JPH07320356A - ディスクプレーヤー - Google Patents
ディスクプレーヤーInfo
- Publication number
- JPH07320356A JPH07320356A JP6108237A JP10823794A JPH07320356A JP H07320356 A JPH07320356 A JP H07320356A JP 6108237 A JP6108237 A JP 6108237A JP 10823794 A JP10823794 A JP 10823794A JP H07320356 A JPH07320356 A JP H07320356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- tray
- turntable
- player
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクをトレー上の所定位置に正確に載置
することができると共に、トレーからディスクを簡単に
取り外すこと。 【構成】 プレーヤー本体1から前方に突出するトレー
2上にディスクDを載置した後、トレー2をプレーヤー
本体1内に後退させ、続いて、ディスク駆動モータ4に
よりディスクDを回転させると共に、光ピックアップ5
によりディスクDに記録されている情報を読み取るよう
にしたディスクプレーヤーにおいて、トレー2にターン
テーブル3が回転可能に取り付けられ、ターンテーブル
3の上部にディスクDの中心孔Daに嵌入するディスク
位置決め突起19が突設されると共に、そのターンテー
ブル3の下部に、ディスク駆動モータ4の駆動軸に設け
た傘歯車21に係脱自在に係合するテーパー状内歯歯車
20が設けられている。
することができると共に、トレーからディスクを簡単に
取り外すこと。 【構成】 プレーヤー本体1から前方に突出するトレー
2上にディスクDを載置した後、トレー2をプレーヤー
本体1内に後退させ、続いて、ディスク駆動モータ4に
よりディスクDを回転させると共に、光ピックアップ5
によりディスクDに記録されている情報を読み取るよう
にしたディスクプレーヤーにおいて、トレー2にターン
テーブル3が回転可能に取り付けられ、ターンテーブル
3の上部にディスクDの中心孔Daに嵌入するディスク
位置決め突起19が突設されると共に、そのターンテー
ブル3の下部に、ディスク駆動モータ4の駆動軸に設け
た傘歯車21に係脱自在に係合するテーパー状内歯歯車
20が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレーヤー本体に出退
可能に設けられたトレー上の所定位置にコンパクトディ
スクと称されるディジタルディスク(以下、ディスクと
略称する)等のディスク状記憶媒体を正確に載置できる
ようにしたディスクプレーヤーに関する。
可能に設けられたトレー上の所定位置にコンパクトディ
スクと称されるディジタルディスク(以下、ディスクと
略称する)等のディスク状記憶媒体を正確に載置できる
ようにしたディスクプレーヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスクプレーヤーの一
例として、プレーヤー本体から前方に突出するトレーの
上面に形成した円形凹部にディスクを嵌め込むことによ
り、該ディスクの外周縁を円形凹部のテーパー状側面に
沿って滑らせて、そのディスクをトレー上に位置決めし
た後、上記トレーをプレーヤー本体内に後退させ、続い
て、ディスク駆動モータを上昇させて該モータの駆動軸
に固着したターンテーブルによりディスクを持ち上げ、
次に、前記モータを駆動することによりターンテーブル
を介してディスクを回転させると共に、光ピックアップ
によりディスクに記録されている情報を読み取るように
したものがある。
例として、プレーヤー本体から前方に突出するトレーの
上面に形成した円形凹部にディスクを嵌め込むことによ
り、該ディスクの外周縁を円形凹部のテーパー状側面に
沿って滑らせて、そのディスクをトレー上に位置決めし
た後、上記トレーをプレーヤー本体内に後退させ、続い
て、ディスク駆動モータを上昇させて該モータの駆動軸
に固着したターンテーブルによりディスクを持ち上げ、
次に、前記モータを駆動することによりターンテーブル
を介してディスクを回転させると共に、光ピックアップ
によりディスクに記録されている情報を読み取るように
したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ディスクを円形凹部に嵌め込むことにより、そのディス
