JPH07321082A - 基板の洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

基板の洗浄方法および洗浄装置

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JPH07321082A
JPH07321082A JP11550194A JP11550194A JPH07321082A JP H07321082 A JPH07321082 A JP H07321082A JP 11550194 A JP11550194 A JP 11550194A JP 11550194 A JP11550194 A JP 11550194A JP H07321082 A JPH07321082 A JP H07321082A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間絶縁膜の平坦化ポリッシング後、基板上
に残留する研磨剤粒子を除去するための基板洗浄方法と
洗浄装置を提供する。 【構成】 基板保持盤2を電解イオン水13と窒素ガス
27との同時吹き付けにより洗浄した後、基板1の裏面
の外周部を保持して基板1を回転させ、かつ基板裏面に
水流による保護液膜を形成した状態で、回転ブラシ28
による基板1の粗洗浄工程を行い、さらにイオン水13
と窒素ガス27を回転している基板に同時に吹き付け、
基板表面に残留するシリカ粒子を円心力で外部にはねと
ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の表面の洗
浄方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ内に集積するトランジスタ数の増
大にともなって、それらを接続するための配線密度が急
増し、配線の多層化(4〜5層)は必須となっている。
多層配線間は層間絶縁膜で分離されており、この層間絶
縁膜表面には下地配線パターンを反映した凹凸が存在す
るが、上層配線パターンを形成する際に凹凸を効率良く
除去して、層間膜表面を平坦にする必要がある。この平
坦化工程に、シリカ粒子を研磨剤としたスラリーによる
化学・機械研磨法(CMP:ChemicalMech
anical Polishing)が用いられている
(林、特願平4−94677号明細書=特開平5−31
5308号公報)。
【0003】ところで、CMP後層間絶縁膜上に付着し
ているシリカ粒子等の研磨剤を除去する必要がある。従
来の基板洗浄方法として、いろいろな方法が用いられて
いるが、それらは主にデバイスの形成されていない半導
体基板をポリッシングした後の洗浄方法に関するもので
ある。例えば、バーシ(特開昭56−45295号公
報)は、シリカ基板をシリカスラリーでポリッシングし
た後、第4アンモニウムを塩水溶液に浸すことで、シリ
コン(Si)表面に付着したシリカ粒子を洗浄・除去す
る方法を提示しているが、層間絶縁膜(SiO2 )上の
シリカ粒子を除去する方法は提示されていない。すなわ
ち、層間膜平坦化CMPとは、すでに配線層等のデバイ
スがつくり込まれてある基板をポリッシングするわけで
あって、従来の基板洗浄方法を利用できるものではな
い。
【0004】さて、層間絶縁膜平坦化CMP後の基板洗
浄に関する従来技術としては、マリク(F.A.Mal
ik、USP5,078,801)が、基板をpH=1
0のKOH水溶液に浸すことで、シリカ粒子表面と層間
絶縁膜(SiO2 )表面にOH- 基を吸着させ、電気的
反発力でシリカ粒子を除去する方法を提示している。ま
た、中島ら(特願平5−105991号明細書)は、電
解イオン水に基板を浸すことで、層間絶縁膜上からシリ
カ粒子を除去する方法を提示している。さらに、中島ら
(特願平5−334159号明細書)で、酸素プラズマ
中に基板を保持することで、層間絶縁膜上からシリカ粒
子を除去する方法を提示している。
【0005】一方、和田ら(特願平1−5162号明細
書=特開平2−185032号公報)は、基板表面から
のシリカ粒子洗浄・除去方法とは明記していないが、基
板表面に薬液を供給する方法として、図4に示す方法を
提示している。すなわち、基板(ウェハ)1を中心軸3
