JPH0731999Y2 - ラミネータの切断装置 - Google Patents

ラミネータの切断装置

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JPH0731999Y2
JPH0731999Y2 JP7409489U JP7409489U JPH0731999Y2 JP H0731999 Y2 JPH0731999 Y2 JP H0731999Y2 JP 7409489 U JP7409489 U JP 7409489U JP 7409489 U JP7409489 U JP 7409489U JP H0731999 Y2 JPH0731999 Y2 JP H0731999Y2
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sheet
cutting
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cut
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JP7409489U
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勉 塙
昇 新沼
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レオン制御機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シート状体を被覆したラミネート用フィルム
を切断するラミネータの切断装置に関し、特に、定型ま
たはフリーサイズに切断できるラミネータの切断装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のラミネータの切断装置では、シート状体
の前後に所定の余白を残して、ラミネート用フィルムを
切断するようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ラミネータの普及に伴い、オフィス内の種々の書類をラ
ミネートしてファイルしたという要請がある。この場合
に、従来の切断装置で切断したのでは、切断サイズがシ
ート状体の長さと前後の余白に設定されているので、シ
ート状体のサイズがまちまちな場合に、整理がしずらい
という問題があった。
しかし、A4,B5などのような定型サイズに一律に切断す
ると、サイズ指定を誤った場合に、貴重なシート状体
を、途中で切断してしまう可能性がある。
また、単に定型サイズで切断すると、接着のための余白
が十分にとれなかったり、貴重なシート状体にパンチ孔
をあけたくない場合に、綴じ代分だけ余白をとることも
できない。
本考案の目的は、従来の切断制御に加え、定型サイズや
フリーサイズなどのような切断サイズを指定でき、しか
も、シート状体を誤って切断する心配のないラミネータ
の切断装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本考案によるラミネータの
切断装置は、シート状体の片側または両側にラミネート
用フィルムを積層して、そのシート状体の前後のラミネ
ート用フィルムをカッタで切断するラミネータの切断装
置において、前記シート状体の搬送路に設けられそのシ
ート状体の前端および後端を検出するシート検出器と、
定型または任意の切断サイズを指定できるサイズ指定器
と、前記シート検出器が前記シート状体の先端を検出し
た場合に前記シート状体の先端が前記カッタ位置に到達
するよりも前側余白分だけ前に切断信号を出力し、前記
シート検出器が前記シート状体の先端を検出してから前
記サイズ指定器で指定した切断位置がカッタ位置に達し
た場合に前記シート検出器が前記シート状体の後端を検
出していることを条件に切断信号を出力し、前記サイズ
指定器で指定した切断位置がカッタ位置に達した場合に
前記シート検出器が前記シート状体の後端を検出してい
ないときには前記シート検出器が前記シート状体の後端
を検出し前記シート状体の後端が前記カッタ位置を通過
してから後側余分だけ後に切断信号を出力する切断制御
回路とから構成されている。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳細
に説明する。
第1図は、本考案によるラミネータの切断装置の実施例
を示したブロック図、第2図は、同実施例装置に使用さ
れるコントローラの動作を説明するための流れ図、第3
図〜第5図は、同実施例装置の切断動作を説明するため
の図である。
シート状体Sは、給紙ローラ1,2に給紙されて、ラミネ
ートローラ3,4に搬送される。ラミネートローラ3,4に
は、図示しないフィルムロールからのラミネート用フィ
ルム5,6が供給されており、これらのラミネート用フィ
ルム5,6の間にシート状体Sを挟んでラミネートする。
ラミネート用フィルム5,6として、低粘着性のフィルム