クをトレー上の所定位置に載置することができるように
なっているが、上記円形凹部の深さが浅く、ディスクの
嵌め込み状態が適正であるか否かが判り難いので、その
嵌め込みが不確実であるのを気付かずにトレーをプレー
ヤー本体内に後退させる虞れがあり、この場合には、デ
ィスクをターンテーブルにより所定通り正確に持ち上げ
ることができなくなる。
ディスクを円形凹部に嵌め込むことにより、そのディス
クをトレー上の所定位置に載置することができるように
なっているが、上記円形凹部の深さが浅く、ディスクの
嵌め込み状態が適正であるか否かが判り難いので、その
嵌め込みが不確実であるのを気付かずにトレーをプレー
ヤー本体内に後退させる虞れがあり、この場合には、デ
ィスクをターンテーブルにより所定通り正確に持ち上げ
ることができなくなる。
【0004】また、ディスクが円形凹部内に嵌まり込ん
でいるので、そのディスクをトレーから取り外し難い。
でいるので、そのディスクをトレーから取り外し難い。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ディ
スクをトレー上の所定位置に正確に載置することができ
ると共に、トレーからディスクを簡単に取り外すことが
できるようにしたディスクプレーヤーを提供することを
目的としている。
スクをトレー上の所定位置に正確に載置することができ
ると共に、トレーからディスクを簡単に取り外すことが
できるようにしたディスクプレーヤーを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、プレーヤー本体から前方に
突出するトレー上にディスクを載置した後、上記トレー
をプレーヤー本体内に後退させ、続いて、ディスク駆動
モータによりディスクを回転させると共に、光ピックア
ップによりディスクに記録されている情報を読み取るよ
うにしたディスクプレーヤーにおいて、前記トレーにタ
ーンテーブルが回転可能に取り付けられ、該ターンテー
ブルの上部にディスクの中心孔に嵌入するディスク位置
決め突起が突設されると共に、そのターンテーブルの下
部に、前記ディスク駆動モータの駆動軸に設けた係合部
に係脱自在に係合する被係合部が設けられていることを
特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、プレーヤー本体から前方に
突出するトレー上にディスクを載置した後、上記トレー
をプレーヤー本体内に後退させ、続いて、ディスク駆動
モータによりディスクを回転させると共に、光ピックア
ップによりディスクに記録されている情報を読み取るよ
うにしたディスクプレーヤーにおいて、前記トレーにタ
ーンテーブルが回転可能に取り付けられ、該ターンテー
ブルの上部にディスクの中心孔に嵌入するディスク位置
決め突起が突設されると共に、そのターンテーブルの下
部に、前記ディスク駆動モータの駆動軸に設けた係合部
に係脱自在に係合する被係合部が設けられていることを
特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記係合部が傘歯車からなり、前記被係合
部はその傘歯車に係脱自在に係合するテーパー状内歯歯
車からなることを特徴としている。
明において、前記係合部が傘歯車からなり、前記被係合
部はその傘歯車に係脱自在に係合するテーパー状内歯歯
車からなることを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記ターンテーブルに、該ターン
テーブルの回転による遠心力で径外方向に移動してディ
スクに係合するディスク押さえ部材が枢着されているこ
と特徴としている。
記載の発明において、前記ターンテーブルに、該ターン
テーブルの回転による遠心力で径外方向に移動してディ
スクに係合するディスク押さえ部材が枢着されているこ
と特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明において、プレーヤー本体
からトレーを前方に突出させた状態で、該トレーに回転
可能に取り付けたターンテーブルのディスク位置決め突
起にディスクの中心孔を嵌合させるだけで、そのディス
クをトレー上の所定位置に正確に載置することができ
る。
からトレーを前方に突出させた状態で、該トレーに回転
可能に取り付けたターンテーブルのディスク位置決め突
起にディスクの中心孔を嵌合させるだけで、そのディス
クをトレー上の所定位置に正確に載置することができ
る。
