JPH0731972Y2 - 油圧打撃機の打撃ピストン支持装置 - Google Patents

油圧打撃機の打撃ピストン支持装置

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JPH0731972Y2
JPH0731972Y2 JP1989124893U JP12489389U JPH0731972Y2 JP H0731972 Y2 JPH0731972 Y2 JP H0731972Y2 JP 1989124893 U JP1989124893 U JP 1989124893U JP 12489389 U JP12489389 U JP 12489389U JP H0731972 Y2 JPH0731972 Y2 JP H0731972Y2
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JP
Japan
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piston shaft
hydraulic
piston
chamber
fitting portion
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Application number
JP1989124893U
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JPH0362776U (ja
Inventor
録朗 藤田
秀二 斉藤
敏幸 安森
Original Assignee
マツダアステック株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2250/00General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
    • B25D2250/365Use of seals

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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は油圧打撃機の打撃ピストン支持装置の改良に関
する。
(従来の技術) 従来、第7図に示すように、油圧打撃機1としては、打
撃ピストン2の前室3と後室4に油圧を交互に供給し
て、該ピストン2の往復動でチゼル5を打撃するものが
実用化されている。
また、上記ピストン2の後端側に高圧ガス室6を形成し
て、ピストン2の打撃力を高めるものも実用化されてい
る。
ところで、シリンダ状機体7の前室3側のピストン軸嵌
合部Aと後室4側のピストン軸嵌合部Bには、シール部
材がそれぞれ設けられている。
具体的には、ピストン軸嵌合部Aは、第3図に拡大して
示すように、ドレン用凹部7aの前側にシール用凹部7bが
設けられ、該凹部7bに、Oリング8とシール部材9が収
納され、Oリング8によってシール部材9を前室側のピ
ストン軸2aに向って張り出させることにより、大気側a
と油圧側bとの間をシールしている。なお、10はダスト
シールである。
また、ピストン軸嵌合部Bは、第4図に拡大して示すよ
うに、ドレン用凹部7cの両側にシール用凹部7d,7eが設
けられ、該各凹部7d,7eに、Oリング8,8とシール部材9,
9が収納され、Oリング8,8によってシール部材9,9を後
室側のピストン軸2bに向って張り出させることにより、
油圧側bとガス側cとの間をシールしている。なお、11
はガスシールである。
(考案が解決しようとする課題) そして、各ピストン軸嵌合部A,Bにおいては、第5図に
その一部を拡大して示すように、油圧側bからの油圧に
よってOリング8を二点鎖線で示すように変形させるこ
とにより、シール部材9をピストン軸2a,2bに向けて張
り出させているが、シール部材9への負荷を減少させる
ためシール部材9の直前にドレン用凹部7a,7cが設けら
れているために、油圧が漏れてシール部材9の張出力が
弱まり、シール部材9でピストン軸2a,2bを支える力が
不充分であったから、ピストン軸2a,2bと機体(シリン
ダ)7とが金属接触して焼付くという問題があった。な
お、第6図に示すようなウレタン製のシール部材12でも
同じである。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので、シ
ール部材の張出力を強化して、ピストン軸の支え力を高
めることにより、金属接触に起因する焼付きを未然に防
止することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、シリンダ状の機体に打撃ピストンが
前後動自在に嵌合され、該ピストンの前室側のピストン
軸嵌合部と後室側のピストン軸嵌合部とに、シール部材
を、油圧によってピストン軸に向けて張り出させてピス
トン軸を支持させるシール部材の加圧用油圧室が形成さ
