U3内の端末Tと無線送受信装置Sとは通
信線Lを介して通信を行い、ユニットU1〜U3間の通
信は、各ユニットU1〜U3の無線送受信装置S間で、
無線通信路を介して無線信号により通信が行われる。無
線送受信装置Sは、自己の属するユニットU1〜U3内
の端末Tが送信してくるデータ信号を他のユニットU1
〜U3へ無線伝送するとともに、他のユニットU1〜U
3から送信されてきた無線信号を受信して、自己の属す
るユニットU1〜U3内の端末Tへ有線伝送する機能を
有している。ここで、端末Tおよび無線送受信装置Sの
各々に前記キャリアセンスの機能を適用するとすれば、
無線送受信装置Sにおいて、無線信号と有線信号の両方
からのデータ信号が集中することになり、大容量のメモ
リが必要となるが、不経済である。従って、端末Tでの
みキャリアセンスを行う方法が行われる。
の柔軟性、容易性および可搬性等を考慮して、無線化し
ようとする要求が高まっている。例えば、図3に示すよ
うに、有線通信路としての通信線Lを介して接続される
端末Tと無線送受信装置Sとで構成される3つのユニッ
トU1〜U3からなるデータ伝送システムにおいて、ユ
ニットU1〜U3内の端末Tと無線送受信装置Sとは通
信線Lを介して通信を行い、ユニットU1〜U3間の通
信は、各ユニットU1〜U3の無線送受信装置S間で、
無線通信路を介して無線信号により通信が行われる。無
線送受信装置Sは、自己の属するユニットU1〜U3内
の端末Tが送信してくるデータ信号を他のユニットU1
〜U3へ無線伝送するとともに、他のユニットU1〜U
3から送信されてきた無線信号を受信して、自己の属す
るユニットU1〜U3内の端末Tへ有線伝送する機能を
有している。ここで、端末Tおよび無線送受信装置Sの
各々に前記キャリアセンスの機能を適用するとすれば、
無線送受信装置Sにおいて、無線信号と有線信号の両方
からのデータ信号が集中することになり、大容量のメモ
リが必要となるが、不経済である。従って、端末Tでの
みキャリアセンスを行う方法が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、端末Tでの
みキャリアセンスを行うようにしていると、図4に示す
ように、例えば、ユニットU2とユニットU3との間で
無線通信が行われている場合、ユニットU1の無線送受
信装置Sでは、ユニットU2とユニットU3との間での
無線信号Aが無線通信路を介して受信される。無線送受
信装置Sは受信した無線信号Aを有線信号Cへの変換処
理等の信号処理を行った後、ユニットU1内の端末Tに
対して有線信号Cを送出する。ここで、無線送受信装置
Sでの前記信号処理の時間内に、ユニットU1内の端末
Tでキャリアセンスが行われると、有線通信路が空き状
態であると判定してしまい、端末Tから有線信号Dが送
出されることになり、無線送受信装置Sからの前記信号
処理後に送出される有線信号Cと衝突Eしてしまうとい
う問題があった。
みキャリアセンスを行うようにしていると、図4に示す
ように、例えば、ユニットU2とユニットU3との間で
無線通信が行われている場合、ユニットU1の無線送受
信装置Sでは、ユニットU2とユニットU3との間での
無線信号Aが無線通信路を介して受信される。無線送受
信装置Sは受信した無線信号Aを有線信号Cへの変換処
理等の信号処理を行った後、ユニットU1内の端末Tに
対して有線信号Cを送出する。ここで、無線送受信装置
Sでの前記信号処理の時間内に、ユニットU1内の端末
Tでキャリアセンスが行われると、有線通信路が空き状
態であると判定してしまい、端末Tから有線信号Dが送
出されることになり、無線送受信装置Sからの前記信号
処理後に送出される有線信号Cと衝突Eしてしまうとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、ユニット内の端末と無
線送受信装置間の有線通信路での信号の衝突を防止する
ことのできるデータ伝送システムを提供することにあ
る。
あり、その目的とするところは、ユニット内の端末と無
線送受信装置間の有線通信路での信号の衝突を防止する
ことのできるデータ伝送システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、端末と無線送受信装置とが有線にて接続され1つの
ユニットを構成し、複数のユニット間で無線信号により
信号伝送を行うとともに、端末から無線送受信装置への
有線による信号伝送にはキャリアセンスが行われるよう
にしたデータ伝送システムにおいて、前記無線送受信装
置が、他のユニットからの無線信号を受信する無線信号
受信部と、受信した無線信号を有線信号に変換する信号