【0010】次に、トレーをプレーヤー本体内に後退さ
せ、前記ターンテーブルの下部に設けた被係合部にディ
スク駆動モータの駆動軸に設けた係合部を係合させた
後、前記モータを駆動することにより、ターンテーブル
を介してディスクを回転させることができると共に、光
ピックアップによりディスクに記録されている情報を読
み取ることができる。
せ、前記ターンテーブルの下部に設けた被係合部にディ
スク駆動モータの駆動軸に設けた係合部を係合させた
後、前記モータを駆動することにより、ターンテーブル
を介してディスクを回転させることができると共に、光
ピックアップによりディスクに記録されている情報を読
み取ることができる。
【0011】トレーをプレーヤー本体内から前方に突出
させて、そのトレー上のディスクを取り外す場合には、
該ディスクの中心孔がターンテーブルの突起に嵌合して
いるだけで、ディスクの外周縁が全周にわたって開放さ
れているから、その外周縁にユーザーが指を掛けてディ
スクをトレーから簡単に取り外すことができる。
させて、そのトレー上のディスクを取り外す場合には、
該ディスクの中心孔がターンテーブルの突起に嵌合して
いるだけで、ディスクの外周縁が全周にわたって開放さ
れているから、その外周縁にユーザーが指を掛けてディ
スクをトレーから簡単に取り外すことができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、前記係合部
が傘歯車からなり、前記被係合部がその傘歯車に係脱自
在に係合するテーパー状内歯歯車からなっているから、
ディスク駆動モータの駆動軸とターンテーブルとを簡単
確実に係合させることができると共に、その係合状態を
迅速容易に解消することができる。
が傘歯車からなり、前記被係合部がその傘歯車に係脱自
在に係合するテーパー状内歯歯車からなっているから、
ディスク駆動モータの駆動軸とターンテーブルとを簡単
確実に係合させることができると共に、その係合状態を
迅速容易に解消することができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、前記ターン
テーブルに、該ターンテーブルの回転による遠心力で径
外方向に移動してディスクに係合するディスク押さえ部
材が枢着されているので、ディスクを回転させる際に、
そのディスクが上下に動揺するのを確実に防止でき、光
ピックアップによる情報の読み取りを正確に行うことが
できる。また、プレーヤー本体内にディスク押さえ装置
を設ける必要がないので、構成が簡単になり、製作費を
安くすることができる。
テーブルに、該ターンテーブルの回転による遠心力で径
外方向に移動してディスクに係合するディスク押さえ部
材が枢着されているので、ディスクを回転させる際に、
そのディスクが上下に動揺するのを確実に防止でき、光
ピックアップによる情報の読み取りを正確に行うことが
できる。また、プレーヤー本体内にディスク押さえ装置
を設ける必要がないので、構成が簡単になり、製作費を
安くすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例であるディスクプレー
ヤーを示すものであって、プレーヤー本体1の開口部1
aから前方に出退可能に突出するトレー2上にターンテ
ーブル3を介してディスクDが載置され、前記プレーヤ
ー本体1内に、ディスク駆動モータ4、光ピックアップ
5及びディスク押さえ装置6が配設されている。
する。図1は、本発明の一実施例であるディスクプレー
ヤーを示すものであって、プレーヤー本体1の開口部1
aから前方に出退可能に突出するトレー2上にターンテ
ーブル3を介してディスクDが載置され、前記プレーヤ
ー本体1内に、ディスク駆動モータ4、光ピックアップ
5及びディスク押さえ装置6が配設されている。
【0015】トレー2は、平面視略矩形状であって、図
2〜図3に示すように、その天板部2aの両側縁を下向
きに折曲して両側板部2b,2cが形成されると共に、
その両側板部2b,2cの下端縁を水平外方向に折曲し
て両側縁部2d,2eが形成されており、その両側縁部
2d,2eをガイド部材8で挟持することにより(図1
参照)、プレーヤー本体1に出退可能に取り付けられて
いる。また、一方の側板部2bにラック9が固着され、
図4に示すように、プレーヤー本体1内の軸受10に回
転自在に支持されたピニオン11が上記ラック9に噛合
されると共に、トレー駆動モータ12の駆動軸に固着し
た駆動歯車13が前記ピニオン11に一体形成した内歯
歯車14に噛合されており、前記トレー駆動モータ12