を使用する場合には、ラミネートローラ3,4で圧力のみ
を加えればよく、ヒートシート性のフィルムを使用する
場合には、ラミエートローラ3,4に、ヒータを内蔵する
などして、熱圧着するようにすればよい。
ラミネート用フィルム5,6でラミネートされたシート状
体Sは、プルローラ7,8で引かれながら、カッタ9に導
かれる。カッタ9は、ラミネート用フィルム5,6を搬送
中に切断できるようにロータリカッタを使用している。
ラミネートローラ3、シートとプルローラ7,8の間の搬
送路には、シートセンサ10が配置されている。シートセ
ンサ10は、シート状体Sの先端または後端を検出するた
めのセンサであって、ここでは、光学的な非接触センサ
を用いている。
サイズセレクタ11は、切断サイズを指定するためのもの
であり、シート状体Sの長さに合わせて前側余白Hと後
側余白Tを自動的にとるオートボタン12と、定型の切断
サイズを指定するB5ボタン13,A4ボタン14,B4ボタン15,A
3ボタン16、および、任意の切断サイズを指定するフリ
ーサイズ指定ダイヤル17とから構成されている。フリー
サイズ指定ダイヤル17は、アップボタン18とダウンボタ
ン19を用いて、1cm間隔で切断サイズを任意に指定する
ことができる。
シートセンサ10,サイズセレクタ11の出力は、コントロ
ーラ20に接続されている。コントローラ20は、I/Oイン
ターフェース21,CPU22,クロックパルスゼネレータ23,メ
モリ24などから構成され、その出力は、駆動回路25を介
してモータ26に接続されるとともに、警報器27に接続さ
れている。モータ26は、カッタ9を回転させるモータで
ある。警報器27は、切断サイズの指定の誤りを知らせる
ためのものであり、ここでは、ブザーが使用されてい
る。
次に、コントローラ20の動作(第2図)を中心にして、
第3図〜第5図を参照しながら、本考案によるラミネー
タの切断装置の実施例の動作を説明する。
シート状体Sが、ラミネート用フィルム5,6によって、
ラミネートされてきたとする。
シートセンサ10がシート状体Sの先端を検出してオンす
ると(101)、CPU22は、クロックパルスゼネレータ23か
らのパルスにより、シートセンサ10からカッタ9までの
基準距離Lから前側余白Hを引いたL−Hに相当するパ
ルスを計数して、L−Hになったときに(102)、カッ
ト信号を出力する(103)。
従って、ラミネート用フィルム5,6は、第3図に示すよ
うに、シート状体S1の先端から前側余白H分だけ前のカ
ット位置C1で切断される。
いま、サイズセレクタ11のオートボタン12が押されてい
るとすると(104)、シートセンサ10がオフしてから(1
05)、基準距離Lに後側余白Tを加えた、L+Tに相当
するパルスを計数して、L+Tになったとき(106)、
カット信号を出力する(107)。
したがって、ラミネート用フィルム5,6は、シート状体S
1の後端から後側余白T分だけ後のカット位置C2で切断
される。
このような動作は、定型サイズのシート状体S3よりも長
いシート状体S1でも、短いシート状体S2でも同じであ
る。
つぎに、サイズセレクタ11のB5ボタン13が押されている
場合には(108)、基準距離LにB5判のときのメモリ24
の記憶された切断距離lB5を加えたL+lB5になるまでパ
ルスを計数し(109)、L+lB5になったときには、シー
トセンサ10がオフであることを条件にして(110)、カ
ット信号を出力する(107)。
したがって、ラミネート用フィルム5,6は、第4図に示
すように、B5の定型サイズのシート状体S3および定型サ
イズよりも小さいシート状体S4の場合には、切断距離l
B5隔壁に切断される。
ところが、B5ボタン13が押されているにもかかわらず
(108)、L+lB5を過ぎても(109)、シートセンサ10
がオフしていない場合には(110)、警報器27で警報音
を発生するとともに(111)、シートセンサ10がオフす
るまで待って(105)、L+Tに相当するパルスを計数
し、L+Tになったとき(106)、カット信号を出力す
る(107)。
したがって、ラミネート用フィルム5,6は、B5の定型サ
イズよりも長いシート状体S5の場合には、B5サイズの切
断予定線D1では切断されず、シート状体S5の後端から後
側余白T分だけ後のカッタ位置C7で切断される。このた
め、シート状体S5が誤って切断されることを防止でき
る。B5を指定してA4のシート状体Sを挿入した場合等も
同様に警報されるので、B5ボタン13をA4ボタン14に切り
換えるようにすればよい。
なお、A4,B4,A3を指定している場合には、動作はB5の場
合と同様である。
つぎに、フリーサイズ指定ダイヤル17で切断距離が設定
されている場合には、基準距離Lに指定した切断距離lF
を加えたL+lFになるまでパルスを計数し(112)、L
+lFになったときには、シートセンサ10がオフであるこ