変換部と、変換された有線信号を有線を介して端末に送
出する有線信号送信部と、端末からの有線信号を受信す
る有線信号受信部と、受信した有線信号を無線信号に変
換する信号変換部と、変換された無線信号を他のユニッ
トに送出する無線信号送信部を有してなるとともに、前
記無線信号受信部にて無線信号が受信されたとき、少な
くとも、該無線信号が有線信号に変換され有線信号送信
部から送出されるまでの所定期間、端末から有線信号が
送出されることのないようにするための有線信号の送出
を禁止するデータ送信禁止信号を生成するデータ送信禁
止信号生成部を付加し、前記データ送信禁止信号を前記
所定期間、端末に対して送出するようにしたことを特徴
とする。
は、端末と無線送受信装置とが有線にて接続され1つの
ユニットを構成し、複数のユニット間で無線信号により
信号伝送を行うとともに、端末から無線送受信装置への
有線による信号伝送にはキャリアセンスが行われるよう
にしたデータ伝送システムにおいて、前記無線送受信装
置が、他のユニットからの無線信号を受信する無線信号
受信部と、受信した無線信号を有線信号に変換する信号
変換部と、変換された有線信号を有線を介して端末に送
出する有線信号送信部と、端末からの有線信号を受信す
る有線信号受信部と、受信した有線信号を無線信号に変
換する信号変換部と、変換された無線信号を他のユニッ
トに送出する無線信号送信部を有してなるとともに、前
記無線信号受信部にて無線信号が受信されたとき、少な
くとも、該無線信号が有線信号に変換され有線信号送信
部から送出されるまでの所定期間、端末から有線信号が
送出されることのないようにするための有線信号の送出
を禁止するデータ送信禁止信号を生成するデータ送信禁
止信号生成部を付加し、前記データ送信禁止信号を前記
所定期間、端末に対して送出するようにしたことを特徴
とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のものにおいて、前記データ送信禁止信号の送出を、前
記端末と無線送受信装置との間のデータ送受信用の通信
路とは別の通信路を介して行うようにしたことを特徴と
する。
のものにおいて、前記データ送信禁止信号の送出を、前
記端末と無線送受信装置との間のデータ送受信用の通信
路とは別の通信路を介して行うようにしたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明は、端末と無線送受信装置
とが有線にて接続され1つのユニットを構成し、複数の
ユニット間で無線信号により信号伝送を行うとともに、
端末から無線送受信装置への有線による信号伝送にはキ
ャリアセンスが行われるようにしたデータ伝送システム
において、あるユニットの無線送受信装置で他のユニッ
トの無線送受信装置からの無線信号を受信したとき、受
信してから有線信号に変換され送出されるまでの処理に
要する期間、データ送信禁止信号生成部からのデータ送
信禁止信号が通信線に送信されており、端末でのキャリ
アセンスが行われたとき、通信線上にはデータ送信禁止
信号が伝送中なので、端末から有線信号が送出されるこ
とにより信号の衝突が起こることはないのである。
とが有線にて接続され1つのユニットを構成し、複数の
ユニット間で無線信号により信号伝送を行うとともに、
端末から無線送受信装置への有線による信号伝送にはキ
ャリアセンスが行われるようにしたデータ伝送システム
において、あるユニットの無線送受信装置で他のユニッ
トの無線送受信装置からの無線信号を受信したとき、受
信してから有線信号に変換され送出されるまでの処理に
要する期間、データ送信禁止信号生成部からのデータ送
信禁止信号が通信線に送信されており、端末でのキャリ
アセンスが行われたとき、通信線上にはデータ送信禁止
信号が伝送中なので、端末から有線信号が送出されるこ
とにより信号の衝突が起こることはないのである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、データ送信禁止信号が別の通信線を用いて
送出されるようにしているのである。
明において、データ送信禁止信号が別の通信線を用いて
送出されるようにしているのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明のデータ伝送システムに係る無線送受
信装置の一実施例を示すブロック図である。2は無線部
であり、アンテナ1で受信した無線信号を後述の無線信
号受信部3へ送るとともに、後述の無線信号送信部9か
ら送信された無線信号をアンテナ1へ送るものである。
3は無線信号受信部であり、無線部2から送られた無線