を正逆回転させることにより、駆動歯車13、内歯歯車
14ピニオン11及びラック9を介してトレー2を出退
移動させることができる。また、ピニオン11には、一
部切欠き部16が形成されており、図5に示すように、
トレー2をプレーヤー本体1内に完全に収納したとき
に、その一部切欠き部16がラック9に対向して、トレ
ー2に後退方向の負荷がかからないようにしている。な
お、トレー2の先端にプレーヤー本体1の開口部1aに
遊嵌入可能な正面板部2fが固着され、トレー2の天板
部2aの後部に切欠凹部15が形成されている。
2〜図3に示すように、その天板部2aの両側縁を下向
きに折曲して両側板部2b,2cが形成されると共に、
その両側板部2b,2cの下端縁を水平外方向に折曲し
て両側縁部2d,2eが形成されており、その両側縁部
2d,2eをガイド部材8で挟持することにより(図1
参照)、プレーヤー本体1に出退可能に取り付けられて
いる。また、一方の側板部2bにラック9が固着され、
図4に示すように、プレーヤー本体1内の軸受10に回
転自在に支持されたピニオン11が上記ラック9に噛合
されると共に、トレー駆動モータ12の駆動軸に固着し
た駆動歯車13が前記ピニオン11に一体形成した内歯
歯車14に噛合されており、前記トレー駆動モータ12
を正逆回転させることにより、駆動歯車13、内歯歯車
14ピニオン11及びラック9を介してトレー2を出退
移動させることができる。また、ピニオン11には、一
部切欠き部16が形成されており、図5に示すように、
トレー2をプレーヤー本体1内に完全に収納したとき
に、その一部切欠き部16がラック9に対向して、トレ
ー2に後退方向の負荷がかからないようにしている。な
お、トレー2の先端にプレーヤー本体1の開口部1aに
遊嵌入可能な正面板部2fが固着され、トレー2の天板
部2aの後部に切欠凹部15が形成されている。
【0016】ターンテーブル3は、図2及び図3に示す
ように、トレー2の天板部2aに形成した貫通孔18に
上下動自在に嵌挿された本体3aと、該本体3aの上下
端部に突設されて前記天板部2aに係合可能な上下一対
の鍔部3b,3cとを有し、該両鍔部3b,3c間の間
隔αを天板部2aの厚みよりも大きくして、このターン
テーブル3を若干持ち上げることが可能に構成されてい
る。
ように、トレー2の天板部2aに形成した貫通孔18に
上下動自在に嵌挿された本体3aと、該本体3aの上下
端部に突設されて前記天板部2aに係合可能な上下一対
の鍔部3b,3cとを有し、該両鍔部3b,3c間の間
隔αを天板部2aの厚みよりも大きくして、このターン
テーブル3を若干持ち上げることが可能に構成されてい
る。
【0017】また、上記本体3aの上部にディスク位置
決め突起19が突設されており、該突起19にディスク
Dの中心孔Daを嵌合させるだけで、そのディスクDを
トレー2上の所定位置に正確に載置することができ、ま
た、トレー2上のディスクDを取り外す場合には、該デ
ィスクDの外周縁が全周にわたって開放されているか
ら、その外周縁にユーザーが指を掛けてディスクDをト
レー2から簡単に取り外すことができる。なお、ディス
ク位置決め突起19の上端外周縁にテーパー面19aが
形成されているから、突起19にディスクDを容易に嵌
合させることができる。
決め突起19が突設されており、該突起19にディスク
Dの中心孔Daを嵌合させるだけで、そのディスクDを
トレー2上の所定位置に正確に載置することができ、ま
た、トレー2上のディスクDを取り外す場合には、該デ
ィスクDの外周縁が全周にわたって開放されているか
ら、その外周縁にユーザーが指を掛けてディスクDをト
レー2から簡単に取り外すことができる。なお、ディス
ク位置決め突起19の上端外周縁にテーパー面19aが
形成されているから、突起19にディスクDを容易に嵌
合させることができる。
【0018】ターンテーブル3の本体3aの下部に、テ
ーパー状内歯歯車(被係合部)20が形成され、また、
これに対向してディスク駆動モータ4の駆動軸に傘歯車
(係合部)21が設けられており(図4参照)、トレー
2をプレーヤー本体1内に完全に収納した状態で(図5
参照)、ディスク駆動モータ4及び光ピックアップ5を
搭載した昇降枠22を上昇させることにより、図6に示
すように、傘歯車21がテーパー状内歯歯車20に噛合
して、ディスク駆動モータ4の駆動軸とターンテーブル
3とを簡単確実に係合させることができると共に、昇降
枠22を下降させることにより、その係合状態を迅速容
易に解消することができる。
ーパー状内歯歯車(被係合部)20が形成され、また、
