JPH07320444A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH07320444A
JPH07320444A JP13242794A JP13242794A JPH07320444A JP H07320444 A JPH07320444 A JP H07320444A JP 13242794 A JP13242794 A JP 13242794A JP 13242794 A JP13242794 A JP 13242794A JP H07320444 A JPH07320444 A JP H07320444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifter
disk
case
shaped medium
disk cartridge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13242794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ikebe
優 池辺
Tsuichi Sato
津一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、リフターと対向する部分に
着目し、簡単な構造でエラーの発生を防止できるディス
クカートリッジを提供することである。 【構成】 本発明のディスクカートリッジ10は、磁気
ディスク50を、内面にリフター31が取り付けられこ
れを覆って下ライナー41が貼り付けられた下ケース3
0と、リフター31と向き合う位置に多数の円柱状突起
21を形成されこれを覆って上ライナー40が貼り付け
られた上ケース20と、で収容する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクカートリッジ
に関し、更に詳しく言うと、磁気ディスクのクリーニン
グ性能を向上させたディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来技術と解決課題】一般に、ディスクカートリッジ
は、図1のように、ケース20、30内部に磁気ディス
ク50が回転自在に収容され、該ケース20、30に形
成された矩形窓4から該磁気ディスク50に情報を記録
し、この記録情報をその後再生するために保存しておく
ものである。そして、該ケース20、30の内面には、
例えば、熱可塑性繊維を含む不織布からなるライナー4
0、41が取り付けられており、このライナー40、4
1が磁気ディスク50に接触することによって磁気ディ
スク50に付着した微小な塵埃等を除去して、ドロップ
アウト等のエラーが生じないようになされている。
【0003】従来のディスクカートリッジ(実公平6−
4467)では、ライナーを磁気ディスクに密着させる
ために、下ケース30には弾性力のあるリフター31
(図1)を、上ケース20’には複数の線状突起8(図
5)を設けて、これらの部分でそれぞれの関連ライナー
40、41を押圧(上下に挟む格好)して磁気ディスク
50をクリーニングするようになっていた。
【0004】しかしながら、従来の構造では線状突起の
間に隙間があるために、同心円状の多数の記録部分をす
べて押圧できなかった。そのために、部分的にドロップ
アウトによるエラーが発生しやすいという問題があっ
た。
【0005】したがって、本発明の目的は、リフターと
対向する部分に着目し、簡単な構造でエラーの発生を防
止できるディスクカートリッジを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様のデ
ィスクカートリッジは、内部にディスク状媒体を回転可
能に収容し、前記ディスク状媒体に対向するケース内面
にライナーを貼り付け、前記ケース内面と前記ライナー
の間であって一方の内面にリフターを設け、前記リフタ
ーと対向する他方のケース内面には多数の点状突起を設
置してあり、前記点状突起は前記ディスク状媒体に対す
る接触領域において半径方向に隙間を生じないようにし
てある。本発明の別の態様のディスクカートリッジで
は、上記態様に加えて、前記突起を前記ディスク状媒体
の記録部最内周半径ri より前記ディスク状媒体と前記
ケースの半径方向の遊びrc を引いた位置よりも少なく
とも内周側から、記録部最外周半径ro にディスク状媒
体とケースの半径方向の遊びrc を加えた位置よりも少
なくとも外周側まで、に配置している。本発明のさらに
別の態様のディスクカートリッジでは、上記二つの態様
に加えて、前記点状突起は、高さが0.1〜0.5mm
の範囲で、直径が0.5〜1.0mmの範囲である。
【0007】
【実施例】図1は、3.5インチのフロッピーディスク
(MFD)の分解図であり、これに適応した場合の実施
例を図面に基づいて説明する。図2は、上ケース20と
下ケース30それぞれの内部を示すと共に、下ケース3
0ではこれの内面に取りつけられるリフター31を破線
で示し、上ケース20では磁気ディスク50を説明の都
合上透明と仮定して描いてある本発明のディスクカート
リッジ10の内部平面図である。本発明のディスクカー
トリッジ10は、図1及び2のように、磁気ディスク5
0を、従来の構造と同様で内面にリフター31が取り付
けられこれを覆って下ライナー41が貼り付けられた下
ケース30と、リフター31と向き合う位置に多数の円
柱状突起21を形成されこれを覆って上ライナー40が
貼り付けられた上ケース20と、で収容する構成であ
る。
【0008】リフター31側の下ケース30については
後述するが従来とほぼ同様なので対向する上ケース20
を中心に説明する。リフター31と対向する上ケース2
0の内面には、直径0.5〜1.0mmで高さ0.1〜
0.5mmの略円柱状突起21(図4参照)を複数個、
無秩序で半径方向に配置する。直径について、細いと耐
久性がなく(変形など)、太いとケース表面にひけが発
生するのでこの位が良好である。高さについては、リフ
ターとの隙間を小さくするために高くし、MFDの場合
上記数値位に設定すると、トルクやクリーニング効果に
おいて良好な結果が得られる。この円柱状突起21部分
で、これを覆っている上ライナー40を下方に押圧して
盛り上げて磁気ディスク50の上面に密接させ磁気ディ
スク50に付着した塵埃を除去する。なお、図2(a)
と図3を参照して、最内周記録トラック半径をri 、最
外周トラック半径をro 、記録再生装置に装着した状態
でのケースと媒体の半径方向の遊びをrc とすると、円
柱突起21の配置箇所は、ディスクの内周側については