信号を受信するものである。4は信号変換部であり、無
線信号を有線信号に変換するものである。5は有線信号
送信部であり、変換された有線信号を送出するものであ
る。6は有線部であり、有線信号送信部5から送出され
た有線信号を有線伝送路としての通信線Lに送出すると
ともに、通信線Lを介して端末Tから伝送されてきた有
線信号を後述の有線信号受信部7に送るものである。7
は有線信号受信部であり、有線部6から送られた有線信
号を受信するものである。8は信号変換部であり、有線
信号を無線信号に変換するものである。9は無線信号送
信部であり、変換された無線信号を送出するものであ
る。
る。図1は本発明のデータ伝送システムに係る無線送受
信装置の一実施例を示すブロック図である。2は無線部
であり、アンテナ1で受信した無線信号を後述の無線信
号受信部3へ送るとともに、後述の無線信号送信部9か
ら送信された無線信号をアンテナ1へ送るものである。
3は無線信号受信部であり、無線部2から送られた無線
信号を受信するものである。4は信号変換部であり、無
線信号を有線信号に変換するものである。5は有線信号
送信部であり、変換された有線信号を送出するものであ
る。6は有線部であり、有線信号送信部5から送出され
た有線信号を有線伝送路としての通信線Lに送出すると
ともに、通信線Lを介して端末Tから伝送されてきた有
線信号を後述の有線信号受信部7に送るものである。7
は有線信号受信部であり、有線部6から送られた有線信
号を受信するものである。8は信号変換部であり、有線
信号を無線信号に変換するものである。9は無線信号送
信部であり、変換された無線信号を送出するものであ
る。
【0011】10はデータ送信禁止信号生成部であり、
無線信号受信部3からの無線信号を受信した旨の信号を
受信したとき、データ送信禁止信号を有線信号送信部5
を介して通信線Lに送出するものである。ここで、デー
タ送信禁止信号とは、自己のユニット内の端末Tがデー
タの送信をしないようにさせるための信号であり、少な
くとも、無線信号受信部3で無線信号が受信された時点
からその信号が有線信号に変換されて通信線Lに送出さ
れるまでの間、通信線Lに対して送出される。
無線信号受信部3からの無線信号を受信した旨の信号を
受信したとき、データ送信禁止信号を有線信号送信部5
を介して通信線Lに送出するものである。ここで、デー
タ送信禁止信号とは、自己のユニット内の端末Tがデー
タの送信をしないようにさせるための信号であり、少な
くとも、無線信号受信部3で無線信号が受信された時点
からその信号が有線信号に変換されて通信線Lに送出さ
れるまでの間、通信線Lに対して送出される。
【0012】次に、上述の実施例で示した無線送受信装
置を、図3に示したデータ伝送システムにおけるユニッ
トU1〜U3の無線送受信装置Sとして使用した場合の
動作を説明する。本データ伝送システムの端末Tにはキ
ャリアセンス機能が備わっているものとする。図2
(a)のタイムチャートに示すように、ユニットU2、
U3間で伝送される無線信号Aを傍受したユニットU1
では、この段階では傍受した無線信号Aがどのユニット
に宛てたものであるかが判断できないので、無線送受信
装置Sで受信し、受信した無線信号Aを有線信号Cに変
換して通信線Lを介して端末Tへ伝送するという処理が
行われる。ここで、無線信号Aを受信してから有線信号
Cに変換し、通信線Lに送出するまでの処理にはある程
度の時間がかかる。そこで、この処理が行われる期間、
データ送信禁止信号Bが通信線Lに対して出力されるの
である。この状態で、ユニットU1の端末Tから無線送
受信装置Sに対して信号Dを送出しようとしたとき、通
信線L上にはデータ送信禁止信号Bが流れているので、
キャリアセンス機能により信号Dの送出は一時的に中止
されることになり、信号C、Dの衝突が回避できるので
ある。
置を、図3に示したデータ伝送システムにおけるユニッ
トU1〜U3の無線送受信装置Sとして使用した場合の
動作を説明する。本データ伝送システムの端末Tにはキ
ャリアセンス機能が備わっているものとする。図2
(a)のタイムチャートに示すように、ユニットU2、
U3間で伝送される無線信号Aを傍受したユニットU1
では、この段階では傍受した無線信号Aがどのユニット
に宛てたものであるかが判断できないので、無線送受信
装置Sで受信し、受信した無線信号Aを有線信号Cに変
換して通信線Lを介して端末Tへ伝送するという処理が
行われる。ここで、無線信号Aを受信してから有線信号
Cに変換し、通信線Lに送出するまでの処理にはある程
度の時間がかかる。そこで、この処理が行われる期間、
データ送信禁止信号Bが通信線Lに対して出力されるの