とを条件にして(110)、カット信号を出力する(10
7)。
したがって、ラミネート用フィルム5,6は、第5図に示
すように、指定したサイズ以下のシート状体S6の場合に
は、切断距離lFに切断される。
この場合も、L+lFを過ぎても(112)、シートセンサ1
0がオフしていないときには(110)、警報器27で警報音
を発生するとともに、(111)、シートセンサ10がオフ
するまで持って(105)、L+Tに相当するパルスを計
数し、L+Tになったとき(106)、カット信号を出力
する(107)。
したがって、ラミネート用フィルム5,6は、指定したサ
イズよりも長いシート状体S7の場合には、指定サイズの
切断予定線D2では切断れず、シート状体S7の後端から後
側余白T分だけ後のカット位置C10で切断される。この
ため、シート状体S7が誤って切断されることを防止でき
る。
以上説明した実施例にとらわれることなく、種々の変形
ができる。
シートセンサ10の位置は、シート状体Sの搬送路であれ
ば、いずれの位置であってもよい。
モータ26を常に回転させておいて、クラッチで回転を切
断・接続するようにしてもよい。
フリーサイズの場合に、前側余白側を指定の距離とって
切断するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳しく説明したように、本考案によれば、定型サイ
ズやフリーサイズにラミネート用フィルムを切断できる
ようになった。
このとき、誤ってシート状体を切断する心配がなくなっ
た。
なお、ラミネート用フィルムは、A判とB判をシート状
体の大きさに対応して装着するようにしているが、フィ
ルムのサイズを間違えた場合にも警報を発するようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるラミネータの切断装置の実施例
を示したブロック図、第2図は、同実施例装置に使用さ
れるコントローラの動作を説明するための流れ図、第3
図〜第5図は、同実施例装置の切断動作を説明するため
の図である。 S,S1〜S7…シート状体 1,2…給紙ローラ 3,4…ラミネートローラ 5,6…ラミネート用フィルム 7,8…プルローラ、9…カッタ 10…シートセンサ 11…サイズセレクタ、12…オートボタン 13…B5ボタン、14…A4ボタン 15…B4ボタン、16…A3ボタン 17…フリーサイズ指定ダイヤル 18…アップボタン、19…ダウンボタン 20…コントローラ 21…I/Oインターフェース 22…CPU 23…クロックパルスゼネレータ 24…メモリ、25…駆動回路 26…モータ、27…警報器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状体の片側または両側にラミネート
    用フィルムを積層して、このシート状体の前後のラミネ
    ート用フィルムをカッタで切断するラミネータの切断装
    置において、前記シート状体の搬送路に設けられそのシ
    ート状体の前端および後端を検出するシート検出器と、
    定型または任意の切断サイズを指定できるサイズ指定器
    と、前記シート検出器が前記シート状体の先端を検出し
    た場合に前記シート状体の先端が前記カッタ位置に到達
    するよりも前側余白分だけ前に切断信号を出力し、前記
    シート検出器が前記シート状体の先端を検出してから前
    記サイズ指定器で指定した切断位置がカッタ位置に達し
    た場合に前記シート検出器が前記シート状体の後端を検
    出していることを条件に切断信号を出力し、前記サイズ
    指定器で指定した切断位置がカッタ位置に達した場合に
    前記シート検出器が前記シート状体の後端を検出してい
    ないときには前記シート検出器が前記シート状体の後端
    を検出し前記シート状体の後端が前記カッタ位置を通過
    してから後側余白分だけ後に切断信号を出力する切断制
    御回路とから構成したことを特徴とするラミネータの切
    断装置。
JP7409489U 1989-06-23 1989-06-23 ラミネータの切断装置 Expired - Lifetime JPH0731999Y2 (ja)

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JPH0315097U JPH0315097U (ja) 1991-02-15
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JP2005335056A (ja) * 2004-04-26 2005-12-08 K D K Kk ラミネータの用紙切断装置
JP6136451B2 (ja) * 2013-03-28 2017-05-31 日本電気株式会社 切断方法及び切断装置

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