少なくとも(ri −rc )mm以下、外周側については
少なくとも(ro +rc )mm以上にするのが良い。こ
れにより、(ro −ri )に位置する記録トラックを確
実にカバーできる。なお、rc は、次式で表される。
【数1】rc =(dh −ds )/2 ここで、dh とds とは、それぞれ図3のような、磁気
ディスク50の中心ハブ60の凹部内径とシェル環状リ
ブ70の外径である。なお、ハブ60は両面テープ80
により、磁気ディスク内周部分に接着される。また、突
起を無秩序に配置するのは、記録トラック全ての範囲を
必ず突起で押圧するためである。仮に突起を決まった間
隔を置いて整列させると、突起間に半径方向の隙間が生
じて、従来の線状突起の欠点を解決することにならな
い。したがって、無秩序といっても、ディスクに対する
接触領域が半径方向に隙間を生じないように突起を配置
しなければならない。
【0009】最後に、下ケース30について触れる。下
ケース30には、図1のように、プラスチック薄片から
形成されるリフター31がその一端32で取り付けられ
る。リフター31は、一端32が下ケース30の内面3
7に固定されて、他端33が自由端になって全体として
弾性を持つに至り、下ライナー41を押し上げるように
働く。この押し上げ効果により、リフター31と円柱突
起21とが協同してそれぞれの関連ライナーを押圧して
磁気ディスクを挟んでそれぞれの面に付着している塵埃
を除去する。付け加えると、円柱状突起21の直径は、
一律に限定するものではなく、都合に合わせて、大きさ
に差を設けることも考えられる。
【0010】
【発明の効果】以上説明した構造を設けることにより、
内周から外周の全ての記録トラックをリフターと円柱状
突起により適切に押圧できるのでライナーによるクリー
ニング効果が向上しドロップアウトを防止できるのでエ
ラーの発生がなくなり信頼性の高いディスクカートリッ
ジを提供できる。
【0011】本発明の好ましい実施例と現在考えられる
ものを図示し説明してきたけれども、当業者であれば、
本発明の技術思想から逸脱することなく種々の変更及び
修正が可能であることは明白であろう。かかる変更及び
修正は全て本発明の技術思想に包含されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロッピーディスク(MFD)の分解図であ
る。
【図2】(a)は本発明のディスクカートリッジの上ケ
ースの内部平面図であり、(b)は本発明のディスクカ
ートリッジの下ケースの内部平面図である。
【図3】ハブの凹部外径dh とシェル環状リブの外径d
s とから、ケース及び媒体の半径方向の遊びをrc を導
き方を説明するためのフロッピーディスクのハブ付近の
縦断面図である。
【図4】図2の線A−Aによる円柱状突起の断面図であ
る。
【図5】従来のフロッピーディスクに使用されていた線
状突起群を備える下ケースの斜視図である。
【符号の説明】
4 矩形窓 8 線状突起 10 ディスクカートリッジ 20 上ケース 21 円柱状突起 30 下ケース 31 リフター 32 リフターの固定端 33 リフターの自由端 37 下ケースの内面 40、41 ライナー 50 磁気ディスク 60 ハブ 70 シェル環状リブ 80 両面接着テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にディスク状媒体を回転可能に収容
    し、前記ディスク状媒体に対向するケース内面にライナ
    ーを貼り付け、前記ケース内面と前記ライナーの間であ
    って一方の内面にリフターを設けたディスクカートリッ
    ジにおいて、 前記リフターと対向する他方のケース内面に多数の点状
    突起を設置し、前記点状突起は、前記ディスク状媒体に
    対する接触領域において半径方向に隙間を生じないよう
    にしたことを特徴とする前記ディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記突起を、前記ディスク状媒体の記録
    部最内周半径ri より前記ディスク状媒体と前記ケース
    の半径方向の遊びrc を引いた位置よりも少なくとも内
    周側から、記録部最外周半径ro にディスク状媒体とケ
    ースの半径方向の遊びrc を加えた位置よりも少なくと
    も外周側まで、に配置したことを特徴とする請求項1に
    記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記点状突起は、高さが0.1〜0.5
    mmの範囲で、直径が0.5〜1.0mmの範囲である
    請求項1又は2に記載のディスクカートリッジ。
JP13242794A 1994-05-24 1994-05-24 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH07320444A (ja)

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JP13242794A JPH07320444A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 ディスクカートリッジ

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JPH07320444A true JPH07320444A (ja) 1995-12-08

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JP13242794A Withdrawn JPH07320444A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 ディスクカートリッジ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033716A1 (en) * 1998-08-24 2000-09-06 Sony Corporation Disk cartridge

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033716A1 (en) * 1998-08-24 2000-09-06 Sony Corporation Disk cartridge
EP1033716A4 (en) * 1998-08-24 2003-01-22 Sony Corp DISC CARTRIDGE

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