である。この状態で、ユニットU1の端末Tから無線送
受信装置Sに対して信号Dを送出しようとしたとき、通
信線L上にはデータ送信禁止信号Bが流れているので、
キャリアセンス機能により信号Dの送出は一時的に中止
されることになり、信号C、Dの衝突が回避できるので
ある。
【0013】また、本発明に係る別の実施例を説明す
る。本実施例は、前記実施例において、データ送信禁止
信号の送出を通常のデータ信号の送信用の通信線Lとは
別の通信線L’により行うようにしたものである。この
場合は、図2(b)に示すように、データ送信禁止信号
B’の送出は、通信線L’に対して、他のユニットから
の無線信号Aを受信した時点から有線信号への変換処理
等の処理が終了した後、変換された有線信号Cが通信線
Lに送出されるまでの間、続けられるのである。端末T
はキャリアセンス機能により、有線信号Cが終了し、通
信線L上に信号がない状態になったとき、送信信号Dを
送出することができるのである。
る。本実施例は、前記実施例において、データ送信禁止
信号の送出を通常のデータ信号の送信用の通信線Lとは
別の通信線L’により行うようにしたものである。この
場合は、図2(b)に示すように、データ送信禁止信号
B’の送出は、通信線L’に対して、他のユニットから
の無線信号Aを受信した時点から有線信号への変換処理
等の処理が終了した後、変換された有線信号Cが通信線
Lに送出されるまでの間、続けられるのである。端末T
はキャリアセンス機能により、有線信号Cが終了し、通
信線L上に信号がない状態になったとき、送信信号Dを
送出することができるのである。
【0014】本実施例によれば、2本の通信線L、L’
を使用しているので、データ送信禁止信号B’の送出と
変換処理等の処理が終了した有線信号Cの送出とが別の
通信線により行われるので、送出信号の切り換えの必要
が不要となり、切り換えのために生じる間隙に端末Tが
送信を開始してしまうということもなくすことができる
のである。
を使用しているので、データ送信禁止信号B’の送出と
変換処理等の処理が終了した有線信号Cの送出とが別の
通信線により行われるので、送出信号の切り換えの必要
が不要となり、切り換えのために生じる間隙に端末Tが
送信を開始してしまうということもなくすことができる
のである。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、端末と無線送受信装置とが有線にて接続され1つ
のユニットを構成し、複数のユニット間で無線信号によ
り信号伝送を行うとともに、端末から無線送受信装置へ
の有線による信号伝送にはキャリアセンスが行われるよ
うにしたデータ伝送システムにおいて、あるユニットの
無線送受信装置で他のユニットの無線送受信装置からの
無線信号を受信したとき、受信してから有線信号に変換
され送出されるまでの処理に要する期間、データ送信禁
止信号生成部からのデータ送信禁止信号が通信線に送信
されるようにしたので、端末でのキャリアセンスが行わ
れたとき、通信線上にはデータ送信禁止信号が伝送中な
ので、端末から有線信号が送出されることにより信号の
衝突が起こることはなくなり、ユニット内の端末と無線
送受信装置間の有線通信路としての通信線上での信号の
衝突を防止することのできるデータ伝送システムが提供
できた。
れば、端末と無線送受信装置とが有線にて接続され1つ
のユニットを構成し、複数のユニット間で無線信号によ
り信号伝送を行うとともに、端末から無線送受信装置へ
の有線による信号伝送にはキャリアセンスが行われるよ
うにしたデータ伝送システムにおいて、あるユニットの
無線送受信装置で他のユニットの無線送受信装置からの
無線信号を受信したとき、受信してから有線信号に変換
され送出されるまでの処理に要する期間、データ送信禁
止信号生成部からのデータ送信禁止信号が通信線に送信
されるようにしたので、端末でのキャリアセンスが行わ
れたとき、通信線上にはデータ送信禁止信号が伝送中な
ので、端末から有線信号が送出されることにより信号の
衝突が起こることはなくなり、ユニット内の端末と無線
送受信装置間の有線通信路としての通信線上での信号の
衝突を防止することのできるデータ伝送システムが提供
できた。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、データ送信禁止信号が別の通信線を用いて
送出されるようにしているので、送出信号の切り換えの
必要が不要となり、切り換えのために生じる間隙に端末
が送信を開始してしまうということもなくすことができ
るのである。
明において、データ送信禁止信号が別の通信線を用いて