これに対向してディスク駆動モータ4の駆動軸に傘歯車
(係合部)21が設けられており(図4参照)、トレー
2をプレーヤー本体1内に完全に収納した状態で(図5
参照)、ディスク駆動モータ4及び光ピックアップ5を
搭載した昇降枠22を上昇させることにより、図6に示
すように、傘歯車21がテーパー状内歯歯車20に噛合
して、ディスク駆動モータ4の駆動軸とターンテーブル
3とを簡単確実に係合させることができると共に、昇降
枠22を下降させることにより、その係合状態を迅速容
易に解消することができる。
【0019】ディスク押さえ装置6は、図1及び図4に
示すように、基端部が枢支軸23を介して軸受24にト
レー2の出退方向とは直交する方向に沿って上下揺動自
在に支持された揺動板25と、該揺動板25の先端部に
固着した支持枠26に一定範囲内上下動自在に支持され
たディスク押さえ部材27と、該ディスク押さえ部材2
7の浮き上がりを防止する板ばね28と、揺動板25の
基端部に垂設したカムロッド29a及びピニオン11の
上面に形成されてカムロッド29aの下端部が係合する
カム溝29bからなるカム機構29とからなり、前記デ
ィスク押さえ部材27は、マグネットにより形成される
と共に、その下面にターンテーブル3のディスク位置決
め突起19に遊嵌合可能な凹部27aが凹設されてい
る。
示すように、基端部が枢支軸23を介して軸受24にト
レー2の出退方向とは直交する方向に沿って上下揺動自
在に支持された揺動板25と、該揺動板25の先端部に
固着した支持枠26に一定範囲内上下動自在に支持され
たディスク押さえ部材27と、該ディスク押さえ部材2
7の浮き上がりを防止する板ばね28と、揺動板25の
基端部に垂設したカムロッド29a及びピニオン11の
上面に形成されてカムロッド29aの下端部が係合する
カム溝29bからなるカム機構29とからなり、前記デ
ィスク押さえ部材27は、マグネットにより形成される
と共に、その下面にターンテーブル3のディスク位置決
め突起19に遊嵌合可能な凹部27aが凹設されてい
る。
【0020】前記カム溝29bは、その大部分がピニオ
ン11と同心状の円弧部30とされ、その残りがピニオ
ン11の中心に接近する非円弧部31とされており、図
1に示すように、トレー2がプレーヤー本体1から前方
に突出している状態では、図4に示すように、カム溝2
9bの円弧部30にカムロッド29aが係合して揺動板
25が上動され、これによって、ディスク押さえ部材2
7が引き上げられている。この状態から、図5に示すよ
うに、トレー2が後退してプレーヤー本体1内に完全に
収納された状態では、カム溝29bの非円弧部31にカ
ムロッド29aが係合して揺動板25が下動され、これ
によって、ディスク押さえ部材27が引下げられてター
ンテーブル3上のディスクDに当接すると共に、該ディ
スク押さえ部材27がその磁力によってターンテーブル
3に吸着され、そのディスク押さえ部材27とターンテ
ーブル3とでディスクDが挟持されるようになってい
る。
ン11と同心状の円弧部30とされ、その残りがピニオ
ン11の中心に接近する非円弧部31とされており、図
1に示すように、トレー2がプレーヤー本体1から前方
に突出している状態では、図4に示すように、カム溝2
9bの円弧部30にカムロッド29aが係合して揺動板
25が上動され、これによって、ディスク押さえ部材2
7が引き上げられている。この状態から、図5に示すよ
うに、トレー2が後退してプレーヤー本体1内に完全に
収納された状態では、カム溝29bの非円弧部31にカ
ムロッド29aが係合して揺動板25が下動され、これ
によって、ディスク押さえ部材27が引下げられてター
ンテーブル3上のディスクDに当接すると共に、該ディ
スク押さえ部材27がその磁力によってターンテーブル
3に吸着され、そのディスク押さえ部材27とターンテ
ーブル3とでディスクDが挟持されるようになってい
る。
【0021】上記構成において、まず、トレー操作釦
(図示せず)を押すと、トレー駆動モータ12が正転駆
動され、ピニオン11及びラック9を介してトレー2が
プレーヤー本体1から前方に突出される(図1参照)。
次に、ターンテーブル3のディスク位置決め突起19に
ディスクDの中心孔Daを嵌合させるだけで、そのディ
スクDをトレー2上の所定位置に正確に載置することが
できる。
(図示せず)を押すと、トレー駆動モータ12が正転駆
動され、ピニオン11及びラック9を介してトレー2が
プレーヤー本体1から前方に突出される(図1参照)。
次に、ターンテーブル3のディスク位置決め突起19に