4で保持して自転させながら、その保持面に水流35の
保護層を形成した状態で、その反対面に洗浄液36を供
給する。
【0006】図5は、この和田らの発明による基板洗浄
装置の構成を示す断面図である。基板1の裏面を中心軸
で自転させながら、基板1の表面は、洗浄液供給管13
より洗浄液が排出され、裏面は真空チャック20で基板
裏面の中心部を保持している。また軸21は真空吸着2
0とモータ22に連結され基板1を回転する。基板1の
吸着方法は、ポンプ(図示なし)から減圧ケース23と
軸21の中心に設けられた穴24を介して行っている。
また裏面保護液は、給水ケース25より給水穴26を介
して基板1の裏面に接液される。この装置を用いた基板
洗浄方法では、基板が回転しているので、基板の表面洗
浄液がその裏面となる基板保持面に回り込みにくいのみ
ならず、保持面が液体(純水)の保護層で覆われている
ため、表面洗浄液が直接触れることはないため、基板保
持面の汚染はないとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た層間絶縁膜の平坦化CMP後の基板洗浄方法には、以
下に述べる課題があった。まず、CMP後の基板をKO
H水溶液に浸すと、層間絶縁膜の下地デバイス層へのカ
リウム汚染の原因となるといった課題があった。また、
KOH水溶液に浸した基板を取り出す際、基板表面へシ
リカ粒子が再付着してしまう。基板を電解イオン水に浸
した場合であっても同様であり、粒子の再付着はさけら
れない。また、酸素プラズマを用いる方法では、基板表
面から離脱した微粒子がプラズマチャンバーの内壁に付
着して、プラズマチャンバーを汚染するといった課題が
ある。また、図5に示した洗浄装置を用いた場合、洗浄
液に含まれる粒子の再付着はないが、基板中心部で基板
を保持していたため、基板保持機構部との接触による傷
の発生や粒子付着等の汚染が基板中心部に発生するとい
った課題があった。
【0008】本発明の目的は、従来の上記欠点を解消し
て、基板保持面を破損させず、また微粒子を再付着させ
ることもなく、基板を洗浄する方法および装置を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転している
基板に、洗浄液とガスを同時に吹き付ける工程を特徴と
する基板の洗浄方法である。さらに、基板の外周部のみ
を保持した状態で、かかる保持面に保護液を供給しなが
ら基板を洗浄する方法である。さらに、基板回転・保持
機構部に洗浄液とガスを同時に吹き付けて洗浄する工程
と、回転している基板に洗浄液を供給しながら軟質材料
で擦る工程後に、洗浄液とガスを吹き付ける一連の工程
かとからなる基板の洗浄方法である。また、上述した一
連の洗浄方法において、洗浄液として電解イオン水を用
いる基板の洗浄方法である。
【0010】また、本発明の基板の洗浄装置では、基板
裏面の外周部を保持して自転させる保持・回転機構と、
基板保持面に保護液または保護ガスを供給して保持面に
保護液または保護ガスの膜を形成する機構と、洗浄液と
ガスを吹き付ける機能を備えたことを特徴とし、さらに
は、基板表面を軟質材料で擦る機能と軟質材料部自体を
洗浄する機能をも備えたことを特徴とする洗浄装置であ
る。
【0011】
【作用】本発明では、回転している基板に洗浄水とガス
を同時に供給することで、まずガスの吹き付けにより基
板表面から離脱したシリカ粒子が、基板の回転により基
板外周部に向かう洗浄水流に乗って基板から連続的に除
去される。このため、シリカ粒子が基板表面に再付着す
ることはない。さらに、基板保持面に純水等の保護液を
供給することで、洗浄液が基板裏面に回り込んで、微粒
子が基板裏面に再付着することはない。また、基板保持
・回転機構部に洗浄水とガスを同時に吹き付けて、予め
基板保持・回転機構部に付着している微粒子を除去する
ことで、基板の保持に伴う基板保持面の汚染を回避して
いる。さらに、予め洗浄された軟質材料で基板表面を擦
る工程で、基板表面のシリカ粒子をある程度除去してお
けば、それに続く洗浄水とガスを同時に吹き付けること
による基板の洗浄工程の処理時間を短縮できる。また洗
浄水として基板表面からの微粒子剥離作用の大きい電解
イオン水を用いることで、洗浄処理時間をさらに短縮で
きる。