れていることを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、シール部材を、加圧用油圧室の油圧によりピ
ストン軸に向けて張り出させてピストン軸を支持させる
ようにしたものである。
したがって、油圧によってシール部材の張出力が強ま
り、ピストン軸の支え力が高まるから、ピストン軸と機
体とが金属接触しなくなり、焼付きが生じなくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
なお、第3図以下と同一構成,作用の箇所は、同一番号
を付して詳細な説明は省略する。
第1図に示すように、ピストン軸嵌合部Aは、ドレン用
凹部7aの前側にシール用凹部7bが設けられ、該凹部7bの
前側に、一対のシール用凹部7f,7fが設けられている。
上記シール用凹部7bには、第3図と同様にOリング8と
シール部材9が収納されている。
また、一対のシール用凹部7f,7fにもOリング8,8とシー
ル部材9,9がそれぞれ収納されて、両シール部材9,9の間
に加圧用油圧室15が形成されている。上記機体7には、
油圧ポンプから油圧室15に油圧を供給するための油圧路
7gが設けられている。
第2図に示すように、ピストン軸嵌合部Bは、第4図の
凹部(ドレン用)7cを利用して、該凹部7cの両側に、一
対のシール用凹部7d,7eが設けられ、前側の該凹部7dの
前側に、シール用凹部7hが設けられている。
該シール用凹部7hには、Oリング8とシール部材9が収
納されている。
また、一対のシール用凹部7d,7eにもOリング8,8とシー
ル部材9,9がそれぞれ収納されて、両シール部材9,9の間
に加圧用油圧室16が形成されている。
上記機体7には、油圧ポンプから油圧を供給するための
油圧路7iが設けられている。
なお、ピストン軸嵌合部Bには、第4図のようなドレン
用凹部を設けていない。
上記のような構成であれば、ピストン軸嵌合部Aにおい
ては、油圧ポンプから油圧路7gを介して油圧室15に油圧
が供給され、該油圧室15の油圧により、一対のシール用
凹部7f,7fの各Oリング8,8が変形されてシール部材9,9
の張出力が強まり、ピストン軸2aの支え力が高まって、
ピストン軸2aと機体7とが金属接触しなくなる。
なお、シール用凹部7bのシール部材9は、直前にドレン
用凹部7aがあるために、前室3からの油圧が漏れて張出
力が弱く、ピストン軸2aを支える力が不充分であるが、
ピストン軸2aは、上述したシール用凹部7f,7fのシール
部材9,9で支えているので、支え力は特に必要ない。
一方、ピストン軸嵌合部Bにおいては、油圧ポンプから
油圧路7iを介して油圧室16に油圧が供給され、該油圧室
16の油圧により、一対のシール用凹部7d,7eの各Oリン
グ8,8が変形されてシール部材9,9の張出力が強まり、ピ
ストン軸2bの支え力が高まって、ピストン軸2bと機体7
とが金属接触しなくなる。
なお、シール用凹部7hのシール部材も後室4からの油圧
により張出力が強く、ピストン軸2bの支え力がある。
また、後室4とガス室6との間に高圧の油圧室16が介在
していることから、ガス室6のガスの密封性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第7図のAに相当する本考案に係るピストン軸
嵌合部の拡大図,第2図は第7図のBに相当する本考案
に係るピストン軸嵌合部の拡大図,第3図は第7図のA
に相当する従来のピストン軸嵌合部の拡大図,第4図は
第7図のBに相当する従来のピストン軸嵌合部の拡大
図,第5図はOリングとシール部材の拡大図,第6図は
第5図の変形例の拡大図,第7図は油圧打撃機の断面図
である。 1…油圧打撃機、2…打撃ピストン、2a,2b…ピストン
軸、3…前室、4…後室、7…機体、7d,7e,7f…シール
用凹部、8…Oリング、9…シール部材、15,16…加圧
用油圧室、A,B…ピストン軸嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ状の機体に打撃ピストンが前後動
    自在に嵌合され、該ピストンの前室側のピストン軸嵌合
    部と後室側のピストン軸嵌合部とに、シール部材を油圧
    によってピストン軸に向けて張り出させてピストン軸を
    支持させる加圧用油圧室が形成されていることを特徴と
    する油圧打撃機の打撃ピストン支持装置。
JP1989124893U 1989-10-25 1989-10-25 油圧打撃機の打撃ピストン支持装置 Expired - Lifetime JPH0731972Y2 (ja)

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KR101315419B1 (ko) * 2012-03-07 2013-10-14 주식회사수산중공업 브레이커의 피스톤 누유 방지장치

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