ディスクDの中心孔Daを嵌合させるだけで、そのディ
スクDをトレー2上の所定位置に正確に載置することが
できる。
【0022】続いて、前記トレー操作釦を押すと、トレ
ー駆動モータ12が逆転駆動され、ピニオン11及びラ
ック9を介してトレー2が後退してプレーヤー本体1内
に収納される(図5参照)。また、それに連動して、昇
降枠22が上昇して、傘歯車21がテーパー状内歯歯車
20に係合し、ディスク駆動モータ4の駆動軸にターン
テーブル3が連結されると共に、該ターンテーブル3が
若干浮き上がってトレー2から離れてフリー状態にな
る。更に、カム機構29により、揺動板25が下動さ
れ、ディスク押さえ部材27がターンテーブル3上のデ
ィスクDに当接し、該ディスク押さえ部材27が若干浮
き上がって支持枠26から離れてフリー状態になる。こ
れによって、図6に示すように、ディスクDは、ディス
ク押さえ部材27とターンテーブル3とで挟持された状
態でディスク駆動モータ4の駆動軸に支持される。
ー駆動モータ12が逆転駆動され、ピニオン11及びラ
ック9を介してトレー2が後退してプレーヤー本体1内
に収納される(図5参照)。また、それに連動して、昇
降枠22が上昇して、傘歯車21がテーパー状内歯歯車
20に係合し、ディスク駆動モータ4の駆動軸にターン
テーブル3が連結されると共に、該ターンテーブル3が
若干浮き上がってトレー2から離れてフリー状態にな
る。更に、カム機構29により、揺動板25が下動さ
れ、ディスク押さえ部材27がターンテーブル3上のデ
ィスクDに当接し、該ディスク押さえ部材27が若干浮
き上がって支持枠26から離れてフリー状態になる。こ
れによって、図6に示すように、ディスクDは、ディス
ク押さえ部材27とターンテーブル3とで挟持された状
態でディスク駆動モータ4の駆動軸に支持される。
【0023】続いて、スタート指令が出されると(ある
いは、スタート釦(図示せず)を押すと)、ディスク駆
動モータ4が駆動されてディスクDが回転し、該ディス
クDに記録されている情報が光ピックアップ5により読
み取られて再生される。
いは、スタート釦(図示せず)を押すと)、ディスク駆
動モータ4が駆動されてディスクDが回転し、該ディス
クDに記録されている情報が光ピックアップ5により読
み取られて再生される。
【0024】再生終了後、ディスクDをトレー2から取
り外す場合には、トレー操作釦を押すことにより、前述
したように、トレー2がプレーヤー本体1から前方に突
出されるから(図1参照)、ディスクDの外周縁にユー
ザーが指を掛けて、そのディスクDをターンテーブル3
から取り外せばよい。この場合、ディスクDがトレー2
の天板部2aより上方に位置して、該ディスクDの外周
縁が全周にわたって開放されているから、その外周縁に
ユーザーが指を掛けてディスクDをターンテーブル3か
ら簡単に取り外すことができる。
り外す場合には、トレー操作釦を押すことにより、前述
したように、トレー2がプレーヤー本体1から前方に突
出されるから(図1参照)、ディスクDの外周縁にユー
ザーが指を掛けて、そのディスクDをターンテーブル3
から取り外せばよい。この場合、ディスクDがトレー2
の天板部2aより上方に位置して、該ディスクDの外周
縁が全周にわたって開放されているから、その外周縁に
ユーザーが指を掛けてディスクDをターンテーブル3か
ら簡単に取り外すことができる。
【0025】図7〜図9は本発明の他の実施例であるデ
ィスクプレーヤーを示し、ターンテーブル3に一対のデ
ィスク押さえ部材33,33が設けられている。そのデ
ィスク押さえ部材33,33は、ターンテーブル3の外
周面に互いに180°の対向間隔をおいて形成したスリ
ット34内にそれぞれ挿入されるとともに、その上端部
が枢着軸35を介して径方向移動自在に枢着され、且
つ、その下端部に錘36が取り付けられ、また、各ディ
スク押さえ部材33,33の外側縁中央部にディスクD
の中心孔Daの周縁部に係合可能な係合突起部37が形
成されている。上記以外の構成は前記実施例とほぼ同じ
であるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
ィスクプレーヤーを示し、ターンテーブル3に一対のデ
ィスク押さえ部材33,33が設けられている。そのデ
ィスク押さえ部材33,33は、ターンテーブル3の外
周面に互いに180°の対向間隔をおいて形成したスリ
ット34内にそれぞれ挿入されるとともに、その上端部
が枢着軸35を介して径方向移動自在に枢着され、且
つ、その下端部に錘36が取り付けられ、また、各ディ