送出されるようにしているので、送出信号の切り換えの
必要が不要となり、切り換えのために生じる間隙に端末
が送信を開始してしまうということもなくすことができ
るのである。
【図1】本発明の一実施例に係る無線送受信装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】同上に係るタイムチャートである。
【図3】本発明のデータ伝送システムの概略構成図であ
る。
る。
【図4】従来例に係るタイムチャートである。
1 アンテナ 2 無線部 3 無線信号受信部 4 信号変換部 5 有線信号送信部 6 有線部 7 有線信号受信部 8 信号変換部 9 無線信号送信部 10 データ送信禁止信号生成部 L、L’ 通信線 S 無線送受信装置 T 端末 U1〜U3 ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 端末と無線送受信装置とが有線にて接続
され1つのユニットを構成し、複数のユニット間で無線
信号により信号伝送を行うとともに、端末から無線送受
信装置への有線による信号伝送にはキャリアセンスが行
われるようにしたデータ伝送システムにおいて、前記無
線送受信装置が、他のユニットからの無線信号を受信す
る無線信号受信部と、受信した無線信号を有線信号に変
換する信号変換部と、変換された有線信号を有線を介し
て端末に送出する有線信号送信部と、端末からの有線信
号を受信する有線信号受信部と、受信した有線信号を無
線信号に変換する信号変換部と、変換された無線信号を
他のユニットに送出する無線信号送信部を有してなると
ともに、前記無線信号受信部にて無線信号が受信された
とき、少なくとも、該無線信号が有線信号に変換され有
線信号送信部から送出されるまでの所定期間、端末から
有線信号が送出されることのないようにするための有線
信号の送出を禁止するデータ送信禁止信号を生成するデ
ータ送信禁止信号生成部を付加し、前記データ送信禁止
信号を前記所定期間、端末に対して送出するようにした
ことを特徴とするデータ伝送システム。 - 【請求項2】 前記データ送信禁止信号の送出を、前記
端末と無線送受信装置との間のデータ送受信用の通信路
とは別の通信路を介して行うようにしたことを特徴とす
る請求項1記載のデータ伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11507794A JPH07321790A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | データ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11507794A JPH07321790A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | データ伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321790A true JPH07321790A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14653616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11507794A Withdrawn JPH07321790A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | データ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07321790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000134220A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-12 | Toshiba Tec Corp | 無線通信システム |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11507794A patent/JPH07321790A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000134220A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-12 | Toshiba Tec Corp | 無線通信システム |
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