【0012】また、本発明による洗浄装置を用いること
で、基板保持・回転機構部の洗浄、該保持面に保護液膜
を形成、流体とガスを吹き付けることによる基板表面の
洗浄といった単位操作を一連の工程として行えるととも
に、基板裏面すなわち基板保持面の外周部を保持してい
るため、基板保持中心面の破損あるいは微粒子の付着が
なく基板洗浄処理が行える。さらには、基板表面を軟質
材料での擦りと軟質材料部自体を洗浄といった単位操作
を一連の工程として行える。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明による基板洗
浄装置の実施例を示す断面正面図である。基板1表面に
洗浄液供給管13より洗浄液が排出され、裏面は基板外
周が保持可能で中央が座ぐりになっている基板保持盤2
によって保持されている。基板1は、モータ8から主軸
3を介して回転する。ガス供給管27より窒素ガスが基
板表面に吹き付けられるが、洗浄液供給管13とガス供
給管27を基板内に往復運動させる機構(図示せず)が
具備されているため、洗浄液および吹き付けガスは、基
板全面に対して均一に供給されるように配慮されてい
る。窒素ガスはフィルタを通してパーティクルを除去し
た高純度窒素であり、半導体製造工程で通常用いるもの
である。
【0015】主軸3の中心部分にはT型穴7が設けられ
ており、この穴7は減圧ケース6および排気管5を介し
て外部の真空ポンプ(図示せず)に接続される。主軸3
と減圧ケース6の間は気密に且つ回転可能な構造となっ
ているため、回転する基板1を真空チャックによって保
持することができる。基板保持盤2の外周部に配置され
た給水ケース9で、給水管10により外部から供給され
た純水は、給水穴8を介して給水ケース9の内部に入り
基板1の裏面に排出され、基板1の遠心力により基板1
の裏面に水の層を形成する。この時、基板1の裏面には
基板中心から外側に向かう水の流れがあるため、洗浄液
は裏面に回り込むことはない。廃液は、回収するための
受け皿11と廃液管12を介して外部に排出する。14
は主軸に洗浄液および純水が侵入しないようにエアーを
吐き出す排出管で、外部から供給されたエアーは基板保
持盤2の外周に吐き出される。
【0016】このような装置構造により、基板保持によ
る基板裏面の損傷がなく、また基板裏面に洗浄液が回り
込むことなく、基板表面に洗浄液およびガスを吹き付け
て、基板表面の洗浄が可能となる。
【0017】(実施例2)図2は、実施例1で述べた基
板洗浄装置に回転ブラシ洗浄機能が付加された装置を用
いた場合の基板洗浄工程の模式図である。ここでは、ま
た洗浄水として電解イオン水を用いた場合の実施例につ
いて述べる。なお、電解イオン水は、以下に述べる方法
で製造される。まず、多孔質の膜で隔てられた水槽に、
陰電極および陽電極の設置された連続給水式電解イオン
水生成装置に直流電界を印加する。電気分解は開始する
と、陰極にH+ イオンが引き寄せられて電子を受け取っ
てH2 ガスとなり放出されるが、H+ イオンの減少に対
応してOH- イオンが残り、陰極水はアルカリ性を示
す。同様な理由により、陽極では酸素ガス放出でOH-
イオンの減少に対応して陽極水は酸性となる。酸化還元
単位が−800mV(還元側)の陰極水であるアルカリ
性イオン水を用いた場合、層間絶縁膜(SiO2)表面
と研磨剤粒子(シリカ粒子:SiO2 )の表面にOH-
基が吸着し、基板表面と研磨剤粒子表面が負に帯電する
ことで電気的に反発しあって、基板表面からシリカ粒子
が離脱しやすいといった特徴を有する。
【0018】図2(A)を用いて装置構成を説明する
と、ここでは図1に示した基板装置(ここでは、ウェハ
保持盤2、洗浄液供給管13とガス供給間27のみを表
示)に、回転ブラシ28とブラシ洗浄漕29とが一体に
なっている。ブラシ洗浄漕には、常時純水が通水されて
おり、ブラシに付着した微粒子を洗い流すように工夫さ
れている。なお、ここでブラシ洗浄漕に超音波振動を与
え、回転ブラシ28の洗浄効率を上げることもできる
し、また純水の代わりに電解イオン水を通水してもよ
い。通常、回転ブラシ28はブラシ洗浄漕29中で待機
している。この時、洗浄液供給管13とガス供給管27
より、洗浄液(例えば、前述のアルカリ性イオン水)と