スク押さえ部材33,33の外側縁中央部にディスクD
の中心孔Daの周縁部に係合可能な係合突起部37が形
成されている。上記以外の構成は前記実施例とほぼ同じ
であるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
【0026】上記構成において、ターンテーブル3を回
転させていない状態では、各ディスク押さえ部材33,
33がスリット34内に収納されているため、ターンテ
ーブル3に対してディスクDを自由に嵌合及び離脱させ
ることができ(図7参照)、この状態から、ターンテー
ブル3を回転させると、図9に示すように、各ディスク
押さえ部材33,33がターンテーブル3の回転による
遠心力で枢着軸35を中心に径外方向に移動し、これに
よって、各ディスク押さえ部材33,33の係合突起部
37がディスクDの中心孔Daの周縁部に係合するた
め、そのディスクDが上下に動揺するのを確実に防止で
き、光ピックアップによる情報の読み取りを正確に行う
ことができる。また、プレーヤー本体1内にディスク押
さえ装置6を設ける必要がなくなり、これによって、構
成が簡単になり、製作費を安くすることができる。
転させていない状態では、各ディスク押さえ部材33,
33がスリット34内に収納されているため、ターンテ
ーブル3に対してディスクDを自由に嵌合及び離脱させ
ることができ(図7参照)、この状態から、ターンテー
ブル3を回転させると、図9に示すように、各ディスク
押さえ部材33,33がターンテーブル3の回転による
遠心力で枢着軸35を中心に径外方向に移動し、これに
よって、各ディスク押さえ部材33,33の係合突起部
37がディスクDの中心孔Daの周縁部に係合するた
め、そのディスクDが上下に動揺するのを確実に防止で
き、光ピックアップによる情報の読み取りを正確に行う
ことができる。また、プレーヤー本体1内にディスク押
さえ装置6を設ける必要がなくなり、これによって、構
成が簡単になり、製作費を安くすることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、トレーに
回転可能に設けたターンテーブルのディスク位置決め突
起にディスクの中心孔を嵌合させるだけで、そのディス
クをトレー上の所定位置に正確に載置することができ
る。
回転可能に設けたターンテーブルのディスク位置決め突
起にディスクの中心孔を嵌合させるだけで、そのディス
クをトレー上の所定位置に正確に載置することができ
る。
【0028】また、ディスクは、その中心孔がターンテ
ーブルのディスク位置決め突起に嵌合しているだけで、
ディスク外周縁の全周が開放されているから、その外周
縁にユーザーが指を掛けてディスクをトレーから簡単に
取り外すことができる。
ーブルのディスク位置決め突起に嵌合しているだけで、
ディスク外周縁の全周が開放されているから、その外周
縁にユーザーが指を掛けてディスクをトレーから簡単に
取り外すことができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、前記係合部
が傘歯車からなり、前記被係合部がその傘歯車に係脱自
在に係合するテーパー状内歯歯車からなっているから、
ディスク駆動モータの駆動軸とターンテーブルとを簡単
確実に係合させることができると共に、その係合状態を
迅速容易に解消することができる。
が傘歯車からなり、前記被係合部がその傘歯車に係脱自
在に係合するテーパー状内歯歯車からなっているから、
ディスク駆動モータの駆動軸とターンテーブルとを簡単
確実に係合させることができると共に、その係合状態を
迅速容易に解消することができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、前記ターン
テーブルに、該ターンテーブルの回転による遠心力で径
外方向に移動してディスクに係合するディスク押さえ部
材が枢着されているので、ディスクを回転させる際に、
そのディスクが上下に動揺するのを確実に防止でき、光
ピックアップによる情報の読み取りを正確に行うことが
できる。また、プレーヤー本体内にディスク押さえ装置
を設ける必要がないので、構成が簡単になり、製作費を
安くすることができる。
テーブルに、該ターンテーブルの回転による遠心力で径
外方向に移動してディスクに係合するディスク押さえ部
材が枢着されているので、ディスクを回転させる際に、
そのディスクが上下に動揺するのを確実に防止でき、光
ピックアップによる情報の読み取りを正確に行うことが
できる。また、プレーヤー本体内にディスク押さえ装置
を設ける必要がないので、構成が簡単になり、製作費を
安くすることができる。
【図1】本発明の一実施例であるディスクプレーヤーの
一部切欠き平面図である。
一部切欠き平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】図1のB−B矢視図である。
【図5】同トレーを後退させた状態の一部切欠き平面図
である。
である。
【図6】図5のC−C矢視図である。
【図7】本発明の他の実施例であるディスクプレーヤー
の横断面図である。
の横断面図である。
【図8】同要部の平面図である。
【図9】同トレーを後退させた状態の横断面図である。
1 プレーヤー本体 2 トレー 3 ターンテーブル 4 ディスク駆動モータ 5 光ピックアップ 19 ディスク位置決め突起 20 テーパー状内歯歯車(被係合部) 21 傘歯車(係合部) 33 ディスク押さえ部材 D ディスク Da ディスクの中心孔
Claims (3)
- 【請求項1】 プレーヤー本体から前方に突出するトレ
ー上にディスクを載置した後、上記トレーをプレーヤー
本体内に後退させ、続いて、ディスク駆動モータにより
ディスクを回転させると共に、光ピックアップによりデ
ィスクに記録されている情報を読み取るようにしたディ
スクプレーヤーにおいて、前記トレーにターンテーブル
が回転可能に取り付けられ、該ターンテーブルの上部に
ディスクの中心孔に嵌入するディスク位置決め突起が突
設されると共に、そのターンテーブルの下部に、前記デ
ィスク駆動モータの駆動軸に設けた係合部に係脱自在に
係合する被係合部が設けられていることを特徴とするデ
ィスクプレーヤー。 - 【請求項2】 前記係合部は傘歯車からなり、前記被係
合部はその傘歯車に係脱自在に係合するテーパー状内歯
歯車からなることを特徴とする請求項1記載のディスク
プレーヤー。 - 【請求項3】 前記ターンテーブルに、該ターンテーブ
ルの回転による遠心力で径外方向に移動してディスクに
係合するディスク押さえ部材が枢着されていること特徴
とする請求項1または2記載のディスクプレーヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108237A JPH07320356A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | ディスクプレーヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108237A JPH07320356A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | ディスクプレーヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320356A true JPH07320356A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14479550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6108237A Pending JPH07320356A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | ディスクプレーヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07320356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004253125A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 光ディスクドライブ |
JP2007280558A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP6108237A patent/JPH07320356A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004253125A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 光ディスクドライブ |
JP2007280558A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
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