窒素ガスが吹き付けられて、ウェハ保持盤2の洗浄が行
われている。洗浄液供給管13とガス供給管27の移動
速度は、1分間に基板の直径方向を10〜30回往復す
る程度であるが、この移動速度に制限があるわけではな
い。この際のウェハ保持盤2の回転速度は、300〜2
000rpm程度であるが、この回転速度にも制限はな
い。洗浄液の供給量は100〜500ml/min程度
である。洗浄液および窒素ガスの供給管の先端内径は1
〜2mm程度としているが、ここで肝要なことは、洗浄液
およびガスを勢いよく噴出させることである。ウェハ保
持盤2の洗浄時間は、1〜5分程度が適当である。この
ウェハ保持盤洗浄工程を行うことで、ウェハ保持による
基板裏面の汚染を回避している。
【0019】次に、図2(B)に示すように、基板1を
保持盤2に吸着させて回転させ、表示を回転ブラシ28
で粗洗浄する。この回転ブラシによる粗洗浄の際にも、
洗浄液供給管13より電解イオン水を供給して、基板か
らのシリカ等の微粒子の離脱を促進させる。回転ブラシ
28の回転速度は、500〜2000rmpが適当であ
る。なお、図示していないが、この実施例でも、電解イ
オン水を供給する際、基板裏面には給水ケース9(図1
参照)から純水が供給され、洗浄水が裏面に回り込まな
いようにしている。ポリッシング後の層間絶縁膜表面に
は、研磨剤粒子が10万個(6インチ基板上)以上の微
粒子が付着しているため、この粗洗浄工程は非常に重要
である。この粗洗浄工程で、0.5μm 程度以上の比較
的大きな粒子を除去する。
【0020】次に、図2(C)に示すように、基板表面
に電解イオン水と窒素ガスを同時に吹き付ける。この窒
素ガスを同時に吹き付けることは、極めて重要である。
例えば、イオン水のみで洗浄を行った場合、0.3μm
以上の微粒子(シリカ凝集粒子)が6インチ基板上に1
000個以上も残っていたが、窒素ガスを同時に吹き付
けることで、100個程度以下にすることができた。こ
の工程での微粒子の除去メカニズムは明らかになってい
ないが、次のように推定している。まず、窒素ガスの吹
き付けにより、微粒子を基板表面より浮き上がらせ、こ
の微粒子をイオン水で基板外に流し出す。アルカリ性イ
オン水を用いた場合、微粒子表面および層間絶縁膜表面
に選択的に吸着した負イオンによる反発力により、微粒
子が層間絶縁膜表面に再付着することを防いでいるもの
と考えられる。なお、この際回転ブラシ28をブラシ洗
浄漕29で洗浄しておく。CMP後の基板表面には、数
万個の微粒子が付着しており、回転ブラシ洗浄後に多数
の微粒子がブラシに付着している。このため、回転ブラ
シからの微粒子再付着による汚染を回避するため、回転
ブラシを洗浄しておく必要がある。
【0021】以上述べたように、層間絶縁膜平坦化CM
P後の層間絶縁膜表面に付着した研磨剤粒子(ここで
は、シリカ粒子)を除去するには、基板裏面に保護水
(純水)を供給しながら、膜基板保持盤の洗浄、回転ブ
ラシによる回転基板の粗洗浄、イオン水と窒素の吹き付
けによる回転基板の洗浄を行うことが肝要であり、図2
に示した構成の装置を用いることで、これらの工程を連
続して行うことができる。さらに、図3に示したよう
に、溝32の形成された層間絶縁膜上にアルミ膜30等
の金属薄膜を形成した後(図3(A))、ポリッシング
で金属薄膜を除去して溝部に金属を埋め込んだ基板表面
には(図3(B))、研磨剤粒子(ここでは、シリカ粒
子33)が基板表面に付着しているが、図2に示した基
板の洗浄方法で除去できる。なお研磨の対象はアルミ膜
に限らず、タングステン、モリブデン、タンタルなどの
他の金属でもよく、またシリサイド、ポリシリコン、単
結晶シリコン等でもよいことは自明である。
【0022】また、無塵布で基板を拭けば、基板に付着
した研磨剤粒子をある程度除去できるので、前述の回転
ブラシによる基板の粗洗浄工程を省略することもでき
る。
【0023】また、洗浄液として電解イオン水を用いた
実施例を述べたが、アンモニアや酢酸アンモニウムある
いはアミン等を純水に溶解させた弱アルカリ性水溶液
や、酢酸、硝酸や塩酸を純水に溶解させた弱酸性水溶液
であってもよい。また、洗浄水と同時に吹き付けるガス
としては、コスト上あるいは安全上窒素ガスが望ましい
が、高純度のアルゴンや酸素、空気等であってもかまわ
ない。さらに、洗浄液の供給方法としてウェハ中心部に
集中して供給する方法を示しているが、ウェハ全面に供
給できるならば多数箇所からの供給やシャワー状に供給
しても良い。又、非加工面に供給する流体も水以外の流
体、例えばN2 ガス、アルゴンガス、空気等の気体を用
いても良い。
【0024】また実施例では基板のパターンを形成した
側の面を洗浄する場合を述べたが、パターンの形成され
ていない側の面を洗浄する場合にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、基板裏面に保護水
(純水)を供給しながら、膜基板保持盤の洗浄工程、回
転ブラシによる回転基板の粗洗浄工程、イオン水とガス
の吹き付けによる回転基板洗浄工程を連続的に行うこと
で、層間絶縁膜などの平坦化CMP後の絶縁膜表面に付
着した多数の研磨剤粒子(例えば、シリカ粒子)を効率
良く除去することができる。また本発明の装置を用いる
ことで、これらの工程を連続して行うことができる。ポ
リッシング後の基板上に残留する研磨剤粒子が除去され
ることで、平坦化された層間絶縁膜に新たな配線層を形
成する際の製造歩留まりが著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の一実施例を示す断面正面図
である。
【図2】本発明の洗浄方法の一実施例を示す断面工程図
である。
【図3】金属埋め込み配線基板に、本発明による洗浄方
法を適用して実施例を示す工程断面図である。
【図4】従来の基板洗浄方法の概略図である。
【図5】従来の基板洗浄装置の断面正面図である。
【符号の説明】
1 ウェハ 2 ウェハ保持盤 3 主軸 4 モータ 5 排気管 6 減圧ケース 7 T型穴 8 給水穴 9 給水ケース 10 供給管 11 受け皿 12 廃液管 13 洗浄液供給管 14 排出管 20 真空チャック 21 軸 22 モータ 23 減圧ケース 24 穴 25 給水ケース 26 給水穴 27 ガス供給管 28 回転ブラシ 29 ブラシ洗浄層 30 アルミ膜 31 層間絶縁膜 32 溝 33 シリカ粒子 34 回転保持部 35 水流 36 洗浄液流

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転している基板に、洗浄液とガスを同時
    に吹き付ける工程を有する基板の洗浄方法。
  2. 【請求項2】基板表面の薄膜を研磨し、研磨後基板表面
    に残留した研磨粒子を、基板を回転させ洗浄液とガスを
    同時に吹き付けることで除去する基板の洗浄方法。
  3. 【請求項3】研磨後基板表面に絶縁膜が露出し、その絶
    縁膜上に残留する研磨粒子を除去する請求項2に記載の
    基板の洗浄方法。
  4. 【請求項4】基板回転・保持機構部に洗浄液と高圧ガス
    を同時に吹き付けて洗浄する工程と、前記基板回転・保
    持機構部に保持されて回転している基板に洗浄液を供給
    しながら軟質材料で擦る粗洗浄工程と、洗浄液とガスを
    吹き付ける洗浄工程と、を有する請求項1、2または3
    に記載の基板の洗浄方法。
  5. 【請求項5】基板保持面に保護流体を供給して洗浄液が
    前記保持面に回らないようにしながら洗浄を行う請求項
    1、2、3または4に記載の基板の洗浄方法。
  6. 【請求項6】洗浄液として、電解イオン水を用いる請求
    項1、2、3、4または5に記載の基板の洗浄方法。
  7. 【請求項7】基板の外周部のみを保持した状態で基板を
    回転させる請求項1、2、3、4、5または6に記載の
    基板の洗浄方法。
  8. 【請求項8】基板裏面外周部を保持して自転させる保持
    ・回転機構と、この基板保持面に保護流体を供給するこ
    とで保護流体の膜を形成する機構と、基板表面に流体と
    ガスを吹き付ける機能を備えた基板の洗浄装置。
  9. 【請求項9】基板表面を軟質材料で擦る機能と、かかる
    軟質材料部自体を洗浄する機能を備えた請求項8に記載
    の基板の洗浄装置。
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